JP2009046892A - サムターン - Google Patents
サムターン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009046892A JP2009046892A JP2007214345A JP2007214345A JP2009046892A JP 2009046892 A JP2009046892 A JP 2009046892A JP 2007214345 A JP2007214345 A JP 2007214345A JP 2007214345 A JP2007214345 A JP 2007214345A JP 2009046892 A JP2009046892 A JP 2009046892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thumb turn
- knob
- thumb
- unlocking
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】施錠位置と解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカム30と、サムターンカム30とは一体回動可能に設けたサムターン軸手段42,43と、サムターン本体に起倒自在に設けられ、サムターンカム30の回動が可能となる操作可能位置と、サムターンカム30の回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミ50と、サムターン軸手段42,43とツマミ50との間に設けられ、ツマミ50起立時におけるツマミ50の回動を拘束する回動制御手段を有し、ツマミ50は、操作可能位置において、サムターン軸手段42,43を施錠位置または解除位置まで回動するのを許可する施解錠許可位置、および、回動制御手段による拘束状態では、サムターン軸手段42,43を施錠位置または解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置を採るように構成される。
【選択図】図1
Description
(1)本発明は、筒状のサムターン本体に設けられ、錠前の施錠を行う施錠位置と前記錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカムと、該サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納されるサムターン軸手段と、前記サムターン本体に起倒自在に設けられ、起立時には前記サムターン軸手段を介して前記サムターンカムの回動が可能となる操作可能位置に、倒れたときには前記サムターン軸手段および前記サムターンカムの回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミと、前記サムターン軸手段と前記ツマミとの間の前記サムターン本体内部に設けられ、起立時における前記ツマミが回動するのを拘束する回動制御手段を有するクラッチ機構とを具備すると共に、前記ツマミは、前記操作可能位置において、前記回動制御手段による拘束から解放された状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを許可する施解錠許可位置、および、前記回動制御手段による拘束状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置の操作モードを採るように構成されたことを特徴とする、サムターンである。
サムターン座20について説明する。図3(a)はサムターン座を前方からみた外観斜視図、同(b)はサムターン座20を後方からみた外観斜視図である。
次に、サムターンカム30について説明する。図4はサムターンカム30の三面図であり、サムターンカム30は、環状部30Aと、この環状部30Aを基端として環状部30Aの径方向外側に向かって突出成形されると共に、略L字形状に折曲げられた2つの操作片30Bによって構成されている。サムターンカム30の環状部30Aには、その内周部に操作片30Bと逆方向に突出された平面視が略V字形状の凸部30Cが形成されている。この凸部30Cを、後述する第1サムターン軸42に嵌め込み、図6に示す止め輪64を介して取り付けることで、サムターンカム30は第1サムターン軸42と一体に、錠前の施錠を行う施錠位置と、錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って回動できるようになっている。そして、サムターンカム30の操作片30Bは、図示されない錠前の施解錠機構に係合可能に配置され、サムターンカム30の回動によって錠前の施錠または解錠が行われる。
以下において、サムターンの内部構造としての駆動部の構成を、図5〜図10を参照して説明していく。図5はサムターン10の正面図、図6は図5のA線における矢視平断面図、図7は図6のB線における矢視横断面図、図8は図6のC線における矢視横断面図、図9はサムターン座を示す外観斜視図、図10はサムターン本体とサムターン座とを省略して駆動部におけるクラッチ機構を示す外観斜視図である。
サムターン本体41は図9に示すように、円筒形状の本体部41Aと、本体部41Aの一端側に一体に成形されたフランジ部41Bによって構成されている。本体部41Aの内側には、開口部41Fが形成され、そこに有底形状の第1サムターン軸42が収納されるようになっている。
第1サムターン軸42は、図6,図7,図10に示されるように、その基本形態は一端が開口し、他端を有底に形成した円柱形状をなし、内部空所に形成される略四角形状の内周42Cに円柱形状に形成された第2サムターン軸43が回動可能に収納される(図7参照)。また、第1サムターン軸42の外周には、後述する連結子44に突設されたカムピン44Aとカム接触可能な略三角形状ないしはおむすび形状のカム穴42Aと、連結子44の回動を許容する凹部42Bとが交互に設けられる。
