JP2009047561A - 放射線画像検出器用収納容器および放射線画像検出器の製造方法 - Google Patents

放射線画像検出器用収納容器および放射線画像検出器の製造方法 Download PDF

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武 久保田
Hideyuki Murakoshi
秀行 村越
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Abstract

【課題】アモルファスセレンを備えた放射線画像検出器の焼き付きを防止する放射線画像検出器用収納容器を提供する。
【解決手段】ケース部10,11の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器が収納される放射線画像検出器用収納容器およびその放射線画像検出器の製造方法に関するものである。
従来、医療分野などにおいて、被写体を透過した放射線の照射により被写体に関する放射線画像を記録する放射線画像検出器が各種提案、実用化されている。
上記放射線画像検出器としては、たとえば、放射線の照射により電荷を発生するアモルファスセレンを利用した放射線画像検出器があり、そのような放射線画像検出器として、いわゆる光読取方式のものやTFT読取方式のものが提案されている。
ここで、上記のようなアモルファスセレンを利用した放射線画像検出器を製造する際には、各製造工程間においては、ケースに収納された状態で搬送される。
特開平7−257539号公報 特開平11−217119号公報 特開平11−243140号公報
しかしながら、各製造工程間で搬送される際に用いられるケースが、たとえば、透明なものである場合には、アモルファスセレンが環境光にさらされてしまうため焼き付き劣化みられる問題が生じる。
本発明は、上記の事情に鑑み、上記のような焼き付き劣化を防止することができる放射線画像検出器用収納容器とその放射線画像検出器の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の放射線画像検出器用収納容器は、放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器が収納されるケース部を備えた放射線画像検出器用収納容器であって、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下であることを特徴とする。
また、上記本発明の第1の放射線画像検出器用収納容器においては、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるようにケース部の表面にフイルムを貼付するようにすることができる。
また、ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上となるようにすることできる。
また、ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるようにケース部の表面にフイルムを貼付するようにすることができる。
本発明の第2の放射線画像検出器用収納容器は、放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器が収納されるケース部を備えた放射線画像検出器用収納容器であって、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下であることを特徴とする。
また、上記本発明の第2の放射線画像検出器用収納容器においては、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下となるようにケース部の表面にフイルムを貼付するようにすることができる。
また、ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上となるようにすることができる。
また、ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下となるようにケース部の表面にフイルムを貼付するようにすることができる。
本発明の放射線画像検出器の製造方法は、放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器の製造方法であって、環境光が制御されていない場所において、上記本発明の放射線画像検出器用収納容器に放射線画像検出器が収納されて搬送されることを特徴とする。
本発明の放射線画像検出器用収納容器によれば、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下または3%以下となるようにしたので、収納される放射線画像検出器の焼き付きを防止することができる。
また、上記本発明の放射線画像検出器用収納容器において、ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下または3%以下となるようにケース部の表面にフイルムを貼付するようにした場合には、600〜700nmの光の遮光を容易に実現することができる。
また、ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上となるようにした場合には、中に収納された放射線画像検出器の視認性を確保することができる。
本発明の放射線画像検出器の製造方法によれば、環境光が制御されていない場所において、上記本発明の放射線画像検出器用収納容器に放射線画像検出器が収納されて搬送されるようにしたので、工程間の搬送における放射線画像検出器の焼き付きを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の放射線画像検出器用収納容器の一実施形態について説明する。図1は、本発明の放射線画像検出器用収納容器の斜視図、図2は、図1に示す放射線画像検出器用収納容器の蓋部を開いた状態の斜視図である。
