JP2009044262A - アンテナ及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造部品を新たに追加することなく、またデザイン性を損なうことなく、受信特性に優れたアンテナ及びそのアンテナを備えたテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】本発明は、テレビジョン放送の電波を受信して音声・映像信号を得るチューナ203と、チューナ203が得た映像信号を表示する表示部101と、水平面に載置可能なベース部2と、表示部101とベース2部とを接続して、ベース部2に対して表示部101を支持する第1の支柱50及び第2の支柱51とを備えた。そして、第2の支柱51に、表示部101からなる第1の放射体100とベース部2からなる第2の放射体200とを電気的に接続する給電部201を格納し、給電部201で得た信号をチューナ203に供給して受信処理させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば地上デジタルテレビジョン放送を受信するアンテナ及びそのアンテナを備えたテレビジョン受像機に適用して好適なアンテナ及びテレビジョン受像機に関する。
従来、屋外アンテナへの接続端子が無い部屋等でテレビジョン放送の視聴を行う場合などには、テレビジョン受像機用の室内アンテナが用いられてきた。ところが、地上波アナログ放送に用いられる電波は反射波等の妨害に弱いため、室内アンテナが受信して得た映像が二重、三重に重なって見えるゴースト現象が生じてしまうことが多かった。これにより、室内アンテナに対しては、映りが良くない等のイメージが抱かれることが多かった。
これに対して、近年放送が開始された地上デジタル放送では、伝送方式として妨害に強いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用しているため、一定レベルの以上の電波が受信できれば、ゴーストなどの無い鮮明な映像を得ることが可能となる。これにより、室内アンテナを使った場合であっても、クリアで安定した映像を十分に楽しめるようになる。
室内アンテナで得られる映像が安定するとなると、テレビジョン受像機をキッチンや洗面所などに持ち運んでテレビジョン放送を視聴する等、テレビジョン受像機の用途も広がってくる。このような用途を想定した場合には、テレビジョン受像機はより小型である方が好ましく、また、室内アンテナもテレビジョン受像機と一体である方が好ましい。
特許文献1には、テレビジョン受像機の両側端部に地上デジタル放送受信用のアンテナを設けたことについての開示がある。
特開2005−102142号公報
ところで、室内アンテナを内蔵させたテレビジョン受像機において、デザイン性を高めるために、アンテナがテレビジョン受像機の筐体から膨出する量を抑えようとすると、アンテナと筐体とが近づき、電磁結合を起こし易くなるという問題があった。筐体とアンテナとが電磁結合を起こすとアンテナの特性が乱れるため、これを防ぐためには、アンテナを筐体のグランド部分から所定の間隔だけ離して設置する必要がある。しかし、そのような配置はテレビジョン受像機の意匠を損ねるものであり、好ましいとは言えなかった。
また、地上デジタル放送の周波数帯域は470MHz〜710MHzと広く、アンテナ単独でこのような広帯域をカバーさせる場合には、特許文献1に記載されたもののように、受信帯域調整用の同調素子などを別途設ける等の手法が採られることが多かった。ところがこの場合には、回路設計の費用や、追加部品のコスト等がかかってしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、構造部品を新たに追加することなく、またデザイン性を損なうことなく、受信特性に優れたアンテナ及びそのアンテナを備えたテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
本発明は、テレビジョン放送の電波を受信して音声・映像信号を得るチューナと、チューナが得た映像信号を表示する表示部と、水平面に載置可能なベース部と、表示部とベース部とを接続して、ベース部に対して表示部を支持する第1の支柱及び第2の支柱とを備えた。そして、第2の支柱に、表示部からなる第1の放射体とベース部からなる第2の放射体とを電気的に接続する給電部を格納し、給電部で得た信号をチューナに供給するようにしたものである。
このようにしたことで、テレビジョン受像機を構成する要素である表示部が平面型アンテナとして機能するとともに、表示部、ベース部、第1の支柱、第2の支柱とがループアンテナを形成するようになる。
本発明によると、表示部が平面型アンテナの機能を果たし、表示部、ベース部、第1の支柱、第2の支柱とがループアンテナとしての機能を果たすため、新規にアンテナや回路等を追加することなく、広い帯域の電波を安定的に受信するテレビジョン受像機を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態は、本発明のテレビジョン受像機を、画面サイズが11インチであり、表示パネルが有機EL(electroluminescence)で構成されたテレビジョン受像機に適用したものである。
