JP2009046892A - サムターン - Google Patents

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Abstract

【課題】施錠および解錠の操作性を低下させることなく、不正な解錠を確実に防止することができるサムターンを提供する。
【解決手段】施錠位置と解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカム30と、サムターンカム30とは一体回動可能に設けたサムターン軸手段42,43と、サムターン本体に起倒自在に設けられ、サムターンカム30の回動が可能となる操作可能位置と、サムターンカム30の回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミ50と、サムターン軸手段42,43とツマミ50との間に設けられ、ツマミ50起立時におけるツマミ50の回動を拘束する回動制御手段を有し、ツマミ50は、操作可能位置において、サムターン軸手段42,43を施錠位置または解除位置まで回動するのを許可する施解錠許可位置、および、回動制御手段による拘束状態では、サムターン軸手段42,43を施錠位置または解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置を採るように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、不正な解錠を防止することが可能なサムターンに関する。
従来、扉の屋内(室内)側に取り付けられ、ツマミを把持して回転させることによって扉の錠前の施錠および解錠を行うサムターンが広く知られている。近年、扉に設けられた窓、扉の隙間、郵便受け等から工具等を挿入し、サムターンのツマミを回転させて錠前を不正に解錠する、いわゆる「サムターン回し」が問題となっている。
このような従来の問題を解決する一手段として、例えば特許文献1には、ツマミの近傍に設けられた一対のボタンが同時に押された場合にだけツマミの回転を許容し、錠前の施錠および解錠を可能としたサムターンが提案されている。
また、特許文献2および特許文献3のように、ツマミの裏側にクラッチ機構を設けた構成を有し、屋内側からはクラッチ機構を介して錠前の施解錠を行い、室外側からはクラッチ機構の断接とは無関係に解錠できる技術が開示されている。これにより、屋内側から錠前を施錠または解錠する場合には、ツマミを起立させ、次いで、ツマミを押し込んで上記クラッチ機構を接続状態にし、その状態で、ツマミを回動することで行われる。
特開2006−169946号公報 特開2003−56220号公報 特開2006−57286号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のサムターンは、一対のボタンを押しながらツマミを回転させる必要があり、施錠または解錠の操作が煩雑で、操作性が悪いといった問題点があった。
また、上記特許文献2および特許文献3のサムターンにあっては、ツマミを起立状態にし、そのまま押し込むだけで、クラッチ機構を容易に接続でき、しかも、ツマミをフリーに回動できる構造であるので、サムターン回し対策には必ずしも有利とならない問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、施錠および解錠の操作性を低下させることなく、不正な解錠を確実に防止することができるサムターンを提供することを目的とする。
本発明は、以下の手段によって、上記課題を解決したものである。
(1)本発明は、筒状のサムターン本体に設けられ、錠前の施錠を行う施錠位置と前記錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカムと、該サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納されるサムターン軸手段と、前記サムターン本体に起倒自在に設けられ、起立時には前記サムターン軸手段を介して前記サムターンカムの回動が可能となる操作可能位置に、倒れたときには前記サムターン軸手段および前記サムターンカムの回