第2サムターン軸43は、第1サムターン軸42と同様に有底構造を有し、第2サムターン軸43の直径を含んで軸方向に刻設される縦割り溝43Aと、カムピン44Aが軸方向へスライドするように規定されるガイド溝43Bとが設けられる。
連結子44は、平面凸形状の肉厚で形成された板状片であり、第2サムターン軸43の縦割り溝43Aにスライド自在に設けられる。連結子44には、上記ガイド溝43Bおよびカム穴42Aに臨むように、スライド方向に略直交する方向に突出する左右一対のカムピン44Aが設けられる。また、連結子44は、後述するカバー45に係脱する肩部44Bと、後述するツマミ50に係脱する頂部44Cとを有する(図10参照)。
回動制御手段であるカバー45は、図2に示されるように、サムターン本体41の位置決め用突起41Aで位置決めして装着し、ネジ23により固定してサムターン本体41に設けることで構成される。第1、第2両サムターン軸42,43の開口端側がカバー45で蓋をされると、連結子44の肩部44Bはコイルスプリング44Dの付勢力より常時カバー45の裏面側に弾接するように付勢されることとなる。
こうして、上記カム穴42Aを形成した第1サムターン軸42,ガイド溝43Bを設けた第2サムターン軸43,カムピン44Aを有する連結子44,付勢手段であるコイルスプリング44D、切欠き45Aを形成したカバー(回動制御手段)45により、駆動部40にクラッチ機構が構成されることとなる。
次に、上記連結子44に操作力を伝達するツマミ50の構成を、関係する図5,図6,図8、図12,図13に基づいて説明する。すなわち、ツマミ50は、軸52を介して本体53に一体化され、それをキャップ51に設けてサブアッシ化してから、サムターン本体20にネジで締結することでサムターン10が構成される。
12 扉
14 デッドボルト
20 サムターン座
30 サムターンカム
40 駆動部
41 サムターン本体
42 第1サムターン軸
42A カム穴
42C 内周
43 第2サムターン軸
43C コイルスプリング
43D コロ
44 連結子
44A カムピン
44B 肩部
44C 頂部
45 カバー
45A 切欠き
50 ツマミ
51 キャップ
52 軸
53 本体
Claims (8)
- 筒状のサムターン本体に設けられ、錠前の施錠を行う施錠位置と前記錠前の解錠を行う解錠位置との間に亘って相対回動するサムターンカムと、
該サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納されるサムターン軸手段と、
前記サムターン本体に起倒自在に設けられ、起立時には前記サムターン軸手段を介して前記サムターンカムの回動が可能となる操作可能位置に、倒れたときには前記サムターン軸手段および前記サムターンカムの回動が制限される操作制限位置の二位置に作動するツマミと、
前記サムターン軸手段と前記ツマミとの間の前記サムターン本体内部に設けられ、起立時における前記ツマミが回動するのを拘束する回動制御手段を有するクラッチ機構と、を具備すると共に、
前記ツマミは、前記操作可能位置において、前記回動制御手段による拘束から解放された状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを許可する施解錠許可位置、および、前記回動制御手段による拘束状態では、前記サムターン軸手段を前記施錠位置または前記解除位置まで回動されることを禁止する施解錠禁止位置の操作モードを採るように構成されたことを特徴とする、
サムターン。 - 前記サムターン軸手段は、
前記サムターンカムとは一体回動可能に設けられ、前記サムターン本体に対しては相対回動可能に収納された第1サムターン軸と、
前記第1サムターン軸に相対回動可能に収納された第2サムターン軸と、で形成されると共に、
前記クラッチ機構に、
前記第2サムターン軸の軸方向に進退動作して前記回動制御手段と係脱する一方で、前記第2サムターン軸および前記第1サムターン軸を同時に回動する連結子を設けたことを特徴とする、
請求項1に記載のサムターン。 - 前記第2サムターン軸と前記連結子との間に付勢部材を設け、前記ツマミが前記操作可能位置における前記施解錠許可位置および前記施解錠禁止位置のいずれの操作モードであっても、常時前記連結子が前記付勢部材の付勢力により前記ツマミに回動可能な状態で弾接することを特徴とする、
請求項2に記載のサムターン。 - 前記回動制御手段は、前記連結子が進退動作する中心穴を有するリング状のカバーであり、該中心穴に前記施錠位置と前記解錠位置とに対応して刻設された切欠きを備え、前記ツマミの操作モードが前記施解錠禁止位置の場合は、前記連結子は前記切欠きに係合して回動が拘束され、前記施解錠許可位置にする場合は、前記連結子は前記切欠きとの係合から解脱して回動が可能となるように構成したことを特徴とする、
請求項2または3に記載のサムターン。 - 前記連結子に前記スライド方向に略直交する方向に突出するカムピンを設け、前記第1サムターン軸に前記カムピンのスライドを規定するガイド溝を形成し、前記第2サムターン軸に前記カムピンとカム接触するカム穴を設けたことを特徴とする、
請求項2〜4のいずれか1項に記載のサムターン。 - 前記クラッチ機構は、前記カム穴を形成した前記第1サムターン軸、前記ガイド溝を設けた前記第2サムターン軸、前記カムピンを設けた前記連結子、前記付勢部材、および前記中央穴に切欠きを形成した前記カバーで構成されたことを特徴とする、
請求項5記載のサムターン。 - 前記ツマミは、前記操作可能位置から前記操作制限位置へ常時復帰するように付勢されるツマミ付勢部材を有することを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のサムターン。 - 前記第1サムターン軸と前記第2サムターン軸との間に、前記施錠位置および前記解錠位置のいずれかの回動位置を保持する回動位置保持手段を設けたことを特徴とする、