図1は本実施の形態によるテレビジョン受像機100を正面側から見た斜視図である。 図1に示すように、テレビジョン受像機100は、その受像機本体を構成する筐体として、設置面と平行に配置され、チューナ203や図示せぬグランド板等を収納したベース部2と、表示部101と、表示部101を保持する表示部保持部105と、ベース部2に対して表示部保持部105を支持する第1の支柱50と、第2の支柱51とで構成してある。表示部保持部105及びベース部2は、いずれも金属板で構成してある。
第1の支柱50は、ベース部2の上面に対して所定の角度だけ傾斜させた状態で、下端をベース部2の前面左端部分に取り付けてあり、上端を表示部保持部105の前面左端部分に接続させてある。第1の支柱50及び第2の支柱51の横幅(水平(x軸)方向の長さ)は、表示部保持部105やベース部2の横幅に比べて非常に短く設定してある。
第2の支柱51も、第1の支柱50と同様にベース部2の上面に対して所定の角度だけ傾斜させた状態で、下端をベース部2の前面左端部分に取り付け、上端を表示部保持部105の前面左端部分に接続可能させてある。
第2の支柱51の内部には、フィーダとしての同軸ケーブル220を這わせてあり、第2の支柱51の内部に給電部201が配置される構成としてある。第2の支柱51も、表示部保持部105及びベース部2と同様に金属板で構成してあるが、給電部201の周囲のみ、樹脂等の非導電体で充填してある。これにより、給電部201が周囲に対して絶縁され、後述するアンテナとして有効に機能する。
このように構成することで、導体である表示部101及び表示部保持部105がアンテナの1エレメント(第1の放射体100)となり、同じく導体であるベース部2が、アンテナのもう1つのエレメント(第2の放射体200)となる。つまり、第1の放射体100、第2の放射体200、第1の支柱50、第2の支柱51とでループアンテナが形成されるようになる。また、第1の放射体は全面が導体で構成されているため、平面型のアンテナとしても機能する。
ここで、図2を参照して表示部101の構成例について説明する。表示部101は、表面側から、ガラス等の部材で構成された透明基板102、発光層や電子輸送層、正孔輸送層(いずれも図示略)で構成される有機EL層103、シールド板(グランド板)104で構成され、これらを、表示部保持部105が保持する構成としてある。透明基板102は非導電体であるが、それ以外の有機EL層103、シールド板104、そして表示部保持部105はすべて導体であるため、これらがループアンテナを構成するエレメント及び平面型アンテナとして機能する。
次に、図3を参照して、給電部201の構成例について説明する。図3においては説明を分かり易くするため、第2の支柱51の中に配置された同軸ケーブル220を実線で、外側の第2の支柱51を破線で示してある。同軸ケーブル220は、電波を伝送する同軸芯線221と、同軸芯線221を保護及び保持する同軸絶縁体222、同軸絶縁体222の外周を覆って外部電波との干渉を防ぐ同軸外皮導体223、同軸外皮導体223を覆う同軸外皮絶縁体224とで構成される。
そして、同軸ケーブル220の同軸芯線221を、表示部保持部105側の支柱である支柱50aに接続してあり、同軸外皮導体223を、ベース部2側の支柱である支柱50cに接触させてある。この接続部がアンテナの給電部201に相当する。これらの接続は、はんだ付けもしくはクランプ等を用いて行うものであり、電気的な接続である。同軸ケーブル220内の同軸芯線221の他端は、ベース部2内に収納されたチューナ203に接続してある。
なお、図1に示したように、第2の支柱51は、ベース部2側に支点53を設けてあり、支点53を軸として垂直方向の上下方向に移動可能な構成としてある。支点53には、約5mm程度の切込みを入れてあり、第2の支柱51は、水平方向に倒すことでベース部2上に設けられた支柱格納部55に格納することができる。支柱格納時の例を図4に示してある。図4に示された状態では、第2の支柱51は支柱格納部55に格納されており、ベース部2と一体化している。この状態においては、同軸ケーブル220の同軸芯線221は第1の放射体100と電気的に接続しておらず、表示部101とベース部2はアンテナとして機能しないことになる。本例のテレビジョン受像機10は、図示せぬ外部アンテナ用端子も備えており、外部アンテナを使ってテレビジョン放送を受信することも可能な構成としてある。よって、室内アンテナを使用しない場合には、第2の支柱51を支柱格納部55に収納させておけばよいことになる。
上述した第1の放射体100及び第2の放射体200とで構成されるアンテナで、地上デジタル放送の周波数帯である470MHzから710MHzの周波数を受信可能とするためには、アンテナの長さを、これらの周波数の波長と共振する長さとすればよい。
