JP2009048521A - プリンタ、棚札印刷システム、プリンタの制御方法および制御プログラム - Google Patents

プリンタ、棚札印刷システム、プリンタの制御方法および制御プログラム Download PDF

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浩孝 宮林
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Abstract

【課題】棚札交換の作業を容易とし、中小規模の小売店でも導入が可能となるように、システム構築を安価で容易に行う。
【解決手段】外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷し、棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるようにロール紙をカットして、棚札20XA、20XBを得る。
【選択図】図7

Description

本発明は、プリンタ、棚札印刷システム、プリンタの制御方法および制御プログラムに係り、特に棚札印刷に好適なオートカッタ機構付きの小型プリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラムに関する。
従来、大規模小売店においては、例えば、A4サイズのラベル専用紙に、レーザプリンタなどのプリンタを用いて、いわゆる棚札を印刷していた。この棚札は、商品毎に切り取られ、商品陳列棚の商品に対応する値札掲示部に人海戦術で設置していた。
この作業は、非常に手間がかかるため、大規模小売店においては、紙製の棚札に代えて、特許文献1に記載されるような液晶ディスプレイを用いた電子タグを導入することが検討あるいは実行されている。
特開2007−122288号公報
しかしながら、液晶ディスプレイを用いた電子タグシステムは、導入コストが高く、大規模小売店のように導入コストが見合う大規模システムであれば問題ないが、中小規模の小売店では、コスト的に導入が困難であるという問題点があった。
また、電子タグとしては、価格などの問題から白黒の反射型液晶ディスプレイが主流であり、コントラストも低く、視野角も狭いという問題点があった。また、表示内容を書き換えるための特別なシステムも導入する必要があり、導入コストがふくらむという問題点があった。さらに商品名まで表示可能な情報量の多いものはさらに価格が高くなるという問題点があった。
また、棚札の交換は、販売実績などに応じて連日発生するものであり、しかも開店時間に間に合わせる必要があり、その際に投入される人的資源は膨大なものとなっていた。
そこで、本発明の目的は、棚札交換の作業を容易とすることができるとともに、中小規模の小売店でも導入が可能となるように、システム構築を安価で容易に行うことができるプリンタ、棚札印刷システム、プリンタの制御方法および制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、第1の態様のプリンタは、ロール紙が記録用紙として用いられ、外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷する印刷部を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、印刷部は、外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、棚段毎に一の棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚札を同時並行して長尺印刷するので、棚段単位で棚札を交換、設置することができ、棚札交換における作業工数を低減し、ひいては、作業時間を短縮することができる。
また、第2の態様のプリンタは、外部から入力されたカット制御データに基づいて前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットする自動カッタ部を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、棚札のカット作業を自動化することができ、棚札作成の作業工数を低減することができる。
また、第3の態様のプリンタは、第2の態様のプリンタにおいて、前記自動カッタ部は、前記ロール紙を前記所定の幅に合わせて前記ロール紙の長さ方向にカットする第1カッタ装置と、前記ロール紙を前記所定の長さに合わせて前記ロール紙の幅方向にカットする第2カッタ装置と、を備えるようにしてもよい。
また、棚札印刷システムは、第1の態様のプリンタと、予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、前記棚札印刷データを生成し、前記プリンタに出力する印刷制御装置と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、印刷制御装置は、予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、前記棚札印刷データを生成し、前記プリンタに出力する。
これにより、プリンタは、棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷する。
