JP2009044093A - 成膜方法、成膜装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品位な膜質を有するシリコン酸化膜を基板上に成膜可能な成膜方法等を提供する。
【解決手段】
オゾンガス発生源から発生した100%のオゾンガスをオゾンガス供給路62に通流させ、このオゾンガス供給路62から分岐した希釈ガス供給路63に希釈ガスを通流させて、予め設定したオゾンガスの濃度となるように100%のオゾンガスを希釈し、希釈されたオゾンガスを当該オゾンガス流路62から処理容器2、21内に供給する。そしてシリコン有機化合物からなる成膜ガスを前記処理容器2、21内に供給しオゾンとシリコン有機化合物とを反応させて基板上にシリコン酸化膜を成膜する。
【選択図】図1

Description

本発明は、TEOS(Tetraethylorthosilicate)等のシリコン有機化合物を用いて基板上にシリコン酸化膜(SiO膜)を成膜する技術に関する。
半導体デバイスのゲート絶縁膜や層間絶縁膜等に用いられているSiO膜を半導体ウエハ(以下、ウエハという。)等の基板上に成膜する手法の一つとして、例えばTEOS等の有機シリコン化合物を用いて熱処理する方法が知られている。従来、TEOSによるSiO膜の成膜は、例えば680℃のプロセス温度でTEOSを含む成膜ガスを酸化ガスである酸素と反応させる熱CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により行っていた。
しかしながら半導体デバイスの多様化により、低温プロセスの要求が高まっており、特に次世代の半導体デバイスの中には、400℃以下のプロセス温度としなければならないものもある。またヒータにて消費されるエネルギーを削減する観点からもプロセス温度の低温化が必要とされている。
TEOSを酸化してSiO膜を成膜する場合のプロセス温度を低温化する手法の一つとして、TEOSと反応させるガスとしてオゾンガスを用い、500℃以下のプロセス温度にてSiO膜を成膜する手法も知られている。しかしながら本手法により成膜されるSiO膜は例えば膜の緻密性が低かったり、不純物を多く含んだりする等、膜質に問題があり、結局成膜後に高温のアニール処理を行わなければならず上述の課題を解決するには至っていない。
また、処理容器内にTEOSを含む成膜ガスと酸化ガスとを交互に供給し、これらのガスをプラズマ化しながら反応させることにより原子層程度の薄い膜を順次堆積させて成膜を行うALD(Atomic Layer Deposition)法がある。このようなプロセスにおいても、例えばオゾンと酸素との混合ガスを酸化ガスとして採用することによりプロセス温度を例えば400℃まで低温化することができるが、当該プロセスにおいてもスペックに見合う良好な膜質を得るには至っていない。
なお特許文献1には100%のオゾンガスを発生させるオゾン発生装置が記載されている。また特許文献2及び特許文献3にはこのようなオゾン発生装置を用いて発生させた高濃度オゾンを酸性化ガスとして用い、TEOSと反応させてSiO膜を発生させる技術が記載されているが、これを実際の成膜装置に対してどのように適用していくかについての具体的な手法については検討されていない。
特公平5−17164号公報:第27頁左欄11行目〜25行目、図1 特開2006−80474号公報:第0064段落〜第0069段落、図5 特開2007−109984号公報:第0052段落〜第0054段落、図2
本発明はこのような事情に基づいて行われたものであり、その目的は高品位な膜質を有するシリコン酸化膜を基板上に成膜可能な成膜方法、成膜装置及びこの成膜方法を記憶した記憶媒体を提供することにある。
本発明に係わる成膜方法は、加熱雰囲気かつ減圧雰囲気の処理容器内にガスを供給して処理容器内の基板に対して成膜処理を行う方法において、
100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈して得られるオゾンガスの濃度を設定する工程と、
オゾンガス発生源から発生した100%のオゾンガスをオゾンガス供給路に通流させる工程と、
前記オゾンガス供給路から分岐した希釈ガス供給路に希釈ガスを通流させて、前記工程で設定したオゾンガスの濃度となるように、前記100%のオゾンガスを、少なくとも希釈ガス流路に設けられた流量調整部を介して希釈し、希釈されたオゾンガスを当該オゾンガス流路から前記処理容器内に供給する工程と、
シリコン有機化合物からなる成膜ガスを前記処理容器内に供給し、当該処理容器内にてオゾンとシリコン有機化合物とを反応させて前記基板上にシリコン酸化膜を成膜する工程と、を含むことを特徴とする。
ここで前記加熱雰囲気の設定温度は、300℃〜400℃であることが好ましい。また、前記希釈されたオゾンガスを処理容器内に供給する工程と、前記成膜ガスを処理容器内に供給する工程とは、同時に行ってもよい。更にこれらの場合には、前記シリコン有機化合物は、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)であり、前記オゾンガス流路から供給されるオゾンガスの濃度が35〜70体積%であることが好ましい。この他、前記希釈されたオゾンガスを処理容器内に供給する工程と、前記成膜ガスを処理容器内に供給する工程とは、交互に行ってもよい。
次に、他の発明に係る成膜装置は、加熱雰囲気かつ減圧雰囲気の処理容器内にガスを供給して処理容器内の基板に対してシリコン酸化膜を成膜するための成膜装置において、
前記処理容器内を真空排気するための真空排気手段と、
100%のオゾンガスを発生させるオゾンガス発生源と、
一端側が前記オゾンガス発生源に接続され、他端側が前記処理容器内に開口するオゾンガス供給路と、
このオゾンガス供給路に分岐して接続され、前記オゾンガス発生源からの100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈するための希釈ガス供給路と、
前記100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈して得られるオゾンガスの濃度を調整するために、前記100%のオゾンガスの流量及び前記希釈ガスの流量の少なくとも一方を調整する流量調整手段と、
シリコン有機化合物からなる成膜ガスを前記処理容器内に供給する成膜ガス供給路と、
前記オゾンガスの濃度が予め設定された濃度になるように前記流量調整手段を制御する機能を含む制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この加熱雰囲気の設定温度は、300℃〜400℃であることが好ましく、前記制御手段は、前記希釈されたオゾンガスと成膜ガスとを同時に処理容器内に供給するように制御信号を出力するとよい。またこれらの場合においてシリコン有機化合物は、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)であり、前記オゾンガス流路から供給されるオゾンガスの濃度が35〜70体積%であることがこのましい。このほか、前記制御手段は、前記希釈されたオゾンガスと成膜ガスとを交互に処理容器内に供給するように制御信号を出力するように構成してもよい。
更にまた、他の発明に係る記憶装置は、シリコン酸化膜の成膜装置に用いられ、コンピュータ上で動作するプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記プログラムは既述のいずれか一つに記載された成膜方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明によれば、シリコン有機化合物とオゾンガスとを処理容器内で反応させて基板上にシリコン酸化膜を成膜するにあたり、オゾンガス発生源から発生した100%のオゾンガスをオゾンガス供給路に供給すると共にこのオゾンガス供給路に希釈ガスを供給してオゾンガス濃度をコントロールし、その高濃度オゾンガスを処理容器内に供給するようにしているので、例えば500℃以下の低温プロセスにより不純物濃度が少なく、後段のアッシングプロセス等に対する耐性が高く緻密で良質な絶縁膜を成膜することができる。そしてシリコン有機化合物としてTEOSを用いた場合に、オゾンガス濃度を30〜75体積%に設定することにより、後述の実験結果からも分かるように特に不純物濃度が少なく緻密性の高い良質な絶縁膜を成膜することができる。
