JP2009047889A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009047889A
JP2009047889A JP2007213484A JP2007213484A JP2009047889A JP 2009047889 A JP2009047889 A JP 2009047889A JP 2007213484 A JP2007213484 A JP 2007213484A JP 2007213484 A JP2007213484 A JP 2007213484A JP 2009047889 A JP2009047889 A JP 2009047889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
recording paper
image
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007213484A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Hachisuga
利治 蜂須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007213484A priority Critical patent/JP2009047889A/ja
Publication of JP2009047889A publication Critical patent/JP2009047889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】大サイズ通紙時に端部温度が低い場合には、画像を回転するこことにより、小サイズに変更して通紙するも定着装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇の発生を防止しすると共に、A4横サイズ印刷作像開始時に、定着ローラ251端部温度が予め定める温度よりも低い場合には、A4横サイズではなく、画像を90度回転して作像し、A4縦サイズで印刷することにより、定着不良を防止しする。プリントモードにより予め定める温度を変更し、カラープリントではA4横印刷可能な予め定める温度を高くし、モノクロプリントではA4横印刷可能な予め定める温度を低くすることにより、定着不良の発生しないモノクロプリント時にはA4横サイズにて通紙する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、FAXなどの画像形成装置に係り、詳しくはトナーを熱と圧力とで記録紙上に定着する定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置における定着装置は、1対の定着部材と加圧部材との組合せで、記録媒体上のトナーを溶融加熱及び加圧して、記録媒体上に溶融固着させて定着させている。これらは、所定の温度にしてから定着動作を開始する。その待機時において、定着部材等を加熱するが、定着部材の軸方向温度分布があり、端部は放熱が大きいため、均一な発光分布のヒータで加熱すると端部の温度は中央部よりも低くなる。
この場合、端部熱量不足により定着不良が発生する不具合が生じることがあり、これを防止するため、一般的にヒータ端部は中央部よりも発熱量の多いものを用いる。加熱部材が、ハロゲンランプであれば、端部の光量をアップするようなものを用いる。
しかしながら、連続通紙時の定着部材の軸方向温度分布は、通紙する温度用紙サイズにより変化する。通紙時、通紙領域の温度を一定制御すると通紙領域外は記録紙による吸熱が無いため、温度が上昇する。特に、小サイズ(幅狭)用紙の連続通紙時に端部温度上昇は顕著であり、小サイズ連続通紙直後に大サイズを通紙すると、端部温度が高いため熱量過多となりホットオフセットが発生する不具合がある。したがって、前述のヒータ端部の光量をアップするようなハロゲンランプでは、逆に、不具合が生ずることになる。
これらの問題を解決するために、例えば、通紙初期は端部の定着を確保するために定着設定温度を高くし、小サイズ時の連続通紙時は定着設定温度を低くすることが提案されている。しかしながら、通紙初期の定着設定温度が高いため、待機状態から通紙可能温度に上昇するのに時間がかかり、画像形成動作開始による最初のプリント画像(ファーストプリント)ができるのが遅くなる。または、ファーストプリントタイムを確保するには待機温度を高くする必要があり、消費電力が多くなる。また、小サイズ紙を連続通紙する場合には、その通紙枚数に応じて、または端部温度の検知によって紙間時間を長くし、端部温度の上昇を抑えることが提案されている。あるいは端部温度が上昇した場合は通紙を停止し冷却時間を設けるものが提案されている。しかしながら、大量通紙時に生産性が著しく低下するという不具合がある。
また、主として中央部を加熱する中央ヒータと、主として端部を加熱する端部ヒータを備え、中央部・端部に備えた温度検知手段によりそれぞれのヒータを制御し、端部音との不足・過昇を防止するものが提案されている。しかしながら、2本以上のヒータを使用することにより装置が大型化し、また構成が複雑になるためコストアップする。
これらの不具合を解消するために、定着部材端部の温度を検知して紙間時間や定着設定温度を変更するものとして、例えば、特許文献1では、連続して記録紙を通紙する際に、定着ローラの温度に基づいて前回通紙した記録紙と次に通紙する記録紙との間の紙間時間を制御すること、通紙する記録紙のサイズや定着ローラの温度に基づいて給紙のタイミングを制御することにより、記録紙のサイズにかかわらず端部の昇温の影響を低減して正確な温度制御と端部の昇温の抑制を行う画像形成装置が開示されている。また、特許文献2では、誘導加熱手段における誘導コイルを共振周波数の異なる複数の誘導コイルユニットで構成し、該誘導コイルユニットを前記共振周波数を含む複数周波数の電力を出力する可変周波数の高周波電源で駆動することにより、誘導コイルユニットにより発熱する発熱体の発熱量を制御する画像形成装置が開示されている。
しかし、これらはいずれも、小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇に対し、小サイズ紙通紙時は紙間時間を大きくして非通紙部の温度上昇を防止するための技術である。