本例では、600MHz付近で最も強い共振周波数を得られるようにするため、表示部保持部105(第1の放射体100)の水平方向の長さ(横幅)及び、ベース部2(第2の放射体200)の水平方向の長さを、600MHzのλ/2としてある。600MHzの波長は50cmであるため、実寸はλ/2=25cmとなる。
図5には、表示部保持部105の水平方向(x軸方向)の長さをλ/2、垂直方向(y軸方向)の長さ(高さ)を0.3λ、ベース部2の水平方向の長さをλ/2、垂直方向の長さを0.2λ、第1の支柱50及び第2の支柱の長さをλ/4、第1の支柱50と第2の支柱51との水平方向での距離を0.3λとした場合の、入力反射特性(S11)を示してある。第1の支柱50及び第2の支柱の長さは、第1の放射体100と第2の放射体200とが近づきすぎて電磁的結合を起こしてしまわないように、ある程度の長さである必要があり、本例ではλ/4としてある。なお、上述したλ/2等の長さは、長さの最低基準であり、実際の長さはこれらの基準以上の長さであればよい。
本例では、470MHzから710MHzの帯域内で共振周波数が得られ、かつその帯域内の反射特性S11が−6dB以上である場合に、アンテナ特性が良好であるものとみなしており、図5においては、これらの条件を「ターゲットライン」として線で表現してある。図5に示した例では、470MHzから710MHzの帯域内での反射特性がほぼ−6dB以上であり、ターゲットラインを超えていることが読み取れる。
図6には、上述した構成に、インピーダンスマッチング用の素子を追加した場合の反射特性を示してある。図6に示した例では、470MHzから710MHzの帯域内の反射特性S11が、すべてターゲットライン内に収まっており、図5に示した例より良い特性であることが読み取れる。このように、マッチング素子を追加してアンテナ受信特性を工場させるようにしてもよい。
図7には、第1の支柱50と第2の支柱51との距離をより近づけた場合の構成例を示してある。図7においては、第1の支柱50のすぐ右側に第2の支柱51′を配置してある。この場合の反射特性を図8に示してある。図8においては、共振周波数が200MHz近辺に現れており、470MHz〜710MHzの周波数帯(ターゲットライン)にまったく届いていない様子が示されている。つまり、第1の支柱50と第2の支柱51との距離を、0.3λとすることによりUHF帯の受信感度を向上させることが可能となる。
このように、表示部101や表示部保持部105、ベース部2が導体で構成されたテレビジョン受像機10において、表示部保持部105の横幅とベース部2の横幅及び、第1の支柱50と第2の支柱51との間の距離を、地上デジタル放送の周波数の波長の長さと共振する長さとすることにより、表示部保持部105とベース部2がそれぞれ第1の放射体、第2の放射体として機能させることが可能となる。つまり、アンテナを新規に追加する必要がなくなるため、製造コストを安価に抑えることができる。
また、第1の放射体100が単体で平面型アンテナの機能を果たすとともに、第1の放射体100、第2の放射体200、第1の支柱50、第2の支柱51とがループアンテナの役割を果たすため、広帯域の周波数をより安定的に受信できるようになる。
また、従来のテレビジョン受像機の製造工程との変更点が、第2の支柱51と、給電部201の導体性を遮断する絶縁部品(支柱50b)の追加のみであるため、製造コストの安価に抑えることができる。
また、アンテナ等の構造部品を新規に追加しない構成であるため、テレビジョン受像機からアンテナが膨出する量を0に抑えることが可能となり、テレビジョン受像機10のデザイン性を損なわずに済む。
また、アンテナ等の構造部品を新規に追加しない構成であるため、テレビジョン受像機10を小型や薄型にでき、部屋間の移動や持ち運びを行い易くすることができる。
また、屋外アンテナを接続しなくても良好な映像を得られるようになるため、アンテナ端子のないキッチンやベランダ等でも、地上デジタルテレビジョン放送を視聴することができるようになる。
また、屋外アンテナを接続しなくても良好な映像を得られるようになるため、屋外アンテナの購入や工事が不要となり、屋外アンテナがない場合であってもコストをかけずに地上デジタルテレビジョン放送の視聴を行うことができる。
また、室内アンテナを使用したくない場合には、第2の支柱51を折り畳んで支柱格納部55に収納すればよく、室内アンテナ不使用時にもアンテナが邪魔になることがない。
さらに、第2の支柱51が表示部保持部105の下端部に接続された状態においては、表示部保持部105がより安定的に支持されるようになり、テレビジョン受像機としての構造的な強度も向上する。
次に、図9のブロック図を参照して、本例のテレビジョン受像機の内部構成例について説明する。図9に示されたテレビジョン受像機100は、表示部101及び表示部保持部105(図1参照)で構成される第1の放射体100と、ベース部2で構成される第2の放射体200とが、第2の支柱51内に設けられた給電部201によって電気的に接続されている。
