JP2009050836A - 有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。 - Google Patents

有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。 Download PDF

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Abstract

【課題】省設置スペースで省エネルギーとメンテナンスフリーである、厨房調理屑、食べ残しを処理できる船舶搭載ガーベッジタンクを提供する。
【解決手段】処理槽2形状は問わず、槽内処理水中散気28で酸素供給、破砕水流攪拌装置5で有機物をバイオ急速分解形状迄破砕攪拌、攪拌電動部位発熱は槽内処理水で受熱水温上昇で寒冷地域でも加熱ヒーター不要、有酸素水中分解で無臭処理、破砕水流攪拌槽内遊泳有機物は安全な純粋酵群でナノ分子迄分解し、水中棲息菌類で急速沈殿分解することで、槽内処理水は透明浄化排水を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として、船舶食品調理加工の残渣、或はその他の廃棄有機物の、水中分解処理に関する船舶装置のガーベッジタンク、及び海洋汚染防止に関するものである。
地球規模の環境汚染防止で種々の国際条約批准による、船舶及び陸上施設を問わず、有機廃棄物分解処理に係るもので、船舶搭載用、或は陸上施設用としても、有機物を水中分解消滅処理方式で水に変え、固形有機物排出を防除し、処理機自体で可能な限り浄化して排水し、省エネルギー、省スペース、無臭、有機物消滅、メンテナンスフリーと言う、あらゆる観点から環境保全対応処理機として開発、自然環境保護の大局的観点から大きな役割を果たすものである。
本発明の構成部材は、従来の常識を破棄して、一切の機械加工部材を必要とせずに、市販汎用機器、及び研究開発機器の装着だけで、最高の機能効果を持ち、各種能力を発揮するものである。
船舶では、周知の各種生ごみ処理技術は、原形或は破砕後の生ごみをガーベッジタンクの処理槽に投入し、公海に排出投棄が殆どであるが、ガーベッジタンクを持たない船舶では、やむを得ず陸揚げ焼却処理、又は船舶搭載焼却炉で処理しているが、償却炉は二酸化炭素及びその他の有害ガス発生と燃料消費の為、昨今では焼却処分している船舶は少ない。
又、ガーベッジタンクの貯留キャパシティーの問題から、生ごみ消滅処理機を別途設置している船舶も多く、別途設置の生ごみ処理機の消滅度と無臭処理度、その他発酵ガスの安全性の実績から、海上保安庁等国家機関船舶搭載の生ごみ処理機の機種は弊社と海上保安庁長官共同特許取得の処理機しか無く、分解媒体剤として基材を装填し、発酵処理剤を処理槽に添加するもので、無機類に近い卵の殼、魚の骨類、蟹甲羅等迄分解するが、同時に処理槽内発酵の条件である機械的攪拌方式である為にメンテナンスも必然的に発生し、メンテナンス費用のロスが大きい。
単なる貯留、公海での排水目的のみの貯留ガーベッジタンクの欠点から、貯留中に自然発酵で強烈な複合臭気や、ガーベッジタンク水位センサーに油脂類汚物付着等で水位感知電気導通センサーの感知異常発生で、オーバーフローすることも珍しく無い。
又、ガーベッジタンク内には、固形有機物が多く存在する為に、公海での船外排水の場合に、排水ポンプに異常をきたし、排水不能もしばしばである。
昨今では、船舶の生活排水も船外排水が出来ない港湾も有り、やむを得ず、バラストタンクに一時的に移送貯留し、外海でバラストタンクから船外に排水する事が多いが、現状のガーベッジタンク内の有形生ごみの残留物が、バラストの数多く密集している強度隔壁の隅に残留し、腐敗し、防錆塗料を侵し、仮に公海上としても雑菌混入水の排出にもつながり、グローバルな自然環境にも有害である事は周知の事実で有る。
発明が解決しようとする課題
従来のガーベッジタンク本体は単なる水槽タンクで、厨房排出の調理残渣、及び、食べ残し残渣の貯留槽に過ぎない。
しかも、破砕投入しても、10mm角の有形のものも多く、排水管の曲がり部分と船外排出ポンプの吸引口での詰りや、船外排出ポンプのインペラ詰りで、機能停止が頻繁に起こっている。
港内停泊時には、生活排水の船外排出不能な港が多く、従って、ガーベッジタンク容積貯留では追いつかずに、必然的に船底バラストタンクに一時的に貯留して、公海での排出を行うが、バラストタンク内部の多くの船舶強度保持隔壁のすみに、有形生ごみが残留し、バラストタンク排水空洞時に、湿度と温度で発酵し、防錆塗装を侵して鋼材腐蝕の要因ともなっている。
又、ガ−ベッジタンクは単なる厨房処理残渣の貯留槽である為に、貯留物の油脂類が浮上して、電極水位センサー棒の表面に付着して導通不能となり、オーバーフローでデッキ漏水事故も頻発している。
同時に、ガ−ベッジタンク内での有形の有機物は腐敗以外に消滅することなく、船外排水のBOD値は数千の値をもち、公海とは言え、汚染防止国際条約批准の各国の責任からも、容認しがたい面もある。
バラストタンク排水でも、自然界への安全性から滅菌排水が義務付けられているが、食品残渣だから良いはずが無く、船外排水BOD値は低下させるべきである。
船内に、ガーベッジタンクを設置していない船舶も多く、必然的に海洋投棄もせざるを得ない小型船舶に搭載可能な容器を、在来船にも搭載して海洋汚染を防止すべきである。
滅菌処理排水には、一端別置きの排水タンクでも設置し、過酸化水素滅菌処理後、バイオ分解して公海排水すべきだが、現状では、滅菌排水のガーベッジタンク等は全く皆無である。
ましてや、トイレ汚物と共に、船内生活排水の総てを処理する機種など皆無であるが、究極的な処理は、合併処理タンクである。
課題を解決する手段
食品残渣や廃棄有機物の処理を、海洋浮遊物自然浄化作用と同様に、本発明のガーベッジタンク水中で無臭分解消滅させれば、機械加工の必要もなく装置も簡単で、省エネルギー化が出来、処理槽の形状の如何を問わず、在来船は既存ガーベッジタンクの流用も可能で機器製作費も維持費も微小で済み、浄化排水で自然界の負担を減少去ることが出来る。