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミと、前記サムターン軸手段と前記ツマミとの間の前記サムターン本体内部に設けられ、起立時における前記ツマミが回動するのを拘束する回動制御手段を有するクラッチ機構とを具備すると共に、前記ツマミは、前記操作可能位置において、前記回動制御手段による拘束から解放された状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを許可する施解錠許可位置、および、前記回動制御手段による拘束状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置の操作モードを採るように構成されたことを特徴とする、サムターンである。
本発明によれば、ツマミが回動制御手段による拘束から解放された場合には、ツマミは施解錠許可位置の操作モードを採るので、サムターン軸手段をクラッチ機構の作動により、施錠位置または解錠位置へ自由に回動させることができる。ツマミが回動制御手段による拘束から解放されない場合には、ツマミは施解錠禁止位置の操作モードとなるので、クラッチ機構は作動せず、したがって、サムターン軸手段は回動操作できない。このように、クラッチ機構に回動制御手段を設けたので、サムターン回しを有効に撃退することが可能となる。
(2)本発明はまた、前記サムターン軸手段は、該サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納された有底形状の第1サムターン軸と、該第1サムターン軸に相対回動可能に収納された有底形状の第2サムターン軸とで形成されると共に、前記クラッチ機構に、第2サムターン軸の軸方向に進退動作して前記回動制御手段と係脱する一方で、前記第2サムターン軸および前記第1サムターン軸を同時に回動する連結子を設けたことを特徴とする、前記(1)記載のサムターンである。
この構成によれば、ツマミの操作により、連結子を第2サムターン軸に進退動作させる。このとき、連結子はクラッチ機構に設けた回動制御手段に係脱する。このため、連結子が回動制御手段に係合する場合には、ツマミは施錠または解錠のいずれの位置にも回動できない。連結子と回動制御手段との係合が解脱したときに、ツマミは回動可能となるので、第1、第2両サムターン軸を同時に回動することができるようになる。
(3)本発明はまた、前記第2サムターン軸と前記連結子との間に付勢部材を設け、ツマミが前記操作可能位置における前記施解錠許可位置および前記施解錠禁止位置のいずれの操作モードであっても、常時前記連結子が前記付勢部材の付勢力により前記ツマミに回動可能な状態で弾接することを特徴とする、前記(2)に記載のサムターンである。
係る構成によれば、ツマミが操作可能位置にある場合には、ツマミを付勢部材の付勢力に抗して押し込むことより、連結子は第2サムターン軸の有底部に向かって後退する。これにより、回動制御手段から連結子が解脱し、連結子に作用するツマミからの回動操作力に応じて第1、第2両サムターン軸が同時に回動するようになる。
(4)本発明はまた、前記回動制御手段は、前記連結子が進退動作する中心穴を有するリング状のカバーであり、該中心穴に前記施錠位置と前記解錠位置とに対応して刻設された切欠きを備え、前記ツマミの操作モードが前記施解錠禁止位置の場合は、前記連結子は前記切欠きに係合して回動が拘束され、前記施解錠許可位置にする場合は、前記連結子は前記切欠きとの係合から解脱して回動が可能となるように構成したことを特徴とする、前記(2)または(3)に記載のサムターンである。
この発明によれば、カバーの中心穴を進退動作する連結子が、施錠位置に応じる切欠き、または解錠位置に応じる切欠きに係合することで、連結子は回動を阻止される。このため、ツマミによる回動操作力が連結子に作用しても、連結子は、その回動を回動制御手段により拘束されているので、回動することはない。連結子が切欠きから抜け出すこと(解脱)により、拘束から解放され、自由に回動可能となり、ツマミ操作による施解錠を行うことができるようになる。
(5)本発明はまた、前記連結子に前記スライド方向に略直交する方向に突出するカムピンを設け、前記第1サムターン軸に前記カムピンのスライドを規定するガイド溝を形成し、前記第2サムターン軸に前記カムピンとカム接触するカム穴を設けたことを特徴とする、前記(2)〜(4)のいずれかに記載のサムターンである。