以下、本発明の成膜装置を縦型熱処理装置に適用した実施の形態について図1を参照しながら説明する。図1に示す縦型熱処理装置1は、基板であるウエハW表面への成膜処理の行われる熱処理炉10を備えている。
熱処理炉10は、成膜処理の行われる処理容器の一部をなす反応管2と、この反応管2内を加熱雰囲気とするために当該反応管2内を取り囲むように設けられたヒータ3とを備えている。更に反応管2は上端を閉塞された外管2b内に、上下両端が開口した内管2aを格納した、例えば透明な石英管2a、2bからなる二重管構造となっている。ヒータ3は例えば抵抗発熱体から構成され、電力供給部32からの供給電力を温度コントローラ31にて制御することにより反応管2内の温度をコントロールすることができる。なお実際の装置においてヒータ3は、図示しない断熱材を含む炉本体の内壁に沿って設けられ、反応管2内の処理雰囲気を上下方向に分割した複数のゾーンを夫々独立して温度コントロールできるように構成されているが、図1では一体型のヒータ3として略記してある。
前記内管2a及び外管2bの下端は筒状のマニホールド21により支持されており、反応管2(内管2a及び外管2b)とマニホールド21とにより、処理容器が構成されている。またマニホールド21の下端開口部は、蓋体22により塞がれる構成となっており、蓋体22に組み合わせて設けられたボートエレベータ41により当該蓋体22が昇降することで開閉される。また蓋体22の上には回転テーブル45を介して断熱材である保温筒46の上にウエハWを棚状に保持するためのウエハ保持具であるウエハボート4が設けられている。前記蓋体22の中央部には回転テーブル45を回転させる回転軸44が貫通し、この回転軸44はボートエレベータ41に設けられた回転駆動部43に接続されている。なお33はベースプレートであり、図示しない炉本体及びマニホールド21はこのベースプレート33に固定されている。
マニホールド21には分岐した排気管23が接続され、この排気管23の下流側には、真空排気手段をなす真空ポンプ5が接続されており、内管2aと外管2bとの間に形成される空間を介して排気を行うことにより、反応管2内を減圧雰囲気に保つ役割を果たす。またマニホールド21と真空ポンプ5との間の排気管23には圧力調整部51が介設されており、反応管2内の圧力を計測する図示しない圧力計の検出値に基づいて、後述する制御部8からの命令を受けて圧力調整部51の開度を調節することにより反応管2内の圧力を所定の値に維持することができる。
また、当該縦型熱処理装置1には、成膜ガス供給路61と、オゾンガス供給路62とが接続されている。成膜ガス供給路61は、上流側から順に、有機ソースであるTEOSの液体源のタンクや気化器などを含むTEOS供給源611と、バルブ、流量計などの流量制御機器群612とを通り、この流量制御機器群612の下流に設けられ、マニホールド21の胴部を介して反応管2内に挿入されると共に、先端部が開口した成膜ガス供給ノズル64と接続されている。
またオゾンガス供給路62は、上流側から順に、酸素ガスから100%のオゾンを発生させるためのオゾンガス発生源であるオゾン発生装置7とその流量調整を行う流量制御機器群622とを通り、既述の成膜ガス供給ノズル64と同様に反応管2内に挿入されて先端部が開口するオゾン供給ノズル65と接続されている。更にこのオゾンガス供給路62からは希釈ガス供給路63が分岐しており、この希釈ガス供給路63は、上流側から順に、100%のオゾンを希釈する希釈ガスである窒素ガスを供給する希釈ガス供給源631と流量調整のための流量制御機器群632とを結んでオゾンガス供給路62へと合流している。
また縦型熱処理装置1は、既述の温度コントローラ31や圧力調整部51、流量制御機器群612、622、632等の動作を制御する制御部8を備えている。制御部8は例えば図示しないCPUとプログラムとを備えたコンピュータからなり、プログラムには当該縦型熱処理装置1によってウエハWへの成膜処理を行うのに必要な動作、例えばヒータ3温度のコントロールや反応管2内の圧力調整及び反応管2への成膜ガスや高濃度オゾンガスの供給量調整に係る制御等についてのステップ(命令)群が組まれている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