本実施形態の放射線画像検出器用収納容器は、図1に示すように、後述するアモルファスセレンを用いた放射線画像検出器が収納される容器本体10と、容器本体10の蓋となる蓋部11と、容器本体10に蓋部11を固定する止金部12とを備えている。
蓋部11は、図2に示すように、開閉可能になるようにその一辺が容器本体10に接続されている。
そして、容器本体10の内側には、図2に示すように、容器本体10の開口側から底面に沿って延びる複数のリブ13が形成されており、1組のリブ13によって溝部13aが形成されている。そして、図3に示すように、この溝部13aに放射線画像検出器20の側端部のガラス基板が嵌め込まれて放射線画像検出器20が容器本体10内に収納される。上記のようにリブ13により形成される溝部13aによって放射線画像検出器20の側端部のみを固定することによって、放射線画像検出器20のアモルファスセレンからなる光導電層および配線と回路部などを傷つけないようにして放射線画像検出器20を収納することができる。なお、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器においては、リブ13を形成するようにしたが、放射線画像検出器20を傷つけずに搬送できる形態であれば如何なる形態を採用してもよい。
そして、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器は、図2および図3に示すように、複数枚の放射線画像検出器20が収納可能なようにリブ13が形成されている。なお、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器は、複数枚の放射線画像検出器20を収納可能なものとして構成するようにしたが、これに限らず、1枚の放射線画像検出器20のみを収納可能な構成としてもよい。
そして、容器本体10と蓋部11の材料としては、軽量、機械強度、帯電性の面からリケンテクノス社製TR−4(制電ABS材)が選択され、この材料を用いて射出形成することによって容器本体ベース10aと蓋部ベース11aとが作成される。
ここで、上記のようにして射出形成された容器本体ベース10aと蓋部ベース11aとをそのまま放射線画像検出器用収納容器として用いた場合には、リケンテクノス社製TR−4(制電ABS材)は透明な部材であるため、収納された放射線画像検出器が環境光にさらされることになる。そして、たとえば、図4に示すような分光特性を有する蛍光灯(ナショナル製FPL27EX−N)の光を環境光として用いた場合には、放射線画像検出器内においてオフセット電子が発生し、これが焼き付きとなって適切な放射線画像を得ることができなくなることがわかった。図5に、上記蛍光灯の照射強度と放射線画像検出器内で発生したオフセット電子数との関係を示す。図5の白丸で示すグラフが、上記蛍光灯の光をそのまま照射した場合のオフセット電子数を示している。
そして、さらに、蛍光灯に赤色フイルム(富士フイルム社製バンドパスフィルターBPB−60)を貼付して環境光を制御した場合、蛍光灯に緑色フイルム(富士フイルム社製バンドパスフィルターBPB−50)を貼付して環境光を制御した場合。蛍光灯に青色フイルム(富士フイルム社製バンドパスフィルターBPB−45)を貼付して環境光を制御した場合のそれぞれの状況下において、放射線画像検出器内で発生したオフセット電子数を測定した結果を図5に示す。図5に示すように、蛍光灯に赤色フイルムを貼付した場合には(図5の黒丸で示すグラフ)、フイルムが無い場合と比較するとオフセット電子数は減るが、依然として多くのオフセット電子が発生する。そして、蛍光灯に青色フイルムまたは緑色フイルムを貼付した場合には、オフセット電子数は十分に減少することがわかった。つまり、アモルファスセレンを用いた放射線画像検出器は、赤色フイルムを透過するが、青色フイルムや緑色フイルムには遮光される600〜700nmの光が照射されると多くのオフセット電子を発生して焼き付いてしまうことがわかった。
ここで、オフセット電子とは、それぞれの環境下に置いた放射線画像検出器20について、2kVの電圧を一定時間かけ、放射線を曝射することなく、読取走査を行って検出された電子数である。
そこで、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器においては、上記のように透明な部材で射出形成された容器本体ベース10aと蓋部11aの表面の全面にフイルム10b、11bを貼付する。
フイルム10b、11bとしては、600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下のものを利用する。具体的には、たとえば、富士フイルム社製バンドパスフィルターBPB−42、BPB−45、BPB−50、BPB−53、BPB−55を利用することができる。上記バンドパスフィルターの透過率を図6に示す。なお、図6においては、参考のため、赤色フイルム(BPB−60)の透過率も示している。もちろん赤色フイルム(BPB−60)は用いることができない。なお、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器においては、600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下のフイルムを利用するようにしたが、600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下のフイルムを用いる方がより好ましい。
ここで、上述したように本実施形態の放射線画像検出器用収納容器は、放射線画像検出器の焼き付きを防止するため、600〜700nmの全波長の光に対して透過率が10%以下となるように形成されるが、一方、放射線画像検出器用収納容器は、その中に設置された放射線画像検出器を容器外から視認できるようにすることが望ましい。人間の視認性を十分に確保するためには、最も視感度の高い500nm前後の波長の光の照射に対してその4%程度が反射光として視覚に入る必要があり、これを実現するためには、光が放射線画像検出器へ照射される際の往路と光が放射線画像検出器からの反射する際の往路とでそれぞれ、450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して20%以上の透過率を確保する必要がある。