それには、シンプルな各種形状の処理槽内で、浮遊有機物の詰りによる災いのもととなる各種水中ポンプインペラー室の空気抜き穴を必要とせずに、散気管からの散気による水中ポンプ機能停止問題も皆無で、吸引吐出の一定間隔交互稼働で、水中遊泳有形有機物の破砕吸引吐出で、水流攪拌で、有機物分解処理材添加で、有形有機物を無形の分解水に変え、排水は水中ポンプと水中散気の一定時間停止で、沈殿浄化された処理槽水深の中間透明水を排水して、新規の有酸素水の清水又は海水を補充し、バイオ水流攪拌で有機物の分解消滅すれば良い事である。
本発明の破砕水流攪拌装置は、他に類を見ない、非常に簡素な形態で、水中設置の各種ポンプ機器、各種の電動モーター攪拌機、等々の機器組み合わせで、従来の攪拌軸と攪拌翼を駆動機で減速回転させる機械加工と多種部品による煩雑多品種構成を排除した。
水流攪拌と同時に破砕刃で投入有機物を破砕する理由は、破砕して放水するもの等異なり、必要が有ればガーベッジタンクの灰吸い口に1mm乃至2mm直径の金網を設置も可能で、処理槽内で微細粒子に機械的に破砕して、その上で各種酵素群によりナノ分子に移行させ、最終では水中分解自然菌類でバイオ分解速度を早める為である。
河川浅瀬のせせらぎの様に雨水の援助を受けて気中酸素を水中に取り込む為には、溶存酸素量が大きい清水又は海水を用途によって選択し、新鮮有酸素水の一定量の添加注水と共に、新鮮空気の水中散気をするが、空気中に20%前後しかない酸素を有効に水中溶存させる為には、気泡の大きさは小さければ小さい程有効である事は常識で、水との比重差からナノ粒度気泡として乳白色変化させる事で分解機能上昇速度は非常に早くなり、加圧空気の粒度が大きい水中散気による槽内処理水の上昇水流攪拌は困難だが、水中酸化分解機能は当然大きい。
排水は、処理排水濾過網を経由して処理槽外に排水するが、それを通過した槽内処理水中遊泳の卵殼或は蟹甲羅等の分解過程の微細無機類は、比重差で沈殿させて分離させる為に、排水経路の途中の槽の中又は槽壁外に貯留槽を設けて沈殿貯留し、一定期間毎に撤去廃棄するか又は処理槽内に戻入れして分解継続する。
投入有機物の破砕目的は、あまでも単位質量当たりの表面積を拡大しで分解を助ける為であって、従来の固定着床方式設置目途の、有機物分解により多くの数の有機物を住まわせて分解促進を図るものであり、本発明はそれに加えて有機物をより小さくナノ分子に或はそれに近付け、より早い分解で浄化するが、先入れ先出し法で連日投入される総内投入有機物は絶えず処理槽内に存在する為、分解処理材の配合は、急速沈降材配合で破砕水流攪拌装置停止後30分或は1時間後には、槽内処理水は遊泳中の分解過程の有機物を含めて沈殿させ、処理槽上部位の槽内処理水は透明或はそれに近い浄化水で、排水BODは低く、破砕水流攪拌装置の停止から沈殿完了、排水開始の時間設定で、浄化度合い排水が自由にコントロールが出来る利点もあり、外洋上ではBOD規制値無し排水で、港湾内では透明排水をも可能にした。
本発明で、最も大きな特徴は、処理槽自体及び攪拌装置で、全く機械加工構造を排除したシンプルな機構である。
水流攪拌に用いる汚水汚物水中ポンプであるが、全世界の水中ポンプ業界の水中ポンプに、本発明に装着した水中ポンプ以外には絶対的に1機もない事を明記すべきである。
専門用語で俗に言うエアーロックと称する、ポンプインペラーに気泡が溜まり吸引吐出機能が停止する現象、このエアーロック回避の為に世界中の水中ポンプには必ず、インペラーハウジング貫通で空気抜き穴が開放状態で開いており、水中ポンプ稼働中は、吸引された気泡は、加圧吐出水と共に、直径5mm前後の空気抜き穴から絶えず水中で放出してポンプ機能を維持していることは周知の事実である。
しかし、水中ポンプの生命は揚程能力といっても過言ではないが、水中稼働中は空気抜き穴から常時リ−ク吹き出し吐出しており、当然ながら空気抜き穴が大きければ大きい程にリーク量も大きく、揚程が低下して商品価値も低下する事から、各社共空気抜き穴は直径5mm前後で、揚程約1mを犠牲にしているのが現状である。
しかし、純粋の液体だけの用途ではない、全世界の汚水汚物水中ポンプと称する物は、汚水汚物と言う一種の固形物も水中に混入している用途の為のポンプであり、この水中遊泳の微細な固形物も、汚水と共に吸引される以上、水流破吐出口迄の空気抜き穴に引き込まれて処理槽内に空気抜き穴からリ−ク吐出し、細い糸状になった有機物繊維素類は、100%の絶対的確率で空気抜き穴に引っかかり、1本引っかかればそれが次第に類を呼び積層、空気抜き穴封鎖でポンプ機能は停止することは、水中ポンプ大手3社製品20機の水中攪拌実地試験でも全機の食う来抜き穴閉鎖機能停止をとなった。
空気抜き穴の閉鎖によるポンプ機能停止を避ける為に、有機物の水中分解に不可欠な処理槽内酸素供給散気を水面付近で行い、エアーロック防止を試みた所、気泡の咬み込みによるエアーロックによるポンプ機能停止は逃げられたが、それ以上の大きな問題で、空気抜き穴の繊維素詰りは解消せずに、空気抜き穴部位のインペラーハウジング内部の回転水流で繊維素有機物の積層塊状を形成し、その中には微細無機類も混入しており、回転部位の摩擦抵抗でポンプインペラーの急速摩耗及び、ひどい時には摩擦による起動不能な事件まで発展した。
特に汚水汚物水中ポンプで、樹脂製のポンプインペラー及びインペラーハウジングでは汚物が有るかぎり、10件の実験検証で全機とも、平均数か月、長くても12か月以内にポンプインペラー及びインペラーハウジングの摩耗穴あき破壊状態で処理槽内のリーク量からポンプ吐出口からの吐出圧力皆無となり、実験検証結果から、汚水汚物水中ポンプには水流接触部位の樹脂素材では機能継続発揮不能が判明した。
宿命の水中ポンプ空気抜き穴の形状には、単なる貫通穴以外に、ラムネ瓶同様な構造でポンプ起動時の吐出圧力立ち上がり前に空気抜き穴から空気を抜き、吐出圧力が上がった段階にはガラス球が押されて空気抜き穴を閉鎖し、有機物等の食う来抜き穴からのリーク引っかかりを防止し、ポンプ停止でガラス球は自重落下で、食う来抜き穴は解放する苦肉の策の水中ポンプも有るが、これとて実験検証では、ポンプ稼働中のガラス球下部位には次第に積層物が溜まり、最後にはガラス球の上下運動が停止し、空気抜き穴閉鎖で、エアーロック現象でポンプ機能が停止した。
又、当然ながら本来のポンプ用途から吸引吐出排水で、水位下降での空気吸引やポンプインペラーの高速回転での気泡吸い込み、汚水汚物で有るかぎり有形物もあり、本発明の場合には水中散気管からの気泡吸引も有り、日本の大手ポンプメーカー荏原製作所、及び鶴見製作所ですら、その対応は永久的課題で不能の意向回答があり、本発明には必需機器である為に自社開発のやむなきに至り、次の通り対処した。