既述のように本実施の形態に係る縦型熱処理装置1は反応管2に高濃度オゾンを供給するためのオゾン発生装置7を備えている。オゾン発生装置7は、例えば特許文献1に記載のオゾン発生装置のように、例えば無声放電式のオゾナイザに酸素ガスを通流してオゾンを発生させ、次いでこのガスを冷却してオゾンのみを液化させた後、当該液化したオゾンを加温する等の手法により、濃度が100%のオゾンを発生させることのできる機能を備えている。
次に上述の実施の形態の作用について説明する。先ず、反応管2外にて所定枚数のウエハWをウエハボート4に棚状に保持した後、ボートエレベータ41を上昇させ、反応管2及びマニホールド21から構成される処理容器内にウエハWを搬入(ロード)する。ウエハボート4が所定の位置まで上昇してマニホールド21の下端開口部が蓋体42により塞がれたら、図示しないメインバルブを開いて排気管23を介して真空ポンプ5により反応管2内を引き切り状態とする。そまた反応管2内の温度は例えばウエハボート4が搬入される前からプロセス温度である例えば350℃に設定されている。
そして成膜ガス(TEOS蒸気)及び高濃度オゾンガスを供給しながら処理容器内の圧力を例えば306.6Pa(2.3torr)に維持する。このとき高濃度オゾンガス中のオゾン濃度は35体積%〜70体積%(以下、vol%と記す)に設定することが好ましい。ここで当該高濃度オゾンの濃度は、後述の実施例にて説明するように、当該成膜処理にて成膜されるSiO膜の緻密性や不純物濃度が良好な値となる範囲に設定されている。このような成膜処理を所定時間行うことでTEOS分子とオゾンとが反応してウエハW上にSiO膜が成膜される。この成膜処理を行っている期間中は、各ウエハWの面内で均一な膜質、膜厚を有するSiO膜が形成されるようにウエハボート4は回転駆動部43により回転している。
このような成膜処理を例えば10分間行い成膜処理を終えたら、各ガス供給路61〜63からのガスの供給を停止し、処理容器(反応管2及びマニホールド21)内を排気してから希釈ガス供給路63より窒素ガスのみを供給して処理容器内のパージを行う。そして処理容器内の圧力を大気圧に戻してからウエハボート4を降下させてウエハWを処理容器内から搬出(アンロード)し、一連の成膜動作を終了する。
ここでオゾンとTEOS蒸気との反応について図2の模式図を参照しながら簡単に説明する。高濃度オゾンが処理容器内に導入されると、処理容器内が例えば300℃〜400℃の高温となっていることにより、殆どのオゾン分子は速やかに分解して酸素ラジカル等の活性種となる。そして図2に示すように、TEOS分子がこれらの活性種と反応して、次第に「中間体A→中間体B→中間体C」と酸化・分解されて、最終的にはSiO分子となって処理容器内のウエハW上に堆積していく。
一方で、TEOS分子が酸化・分解される過程で形成された中間体についいても、ウエハWの表面近傍で活性種と反応してウエハW上に堆積し、SiO膜を形成していく。ここでTEOS分子の分子式「C20Si」からも分かるように、これらの中間体は炭素や水素原子を含んでおり、炭素、水素原子が適度な濃度範囲で含まれている限りにおいては、ウエハW上に緻密なSiO膜を形成するための、いわば接着剤の役割を果たすが、これらの不純物が必要以上に多いと絶縁性、エッチング耐性が低下してしまう。
このため例えば図2に示すように炭素、水素を多く含む「中間体A」から成膜されたSiO膜は不純物が多く、緻密でない低品位の膜質となってしまう一方で、炭素や水素の少ない「中間体C」や炭素や水素を全く含まないSiO分子の堆積によって成膜されたSiO膜においても緻密でない脆い膜質となってしまう。そこで、不純物濃度や膜の緻密さが適度なSiO膜を成膜するためには炭素や水素の含有量が適度な「中間体B」からSiO膜を成膜することが好ましい。
