JP2009051630A - シート材積載装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート材積載装置において用紙の補給時における操作性を良好かつ確実なものとする。
【解決手段】シート材を積載する給紙トレイ110と、給紙トレイ110に積載されたシート材のシート端部に当接、離間可能に配置され、前記シート端部に当接してシート材の位置を規制するエンドフェンス120と、を備え、エンドフェンス120は、給紙トレイ110に係合するロック状態、前記シート積載部から離脱したアンロック状態に設定されるロック部材130と、ロック部材130よりも上方に設けられ、ロック部材130に連結され、前記ロック部材をロック状態又はアンロック状態に設定する操作部140と、操作部140と前記ロック部材とを連結するロッド133とを備える
【選択図】図4

Description

本発明はシート材積載装置に係り、特にシート材を積載するシート積載部と、シート積載部に積載されたシート材のシート端部に当接、離間可能に配置され、前記シート端部に当接してシート材の位置を規制する端部規制部材とを備えたシート材積載装置に関する。
画像形成装置には給紙装置が備えられ、印刷用紙等のシート材が1枚ずつ画像形成部に搬送される。ここで、給紙装置にはシート材積載装置が配置され、シート材積載装置には画像が形成される印刷用紙等のシート材が多数積載されている。
図15は従来の画像形成装置のシート材積載装置を示す斜視図である。シート材積載装置300は、上部に開口を備えた箱状のシート積載部である給紙トレイ310内に、積載されたシート材の端部に当接してシート材の位置を規制する端部規制部材としてエンドフェンス320が配置されている。エンドフェンス320は、給紙トレイ310内においてシート材の搬送方向に移動可能に配置されると共に、その下部においてロック装置330で、給紙トレイ310の所定の位置に固定できるようになっている。そしてこのロック装置330にはロック装置330のロック状態、アンロック状態を切り替える操作部材331が配置されている。
シート材積載装置300内にシート材を配置するには、エンドフェンス320下部にあるエンドフェンス320のロック装置330の操作部材331を操作してロック装置330をアンロック状態とし、シート材を配置した後、エンドフェンス320の位置をシート材の後端に合わせた後、エンドフェンス320の下部にあるロック装置330の操作部材331を操作してロック装置330をロック状態としてエンドフェンス320を給紙トレイ310内に固定するものとしている。
ここで、エンドフェンスの役割について説明する。シート材積載装置では、給紙時において、図3(a)に示すように、ピックアップコロ11、フィードコロ12a、リバースコロ12bによって、給紙トレイ内部に積載された用紙17を最上面から給紙、分離して画像形成装置本体へ搬送する(図中矢印F)。ところが、図3(b)に示すように、最上面にある用紙をピックアップコロ11によってフィードコロ12aとリバースコロ12bとの接触部である分離部に送り出すときに複数枚の用紙がまとまったブロックとして前記分離部に入るときがある。このような場合に分離部で用紙を分離して1枚のみを画像形成装置本体4へ送り込む。このとき、最上面用紙の下に位置している用紙はリバースコロ12bによって図中矢印R方向に戻される。戻された用紙18の先端がピックアップコロ11から外れないようにするために用紙18後端にエンドフェンス120が設けられている。エンドフェンス120を配置していないと、図3(c)に示すように、用紙18の後端がピックアップコロ11から外れることとなり、次給紙時に不給紙・連送り・順番狂い等々の不具合が発生する。エンドフェンス120はこのような事情に鑑みて配置されているのである。
類似のシート材積載装置として以下のものがある。特許文献1には、用紙を積載する積載部と、前記用紙の幅方向にスライドし、前記用紙の側端部のうち一方を規制する側面ガイド板と、前記側面ガイド板のスライド動作を案内する2つのラックギヤと、前記ラックギヤの間に設けられたピニオンギアと、前記側面ガイド板を固定するロック軸と、前記ロック軸に対しスライドするロック部材と、を有する給紙装置であって、前記2つのラックギヤのうち、一方には前記ロック部材が取り付けられ、他方には前記ロック軸が取り付けられ、かついずれか一方に前記側面ガイド板が取り付けられているものが記載されている。
また、特許文献2には、大容量のシートを積載可能とする場合であっても、積載されたシートを適正に位置決め可能とする信頼性に優れたシート収納庫及び画像形成装置として、調節つまみを反時計回りに回転させると、サイド規制部材はカムによってシート収納庫の内側にスライドし、ロック回転軸は、プーリ、ベルト、段ギヤ、段ギヤ、ベルト、プーリを経て回転駆動が加わり、ロック回転軸とは反対方向である時計回りに同一量回転
