JP2009049647A - 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定のファイルフォーマットを崩さずに、少なくとも2つ以上のフレームレートで記録された動画に対して単純な制御で所望の再生レートでの動画再生を実現することが可能な画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】記録部26と、各フレームレートに対応して画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、記録部26に記録する制御部22とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を複数のフレームレートのうちの任意のレートで処理可能な画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラムに関するものである。
既存の動画記録方式(Motion JPEG, MPEG2/4/H.264 AVC, etc)では、フレームレートは予め静的な値(30fps/60fps etc)に固定されている。
したがって、一般的な画像撮像装置においては、動画で秒間あたり30または60フレームの記録である。
この場合、たとえば高速で移動する物体に対して、滑らかな画像を記録することができない場合がある。
このような状況に対応して、フレームレートを切り替えることが可能な装置が提案されている(たとえば特許文献1,2参照)。
特許文献1には、低速フレームレートと高速フレームレートの2つのフレームレートが混在した動画の記録再生方法が開示されている。
また、特許文献2には、60fps等の低速フレームレート記録中にユーザー操作等の要因によって記録レートを240fps等の高フレームレートに切り替わる場合に、フレームレートをリニアに変更することが可能な記録装置が開示されている。
特開2006−352581号公報 特開2007−116418号公報
ところが、たとえば3つ以上のフレームレートで動画記録可能な装置を使用した場合に、特許文献1に開示された技術で実現しようとすると、同一フレームレート単位でのストリーム情報(Video Stream Header)の追加および高レート記録区間を示すスーパーインデックス(Super Index)等を追加する必要があり、記録制御も複雑となるという不利益がある。
また、特許文献2に開示された技術では、図1に示すような、通常のRIFF AVI ファイルフォーマットに対して拡張的なファイルフォーマットとなり、高速記録された部分が別のストリーム情報として記録される。
このため、一般的に普及しているパーソナルコンピュータ(PC)用のプレーヤーソフトウェア等で再生すると低速フレームレートでの再生は可能であるが、高速記録された部分を再生することができないことがあるという不利益がある。
本発明は、所定のファイルフォーマットを崩さずに、少なくとも2つ以上のフレームレートで記録された動画に対して単純な制御で所望の再生レートでの動画再生を実現することが可能な画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理装置であって、記録部と、各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する制御部とを有する。
本発明の第2の観点は、被写体の像を撮像し画像データを出力する撮像部と、画像データに所定の処理を行う画像処理装置と、を含み、上記画像処理装置は、記録部と、各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する制御部と、を有する。
好適には、上記制御部は、記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う。
好適には、上記制御部は、画像データの再生レートの切り替え指示を受けると、上記記録されている記録レートに関する情報に基づいて、当該画像データが現在の再生レートで表示するか否か、または何回表示するのかの判定を行い画像データの読み出しを行う。
好適には、上記制御部は、フレーム再生が現在の再生レートであり、読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下であるかの判定結果によって、読み出しデータを間引くか読み出しデータを繰り返し表示するかを切り替える。
好適には、上記制御部は、読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下である場合には読み出しデータを繰り返し表示し、読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下でない場合には、読み出しデータを間引いて表示するように制御する。
好適には、上記制御部は、画像データの記録レートの切り替え指示を受けると、記録レートおよび上記撮像部の入力レートを指示された記録レートに切り替えて画像データの記録を行い、かつ、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する。
好適には、上記制御部は、入力レートの切り替えは、所定の時間分の画像データが記録されたタイミングで行う。
本発明の第3の観点は、複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理方法であって、各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し記録部に記録し、記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う。
本発明の第4の観点は、複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理であって、各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し記録部に記録する処理と、記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う処理とをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、各フレームレートに対応して画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報が設定されて記録部に記録される。
そして、記録された画像データを再生処理する場合には、記録部に記録された記録レートに関する情報を読み出して、再生処理が行われる。
本発明によれば、所定のファイルフォーマットを崩さずに、少なくとも2つ以上のフレームレートで記録された動画に対して単純な制御で所望の再生レートでの動画再生を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置を採用したカメラシステム(撮像装置)の構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像処理装置は、撮像素子(センサ)で少なくとも2つ以上のレートで撮像された動画ファイルの記録を行うことが可能で、この記録処理で2つ以上のレートで記録された画像を含んだ動画ファイルの再生を行うことが可能な装置として構成されている。
本実施形態に係る画像処理装置は、これにより、少なくとも2つ以上のフレームレートで記録された動画に対して単純な制御で一定レートでの通常再生および任意の再生レートでのスロー再生を、たとえば図1に示す通常のRIFFファイルフォーマットを崩さずに実現することができる画像の記録再生制御を行うことが可能となっている。
本実施形態においては、所定のデータフォーマットとして、図1に示すRIFF AVI ファイルフォーマットを採用した場合を例として説明する。
RIFF AVI ファイルフォーマットは、図1に示すように、ヘッダ部1、ストリームデータ(Stream Data)部2、およびインデックス(Index)部3を含む。
ヘッダ部1は、ヘッダリスト(Header List ; hdrl)を有し、ヘッダリストには、動画の画サイズ、表示レート等、ファイル全体に関連する情報が記述されるAVIメインヘッダ(AVI Main Header ; avih)、ビデオストリーム(Video Stream)の情報(画サイズやビデオストリームデータのフォーマット等)記述されるビデオストリームリストチャンク(Video Steram List Chunk ; strl)、オーディオストリーム(Audio Stream)の情報(サンプリングレートやオーディオストリームデータのフォーマット等)記述されるオーディオストリームリスト(Audio Stream List ; strl)、およびパディング(Padding)等の用途で挿入可能なチャンク(Playerは無視する)であるジュンクチャンク(JUNK Chunk)を含んでいる。
ストリームデータ部2は、ストリームデータのリストであって、リスト中のビデオ/オーディオストリームデータは圧縮、非圧縮データそのものが格納されるストリームデータリスト(Stream Data List ; movi)を含む。
インデックス部3は、各ストリームデータと対になるインデックスエントリ(Index Entry)が記述されるインデックス(Index ; idx1)を含む。
以下、本実施形態に係るカメラシステムの構成およびRIFF AVI ファイルフォーマットに関連付けた動画の記録再生制御動作について説明する。
本カメラシステム10は、光学系11、CCDやCMOSセンサからなるイメージセンサ(撮像素子)12、アナログ信号処理部13、アナログ/デジタル(A/D)コンバータ14、センサ制御部15、デジタル信号処理部16、画像圧縮伸長処理部17、画像メモリ18、スケーラ19、表示装置インインターフェース(I/F)20、表示装置21、制御部としての制御CPU22、操作デバイス23、制御メモリ24、ストレージインターフェース(I/F)25、および記録部としての外部保存用メモリ等からなる記録媒体26を有している。
カメラシステム10において、センサ制御部15、デジタル信号処理部16、画像圧縮伸長処理部17、スケーラ19、表示装置インターフェース20、および制御CPU22がバス27を介して接続されている。センサ制御部15、デジタル信号処理部16、画像圧縮伸長処理部17、スケーラ19、および表示装置インターフェース20は、制御CPU22により動作等が制御される。
光学系11、CCDやCMOSセンサからなるイメージセンサ12、アナログ信号処理部13等により撮像部が構成される。
本実施形態に係るカメラシステム10は、イメージセンサ12で少なくとも2つ以上のレートで撮像された動画ファイルの記録を行うことが可能で、この記録処理で2つ以上のレートで記録された画像を含んだ動画ファイルの再生を行う機能を有する。