本発明によれば、サムターン側からの駆動か、錠前側(シリンダ側)からの駆動かを判断する構成を設けた。このため、連結子のカムピンがガイド溝とカム穴に遊挿されるので、連結子の回転力は、カムピンを介して第2サムターン軸から第1サムターン軸へ伝達され、サムターンカムを回動させることが可能となる。また、サムターンカム側から、すなわち、錠前側(錠前のシリンダ側)から解錠に伴う操作力が作用すると、第1サムターン軸が回動する。これにより、カムピンも回動しようとするが、このとき、カムピンはカム穴によるカム形状効果を受けて連結子は強制的に第2サムターン軸の底部側へ回動しながら後退する。これにより、連結子は回動制御手段による拘束から解脱し、ツマミは施錠状態から解錠状態へ回動復帰する。
(6)本発明はまた、前記クラッチ機構は、前記カム穴を形成した前記第1サムターン軸、前記ガイド溝を設けた前記第2サムターン軸、前記カムピンを設けた前記連結子、前記付勢部材、および前記中央穴に切欠きを有する前記カバーで構成されたことを特徴とする、前記(5)記載のサムターンである。
本発明によれば、コンパクトなクラッチ機構を得ることができ、かつ、クラッチ機構を設けたことで、サムターン回しにとっては、困難な操作性を伴うが、ユーザにとっては簡単なツマミ操作でサムターン回し対策を講じることができ、有利となる。
(7)本発明はまた、前記ツマミは、前記操作可能位置から前記操作制限位置へ常時復帰するように付勢されるツマミ付勢部材を有することを特徴とする、前記(2)〜(6)のいずれかに記載のサムターンである。
本発明によれば、ツマミ付勢部材により、ツマミは常に倒れた状態に付勢されるので、サムターンの外観における見栄えを向上できるようになる。
(8)本発明はまた、前記第1サムターン軸と前記第2サムターン軸との間に、前記施錠位置および前記解錠位置のいずれかの回動位置を保持する回動位置保持手段を設けたことを特徴とする、前記(2)〜(7)のいずれかに記載のサムターンである。
本発明によれば、ツマミを施錠位置から解錠位置へ、また、解錠位置から施錠位置へと回動操作する場合に、回動位置保持手段により、中間位置にツマミが停留することはなく、施錠位置か解錠位置のいずれかに節度感をもって位置決め保持されるので、施解錠時における操作フィーリングを向上できるようになる。
本発明に係るサムターンによれば、施錠および解錠の操作性を低下させることなく、不正な解錠を確実に防止できると共に、少ない部品点数で簡単な構成で、外観体裁の優れた低コストのサムターンを得ることができる。
以下、本発明に係るサムターンの実施形態を、図を参照して詳述する。先ず、図1〜図4に基づいて本実施形態におけるサムターンの外観構成の概要を説明し、その後に図5以降の図面によりその内部構造である駆動部、ツマミ等の詳細を説明していくこととする。
サムターン10の外部構成は、主として、サムターン座20と、図示されない錠前の施錠を行う施錠位置と、錠前の解錠を行う解錠位置との間を回動可能に形成したサムターンカム30(図4参照)と、このサムターンカム30を回動させる後述の駆動部40(図6参照)と、施錠または解錠の操作を行う操作部としての起倒自在に形成されるツマミ50と、ツマミ50を搭載するキャップ51とでなり、図2に示すように、サムターン座20へ取付ネジ21によりサムターン本体41が締結され、これにキャップ51が取付ネジ22により締結されることで、サムターン10が組み立てられる。
図1はサムターン10を扉12の室内側(屋内側)に取り付けた状態を示す外観斜視図である。
サムターン10の操作部材としてのツマミ50を操作してサムターンカム30を施錠位置まで回動すると、錠前のデッドボルト14が扉12の外側に突出し、扉12は施錠状態となる。一方、サムターン10のツマミ50を起立させた状態(例えば、図2参照)で操作してサムターンカム30を解錠位置まで回動すると、錠前のデッドボルト14が扉12の内側に引っ込んで、扉12は解錠状態となる。なお、本発明に係る錠前の構造は、特に限定されるものではなく、サムターンカム30の回動によって施錠および解錠が可能な従来公知の錠前を採用することができるものである。