特開2004−117626号公報 特開2004−157503号公報
したがって、また、現在市場で使用されている用紙サイズを分析すると、A4サイズが圧倒的に多く、このA4サイズ印刷時のファーストプリント時間や生産性の向上が、強く要望されている。さらに、A4サイズ等の記録紙では、搬送方向によって、定着装置に対して接触するサイズが変わる。
なお、これは、A4サイズに限定されることではなく、定着装置の軸方向の大きさ、記録紙サイズによって、接触する部分と接触しない部分とが生じることから、記録紙の搬送方向を制御することで、プリント時間、生産性を向上させることが、同様に、要望される。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、大サイズ通紙時に端部温度が低い場合には、画像を回転するこことにより、小サイズに変更して通紙するも定着装置を備える画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の画像形成装置は、未定着トナー像を表面に担持した記録紙を、ローラ状又はフィルム状の定着部材と加圧部材とで挟持し、加熱及び/又は加圧しながら搬送するで定着させる定着装置を備える画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記定着部材の長手方向に少なくとも2カ所の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段による検出で記録紙搬送方向を制御することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙が通過できる領域を有する定着部材の中央部温度が予め定める温度以上であって、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度が予め定める温度以下の場合は、記録紙が定着部材の端部を通過しないように搬送されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、定着部材軸方向全体を通過する記録紙搬送方向のときに、画像形成動作開始時に定着部材端部の温度が予め定める温度以下の場合は、記録紙の搬送方向を回転させて定着部材軸方向の中央部のみを通過して定着させることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙の大きさ、厚さで、前記予め定める温度を変えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙の大きさがA4サイズで所定の厚さより厚い場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が所定の厚さより薄い場合に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くすることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、フルカラー画像を形成する画像形成装置であって、フルカラー画像又はモノクロ画像によって、前記予め定める温度を変えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、画像がフルカラー画像の場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、画像がモノクロ画像の場合に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くすることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像の有無によって、前記予め定める温度を変えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がある場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がない場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低く設定することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がフルカラー画像又はモノクロ画像によって、前記予め定める温度を変えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がフルカラー画像である場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がモノクロ画像の場合にA4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くすることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、画像形成開始後に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度が予め定める温度以下から予め定める温度以上になったときに、記録紙の搬送方向を縦送りから横送りに変更することを特徴とする。
以上の解決する手段によって、本発明の画像形成装置では、記録紙の搬送方向に係わらず、画像形成動作を行うことができ、印刷時のファーストプリント時間や生産性を向上させることができた。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
本発明の例としてフルカラー画像形成装置で説明する。図1は、この画像形成装置の4つの作像ユニットが並列配置された作像系の全体概略図である。
本発明の画像形成装置の一実施形態である複写機は、原稿を搬送する原稿搬送装置(ADF)500、原稿読み取り用のスキャナー部400と、このスキャナー部から出力されるデジタル信号を電気的に画像処理部で処理して、該画像処理部から出力されるデジタル信号に基づいて画像を記録紙上に形成するプリンタ部300からなっている。スキャナー部400においては、原稿載置台上に置かれた原稿の画像は、照射ランプ、ミラー、レンズを介してカラーCCD36によって読み取られ、そのデータが画像処理部に送られる。画像処理部においては、このデータに必要な処理が施され、画像信号に変換され、プリンタ部300へ送られる。