本実施形態に係るカメラシステム10は、イメージセンサ12の撮像処理、デジタル信号処理部16の信号処理、画像圧縮伸長処理部17の画像圧縮は、たとえば60,90,120,240fpsのレートで処理を行うことが可能な装置として構成される。
まず、図2のカメラシステム10の各部の機能の概要について説明する。
光学系11は、レンズを主体として構成され、図示しない被写体の像を撮像素子であるイメージセンサ12の受光面に結像させる。
イメージセンサ12は、光学系11を通して結像した被写体像の情報を光電変換し、アナログ信号処理部13に出力する。
アナログ信号処理部13は、イメージセンサ12のアナログ出力を相関二重サンプリング処理(CDS)、アナログ増幅処理等を行い、処理後のアナログ画像データをA/Dコンバータ14に出力する。
A/Dコンバータ14は、アナログ信号処理部13によるアナログ画像データをデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部16に出力する。
センサ制御部15は、制御CPU22の制御の下、イメージセンサ12の入力レートの制御、撮像タイミングの制御等を行う。
デジタル信号処理部16は、制御CPU22の制御の下、撮影に先立って撮影のシャッタスピードを決める処理や撮影した画像の明るさや色を調整するための処理等を行う。
画像圧縮伸長処理部17は、制御CPU22の制御の下、撮像した画像データを所定の圧縮方式に従って圧縮処理して記録媒体である画像メモリ18に書き込み、書き込んだ画像データを画像メモリ18から読み出して伸長(展開)する処理等を行う。
スケーラ19は、制御CPU22の制御の下、画像メモリ18に記録された画像データから表示する画像を生成する画像生成部として機能する。
表示装置インターフェース20は、制御CPU22の制御の下、表示すべき画像データを表示装置21に出力し表示させる。
表示装置21としては、液晶表示装置(LCD)等が適用可能である。
制御CPU22は、デジタル信号処理部16、画像圧縮伸長処理部17や回路全体の制御を行う。
制御CPU22は、図示しないヒューマンインターフェースを通して操作デバイス23の操作に応じた記録、再生の制御を行う。この制御動作については後で詳述する。
操作デバイス23は、シャッタボタン、ジョグダイヤル、タッチパネル等を含んで構成される。
図3は、本実施形態に係る操作デバイスの要部の構成例を示す図である。
操作デバイス23は、図3に示すように、記録、再生の開始/停止(START/STOP)スイッチ(たとえば押下ボタン)231、記録/再生レート切替スイッチ(たとえばダイヤル形式)232等を含んで構成されている。
画像保存用メモリとしての記録媒体26としては、不揮発性のメモリであるフラッシュメモリやHDD、DVD等が適用可能である。
次に、上記構成における記録時の制御および再生時の制御について説明する。
まず、図4〜図13に関連付けて記録時の制御について説明する。
記録時の制御
記録時は制御CPU22上の制御プログラムは、操作デバイス23の開始/停止スイッチ(記録開始ボタン)231が押下されると図4のフローに従って記録動作を開始する。
図4は、本実施形態に係る記録動作開始処理を示すフローチャートである。
図4の処理においては、操作デバイス23の開始/停止スイッチ(記録開始ボタン)231が押下されると(ST0)、制御CPU22(具体的にはその制御プログラムであるが、以下の説明では制御CPUとして説明する場合もある)は、デジタル信号処理部16、画像圧縮伸長処理部17の画像圧縮処理部への記録開始設定(指示)を実行する(ST1)。
次に、制御CPU22は、制御メモリ24上にAVIファイルのヘッダ部1を生成し、ストレージインターフェース25を介して記録媒体26に書き込む(ST2)。
次に、制御CPU22は、イメージセンサ12の入力レートの設定が完了すると(ST3)、記録レート管理情報の初期設定を行う(ST4)。
この記録レート管理情報は記録時のセンサ入力レートやレート切替制御の管理情報として制御メモリ24上に形成される(用意される)。
図5は、本実施形態に係る記録レート管理情報のデータ構造例を示す図である。
図5に示す記録レート管理情報300は、レート切替フラグchg flag、センサ入力レートsens rate、現在の記録レートrec rate、および記録済画像データ数rec cntの各管理情報を含む。
そして、記録レート管理情報300は、図4に示されているように、ステップST4において、センサ入力レートsens rateは60fpsに、現在の記録レートrec rateも60fpsに、記録済画像データ数rec cntは0に、レート切替フラグchg flagはOFFに初期設定される。
次に、動画記録(撮像)が開始されると、図6に示すデータフローのように画像メモリ18上に圧縮された画像データが出力され圧縮画像データが出力されたタイミングで制御CPU22に対する通知が行われる。
具体的には、イメージセンサ12で、センサ制御部15の制御の下、光学系11を通して初期設定の入力レート60fpsで取り込まれる、撮像面に結像した被写体像の情報が光電変換され、アナログ信号処理部13に出力される。
アナログ信号処理部13においては、イメージセンサ12のアナログ出力を相関二重サンプリング処理(CDS)、アナログ増幅処理等が行われる。そして、処理後のアナログ画像データがA/Dコンバータ14でデジタル信号に変換され、たとえば画像メモリ18に一旦格納されてからデジタル信号処理部16に入力される。