<サムターン座>
サムターン座20について説明する。図3(a)はサムターン座を前方からみた外観斜視図、同(b)はサムターン座20を後方からみた外観斜視図である。
このサムターン座20は、円柱形状の内壁20Aと、前方から後方に向かって大径となる側面視が台形形状の外壁20Bを有して構成されている。内壁20Aの後方(錠前方向)開口部には、後方開口部の中心に向かって突出する環状のスプリング受け20Cが形成されている。
<サムターンカム>
次に、サムターンカム30について説明する。図4はサムターンカム30の三面図であり、サムターンカム30は、環状部30Aと、この環状部30Aを基端として環状部30Aの径方向外側に向かって突出成形されると共に、略L字形状に折曲げられた2つの操作片30Bによって構成されている。サムターンカム30の環状部30Aには、その内周部に操作片30Bと逆方向に突出された平面視が略V字形状の凸部30Cが形成されている。この凸部30Cを、後述する第1サムターン軸42に嵌め込み、図6に示す止め輪64を介して取り付けることで、サムターンカム30は第1サムターン軸42と一体に、錠前の施錠を行う施錠位置と、錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って回動できるようになっている。そして、サムターンカム30の操作片30Bは、図示されない錠前の施解錠機構に係合可能に配置され、サムターンカム30の回動によって錠前の施錠または解錠が行われる。
<駆動部>
以下において、サムターンの内部構造としての駆動部の構成を、図5〜図10を参照して説明していく。図5はサムターン10の正面図、図6は図5のA線における矢視平断面図、図7は図6のB線における矢視横断面図、図8は図6のC線における矢視横断面図、図9はサムターン座を示す外観斜視図、図10はサムターン本体とサムターン座とを省略して駆動部におけるクラッチ機構を示す外観斜視図である。
駆動部40はサムターン座20に内蔵され、その構成要素は図6に示されるように、主として、サムターン本体41と、サムターン軸手段としての第1サムターン軸42および第2サムターン軸43と、第2サムターン軸43内をその軸方向に進退動作(スライド)する連結子44と、ツマミ50の回動を拘束あるいは許容する回動制御手段としてのリング状のカバー45とで構成される。
<サムターン本体>
サムターン本体41は図9に示すように、円筒形状の本体部41Aと、本体部41Aの一端側に一体に成形されたフランジ部41Bによって構成されている。本体部41Aの内側には、開口部41Fが形成され、そこに有底形状の第1サムターン軸42が収納されるようになっている。
サムターン本体41の外周には段部41Kが形成され、スプリング受け20C(図3参照)と段部41Kとの間にコイルスプリング52を縮設してサムターン本体41をサムターン座20に収納している。これにより、サムターン本体41は、コイルスプリング52の付勢力により常時サムターン座20から遠ざかる方向に付勢される。
<第1サムターン軸>
第1サムターン軸42は、図6,図7,図10に示されるように、その基本形態は一端が開口し、他端を有底に形成した円柱形状をなし、内部空所に形成される略四角形状の内周42Cに円柱形状に形成された第2サムターン軸43が回動可能に収納される(図7参照)。また、第1サムターン軸42の外周には、後述する連結子44に突設されたカムピン44Aとカム接触可能な略三角形状ないしはおむすび形状のカム穴42Aと、連結子44の回動を許容する凹部42Bとが交互に設けられる。
また、第1サムターン軸42の底部は、サムターン本体41の開口部41Fから突出させ、そこでサムターンカム30が止め輪64により脱落しないように位置決め固定される(図6参照)。こうして、サムターン本体41内で第1サムターン軸42が相対回動すると、サムターンカム30も一体に回動するようになっている。
<第2サムターン軸>
第2サムターン軸43は、第1サムターン軸42と同様に有底構造を有し、第2サムターン軸43の直径を含んで軸方向に刻設される縦割り溝43Aと、カムピン44Aが軸方向へスライドするように規定されるガイド溝43Bとが設けられる。