請求項2〜7のいずれか1項に記載のサムターン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214345A JP5050173B2 (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | サムターン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214345A JP5050173B2 (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | サムターン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009046892A true JP2009046892A (ja) | 2009-03-05 |
JP5050173B2 JP5050173B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=40499359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007214345A Active JP5050173B2 (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | サムターン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5050173B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003161059A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Sanpo Lock Co Ltd | サムターン |
JP2004332361A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Miwa Lock Co Ltd | サムターン |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007214345A patent/JP5050173B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003161059A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Sanpo Lock Co Ltd | サムターン |
JP2004332361A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Miwa Lock Co Ltd | サムターン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5050173B2 (ja) | 2012-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7428836B2 (en) | Door lock having reinforced strength | |
JP5050173B2 (ja) | サムターン | |
US20050092040A1 (en) | Door lock with a coupling mechanism for simultaneous movement of latch bolt and deadbolt | |
JP4702682B2 (ja) | サムタ−ン装置 | |
JP3040084B2 (ja) | ダイヤル錠 | |
JP4550637B2 (ja) | サムターン装置 | |
JPH07293063A (ja) | シリンダ錠 | |
JP4490252B2 (ja) | サムターン装置 | |
JP2005213888A (ja) | 錠装置 | |
JP6902598B1 (ja) | 扉のポップアウト型ロックハンドル装置 | |
JP2554582Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP7149204B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4227793B2 (ja) | セーフティサムターン錠 | |
JP5280146B2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP4597745B2 (ja) | サムターン | |
JP4495489B2 (ja) | サムターン、並びに、錠前 | |
JP4801529B2 (ja) | サムターン | |
JP2004132012A (ja) | サムターン錠 | |
JP2006104803A (ja) | 錠前のサムターン | |
JPH09228706A (ja) | ステアリングロック装置 | |
JPH094287A (ja) | 錠のラッチ機能一時停止機構 | |
JP2002004671A (ja) | 窓サッシ等の換気用補助錠 | |
JP4359461B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP2600311Y2 (ja) | キー装置 | |
JP2003301642A (ja) | 非常解錠装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120612 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5050173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |