JP2009048585A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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貴章 宮本
Tatsuya Hine
龍哉 日根
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Abstract

【課題】非正規品のメモリカードの使用の制限、重大エラーの発生を未然に防止する装置および方法を実現する。
【解決手段】着脱可能な情報記録手段と情報処理装置間で認証処理を実行して認証処理が失敗した情報記録手段を非正規品と判断し、情報記録手段の有する機能、例えば、データ記録容量などに応じた非正規品対応処理として、警告出力、情報記録手段を利用したデータ記録や再生禁止、情報記録手段の電源オフなどの処理を選択的に実行する。さらに、利用状況に応じて非正規品対応処理のレベルを変更する。本構成により、非正規品の利用中止をユーザに促すことが可能となり、データの消失等の重大なエラーの発生を未然に防ぐことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。特に、例えばフラッシュメモリなど着脱可能な情報記録媒体が情報処理装置に装着されて利用される構成において、正規な情報記録媒体(正規品)と異なる偽造品が装着された場合に、ユーザに警告する処理や使用を禁止するなどの対処を行い、偽造品の使用による不具合の発生を防止することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
例えばデジタルカメラなどの情報処理装置において、情報記録媒体としてフラッシュメモリ、いわゆるメモリカードが盛んに利用されている。デジタルカメラなどの情報処理装置は、利用を許容するメモリカードを特定のメーカーの製造したメモリカード、すなわち正規品を利用することをカタログやマニュアルなどに記載してユーザに知らしめている。
しかし、市場には、正規品と同様のデザインを持つ模倣または偽造されたメモリカードが多数、存在し、ユーザはこれらの非正規品を購入して利用してしまうことがある。このような非正規品の利用は、例えばカメラなど情報処理装置の処理エラー、あるいは故障を発生させる要因となる。例えばデジタルカメラでは、撮影画像の記録エラーや再生エラーを発生させる可能性があり、また、記録画像が消失してしまうといった問題も発生する可能性がある。
例えばコンテンツに対するアクセス制御を実現する構成として、コンテンツを暗号化して記録媒体に格納し、正当な情報処理装置のみが有する暗号鍵を適用して復号処理を実行してコンテンツを利用可能とする構成が特許文献1に記載されている。しかし、この特許文献1に記載の構成は、コンテンツに対するアクセス制御を実現するのみであり、メモリカードが正規品であるか否かを判定する構成を示すものではない。
また、情特許文献2には、報処理装置に装着あるいは接続されるオプション機器が正規なものであるか否かを判別する構成として、オプション機器に真偽情報処理部を設け、オプション機器の真偽情報処理部が生成した情報を情報処理装置が受信して、受信情報に基づいて正当性を確認する構成が示されている。しかし、この特許文献2に記載の構成は、情報処理装置に装着または接続される機器に特別な処理を実行させる真偽情報処理部を設けることが必要となる。
特開2005−124150号公報 特開2000−200222号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、着脱可能な情報記録媒体、例えばフラッシュメモリなどによって構成されるメモリカードを装着して利用する情報処理装置において、装着されたメモリカードが正規品であるか、非正規品であるかを判別することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、装着されたメモリカードが正規品であるか、非正規品であるかを判別し、非正規品であると判定された場合、非正規品のスペックや機能、あるいは使用状況に応じた処理、例えば警告表示や使用禁止など、処理態様を変更することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
前記制御部は、
前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記認証処理が失敗した場合、前記情報記録手段の有する機能が低いものから高いものの順に、以下の(a)〜(d)に示す処理、すなわち、
(a)警告の出力、
(b)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
(c)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
(d)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、前記情報記録手段の電源オフ、
上記(a)〜(d)の処理を選択的に非正規品対応処理として実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記情報記録手段の有する機能として、
(a)前記情報記録手段のデータ記録容量、
(b)前記情報記録手段のデータ転送速度、
(c)前記情報記録手段のデータ書き込みまたは読み取り速度、
上記(a)〜(c)の少なくともいずれかの機能情報を前記情報記録手段から取得し、取得した機能情報に応じた非正規品対応処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記認証処理の処理結果として、少なくとも認証処理を実行した情報記録手段の識別情報を含むデータを情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、過去に認証を失敗した情報記録手段であることが確認された場合は、前記認証処理を実行することなく、前記非正規品対応処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、前記情報記録手段の有する機能と、前記非正規品対応処理の種類を対応付けた処理決定テーブルを格納したメモリを有し、前記制御部は、前記メモリに格納された処理決定テーブルを参照して実行する非正規品対応処理を決定することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、非正規品対応処理の実行履歴情報を情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、接続された情報記録手段が過去に非正規品対応処理の実行対象となった情報記録手段であり、非正規品対応処理の実行回数が予め定めた閾値を越えた場合は、実行する非正規品対応処理を変更することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、非正規品と判断された情報記録手段の利用状況を情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、接続された情報記録手段が過去に利用された情報記録手段であり、利用状態が予め定めた利用状態を越えた場合は、実行する非正規品対応処理を変更することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、非正規品と判断された情報記録手段の利用状況として、
(a)情報処理装置に対する接続回数、
(b)静止画撮影枚数、
(c)動画記録時間、
(d)使用時間、
上記(a)〜(d)の少なくともいずれかの情報を前記メモリに記録することを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
前記制御部は、
前記認証処理が失敗した情報記録手段に対するデータ記録を禁止し、データ記録先を前記情報記録手段と異なる他の記録手段に設定する処理を実行することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
前記制御部は、
データ記録先として、前記認証処理が失敗した情報記録手段と、前記情報記録手段と異なる他の記録手段の少なくとも2つの記録手段を利用した並列記録を行う設定とすることを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
前記制御部は、
前記認証処理が失敗した情報記録手段を利用したデータ記録または再生時のエラー発生回数をカウントし、エラー発生回数が予め定めた閾値を超えた場合に、前記情報記録手段の利用を禁止することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の第5の側面は、
情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
前記制御部は、
前記認証処理が失敗した情報記録手段を利用したデータ記録時に、データの書き込み後、書き込みデータの読み取りを実行し、データ書き込みの成否を判定し、書き込み失敗が確認された場合、前記情報記録手段の利用を禁止することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の第6の側面は、
情報処理装置に着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
認証処理部が、情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理ステップと、
制御部が、前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行する制御ステップを有し、
前記制御ステップは、
前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行するステップであることを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御ステップは、前記認証処理が失敗した場合、前記情報記録手段の有する機能が低いものから高いものの順に、以下の(a)〜(d)に示す処理、すなわち、
(a)警告の出力、
(b)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
(c)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
(d)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、前記情報記録手段の電源オフ、
上記(a)〜(d)の処理を選択的に非正規品対応処理として実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御ステップは、前記情報記録手段の有する機能として、
(a)前記情報記録手段のデータ記録容量、
(b)前記情報記録手段のデータ転送速度、
(c)前記情報記録手段のデータ書き込みまたは読み取り速度、
上記(a)〜(c)の少なくともいずれかの機能情報を前記情報記録手段から取得し、取得した機能情報に応じた非正規品対応処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の第7の側面は、
情報処理装置に着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において情報処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
認証処理部に、情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行させる認証処理ステップと、
制御部に、前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行させる制御ステップを有し、
前記制御ステップは、
前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行させるステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成によれば、着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において、情報処理装置と情報記録手段との間での認証処理を実行して認証処理が失敗した情報記録手段を非正規品と判断し、情報記録手段の有する機能、例えば、データ記録容量、データ転送速度、データ書き込みまたは読み取り速度などの機能に応じた非正規品対応処理を実行する。例えば、機能に応じて、
(a)警告の出力、
(b)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
(c)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
(d)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、情報記録手段の電源オフ、
上記(a)〜(d)の処理を選択的に実行する。さらに、利用状況に応じて非正規品対応処理のレベルを変更する。本構成により、非正規品の利用中止をユーザに促すことが可能となり、データの消失等の重大なエラーの発生を未然に防ぐことが可能となる。
以下、本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラの詳細について、図面を参照して説明する。
本発明の情報処理装置は、例えばデジタルカメラ、携帯端末、PCなどの情報処理装置とであり、着脱可能な情報記録手段、例えばフラッシュメモリからなるメモリカードなどの情報記録手段を装着して、装着した情報記録手段に対するデータ記録、あるいは情報記録手段からのデータ再生を行う情報処理装置である。
なお、以下の実施例では着脱可能な情報記録手段としてメモリカードを例として説明する。本発明の情報処理装置は、情報処理装置に装着されたメモリカードが正規に利用が認められた正規品であるか、あるいは正規品以外の非正規品であるかを判別して、判別情報に応じた処理を行う構成を持つ。非正規品とは例えば偽造品や模倣品である。
本発明の情報処理装置は、メモリカードが正規品であるか、あるいは非正規品であるかを判別し、さらに判別結果に応じた処理として、例えば以下の処理を実行する。
(1)メモリカードが正規品であると判定した場合は、
(1a)メモリカードの利用を許容する。
(2)メモリカードが非正規品であると判定した場合は、
(2a)非正規品であることの警告を出力、
(2b)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録を禁止、
(2c)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録、再生を禁止、
(2d)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録、再生を禁止し、さらに、メモリカードの電源を強制オフとする、
例えば、これらの非正規品対応処理のいずれかを選択的に実行する。以下、複数の実施例について、順次説明する。
[実施例1]
本発明の一実施例に係る情報処理装置の実行する処理シーケンスについて図1に示すフローチャートを参照して説明する。図1に示すフローは、情報処理装置の制御部が、予めメモリに保持しているプログラムに従って実行する。
メモリカードには様々な種類があり、例えば、暗号処理アルゴリズムを適用した認証機能を有するものがある。認証機能を有するメモリカードは、メモリカード内の制御部の処理により、メモリカードを装着した情報処理装置とメモリカード間で認証処理を実行して、双方が正当機器であることを確認した後、双方の有する鍵を用いてデータを暗号化して転送する処理を可能としている。すなわち、暗号化データを認証処理により正統と認められた機器もしくは機器間で、データの再生や移動を行う。
本発明の情報処理装置の基本的な処理は、この認証機能を利用してメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを区別する。暗号を使った認証機能の結果にはかなり高い信頼性があり、本発明の一実施例に係る情報処理装置は、情報処理装置(ホスト側)とメモリカード間の認証結果が成功の場合は正規品とし、失敗の場合は非正規品と判断する処理を実行する。
情報処理装置に接続された情報記録手段(メモリカード)が偽造品などの非正規品と判断された場合には、上述したように、
(2a)非正規品であることの警告を出力、
(2b)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録を禁止、
(2c)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録、再生を禁止、
(2d)非正規品であることの警告を出力するとともにデータの記録、再生を禁止し、さらに、メモリカードの電源を強制オフとする、
例えば、これらの非正規品対応処理のいずれかを選択的に実行する。
図1に示すフローチャートの各ステップの処理について説明する。情報処理装置は、まず、ステップS101において、情報処理装置に装着されたメモリカードの種類を判別する。メモリカードを情報処理装置に接続することで、情報処理装置とメモリカードの通信が実行され、通信結果によりメモリカードの種類を判別し、判別情報を情報処理装置内のメモリ(ROM)に記録する。
なお、このステップS101において判別するメモリカードの種類には、メモリカードが認証処理の実行機能を有するか否かの情報が含まれる。前述したように、メモリカードの種類には、認証機能を有するメモリカードと、有しないメモリカードがあり、まず、接続したメモリカードがいずれのメモリカードであるかを判別する。
ステップS102において、メモリカードに認証機能がサポートされていないと判定した場合は、処理を終了する。この場合は、接続したメモリカードは正規品と判断し、メモリカードの利用を許容する。
一方、ステップS102において、メモリカードに認証機能がサポートされていると判定した場合は、ステップS103に進む。ステップS103では、情報処理装置とメモリカード間で認証処理を実行し、ステップS104において、認証が成功したか否かを判定する。認証に成功した場合は、処理を終了する。この場合は、接続したメモリカードは正規品と判断し、メモリカードの利用を許容する。
一方、ステップS104において、認証が失敗した場合は、ステップS105に進む。ステップS105では、メモリカードの機能情報(スペック)を取得する。ここで、取得するメモリカードの機能情報(スペック)は、例えば、以下の情報である。
(a)記録容量
例えば256MB、512MB、1024MBなど
(b)記録速度
10Mb/sec〜60Mb/secなど、
(c)再生速度
10Mb/sec〜60Mb/secなど、
さらに、ステップS105では、メモリカードの機能情報に応じて、処理ケースを分類する。例えば、図2に示すようにケース(case)1〜4の4種類に分類する。図2には、(a)記録容量、(b)記録速度、(c)再生速度、これらの機能をそれぞれ4段階に分類し、ケース1〜4に割り当てている。
(a)データ記録容量については、
ケース1:小容量
ケース2:小容量〜中容量
ケース3:中容量〜大容量
ケース4:大容量
これらの4つに分類し、
(b)データ記録速度については、
ケース1:低速
ケース2:低速〜中速
ケース3:中速〜高速
ケース4:高速
これらの4つに分類し、
(c)データ再生速度については、
ケース1:低速
ケース2:低速〜中速
ケース3:中速〜高速
ケース4:高速
これらの4つに分類した例を示している。
なお、ステップS105においてメモリカードから取得する機能情報は、上記(a)〜(c)のすべてでもよいしも、いずれかのみでもよい。基本的に低機能側から高機能側に複数のケース(本例では4つのケース)に分類する処理を実行する。
次に、ステップS106において、各ケースに応じた処理を決定し、ステップS107〜S110において各ケースに応じた処理を実行する。
ケース1の場合、
すなわち、メモリカードが低機能なメモリカードである場合は、ステップS107に進み、
情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であることの警告(Caution)を出力する。警告は、たとえばディスプレイに対するメッセージ出力あるいは警告音である。
例えば警告(Caution)をLCD等に表示することユーザはメモリカードの素性を知ることができ、メモリカードのアクセス制限を不具合を未然に防ぐことができる。
ケース2の場合、
すなわち、メモリカードが低〜中機能なメモリカードである場合は、ステップS108に進み、
情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であることの警告を出力するとともに、メモリカードに対するデータ記録を禁止する。
ケース3の場合、
すなわち、メモリカードが中〜高機能なメモリカードである場合は、ステップS109に進み、
情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であることの警告を出力するとともに、メモリカードに対するデータ記録および再生を禁止する。
ケース4の場合、
すなわち、メモリカードが高機能なメモリカードである場合は、ステップS110に進み、
情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であることの警告を出力するとともに、メモリカードに対するデータ記録再生を禁止し、さらに、メモリカードの電源をオフとする。
このように、本発明の情報処理装置では、情報処理装置に装着されたメモリカードの機能に応じて処理態様を変更する構成としている。すなわち、メモリカードが低機能である場合は処理を緩和し、メモリカードが高機能である場合は処理を厳しくしている。これは、高機能である場合には、記録データも増大し、エラー発生時の問題が大きくなることを考慮したものである。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。図3に示すフローは、図1に示すフローに、図3に示すステップS151を追加したものである。その他の処理ステップは、図1に示すフローと同様の処理である。
本処理例では、ステップS103で情報処理装置とメモリカード間で認証処理を実行し、ステップS104において認証が失敗したと判定してステップS105においてメモリカードから機能情報を取得した後、ステップS151において、認証処理に失敗したメモリカードの識別情報、認証結果、スペックなどの情報を情報処理装置内のメモリ(例えば内蔵フラッシュメモリ)に記録する。この記録の後、ステップS106に進む。
このステップS151の処理は、非正規品であると判定されたメモリカードの識別情報と、そのメモリカードに対して実行した認証処理の結果情報、スペックなどの情報をメモリに記録して保持する処理である。すなわち、メモリカードの識別情報等をバックアップする。これらの情報は、電源OFFしても消去されないように例えば情報処理装置の内蔵フラッシュメモリなど不揮発性メモリに記録する。
具体的な記録データの例を図4に示す。図4には情報処理装置に内蔵されたフラッシュメモリ101を示している。フラッシュメモリ101の記録領域(LBA=X)をメモリカード情報の記録領域とした例である。このLBA=Xの512Bの記録領域に、図に示すように、メモリカード識別子、認証結果、スペックなどの情報を記録する。
例えば、情報処理装置との認証に失敗したメモリカードが、一旦、情報処理装置から取り外され、その後、再度接続された場合、情報処理装置はその再接続されたメモリカードから取得する識別情報と、図4に示す記録情報を照合し、過去に認証処理が失敗したメモリカードであることが確認された場合、再度の認証処理を省略することができる。すなわち、ステップ図3に示すフローにおけるステップS102〜S105の処理を省略することが可能となり、セットとしての起動時間が短縮できる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。図5に示すフローは、図3に示すフローに、図5に示すステップS161を追加したものである。その他の処理ステップは、図1、図3に示すフローと同様の処理である。
本処理例では、ステップS103で情報処理装置とメモリカード間で認証処理を実行し、ステップS104において認証が失敗したと判定してステップS105においてメモリカードから機能情報を取得した後、ステップS151において、認証処理に失敗したメモリカードの識別情報、認証結果、スペックなどの情報を情報処理装置内のメモリ(例えば内蔵フラッシュメモリ)に記録し、その後、ステップS161において、情報処理装置内のメモリ(例えば内蔵フラッシュメモリ)に記録された処理決定テーブルを参照し、このテーブル設定情報に従って実行する処理、すなわち、ステップS107〜S110のいずれの処理を実行するかを決定する。この決定の後、ステップS106に進む。
情報処理装置内のメモリに記録された処理決定テーブルの例を図6に示す。図6は、メモリカードの機能に応じて実行する処理を規定したテーブルである。これは、先に図2を参照して説明したと同様、メモリカードの機能、すなわち、
(a)記録容量、
(b)転送速度、
(c)データ記録または再生速度、
これらの機能ごとに、どの処理を実行するかを決定するためのテーブルである。例えば、記録容量情報は取得できたが、その他の転送速度情報や記録再生速度情報が得られない場合などにおいても、それぞれの処理態様(ケース1〜4)が割り当てられている。
この処理決定テーブルは、情報処理装置の製造時に情報処理装置内のメモリ(例えば内蔵フラッシュメモリ)に記録される。また、ユーザによって設定情報を変更可能な構成としてもよい。例えば、厳格に処理を行いたい場合は、厳しい処理の設定に変更するなどが可能である。
情報処理装置は、図5に示すフローのステップS161において、例えば図6に示す処理決定テーブルを参照して、メモリカードの機能に対応するエントリを選択し、選択したエントリに設定された処理(ケース1〜4)のいずれかを選択する。その後、ステップS106に進み、選択したケースの処理をステップS107〜S110において実行する。
[実施例4]
次に、本発明の実施例4について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7に示すフローは、図5に示すフローに、さらに図7に示すステップS171を追加したものである。その他の処理ステップは、図1、図3、図5に示すフローと同様の処理である。
本処理例では、ステップS103で情報処理装置とメモリカード間で認証処理を実行し、ステップS104において認証が失敗したと判定して、その後、ステップS107〜S110のいずれの処理を実行した後、ステップS171において、実行した処理の履歴情報を情報処理装置内のメモリ(例えば内蔵フラッシュメモリ)に記録する。すなわち、メモリカードに対する処理として実行された処理情報をバックアップする。これらの情報は、電源OFFしても消去されないように例えば内蔵のフラッシュメモリなど不揮発性メモリに記録する。
具体的な記録データの例を図8に示す。図8には情報処理装置に内蔵されたフラッシュメモリ102を示している。この図8は、先の実施例2において図4を参照して説明したと同様、フラッシュメモリ102の記録領域(LBA=X)をメモリカード情報の記録領域とした例である。このLBA=Xの512Bの記録領域に、図に示すように、
(a)メモリカード識別子、認証結果、スペックなど
(b)警告出力処理回数
(c)警告出力+記録禁止処理回数
(d)警告出力+記録再生禁止処理回数
(e)警告出力+記録再生禁止+電源オフ処理回数
(f)警告発生回数(=非正規品接続回数)
(g)静止画撮影枚数
(h)動画記録時間
(i)使用時間
これらの情報を記録する。
上記情報中、(a)メモリカード識別子、認証結果、スペックなどの情報は、実施例2において説明したと同様の情報であり、ステップS151において記録される情報である。上記情報中、(b)〜(e)が、ステップS107〜S110のいずれの処理を実行した後、ステップS171において、実行した処理の履歴情報として記録される情報である。上記情報中、(f)〜(i)は、図7に示す処理フローとは別に、情報処理装置がメモリカードの使用状況を監視して記録する情報である。
情報処理装置は、このような情報、すなわち、
(b)警告出力処理回数
(c)警告出力+記録禁止処理回数
(d)警告出力+記録再生禁止処理回数
(e)警告出力+記録再生禁止+電源オフ処理回数
(f)警告発生回数(=非正規品接続回数)
(g)静止画撮影枚数
(h)動画記録時間
(i)使用時間
これらの情報を不揮発性メモリに記録し更新する。すなわち、
(b)〜(e)の警告回数や処理禁止回数、すなわち、非正規品対応処理の回数、
さらに(f)〜(i)の非正規品の使用による静止画や動画記録枚数、使用時間などの非正規品の利用状況、
これらの情報を情報処理装置の内蔵メモリに記録し、逐次更新する。
情報処理装置は、これらの情報に基づいて、同じメモリカードが接続され利用される場合に、ステップS107〜S110の非正規品対応処理の処理レベルを変更、例えば、
ケース1→ケース2、
ケース2→ケース3、
ケース3→ケース4、
このように実行する処理をより厳しくする。
例えば、
(c)警告出力+記録禁止処理回数
(d)警告出力+記録再生禁止処理回数
(e)警告出力+記録再生禁止+電源オフ処理回数
これらの処理回数が予め定めた閾値を超えた場合や、(f)警告発生回数(=非正規品接続回数)、(g)静止画撮影枚数、あるいは(h)動画記録時間が予め定めた閾値を超えた場合、さらに、(i)使用時間があらかじめ定めた閾値時間を越えた場合などに、上記のケース変更を実行して、処理をより厳しくする。
ケース変更処理は、先に図6を参照して説明した処理決定テーブルの更新処理によって実行される。例えば、図6に示す処理フィールドのケースNo.をそれぞれ1つずつ増加させるといった処理が行われる。この更新処理によって、次回、同じメモリカードを装着した場合に実行される処理は、より厳しい処理となる。
図8に示すメモリ記録情報中、
(f)警告発生回数(=非正規品接続回数)
(g)静止画撮影枚数
(h)動画記録時間
(i)使用時間
これらの情報の記録は、図7に示す処理フローとは別の処理として情報処理装置の制御部において実行される。以下、図9〜図12を参照して、これらの情報の記録シーケンスについて説明する。
(警告発生回数(=非正規品接続回数)の確認、記録処理)
まず、図9に示すフローチャートを参照して、警告発生回数(=非正規品接続回数)の確認および記録処理シーケンスについて説明する。
まず、ステップS201において、メモリカードの接続を検出し識別情報を取得する。次に、ステップS202において、接続されたメモリカードの警告発生回数(接続回数)[Na]を、図8に示す内蔵メモリの記録情報から取得する。
次に、ステップS203において、内蔵メモリの記録情報[Na]に、今回の接続数を追加して、Na=Na+1とする接続数算出処理を実行し、ステップS204において、算出データ[Na]と、予め設定されている閾値[Pa]とを比較する。[Na]が[Pa]より大きい、すなわち、
Na>Pa
上記式が成立する場合は、ステップS205に進み、成立しない場合は、ステップS206に進む。
ステップS205では、実行ケースレベルの変更を行う。すなわち、
ケース1:警告出力、
ケース2:警告出力+データ記録禁止、
ケース3:警告出力+データ記録再生禁止、
ケース4:警告出力+データ記録再生禁止+メモリカード電源オフ、
これらのケース中、当該メモリカード対応の処理として設定されていたケースレベルを1以上アップさせる処理を行う。その後ステップS206に進む。
ステップS205のケースレベルの変更が終了した場合、および、ステップS204において、Na>Paが成立しなかった場合、いずれの場合にも、ステップS206において、警告発生回数(接続回数)[Na]をメモリに記録するデータ更新を実行する。なお、データ更新処理は、例えば、メモリカードが抜かれたとき、認証処理を終えたときなどのタイミングで実行する。
このように、本発明の情報処理装置においては、接続されたメモリカードの警告発生回数(接続回数)[Na]をカウントし、この接続回数がある閾値回数[Pa]を超えた場合に、処理レベルをより厳しくする設定としたので、ユーザに対して非正規品の使用を禁止させる効果を増大させることが可能となる。なお、この図9に示すフローでは、閾値回数[Pa]は1種類として、ケースレベルのアップは1回のみ実行する構成例として説明しているが、閾値回数を2種類以上の複数に設定して、ケースレベルのアップを複数回、実行する構成としてもよい。例えば、警告発生回数(接続回数)[Na]が第1の閾値[Pa1]を超えた場合、ケースレベルを1つアップさせて、さらに、警告発生回数(接続回数)[Na]が第2の閾値[Pa2]を超えた場合、ケースレベルをさらに1つアップさせるといった処理を実行する構成としてもよい。
具体的なケースレベル変更処理例としては、例えば、
Pa1=100:警告表示
Pa2=500:警告表示+記録禁止、
Pa3=1000:警告表示+記録再生禁止、
このように、警告発生回数(接続回数)[Na]の値に応じて、実行する処理を変更する設定が可能である。
(静止画撮影枚数の確認、記録処理)
次に、図10に示すフローチャートを参照して、静止画撮影枚数の確認、および記録処理シーケンスについて説明する。
まず、ステップS221において、メモリカードが接続された状態での静止画撮影処理の実行を検出する。次に、ステップS222において、接続されたメモリカードの静止画撮影枚数[Nb]を、図8に示す内蔵メモリの記録情報から取得する。
次に、ステップS223において、内蔵メモリの記録情報[Nb]に、検出された静止画記録枚数を追加して、Nb=Nb+1とする静止画記録枚数算出処理を実行し、ステップS224において、算出データ[Nb]と、予め設定されている閾値[Pb]とを比較する。[Nb]が[Pb]より大きい、すなわち、
Nb>Pb
上記式が成立する場合は、ステップS225に進み、成立しない場合は、ステップS226に進む。
ステップS225では、実行ケースレベルの変更を行う。すなわち、
ケース1:警告出力、
ケース2:警告出力+データ記録禁止、
ケース3:警告出力+データ記録再生禁止、
ケース4:警告出力+データ記録再生禁止+メモリカード電源オフ、
これらのケース中、当該メモリカード対応の処理として設定されていたケースレベルを1以上アップさせる処理を行う。その後ステップS226に進む。
ステップS225のケースレベルの変更が終了した場合、および、ステップS224において、Nb>Pbが成立しなかった場合、いずれの場合にも、ステップS226に進み、ステップS226において、静止画記録枚数[Nb]をメモリに記録するデータ更新を実行する。
なお、本処理例においても、閾値[Pb]は1種類として、ケースレベルのアップは1回のみ実行する構成例として説明しているが、閾値を2種類以上の複数に設定して、ケースレベルのアップを複数回、実行する構成としてもよい。例えば、静止画記録枚数[Nb]が第1の閾値[Pb1]を超えた場合、ケースレベルを1つアップさせて、さらに、静止画記録枚数[Nb]が第2の閾値[Pb2]を超えた場合、ケースレベルをさらに1つアップさせるといった処理を実行する構成としてもよい。
具体的なケースレベル変更処理例としては、例えば、
Pb1=500:警告表示
Pb2=1000:警告表示+記録禁止、
Pb3=2000:警告表示+記録再生禁止、
このように、静止画記録枚数[Nb]の値に応じて、実行する処理を変更する設定が可能である。
(動画記録時間の確認、記録処理)
次に、図11に示すフローチャートを参照して、動画記録時間の確認、および記録処理シーケンスについて説明する。
まず、ステップS241において、メモリカードが接続された状態での動画撮影の開始を検知すると、動画撮影開始時間を取得し、これをメモリ(RAMなど)に一時的に記録する。さらに、ステップS242において、動画撮影の終了を検出すると、動画撮影終了時間を取得し、これをメモリ(RAMなど)に一時的に記録し、ステップS243において、動画撮影終了時間から動画撮影開始時間を減算して、動画記録時間[Snew]を算出する。
ステップS244において、接続されたメモリカードの動画記録時間[Sc]を、図8に示す内蔵メモリの記録情報から取得する。
次に、ステップS245において、内蔵メモリの記録情報[Sc]に、ステップS243において算出した動画記録時間を加算して、
Sc=Sc+Snew
とするトータルの動画記録時間算出処理を実行し、ステップS246において算出データ[Sc]と、予め設定されている閾値[Pc]とを比較する。[Sc]が[Pc]より大きい、すなわち、
Sc>Pc
上記式が成立する場合は、ステップS247に進み、成立しない場合は、ステップS248に進む。
ステップS247では、実行ケースレベルの変更を行う。すなわち、
ケース1:警告出力、
ケース2:警告出力+データ記録禁止、
ケース3:警告出力+データ記録再生禁止、
ケース4:警告出力+データ記録再生禁止+メモリカード電源オフ、
これらのケース中、当該メモリカード対応の処理として設定されていたケースレベルを1以上アップさせる処理を行う。その後ステップS248に進む。
