JP2009039443A - タオル類折り畳み装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タオル類を予定した折り線位置で正確に折り畳ませることができるほか、折り畳み済みのタオル類を搬出場所から他所へ搬送する自動搬送ベルトコンベアへ載せ替えるための構造を簡便に形成できるものとする。
【解決手段】タオル類を自動で折り畳む機械において、タオル類の供給場所の任意位置に一定姿勢で載置されたタオル類の基準点を把握し該基準点を当該機械の折り畳み基準位置に合致させるように送り込むものとなされたタオル類投入部12を設けた構成となす。
【選択図】 図3

Description

この発明は、フェイスタオルやバスタオルなどを複数折り状態に折り畳むタオル類折り畳み装置に関する。
図9及び図10に示すようなタオル類の折り畳み装置が存在している。図9は従来装置の側方視断面図、図10は従来装置の平面図である。
この折り畳み装置の使用のさいは、タオル類を、回転している投入ベルトコンベア1上に人の手で直接おいて前方へ移動させ、回転している第1処理ベルトコンベア2上に移送させる。該移送が完全に行われると、第1処理ベルトコンベア2は一時停止される。
タオル類を投入ベルトコンベア1から、第1処理ベルトコンベア2に移送する時に、タオル類の巾寸法を測定する構造になっている。測定されたタオル類の巾寸法に基づいて、2つの縦折り押さえバー3、3が、縦三つ折り(フレンチ折りと呼ぶ)の時は、その巾寸法の1/3長さ位置と2/3長さ位置に、縦二つ折り(パントリー折りと呼ぶ)の場合は、何れか一方の縦折り押さえバー3が1/2長さ位置に移動するようになっている。ただし、縦折り押さえバー3の移動は、投入されたタオル類の中心を基準に1/3長さ、2/3長さ、1/2長さと移動するのではなく、機械本体の中心位置である中心線a0を基準に移動する構造となっている。
このように移動した縦折り押さえバー3、3が、タオル類を第1処理ベルトコンベア2上に押さえると同時に、左右側から折り板(通常ナイフと呼ばれている)4、4が交互に中心線a0に向かって動くのであり、そのとき、縦折り押さえバー3、3の両側に出ているタオル部分をすくい上げて縦折り押さえバー3、3の上面上を該上面に沿って移動し、中心線a0側に向かって折り畳む。パントリー折りの場合は、片側の1つのナイフ4が先の場合に準じて動きタオル類を2つ折りにする。なお、上記ナイフ4、4による折り畳みの代わりに、特許文献2に開示されているように左右両側或いは片側のノズルから噴出される空気流を縦折り押さえバー3、3の両側に出ているタオル部分に吹き当てて、タオル類をフレンチ折り、パントリー折りするようになされた機械もある。
このような縦折りの後、タオル類は横折りの領域5に移送され、ここに形成された横折り個所5a、5bで横二つ折り、横三つ折り、或いは横四つ折りを実施され、その後、搬出場所6に移送される。
搬出場所6には二つの落とし口7、8が設けられており、一方の落とし口7からはバスタオルが落下され、他方の落とし口8からはフェイスタオルが落下される。落下された各タオルはそれぞれ別の搬出コンベア9、10により受け止められ機械の左右一側へ向けて搬出される。
特許文献1には、タオル類の投入部に吸気口を設けて、投入されタオル類の先端を吸引して吸着させ、位置調整をした状態で搬送ベルトコンベアの先端に被せるように載せるタオルの折り畳み装置が開示されている。
特開2005−131005号公報
本発明は、タオル類を機械の供給場所の特定位置に正確に供給し、そのタオル類を予定した折り線位置で正確に折り畳ませることのできる折り畳み装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るタオル類折り畳み装置は、 タオル類を自動で折り畳む機械において、タオル類の供給場所に載置されたタオル類を一定方向へ搬送する投入ベルトコンベアと、該投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を受け取って折り機構部へ搬入する搬入ベルトコンベアとを備えるとともに、該投入ベルトコンベアにより搬送されたタオル類の先端を把持するクリップを、前記投入ベルトコンベアの搬送経路の巾方向にわたって装設し、該クリップは前記投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を把持し、該タオル類の基準位置が前記搬入ベルトコンベアの折り畳み基準位置に合致するように、搬入ベルトコンベア上を移動させ、解放するように作動させるよう構成されている。
上記した本発明によれば、方形からなるタオル類を機械に折り畳ませる場合に、タオル類に対し比較的広い供給場所内の任意位置に載置しても、タオル類の例えば短手方向の1辺をタオル類投入部の搬送方向に直交した水平状となす限り、タオル類を正確にフレンチ折り或いはパントリー折りさせることができるものである。