プリンタ部300においては、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック作像ユニット10Y、10C、10M、10Kを4つ並列に配置すると共に、その4つの作像ユニット10に対して1つの中間転写ベルト10と1つの2次転写ローラ23を配設している。この画像形成装置100を構成する作像ユニット10の一例としてイエローの作像ユニット10Yの構成を示している。特に補足説明がない限り他のシアン作像ユニット10C、マゼンタ作像ユニット10M、ブラック作像ユニット10Kも同等の構成・動作となっている。作像動作が開始されると、イエロー作像ユニット10Yでは、静電潜像担持体である感光体11は帯電装置12により表面を一様に帯電される。そして帯電後の感光体11には光書き込みの露光装置20からの露光によりフルカラー原稿のイエロー成分画像の静電潜像が形成され、その静電潜像はイエロー現像装置13Yによりイエロートナーで顕像化される。また、所定の時間差でシアン作像ユニット、マゼンタ作像ユニット、ブラック作像ユニット10においても同様の作像動作が行われ、シアン,マゼンタ,ブラックの各色のトナー像が各感光体11上に形成される。各作像ユニット10Y,10C,10M,10Bkにおいて感光体11上に形成されたトナー像Y,C,M,Bkを、中間転写ベルト21上で1つのフルカラー画像として重ねまとめるために、この中間転写ベルト21の裏面側には各作像ユニット10の感光体11の対向位置に転写ローラ14を配置し、転写ローラ14に所定の転写バイアスを印加することによって、各作像ユニット10のトナー像を順次中間転写ベルト21に重ねて転写させる。
中間転写ベルト21への転写後の各作像ユニット10内の感光体11は、図示しない光除電ユニットにより表面電位を除電され、感光体11に残留した転写残トナーはクリーニング装置15のクリーニングブレード151、152により除去され、前述の帯電装置12で帯電される、といった一連の作像サイクルを繰り返す。ベルト転写後、感光体11表面は光除電ユニットで除電された後、クリーニング装置15においてトナーなどの残留物を除去している。クリーニング装置15で除去されたトナーは廃トナー搬送経路を経て廃トナー収容槽に搬送される。
帯電装置12は、感光体11に対向配置される帯電部材12aを接触させて所定の直流電圧(DC)を印加させて感光体11表面を均一帯電させる接触帯電方式であり、帯電部材には弾性樹脂ローラを用いている。感光体回転方向において感光体表面での露光位置から現像位置の間の感光体表面に対向した位置に非接触型の電位センサを設置し、所定の帯電電位および潜像電位になるように帯電バイアス値および露光量を調整する。
記録紙へのフルカラートナー像の記録紙への転写後に中間転写ベルト21の表面に残留したトナーや紙粉等の付着物は、中間転写ベルトクリーニング装置22の図示しないクリーニングブラシローラやクリーニングブレードにより除去され、先述の感光体廃トナーと同様に廃トナー収容部に搬送される。中間転写ベルト21、転写ローラ、転写バイアス電源、ベルト駆動軸などを内包する転写ユニット内に設置されたテンションローラがカム機構によって転写ベルトにテンションを与えるもしくは解除することにより、転写ベルトは各作像ユニット10の感光体11と接触した状態と離間した状態に変更可能になっている。これにより機械動作時には各作像ユニットの感光体11が回転するのに先立って接触状態に、機械停止時には感光体11から離間した状態に状態にしている。中間転写ベルトへトナー像を転写した後、感光体表面は光除電ユニットで除電され、クリーニング装置15において、最初に(クリーニングユニット内において感光体回転方向において上流位置)で感光体回転方向とカウンター方向にブラシローラを接触回転させて感光体上の残トナーおよび付着物を掻き乱して感光体11との付着力を弱め、その下流位置においてゴム弾性体でできたブレードを感光体11に接触させて、先述の乱されたトナーや付着物を除去している。
その後、中間転写ベルト21に転写されたトナー像は、そして1つのフルカラー画像となった中間転写ベルト21上のトナー画像を所定のバイアスが印加される2次転写ローラ23との間にタイミングを合わせて搬送されてくる記録紙上に転写させられる。転写装置としては、1次転写ローラ14、2次転写ローラ23、中間転写ベルト21、ベルトクリーニング装置22等を有している。その後、記録紙は定着装置25に搬送され加熱・加圧されて記録紙上のトナー像が定着されフルカラー画像が出力される。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態として加熱・加圧ローラを備える定着装置の構成を示す概略図である。
本発明の定着装置25は、図1に示すように、定着ローラ251は、ステンレス、アルミニウム等の金属製の芯金の外周に、加圧ローラ252とニップを形成するために、例えば発泡シリコーンゴムや液状シリコーンゴム等の耐熱弾性材料で環状に成型加工された弾性層を備える。弾性層の表層には、転写紙及びトナーの離型性を良くするために離型層を設ける。離型層には、耐熱性があり表面エネルギーの小さい材料が使用され、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などの高分子樹脂からなる耐熱性チューブとして使用される。定着ローラ251の芯金中には定着ローラ251の温度上昇を加速させるためのハロゲンヒータ等の熱源251aが配設される。
加圧ローラ252は、ステンレス、アルミニウム等の金属製の芯金の外周にフッ素系ゴム、シリコーンゴム等の耐熱弾性材料からなる弾性層を適度な厚みで備え、定着ローラ251と同様に、表層にフッ素系樹脂等からなる離型層を備える。また、加圧ローラ252は、定着ローラ251に向けて図示しないバネ等の加圧部材により押圧されており、弾性層を弾性変形させることにより定着ローラ251との間で、一定時間トナーを加圧・加熱できるニップ部を形成する。また、加圧ローラ252の芯金中には加圧ローラ252の温度上昇を加速させるためのハロゲンヒータ等の熱源252aが配設されてもよい。