また、第1サムターン軸42と第2サムターン軸43との間には、施錠位置または解錠位置を保持する回動位置保持手段が構成される。すなわち、図7に示されるように、第2サムターン軸43の底部には、直径方向にトンネルが穿たれ、そこにコイルスプリング43Cが設けられる。コイルスプリング43Cの両端と内周42Cとの間にコロ43Dが配置され、コイルスプリング43Cの付勢力によりコロ43Dが、第1サムターン軸42側の内部空所の角部に節度感を持って停留するようにしている。内周42C、コイルスプリング43C、およびコロ43Dにより、施錠位置または解錠位置のいずれかの回動位置を保持する回動位置保持手段が構成されることとなる。
したがって、第2サムターン軸43が回動すると、コロ43Dはコイルスプリング43Cにより内周42Cに弾接しながら転動し、第2サムターン軸43が施錠位置または解錠位置へ回動操作されて落ち着いた場合には、コロ43Dは必ず図7で示すように、内周42Cの角部に停留するようになっている。
<連結子>
連結子44は、平面凸形状の肉厚で形成された板状片であり、第2サムターン軸43の縦割り溝43Aにスライド自在に設けられる。連結子44には、上記ガイド溝43Bおよびカム穴42Aに臨むように、スライド方向に略直交する方向に突出する左右一対のカムピン44Aが設けられる。また、連結子44は、後述するカバー45に係脱する肩部44Bと、後述するツマミ50に係脱する頂部44Cとを有する(図10参照)。
連結子44と第2サムターン軸43の底部との間に、コイルスプリング44Dが縮設され、常時その付勢力により連結子44をカバー45,すなわち、ツマミ50方向へ付勢している(図6参照)。
<カバー>
回動制御手段であるカバー45は、図2に示されるように、サムターン本体41の位置決め用突起41Aで位置決めして装着し、ネジ23により固定してサムターン本体41に設けることで構成される。第1、第2両サムターン軸42,43の開口端側がカバー45で蓋をされると、連結子44の肩部44Bはコイルスプリング44Dの付勢力より常時カバー45の裏面側に弾接するように付勢されることとなる。
一方、カバー45の中心部には、十文字形状の切欠き45Aが刻設され、連結子44が切欠き45Aを介して出入りできる。このため、図10(B)のように連結子44の肩部44Bが切欠き45Aから出っ張る場合には、連結子45,すなわち、第2サムターン軸43の回動が拘束され、肩部44Bが切欠き45Aから後退してカバー45の背面側に引っ込む場合には、拘束から解放され、第2サムターン軸43の回動が自由に行われる。こうして、後述するクラッチ機構の一要素である回動制御手段としてのカバー45により、連結子45を通じて第2サムターン軸43の回動が制御される。
<クラッチ機構>
こうして、上記カム穴42Aを形成した第1サムターン軸42,ガイド溝43Bを設けた第2サムターン軸43,カムピン44Aを有する連結子44,付勢手段であるコイルスプリング44D、切欠き45Aを形成したカバー(回動制御手段)45により、駆動部40にクラッチ機構が構成されることとなる。
すなわち、通常状態では、図10(b)に示すように、連結子44の肩部44Bは切欠き45Aを通してカバー45の外部に出っ張った状態にある、換言すると、連結子44は切欠き45Aに係合しているので、回動させることができす、クラッチ機構が断じられた状態にある。この状態から、連結子44にツマミ50から押し込む操作力が作用した場合には、同(C)のように肩部44Bはカバー45の裏側へ後退するので、連結子44は回動可能な状態、すなわち、クラッチ機構が接続された状態となる。こうして、ツマミ50を押し込みながら連結子45を回すと、同(d)に示すように、カムピン44Aはカム穴42Aにカム接触しながら第1、第2両サムターン軸42,43を同じ方向に連動して回動させ、サムターンカム30を施錠位置または解錠位置へ回動できるようになる。
なお、図11に示すように、錠前側からサムターンカム30に解錠する操作力が作用した場合には、第1サムターン軸42が回動し、カム穴42Aにカム接触するカムピン44Aを介して連結子44が、コイルスプリング44Dの付勢力に抗して強制的にカバー45から解脱してサムターンカム30側へ後退する。換言すると、クラッチ機構は断切状態から接続状態に動作し、錠前側からでも解錠操作を行うことができるようになっている。