ステップS247のケースレベルの変更が終了した場合、および、ステップS246において、Sc>Pcが成立しなかった場合、いずれの場合にも、ステップS248に進み、ステップS248において、動画記録時間[Sc]をメモリに記録するデータ更新を実行する。
なお、本処理例においても、閾値[Pc]は1種類として、ケースレベルのアップは1回のみ実行する構成例として説明しているが、閾値を2種類以上の複数に設定して、ケースレベルのアップを複数回、実行する構成としてもよい。例えば、動画記録時間[Sc]が第1の閾値[Pc1]を超えた場合、ケースレベルを1つアップさせて、さらに、動画記録時間[Sc]が第2の閾値[Pc2]を超えた場合、ケースレベルをさらに1つアップさせるといった処理を実行する構成としてもよい。
具体的なケースレベル変更処理例としては、例えば、
Pc1=10h:警告表示
Pc2=20h:警告表示+記録禁止、
Pc3=30h:警告表示+記録再生禁止、
このように、動画記録時間[Sc]の値に応じて、実行する処理を変更する設定が可能である。
(メモリカード使用時間の確認、記録処理)
次に、図12に示すフローチャートを参照して、メモリカード使用時間の確認、および記録処理シーケンスについて説明する。
まず、ステップS261において、メモリカードの接続開始から比接続状態になるまでの時間[Unew]を計測する。次に、ステップS262において、接続されたメモリカードに対応する使用時間情報[Ud]を、図8に示す内蔵メモリの記録情報から取得する。
次に、ステップS263において、内蔵メモリの記録情報[Ud]に、計測した使用時間を加算して、
Ud=Ud+Unew
上記式により、使用時間算出処理を実行し、ステップS264において、算出データ[Ud]と、予め設定されている閾値[Pd]とを比較する。[Ud]が[Pd]より大きい、すなわち、
Ud>Pd
上記式が成立する場合は、ステップS265に進み、成立しない場合は、ステップS266に進む。
ステップS265では、実行ケースレベルの変更を行う。すなわち、
ケース1:警告出力、
ケース2:警告出力+データ記録禁止、
ケース3:警告出力+データ記録再生禁止、
ケース4:警告出力+データ記録再生禁止+メモリカード電源オフ、
これらのケース中、当該メモリカード対応の処理として設定されていたケースレベルを1以上アップさせる処理を行う。その後ステップS266に進む。
ステップS265のケースレベルの変更が終了した場合、および、ステップS264において、Ud>Pdが成立しなかった場合、いずれの場合にも、ステップS266に進み、ステップS266において、使用時間[Ud]をメモリに記録するデータ更新を実行する。
なお、本処理例においても、閾値[Pd]は1種類として、ケースレベルのアップは1回のみ実行する構成例として説明しているが、閾値を2種類以上の複数に設定して、ケースレベルのアップを複数回、実行する構成としてもよい。例えば、使用時間[Ud]が第1の閾値[Pd1]を超えた場合、ケースレベルを1つアップさせて、さらに、使用時間[Ud]が第2の閾値[Pd2]を超えた場合、ケースレベルをさらに1つアップさせるといった処理を実行する構成としてもよい。
具体的なケースレベル変更処理例としては、例えば、
Pd1=5h:警告表示
Pd2=10h:警告表示+記録禁止、
Pd3=20h:警告表示+記録再生禁止、
このように、使用時間[Ud]の値に応じて、実行する処理を変更する設定が可能である。
[実施例5]
次に、実施例5として、情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であると判断した場合、そのメモリカードに対するデータ記録を行わず、データ記録先を情報処理装置の利用可能な他の記録媒体に変更する処理を実行する実施例について説明する。
本実施例の処理シーケンスについて、図13に示すフローチャートを参照して説明する。図13に示すフローにおけるステップS301〜S304の処理は、先に実施例1として説明した図1に示すフローのステップS101〜S104の処理と同様であり、メモリカードとの認証処理が成功したか否かによって、接続されたメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを判別する処理である。
図13に示すフローのステップS304において、認証処理に失敗したと判定した場合、情報処理装置に接続されたメモリカードは非正規品であると判定される。本実施例では、このように接続されたメモリカードが非正規品であると判定した場合、ステップS305に進み、ステップS305において、データ記録先をメモリカード意外の情報処理装置の利用可能な記録媒体、例えばHDDやDVDなど、他の記録媒体に設定する。
すなわち、本実施例では、メモリカードが非正規品であると判定された場合には、新たなデータ記録はメモリカードではなく他の記録媒体に対して実行する。一般的に複数の記録先を備えた装置では、ディスプレイに表示されるメニューにおいてユーザは、記録先を選択できる設定となっているが、メモリカードが非正規品であると判定された場合には、記録先として選択不可能(例えば選択不可能を示すグレーアウト表示とする)な設定とする。
[実施例6]
次に、実施例6として、情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であると判断した場合、データ記録先をメモリカードと、さらに情報処理装置の利用可能な他の記録媒体の2つの記録先とする実施例について説明する。
本実施例の処理シーケンスについて、図14に示すフローチャートを参照して説明する。図14に示すフローにおけるステップS301〜S304の処理は、先に実施例1として説明した図1に示すフローのステップS101〜S104の処理と同様であり、メモリカードとの認証処理が成功したか否かによって、接続されたメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを判別する処理である。
図14に示すフローのステップS304において、認証処理に失敗したと判定した場合、情報処理装置に接続されたメモリカードは非正規品であると判定される。本実施例では、このように接続されたメモリカードが非正規品であると判定した場合、ステップS321に進み、ステップS321において、データ記録先をメモリカードと、他の記録媒体の2つの同時記録とする並列記録処理を行う設定とする。
すなわち、本実施例では、メモリカードが非正規品であると判定された場合には、新たなデータ記録はメモリカードに対しても行うが、さらに他の記録媒体に対しても実行する。すなわち、2つの記録媒体に対して、同時に同じデータを並列記録する。この設定により、万が一、メモリカードを利用した処理にエラーが発生した場合でも、他の記録媒体からのデータ読み出しが可能となり、データを失うといった最悪の事態を避けることができる。
[実施例7]
次に、実施例7として、情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であると判断した場合、記録データが、静止画であるか動画であるかを判別し、静止画である場合は、記録先をメモリカードとし、記録データが動画である場合は、メモリカードを記録先とせず、情報処理装置の利用可能な他の記録媒体を記録先とする実施例について説明する。
本実施例の処理シーケンスについて、図15に示すフローチャートを参照して説明する。図15に示すフローにおけるステップS301〜S304の処理は、先に実施例1として説明した図1に示すフローのステップS101〜S104の処理と同様であり、メモリカードとの認証処理が成功したか否かによって、接続されたメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを判別する処理である。
図15に示すフローのステップS304において、認証処理に失敗したと判定した場合、情報処理装置に接続されたメモリカードは非正規品であると判定される。本実施例では、このように接続されたメモリカードが非正規品であると判定した場合、ステップS331に進み、ステップS331において、記録データが静止画であるか動画であるかを判定する。
記録データが静止画である場合は、ステップS332に進み、データ記録先をメモリカードとしたデータ記録処理を実行する。一方、記録データが動画である場合は、ステップS333に進み、データ記録先をメモリカード以外の他の記録媒体とする記録処理を行う。
すなわち、本実施例では、メモリカードが非正規品であると判定された場合には、静止画記録はメモリカードに対して行うが、動画記録は、メモリカード以外の他の記録媒体に対して実行する。動画記録は記録データ量が多く、エラー発生率も高くなる傾向にあり、本実施例では、このような動画記録に際しては、より安全な記録先を選択するものである。
[実施例8]
次に、実施例8として、情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であると判断した場合、メモリカードを利用した記録再生を実行して、その記録再生処理において発生するエラーの回数をカウントし、カウントしたエラー回数が予め設定した閾値を超えた場合には、そのメモリカードの使用を禁止する実施例について説明する。
本実施例の処理シーケンスについて、図16に示すフローチャートを参照して説明する。図16に示すフローにおけるステップS301〜S304の処理は、先に実施例1として説明した図1に示すフローのステップS101〜S104の処理と同様であり、メモリカードとの認証処理が成功したか否かによって、接続されたメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを判別する処理である。