先ず、汚物汚水水中ポンプであるかぎり、異物混入は常識であり、災いの元である空気抜き穴は不要として閉鎖したところ、水中稼働時点の口径40mmの水流吐出口ポンプ揚程は汚水汚物水中ポンプの本来の揚程性能が6mであったが、空気抜き穴からのリークがない事から6.5mと上昇し、この事は水流吐出口からの吐出圧力が増大した事となる。
当然ながら、水中散気管からの気泡を吸った場合には、空気抜き穴が無いために、本来ならポンプ吸引、吐出の機能喪失となるが、本発明の破砕水流攪拌装置に、空気抜き穴不要の汚水汚物水中ポンプを使用した場合には、ポンプインペラーが空気を吸っても、瞬間的に水流吐出口から気泡を排出する為には、ポンプインペラーを従来の水平装着から、20度前後傾斜させ、水流吐出口を傾斜上部向けて傾斜設置する事で、吸引空気はポンプインペラーの回転で傾斜上部位の水流吐出口から瞬間吐出が可能となり、本来のポンプ機能が保たれた。
この事によって、日本の、いや、世界中の水中ポンプメーカーが、種々空気抜き穴形状改善を模索し、あるメーカーの汚水汚物水中ポンプでは、縦長の空気抜き穴室を設けでガラス球を装填し、ポンプ稼働中は吐出圧力でガラス球を押しあげて空気抜き穴を塞ぎ、ポンプ停止や、空気を咬んで吐出圧力がゼロになればガラス球は比重で落下して空気抜き穴が開き空気抜きが可能なポンプ迄あるが、非常に斬新な様に見えるが、残念ながらポンプ吸引稼働中にポンプインペラー高速回転水流遠心力で、繊維状を含めた無機微細粒子等が、空気抜き穴室のガラス球下部に加圧挿入堆積され、肝心な気泡吸引時にはガラス球が落下せずに、空気抜き穴を塞いだままで機能せず、問題解決には至らず、世界的に永久的課題と言う水中ポンプの空気抜き穴による種々の災いが、本発明によって解消され、同時に水中吐出リーク解消で、ポンプ揚程機能迄が上昇し、世界初の汚水汚物水中ポンプが出来たが、つけ加えれば、純粋の液体のみの水中ポンプの場合には、従来の空気抜き穴でも問題はないが、汚水汚物水中ポンプである限り、有形物は必然的に水中混入遊泳している事をポンプ製造社は念頭に置くべきである。
処理水の排水は、従来製作の造船所、或はタンクメーカーのガーベッジタンクは、高濃度汚濁排水を常識にして、排水地域の規約や規定を設定しているが、環境保全機器としての社会的責任を重視して、本発明はグローバルな地球環境保全機器として、日本及び近隣諸国の海洋環境保全に、より以上の機能効果を発揮するものとしての発明である事も述べておく。
一槽式のガーベッジタンクの沈殿物は、分解度が悪い繊維素でも日数の経過で消滅するが、排水過程での水中汚濁物の浄化では、各種の水中汚濁物沈降剤を水中投入してBOD及びSSの各値を低下させる事が望ましいが、船舶と言う特殊環境下でのローリングやピッチングの動揺環境の為に、発想の転換をし、常識的浄化槽の第一槽の沈殿槽である静を動に替えて機械的破砕水流攪拌の流動槽に変え、機械的に微細破砕し表面積を増大させた有機物を、第二槽で繊維素、蛋白質、澱粉、油脂等の分解酵素群配合で最分解してナノ分子に変換、第三槽で従来からの分解微生物着床材経の接触を含めて、槽内処理水遊泳自然分解菌で分解消滅させ、微量な炭酸ガスと水に変換し、最後の第四槽で分解時間的に残存の遊泳微細有機物は、再度急速沈降剤添加によって沈降させて透明水で、或は微細微小有機である為に環境付加微小としてそのままで、滅菌室経由で船外排出するかを選べるような、処理機能別隔壁付きガーベッジタンクも実験的に実施して効果を確認した。
ちなみに、ガーベッジタンク排水ポンプの設定位置は、処理槽の形状と投入物によって水面からの距離と沈殿時間が公式的に表示不能なため、昇降枠付きの沈殿浄化排水ポンプとして、最良の排水位置に固定可能としたが、破砕水流攪拌装置停止後40分で、空の飲料清水ペットボトルにこの処理水を入れたところ、無臭透明であった事から、第三者が飲料水と間違えてはいけない事から、敢えて、他の容器に入れ替えた程である。
破砕水流攪拌の稼働時間は、平均的には、5分稼働で30分停止し、又5分稼働で30分停止のインターバルであるが、槽内投入有機物の種類や量によっては電気制御盤内の稼働停止タイマーの設定で人為的に変更可能としても、破砕水流攪拌の1日の延べ平均稼働時間は約4時間乃至5時間前後であり、排水時間も、攪拌停止後の経過で、電気制御盤で自動設定されれば、汚濁水の排水はあり得ず、排水BOD及びSSの値は、自由に選択が可能である。
このことから、単にガーベッジタンクに限らず、汚水汚物等生活排水全般の船内処理も可能であり、単に船舶搭載用に限らず、陸上施設の一般家庭や中小企業でも、本発明によって環境保全を推進する事が可能であり、濃厚な鍋物料理の液状槽内投入有機物でも、如何なる浄化も可能であり、将来に備えての濾過滅菌装置を付設すれば、飲料水にでも浄化不可能で、飲料水以外の二次清水での再使用も可能である。
この、ガーベッジタンクのデッキ上設置面積は、一日100kgの処理能力でも、最大で約2000mm平方である。
次に、ギャレー厨房が複数に分かれていても、それぞれから排出される廃棄有機物の処理は、船舶と言う狭隘な貴重なスペースを有効に使う為に、処理機本体1基で、それぞれからの相関で自動投入すれば良く、末端槽のクリーンな最終排水を、本発明の処理槽に新鮮有酸素水として再導入すれば、ランニングコストも、極限迄低下する。
本発明の特徴として、既存のガーベッジタンクをそのまま利用して処理槽とし、稼働コントロール機器ユニットを形成して処理槽内設置機器は個別に処理槽内に設置、処理槽外機器との電気及び配管類は、フレキシブルホース配管で結続することで、既存のガーベッジタンクも機能性付加が可能となる。
発明の効果
本発明は、従来のガーベッジタンクには無い種々の効果を列挙する。
1、原形有機物を、破砕ディスポーザーに入で、処理槽内の破砕水流攪拌装置で、急速バイオ分解可能のナノ分子迄微細化され、槽内水流攪拌分解消滅で発生食品残渣を含めて有機物の全てが、計測不能な微量な炭酸ガスと水に代わり、沈殿浄化排水も出来る。
2、分解媒体基材等の処理槽内装填は一切不要で、槽内有酸素水の槽内処理水だけで、ランニングコストが低廉である。
3、破砕水流攪拌装置は、従来の機械加工の攪拌軸と翼と異なり、駆動機騒音や軸受け摺動騒音や点検整備故障修理もなく、その上破砕水流攪拌装置が水中ポンプの場合、水中ポンプの宿命でもある空気抜き孔不要で、水中散気管から発生の気泡を吸っても、ポンプインペラーのエアー咬み込み機能喪失はない。