定着ローラ251にトナーとの離型性を良くしてオフセットの発生を防止するために、離型性を向上させるシリコーンオイル等のオイルを塗布する塗布ローラ255、定着ローラ251に付着したトナー、紙粉をクリーニングするクリーニング部材として、図示しないクリーニングローラを設ける。また、加圧ローラ252にも紙粉と記録しないときに接する定着ローラ251からトナーが付着することから、加圧ローラ252にクリーニングローラを設ける。さらに、定着ローラ251、加圧ローラ252等の定着装置25における部材のヒータを制御するために、各部材の温度を検知するためにサーミスタ等の温度センサを設ける。ここでは、定着ローラ251の中央部と端部をそれぞれ測定するために、中央部温度検出手段253a、端部温度検出手段253bを少なくとも2カ所以上に設ける。
ここで、中央部とは、中央部を基準として搬送する記録紙のすべてが、記録紙の搬送方向に係わらず通過する領域をいう。端部とは、記録紙の大きさ、縦送り又は横送りの搬送方向によって、記録紙が通過する領域に入る場合と記録紙が通過する領域外になる場合との両方になる場合がある領域をいう。したがって、通過させる記録紙の種類が多ければ、端部になる場合とならない場合があり、その場合は、それぞれの領域に温度検出手段253a、b、cを設けておく必要がある。
また、定着部材として、定着ローラ251のみを図2に示したが、複数の支持ローラに張架した無端状であるフィルム状の定着部材であっても良い。
本発明では、未定着トナー像を表面に担持した記録紙を、ローラ状又はフィルム状の定着ローラ251と加圧ローラ252とで挟持し、加熱及び/又は加圧しながら搬送するで定着させる定着装置を備える画像形成装置100において、温度検出手段253による検出で記録紙搬送方向を制御する。図2に示すように、中央部温度検出手段253a、端部温度検出手段253bで検出する温度に差がでる場合がある。定着ローラ251の加熱ヒータ251aのハロゲンランプに電力を流すと、一様に発光したとしても、定着ローラ251の端部は中央部に比較して熱の放散が大きいことから、中央部より温度が低くなることが多い。例え、端部の発光量の多いハロゲンランプを用いても、中央部と端部とを完全に同じにすることは困難である。したがって、温度検出手段253で検出した温度に基づいて、画像形成動作に使用する記録紙の大きさ、搬送方向を決定し、画像形成動作において制御する。このときに、定着ローラ251の長手方向に少なくとも2カ所の温度を検出する温度検出手段253を備えている。少なくとも、2カ所以上なければ、温度差を検知することができない。したがって、本発明の画像形成装置100のように、記録紙の大きさ、搬送方向を制御するには少なくとも2カ所以上の温度検出手段253を用いなければならない。
さらに、本発明の画像形成装置100では、記録紙が通過できる領域を有する定着ローラ251の中央部温度が予め定める温度以上であって、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着ローラ251の端部温度が予め定める温度以下の場合は、記録紙が定着ローラ251の端部を通過しないように搬送される。トナーを記録紙に溶融し固着するには、それぞれの画像形成装置100、トナーに合わせて、定着するために予め定める温度を設定しておく。トナーを定着させるために予め定める温度は、中央部と端部とで同じにしなくとも良い。定着ローラ251の熱の放散と、逆に、記録紙の中央部に対する熱の集中もあり、画像形成装置100の構成によって異なってくることがある。
温度検出手段253で、中央部が予め定める温度以上になっていて定着可能であっても、端部が予め定める温度以上になっていないことがある。この場合、端部を通過しない記録紙の搬送で、画像形成動作を行うことができる。さらに、そのときに、同じ大きさの記録紙であっても、長い辺を先頭に送る横送りではなく、短い辺を先頭して送る縦送りで定着可能であれば、記録紙が端部を通過しない縦送りで画像形成動作を行うことができる。
定着ヒータ251aのハロゲンランプに対す配光をストレートもしくは、端部が中央部よりも発熱量の低い構成にすることにより、小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇の発生を防止しすると共に、A4横サイズ印刷作像開始時に、定着端部温度が予め定める温度よりも低い場合には、A4横サイズではなく、画像を90度回転して作像し、A4縦サイズで印刷することにより、定着不良を防止しつつ、ファーストプリントタイムを短くすることができる。
また、本発明の画像形成装置100では、記録紙の大きさ、厚さで、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。これは、記録紙の大きさによって、例えば、A4とB5では、記録全体の面積も異なり、同じ搬送速度であっても通過に要する時間が異なり、それぞれの記録紙の大きさに合わせて、定着ローラ251の中央部、端部の予め定める温度を設定する。これは、記録紙の厚さが違っても、同様に、定着ローラ251の中央部、端部の予め定める温度を設定する。
この時に、例えば、定着ヒータ251aのハロゲンランプに対す配光をストレートもしくは、端部が中央部よりも発熱量の低い構成にすることにより、小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇の発生を防止しすると共に、A4横サイズ印刷作像開始時に、定着端部温度が予め定める温度よりも低い場合には、A4横サイズではなく、画像を90度回転して作像し、A4縦サイズで印刷することにより、定着不良を防止しする。通紙する紙厚さにより、予め定める温度を変更し、記録紙が所定の厚さより厚い場合には、A4横印刷が可能な予め定める温度を高く、記録紙が所定の厚さより薄い場合には“A4横印刷が可能な予め定める温度を低くすることにより、定着不良の発生しない薄紙通紙時にはA4横サイズにて通紙し、生産性を高く保つことができる。
また、本発明の画像形成装置100が、フルカラー画像を形成する場合とモノクロ画像を形成する場合では、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。