第1の放射体100及び第2の放射体200で構成されるアンテナは、放送局から送信される電波を受信し、ベース部2内のチューナ203に伝送する。本例のテレビジョン受像機10は、外部アンテナが接続される端子202も備えており、外部アンテナが接続される場合には、外部アンテナが受信した電波がチューナ203に伝送される。チューナ203は、アンテナが拾って得た電波を復調して、放送局より送り出されたTS(Transport Stream)パケットを抽出する。復調されたパケットは、多重分離部205に送信される。
多重分離部205では、TSパケットに含まれる、映像、音声、データ放送のデータなどの多重化された情報をそれぞれ分離し、分離したパケットが映像・音声パケットであれば復号部206に送り、データのパケットであれば制御部210に送る。
復号部206では、音声信号及び映像信号を復号し、復号した信号が映像信号であれば映像信号処理部207に送り、音声信号であれば音声信号処理部208に伝送する。映像信号処理部206では、映像信号と、制御部210で処理されたデータパケットである字幕やデータ放送の画像などを重畳し、表示部101に送る。音声信号処理部208は、ステレオ処理や増幅処理などを行い、処理された音声信号をスピーカ209から出力する処理を行う。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される中央処理装置であり、テレビジョン受像機10の各部の制御を行う。制御部にはメモリ211を接続してあり、メモリ211に格納された各種処理プログラムを読み出して制御を行う。制御部210に対する指令は、図示せぬリモートコントローラや、テレビジョン受像機の筐体等に設けられた操作ボタンへの操作入力に基づいて行われる。
リモートコントロール信号受信部204は、リモートコントローラからの信号を受信して、その信号を制御部210に供給する。リモートコントローラの操作により、所望のチャンネルが選局された場合は、その選局情報が操作信号として制御部210に供給され、制御部210からチューナ203に伝送される。そして、チューナ203で選局されたチャネルの電波が、第1の放射体100及び第2の放射体200で構成されるアンテナにより受信される。
なお、上述した実施の形態では、表示部保持部105を支える第2の支柱51を、ベース部2内に格納可能な構成としたが、第2の支柱51を表示部保持部105に固定させる構成に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、チューナ203をベース部2(第2の放射体200)の内部に格納した例を挙げたが、表示部保持部105等、第1の放射体100側に格納したテレビジョン受像機に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、表示部を有機ELで構成した例を挙げて説明したが、液晶やFED(Field Emission Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)など、他の素材で構成した表示部を用いてもよい。
また、上述した実施の形態では、画面サイズが11インチのテレビジョン受像機に適用した例を挙げたが、13インチや15インチ等、他の画面サイズを持つテレビジョン受像機に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、表示部保持部105を金属板で構成した例を挙げて説明したが、表示部保持部105が樹脂等の非導電体で構成されたテレビジョン受像機に適用してもよく、この場合は、表示部105やその背面に配置されたシールド板104等の導体を、アンテナの第1の放射体100として機能させればよい。
また、上述した実施の形態では、表示部101の他にも、表示部を保持する表示部保持部105やシールド板104等も第1の放射体100として機能する構成としたが、これらは必須の要素ではなく、表示部101のみで自立可能な構成等にも適用可能である。この場合は、表示部101が第1の放射体100の役割を果たすようになる。
また、上述した実施の形態では、第1の支柱50及び第2の支柱の垂直方向の長さをλ/4としたが、第1の放射体100と第2の放射体200とが電磁的結合を起こさない範囲内であれば、数cm等、λ/4より短い長さに設定してもよい。
また、上述した実施の形態では、第1の支柱50及び第2の支柱51をベース部2の上面に対して所定の角度だけ傾斜させた状態でベース部2に取り付けた場合を例に挙げたが、第1の支柱50及び第2の支柱51が傾斜しておらず、第1の支柱50及び第2の支柱51とベース部2の上面とが成す角度が、90°である場合に適用してもよい。