図15に示すフローのステップS304において、認証処理に失敗したと判定した場合、情報処理装置に接続されたメモリカードは非正規品であると判定される。本実施例では、このように接続されたメモリカードが非正規品であると判定した場合でも、ステップS341において、メモリカードを利用したデータ記録再生を実行する。
さらに、ステップS342において、この非正規品を利用したデータ記録再生処理において発生したエラーの回数をカウントする。次に、ステップS343において、利用しているメモリカードのこれまでの利用に際して発生したエラー回数情報を情報処理装置の内蔵メモリの記録情報から取得する。本実施例では、先に図8を参照して説明した内蔵メモリの記録情報として、非正規品のメモリカードに対応するエラー発生回数が記録される。
次に、ステップS344において、内蔵メモリの記録情報であるエラー回数[E]に、今回新たにカウントされたエラー回数を追加して、E=E+1とするエラー回数算出処理を実行し、ステップS345において、算出データ[E]と、予め設定されている閾値[Pe]とを比較する。[E]が[Pe]より大きい、すなわち、
E>Pe
上記式が成立する場合は、ステップS346に進み、成立しない場合は、ステップS347に進む。
ステップS346では、メモリカードの利用を禁止する。ステップS346のメモリカードの利用禁止が実行された場合、および、ステップS345において、E>Peが成立しなかった場合、いずれの場合にも、ステップS347に進み、ステップS347において、新たなエラー発生回数[E]をメモリに記録するデータ更新を実行する。
本処理例では、基本的に非正規品の利用を許可するが、非正規品の利用に際して発生するエラーの回数が予め定めた閾値を超えた場合には、その使用を禁止するものである。
[実施例9]
次に、実施例9として、情報処理装置に接続されたメモリカードが非正規品であると判断した場合、メモリカードを利用した記録処理を許容するが、記録処理に際して、記録データの確認を行い、確実なデータ記録を実行させる処理とした実施例について説明する。
本実施例の処理シーケンスについて、図17に示すフローチャートを参照して説明する。図17に示すフローにおけるステップS301〜S304の処理は、先に実施例1として説明した図1に示すフローのステップS101〜S104の処理と同様であり、メモリカードとの認証処理が成功したか否かによって、接続されたメモリカードが正規品であるか非正規品であるかを判別する処理である。
図17に示すフローのステップS304において、認証処理に失敗したと判定した場合、情報処理装置に接続されたメモリカードは非正規品であると判定される。本実施例では、このように接続されたメモリカードが非正規品であると判定した場合でも、ステップS351において、メモリカードを利用したデータ記録を実行する。
ステップS351において、非正規品であると判断されたメモリカードに対するデータ記録が開始される。ステップS352では、非正規品であるメモリカードに対するデータ書き込み処理が実行される。なお、書き込みデータは一次的にバッファに蓄積される。
次に、ステップS353において、書き込み処理のなされたデータをメモリカードから読み出し、ステップS354において、バッファに記録されている書き込みデータと読み出しデータとの照合を実行する。バッファに記録されている書き込みデータと読み出しデータとの照合に成功した場合、記録成功と判断し、この場合は、ステップS355に進み、メモリカードを利用したデータ記録の継続を許容する。
一方、ステップS354において、バッファに記録されている書き込みデータと読み出しデータとの照合に失敗し、記録エラーが確認された場合は、ステップS356に進み、メモリカードを利用したデータ記録を禁止する。
本処理例では、基本的に非正規品の利用を許可するが、非正規品の利用に際して記録データの確認を実行し、記録エラーの発生が確認された場合は、そのメモリカードの利用を禁止するものである。
[情報処理装置の構成例]
次に、図18を参照して本発明の一実施例に係る情報処理装置のハードウェア構成例としてデシタルカメラの構成例について説明する。デジタルカメラ200は、図18に示すように、カメラ部210と、カメラDSP(Digital Signal Processor)220と、媒体インタフェース(以下、媒体I/Fという。)240、制御部250と、操作部260、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ270、LCD281と、ネットワークインタフェース(I/F)290、内部メモリ300を備え、上述の実施例において、正規品であるか否かの判定がなされる着脱可能な記録媒体としてのメモリカード等の記録媒体245を有する。
記録媒体(メモリカード)245は、上述の実施例では、フラッシュメモリからなるメモリカードとして説明したが、その値の着脱可能な記録媒体であってもよい。例えば半導体メモリを用いたいわゆるメモリカード、記録可能なDVD(Digital Versatile Disc)や記録可能なCD(Compact Disc)等の光記録媒体、磁気ディスクなどの種々のものを利用可能である。記録媒体245には例えば撮影された画像データなどが記録される。
カメラ部210は、図18に示すように、光学ブロック211、CCD(Charge Coupled Device)212、前処理回路213、光学ブロック用ドライバ214、CCD用ドライバ215、タイミング生成回路216を有する。ここで、光学ブロック211は、レンズ、フォーカス機構、シャッター機構、絞り(アイリス)機構などを備えたものである。
また、制御部250は、CPU(Central Processing Unit)251、認証処理部252、内蔵メモリ(フラッシュROM(Read Only Memory))253、時計回路254が、システムバス255を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータであり、様々な処理の制御、さらにメモリカードとの認証処理などを実行する。内蔵メモリ(フラッシュROM)253は、CPU251において実行する種々のプログラムや、処理に必要になるデータなどが記憶される。先に図4、図8を参照して説明した各種データも記録される。時計回路254は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を提供することができるとともに、先に説明した動画記録時間や、メモリカードの利用時間などの計測にも利用される。内部メモリ300は、RAM(Random Access Memory)によって構成され、撮影画像データの一覧表示や動画再生処理に適用する画像データの記憶領域として利用される。
画像の撮影時においては、光学ブロック用ドライバ214は、制御部250からの制御に応じて、光学ブロック211を動作させるようにする駆動信号を形成し、これを光学ブロック211に供給して、光学ブロック211を動作させる。光学ブロック211は、ドライバ214からの駆動信号に応じて、フォーカス機構、シャッター機構、絞り機構を制御し、被写体の画像を取り込んで、これをCCD212に提供する。
CCD212は、光学ブロック211からの画像を光電変換して出力する。CCDドライバ215からの駆動信号に応じて動作し、光学ブロック211からの被写体の画像を取り込むとともに、制御部250によって制御されるタイミング生成回路216からのタイミング信号に基づいて、取り込んだ被写体の画像(画像情報)を電気信号として前処理回路213に供給する。
なお、上述のように、タイミング生成回路216は、制御部250からの制御に応じて、所定のタイミングを提供するタイミング信号を形成するものである。また、CCDドライバ215は、タイミング生成回路216からのタイミング信号に基づいて、CCD212に供給する駆動信号を形成するものである。
前処理回路213は、これに供給された電気信号の画像情報に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つようにするとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って、利得を制御し、そして、A/D(Analog/Digital)変換を行って、デジタル信号とされた画像データを形成する。
前処理回路213においてデジタル信号とされた画像データは、DSP220に供給される。DSP220は、これに供給された画像データに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などのカメラ信号処理を施す。このようにして種々の調整がされた画像データは、所定の圧縮方式でデータ圧縮され、システムバス255、媒体I/F240を通じて、記録媒体(メモリカード)245に供給され、記録媒体(メモリカード)245にファイルとして記録される。
また、記録媒体(メモリカード)245に記録された画像データは、タッチパネルやコントロールキーなどからなる操作部260を通じて受け付けたユーザからの操作入力に応じて、目的とする画像データが媒体I/F240を通じて記録媒体(メモリカード)245から読み出され、これがDSP220に供給される。