これは、フルカラー画像では、記録紙上に少なくとも黒トナー、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーの4種類のトナーが層を形成しており、これ全体を定着させる必要がある。これに対して、モノクロ画像は黒トナー1種類で画像形成していることから、2層以上になることがあるとしても、定着に必要な温度が異なり、従って、画像モードに対応してそれぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。
この時に、例えば、定着ヒータ251aのハロゲンランプに対す配光をストレートもしくは、端部が中央部よりも発熱量の低い構成にすることにより、小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇の発生を防止しすると共に、A4横サイズ印刷作像開始時に、定着端部温度が予め定める温度よりも低い場合には、A4横サイズではなく、画像を90度回転して作像し、A4縦サイズで印刷することにより、定着不良を防止しする。プリントモードにより予め定める温度を変更し、カラープリントではA4横印刷可能な予め定める温度を高くし、モノクロプリントではA4横印刷可能な予め定める温度を低くすることにより、定着不良の発生しないモノクロプリント時にはA4横サイズにて通紙し、生産性を高く保つことができる。
また、本発明の画像形成装置100では、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像の有無によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。画像形成装置100が、スキャナーで原稿画像を読取り、その後にレーザ等の露光装置で書き込む場合は、読み取った時点、又は、書き込んだ時点で、記録端部に画像が存在するか否かを判断することができる。アナログ形式の画像形成装置100では、これは判断することができない。しかし、デジタル形式の画像形成装置100であれば、複写機タイプであればいずれの時点でも判断できるし、プリンタタイプであっても書き込み時に判断することができる。したがって、その判断をした時点で、記録紙端部に画像が存在しない場合は、記録紙の横送りで搬送して画像形成動作を行う。記録紙端部に画像が存在し、かつ、定着ローラ251の端部が予め定めた温度以上になっていない場合は、記録紙を縦送りの搬送で画像形成動作を行う。
更に、具体的には、例えば、定着ヒータ251a251aのハロゲンランプに対す配光をストレートもしくは、端部が中央部よりも発熱量の低い構成にすることにより、小サイズ紙連続通紙時の端部温度上昇の発生を防止しすると共に、A4横サイズ印刷作像開始時に、定着端部温度が予め定める温度よりも低い場合には、A4横サイズではなく、画像を90度回転して作像し、A4縦サイズで印刷することにより、定着不良を防止しする。用紙端部の画像有無により予め定める温度を変更し、用紙端部に画像がある場合にはA4横印刷可能な予め定める温度を高くし、用紙端部に画像が無い場合にはA4横印刷可能な予め定める温度を低くすることにより、端部に画像がなく、端部定着不良の発生しない画像の場合はA4横サイズにて通紙し、生産性を高く保つことができる。
さらに、これらによって、画像形成開始後に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着ローラ251の端部温度が予め定める温度以下から予め定める温度以上になったときに、記録紙の搬送方向を縦送りから横送りに変更することができる。記録紙の縦送りより横送りの方が、搬送する長さが短いことから、画像形成の生産性を高めることができる。また、加熱ヒータ251aの制御は画像形成時も同時に行っており、端部で記録紙等に熱を奪われないことで、温度の上昇が記録紙が通過している中央部よりも早い。したがって、画像形成動作中に端部の温度が上昇し、予め定める温度以上にすることができる。その時に、紙送りの方向を変えることが可能になる。
さらに、具体的には、通紙開始時に定着ヒータ251a端部の温度が予め定める温度未満であり、A4横サイズがA4縦サイズに変換されて印刷開始された場合、通紙中に定着ヒータ251a端部温度が予め定める温度以上になれば、以後はA4横サイズで印刷することにより、定着不良を防止しながらも、A4印刷の生産性を最大限に向上させることができる。
本発明の画像形成装置に用いた定着装置は、図2に示している。定着ローラおよび加圧ローラにはそれぞれハロゲンヒータが配設されている。定着ヒータは図示されている温度検知サーミスタにより、中央部、端部が制御されている。また、加圧ヒータは図示されていない温度検知サーミスタにより制御されている。
図3は、定着ヒータの配光分布を示すグラフである。このときに、定着ヒータは配光分布は図3のようになっており、短部の配光は中央部と同等以下であり、小サイズ紙の連続通紙でも、短部温度上昇の不具合が発生しない。
図4は、加圧ヒータの配光分布を示すグラフである。加圧ヒータは定着ヒータと異なり、端部の発熱量を中央よりも大きくしている。待機時の軸方向温度分布を均一にすることが目的である。
加圧ヒータは待機中点灯し、加圧ローラを保温しているが、通紙中はOFFしているため、小サイズ連続通紙時の端部温度上昇は発生しない。
次に実際の通紙開始時の制御を説明する。
<制御条件>
安定時、線速278mm/sec、フルカラー55cpm
待機時の定着設定温度:177℃
通紙時の定着設定温度:180℃
待機時の加圧設定温度:150℃
図5は、対策前の端部定着不良の発生状況を示すグラフである。また、待機後にこのままの条件でA4サイズ紙を通紙したときの定着ローラ温度:A4縦端部(加熱:C)、定着ローラ温度:A4横端部(加熱:R)で、下図に示す。待機後にA4横通紙すると、A4横端部において2枚目〜5枚目で定着下限温度よりも低いため、定着不良が発生している。一方、A4縦端部位置の温度は定着下限温度よりも高いために定着不良は発生しない
(実施例1)
ここでは、画像形成装置が、記録紙の大きさで、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変えて、画像形成動作を行う制御した。
図6は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、画像形成動作を開始するために、プリントボタンをオンする。これによって、定着装置が回転動作を開始する。ほぼ同時に、定着ローラの加熱ヒータをオンする。定着ローラの、目標温度は、180℃に設定する。このときに、加圧ローラ側は、加熱しない。定着ローラの中央部が、予め定める温度175℃に達すると、端部温度を検知する。端部温度の予め定める温度170℃に達していないときには、定着ローラの中央部のみで定着するように、例えば、A4を縦送りの搬送で画像形成動作を開始する。このときに、端部温度の予め定める温度170℃に達しているときには、定着ローラの中央部及び端部で定着するように、例えば、A4を横送りの搬送で画像形成動作を開始して、生産性を高める。画像終了後は、画像形成動作を終了し、定着装置およびそのヒータを停止する。
この動作でA4横印刷すると、端部温度が低い場合はA4縦で通紙されるため、ファーストプリント時間が遅くなることなく、定着不良は発生しない。
また画像形成間隔が短い場合など、定着ローラ端部温度が定着性に対し十分温まっている場合にはA4横で通紙されるため、この場合は生産性は落ちない。
(実施例2)
ここでは、画像形成装置が、記録紙の厚さで、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変えて、画像形成動作を行う制御した。紙厚さにより予め定める温度を変更し、薄紙ではA4横印刷をA4縦印刷に変換しないことを特徴とする。同じ定着条件でも、記録紙の厚さが異なると定着性が異なる。紙厚が薄い記録紙では、紙厚の厚い記録紙に比べて少ない定着熱量で定着する。
図7は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。画像形成動作を開始するために、プリントボタンをオンする。これによって、定着装置が回転動作を開始する。ほぼ同時に、定着ローラの加熱ヒータをオンする。定着ローラの、目標温度は、180℃に設定する。このときに、加圧ローラ側は、加熱しない。定着ローラの中央部が、予め定める温度175℃に達すると、端部温度を検知する。端部温度の予め定める温度170℃に達していないときには、再度、定着ローラの中央部の温度を検知する。このときに、端部温度の予め定める温度170℃に達しているときには、記録紙の厚さを入力する。これは、使用者が、初めに、入力させるようにする。この記録紙の、例えば、厚さを坪量で表しているときには、90g以上では厚いので、定着ローラの予め定める温度(印刷許可温度)を170℃にし、90g未満で薄い場合は予め定める温度(印刷許可温度)を150℃にする。このときに、定着ローラの端部温度が予め定める温度(印刷許可温度)に達しているときには、定着ローラの中央部及び端部で定着するように、例えば、A4を横送りの搬送で画像形成動作を開始して、生産性を高める。端部温度が予め定める温度170℃に達していないときには、定着ローラの中央部のみで定着するように、例えば、A4を縦送りの搬送で画像形成動作を開始する。画像終了後は、画像形成動作を終了し、定着装置およびそのヒータを停止する。
定着ローラの中央部及び端部で定着するように、例えば、A4を横送りの搬送で画像形成動作を開始して、生産性を高める。画像終了後は、画像形成動作を終了し、定着装置およびそのヒータを停止する。
このため、薄紙通紙時は、普通紙において端部定着不良発生する定着ローラ温度条件でも、定着が可能である。
(実施例3)
ここでは、画像形成装置が、フルカラー画像又はモノクロ画像によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。これは、通紙モードにより予め定める温度を変更し、モノクロプリントの場合は、A4横印刷をA4縦印刷に変換しない。記録紙上のトナー厚さにより、定着に必要な熱量が異なる。
図8は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。図7と同様に、フルカラー画像を形成するに際して、予め定める温度(印刷許可温度)を設定する。2色以上のトナーを重ねて作像するカラー画像に比べて、トナー単色で作像するモノクロプリントは、比較的低い定着熱量で定着可能である。
(実施例4)
ここでは、画像形成装置が、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像の有無によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える。用紙端部の画像有無により予め定める温度を変更し、画像が端部に無い場合は、A4横印刷をA4縦印刷に変換しない。
図9は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。図7と同様に、記録紙端部、ここでは、A4横幅方向の30mm以内に画像があるか否かにより、予め定める温度(印刷許可温度)を設定する。
通紙初期に定着ローラ端部温度が低いために発生する不具合は、端部定着不良である。通紙する記録紙が、この低い定着ローラ温度の領域を通過するものであっても、そこにトナー像が無ければ問題は発生しない。
(実施例5)
フルカラープリントにおいて、端部の画像がトナー単色で構成されている場合は、A4横印刷をA4縦印刷に変換しない。
図10は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。同様に、A4横幅方向の30mm以内に画像があるか否かで、かつ、フルカラー画像か否かにより、予め定める温度(印刷許可温度)を設定する。
これによって、2色以上のトナーを重ねて作像するカラー画像に比べて、トナー単色で作像するモノクロプリントは、比較的低い定着熱量で定着可能である。
(実施例6)
ここでは、画像形成装置が、画像形成開始後に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着ローラの端部温度が予め定める温度以下から予め定める温度以上になったときに、記録紙の搬送方向を縦送りから横送りに変更する。通紙開始時、端部温度が定着許可温度未満でA4横をA4縦に変換して通紙し、通紙途中で端部温度が上昇してA4横通紙に復帰する。
図11は、本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。実施例1と同様に、画像形成動作を開始し、画像形成毎に定着ローラ端部の温度を検知して、定着ローラの端部温度が予め定める温度(印刷許可温度)に達しているときには、定着ローラの中央部及び端部で定着するように、例えば、A4を横送りの搬送で画像形成動作を開始して、生産性を高める。
