JP2009040569A - 板状部材の反転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズの異なる複数種類の板状部材であっても、構造を複雑化させることなく常に安定して反転させることのできる板状部材の反転装置を提供する。
【解決手段】第1または第2の反転機1,2において、支持部材3に設けた多数の吸着孔によって複層ガラスAを吸着するとともに、支持部材3に設けた係止部3dに垂直状態の複層ガラスAの下端を係止することにより、複層ガラスAを支持するようにしたので、吸着孔の吸着と係止部3dの係止によって複層ガラスAを確実に支持することができる。これにより、大径の吸着パッドのみで吸着して反転させるものに比べ、複層ガラスAのサイズが異なる場合でも、第1及び第2の反転機1,2において複層ガラスAを常に安定して支持することができる。更に、多数の小径の吸着パッドで吸着して反転させるものに比べ、構造の簡素化を図ることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば建物の窓ガラスとして用いられるグレージングガスケット付き複層ガラスの製造において、複層ガラスを反転する際に用いられる板状部材の反転装置に関するものである。
一般に、建物の窓に用いられる複層ガラスは、二枚のガラス板間にスペーサを介在させて空気層を形成するとともに、複層ガラスの周縁部に合成樹脂からなるグレージングガスケットを設け、グレージングガスケットを介してサッシに取付けるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、別部品からなるグレージングガスケットを複層ガラスに装着すると、装着作業に多大な手間を要することから、従来では複層ガラスの周縁部にグレージングガスケットを一体に成形するようにしている。この場合、複層ガラスを厚さ方向一方の面が上方に臨むように水平状態に支持し、複層ガラスの一方の面の周縁部にグレージングガスケットの材料を塗布した後、複層ガラスを厚さ方向他方の面が上方に臨むように反転し、複層ガラスの他方の面の周縁部にグレージングガスケットの材料を塗布するようにしている。
特開平9−112142号公報
ところで、前記複層ガラスを安定して反転させるためには、例えばガラス面を吸着パッドによって吸着し、吸着パッドに吸着した複層ガラスをロボットアーム等により反転させる方法があるが、吸着パッドに大径のものを用いると、サイズの異なる複層ガラスへの対応が困難になり、多数の小径の吸着パッドを用いる場合は構造が複雑になるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サイズの異なる複数種類の板状部材であっても、構造を複雑化させることなく常に安定して反転させることのできる板状部材の反転装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、任意の板状部材を厚さ方向一方の面が上方に臨むように水平状態に支持する支持部材を有し、板状部材が垂直状態になるまで支持部材を回動する第1の反転機と、第1の反転機によって垂直状態になった板状部材を垂直状態のまま受け取って支持する支持部材を有し、板状部材を厚さ方向他方の面が上方に臨むように水平状態になるまで支持部材を回動する第2の反転機とを備えた板状部材の反転装置において、前記各反転機の支持部材に、空気の吸引によって板状部材を吸着する多数の吸着孔と、垂直状態の板状部材の下端が係止する係止部とをそれぞれ設けている。
これにより、支持部材に設けた多数の吸着孔によって板状部材を吸着するとともに、支持部材に設けた係止部に垂直状態の板状部材の下端を係止することにより、板状部材が支持されることから、支持部材の何れの位置であっても吸着孔の吸着と係止部の係止によって複層ガラスが確実に支持される。