<ツマミ>
次に、上記連結子44に操作力を伝達するツマミ50の構成を、関係する図5,図6,図8、図12,図13に基づいて説明する。すなわち、ツマミ50は、軸52を介して本体53に一体化され、それをキャップ51に設けてサブアッシ化してから、サムターン本体20にネジで締結することでサムターン10が構成される。
すなわち、キャップ51は、円盤状のベース部51Aと、このベース部51Aの外縁からベース部51Aの厚み方向に延出形成された枠部51Bによって構成される。
キャップ51のベース部51Aには、その中心に、円形の開口部51Cが形成されると共に、開口部51Cの周囲には、周方向に略等間隔に4つのネジ孔51Dが形成されている。キャップ51は、このネジ穴51Dを介して複数の取付ネジ22(図2参照)によってサムターン本体41に取り付けられる。また、キャップ51の枠部51Bの一部には、キャップ51に収容されるツマミ50の外形状に合わせて曲面状の凹部51Eが形成されている。
ツマミ50には長孔50Aが形成され、そこに軸52が遊挿され、ツマミ50を起倒自在に支持している。軸52は、同心円的に配置される第1サムターン軸42,および第2サムターン軸43の回動中心軸線の延長上に配設される。こうして軸52が長孔50Aに遊挿されることで、後述するツマミ50の押し込み操作時において、長孔50Aに存する遊び分だけ、ツマミ50を押し込むことができる。そして、軸52にはトーションスプリング55(ツマミ付勢部材)が巻装され、ツマミ50を本体53に対して起立させた状態から把持する力を取り除くと、トーションスプリング55により直ちに持ち上げない位置(倒れた状態)へ復帰するように付勢される。
本体53の中心部には、連結子44の頂部44Cを受容する十文字形状の透孔(図示されない)が形成され、連結子44がどのような位置に進退動作(スライド)しても、常に透孔に頂部44Cが挿入している。なお、この透孔は頂部44Cの形状に応じた形状、すなわち、頂部44Cを挿入しうる形状であるなら、一文字形状やその他適宜の形状であってもよいものである。
本体53の中心部は、キャップの開口部51Cに受容され、止め輪54により抜け止めされる。これにより、本体53と一体のツマミ50は、開口部51Cを中心に相対回動しできるようになっている。もっとも、上記した回動制御手段であるカバー45により連結子44の回動が拘束されている場合には、ツマミ50を回動することはできない構成となっている。
ツマミ50は、このように構成されているので、ツマミ50を持ち上げない(倒れた)状態においては、図13(a)に示すように、第1、第2両サムターン軸42,43およびサムターンカム30の回動が制限、ひいては、ツマミ50の回動操作が制限される操作制限位置を採っている。
この状態からツマミ50を持ち上げ始めると、ツマミ50は図13(b)の状態を経て、同(c)のように略直角に起立させることができる。すなわち、肩部44Bは切り込み45Aに係合し、その回動が拘束され、第1サムターン軸42および第2サムターン軸43が施錠位置または解錠位置まで回動するのを禁止する施解錠禁止位置の操作モードを採る。
この施解錠禁止位置の操作モードでは、ツマミ50は連結子44の頂部44Cに対峙する状態に踏みとどまる。
ツマミ50の操作可能位置における施解錠禁止位置の操作モードにおいて、図13(d)に示すように、ツマミ50をコイルスプリング44Dの付勢力に抗して押し込むと、連結子44は第2サムターン軸43内を軸方向に沿って底部側へ後退し、それまで切欠き45Aに係合していた肩部44Bが切欠き45Aから解脱する。すなわち、クラッチ機構が作動可能な状態(接続状態)となり、施解錠許可位置の操作モードを採ることができる。この状態において、ツマミ50を押し込みながら回動操作をすると、サムターン軸42,43を施錠位置または解錠位置に回動することができる。
ツマミ50を操作する力を除荷すると、上記とは逆の手順で、図13(d)の状態からクラッチ機構が切れる同(c)の状態を経て、同(b)から図13(a)に示す状態に復帰するように構成される。