即ち、クリップは口を開けているだけで、投入ベルトコンベアの搬送したタオル類が投入ベルトコンベアの搬送力で口内に進入するものとなり、また投入ベルトコンベアの搬送経路の巾方向位置にタオル類を把持するクリップを装設するため、タオル類を的確に把持させることができる。
請求項2記載のものによれば、搬入ベルトコンベア上にてタオル類を投入ベルトコンベアの搬送方向へ移動させることにより縦折りされた後のタオル類の横折り位置を正確な横2つ折り、横3つ折り、或いは、横4つ折りが得られるように調整することができると共に、該調整のための機構を簡易に形成することができる。また搬入ベルトコンベアによるタオル類の搬送中にこれの長さを測定することにより、正確なフレンチ折り或いはパントリー折りの得られるように縦折り位置を決定することができる。
請求項3記載のものによれば、投入ベルトコンベアよりもこれの搬送方向前側で投入ベルトコンベアの投入経路の左右巾範囲を搬入ベルトコンベアの搬送面となすことができると共に、投入ベルトコンベアの投入経路の全巾に及ぶタオル類が投入ベルトコンベアから搬入ベルトコンベアへ搬送されても、搬入ベルトコンベアが該タオル類を折り機構部へ支障無く搬入することのできるものとなる。
請求項4記載のものによれば、請求項1記載の発明と同様な効果が得られる。
請求項5記載のものによれば、請求項1記載の発明と同様な効果が得られるほか、該効果が簡易な構造により的確に得られる。
請求項6記載のものによれば、請求項9記載の発明と同様な効果が得られるほかに次のような効果が得られるのであって、即ち、折り機構部による縦折りを第1の方向における最適位置で行わせることができ、また把持移動手段でタオル類を搬入ベルトコンベア上に移動させた後は、横折りにさいしてさらに該タオル類を第一の方向へ搬送しないでも最初の横折りが開始できるものとなる。
請求項7記載のものによれば、供給場所側から搬出場所まで搬出されたタオル類を搬出場所からタオル類の供給場所の真反対側へ向け一線状に設けられた他のベルトコンベアに簡易な手段により、タオル類の搬送方向を変更することなく直線上に載せ替えることができるものとなり、装置設置時に自動搬送ベルトコンベアに簡単に接続させることができるものである。
請求項8記載のものによれば、請求項7記載の発明と同様な効果が得られる上に次のような効果が得られるのであって、即ち、前記機械で折り畳まれたフェイスタオル及びバスタオルのそれぞれが仕分けられた並列状態で前記一端側から前記他端側へ向け搬出されるため、供給場所側から搬出場所まで搬出されたタオル類を、搬出場所からタオル類の供給場所の真反対側へ向け一線状に設けられた他のベルトコンベアに載せ替えるさいに、当該他のベルトコンベアを搬出場所に直線状に接続させることにより、他のベルトコンベア上においても搬出場所に搬出されたタオル類の搬出形態と同様に仕分けられた並列状態で搬送されるものとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るタオル類折り畳み装置の斜視図、図2は前記タオル類折り畳み装置の平面図、図3は前記タオル類折り畳み装置の縦断面、図4は前記タオル類折り畳み装置の横断面図、図5は前記タオル類折り畳み装置の下部の平面図、図6は前記タオル類折り畳み装置のタオル類投入部の縦断面図、図7は前記タオル類折り畳み装置の側方視作動説明図、図8はタオル類の折り畳み形態を示す説明図である。
図1〜図5において、11は概略箱形となされた本体フレームである。このさい、a1は前後方向を示し、a2は左右方向を示す。該本体フレーム11の前側上部にタオル類投入部12が形成されている。本体フレーム11の内方の最上部には把持移動手段13が形成され、これの下側には搬入ベルトコンベア14及び折り機構部の一部である縦折り部15が形成されている。このさい、搬入ベルトコンベア14は把持移動手段13の真下に位置され、縦折り部15は把持移動手段13の右外側の下方で搬入ベルトコンベア14の右横側に隣接して配置されている。
上記した搬入ベルトコンベア14及び縦折り部15の下側の略全範囲には折り機構部の一部である横折り部16が形成されており、横折り部16の下側の略全範囲及び本体フレーム11の下部後側にはタオル類搬出部17が形成されている。該タオル類搬出部17は上部にタオル類仕分け落下部18を備え、これの下側にタオル類の積層場所19a、19bが形成されると共に積層場所19a、19bで積層されたタオル類を本体フレーム11の下部後側の搬出場所20まで搬送する搬出手段21を形成されている。
タオル類投入部12の詳細は次のようになされている。
図6にも示すように、投入ベルトコンベア22と第1センサ23とを備えている。投入ベルトコンベア22は本体フレーム11に支持された前側の案内車24と後側の駆動案内車25との間に多数の無端状コンベアベルト26を並列状に巻き掛けられると共に図示しない駆動モータにより駆動案内車25が回転駆動されるようになされている。
