JP2009051134A5 - - Google Patents

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Claims (14)

  1. ポリプロピレン系樹脂を主体とする基層の表裏両面にポリオレフィン系樹脂を主体とするシール層が積層されており、二軸延伸されているとともに、厚みが10μm以上70μm未満であり、かつ、ヘイズ値が0.4%以上5.0%以下である生鮮品包装用のポリプロピレン系樹脂積層フィルムであって、
    基層およびシール層を構成するポリプロピレン系樹脂が気相法によって形成されたものであるとともに、少なくともシール層中に無機微粒子が添加されており、かつ、下記式(1)〜(4)を満たすことを特徴とする生鮮品包装用のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
    (1)基層を形成する樹脂、シール層を形成する樹脂の少なくとも一方に防曇剤が配合されていること
    (2)40℃の雰囲気下で測定した動摩擦係数が0.3以上1.1以下であること
    (3)フィルムを2枚重ねて減圧したときにフィルム間から空気が抜け切るまでの時間である空気抜け指数が1.5秒以上9.0秒以下であること
    (4)狭角拡散透過率が5%以上17%以下であること
  2. 積層フィルム全層中に15mg/kg以上150mg/kg未満のAlが含まれていることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  3. 基層が、プロピレン−エチレン共重合体によって形成されており、そのプロピレン−エチレン共重合体におけるエチレン含有量が0.5重量%以上1.5重量%未満であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  4. 積層フィルムの全層に対するシール層の厚みの比率が1/60〜1/3であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  5. 基層およびシール層に防曇剤が添加されていることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  6. 50℃の温水を入れた容器の開口部を覆わせた状態で5℃の雰囲気下で30分間放置してから室温の雰囲気下に取り出した後の露の付着面積が全体の1/4以下であることを特徴とする請求項5に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  7. 刃先角度を60度に調整し刃先設定温度を390℃に調整した溶断シール機を用いて、刃先温度370℃で120袋/分のショット速度にてフィルムの溶断シール袋を作成した場合の不良率が5%以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  8. 140℃で1秒間、1kg/cmの圧力を加えてシール層同士を熱融着させた後に、それらの熱融着部分を180度剥離させたときの強度が、1.5N/15mm 以上6.0N/15mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  9. シール層表面の濡れ張力が35mN/m以上45mN/m以下であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  10. シール層を形成する樹脂が、メルトフローレートを1.5g/10分以上9.0g/10分に調整したもの、あるいはそれらの混合物であることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  11. シール層を形成するポリオレフィン系樹脂層中に、平均粒径が1.0μm以上12.0μm未満で細孔容積が1.0ml/g以上2.0ml/g未満の無機系微粒子が添加されていることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  12. 防曇剤が、ポリオキシエチレンアルキルアミン型防曇剤、ポリオキシエチレンアルキルアミン脂肪酸エステル型防曇剤、脂肪酸グリセリンエステル型防曇剤の内の少なくとも2種以上を併用したものであることを特徴とする請求項5に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  13. 積層フィルム全層中の防曇剤量が0.2重量%以上1.5重量%未満であることを特徴とする請求項5に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルム。
  14. 請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂積層フィルムを製造するための製造方法であって、
    ポリプロピレン系樹脂とポリオレフィン系樹脂を複数の押出機から共押出法により溶融押し出しすることにより、未延伸のポリプロピレン系樹脂積層シートを形成するフィルム化工程と、
    そのフィルム化工程で得られる未延伸のポリプロピレン系樹脂積層シートを縦方向および横方向に二軸延伸する二軸延伸工程とを含んでおり、
    下記要件(a)〜(e)を満たすことを特徴とするポリプロピレン系樹脂フィルムの製造方法。
    (a)前記フィルム化工程が、無機系微粒子を添加して1回造粒したプロピレン−エチレン共重合体と、無機系微粒子を添加して2回造粒したプロピレン−エチレン共重合体と、ポリプロピレン系樹脂とによってシール層を形成するものであること
    (b)前記フィルム化工程における造粒が、100rpm以上500rpm以下の回転速度に調整した回転体を利用して行うものであり、1回目の造粒における回転体の回転速度を2回目の造粒における回転体の回転速度より高くしたものであること
    (c)前記フィルム化工程が、プロピレン−エチレン共重合体によって基層を形成するものであるとともに、そのプロピレン−エチレン共重合体におけるエチレン含有量を0.5重量%以上1.5重量%未満に調整したものであること
    (d)前記フィルム化工程が、溶融押出しされたシート状の溶融樹脂をチルロールに巻き付けながら冷却水中を通過させて冷却することによって未延伸ポリプロピレン系樹脂積層シートを形成するものであること
    (e)前記二軸延伸工程が、縦方向および横方向に二軸延伸した後に熱固定を行うものであるとともに、前記熱固定の温度を160℃以上170℃未満に調整したものであること
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