し、サイド規制部材はカムによってシート収納庫の内側にサイド規制部材と同一量スライドするようにしたものが記載されている。
更に特許文献3には、移動式バックフェンスを備え、左トレイに積載された用紙の束の後縁略中央部を押圧して右トレイに用紙を移送する押圧部と、第2トレイに固設され、押圧部を用紙移送方向に往復移動をガイドするガイド部材と、左トレイ底部に配設されたプーリで張設され押圧部が結合されるワイヤ及びプーリに接続される正逆転モータを有する駆動部と、この正逆転モータの回転方向によって回転速度を変えるモータ制御手段とを備え、右トレイの用紙がすべて消費されると、左トレイの用紙が押圧部によって押圧され、自動的に
右トレイに移送されるようにしたものが記載されている。
特開2006−8316号公報 特開2000−309431号公報 特開2001−240260号公報
しかしながら、従来のシート材積載装置300にあっては、ユーザは、シート材の補給時、エンドフェンス320のアンロック操作、ロック操作を行うに際して、ユーザは給紙トレイ310の最下部にあるロック装置330の操作部材331まで手を伸ばし、操作部材331を操作しなければならず、不自然な姿勢を取らなければならず、操作性が不良でありロック操作が確実に行えないおそれがある。この操作は、シート材積載装置300のシート材の積載枚数が多いと、それだけ給紙トレイの深さが増すためやりにくくなる。
そこで本発明は、用紙の補給時における操作性を良好かつ確実なものとすることができるシート材積載装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、シート材を積載するシート積載部と、前記シート積載部に積載されたシート材のシート端部に当接、離間可能に配置され、前記シート端部に当接してシート材の位置を規制する端部規制部材と、を備え、前記端部規制部材は、前記シート積載部に係合するロック状態、前記シート積載部から離脱したアンロック状態に設定されるロック部材と、前記ロック部材よりも上方に設けられ、前記ロック部材に連結され、前記ロック部材をロック状態又はアンロック状態に設定する操作部と、前記操作部と前記ロック部材とを連結する伝達部材と、を備えることを特徴とするシート材積載装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載のシート材積載装置において、前記操作部は、前記端部規制部材に配置された取手部に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のシート材積載装置において、前記シート積載部は、前記シートが載置される積載台と、前記積載台に積載され載置されたシートを押し上げる積載台上昇機構と、積載されたシートから最上位置に配置されたシートを分離する分離機構と、を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載のシート材積載装置において、前記ロック部材は、シート積載部の内部に固定されたラック部材と、前記端部規制部材の下部に配置され前記ラック部材に噛合するピニオン部材と、を備え、前記操作部と前記ピニオン部材とが前記伝導部材で連結されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載のシート材積載装置において前記操作部には、前記伝導部材に連結された回転部材と、前記回転部材に押し付けられ前記固定部材の回転を防止する押圧部材と、前記押圧部材を前記回転部材に押し付けるレバー部材とを備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載のシート材積載装置において、前記操作部には前記シート載置部内に上下方向に沿って配置された中空のステー部材を備え、前記伝導部材は前記ステー部材の内部に配置されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は6記載のシート材積載装置において、前記レバー部材は、前記操作部に操作部を挟んで前記シート材の配置方向と逆の方向に配置したことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5乃至7のいずれか記載のシート材積載装置において、前記固定レバー部材に配置した前記回転部材は、周囲に突起部を備えたギヤ形状であり、前記押圧部材、前記回転部材に噛合する爪部を形成していることを特徴とする特徴とする。