また、棚札印刷システムは、第2の態様または第3の態様のプリンタと、予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、商品陳列棚の棚段単位で棚札を印刷させるための前記棚札印刷データ並びに前記カット制御データを生成し、前記プリンタに出力する印刷制御装置と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、印刷制御装置は、予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、商品陳列棚の棚段単位で棚札を印刷させるための棚札印刷データ並びにカット制御データを生成し、プリンタに出力する。
これにより、プリンタは、棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷し、カット制御データに基づいて棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるようにロール紙をカットする。
また、印刷制御装置部は、n個(nは2以上の整数)の前記棚段に対応する前記棚札の幅の合計寸法が前記ロール紙の幅未満である場合に、n個の前記棚段に対応する棚札を並列に印刷するための前記棚札印刷データを生成し、前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットさせるための前記カット制御データを生成するようにしてもよい。
また、ロール紙が記録用紙として用いられ、前記ロール紙の長さ方向に前記ロール紙をカットする第1カッタ機構及び前記ロール紙の幅方向に前記ロール紙をカットする第2カッタ機構を有するプリンタの制御方法において、外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、棚段毎に一の棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚札を同時並行して長尺印刷する印刷過程と、前記第1カッタ機構及び前記第2カッタ機構を制御して、前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットするカット過程と、を備えたことを特徴としている。
また、ロール紙が記録用紙として用いられ、前記ロール紙の長さ方向に前記ロール紙をカットする第1カッタ機構及び前記ロール紙の幅方向に前記ロール紙をカットする第2カッタ機構を有するプリンタをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、棚段毎に一の棚札を単独で長尺印刷させ、あるいは、複数の棚札を同時並行して長尺印刷させ、前記第1カッタ機構及び前記第2カッタ機構を制御して、前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットさせる、ことを特徴としている。
この場合において、制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしても良い。
本発明によれば、棚札作成および棚札交換作業を簡易化できるとともに、システム構築を安価かつ容易に行える。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の棚札印刷システムの概要構成ブロック図である。
棚札印刷システム100は、棚割処理アプリケーションが予めインストールされ、棚割処理を行うとともに、棚割処理アプリケーションにより得られる棚割データに基づいて、商品陳列棚の棚段単位で棚札を印刷させるための棚札印刷データ並びに棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるようにロール紙をカットするためのカット制御データを生成し、プリンタに出力するパーソナルコンピュータ1と、パーソナルコンピュータ1と通信ケーブル2を介して接続され、棚札印刷データ及びカット制御データに基づいて棚段単位で長尺印刷し、棚札を作成するプリンタ3と、を備えている。
図2は、プリンタの外観斜視図である。
図3は、図2に示したプリンタのロール紙収容部カバーとカートリッジ装着部カバーとを開いた状態の斜視図である。
プリンタ3は、記録用紙としてロール状に巻かれたロール紙20(図3参照)を用い、このロール紙20の印刷面に液体のカラーインクを噴射することで、文字を含む画像を記録するいわゆるインクジェット方式のカラープリンタである。
プリンタ3の本体ケース10は、図2に示すように、プリンタ3の前面を構成する前面パネル11と、略箱形のケースカバー12とを組み合わせて構成される。
前面パネル11には、ロール紙収容部カバー13およびカートリッジ装着部カバー14が各々開閉可能に設けられている。また、前面パネル11の側部には、プリンタ3の電源をオン/オフさせる電源スイッチ15、プリンタ3の動作状態に応じて点灯/点滅するLED等を備えた表示部16、および、オペレータが操作するスイッチやボタン等が並ぶ操作パネル18等が設けられている。
また、ロール紙収容部カバー13の上部には、画像が記録されたロール紙20を排出するための排紙口13Aが開口している。
ロール紙収容部カバー13の内側には、図3に示すように、ロール紙20を収容するロール紙収容部21が形成されている。この図3に示すようにロール紙収容部カバー13を前方に開くことでロール紙20を露出させ、交換等を行える。
また、カートリッジ装着部カバー14の内側にはカートリッジ装着部22が形成され、インクカートリッジ23が装着される。インクカートリッジ23は、プリンタ3で使用される黒、シアン、マゼンタ、イエローの4色の液体インクをそれぞれ貯留した4つのインクパック(図示略)を収容する。また、インクカートリッジ23には、後述するように廃インクを貯留する廃インク収容部(図示略)が設けられている。インクカートリッジ23は、プリンタ3に対して着脱可能であり、カートリッジ装着部カバー14を前方に開くことで、インクカートリッジ23の交換等が可能となる。