4、破砕水流攪拌装置が、処理槽内で処理水を吸引と吐出で槽内で対流攪拌する為に、設置形態で吐出方向は自由に替えられ、処理槽の形態が円筒形、矩形等々の如何なる形状でも有効に作用する。
5、処理槽からの排水は、二系統排水が出来、一系統は、処理槽内中間水深からの排水で沈殿浄化排水、もう一つは処理槽底部位からの排水で、外洋排水のBOD値が2000前後の排水で、排水場所によっての選択も出来る。
7、船舶搭載と言う設置環境から、有機栽培農家や植林或は自然山林散布投入の有機物の100%有機液体肥料に変換のメリットがないが、船内栽培野菜が今後増加すれば、100%リサイクルとなり、安全な有機栽培と環境保全が可能。
8、高度の浄化排水が必要な港湾停泊排水の場合に、微細有機物遊泳の槽内処理水を、定時的に稼働する破砕水流攪拌装置の稼働停止後、一時間も経過しない短時分で、遊泳汚濁有機物を急速沈殿させて、クリーンな透明排水も可能である。
9、処理槽内での沈殿有機物は、次の時間の破砕水流攪拌装置の稼働とバイオによって、順次、先入れ先だしで分解され、処理槽内は常時一定の未分解物量であり、槽内未分解量の処理槽内日毎の増量は無い。
11、処理槽は樹脂製或は鋼製も又既存容器から大型ではプール迄自由に選択出来で、槽壁は断熱構造、その上、破砕水流攪拌装置に水中ポンプ或は水中設置水密構成の電動モ−ター攪拌機を使用すれば、電動機は槽内処理水による冷却であり、槽内処理水は受熱温度上昇し、別途設置の加熱装置の必要は全く無く、極寒極暑地共に、外気遮断で使用可能である。
12、ガーベッジタンクの本体は、従来の常識を破って機械加工の構造は一品もなく、機器部品装着だけの、超シンプル構造でありながら、他に類を見ない高度機能であり、水流攪拌トルクも一定の為、小型から大型迄格安で製造可能である。
13、装備機器は、主として、破砕水流攪拌装置と水中散気の間欠運転で、動力電気代は微小であり、液体バイオは分解処理剤タンクに複数月毎に充填すれば、自動添加で消費価格も微小である。
14、陸上施設や船舶で、複数の厨房で発生する槽内投入有機物を一か所に設置の1基の処理機本体で、集合導入処理する事も可能であり、その場合は垂直落下の移送投入は単なる落下管で済むが、水平移送の場合には、複数の発生場所に、加水破砕ディスポーザーと移送ポンプをユニット化して、自動移送で処理機本体迄ポンプで加水破砕移送も可能で、その距離は移送ポンプの能力変更で、自由に距離設定が可能である。
15、小型船舶では、ドラム缶、木樽、或は他の水槽でも、槽内に破砕水流攪拌装置であるポンプ、水中散気管、沈殿浄化排水ポンプ、有機物分解菌着床材、これらの装填だけで稼働コントロール機器ユニットを直接、又は併設すれば、全く機能は同一の処理槽となり、従来にはないメリットがある。
発明の実施する為の最良の形態
ガーベッジタンク(1)の処理槽(2)内に充填して水中分解に使用する為の槽内処理水(3)は、海洋では貴重な清水でなく、海水を使用しても良いが、海水移送管の防蝕素材では常識的にステンレスSUS304乃至316を使用するが、普通鋼SS400に樹脂或はゴム等を内面コーティング処理の方が、電気腐蝕穴あきの性格があるSUSよりも防蝕効果が良い事も有り、素材選択には注意を要する。
槽内投入有機物(4)を、水中でより早く分解するには、破砕水流攪拌装置(5)によって槽内処理水を、排水時以外は滞留させず、対流させなければならない。
又、槽内投入有機物(4)の処理槽(2)内での分解速度昂進の為には、バイオ急速分解可能な域までの有機物の機械的な前段階的破砕と槽内処理水(3)への散気による酸素供給と共に水面の空気接触度合いも増加させる。
この酸化分解の自然現象を処理槽(2)内で再現する為、槽内処理水(3)は破砕水流攪拌装置(5)の吸引破砕刃(7)を経由して破砕された槽内投入有機物(4)は、表面積が増大して水流吐出口(6)から加圧水流で処理槽(2)内で吐出水流が起き、この繰り返しで、バイオによる急速な分解が可能な形状迄微細化される。
船舶安全性の原則から、加水破砕ディスポーザー(8)が、万一故障した場合の対策で事前破砕をしなくても機能を発揮する、原形の槽内投入有機物(4)の水中分解方式を採用している。
船舶以外の陸上施設でも、複数の厨房で発生する槽内投入有機物(4)を、遠隔の場所に設置の1基の処理槽(2)で分解消滅処理をする場合には、加水破砕ディスポーザー(8)から加水破砕水と共に破砕物移送ポンプ(9)で、処理槽(2)内に自動投入する事によって、省エネルギーと共にコスト低廉につながる。
原形の槽内投入有機物(4)は、処理槽(2)の形状がかわっても、破砕水流攪拌装置(5)の設置姿勢と水流吐出口(6)の方向によって、如何様な破砕粒度及び攪拌水流方向の選択も可能なものである。
先ず、水中での破砕水流攪拌装置(5)には、異物混入水の有機物の破砕もする汚水汚物水中ポンプ(10)、超微細に破砕してバイオ分解を助けるグラインダーポンプ(11)、水密構造で主として水流躍起で異物破砕も行う水中設置の電動モーター攪拌機(13)、処理槽(2)の外に設置の各種の陸上ポンプ(12)、及び槽外設置の電動機で攪拌軸、翼を回す電動モーター攪拌機(13)等があるが、
槽内処理水(3)の有機物混入の破砕水流攪拌装置(5)にポンプ類を使用する場合の破砕機構部位は、ポンプインペラー(14)が装着されたインペラー軸(15)を、インペラーハウジング(16)の外迄延長し、その先端に平面又は傾斜、或は屈曲の吸引破砕刃(6)を装着するが、投入破砕された有機物が、ポンプ吸引開口部(17)の、インペラー軸(15)とインペラーハウジング(16)の間隙のポンプ吸引開口部(17)に引っかかって吸引開口面積を塞ぐか、或は狭める事も再々あるので、吸引開口面積維持で、吸引開口間隙破砕刃(18)をインペラー軸(15)に装着し、破砕水流攪拌装置(5)本体は、処理槽(2)上部から処理槽(2)内の規定位置に固着のスライドレールで槽内沈下設置するが、処理槽(2)底部位に固定でも良い。
しかし、水中ポンプ類でも、投入物質によってはグラインダーポンプ(10)を装着する事もあるが、この場合には、ポンプ吸引開口部(17)周囲にはポンプ固定破砕刃(19)が装着され、その内周に近接してインペラ軸(15)装着の回転グラインダー刃(20)がついているので、吸引開口間隙破砕刃(15)の装着必要性はないが、万一の、加水破砕ディスポーザー(8)の故障の場合の原形有機物投入で、大きな面積の、だし昆布によるポンプ吸引開口部(17)の全面封鎖も有り得ることから、インペラー軸(15)を、インペラーハウジング(16)の外迄延長し、その先端に平面又は傾斜、或は屈曲の吸引破砕刃(6)を、安全の為に装着する。