請求項9の発明は、請求項5乃至8のいずれか記載のシート材積載装置において、前記レバー部材の上面に傾斜面を設けたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項5乃至9のいずれか記載のシート材積載装置において、前記レバー部材の握部に凹凸部を設けたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか記載のシート材積載装置において、前記操作部は前記シート載置部内に上下方向に沿って2本のステー備え、2本熨すテー部材は、配置されるシート材の対称軸に対して線対称となる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれか記載のシート材積載装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、端部規制部材は、シート積載部に係合するロック状態、前記シート積載部から離脱したアンロック状態に設定されるロック部材と、ロック部材よりも上方に設けられ、前記ロック部材に連結され、前記ロック部材をロック状態とするロック位置及びアンロック状態とするアンロック位置に設定する操作部と、前記操作部と前記ロック部材とを連結する伝達部材とを備えるので、上部の操作部を操作して端部規制部材のロック解除できるので、操作性が良いという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下本発明の実施例に係る画像形成装置を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係る画像形成装置の構成説明図、図2は図1に示したシート材積載装置の内部構成を示す斜視図である。
画像形成装置3は、図1に示すように、画像形成装置本体4と、画像形成装置本体4の一側面に接続された給紙装置5により構成されている。この例では、給紙装置5には、2台のシート材積載装置100が搭載されている。
シート材積載装置100は、図2に示すように、用紙束を積載する底板111を有したシート積載部である給紙トレイ110と、用紙束の最上部の用紙を1枚ずつ取り出して画像形成装置本体4側へ給紙する給紙手段である給紙ユニット9とを備えている。給紙ユニット9には、ピックアップコロ11と、フィードコロ12aと、リバースコロ12bとが配置されている。これらのコロ11、12a、12bは、予め設定されたそれぞれの給紙タイミングによって回転駆動される。また、給紙トレイ110内には、底板111上に積載されたシート材の束である用紙束の幅方向(給紙方向と直交する方向)側面をガイドするサイドフェンス13を両側に配置し、用紙束の後方には後端面を押えるエンドフェンス120が配置されている。
ここで、用紙束の上限検知はフォトインタラプタからなるセンサー15により行い、センサー15によって用紙の給紙位置を検知し、用紙の残量が少なくなっても常に用紙の給紙位置がばらつかないように、底板111を上昇モータMで上下動させることにより用紙の給紙位置の制御を行っている。このように給紙分離条件を一定に保つために、用紙積載量が増減しても常に給紙位置が一定となるように、用紙上限位置の最適化を常に行っている。
なお、センサー15を動作させるアクチュエータ16は、ピックアップコロ11及びフィードコロ12aと連結された構成となっており、アクチュエータ16の端部に配置したフィラーがセンサー15を遮光することにより、常に用紙の上限を検知し、ピックアップコロ11の位置を一定に保つようになっている。また、用紙の積載量の減少と合わせて底板111が上昇しても、この位置検知をこのアクチュエータ16によって行う。
給紙トレイ110は、給紙装置5の本体から抜差し可能な構成で、ユーザが用紙を給紙トレイ110にセットするときには、給紙トレイ110を引出す。
図3はシート材積載装置内におけるシート材の搬送状態を示すものであり、(a)は給紙状態を示す模式図、(b)はエンドフェンスの作用を示す模式図、(c)は不具合が発生した状態を示す模式図である。給紙ユニット9は、図3(a)に示すように、にピックアップコロ11と、フィードコロ12aと、リバースコロ12bによって給紙装置5内部に積載された用紙17を最上面から給紙・分離して画像形成装置本体4へ搬送する(図中矢印F)。
ところが、図3(b)に示すように、用紙最上面の用紙をピックアップコロ11によってフィードコロ12a及びリバースコロ12bの接触部である分離部に送り出すとき、複数枚の用紙がブロック状態で分離部に取り込まれることがあり、このような場合に分離部で用紙を分離して1枚のみを画像形成装置本体4へ送り込む。このとき、最上面用紙の下に位置している用紙18はリバースコロ12bよって図中矢印R方向に戻される。
ここで、エンドフェンス120が配置されていると、図3(b)に示すように、戻された用紙18の先端がピックアップコロ11から外れないようになる。
仮にエンドフェンス120がないとすると、図3(c)に示すように、戻された用紙18の先端がピックアップコロ11から外れ、不給紙・連送り・順番狂い等々の不具合が発生することになる。