本発明によれば、支持部材の何れの位置であっても複層ガラスを確実に支持することができるので、大径の吸着パッドのみで吸着して反転させるものに比べ、板状部材のサイズが異なる場合でも常に安定して支持することができ、多数の小径の吸着パッドで吸着して反転させるものに比べ、構造の簡素化を図ることができる。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は反転装置の平面図、図2はその正面図、図3はその要部斜視図、図4はその回動状態を示す正面図、図5はその動作を示す正面図である。
この反転装置は、板状部材としての複層ガラスAの厚さ方向一方の面にグレージングガスケットの材料を塗布した後、複層ガラスAの厚さ方向他方の面にグレージングガスケットの材料を塗布する際に複層ガラスAを反転するものであり、複層ガラスAはグレージングガスケットを介して建物のサッシに取付けられるものである。
本実施形態の反転装置は、複層ガラスAを支持しながら回動する第1及び第2の反転機1,2を備え、第1の反転機1から第2の反転機2に複層ガラスAを受け渡すことによって複層ガラスAを反転するようになっている。
各反転機1,2は、複層ガラスAを支持する支持部材3と、支持部材3を回動する回動部材4とをそれぞれ備え、各反転機1,2の支持部材3はそれぞれ支持台5の上に配置されている。
支持部材3は各反転機1,2にそれぞれ複数ずつ設けられた中空の角柱状部材からなり、一端を回動部材4に連結された第1部材3aと、第1部材3aと垂直になるように一端を第1部材3aに連結された第2部材3bとから形成されている。第1部材3a、第2部材3b及び回動部材4は互いに内部を連通しており、第2部材3bの一側面(複層ガラスAを支持する面)には、第2部材3b内に連通する多数の吸着孔3cが第2部材3bの長手方向に間隔をおいて設けられている。また、第1部材3aの他端側には複層ガラスAを係止する係止部3dが設けられ、係止部3dは第2部材3bの一端よりも回動部材4の反対側に所定長さだけ突出している。また、各反転機1,2の支持部材3は、第1の反転機1の各係止部3dが第2の反転機2の各係止部3dの間に位置するように互いに幅方向にずらして配置されている。即ち、各反転機1,2の支持部材3が垂直状態になると、図4に示すように各反転機1,2の支持部材3が互いに複層ガラスAが介在可能な間隔Lをおいて対向するとともに、第1の反転機1の各係止部3dが第2の反転機2の各係止部3dの間に位置するようになっている。
回動部材4は各反転機1,2にそれぞれ設けられた中空の円柱状部材からなり、一端に連結されたモータ等の駆動機構4aによって軸心回りに回転することにより、回動部材4に連結された支持部材3を水平状態から垂直状態まで90゜回動させるようになっている。また、回動部材4の他端には真空ポンプ4bが接続され、真空ポンプ4bは回動部材4及び支持部材3を介して各吸着孔3cから外部の空気を吸引するようになっている。
支持台5は水平状態の支持部材3の下方に位置し、支持部材3を支持するようになっている。この場合、図示していないが、各支持台5には各支持部材3の間にそれぞれ位置する複数のコンベアが設けられ、コンベアの上面を水平状態の各支持部材3よりも上方に位置させることにより、コンベアによって支持部材3上の複層ガラスAを搬送可能になっている。
以上のように構成された反転装置においては、図2に示すように第1の反転機1の支持部材3を水平状態にして支持部材3上に複層ガラスAを厚さ方向一方の面が上方に臨むように載置する。その際、複層ガラスAの上面(一方の面)には図示しない塗布装置によってグレージングガスケットの材料が塗布される。この後、図5(a) に示すように第2の反転機2の支持部材3を回動して垂直状態にするとともに、第1の反転機1の支持部材3を垂直状態になるまで回動する。その際、第1の反転機1の真空ポンプ4bによって支持部材3の各吸着孔3cから空気を吸引することにより、複層ガラスAが支持部材3に吸着されるとともに、複層ガラスAの下端が各支持部材3の係止部3dに係止することから、複層ガラスAが支持部材3から下方へ落下することなく支持される。次に、第1の反転機1の支持部材3が垂直状態になると、図5(b) に示すように第1の反転機1の支持部材3と第2の反転機2の支持部材3との間に複層ガラスAが垂直状態で保持される。