次に、破砕水流攪拌装置(5)に、処理槽(2)外に設置する陸上ポンプ(12)を使用する場合には、ポンプ吸引開口部(17)を、槽壁(21)に、壁貫通開口して水線下に装着し、インペラー軸(15)を槽壁(21)内側迄延長し、その先端に吸引破砕刃(6)と吸引開口間隙破砕刃(18)を装着し、水流吐出口(7)は、配管で槽壁(21)を貫通して固着し、槽内処理水(3)の水流方向は自由に設定可能であるが、この方式の一つの欠点は、陸上循環ポンプ(12)自体の故障撤去段階には、処理槽内の水位を下げなければ撤去ができない事である。
次に、槽内処理水(3)の水流攪拌では、電動モーター攪拌機(13)の場合は、水中電動モーター攪拌機(22)の場合は、螺旋翼又はプロペラ翼の水流攪拌翼(23)を装着して攪拌するが、水流攪拌翼(23)の吸引側に、吸引破砕刃(7)を装着し、正転逆転の交互回転を行う時には水流攪拌翼(23)装着の両端に吸引破砕刃(7)を装着する事もあり、時には螺旋翼又はプロペラ翼自体が破砕機能をもって水流攪拌を行う事も出来る。
次に、有機物の水中での分解消滅機構を説明する。
気中酸素を水中に取り込む為には、溶存酸素含有量が大きい新鮮清水又は海水を、設置条件と用途によって選択し、新鮮有酸素水(25)を添加する事によって槽内処理水(3)の溶存酸素供給に役立てるが、船舶既存の清水タンク又は船内海水移送管等から処理槽(2)内に一定時間毎に一定量の給水をする。
槽内投入有機物(4)の水中分解は、水中溶存酸素度合いによってバイオ分解促進に差が出るが、酸素との接触を常時行う為に、槽内散気加圧装置(27)で空気を極力微細気泡にして、処理槽(2)内の水中散気管(28)から槽内処理水(3)に散気して、有機物水中酸化分解で消費減少した酸素の補充を行う。
水中散気の方法には、微細穴あきの水中散気管(28)から気泡を水中放出すれば、槽内処理水(3)に酸素供給すると同時に、水中発生気泡の上昇を利用して槽内処理水(3)の攪拌にも約立てる事が出来る。
もう一つの水中散機方法は、高圧ポンプで槽内処理水(3)又はフレッシュな清海水を加圧して空気を混入し、マイクロバブル的微細気泡で処理槽(2)内に導入する方法もあり、この場合は気泡が微細になればなる程、気泡表面積が増大するので槽内処理水への酸素供給度は増加するが、一方では微細気泡の為に水中散気による槽内処理水(3)の上昇の攪拌能力はないので、他の攪拌幇助が有った方が良い。
槽内処理水(3)に水中散気管(28)から気泡が放出されている状態で、破砕水流攪拌装置(5)が水中ポンプの場合には、その機種が汚水汚物水中ポンプであっても、槽内処理水(3)中に遊泳の有機物によって水中ポンプ必須の空気抜き穴が詰まり、閉鎖状態になり、ポンプインペラー(14)に気泡が停流してポンプ吸引機能が停止し、又ポンプ空気抜き穴に詰まった有機物繊維素等が、種々災いしてポンプ機能に悪影響を発生させるが、本発明に装着の水中ポンプ類は、先ず空気抜き穴は廃止し、又は存在する場合には人工的に詰め物で閉鎖した上で、ポンプの水流吐出口(7)を傾斜上部位に約20度傾いた傾斜設置状況となり、或は水平設置の場合でも吐出口は上になり、ポンプインペラー(14)部位に空気が停滞する事がない設置形状とした事は、世界中の水中ポンプで類を見ない、本発明で開発された空気抜き穴不要の水中ポンプである。
又、水平横倒し形態で設置、又は倒立逆立ち形態での設置は、吸引気泡も吐出するが、従来から現在迄、汚水汚物水中ポンプ(10)の宿命として空気抜き穴に異物が詰まり、ポンプインペラー(14)での空気停滞ポンプ機能停止のみでなく、詰まりの繊維状有機物がインペラーハウジング(16)内に累積形状増大して、回転するポンプインペラー(14)及びインペラーハウジング(16)に摩擦抵抗を含めて瑕疵を与え、従来の常識では、この解決策が永久的課題であったが、本発明の水中ポンプ類は、空気抜き穴を最初から閉鎖した状態である為に空気抜き穴からの加圧水リーク解消で、ポンプ揚程機能能力も約1メートル機能が上昇した。
破砕水流攪拌装置(5)の処理槽(2)内の倒立逆立ち設置姿勢は、水中ポンプの場合は、水中散気管からの槽内処理水吸引で気泡によるインペラーの空気溜まり排除目的も結果的にはあるが、本来の主たる目的は、処理槽(2)内の槽内処理水(3)の水面浮上のままで水中遊泳も沈殿もしない軽量乾燥有機物の吸引破砕と、水流吐出口(7)の向きを処理槽(2)底部に向ける事によって、加圧水流で処理槽底部沈殿有機物の底部停滞から遊泳させて水中破砕攪拌する両者の目的である。
又、槽内投入有機物(4)に種々軟質樹脂フイルム等が混入する可能性が大きい時、同時に、バイオ分解を早める為の擬差異破砕には、グラインダー水中ポンプ(11)を設置する事で微細粒破砕も解消した。
次は、重要な環境保全での槽内処理水(3)の浄化排水法を述べる。
原形又は破砕の槽内投入有機物(4)を投入して破砕水流攪拌し、清水や海水を添加注入すれば当然水位が上昇するが、注水攪拌されて増量した槽内処理水(3)は、固形有機物の処理槽(2)外への流出防止の為に、攪拌中の排水稼働は行わず、破砕水流攪拌装置(5)及び槽内加圧散気装置(27)の停止後、槽内投入有機物(4)が浮上又は沈殿した段階に、制御盤によって槽内処理水(4)の深度中間に設置した沈殿浄化水排水ポンプ(30)によって処理槽(2)外に排水される。
しかし、排水には2方式を備え、攪拌中でも排水可能としたオポンプ位置設定も有り、外海での容認された高濃度BOD値排水方式は、沈殿浄化水排水ポンプ(30)の位置を下げれば良い。
処理槽(2)内の槽内処理水(3)中間設置に沈殿浄化水排水ポンプ(30)を設置するには、固定台板を槽壁に固着するのではなく、昇降枠を槽壁に吊り下げる事で、沈殿浄化排水ポンプ(34)の最良な設置が容易に出来る。
槽内投入有機物(4)の分解に必要な分解バイオとして、繊維素、蛋白質、澱粉、油脂の各物性を分解する純酵素群が配合された液体分解処理剤を、分解処理剤タンク(33)に貯留し、バイオポンプ(34)で分解処理剤添加管(35)経由で処理槽(2)内に添加するが当然ながら粉末の分解処理剤でも良い。