図4は、プリンタの制御系の概要構成ブロック図である。
プリンタ3は、ロール紙20を自動的に長さ方向及び幅方向に切断(パーシャルカット状態も含む)する自動カッタ部として機能するオートカッタ装置34と、ロール紙20を搬送するためのフロントローラ32および搬送ローラ33を含む用紙搬送部35と、図示しないCPU、ROM、RAMなどを備えプリンタ3全体を制御するコントローラ36と、記録ヘッド31を駆動するためのヘッド駆動部37と、記録ヘッド31が載置されたキャリッジを駆動するためのキャリッジ駆動部38と、操作パネル18を含む操作部39と、を備えている。
図5は、プリンタの主要部の断面図である。
プリンタ3内には、インクを吐出して実際の印刷を行う記録ヘッド31と、印刷後のロール紙20であるロール紙20Xを排紙口13A側に搬送するフロントローラ32と、プリンタ3内で印刷前のロール紙20であるロール紙20Pをプラテン27側に搬送するための搬送ローラ33と、が設けられている。
また、記録ヘッド31の上流側、かつ、プラテン27に対向する位置には、印刷後のロール紙20Xを長さ方向に自動的に切断するためのオートカッタ装置(自動カッタ装置)34を構成する第1カッタ装置41が配置されている。
さらには、フロントローラ32の排紙口13A側には、ロール紙20Xを幅方向に自動的に切断するためのオートカッタ装置34を構成する第2カッタ装置42が配置されている。この第2カッタ装置42は、第1可動刃51、第2可動刃53および受け刃54を備えている。
次に実施形態の動作を説明する。
この場合において、パーソナルコンピュータ1は、棚割アプリケーションがインストールされており、予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さに基づいて棚割処理を行い、この棚割処理の結果としての棚割データを生成し、この棚割データに基づいて商品陳列棚の棚段単位で棚札を印刷させるための棚札印刷データ並びにカット制御データを生成している。
図6は、実施形態のプリンタの動作フローチャートである。
まず、プリンタ3は、通信ケーブル2を介して、パーソナルコンピュータ1から棚札印刷データ並びにカット制御データを読み込む(ステップS1)。
次にプリンタ3は、棚札印刷データに基づいて、記録ヘッド31を駆動してロール紙20Pに対して印刷を行い(ステップS2)、フロントローラ32及び搬送ローラ33を駆動して、印刷用の搬送を行いつつ(ステップS3)、印刷後のロール紙20Xの長さ方向のカットを行う(ステップS4)。
ここで、印刷後のロール紙20Xの長さ方向のカット処理について説明する。
図7は、第1カッタ装置の主要機構を示す斜視図である。
上述したように、ロール紙20の裏面側にはフロントローラ32が配置され、表面紙側には、記録ヘッド31が配置されている。用紙搬送部35を構成する図示しないフィードモータの動力が伝達されて、フロントローラ32が回転し、印刷後のロール紙20Xが矢印F方向に送られる。
記録ヘッド31から、ロール紙搬送方向の上流側には、上述したように第1カッタ装置41が配置されている。
第1カッタ装置41は、ロール紙20Xの送りによって回転する丸刃41Aを有するキャリッジ41Bを備えている。このキャリッジ41Bは、X方向に移動可能で、X方向の位置はキャリッジ41Bを支持する軸に設けられたリニアエンコーダ41Cにより検出される。キャリッジ41Bの位置設定は、例えば、オペレータが手動で、キャリッジ41Bを移動させても良いし、モータ等の動力を用いて移動させても良い。
図7においては、丸刃41Aは、ロール紙20Xを完全に2枚に切り離すことができるようになっている。
記録ヘッド31から、ロール紙搬送方向の下流側には、第2カッタ装置42が配置されている。
第1カッタ装置41および第2カッタ装置42により、幅Wで長さが所望の棚段の値札掲示部の長さに相当する2枚の棚札が一度に作成でき、記録ヘッド31により、印刷データが印刷される。
図8は、第1カッタ装置のキャリッジを示す側面図である。
丸刃41Aを保持するキャリッジ41Bは、固定軸41Eと可動軸41Fに支持されている。ここで、可動軸41Fは、矢印D1方向またはD2方向に移動可能とされ、この可動軸41Fには、レバー41Gが取り付けられている。
次に動作を説明する。
図8(A)では、可動軸41Fを矢印D2方向に位置させて、図示しないロック機構により、可動軸41Fを係止している状態を示している。この状態では、レバー41Gが、センサスイッチSSを押下しており、印刷後のロール紙20Xと丸刃41Aとは、接触しない状態、すなわち、第1カッタ装置41が動作していないことを検出することができる。
次に、図8(A)の状態から、可動軸41Fを矢印D2向に移動させると、図8(B)の状態となる。この状態は、レバー41GがセンサスイッチSSから離れたことにより検出される。この状態では、ロック機構は解除され、図示しない摩擦遊星機構により、可動軸41Fは、印刷後のロール紙20Xの送りに連動して移動する。すなわち、ロール紙20Xが正方向、すなわち、矢印F方向に送られると、可動軸41Fは、矢印D2方向に移動し、図8(C)の状態となる。
図8(C)の状態では、丸刃41Aは、ロール紙20Xを切り離し可能な深さまで到達する。したがって、ロール紙20Xが、矢印F方向に送られることにより、図7に示したように、ロール紙20Xは、2枚の棚札20XA、20XBに切り離されることとなる。
そして、所定量の紙送りの後、ロール紙20X(=20XA、20XB)を停止させ、逆送り、すなわち、矢印R方向にロール紙20Xを送ると図示しない摩擦遊星機構が可動軸41Fを矢印D1方向に移動させ、図8(B)の状態に戻る。