デジタル信号処理部16において、制御CPU22の制御の下、撮影に先立って撮影のシャッタスピードを決める処理や撮影した画像の明るさや色を調整するための処理等が行われ、画像メモリ18に格納される。
この画像メモリ18の画像データは、画像圧縮伸長処理部17の画像圧縮処理部に読み出され、画像データに所定の圧縮方式に従った圧縮処理が施され、画像メモリ18に書き込まれる(記録される)。
そして、画像メモリ18に記録された圧縮画像データがストレージインターフェース25を介して記録媒体26に記録される。
通知を受けた制御CPU22上の制御プログラムでは、圧縮データ出力通知検出処理を行う。
図7は、本実施形態に係る記録時の圧縮データ出力通知検出処理を示すフローチャートである。
また、図8は、圧縮データに付与されるチャンクヘッダ(Chunk Header)の構造を示す図である。
図9は、制御メモリ上に形成されるインデックスエントリ(Index Entry)の構造を示す図である。
通知を受けた制御CPU22上の制御プログラムでは、圧縮データ出力通知検出処理において、ストレージインターフェース25経由で記録媒体26に記録された圧縮画像データにチャンクヘッダ(Chunk Header)310を付与して、図8に示す形式で記録媒体26に書き込む(ST11)。
そして、制御CPU22は、記録した圧縮画像データに対応する図9に示す形式のインデックスエントリ(Index Entry)320のデータを制御メモリ24上に形成(生成)する(ST12)。
制御メモリ24上に形成されるインデックスエントリ(Index Entry)120のデータは、図9に示すように、チャンクID(ChunkID)、フラグ(Flags)、チャンクオフセット(Chunk Offset)、チャンク長(Chunk Length)を含み、各データはそれぞれ32ビットのデータとなっている。
このインデックスエントリ(Index Entry)320のフラグ(Flags)の領域には12ビットの未使用領域があるので、たとえば図10に示すように、この未使用領域に記録レートを数値として記録(または、各ビットにレートを割り当て該当するレートのビットに“1”を記録)し、ストリームデータ(Stream Data)として書き込まれた画像データと対となるデータ内に記録レートrec rateを記録していく(ST13)。
そして、制御CPU22は、イメージセンサの入力レート、記録レート切替処理を行う(ST14)。
図11は、記録動作中に記録/再生レート切替スイッチが操作されたときの処理を示すフローチャートである。
また、図12は、図9のイメージセンサの入力レート、記録レート切替処理を具体的に示すフローチャートである。
制御CPU22は記録動作中に記録、再生レート切替スイッチ232が操作されると、図11に示すように、操作に応じて指定されたレートを記録レート管理情報300の記録レートrec rateに設定する(ST21)。すなわち、制御CPU22は、記録レート管理情報300の記録レートrec rateを指定されたレートで更新する。
そして、制御CPU22は、記録レートの切り替えが行われたことを示すために、記録レート管理情報300のレート切替フラグchg flagをONに設定する(ST22)。
次に、制御CPU22は、図12に示すイメージセンサの入力レート、記録レート切替処理を行う。
なお、入力レートの切り替えは、後述の再生制御のためにある固定の時間分の画像データ(Nフレーム分のデータ)が記録されたタイミングで行い、同一の記録レートの画像データおよびインデックスエントリ(Index Entry)がNフレーム分連続して記録されるようにする。
レート切替処理においては、図12に示すように、記録レート管理情報300の記録済画像データ数rec cntをインクリメントする(ST141)。
次に、記録済画像データ数rec cntがNフレームとなったか否かを判別し(ST142)、Nフレームとなったと判別すると、記録レート管理情報300のレート切替フラグchg flagがONで、センサ入力レートsens rateと記録レートrec rateが等しいか否かを判別する(ST143)。
ステップST143で肯定的な判別結果が得られると、センサ入力レートを記録レート管理情報300のセンサ入力レートsens rateの値に変更する(ST145)。
そして、記録レート管理情報300の記録済画像データ数rec cntを0に設定し、レート切替フラグchg flagをOFFに設定する(ST147)。
これにより、イメージセンサの入力レート、記録レート切替処理が完了する。
図13は、本実施形態に係る記録停止処理を示すフローチャートである。
最後に、制御CPU22上の制御プログラムは、操作デバイス23の開始/停止スイッチ(記録停止ボタン)231が押下され、または記録媒体26の空き領域がなくなったことを検出すると、図13のフローに示す制御を行う。
制御CPU22は、デジタル信号処理部16、および画像圧縮伸長処理部17の画像圧縮処理部への記録停止設定を実行する(ST31)。
そして、記録停止が完了すると(ST32)、制御メモリ24上のヘッダ部1を更新し、ファイル上の記録済みヘッダ部を上書きする(ST33)。
次に、記録媒体26に記録済のAVIファイルのヘッダ部1およびストリームデータ(Stream Data)部2に制御メモリ24上のインデックス(Index)部3を結合して、AVIファイルの生成を行い一連の記録動作を終了する(ST34、ST35)。