又、槽内処理水(3)での槽内投入有機物(4)分解処理過程では、種々分解菌類の添加投入も有り、又各種水中菌類の着床場所も必要な事から、如何なる用途でも使用可能な菌種配合構成から、有機物分解菌着床材板(36)を、処理槽(2)内の槽壁(21)に装着した。
槽内処理水(3)の排水を極限迄浄化して究極の浄化を図り、排水を飲料水迄の浄化も装置付加で十分に可能であり、人間精神的感覚から、現段階では、無色透明無臭殺菌の透明排水清水にして、水洗トイレの洗浄水等の二次清水でリサイクル使用が意識的限界で、外国港湾規制が有る港では、BOD1乃至5に浄化する事も容易であり、その為の別置きの破砕水流攪拌分解槽(40)を設置し、処理槽(2)からの排水を導入して再浄化する事も必要に応じて行い、極限までの浄化排水とすることも行う。
ガーベッジタンク(1)の処理槽(2)が一槽式の場合でも十分な浄化排水が可能であるが、ガーベッジタンク〈1)のみで、より分解浄化機能を向上させる為の機種として、ガーベッジタンク(1)の処理槽(2)内が、隔壁によって仕切られ、第一槽は、槽内投入有機物(4)の破砕水流攪拌装置(6)の機械的破砕と同時に、バイオポンプ(38)での純粋酵素群配合の添加で極限までナノ分子に近付け、新鮮有酸素水(25)の注水添加、水中散気管(28)からの水中散気によって無臭で処理され、第二槽は第一槽からの有機物浮遊状態の流入水の自然界の有機物分解菌着床材板(36)への接触により、分解促進する槽で、最後は静止分解浄化槽で、沈殿した有機物は定時的に第一槽に逆送して再分解を行い、第三槽では、排水滅菌槽(42)経由での排水を行い、1基のガ−ベッジタンク(1)で、完全浄化をも可能にした機種である。
ちなみに、処理機本体(1)が一槽式で、一日の槽内投入有機物(4)の量が1日当たり50kg前後の場合の処理槽(2)の大きさは、槽内処理水(3)の容量は約500lで、円筒形縦形の場合の処理槽(3)の直径は約1000mmで高さは約1300mmの水量になる。
臭気は
水中分解である事と、密閉処理槽である為に、仮に有機物投入口(35)を開けても臭気発散は全くなく、大型の実地試験の為に設置実験した大手家電メーカー工場では、工場従業員の給食残渣処理で、建屋内に1日の処理能力が100kg1基と50kg1基を合計2基を設置し、2年間以上の実地試験を行っているが、臭気確認の為に、外部の新鮮空気呼吸状態から、臭気確認を意識して設置場所の閉鎖密閉状態の建屋の扉を開けて入室しても、全く臭気は感じられず、実地確認の為に有機物投入口(35)は再々開放されても臭気は全くないので、消臭装置の装着必要もなく、分解処理効果も2年以上の試験で現在尚異常もなく試験継続中で、処理槽(2)内を含めて、一切の機械加工がなく、ポンプ等の機器設置のみで、超シンプルの上、機能性は他に類を見ない。
本発明は、処理槽(2)等に一切機械加工ゼロの鋼製である事は前述の通りである事から、ドラム缶の様な既存の容器、或は既存設置のタンク、単なる有機廃棄物の貯留槽のガーベッジタンク等の容器を利用する事によって、安価で、容易に環境保全に参加する事が可能な目的も有る。
その為には、寸法が一定のドラム缶用、その他の既存容器用には別置きで、処理槽(2)として使用する既存容器内に装着する破砕水流攪拌装置(5)として使う汚水汚物水中ポンプ(10)、グラインダー水中ポンプ(11)、或は水中設置の電動モーター攪拌機(13)、水中散気菅(28)、槽内散気加圧装置(27)等は、個別にアレンジ装着し槽内散気加圧装置(27)、分解処理剤タンク(37)、バイオポンプ(38)等とこれらを制御する電気制御盤(37)等をユニット化すれば、容易に、環境保全に貢献可能な機器構成も行った。
角型形状一槽式のガーベッジタンクで、破砕水流攪拌装置が水中ポンプが装着された、斜視透視図、一部断面図である。 円筒形状多槽式のガーベッジタンクで、破砕水流攪拌装置が水中ポンプの倒立設置で、加水破砕ディスポーザー経由と、槽内投入有機物の直接投入の、斜視透視図、一部断面図で有る。 破砕水流攪拌装置が汚水汚物水中ポンプの、吸引破砕刃を装着の、インペラーハウジング部位の断面図である。 破砕水流攪拌装置がグラインダー水中ポンプ、吸引破砕刃を装着の、インペラ−ハウジング部位の断面図である。 破砕水流攪拌装置が、水中電動モーター攪拌機の、正転及び逆転使用が可能な、吸引破砕刃を水流攪拌翼の前後に装着の、断面図である。 破砕水流攪拌装置が陸上ポンプの、吸引破砕刃と吸引破砕刃と吸引間隙破砕刃を装着の、インペラーハウジング部位の断面図である。 円筒筒形状の一槽式の処理槽で、沈殿物戻し移送ポンプ装填の排水浄化タンク併設の、斜視透視図、一部断面図である。 処理槽を、既存容器を利用する場合の、槽内設置単機器類と、稼働コントロールする機器ユニットの、各機器部品の、斜視透視図、一部断面図である。 一槽円筒筒形状の隔壁三槽式の処理槽で、沈殿物戻し移送ポンプ装填で、生活排水全般処理の、斜視透視図、一部断面図である。
符号の説明
1 ガーベッジタンク
2 処理槽
3 槽内処理水
4 槽内投入有機物
5 破砕水流攪拌装置
6 水流吐出口
7 吸引破砕刃
8 加水破砕ディスポーザー
9 破砕物移送ポンプ
10 汚水汚物水中ポンプ
11 グラインダー水中ポンプ
12 陸上循環ポンプ
13 電動モーター攪拌機
14 ポンプインペラー
15 インペラー軸
16 インペラーハウジング
17 ポンプ吸引開口部
18 吸引口間隙破砕刃
19 ポンプ固定破砕刃
20 回転グラインダー刃
21 槽壁
22 水中電動モーター攪拌機
23 水流攪拌翼
24 水中溶存酸素
25 新鮮有酸素水
26 船内加圧空気管
27 槽内散気加圧装置
28 水中散気管
29 分解排水開閉弁
30 沈殿浄化水排水ポンプ
31 ポンプ昇降装置
32 透明水密窓
33 分解処理剤タンク
34 バイオポンプ
35 分解処理剤添加管
36 有機物分解菌着床板
37 電気制御盤
38 排水浄化タンク
39 沈殿物移送戻しポンプ
40 破砕水流攪拌分解槽
41 沈殿二次分解槽
42 排水滅菌槽

Claims (6)

  1. 船舶における、円筒形又は多角形等、種々形状のガーベッジタンク(1)の処理槽(2)内部には槽内処理水(3)が装填されており、処理槽(2)内に投入される槽内投入有機物(4)を処理槽(2)内で速やかにバイオ分解可能な、しかも、短時間分解可能な大きさに破砕すると同時に酸素供給を含めて水流攪拌する為、単数又は複数の、設置場所が処理槽(2)内又は処理槽(2)外に設置する、破砕水流攪拌装置(5)が装着される。