通紙中に定着ヒータ端部温度が予め定める温度以上になれば、以後はA4横サイズで印刷することにより、定着不良を防止しながらも、A4印刷の生産性を最大限に向上させることができる。
この画像形成装置の4つの作像ユニットが並列配置された作像系の全体概略図である。 本発明の画像形成装置の一実施形態として加熱・加圧ローラを備える定着装置の構成を示す概略図である。 定着ヒータの配光分布を示すグラフである。 加圧ヒータの配光分布を示すグラフである。 対策前の端部定着不良の発生状況を示すグラフである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態である画像形成装置における画像形成動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置100
200 給紙装置
300 画像形成本体
400 スキャナ部
500 原稿自動搬送装置(ADF)

10 作像ユニット
11 感光体
12 帯電装置
13 現像装置
14 転写ローラ
15 クリーニング装置
16 潤滑材塗布装置
20 露光装置
21 中間転写ベルト
22 ベルトクリーニング装置
23 2次転写ローラ
24 搬送ベルト
25 定着装置
251 定着ローラ
251a 定着ヒータ
252 加圧ローラ
252a 加圧ヒータ
253 温度検出手段
253a 中央部温度検出手段
253b 端部温度検出手段
30 読取CCD
40 給紙カセット
42 ピックアップローラ
45 搬送ローラ
49 レジストローラ

Claims (12)

  1. 未定着トナー像を表面に担持した記録紙を、ローラ状又はフィルム状の定着部材と加圧部材とで挟持し、加熱及び/又は加圧しながら搬送するで定着させる定着装置を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記定着部材の長手方向に少なくとも2カ所の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段による検出で記録紙搬送方向を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、記録紙が通過できる領域を有する定着部材の中央部温度が予め定める温度以上であって、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度が予め定める温度以下の場合は、記録紙が定着部材の端部を通過しないように搬送される
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、定着部材軸方向全体を通過する記録紙搬送方向のときに、画像形成動作開始時に定着部材端部の温度が予め定める温度以下の場合は、記録紙の搬送方向を回転させて定着部材軸方向の中央部のみを通過して定着させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、記録紙の大きさ、厚さで、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、記録紙の大きさがA4サイズで所定の厚さより厚い場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が所定の厚さより薄い場合に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くする
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、フルカラー画像を形成する画像形成装置であって、フルカラー画像又はモノクロ画像によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、画像がフルカラー画像の場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、画像がモノクロ画像の場合に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くする
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像の有無によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置は、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がある場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がない場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低く設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がフルカラー画像又はモノクロ画像によって、それぞれ中央部と端部との予め定める温度を変える
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置は、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がフルカラー画像である場合に、A4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を高く設定し、記録紙が縦送りで通過できる領域外に形成する画像がモノクロ画像の場合にA4記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度を低くする
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、画像形成開始後に、記録紙が縦送りで通過できる領域外の定着部材の端部温度が予め定める温度以下から予め定める温度以上になったときに、記録紙の搬送方向を縦送りから横送りに変更する