次に、再生時の制御について、図14〜図23に関連付けて説明する。
再生時の制御
再生時は再生するAVIファイルを選択した状態で操作デバイス23の開始/停止スイッチ(再生開始ボタン)231が押下されると、図14のフローに従って再生動作を開始する。
図14は、本実施形態に係る再生動作開始処理を示すフローチャートである。
図12の処理においては、操作デバイス23の開始/停止スイッチ(再生開始ボタン)231が押下されると(ST40)、AVIファイルのヘッダ部1を制御メモリ24に読み出し、ファイル全体の情報およびストリームヘッダ(Stream Header)の情報を取得する(ST41)。
次に、AVIファイルのインデックス部3から先頭のインデックスエントリ(Index Entry)データを読み出す(ST42)。
次に、再生レート管理情報の初期設定を行う(ST43)。
この再生レート管理情報は、再生レート切替、および再生時の画面表示更新制御の管理情報として制御メモリ24上に形成される。
図15は、本実施形態に係る再生レート管理情報のデータ構造例を示す図である。
図15に示す再生レート管理情報400は、再生レート切替支持フラグchg flag、切替後の再生レートnext disp rate、現在の再生レートcur disp rate、前回の読み出した記録レートprev rec rate、および表示回数disp cntの各管理情報を含む。
そして、再生レート管理情報400は、図14に示されるように、再生レート切替支持フラグchg flagがOFF、切替後の再生レートnext disp rateが全フレーム再生に、現在の再生レートcur disp rateが全フレーム再生に、前回の読み出した記録レートprev rec rateはステップST42で読み出したインデックスエントリの記録レートに、表示回数disp cntが1に初期設定される。
再生動作が開始されると、図16に示すデータフローのように画像メモリ18上に表示用画像データが生成され、内蔵LCDまたは外部モニタ等の表示装置21に画像が表示されます。
具体的には、読み出したインデックエントリ(Index Entry)のチャンクオフセット(Chunk Offset)、チャンク長(Chunk Length)を元に圧縮画像データを画像メモリ18上に読み出す(ST44)。
次に、画像メモリ18上の圧縮データを画像圧縮伸長処理部17の画像伸長処理部で伸長して、一旦画像メモリ18に格納し、スケーラ19で表示用画像を生成し(ST45)、画像メモリ18に格納する。
そして、出力先表示装置21に応じた表示切替通知(Vsync通知)が開始され(ST46)、再生中処理へと移行する。
図17は、本実施形態に係る再生中処理を示すフローチャートである。
再生動作中の制御CPU22上の制御プログラムは、表示切替通知(Vsync通知)を受けるとAVIファイルに記録されている全ての画像データの読み出しが終了するまで図17のフローに示す制御を行う。
表示切替通知を受信すると(ST51)、生成済みの表示用画像を表示装置インターフェース20に設定し、表示装置21に画像を表示する(ST52)。
次に、再生レート管理情報400の表示回数disp cntをデクリメントし(ST53)、表示回数disp cntが0になったか否かの判別を行う(ST54)。
ステップST54で表示回数disp cntが0になったと判別すると、全画像データの読み出しが完了したか否かを判別する(ST55)。
ステップST55で全画像データの読み出しが完了していないと判別すると、再生レートに応じた圧縮画像データの読み出し処理を行い(ST56)、画像メモリ18上の圧縮データを伸長して表示用画像を生成する(ST57)。
ステップST55で全画像データの読み出しが完了したと判別すると、再生処理を終了する。
図18は、再生動作中に記録/再生レート切替スイッチが操作されたときの処理を示すフローチャートである。
また、図19は、図17の再生レートに応じた圧縮画像データ読み出し処理を具体的に示すフローチャートである。
制御CPU22は、再生動作中に記録/再生レート切替スイッチ232が操作されると、図18のフローに従って、操作に応じて指定されたレートを再生レート管理情報400の切替後の再生レートnext disp rateに設定する(ST61)。すなわち、制御CPU22は、再生レート管理情報400の切替後の再生レートnext disp ratを指定されたレートで更新する。
そして、制御CPU22は、再生レートの切り替えが行われたことを示すため、再生レート管理情報400の再生レート切替支持フラグchg flagをONに設定する(ST62)。
次に、制御CPU22は、図19に示す再生レートに応じた圧縮画像データ読み出し処理を行う。
この場合、インデックスエントリ(Index Entry)のフラグ(Flags)領域に予め記録されていた記録レートを元に、この画像データが現在の再生レートで表示する、しないまたは何回表示するのかの判定を行い画像の読み出しと表示装置21への出力を行う。
具体的には、図19に示すように、まず、次のインデックスエントリ(Index Entry)の記録レートを取得する(ST561)。
次に、再生レートの切り替えがあるか否かの判別を行う(ST562)。制御CPI22は、再生レート管理情報400の再生レート切替支持フラグchg flagがON、ステップST561で取得した記録レートが再生レート管理情報400の前回の読み出した記録レートprev rec rateと同じ場合には再生レート切替を行う。