図4及び図5は実施例に係るシート材積載装置を示す斜視図である。シート材積載装置100は、前記給紙トレイ110に積載されたシート材のシート端部に当接、離間可能に配置され、前記シート端部に当接してシート材の位置を規制する端部規制部材であるエンドフェンス120を備えている。
エンドフェンス120は、ロック部材130と、ロック部材130より上方であり、エンドフェンス120の先端部に設けられる操作部140を備える。ロック部材130は、操作部140の操作により、エンドフェンス120が給紙トレイ110の底板111に係合するロック状態、エンドフェンス120を底板111から離脱して移動できるアンロック状態に設定することができる。ここで、操作部140とロック部材130とは、伝達部材であるロッド133で連結されている。
本例に係るシート材積載装置100において、エンドフェンス120は、図4に示すように底板111から立設される2本のステー121,122を備え、このステー121,122の上部に前記操作部140を配置している。なお、前記ロッド133は、ステー121内に配置される。操作部140は、ユーザが把持してエンドフェンス120を移動させるためのエンドフェンス移動取手150と、前記ロック部材130を操作するエンドフェンス固定レバー160とが一体に形成され構成されている。操作部140がエンドフェンス上部に位置していることから、給紙トレイ110の積載容量が多く、給紙トレイ110の上面から底板111までの距離が大きい場合であっても、ユーザは手を底板111まで手を伸ばすことなく、楽な姿勢で操作部140を操作することができる。
また、エンドフェンス120は、図5に示すように、ステー121,122を用紙の配置位置のセンターCに対し左右対称に配置するようにしている。これにより、リバースコロ12bに戻された用紙の後端を左右対称に配置されたステー121,122で正対して受け止めることができ、スキューを防止することができる。
図6はシート材積載装置のエンドフェンス操作部の拡大斜視図である。本例では、エンドフェンス120の操作部140のロック部材130は、ユーザがエンドフェンス固定レバー160を手で握ることにより解除され、エンドフェンス固定レバー160を任意の位置へ移動できるようになる。そして、エンドフェンス固定レバー160を所定の位置に移動した後、エンドフェンス固定レバー160を離すことによりロック部材130がロック状態となり、エンドフェンス固定レバー160を前記底板111上の任意の位置に固定することができる。
このため、本例では、エンドフェンス固定レバー160がエンドフェンス移動取手150と一体に構成され、その役目を兼ねているため、エンドフェンス120を用紙の端部に合わせる際は、エンドフェンス固定レバー160を握ってエンドフェンス120を移動させ、エンドフェンス固定レバー160を離すことによりエンドフェンス120が固定されるという2動作で済ませることができる。
本例では、エンドフェンス移動取手150とエンドフェンス固定レバー160とが一体となって操作部140を構成しており、操作部140がエンドフェンス120の上部に配置されていることから、給紙トレイ110の用紙積載容量が多く底板111までの距離が大きい場合であっても、ユーザは楽な姿勢でエンドフェンス120を操作することができる。
次にロック部材130について説明する。図7は実施例に係るシート材積載装置のロック部材の構成を示す斜視図である。ロック部材130は、ステー121内に配置されたロッド133と、このロッド133の上端に回転部材である固定ギヤ134と、ロッド133の下端にピニオン部材としてのピニオンギア132とを備えて構成される。また、ロック部材130は、底板111固定され、前記ピニオンギア132に噛合するラック131を備える。
給紙トレイ110内において、エンドフェンス120は、ピニオンギア132がラック131に噛合しつつ、用紙幅に直交する方向に移動可能に構成できるように構成される。そして、ロック部材130の固定ギヤ134の回転を禁止することによりロック状態を実現し、固定ギヤ134の回転を許容することによりアンロック状態を実現することができる。
次にロック装置の操作について説明する。図8はエンドフェンスの操作部を示す拡大斜視図、図9はロック状態における操作部を示す平面図、図10はアンロック状態における操作部を示す平面図である。本例では、エンドフェンス固定レバー160は、回転軸163で操作部140に対して回動可能に配置されている。また、エンドフェンス固定レバー160の端部には、前記固定ギヤ134に噛合する歯車状の歯部161を備えている。また、操作部140において、エンドフェンス固定レバー160を操作して歯部161は固定ギヤ134に噛合させると、図9に示すように、固定ギヤ134の回転は禁止され、ロック部材130をロック状態とすることができる。なお、エンドフェンス固定レバー160は、常時圧縮バネ162でロック状態になる方向(図9中矢印A1,A2)に付勢されている。