    破砕水流攪拌装置(5)の、処理槽(2)内の水流吐出口(6)吐出水流方向は、処理槽(2)内に充填された槽内処理水(3)を、攪拌に最適な方向に向けて水流攪拌し、槽内投入有機物(4)は、処理槽(2)内で流動遊泳によって破砕水流攪拌装置(5)の吸引破砕刃(7)で微細破砕され、処理槽(2)内破砕水流攪拌装置(5)の設置姿勢と水流吐出口(6)の向きを変化させることにより、槽内処理水(3)の吸引破砕と流動攪拌を自由にコントロールすることが出来る。
    又、ガーベッジタンク(1)が、槽内投入有機物(4)の発生場所付近、又は直下デッキに設置の場合には直接人的投入又は落下投入も良いが、槽内投入有機物(4)の発生場所が遠隔場所の場合には、槽内投入有機物(4)の発生場所に加水破砕ディスポーザー(8)を設置して破砕物移送ポンプ(9)で自動移送投入をする事も出来る。
    破砕水流攪拌装置(5)ば、その装置種類としては、汚水汚物水中ポンプ(10)、グラインダ−水中ポンプ、(11)、陸上循環ポンプ(12)、水中設置、又は処理槽(3)外に設置の、電動モーター攪拌機(13)等がある。
    汚水汚物水中ポンプ(10)の場合の吸引破砕刃(7)は、ポンプインペラー(14)装着のインペラー軸(15)をインペラーハウジング(16)のポンプ吸引開口部(17)の外部迄延長し、その先端に平面又は傾斜或は屈曲の吸引破砕刃(6)を装着するが、ポンプ吸引開口部(17)とインペラー軸(15)貫通の開口間隙空間に、開口面積を通過不能な大きさの根物野菜等の塊状有機物によるポンプ吸引開口部(17)の部分的閉鎖が起きるので、その防止の為に、吸引口間隙破砕刃(18)も装着する。
    槽内投入有機物(4)の破砕水流攪拌装置(5)がグラインダー水中ポンプ(11)の場合には、インペラーハウジング(16)のポンプ吸引開口部(17)周囲に凹凸形状の吸引間隙をもった形状のポンプ固定破砕刃(19)が固着され、その刃の内周に僅かな間隙をもった回転グラインダ−刃(20)がインペラ−軸(15)に固着されて回転するが、このインペラ−軸(15)を延長した先端に吸引破砕刃(6)を装着し、ポンプ固定破砕刃(19)と回転グラインダー刃(20)との間隙を覆う平面的有機物による吸引阻害を防止するが、吸引口間隙破砕刃(18)の装着は、ポンプ吸引開口部(17)の特殊形状から、装着してもしなくても良いが、破砕機能昂進の為に装着した方が良い。
    槽内投入有機物(4)の破砕水流攪拌装置(5)が、処理槽(2)外設置の陸上循環ポンプ(12)の場合には、槽壁(21)を貫通して、インペラー軸(15)を処理槽(2)内に突き出して槽壁(21)の外部に陸上循環ポンプ(12)を、水面下の位置で、水平又は傾斜して装着し、インペラー軸(15)の先端に吸引破砕刃(7)と吸引口間隙破砕刃(18)を装着し、槽壁(21)貫通部位にはパッキンシ−ル(24)で漏水防止を行い、ポンプの水流吐出口(7)の槽壁(21)貫通位置と方向性は、処理槽(2)の形状によって最良の水流攪拌が可能な位置と向きにする。
    槽内投入有機物(4)の破砕水流攪拌装置(5)が電動モーター攪拌機(13)の場合で、尚且、処理槽(2)内水中設置の水密の水中電動モーター攪拌機(22)の場合には吸引破砕刃(6)は、水流攪拌翼(23)自体が、破砕機能をもったエッジ状で、水中遊泳する槽内投入有機物(4)を処理槽内で吸引、破砕、吐き出しの水流躍起機能とする。
    破砕水流攪拌装置(5)の処理槽(2)内での水流吐出方向等の設置形態は処理槽(2)の形状及び容積によっても変わるが、水面浮上遊泳有機物の吸引破砕の必要が有る場合には、破砕水流攪拌装置(5)を水面から一定深度距離に設置してポンプ吸引開口部(17)を水平又は上部水面に向けて倒立設置し、浮上有機物の吸引破砕可能な位置に設定して水流吐出口(6)を処理槽(2)底部に向ける事より、沈殿有機物の水流攪拌巻上げ浮上遊泳をはかる事によって吸引破砕処理をも可能とした。
    同時に、水流攪拌で浮上遊泳不能な大きな槽内投入有機物(4)の沈殿物が多くある場合には、底部に吸引部位を向けて吸引破砕する破砕水流攪拌装置(5)の設置もするが、その場合は、破砕水流攪拌装置(5)が各種水中ポンプ類の場合は、水流吐出口(6)を本体傾斜頂点部にして20度傾斜でポンプ自体を傾斜装填し、傾斜設置で空気抜き穴不要で閉鎖、気泡吸引しても即時吐出で吸引吐出機能を維持する唯一の汚水汚物水中ポンプ(10)で、槽内投入有機物(4)の破砕水流攪拌装置(5)である。
    これは、破砕水流攪拌装置(5)が、汚水汚物水中ポンプ(10)の場合に最も重要な事は、各種水中ポンプ宿命の空気抜き穴は、特に汚水汚物水中ポンプ(10)の場合には尚更、常時、水中で吸引加圧吐出を行う中で、従来の水中ポンプの空気抜きの宿命で、吸引加圧水が空気抜き孔から常時加圧漏洩吐出リークしている為に、時にはガラス球状の侍従によって空気抜き穴室を吐出圧力で上下行動を起こすものも有るが、如何なる空気抜き穴の構造にしても、汚水汚物水中ポンプ(10)である限り、汚物は有形であり、中でも分解が遅い繊維素類が、吸引加圧水と共に空気抜き孔を通過途中で引っかかり、共が共を呼んで形状増大し、100%の確立で、必ず空気抜き穴は閉鎖され、その段階で気泡吸引で吸引吐出不能となりポンプ機能が停止する事は必至である。
    従って、本発明では、水中ポンプの空気抜き孔を設けずに、又、既に空気抜き穴がある場合は閉鎖し、その上でポンプ吸引開口部(17)を槽底に向け、水流吐出口(7)を20度前後傾斜頂上に位置して傾斜設置し、又、水平で横に寝かせた設置、或はポンプ吸引開口部(17)を水面に向けて倒立設置する場合でも、汚水汚物の遊泳有機物があるかぎり、ポンプ空気抜き穴の繊維素類の引っかかり累積によるポンプ機能減衰は必至で、災いの元の空気抜き穴は不要とし、原形投入された有機物を水中で、機械的に可能な限り速やかに微細分子迄移行させ、次にバイオによって急速分解を助けるかであり、その為に槽内投入有機物(4)の単位あたりの表面積を機械的破砕で増やし、その段階での酵素群配合バイオ材でナノ分子に更に移行させ、自然の水中分解菌類で分解消滅を容易にして急速分解させる物である。