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2007213484A 2007-08-20 2007-08-20 画像形成装置 Pending JP2009047889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213484A JP2009047889A (ja) 2007-08-20 2007-08-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213484A JP2009047889A (ja) 2007-08-20 2007-08-20 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009047889A true JP2009047889A (ja) 2009-03-05

Family

ID=40500174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007213484A Pending JP2009047889A (ja) 2007-08-20 2007-08-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009047889A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063563A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置と画像形成装置の制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356647A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002174981A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Toshiba Tec Corp 定着制御方法及びその装置
JP2003156968A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2004317708A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Seiko Epson Corp 画像形成装置およびその制御方法
JP2006251481A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356647A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002174981A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Toshiba Tec Corp 定着制御方法及びその装置
JP2003156968A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2004317708A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Seiko Epson Corp 画像形成装置およびその制御方法
JP2006251481A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063563A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置と画像形成装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5173464B2 (ja) 画像形成装置
JP5640750B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、定着制御方法
JP5239599B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9817345B2 (en) Fixing device, image forming apparatus, and method of controlling fixing device
JP6210305B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6620936B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP6299462B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5929877B2 (ja) 画像形成装置
JP2009115956A (ja) 転写定着装置、及び画像形成装置
US8934825B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2007101861A (ja) 定着装置
JP4760296B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2006047739A (ja) 画像形成装置
JP6492594B2 (ja) 画像形成装置
JP2009223291A (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP7073140B2 (ja) 画像形成装置
JP2009025464A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US11385584B2 (en) Image forming apparatus
US10955781B2 (en) Fixing apparatus, image forming apparatus, and nip width controlling method
JP2019086747A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2018120121A (ja) 定着装置
JP2009047889A (ja) 画像形成装置
JP2003316189A (ja) 定着装置
US20120070205A1 (en) Fixing unit and image forming apparatus
JP2021113865A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120417