DSP220は、記録媒体(メモリカード)245から読み出され、媒体I/F240を通じて供給された圧縮画像データの解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データをシステムバス255を通じて、LCDコントローラ270に供給する。LCDコントローラ270は、供給された画像データに基づいて、LCD281に供給する画像信号を形成し、これをLCD281に出力する。これにより、記録媒体(メモリカード)245に記録されている画像データに応じた画像が、LCD281に表示される。
また、撮像装置には、ネットワーク外部I/F290が設けられている。このネットワークI/F290を通じて、例えば外部のパーソナルコンピュータと接続して、パーソナルコンピュータから画像データの供給を受けて、これを自機に装填された記録媒体に記録したり、また、自機に装填された記録媒体に記録されている画像データを外部のパーソナルコンピュータ等に供給したりすることもできる。
また、ネットワークI/F290に通信モジュールを接続することにより、例えば、インターネットなどのネットワークに接続して、ネットワークを通じて種々の画像データやその他の情報を取得し、自機に装填された記録媒体に記録したり、あるいは、自機に装填された記録媒体に記録されているデータを、ネットワークを通じて目的とする相手先に送信したりすることもできるものである。
なお、ネットワークI/F290は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)などの有線用インタフェースとして設けることも可能であるし、光や電波による無線インタフェースとして設けることも可能である。すなわち、外部I/F290は、有線、無線のいずれのインタフェースであってもよい。
次に、図19を参照して、デジタルカメラなどの情報処理装置200と、メモリカードなどの情報記録媒体400における認証機能について説明する。前述した実施例において説明したように、本発明の情報処理装置では、情報処理装置に接続されたメモリカードとの認証処理を実行して認証の成功の有無に基づいて接続されたメモリカードが正規品であるか否かの判定を行う構成としている。図19に示す図は、デジタルカメラなどの情報処理装置200と、メモリカードなどの情報記録媒体400とにおける認証処理に必要な機能を選択して示したブロック図である。
情報処理装置200には、CPU251、認証処理部252、媒体I/F240のみを示している。これらは、図18を参照して説明したデジタルカメラ200の構成の一部に対応する。
一方、メモリカードなどの情報記録媒体400は、図18に示す記録媒体245に対応している。この図19に示す構成は、認証処理を実行可能な構成を持ち、情報処理装置200との通信を行うためのインタフェースとしてのホストI/F401、記録再生データを一時的に保持するためのバッファ402、様々な処理パラメータなどを保持するレジスタ403、認証処理を実行する認証処理部404、データの記録部としてのメモリ部に対するインタフェースとしてのフラッシュメモリI/F405を有している。
認証処理を実行する場合は、情報処理装置200の認証処理部252と、情報記録媒体400の認証処理部404が、それぞれのインタフェースを介した通信を実行して、双方が正当な機器であることの確認を実行する。具体的には例えば一方の生成した乱数の送受信、暗号鍵の共有処理などを伴う認証処理が実行される。
この認証処理によって、情報処理装置200が情報記録媒体400を正当な機器であると確認した場合、認証成功と判断し、情報処理装置200が情報記録媒体400を正当な機器であると確認できなかった場合は、認証失敗と判断することになる。認証に失敗した場合、本発明の情報処理装置200は、情報記録媒体400を非正規品であると判断し、先に説明した各実施例に従った処理を実行する。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成によれば、着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において、情報処理装置と情報記録手段との間での認証処理を実行して認証処理が失敗した情報記録手段を非正規品と判断し、情報記録手段の有する機能、例えば、データ記録容量、データ転送速度、データ書き込みまたは読み取り速度などの機能に応じた非正規品対応処理を実行する。例えば、機能に応じて、
(a)警告の出力、
(b)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
(c)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
(d)警告の出力と、情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、情報記録手段の電源オフ、
上記(a)〜(d)の処理を選択的に実行する。さらに、利用状況に応じて非正規品対応処理のレベルを変更する。本構成により、非正規品の利用中止をユーザに促すことが可能となり、データの消失等の重大なエラーの発生を未然に防ぐことが可能となる。
本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例1)を説明するフローチャートを示す図である。 メモリカードの機能情報に応じた処理ケースの分類例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例2)を説明するフローチャートを示す図である。 情報処理装置の内蔵メモリに記録されるデータ例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例3)を説明するフローチャートを示す図である。 情報処理装置内のメモリに記録される処理決定テーブルの例を示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例4)を説明するフローチャートを示す図である。 情報処理装置の内蔵メモリに記録されるデータ例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する警告発生回数(=非正規品接続回数)の確認および記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する静止画撮影枚数の確認、および記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する動画記録時間の確認、および記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行するメモリカード使用時間の確認、および記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例5)を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例6)を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例7)を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例8)を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理シーケンス(実施例9)を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の構成例について説明する図である。 本発明の情報処理装置および記録媒体(メモリカード)の認証機能について説明する図である。
符号の説明
101 メモリ(フラッシュメモリ)
102 メモリ(フラッシュメモリ)
210 カメラ部
211 光学ブロック
212 CCD(Charge Coupled Device)
213 前処理回路
214 光学ブロック用ドライバ
215 CCD用ドライバ
216 タイミング生成回路216
220 カメラDSP(Digital Signal Processor)
240 媒体インタフェース
245 記録媒体(メモリカード)
250 制御部
251 CPU
252 認証処理部
253 内蔵メモリ(フラッシュROM)
254 時計回路
260 操作部
270 LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ
281 LCD
290 ネットワークインタフェース
300 内部メモリ
400 記録媒体
401 ホストI/F
402 バッファ
403 レジスタ
404 認証処理部
405 フラッシュメモリI/F

Claims (16)

  1. 情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
    情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
    前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記認証処理が失敗した場合、前記情報記録手段の有する機能が低いものから高いものの順に、以下の(a)〜(d)に示す処理、すなわち、
    (a)警告の出力、
    (b)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