ロック部材130をアンロック状態にするには、図10に示すように、エンドフェンス固定レバー160を矢印B1方向に押し込み、回転軸163を中心にして矢印B2方向に回転させる。これにより、歯部161は、固定ギヤ134から外れ、固定ギヤ134は回転することできるようになり、ロック部材130はアンロック状態となる。従って、ユーザは、エンドフェンス固定レバー160を操作してアンロック状態(図10)とし、任意の位置にエンドフェンス120を移動して固定させることができる。このとき、エンドフェンス固定レバー160の移動方向(矢印B1)を用紙束側に向かう方向としておくことが操作上好ましい。
なお、この例では、エンドフェンス固定レバー160を回動させて、歯部161を固定ギヤ134に噛合するようにしたが、歯部161を固定ギヤ134に押し付けるには、リンク、摺動機構を用いることができる。また回転部材を固定するためには、バネ・ゴム・スポンジ・空気圧・自重等を利用することができ、どのような方式を採用するかはコストとエンドフェンス内部のスペースとの兼ね合いで定めることができる。
更に、回転部材を固定する固定部材は、爪形状を備える部材、ゴム製の部材で形成した摩擦部材とすることができる。更に、固定部材は、上記例のように固定レバー自体に歯部161を設ける等できるほか、別部品として固定レバーに配置することができる。
次にエンドフェンスのステー121内におけるロッド133の配置状態について説明する。図11はエンドフェンスを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)中のB−B線に相当する断面図である。エンドフェンス120のステー121,122は断面コ字状に構成され、ステー121の内部に前記ロッド133が配置される。このため、ロッド133はユーザの目に触れにくいこととなり、見栄えが良好となる。なお、本例では、エンドフェンス120は、用紙束が断面コ字状のステー121,122の平面部に当たるように配置しており、ステー121,122で用紙が傷つかないようにしている。
このような構成を備えたシート材積載装置100にシート材である用紙束Sを積載する動作について説明する。図12はシート材積載装置への用紙の積載状態を示す斜視図である。まずエンドフェンス固定レバー160を操作してロック部材130をアンロック状態とし、所定の位置にエンドフェンス120を移動して、用紙束Sを配置する。そして、エンドフェンス120を用紙束Sに側に移動させエンドフェンス120を用紙束Sの端部に接触させる。このとき、エンドフェンス固定レバー160を用紙束S側に押し、そのまま用紙束側にエンドフェンス120を移動させる。上記のように、エンドフェンス固定レバー160の押し出し方向(矢印B1)と、エンドフェンス120を動かす方向は同一方向であると、ユーザは一方向の操作でロック部材130のアンロックと、エンドフェンス120の移動を行うことができ。操作上の違和感が生じない。
エンドフェンス固定レバー160は、操作性を高めるため様々な形状とすることができる。図13はエンドフェンス固定レバーをユーザの手と共に示す斜視図、図14はエンドフェンス固定レバーを示す斜視図である。
図13に示す例は、エンドフェンス固定レバー160の上面に傾斜面154を形成したものである。ユーザはエンドフェンス120の上方から手Hを添えて操作することが一般的であるため、傾斜面154によりエンドフェンス固定レバー160をユーザに手Hで握りやすくすることができる。
図14に示す例では、エンドフェンス固定レバー160にリブ状の凸部165を設けており、そのことによりユーザにそこが操作レバーであるとの認識をさせやすくすると共に、滑り止めとしても機能させている。
実施例に係る画像形成装置の構成説明図である。 図1に示したシート材積載装置の内部構成を示す斜視図である。 シート材積載装置内におけるシート材の搬送状態を示すものであり、(a)は給紙状態を示す模式図、(b)はエンドフェンスの作用を示す模式図、(c)は不具合が発生した状態を示す模式図である。 実施例に係るシート材積載装置を示す斜視図である。 実施例に係るシート材積載装置を示す斜視図である。 シート材積載装置のエンドフェンス操作部の拡大斜視図である。 実施例に係るシート材積載装置のロック部材の構成を示す斜視図である。 エンドフェンスの操作部を示す拡大斜視図である。 ロック状態における操作部を示す平面図である。 アンロック状態における操作部を示す平面図である。 エンドフェンスを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)中のB−B線に相当する断面図である。 シート材積載装置への用紙の積載状態を示す斜視図である。 エンドフェンス固定レバーをユーザの手と共に示す斜視図、図14はエンドフェンス固定レバーを示す斜視図である。 エンドフェンス固定レバーを示す斜視図である。 従来の画像形成装置のシート材積載装置を示す斜視図である。