本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像機の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による表示部の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による給電部の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による第2の支柱格納時の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による反射特性の例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態によるマッチング素子使用時の反射特性の例を示す説明図である。 本発明の他の形態によるテレビジョン受像機の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の形態による反射特性の例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像機の内部構成例を示すブロック図である。
符号の説明
2…ベース部、10…テレビジョン受像機、50…第1の支柱、51…第2の支柱、53…支点、55…支柱格納部、100…第1の放射体、101…表示部、200…第2の放射体、201…給電部、202…外部アンテナ用端子、203…チューナ、204…リモートコントロール信号受信部、205…多重分離部、206…復号部、207…映像信号処理部、208…音声信号処理部、209…スピーカ、210…制御部、211…メモリ、220…同軸ケーブル、221…同軸芯線、222…同軸絶縁体、223…同軸外皮導体、224…同軸外皮絶縁体

Claims (8)

  1. テレビジョン放送信号を受信するチューナと、
    前記チューナが得た映像信号を表示する表示部と、
    水平面に載置可能なベース部と、
    前記表示部と前記ベース部とを接続して、前記ベース部に対して前記表示部を支持する第1の支柱及び第2の支柱とを備え、
    前記第2の支柱には、前記表示部からなる第1の放射体と前記ベース部からなる第2の放射体とを電気的に接続する給電部を格納し、前記給電部で得た信号を前記チューナで受信することを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  2. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記第1の放射体の水平方向の長さと、前記第2の放射体の水平方向の長さは、前記テレビジョン放送信号の波長λの1/2以上としたことを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  3. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記第1の支柱と前記第2の支柱との水平方向における距離は、約0.3λとしたことを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  4. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記第2の支柱は、前記ベース部に収納可能であり、前記ベース部に収納時には前記第1の放射体と前記第2の放射体との電気的接続は遮断されることを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  5. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記給電部の周囲は、非導電の部材で支持されていることを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  6. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記第1の放射体は、前記表示部を保持する金属製の保持部材で構成されることを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  7. 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
    前記第1の放射体は、前記表示部の背面に配置されたシールド板で構成されることを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  8. テレビジョン受像機のチューナに接続されるアンテナにおいて、
    前記テレビジョン受像機の表示部と一体的に配置される第1の放射体と、
    水平面に載置可能なベース部からなる第2の放射体と、
    前記チューナと前記第1の放射体及び前記第2の放射体とを電気的に接続する給電部と、
    前記第1の放射体と前記第2の放射体とを接続して、前記第1の放射体を前記第2の放射体に対して支持する第1の支柱と、
    前記第1の放射体と前記第2の放射体とを接続して、前記第1の放射体を前記第2の放射体に対して支持する支柱であり、前記給電部を格納した第2の支柱とを備えたことを特徴とする
    アンテナ。
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