ここでオゾンガス供給路62から供給されるオゾン濃度が高い程、SiO膜の成膜機構は図2の右側へ進む一方で、オゾン濃度が低い場合には図2の左側にて成膜が行われると考えられる。このことからオゾン濃度が高い程、SiO膜中の不純物が少なくなるが、後述の実施例からも分かるように、この不純物が低くなり過ぎると緻密な膜が形成されなくなってしまい例えばSiO膜に対してプラズマエッチングを行い、その後アッシング(酸素プラズマによるレジストの灰化)を行うとSiO膜がダメージを受けるといったことが起こる。
このため反応管2内には100%のオゾンガスを供給すればよいというのではなく、程よい濃度のオゾンガスを供給することが好ましく、このような観点から本実施の形態では希釈ガス供給路63から希釈ガスとして例えば不活性ガスである窒素ガスを供給し、その流量調整部632を調整して35vol%〜70vol%のオゾンガス濃度の高濃度オゾンガスを反応管2内に供給するようにしている。
本実施の形態に係る縦型熱処理装置1によれば以下の効果がある。TEOSとオゾンガスとを処理容器(反応管2及びマニホールド21)内で反応させてウエハW上にSiO膜を成膜するにあたり、オゾン発生装置7から発生した100%のオゾンガスをオゾンガス供給路62に供給すると共にこのオゾンガス供給路62に希釈ガスである窒素ガスを供給してオゾンガス濃度をコントロールし、その高濃度オゾンガスを処理容器内に供給するようにしているので、例えば500℃以下の低温プロセスにより不純物濃度が少なく、後段のアッシングプロセス等に対する耐性が高く緻密で良質な絶縁膜を成膜することができる。そしてシリコン有機化合物としてTEOSを用いた場合に、オゾンガス濃度を30〜75体積%に設定することにより、後述の実験結果からも分かるように特に緻密で良質な絶縁膜を成膜することができる。
また、図3の縦型熱処理装置1aに示すようにオゾンガス供給路62の先端部をウエハボート4の上端部まで立ち上げ、その立ち上げ部分に各ウエハWに対応した高さにて供給孔651を形成することによりインジェクタ66を構成するようにしてもよい。この場合はインジェクタ66にヒータを組み合わせ、例えば棒状ヒータをインジェクタ66内に挿入し、オゾンガスがインジェクタ66内を流れる間に当該オゾンガスを例えば250℃〜400℃の温度に加熱することが好ましい。このようなインジェクタ66を用いれば、オゾンを十分に活性化させた状態でウエハWの表面に到達させることができるので、処理容器内に供給したオゾンをTEOSの酸化・分解に効率的に使用することが可能となり、例えば処理容器内の温度(プロセス温度)の更なる低温化や成膜時間の短縮につながる。
また上述の実施の形態においては、処理容器内にTEOS蒸気と高濃度オゾンとを連続的に供給する縦型熱処理装置1について説明したが、TEOS蒸気とオゾンとを処理容器内に交互に供給するALD法によりSiO膜を成膜するタイプの縦型熱処理装置に既述の高濃度オゾンを供給するように構成してもよい。この場合には、TEOS蒸気及びオゾンガスの一方を反応管2内に供給した後、図示しない不活性ガス供給管から不活性ガスを反応管2内に供給して当該一方のガスを不活性ガスにより置換し、続いてTEOS蒸気及びオゾンガスの他方のガスを反応管2内に供給し、更に不活性ガスで他方のオガスを置換することによってプロセスが行われる。
更にまた高濃度オゾンを供給してSiO膜の成膜を行う装置は、図1に例示した縦型熱処理装置に限定されず、例えば枚葉式の熱処理装置を用いてもよい。またTEOSに限らず他のシリコン有機化合物を原料として用いてもよい。
(実験1)
高濃度オゾンの濃度を変化させてTEOS蒸気と反応させ、成膜されたSiO膜の膜質を調べた。
A.実験条件
プロセス温度 :350℃
処理容器内圧力 :306.6Pa(2.3torr)
TEOS蒸気供給量:3.0sccm
成膜時間 :16分(SiO膜の目標膜厚:100nm)
上記の実験条件において、以下の各実施例、比較例に記載の濃度に調製されたオゾンを供給し、TEOS蒸気と反応させて得られたSiO膜についてウェットエッチングレート(WER)、不純物濃度(炭素、水素、水分)について膜質を調べた。オゾンは、100%のオゾンを希釈ガスである窒素ガスと混合したものを使用し、オゾン濃度はこれらのガスの混合比を変化させることにより調製した。