    (c)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
    (d)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、前記情報記録手段の電源オフ、
    上記(a)〜(d)の処理を選択的に非正規品対応処理として実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記情報記録手段の有する機能として、
    (a)前記情報記録手段のデータ記録容量、
    (b)前記情報記録手段のデータ転送速度、
    (c)前記情報記録手段のデータ書き込みまたは読み取り速度、
    上記(a)〜(c)の少なくともいずれかの機能情報を前記情報記録手段から取得し、取得した機能情報に応じた非正規品対応処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記認証処理の処理結果として、少なくとも認証処理を実行した情報記録手段の識別情報を含むデータを情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、過去に認証を失敗した情報記録手段であることが確認された場合は、前記認証処理を実行することなく、前記非正規品対応処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記情報記録手段の有する機能と、前記非正規品対応処理の種類を対応付けた処理決定テーブルを格納したメモリを有し、
    前記制御部は、
    前記メモリに格納された処理決定テーブルを参照して実行する非正規品対応処理を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    非正規品対応処理の実行履歴情報を情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、接続された情報記録手段が過去に非正規品対応処理の実行対象となった情報記録手段であり、非正規品対応処理の実行回数が予め定めた閾値を越えた場合は、実行する非正規品対応処理を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    非正規品と判断された情報記録手段の利用状況を情報処理装置のメモリに記録し、新たな情報記録手段の接続時に前記メモリの記録データを参照し、接続された情報記録手段が過去に利用された情報記録手段であり、利用状態が予め定めた利用状態を越えた場合は、実行する非正規品対応処理を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    非正規品と判断された情報記録手段の利用状況として、
    (a)情報処理装置に対する接続回数、
    (b)静止画撮影枚数、
    (c)動画記録時間、
    (d)使用時間、
    上記(a)〜(d)の少なくともいずれかの情報を前記メモリに記録することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
    情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
    前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記認証処理が失敗した情報記録手段に対するデータ記録を禁止し、データ記録先を前記情報記録手段と異なる他の記録手段に設定する処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
  10. 情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
    情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
    前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    データ記録先として、前記認証処理が失敗した情報記録手段と、前記情報記録手段と異なる他の記録手段の少なくとも2つの記録手段を利用した並列記録を行う設定とすることを特徴とする情報処理装置。
  11. 情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
    情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
    前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記認証処理が失敗した情報記録手段を利用したデータ記録または再生時のエラー発生回数をカウントし、エラー発生回数が予め定めた閾値を超えた場合に、前記情報記録手段の利用を禁止することを特徴とする情報処理装置。
  12. 情報処理装置に対して着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置であり、
    情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理部と、
    前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、非正規品対応処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記認証処理が失敗した情報記録手段を利用したデータ記録時に、データの書き込み後、書き込みデータの読み取りを実行し、データ書き込みの成否を判定し、書き込み失敗が確認された場合、前記情報記録手段の利用を禁止することを特徴とする情報処理装置。
  13. 情報処理装置に着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    認証処理部が、情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行する認証処理ステップと、
    制御部が、前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行する制御ステップを有し、
    前記制御ステップは、
    前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行するステップであることを特徴とする情報処理方法。
  14. 前記制御ステップは、
    前記認証処理が失敗した場合、前記情報記録手段の有する機能が低いものから高いものの順に、以下の(a)〜(d)に示す処理、すなわち、
    (a)警告の出力、
    (b)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録の禁止、
    (c)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止、
    (d)警告の出力と、前記情報記録手段を利用したデータ記録再生の禁止と、前記情報記録手段の電源オフ、
    上記(a)〜(d)の処理を選択的に非正規品対応処理として実行することを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記制御ステップは、
    前記情報記録手段の有する機能として、
    (a)前記情報記録手段のデータ記録容量、
    (b)前記情報記録手段のデータ転送速度、
    (c)前記情報記録手段のデータ書き込みまたは読み取り速度、
    上記(a)〜(c)の少なくともいずれかの機能情報を前記情報記録手段から取得し、取得した機能情報に応じた非正規品対応処理を実行することを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  16. 情報処理装置に着脱可能な情報記録手段を利用したデータ記録または再生を実行する情報処理装置において情報処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    認証処理部に、情報処理装置と前記情報記録手段との間での認証処理を実行させる認証処理ステップと、
    制御部に、前記認証処理が失敗した前記情報記録手段を非正規品と判断し、前記情報記録手段の有する機能情報を取得して、取得機能情報に応じた非正規品対応処理を実行させる制御ステップを有し、
    前記制御ステップは、
    前記認証処理が失敗した場合、警告出力処理、または、前記情報記録手段を利用したデータ記録または再生の禁止処理、または、前記情報記録手段の電源オフ処理、これらの処理のいずれかまたは組み合わせを非正規品対応処理として、前記情報記録手段の有する機能に応じて選択的に実行させるステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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JP2014526075A (ja) * 2011-06-30 2014-10-02 インテル・コーポレーション 保護コンテンツへのアクセスを制御するためのシステムおよび方法

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