    次に、槽内投入有機物(4)を急速に分解消滅させる為には、槽内処理水(3)の水中溶存酸素の常時補給が必要であるが、充填済みの槽内処理水(3)の槽内投入有機物(4)の分解に費やされた水中溶存酸素消費を補う為に、清水、又は海水を給水管(24)から、直接に新鮮有酸素水(25)の一定量の導入が有効であり、時には供給水貯留槽(26)に貯留してから処理槽(2)内に導入することもあり、一定時間毎に一定量だけ開閉弁等で注入する機構をもつ事もある。
    尚、新鮮有酸素水(25)供給による槽内処理水(3)の連続的攪拌と同時に、気体酸素供給の為に、船内加圧空気管(26)からの減圧で、又は槽内散気加圧装置(27)を装着して、処理槽(2)底部位設置の水中散気管(28)で水中散気するが、圧縮空気の散気管からの気泡形状が大きく、気泡の水中上昇で破砕水流攪拌装置(5)の停止時間帯の槽内処理水(3)の攪拌をも行う事ができるが、槽内処理水(3)への溶存酸素供給度だけで考察すれば、マイクロバブルの様な微細気泡での散気が、槽内投入有機物(4)の分解速度が早い事から、稼働と停止が交互に行われる間欠稼働の破砕水流攪拌装置(5)の攪拌稼働時間を伸ばして、微細気泡の水中散気をも行う事もある。
    処理槽(2)内に投入された有機物の分解は、水温が高い方分解が容易であることは周知の事実であるが、船舶隔壁内設置で有るかぎり、又船舶によっては空調ダクト設置の場合も有り、ことさら加熱装置を処理槽(2)内に設置する必要はなく、破砕水流攪拌装置(5)が、破砕水流攪拌装置(5)が汚水汚物水中ポンプ(10)、グラインダーポンプ(11)、及び、水中設置の電動モーター攪拌機(13)の場合は、駆動電動機の発熱を槽内処理水(3)自体が冷却水の働きをして受熱して水温上昇するので、如何なる寒冷地でも加熱装置は不要で省エネルギーとなる。
    処理槽(2)の槽壁(21)を貫通して、電動弁又は手動弁等の分解排水開閉弁(29)が装着されるが、
    排水の方式には、二つの方式が選択排水され、一つは、槽内処理水(3)の水位が上昇して上水位感知センサー信号で一定水量の排水を処理槽(2)下部から船外に、時にはバラストタンク内に、自動又は手動で排水する方式と、もう一つは、排水破砕水流攪拌装置(5)の間欠運転で、破砕水流攪拌装置(5)の停止後の一定時間経過してから槽内処理水(3)中の遊泳物がバイオで沈殿分離中間層の透明浄化された総内処理水(3)だけの排水を、処理槽(2)内の槽内処理水(3)の貯留水深の中間部位設置の排水口から、沈殿浄化された槽内処理水(3)のみを沈殿浄化排水ポンプ(30)の稼働によって、船外に、或はバラストタンク内に排水される、以上の二つの方法が有る。
    前者は従来からの通常の排水方式で、後者は浄化排水を要求される港内環境維持の場合や、特殊航路の場合に適応する
    総内処理水(3)の中間深度の沈殿浄化水排水の場合は、処理槽(2)内の槽内処理水(3)水位、水深が常時変化するばあいもあることから、処理槽(2)内に設置の沈殿浄化排水ポンプ(30)として水中ポンプ設置の場合は、処理槽(2)内のポンプ昇降装置(31)で、最良の位置に移動装着排水する事も可能である。
    処理機本体(1)の隔壁には単数又は複数の内部水位確認の為の透明水密窓(32)が設けられ、又、常識的に、マンホール点検口を設け、処理槽(2)内設置機器の点検、交換を容易にする。
    槽内投入有機物(4)の分解消滅と同時に、急速沈殿浄化の目的で配合される有機物分解バイオは、分解処理剤タンク(33)から定期的一定量の分解処理剤が、バイオポンプ(34)、又は落下点滴によって、処理槽(2)内に分解処理剤添加管(35)経由で添加される。
    処理機本体(1)の処理槽(2)内壁の一部位、又は全周囲部位に、有機物分解菌着床板(36)が装着され、槽内処理水(3)の水流攪拌によって接触させ、有機物の分解菌類の棲息増進と有機物急速分解を図る。
    ガーベッジタンク(1)に関連稼働する全ての電気機器類の稼働制御は、電気制御盤(37)によって行われる、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
  2. 分解処理剤タンク(33)内の分解剤が、槽内投入有機物(4)の種類によって繊維素、蛋白質、澱粉、油脂等の単独又は複合の分解酵素、食品発酵菌、及び各種有機物分解菌類、未分解有機物の水中汚濁物沈降剤配合の、請求項1記載の、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
  3. 分解処理剤タンク(33)内の分解剤が、有機物分解菌活動エネルギーに必要な炭素、窒素含有成分物質で、地球上の夫々の国々に存育している自然界有機物分解菌類の栄養素として添加する、請求項1乃至2記載の、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
  4. ガーベッジタンク(1)からの分解水排水が、別途設置の排水浄化タンク(38)に接続されて、分解水のより高度な浄化を図る為、及び、別置きの排水浄化タンク(38)の第一槽には処理槽(2)からの遊泳有機物等の流出があった場合に稼働する、沈殿物移送戻しポンプ(39)を装着して、処理槽(2)に逆移送して再度分解させる事と、必要ある場合の排水浄化タンク(38)の浄化された最終槽から、浄化済み排水を処理槽内に再利用する機構ももった、請求項1乃至3記載の、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
  5. ガーベッジタンク(1)が、生ごみ及び調理排水、洗面排水、風呂排水、洗濯排水、トイレ汚物汚水排水等の生活排水等の有機物混入を総合的に処理する機種として、処理槽(2)内部に、破砕水流攪拌装置(5)設置の破砕水流攪拌分解槽(40)、沈殿二次分解槽(41)、排水滅菌槽(42)に、夫々隔壁で分離された、請求項1乃至4記載の、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
  6. 既存の貯留構造のガーベッジタンクを処理槽(2)として利用する為、機器ユニットとして、破砕水流攪拌装置(5)、水中散気管、沈殿浄化排水ポンプ、有機物分解着床材(36)、分解処理剤タンク、バイオポンプ、等の個々物品と稼働制御の電気制御盤(37)を一括ユニット化して併設して既存タンクを利用する、請求項1乃至6記載の、有機物水中分解液化機能をもった船舶搭載ガーベッジタンク。
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