(実施例1)
100%オゾン:52.5sccm
窒素ガス :97.5sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度35vol%)
(実施例2)
100%オゾン:60sccm
窒素ガス :90sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度40vol%)
(実施例3)
100%オゾン:90sccm
窒素ガス :60sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度60vol%)
(実施例4)
100%オゾン:105sccm
窒素ガス :45sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度70vol%)
(比較例1)
100%オゾン:4.5sccm
窒素ガス :145.5sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度3vol%)
(比較例2)
100%オゾン:15sccm
窒素ガス :135sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度10vol%)
(比較例3)
100%オゾン:30sccm
窒素ガス :120sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度20vol%)
(比較例4)
100%オゾン:150sccm
窒素ガス :0sccm
トータル :150sccm(オゾン濃度100vol%)
(参照例1)
従来の熱CVD法によりSiO膜を成膜した。成膜時間は上述の各実施例、比較例と同様とし、酸化ガスには酸素ガスを用いた。
プロセス温度 :680℃
処理容器内圧力:53.2Pa(0.4torr)
TEOS蒸気供給量:180sccm
ガス供給量 :5sccm
(参照例2)
熱酸化法によりSiO膜を成膜した。
成膜時間:3時間
プロセス温度 :950℃
処理容器内圧力:大気圧
容器内雰囲気 :Oガスを10slmで供給
B.実験結果
図4は各実施例、比較例及び参照例にて成膜されたSiO膜中の不純物である水素原子、炭素原子の濃度を棒グラフにて表示した結果を示している。図4の横軸左側に、各SiO膜中の水素原子濃度の計測結果を示し、同右側には炭素原子濃度の計測結果を示している。また縦軸はSiO膜中の単位体積あたりに含まれる水素原子、炭素原子数を示している。炭素原子、水素原子濃度の計測にはSIMS(Secondary Ion Mass Spectrometer)を用いた。
実施例2、実施例3及び比較例1〜比較例4の結果を見ると、供給するオゾンの濃度が高くなる程、水素、炭素共に不純物濃度が低くなっている。これは図2にて説明したように、オゾン濃度を高くする程TEOS分子が酸化・分解されて水素や炭素の含有量の少ない中間体やSiO分子となった結果、SiO膜中の不純物が少なくなったことによるものと考えられる。また実施例2及び実施例3において水素原子濃度は従来の熱CVD法(参照例1)と同程度となり、炭素原子濃度は従来の熱CVD法(参照例1)よりも低く、熱酸化法(参照例2)と同等の結果が得られた。
次に図5は各実施例、比較例及び参照例にて成膜されたSiO膜中の不純物であるSi−OH分子、OH基(水分)の濃度を棒グラフにて表示した結果を示している。Si−OH分子の濃度を黒く塗りつぶしたカラムで示し、OH基の濃度を白抜きのカラムで示した。また縦軸はSiO膜中の単位体積あたりに含まれるSi−OH分子、OH基の個数を示している。Si−OH分子、OH基の濃度の計測には、FT−IR(Fourier Transform Infrared Spectrometer)を用いた。