本実施形態は上記のように構成されているので、図13(a)のように、ツマミ50を持ち上げていない通常状態においては、連結子44とカバー45との相対位置関係は図10(a)、(b)に示す状態にある。すなわち、連結子44の回動はカバー45により拘束される操作制限位置を採る。
この状態からツマミ50を軸52の回りを90度いっぱいまで持ち上げた場合には、ツマミ50は操作可能位置を採り、かつ、施解錠禁止位置の操作モードを採ることができる。
この状態でツマミ50を押し込むと、図13(d)および図10(c)のように、連結子44はカバー45の切り込み45Aから解脱し、カバーの拘束から解放され、施解錠許可位置の操作モードを採ることができる。
この状態でツマミ50を押し込みながら回すとクラッチ機構が動作して、図10(d)に示すように、連結子44を介して第2サムターン軸43および第2サムターン軸42を施錠位置または解錠位置へ回動させ、サムターンカム30を回動することができる。
また、図11に示すように、錠前側からサムターンカム30を回動することで、カバー45に拘束されていた連結子44の回動が許容され、クラッチ機構が働き、施錠または解錠を行うことができる。
このように本実施形態によれば、コンパクトなクラッチ機構を設けたので、サムターン回しにとっては、困難な操作性を伴うが、ユーザにとっては簡単なツマミ操作で施解錠を行うことができるサムターンを得ることができる。
また、ツマミ付勢部材により、ツマミは常に倒れた状態でキャップ51に収容されるので、サムターンの外観における見栄えを向上できる。
また、回動位置保持手段により、ツマミを施錠位置から解錠位置へ、また、解錠位置から施錠位置へと回動操作する場合に、中間位置にツマミが停留することはなく、施錠位置か解錠位置のいずれかの位置に節度感をもって位置決め保持されるので、施解錠時における操作フィーリングを向上できる。
また、本実施形態によれば、施錠および解錠の操作性を低下させることなく、不正な解錠を確実に防止できると共に、少ない部品点数で簡単な構成のサムターンを実現でき、さらに、扉12への装着状態における外観体裁を向上できる。
以上、本発明を実施形態により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も本発明の範囲に含まれるものである。
本発明は、サムターン回し対策を講じたサムターンの製造に利用できる。
本実施形態に係るサムターンを扉の室内側に取り付けた様子を示す外観斜視図である。 図1のサムターンを分解して示した外観組み立て図である。 (a)はサムターン座を前方からみた外観斜視図、(b)はサムターン座を後方からみた外観斜視図である。 (a)はサムターンカムの正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は(a)の側面図である。 図1のサムターンの外観正面図である。 図5のA線における矢視平断面図である。 図6のB線における矢視横断面図である。 図6のC線における矢視横断面図である。 (a)はサムターン本体を前方からみた外観斜視図、(b)は同じく後方からみた外観斜視図である。 クラッチ機構の動作説明に係り、(a)は通常状態における側面図、(b9は同じく通常状態の外観図、(c)はツマミを押し込んだ状態の外観図、(d)はツマミを押し込みながら回した状態の外観図である。 同じく、錠前(シリンダ)側を回した場合のクラッチ機構の動作を説明する外観説明図である。 (a)はキャップを前方からみた外観斜視図、(b)は同じく後方からみた外観斜視図である。 ツマミとクラッチ機構との動作説明に係り、(a)はツマミを持ち上げていない状態、(b)はツマミを持ち上げ始めた状態、(c)はツマミを90度いっぱいまで回した状態、(d)はツマミを押し込んだ状態をそれぞれ示す外観説明図である。
符号の説明
10 サムターン
12 扉
14 デッドボルト
20 サムターン座
30 サムターンカム
40 駆動部
41 サムターン本体
42 第1サムターン軸
42A カム穴
42C 内周
43 第2サムターン軸
43C コイルスプリング
43D コロ
44 連結子
44A カムピン
44B 肩部
44C 頂部
45 カバー
45A 切欠き
50 ツマミ
51 キャップ
52 軸
53 本体

Claims (8)