そして、上述したように富士フイルム社製バンドパスフィルターBPB−42、BPB−45、BPB−50、BPB−53、BPB−55を利用するようにすれば、これらのフィルタは、いずれも450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して20%以上の透過率を有するものであるので、十分は視認性も確保することができる。
なお、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器においては、容器本体ベース10aおよび蓋部ベース11aにフイルム10b,11bを貼付することによって450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつ600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるようにしたが、フイルム貼付に限らず、たとえば、容器本体ベース10aおよび蓋部ベース11bを形成する材料自体に、遮光顔料や染料を添加することによって450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつ600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下または透過率3%以下となるようにしてもよい。
また、本実施形態の放射線画像検出器用収納容器においては、全面が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であるようにしたが、必ずしも全面でなくてもよく、容器内の放射線画像検出器が視認できれば、容器の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であるようにすればよい。たとえば、放射線画像検出器用収納容器の上面のみを450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であるようにすればよい。
次に、本発明の放射線画像検出器用収納容器に収納される放射線画像検出器20の一例について説明する。
図7は、放射線画像検出器20の一部の斜視図、図8は、図7に示す放射線画像検出器20の8−8線断面図である。
放射線画像検出部20は、図3に示すように、放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層21、第1の電極層21を透過した放射線の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層22、記録用光導電層22において発生した電荷のうち一方の極性の電荷に対しては絶縁体として作用し、且つ他方の極性の電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層23、読取光の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層24、および第2の電極層25をこの順に積層してなるものである。記録用光導電層22と電荷輸送層23との界面近傍には、記録用光導電層22内で発生した電荷を蓄積する蓄電部26が形成される。なお、上記各層は、第2の電極層5側から順にガラス基板上に積層されるが、図7および図8においては、ガラス基板は図示省略してある。
第1の電極層21としては、放射線を透過するものであればよく、たとえば、ネサ皮膜(SnO2)、ITO(Indium Tin Oxide)、アモルファス状光透過性酸化膜であるIDIXO(Idemitsu Indium X-metal Oxide ;出光興産(株))などを50〜200nm厚にして用いることができ、また、100nm厚のAlやAuなども用いることもできる。
第2の電極層25は、読取光を透過する複数の透明線状電極27と読取光を遮光する複数の遮光線状電極28とを有するものである。そして、透明線状電極27と遮光線状電極28とは、図7および図8に示すように、所定の間隔を空けて交互に平行に配列されている。
透明線状電極27は読取光を透過するとともに、導電性を有する材料から形成されている。上記のような材料であれば如何なるものでもよいが、たとえば、第1の電極層21と同様に、ITOやIDIXOを用いることができる。また、Al、Crなどの金属を用いて読取光を透過する程度の厚さ(たとえば、10nm程度)で形成するようにしてもよい。
遮光線状電極28は読取光を遮光し、導電性を有する材料から形成されている。上記のような材料であれば如何なるものでもよいが、たとえば、Al、Crなどの金属を用いることができる。
記録用光導電層22は、放射線の照射を受けることにより電荷を発生するものであればよく、放射線に対して比較的量子効率が高く、また暗抵抗が高いなどの点で優れているa−Seを主成分とするものを使用する。厚さは500μm程度が適切である。
電荷輸送層23としては、たとえば、放射線画像の記録の際に第1の電極層21に帯電する電荷の移動度と、その逆極性となる電荷の移動度の差が大きい程良く(例えば10以上、望ましくは10以上)ポリN−ビニルカルバゾール(PVK)、N,N'−ジフェニル−N,N'−ビス(3−メチルフェニル)−〔1,1'−ビフェニル〕−4,4'−ジアミン(TPD)やディスコティック液晶等の有機系化合物、或いはTPDのポリマー(ポリカーボネート、ポリスチレン、PVK)分散物,Clを10〜200ppmドープしたa−Se、AsSe等の半導体物質が適当である。
読取用光導電層24としては、読取光の照射を受けることにより導電性を呈するものであればよく、例えば、a−Se、Se−Te、Se−As−Te、無金属フタロシアニン、金属フタロシアニン、MgPc(Magnesium phtalocyanine),VoPc(phaseII of Vanadyl phthalocyanine)、CuPc(Cupper phtalocyanine)などのうち少なくとも1つを主成分とする光導電性物質が好適である。厚さは0.1〜1μm程度が適切である。