以上の説明のように、第1カッタ装置41は、印刷後のロール紙20Xが正方向である矢印F方向に送られる際にロール紙20Xの長さ方向に、ロール紙20Xを切断する。
さらに、第2カッタ装置42を構成する第1可動刃51及び第2可動刃53の先端部が図示しない支軸を回動中心として下方に回動し、受け刃54と、の間に位置するロール紙20Xをロール紙20Xの幅方向に切断する。
図9は、棚段ごとに印刷した棚札の一例の説明図である。
図10は、棚札を商品陳列棚に設置した場合の説明図である。
棚札20XAは、図9に示すように、当該棚札20XAが対応する商品陳列棚SH(図10参照)および値札掲示部を特定するための棚特定情報記録部61と、当該棚札20XAが対応する棚段に陳列される商品に対応する価格表示部62A〜62Cと、が印刷されている。
棚特定情報記録部61には、図7に示したように、商品陳列棚SHを特定する情報および当該商品陳列棚SHにおける棚段(SH1またはSH2)を特定するための情報が印刷される。具体的には、図7の場合、棚札20XAには、商品陳列棚SHを特定する情報=「棚A」、棚段特定情報=「下」が印刷されており、この棚札を商品陳列棚SHに設置した場合には、図10に示すように、商品「D」に対応する価格表示部62Aが商品「D」の近傍に位置し、商品「E」に対応する価格表示部62Bが商品「E」の近傍に位置し、商品「F」に対応する価格表示部62Cが商品「F」の近傍に位置するようになっている。
以上の説明のように、本実施形態によれば、商品陳列棚の棚段毎に当該棚段の長さに応じた棚札を印刷することができ、商品毎ではなく、棚段毎に一括して張り替えて交換することができるので、棚札の交換が容易となる。
また、システム導入コストも低く抑えることができ、中小の小売店であっても容易に導入が可能となっている。
以上の説明においては、第1カッタ装置41が1枚の丸刃41Aを備え、印刷後のロール紙20Xを2枚の棚札20XA、20XBに切り離す場合について説明したが、独立して切断位置を調整可能な2枚以上の丸刃41Aを備えた第1カッタ装置を構成し、3枚以上の棚札を同時に切り離すように構成することも可能である。
以上の説明においては、印刷後のロール紙20Xを2枚の棚札20XA、20XBに切り離す場合について説明したが、容易に切り離し可能な状態に切り込みを入れるようにすることも可能である。
以上の説明においては、2個(n=2)の棚段に対応する棚札を2枚同時並行して長尺印刷する場合について説明したが、一つの棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷したり、あるいは、n個(nは3以上の整数)の棚段に対応する棚札をn枚同時並行して長尺印刷するように構成することも可能である。この場合において、パーソナルコンピュータ1は、印刷対象となる棚札の幅の合計寸法がロール紙の幅未満である場合に、n個の棚段に対応する棚札を並列に印刷するための棚札印刷データを生成し、棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるようにロール紙をカットさせるためのカット制御データを生成するようにすればよい。この場合には、第1カット装置41は、カット位置を独立して設定可能な(n−1)枚の丸刃を備えているように構成する必要がある。
以上の説明においては、プリンタ3の構成として、インクジェット式プリンタを例示したが、この場合に、ピエゾ素子を用いたアクチュエータによりインクを吐出する方式あるいはヒータに通電し、インク通路内に発生する泡(バブル)によりインクを吐出する方式を用いても良い。さらにプリンタ3として、ドットインパクト方式のプリンタや、小型レーザプリント方式のプリンタとしても良い。
さらに、本発明は、上記実施形態で説明したプリンタ3のように外部のパーソナルコンピュータ1に対し、通信ケーブルを介して直接接続される態様に限らず、インターネット、LANなどの通信ネットワークを介して外部のホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータとしての機能を備えた特定の装置に内蔵され、或いは組み込まれた画像記録装置に対しても適用可能である。
また、プリンタ3は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により図7に示す各機能部を実現するものであって、具体的なハードウェアの実装形態やソフトウェアの仕様等は任意である。その他のプリンタ3の具体的な細部構成についても任意に変更可能である。
以上の説明においては、上記各機能を実現するための制御プログラムが、予めROMに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記各実施形態と同等の作用および効果が得られる。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。
また、インターネット、LANなどの通信ネットワークおよび通信インタフェースを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
実施形態の棚札印刷システムの概要構成ブロック図である。 プリンタの外観斜視図である。 図2に示したプリンタのロール紙収容部カバーとカートリッジ装着部カバーとを開いた状態の斜視図である。 プリンタの制御系の概要構成ブロック図である。 プリンタの主要部の断面図である。 実施形態のプリンタの動作フローチャートである。 第1カッタ装置の主要機構を示す斜視図である。 第1カッタ装置のキャリッジを示す側面図である。 棚段ごとに印刷した棚札の一例の説明図である。 棚札を商品陳列棚に設置した場合の説明図である。