図5の実施例2、実施例3及び比較例1〜比較例4の結果を見ると、供給するオゾンの濃度が高くなる程、Si−OH分子、OH基に不純物濃度が低くなっている。これは図4にて考察した炭素原子、水素原子の場合と同様にTEOS分子がこれらの不純物の少ない中間体やSiO分子となるまで酸化・分解されてからSiO膜が形成されたためであるといえる。また実施例2、実施例3において、Si−OH分子の濃度は従来の熱CVD法(参照例1)における濃度と同等あるいは若干上回る結果となった。一方、OH基濃度においては実施例2、実施例3のいずれも参照例1の結果を下回る結果が得られた。
次いで図6、図7は各実施例、比較例及び参照例にて成膜されたSiO膜の緻密性を評価した結果を示している。緻密性の評価は、SiO膜の成膜されたウエハWを1wt%の希フッ酸中に浸漬し、SiO膜のウェットエッチングレート(WER)を計測することにより行った。図6の縦軸に示したWER[nm/min]は、単位時間あたりのエッチング深さを示しており、図7の縦軸は従来の熱CVD法(参照例1)のWERを「1」としたときにおける各実施例等のWERの比(相対WER)を示している。図6、図7においては、WERが小さいもの程緻密なSiO膜が形成されていることを意味している。
図6、図7に示した結果によれば、従来の熱CVD法(参照例1)、熱酸化法(参照例2)と比較して、各実施例、比較例のいずれにおいてもWERの値が高くなった。これはSiO膜の緻密性の違いが影響しているものと考えられる。また実施例と比較例とを比べてみると、オゾン濃度が35〜70vol%の範囲の実施例1〜実施例4においてWERの値が低下し、比較例1〜比較例4よりも緻密なSiO膜が形成されている。これは、SiO膜中に含まれる不純物が接着剤としての役割を果たすにあたっては適切な濃度範囲があることを示している。
以上に説明した図4〜図7の結果から、TEOSと反応させるオゾンガス中に含まれるオゾン濃度が高い程、成膜されたSiO膜中に含まれる不純物濃度は小さくなる一方で、膜の緻密さについてはオゾン濃度が35〜70vol%の範囲で良質なSiO膜を形成できることが分かった。以上の結果を総合すると、オゾン濃度が35〜70vol%の範囲において不純物濃度及び膜の緻密さ両方の観点において良質のSiO膜を形成できるといえる。また上述の各実施例においては、TEOS蒸気の供給量を3.0sccmと固定してオゾン濃度を変化させた場合について記載したが、例えばTEOS蒸気の供給量を変化させた場合にも、オゾン濃度が35〜70vol%の範囲においてWERが小さくなることを確認している。更にまた発明者らは、当該オゾン濃度範囲において成膜されたSiO膜につき、膜の成膜速度、面内均一性、収縮率及びトレンチへのステップカバレッジの良否を確認する試験を行い、実用上問題のない膜質を有していることを確認している。
実施の形態に係る縦型熱処理装置の構成図である。 TEOSとオゾンとの反応の様子を表した模式図である。 上記縦型熱処理装置の変形例である。 本発明に係る成膜法で成膜されたSiO膜の膜質を示す特性図である。 上記SiO膜の膜質を示す他の特性図である。 上記SiO膜の膜質を示す他の特性図である。 上記SiO膜の膜質を示す他の特性図である。
符号の説明
W ウエハ
1、1a 縦型熱処理装置
2 反応管
2a 内管
2b 外管
3 ヒータ
4 ウエハボート
5 真空ポンプ
7 オゾン発生装置
8 制御部
10 熱処理炉
21 マニホールド
22 蓋体
23 排気管
31 温度コントローラ
32 電力供給部
33 ベースプレート
41 ボートエレベータ
42 蓋体
43 回転駆動部
44 回転軸
45 回転テーブル
46 保温筒(断熱材)
51 圧力調整部
61 成膜ガス供給路
62 オゾンガス供給路
63 希釈ガス供給路
64 成膜ガス供給ノズル
65 オゾン供給ノズル
66 インジェクタ
611 TEOS供給源
631 希釈ガス供給源
612、622、632
流量制御機器群

Claims (11)

  1. 加熱雰囲気かつ減圧雰囲気の処理容器内にガスを供給して処理容器内の基板に対して成膜処理を行う方法において、
    100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈して得られるオゾンガスの濃度を設定する工程と、
    オゾンガス発生源から発生した100%のオゾンガスをオゾンガス供給路に通流させる工程と、