再生レートの切り替えが有る場合、制御CPU22は、再生レート管理情報400の現在の再生レートcur disp rateを切替後の再生レートnext disp rateとし、再生レート切替支持フラグchg flagをOFFに設定する(ST563)。
次に、全フレーム再生が現在の再生レートcur disp rateであり、読み出した記録レートが現在の再生レートcur disp rate以下であるかの判定結果によって、読み出しデータで間引くか読み出しデータを繰り返し表示するかを切り替える。
図20は、本実施形態に係るインデックスエントリ(Index Entry)の読み出し間隔の定義表の一例を示す図である。
また、図21は、本実施形態に係る再生レートに対する記録レート画像の繰り返し表示回数の一例を示す図である。
図20の定義表において、分数表記の意味は、分母を配列の要素数、分子を読み出すデータの数である。
たとえば、3/8の場合は{1,0,0,1,0,0,1,0}となる。ここで1は読み出す、0は読み出さないことを意味する。
図22は、60fps、90fps、120fps、240fpsで記録された画像を60fpsで通常表示する場合(読み出しを間引く)の例を示す図である。
図22(A)のように記録されている画像データを、図22(B)のように間引いて読み出す。
図21の例では、分数表記されている部分は、繰り返し表示回数が定義されている配列データを参照する。
たとえば記録レート90fps、再生レート240fpsの場合は{3,3,2,3,3,2,3,3,2}として、9枚単位の画像データに対する表示回数を配列の要素に定義する。
図23は、60fps、90fps、120fps、240fpsで記録された画像を240fps相当でスロー再生する場合(表示回数を増やす)の例を示す図である。
図23(A)のように記録されている画像データを、図23(B)のように表示回数を増やして再生する。
ここで、図19の処理に戻る。
ステップST564で読み出しデータを間引くと判定した場合には、図20の表を元に、ステップST561で取得した記録レートと再生レート管理情報400の現在の再生レートcur disp rateから決定したインデックスエントリ(Index Entry)を読み出す(ST565)。
次に、読み出したインデックスエントリ(Index Entry)の記録レートを再生レート管理情報400の前回の読み出した記録レートprev rec rateに設定する(ST566)。
そして、再生レート管理情報400の表示回数disp cntを1に設定する(ST567)。
ステップST564で読み出しデータを繰り返し表示すると判定した場合には、インデックスエントリ(Index Entry)を読み出す(ST568)。
次に、読み出したインデックスエントリ(Index Entry)の記録レートを再生レート管理情報400の前回の読み出した記録レートprev rec rateに設定する(ST569)。
次に、図21の表を元に読み出したインデックスエントリ(Index Entry)の記録レートと現在の再生レートcur disp rateから決定した表示回数を再生レート管理情報400のdisp cntに設定する(ST570)。
ステップST567またはステップST570の処理の後、読み出したインデックエントリ(Index Entry)のチャンクオフセット(Chunk Offset)、チャンク長(Chunk Length)を元に圧縮画像データを画像メモリ18上に読み出す(ST571)。
以上の処理によって、記録時にストリームデータ(Stream Data)と対となるデータであるインデックスエントリ(Index Entry)に記録レートを埋め込み、再生時は記録時に埋め込んでおいた記録レートを参照することで、図22および図23に示すように複数の記録レートで記録されている動画を任意の再生レートでの再生を実現することが可能となる。
また、記録時に記録レートを固定時間単位(Nフレーム分)でのみ切替可能とすることで、図20および図21に示すように再生時のインデックスエントリ(Index Entry)の読み出し間隔および繰り返し表示回数をある固定パターンの繰り返しで表現することを可能とすることができる。
なお、本実施形態では、RIFF AVIファイルフォーマットで示したが、たとえばMPEG等のファイルフォーマットで実現する場合は、インデックスエントリ(Index Entry)の代わりにMPEGのユーザデータ(user_data)フィールドを利用して、記録時にuser_data領域に対して画像単位で記録レートを保持しておき、再生時に保持しておいた記録レートを参照することで一般的なファイルフォーマットを崩すことなく同様の制御を行うことが可能である。
また、AVIファイルフォーマットに関しても、ストリームデータ(Stream Data)本体の圧縮データフォーマット中にユーザーが任意に使用可能な領域、たとえば、JPEGであればCOMマーカー(コメントマーカー)等に記録レートを記録しておくことでも同様の制御を行うことが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
動画ファイルに記録される各フレームに記録レートを保持するだけなので、記録時のファイル生成が簡潔に実現できる。