符号の説明
3 画像形成装置
4 画像形成装置本体
5 給紙装置
9 給紙ユニット
11 ピックアップコロ
12a フィードコロ
12b リバースコロ
13 サイドフェンス
15 センサー
16 アクチュエータ
17 用紙
18 用紙
100 シート材積載装置
110 給紙トレイ(シート積載部)
111 底板
120 エンドフェンス(端部規制部材)
121,122 ステー
130 ロック部材
131 ラック
132 ピニオンギア
133 ロッド(伝達部材)
134 固定ギヤ
140 操作部
150 エンドフェンス移動取手
154 傾斜面
160 エンドフェンス固定レバー
161 歯部
162 圧縮バネ
163 回転軸
165 凸部

Claims (12)

  1. シート材を積載するシート積載部と、
    前記シート積載部に積載されたシート材のシート端部に当接、離間可能に配置され、前記シート端部に当接してシート材の位置を規制する端部規制部材と、
    を備え、
    前記端部規制部材は、
    前記シート積載部に係合するロック状態、前記シート積載部から離脱したアンロック状態に設定されるロック部材と、
    前記ロック部材よりも上方に設けられ、前記ロック部材に連結され、前記ロック部材をロック状態又はアンロック状態に設定する操作部と、
    前記操作部と前記ロック部材とを連結する伝達部材と、
    を備えることを特徴とするシート材積載装置。
  2. 前記操作部は、前記端部規制部材に配置された取手部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート材積載装置。
  3. 前記シート積載部は、
    前記シートが載置される積載台と、
    前記積載台に積載され載置されたシートを押し上げる積載台上昇機構と、
    積載されたシートから最上位置に配置されたシートを分離する分離機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のシート材積載装置。
  4. 前記ロック部材は、
    シート積載部の内部に固定されたラック部材と、
    前記端部規制部材の下部に配置され前記ラック部材に噛合するピニオン部材と、
    を備え、前記操作部と前記ピニオン部材とが前記伝導部材で連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のシート材積載装置。
  5. 前記操作部には、前記伝導部材に連結された回転部材と、前記回転部材に押し付けられ前記固定部材の回転を防止する押圧部材と、前記押圧部材を前記回転部材に押し付けるレバー部材とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のシート材積載装置。
  6. 前記操作部には前記シート載置部内に上下方向に沿って配置された中空のステー部材を備え、
    前記伝導部材は前記ステー部材の内部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のシート材積載装置。
  7. 前記レバー部材は、前記操作部に操作部を挟んで前記シート材の配置方向と逆の方向に配置したことを特徴とする請求項5又は6記載のシート材積載装置。
  8. 前記固定レバー部材に配置した前記回転部材は、周囲に突起部を備えたギヤ形状であり、前記押圧部材、前記回転部材に噛合する爪部を形成していることを特徴とする特徴とする請求項5乃至7のいずれか記載のシート材積載装置。
  9. 前記レバー部材の上面に傾斜面を設けたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか記載のシート材積載装置。
  10. 前記レバー部材の握部に凹凸部を設けたことを特徴とする請求項5乃至9のいずれか記載のシート材積載装置。
  11. 前記操作部は前記シート載置部内に上下方向に沿って2本のステー備え、2本熨すテー部材は、配置されるシート材の対称軸に対して線対称となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載のシート材積載装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか記載のシート材積載装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

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