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ、2…通信ケーブル、3…プリンタ、10…本体ケース、11…前面パネル、12…ケースカバー、13…ロール紙収容部カバー、13A…排紙口、14…カートリッジ装着部カバー、15…電源スイッチ、16…表示部、18…操作パネル、20…ロール紙、20P…ロール紙(印刷前)、20X…ロール紙(印刷後)、20XA、20XB…棚札、21…ロール紙収容部、22…カートリッジ装着部、23…インクカートリッジ、27…プラテン、31…記録ヘッド、32…フロントローラ、33…搬送ローラ、34…オートカッタ装置(自動カッタ部)、35…用紙搬送部、36…コントローラ、37…ヘッド駆動部、38…キャリッジ駆動部、39…操作部、41…第1カッタ装置、41A…丸刃、41B…キャリッジ、41C…リニアエンコーダ、41E…固定軸、41F…可動軸、41G…レバー、42…第2カッタ装置、51…第1可動刃、53…第2可動刃、54…受け刃、61…棚特定情報記録部、62A、62B、62C…価格表示部、100…棚札印刷システム。

Claims (8)

  1. ロール紙が記録用紙として用いられ、外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷する印刷部を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    外部から入力されたカット制御データに基づいて前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットする自動カッタ部を備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記自動カッタ部は、前記ロール紙を前記所定の幅に合わせて前記ロール紙の長さ方向にカットする第1カッタ装置と、
    前記ロール紙を前記所定の長さに合わせて前記ロール紙の幅方向にカットする第2カッタ装置と、
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1記載のプリンタと、
    予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、前記棚札印刷データを生成し、前記プリンタに出力する印刷制御装置と、
    を備えたことを特徴とする棚札印刷システム。
  5. 請求項2または請求項3記載のプリンタと、
    予め設定された商品陳列棚の棚段の棚札掲示部の幅、長さおよび予め生成された棚割データに基づいて、商品陳列棚の棚段単位で棚札を印刷させるための前記棚札印刷データ並びに前記カット制御データを生成し、前記プリンタに出力する印刷制御装置と、
    を備えたことを特徴とする棚札印刷システム。
  6. 請求項5記載の棚札印刷システムにおいて、
    前記印刷制御装置部は、n個(nは2以上の整数)の前記棚段に対応する前記棚札の幅の合計寸法が前記ロール紙の幅未満である場合に、n個の前記棚段に対応する棚札を並列に印刷するための前記棚札印刷データを生成し、
    前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットさせるための前記カット制御データを生成する、
    ことを特徴とする棚札印刷システム。
  7. ロール紙が記録用紙として用いられ、前記ロール紙の長さ方向に前記ロール紙をカットする第1カッタ装置及び前記ロール紙の幅方向に前記ロール紙をカットする第2カッタ装置を有するプリンタの制御方法において、
    外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷し、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷する印刷過程と、
    前記第1カッタ機構及び前記第2カッタ機構を制御して、前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットするカット過程と、
    を備えたことを特徴とするプリンタの制御方法。
  8. ロール紙が記録用紙として用いられ、前記ロール紙の長さ方向に前記ロール紙をカットする第1カッタ機構及び前記ロール紙の幅方向に前記ロール紙をカットする第2カッタ機構を有するプリンタをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    外部から入力された商品陳列棚の棚段単位の棚札印刷データに基づいて、一の棚段に対応する棚札を単独で長尺印刷させ、あるいは、複数の棚段に対応する複数の棚札を同時並行して長尺印刷させ、
    前記第1カッタ機構及び前記第2カッタ機構を制御して、前記棚段の棚札掲示部の寸法に対応する所定の幅および所定の長さとなるように前記ロール紙をカットさせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067960A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、印刷装置およびプログラム
JP2019185414A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 コニカミノルタ株式会社 ロール紙印刷装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法

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