一般的に、使用されているファイルフォーマットの形式に対する、拡張が少ないため、一般的なPC上のプレーヤーソフトウェアでも可変レートの動画を再生することができる。
本実施形態の構成機能を有する再生制御を行うことで、60fpsの低速フレームレート固定での再生および動画ファイル中に記録されている高レートで記録されている部分の再生をユーザー操作等の要因によって再生レートを切り替えることができる。
また、図2に示す構成例に対して、サンプリングレートがリニアに変更することが可能な音声出力器を追加することで、固定サンプリングレートで記録された音声データに対して、画像の記録レートを付与し、画像出力時と同様に音声データの出力レートを画像の表示時間と合うように制御することで、画音ありの動画の可変レート再生を実現することも可能となる。
なお、本発明の実施形態は、上述した実施形態に拘泥せず、当業者であれば、本発明の要旨を変更しない範囲内で様々な改変が可能である。
また、以上詳細に説明した方法は、上記手順に応じたプログラムとして形成し、CPU等のコンピュータで実行するように構成することも可能である。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
RIFF AVI ファイルフォーマットを示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置を採用したカメラシステム(撮像装置)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る操作デバイスの要部の構成例を示す図である。 本実施形態に係る記録動作開始処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る記録レート管理情報のデータ構造例を示す図である。 動画記録(撮像)が開始されたときのカメラシステムにおけるデータフローを示す図である。 本実施形態に係る記録時の圧縮データ出力通知検出処理を示すフローチャートである。 圧縮データに付与されるチャンクヘッダ(Chunk Header)の構造を示す図である。 制御メモリ上に形成されるインデックスエントリ(Index Entry)の構造を示す図である。 フラグ領域における未使用領域への記録レートの記録例を示す図である。 記録動作中に記録/再生レート切替スイッチが操作されたときの処理を示すフローチャートである。 図9のイメージセンサの入力レート、記録レート切替処理を具体的に示すフローチャートである。 記録停止処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る再生動作開始処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る再生レート管理情報のデータ構造例を示す図である。 再生動作が開始されたときのカメラシステムにおけるデータフローを示す図である。 本実施形態に係る再生中処理を示すフローチャートである。 再生動作中に記録/再生レート切替スイッチが操作されたときの処理を示すフローチャートである。 図17の再生レートに応じた圧縮画像データ読み出し処理を具体的に示すフローチャートである。 本実施形態に係るインデックスエントリ(Index Entry)の読み出し間隔の定義表の一例を示す図である。 本実施形態に係る再生レートに対する記録レート画像の繰り返し表示回数の一例を示す図である。 60fps、90fps、120fps、240fpsで記録された画像を60fpsで通常表示する場合(読み出しを間引く)の例を示す図である。 60fps、90fps、120fps、240fpsで記録された画像を240fps相当でスロー再生する場合(表示回数を増やす)の例を示す図である。
符号の説明
10・・・カメラシステム、11・・・光学系、12・・・イメージセンサ(撮像素子)、13・・・アナログ信号処理部、14・・・アナログ/デジタル(A/D)コンバータ、15・・・センサ制御部、16・・・デジタル信号処理部、17・・・画像圧縮伸長処理部、18・・・画像メモリ、19・・・スケーラ、20・・・表示装置インインターフェース(I/F)、21・・・表示装置、22・・・制御CPU、23・・・操作デバイス、24・・・制御メモリ、25・・・ストレージインターフェース、26・・・記憶媒体(外部保存用メモリ)、27・・・バス。

Claims (18)

  1. 複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理装置であって、
    記録部と、
    各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する制御部と
    を有する画像処理装置。
  2. 上記制御部は、
    記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 上記制御部は、
    画像データの再生レートの切り替え指示を受けると、上記記録されている記録レートに関する情報に基づいて、当該画像データが現在の再生レートで表示するか否か、または何回表示するのかの判定を行い画像データの読み出しを行う
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 上記制御部は、