ここで、上記放射線画像検出器の製造工程を説明する。
図9に示すように、まず、蒸着工程において、上述した各層が蒸着によってガラス基板上に形成される。そして、次に、配線工程において、第1の電極層21や第2の電極層25に配線が施される。次に、封止工程において封止され、最後に、設置工程において放射線画像記録装置に設置されたり、カセッテ内に設置されたりする。
そして、上記各工程は、それぞれ別の部屋で行なわれ、それぞれの部屋においては、東芝製FL20SGや東芝製FL40SGなどの緑色の光を発するカラー蛍光ランプが用いられ、放射線画像検出器において焼き付きが生じないように環境光が制御される。
しかしながら、各工程間においては、部屋から部屋へ移動する必要があるため、環境光が制御されていない場所を放射線画像検出器が搬送されることになる。
そこで、環境光が制御されていない場所においては、上記実施形態の放射線画像検出器用収納容器に放射線画像検出器を収納して搬送する。
上記実施形態の放射線画像検出器用収納容器を利用することによって、環境光が制御されていない場所において搬送されたとしても、放射線画像検出器の焼き付きを防止することができる。
なお、上記説明においては、上記実施形態の放射線画像検出器用収納容器に収納される放射線画像検出器の一例として、いわゆる光読取方式の放射線画像検出器を説明したが、TFTが2次元状に配列された、いわゆるTFT読取方式の放射線画像検出器を上記実施形態の放射線画像検出器用収納容器に収納するようにしてもよい。要は、アモルファスセレンを用いた放射線画像検出器であれば如何なるものを収納するようにしてもよい。
本発明の放射線画像検出器用収納容器の一実施形態を示す斜視図 図1に示す放射線画像検出器用収納容器の蓋部を開けた状態を示す斜視図 図1に示す放射線画像検出器用収納容器に放射線画像検出器が収納される様子を示す図 蛍光灯の分光分布の一例を示す図 環境光を制御した場合および環境光を制御していない場合における放射線画像検出器において発生するオフセット電子数を示す図 各種のフィルムの透過率を示す図 本発明の放射線画像検出器用収納容器に収納される放射線画像検出器の一例の概略構成を示す斜視図 図7に示す放射線画像検出器の8−8線断面図 図7に示す放射線画像検出器の製造工程を説明するための図
符号の説明
10 容器本体
10a 容器本体ベース
10b,11b フイルム
11 蓋部
11a 蓋部ベース
12 止金部
13 リブ
13a 溝部
20 放射線画像検出器
21 第1の電極層
22 記録用光導電層
23 電荷輸送層
24 読取用光導電層
25 第2の電極層
26 蓄電部
27 透明線状電極
28 遮光線状電極

Claims (9)

  1. 放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器が収納されるケース部を備えた放射線画像検出器用収納容器であって、
    前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下であることを特徴とする放射線画像検出器用収納容器。
  2. 前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるように前記ケース部の表面にフイルムが貼付されていることを特徴とする請求項1記載の放射線画像検出器用収納容器。
  3. 前記ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であることを特徴とする請求項1または2記載の放射線画像検出器用収納容器。
  4. 前記ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつ前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率10%以下となるように前記ケース部の表面にフイルムが貼付されていることを特徴とする請求項3記載の放射線画像検出器用収納容器。
  5. 放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器が収納されるケース部を備えた放射線画像検出器用収納容器であって、
    前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下であることを特徴とする放射線画像検出器用収納容器。
  6. 前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下となるように前記ケース部の表面にフイルムが貼付されていることを特徴とする請求項5記載の放射線画像検出器用収納容器。
  7. 前記ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であることを特徴とする請求項5または6記載の放射線画像検出器用収納容器。
  8. 前記ケース部の少なくとも一部が450〜600nmの少なくとも一部の波長の光に対して透過率20%以上であって、かつ前記ケース部の全面が600〜700nmの全波長の光に対して透過率3%以下となるように前記ケース部の表面にフイルムが貼付されていることを特徴とする請求項7記載の放射線画像検出器用収納容器。
  9. 放射線の照射を受けて電荷を発生するアモルファスセレンを備えた放射線画像検出器の製造方法であって、
    環境光が制御されていない場所において、請求項1から8いずれか1項記載の放射線画像検出器用収納容器に前記放射線画像検出器が収納されて搬送されることを特徴とする放射線画像検出器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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