    前記オゾンガス供給路から分岐した希釈ガス供給路に希釈ガスを通流させて、前記工程で設定したオゾンガスの濃度となるように、前記100%のオゾンガスを、少なくとも希釈ガス流路に設けられた流量調整部を介して希釈し、希釈されたオゾンガスを当該オゾンガス流路から前記処理容器内に供給する工程と、
    シリコン有機化合物からなる成膜ガスを前記処理容器内に供給し、当該処理容器内にてオゾンとシリコン有機化合物とを反応させて前記基板上にシリコン酸化膜を成膜する工程と、を含むことを特徴とする成膜方法。
  2. 前記加熱雰囲気の設定温度は、300℃〜400℃であることを特徴とする請求項1に記載の成膜方法。
  3. 前記希釈されたオゾンガスを処理容器内に供給する工程と、前記成膜ガスを処理容器内に供給する工程とは、同時に行うことを特徴とする請求項1または2に記載の成膜方法。
  4. 前記シリコン有機化合物は、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)であり、前記オゾンガス流路から供給されるオゾンガスの濃度が35〜70体積%であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の成膜方法。
  5. 前記希釈されたオゾンガスを処理容器内に供給する工程と、前記成膜ガスを処理容器内に供給する工程とは、交互に行うことを特徴とする請求項1または2に記載の成膜方法。
  6. 加熱雰囲気かつ減圧雰囲気の処理容器内にガスを供給して処理容器内の基板に対してシリコン酸化膜を成膜するための成膜装置において、
    前記処理容器内を真空排気するための真空排気手段と、
    100%のオゾンガスを発生させるオゾンガス発生源と、
    一端側が前記オゾンガス発生源に接続され、他端側が前記処理容器内に開口するオゾンガス供給路と、
    このオゾンガス供給路に分岐して接続され、前記オゾンガス発生源からの100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈するための希釈ガス供給路と、
    前記100%のオゾンガスを希釈ガスにより希釈して得られるオゾンガスの濃度を調整するために、前記100%のオゾンガスの流量及び前記希釈ガスの流量の少なくとも一方を調整する流量調整手段と、
    シリコン有機化合物からなる成膜ガスを前記処理容器内に供給する成膜ガス供給路と、
    前記オゾンガスの濃度が予め設定された濃度になるように前記流量調整手段を制御する機能を含む制御手段と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  7. 加熱雰囲気の設定温度は、300℃〜400℃であることを特徴とする請求項6に記載の成膜装置。
  8. 前記制御手段は、前記希釈されたオゾンガスと成膜ガスとを同時に処理容器内に供給するように制御信号を出力することを特徴とする請求項6または7に記載の成膜装置。
  9. シリコン有機化合物は、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)であり、前記オゾンガス流路から供給されるオゾンガスの濃度が35〜70体積%であることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一つに記載の成膜装置。
  10. 前記制御手段は、前記希釈されたオゾンガスと成膜ガスとを交互に処理容器内に供給するように制御信号を出力することを特徴とする請求項6または7に記載の成膜装置。
  11. シリコン酸化膜の成膜装置に用いられ、コンピュータ上で動作するプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記プログラムは請求項1ないし5のいずれか一つに記載された成膜方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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