    フレーム再生が現在の再生レートであり、読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下であるかの判定結果によって、読み出しデータを間引くか読み出しデータを繰り返し表示するかを切り替える
    請求項2記載の画像処理装置。
  5. 上記制御部は、
    読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下である場合には読み出しデータを繰り返し表示し、
    読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下でない場合には、読み出しデータを間引いて表示するように制御する
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 上記制御部は、
    画像データの記録レートの切り替え指示を受けると、指示された記録レートに切り替えて画像データの記録を行い、かつ、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する
    請求項1記載の画像処理装置。
  7. 上記制御部は、
    画像データの記録レートの切り替え指示を受けると、指示された記録レートに切り替えて画像データの記録を行い、かつ、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する
    請求項4記載の画像処理装置。
  8. 被写体の像を撮像し画像データを出力する撮像部と、
    画像データに所定の処理を行う画像処理装置と、を含み、
    上記画像処理装置は、
    記録部と、
    各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する制御部と、を有する
    撮像装置。
  9. 上記制御部は、
    記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う
    請求項8記載の撮像装置。
  10. 上記制御部は、
    画像データの再生レートの切り替え指示を受けると、上記記録されている記録レートに関する情報に基づいて、当該画像データが現在の再生レートで表示するか否か、または何回表示するのかの判定を行い画像データの読み出しを行う
    請求項9記載の撮像装置。
  11. 上記制御部は、
    フレーム再生が現在の再生レートであり、読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下であるかの判定結果によって、読み出しデータを間引くか読み出しデータを繰り返し表示するかを切り替える
    請求項9記載の撮像装置。
  12. 上記制御部は、
    読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下である場合には読み出しデータを繰り返し表示し、
    読み出した上記記録レートが現在の再生レート以下でない場合には、読み出しデータを間引いて表示するように制御する
    請求項11記載の撮像装置。
  13. 上記制御部は、
    画像データの記録レートの切り替え指示を受けると、記録レートおよび上記撮像部の入力レートを指示された記録レートに切り替えて画像データの記録を行い、かつ、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する
    請求項8記載の撮像装置。
  14. 上記制御部は、
    画像データの記録レートの切り替え指示を受けると、記録レートおよび上記撮像部の入力レートを指示された記録レートに切り替えて画像データの記録を行い、かつ、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し、上記記録部に記録する
    請求項12記載の撮像装置。
  15. 上記制御部は、
    入力レートの切り替えは、所定の時間分の画像データが記録されたタイミングで行う
    請求項13記載の撮像装置。
  16. 上記制御部は、
    入力レートの切り替えは、所定の時間分の画像データが記録されたタイミングで行う
    請求項14記載の撮像装置。
  17. 複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理方法であって、
    各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し記録部に記録し、
    記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う
    画像処理方法。
  18. 複数のフレームレートに対応して画像データの記録、再生処理が可能な画像処理であって、
    各フレームレートに対応して上記画像データの記録処理を行う際に、記録するストリームデータと対となる所定のファイルフォーマットに応じたデータ領域に、各フレームレートに応じた記録レートに関する情報を設定し記録部に記録する処理と、
    記録された画像データを再生処理する場合には、上記記録部に記録された上記記録レートに関する情報を読み出して、当該再生処理を行う処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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