ここで、第1の反転機1の真空ポンプ4bを停止して複層ガラスAの吸着を解除するとともに、第2の反転機2の真空ポンプ4bを作動することにより、第2の反転機2の支持部材3に複層ガラスAが吸着され、第1の反転機1から第2の反転機2に複層ガラスAが垂直状態のまま受け取られる。その際、第2の反転機2においては、複層ガラスAの下端が各支持部材3の係止部3dに係止することから、複層ガラスAが支持部材3から下方へ落下することなく支持される。この場合、第1の反転機1の各係止部3dが第2の反転機2の各係止部3dの間に位置しているので、第1の反転機1の各係止部3dと第2の反転機2の各係止部3dとが互いに干渉することがない。そして、図5(c) に示すように第2の反転機2の支持部材3を水平状態になるまで回動することにより、第2の反転機2に支持された複層ガラスAが厚さ方向他方の面が上方に臨むように反転され、複層ガラスAの上面(他方の面)に図示しない塗布装置によってグレージングガスケットの材料が塗布される。
このように、本実施形態の反転装置によれば、第1または第2の反転機1,2において、支持部材3に設けた多数の吸着孔3cによって複層ガラスAを吸着するとともに、支持部材3に設けた係止部3dに垂直状態の複層ガラスAの下端を係止することにより、複層ガラスAを支持するようにしたので、吸着孔3cの吸着と係止部3dの係止によって複層ガラスAを確実に支持することができる。これにより、大径の吸着パッドのみで吸着して反転させるものに比べ、複層ガラスAのサイズが異なる場合でも、第1及び第2の反転機1,2において複層ガラスAを常に安定して支持することができる。更に、多数の小径の吸着パッドで吸着して反転させるものに比べ、構造の簡素化を図ることができる。
また、各係止部3dを支持部材3の幅方向に間隔をおいて複数箇所に設けるとともに、各反転機1,2の支持部材3がそれぞれ垂直状態まで回動すると、各反転機1,2の一方の支持部材3の係止部3dの間に他方の支持部材3の係止部3dが位置するように各反転機1,2の支持部材3の係止部3dを互いに支持部材の幅方向にずらして配置したので、第1の反転機1の各係止部3dと第2の反転機2の各係止部3dとが互いに干渉することがなく、第1の反転機1から第2の反転機2への複層ガラスAの受け渡しを確実に行うことができる。
尚、前記実施形態では、複層ガラスを反転させるものを示したが、板状部材であれば、複層ガラスに限らず、他の建築資材や材料等を反転させるものであってもよい。
本発明の一実施形態を示す反転装置の平面図 反転装置の正面図 反転装置の要部斜視図 反転装置の回動状態を示す正面図 反転装置の動作を示す正面図
符号の説明
1…第1の反転機、2…第2の反転機、3…支持部材、3c…吸着孔、3d…係止部、A…複層ガラス。

Claims (2)

  1. 任意の板状部材を厚さ方向一方の面が上方に臨むように水平状態に支持する支持部材を有し、板状部材が垂直状態になるまで支持部材を回動する第1の反転機と、第1の反転機によって垂直状態になった板状部材を垂直状態のまま受け取って支持する支持部材を有し、板状部材を厚さ方向他方の面が上方に臨むように水平状態になるまで支持部材を回動する第2の反転機とを備えた板状部材の反転装置において、
    前記各反転機の支持部材に、空気の吸引によって板状部材を吸着する多数の吸着孔と、垂直状態の板状部材の下端が係止する係止部とをそれぞれ設けた
    ことを特徴とする板状部材の反転装置。
  2. 前記係止部を支持部材の幅方向に間隔をおいて複数箇所に設けるとともに、各反転機の支持部材がそれぞれ垂直状態まで回動すると、各反転機の一方の支持部材の係止部の間に他方の支持部材の係止部が位置するように各反転機の支持部材の係止部を互いに支持部材の幅方向にずらして配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の板状部材の反転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103523555A (zh) * 2013-10-31 2014-01-22 京东方科技集团股份有限公司 一种基板反转装置
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