  1. 筒状のサムターン本体に設けられ、錠前の施錠を行う施錠位置と前記錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカムと、
    該サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納されるサムターン軸手段と、
    前記サムターン本体に起倒自在に設けられ、起立時には前記サムターン軸手段を介して前記サムターンカムの回動が可能となる操作可能位置に、倒れたときには前記サムターン軸手段および前記サムターンカムの回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミと、
    前記サムターン軸手段と前記ツマミとの間の前記サムターン本体内部に設けられ、起立時における前記ツマミが回動するのを拘束する回動制御手段を有するクラッチ機構と、を具備すると共に、
    前記ツマミは、前記操作可能位置において、前記回動制御手段による拘束から解放された状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを許可する施解錠許可位置、および、前記回動制御手段による拘束状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置の操作モードを採るように構成されたことを特徴とする、
    サムターン。
  2. 前記サムターン軸手段は、
    前記サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納された第1サムターン軸と、
    前記第1サムターン軸に相対回動可能に収納された第2サムターン軸と、で形成されると共に、
    前記クラッチ機構に、
    前記第2サムターン軸の軸方向に進退動作して前記回動制御手段と係脱する一方で、前記第2サムターン軸および前記第1サムターン軸を同時に回動する連結子を設けたことを特徴とする、
    請求項1に記載のサムターン。
  3. 前記第2サムターン軸と前記連結子との間に付勢部材を設け、前記ツマミが前記操作可能位置における前記施解錠許可位置および前記施解錠禁止位置のいずれの操作モードであっても、常時前記連結子が前記付勢部材の付勢力により前記ツマミに回動可能な状態で弾接することを特徴とする、
    請求項2に記載のサムターン。
  4. 前記回動制御手段は、前記連結子が進退動作する中心穴を有するリング状のカバーであり、該中心穴に前記施錠位置と前記解錠位置とに対応して刻設された切欠きを備え、前記ツマミの操作モードが前記施解錠禁止位置の場合は、前記連結子は前記切欠きに係合して回動が拘束され、前記施解錠許可位置にする場合は、前記連結子は前記切欠きとの係合から解脱して回動が可能となるように構成したことを特徴とする、
    請求項2または3に記載のサムターン。
  5. 前記連結子に前記スライド方向に略直交する方向に突出するカムピンを設け、前記第1サムターン軸に前記カムピンのスライドを規定するガイド溝を形成し、前記第2サムターン軸に前記カムピンとカム接触するカム穴を設けたことを特徴とする、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載のサムターン。
  6. 前記クラッチ機構は、前記カム穴を形成した前記第1サムターン軸、前記ガイド溝を設けた前記第2サムターン軸、前記カムピンを設けた前記連結子、前記付勢部材、および前記中央穴に切欠きを形成した前記カバーで構成されたことを特徴とする、
    請求項5記載のサムターン。
  7. 前記ツマミは、前記操作可能位置から前記操作制限位置へ常時復帰するように付勢されるツマミ付勢部材を有することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のサムターン。
  8. 前記第1サムターン軸と前記第2サムターン軸との間に、前記施錠位置および前記解錠位置のいずれかの回動位置を保持する回動位置保持手段を設けたことを特徴とする、
    請求項2〜7のいずれか1項に記載のサムターン。
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