多数のコンベアベルト26の上張り部の上面がタオル類Tの供給場所p1となされ、後上がり状に傾斜されている。該上張り部の上面の傾斜角度は本体フレーム11との間に設けられた支持部材27を変位させることにより投入ベルトコンベア22が駆動案内車25の中心回りに変位されて任意大きさに調整されるものとなすのがよい。タオル類Tの供給場所はその左右方向a2の巾を処理対象である最大のタオル類Tの展開状態大きさよりも幾分(数割程度)広くなされ、搬送方向前端である上縁を可能な範囲内で投入ベルトコンベア22の搬送終点に近接させるのが、装置のコンパクト化を図り且つ無駄なタオル類Tの搬送を回避する上で有益である。
第1センサ23は供給場所P1上にタオル類Tが載置されたことにより該タオル類Tの存在を検出して検出信号を発し、これを制御部28に伝達するものとなされている。制御部28は該検出信号に関連して投入ベルトコンベア22の図示しない駆動モータの作動を制御するものである。該第1センサ23は供給場所P1内の後上寄りに位置させ、且つ、投入ベルトコンベア22の多数のコンベアベルト26で形成される搬送面の左右巾(投入経路巾)12aの中央位置に位置させるのがよいのであり、このようにすればタオル類Tの比較的小さいもの(例えばフェイスタオルよりも小さいもの)を供給場所p1に載置した場合にも、第1センサ23の検出位置がタオル類Tから外れることなく該タオルTに正対してこれを的確に検出するものとなる。
投入ベルトコンベア22の搬送終端からは本体フレーム11に固定された支持案内板29が後側への延長状に設けられており、該支持案内板29の上面が投入ベルトコンベア22の搬送面をさらに本体フレーム11後側へ向け延長した状態の案内面をなしている。
把持移動手段13の詳細は次のようになされている。
鰐口状クリップ30、クリップ支持台31、支持台前後方向案内部32、支持台駆動部33、空気噴射部34、及び、第1基準位置把握手段としての第2センサ35などを備えている。
鰐口状クリップ30はクリップ支持台31の一部をなす支持板31aの前縁部に固定された下顎部材36の後部と、上顎部材37の後部とを左右向き支点軸を介して枢着し、クリップ支持台31上に設けられた空気圧シリンダ装置38の出力部材を上顎部材37に結合され、空気圧シリンダ装置38の出力部材の前後移動に連動して上顎部材37が左右向き支点軸回りへ上下揺動されるものとなされている。下顎部材36及び上顎部材37のそれぞれは左右方向a2長さをタオル類投入部12の投入経路巾12aに合致されると共に、下顎部材36の前部上面には摩擦係数の大きいゴム板などの面部材が被着され、上顎部材37の前部下面には断面を方形状となされ摩擦係数の大きいゴム材などで形成された左右方向a2へ長い弾性棒状部材39が固定されている。
クリップ支持台31は平板状の支持板31aの左右端及び後縁から該支持板31aを吊り保持するための起立板部31bを立設し、該起立板部31bの上端に頂板31cを固着されている。そして支持台前後方向案内部32は、本体フレーム11の左右端部の略全長範囲に水平状に配置された案内板部材40を備え、該案内板部材40の一端を本体フレーム11の前面壁に固定され、他端を本体フレーム11の後面壁に固定されている。案内部材40はクリップ支持台31の左右個所に固設された摺動案内体41をこれらの対応する側の案内板部材40の左右側縁に摺動可能に嵌合されている。
支持台駆動部33は、本体フレーム11の前面壁に装着された案内車42と、本体フレーム11の後面壁に装着された駆動案内車43との間に無端状の駆動ベルト44を掛け回し、該駆動ベルト44の下側張り部の特定部分をクリップ支持台31の頂面板31cの上面に固定されるほか、本体フレーム11の後部に設けられたサーボモータ45の回転出力部を駆動案内車43と結合し、サーボモータ45が作動することにより、クリップ支持台31が駆動ベルト44に駆動されて一緒に前後方向a1へ変位するものとなされている。
空気噴射部34は支持案内板29の後端上方近傍で投入ベルトコンベア22の全巾個所に多数の空気噴射ノズルを本体フレーム11を介して左右方向a2の一列状に固定されており、投入ベルトコンベア22により搬送されて支持案内板29の後端に到達したタオル類Tの搬送方向前側の縁部全巾に後下方へ向かう圧縮空気流を吹き掛け、タオル類Tの搬送方向前側の縁部全巾個所が鰐口状クリップ30の口内へ展開状態で進入するのを促進するものとなされている。第2センサ35は支持案内板29の下側位置に本体フレーム11と同体状に固定されており、支持案内板29上に到達したタオル類Tを検出して検出信号を発し制御部28に伝達するものとなされており、制御部28は該検出信号と予め制御部28に入力されている折り畳み情報とに関連して、サーボモータ45を制御するものとなされている。
第2センサ35は投入ベルトコンベア22がタオル類を搬送している過程で、該タオル類の前後方向a1の長さを測定するもので、この測定情報に基づいて制御部28が前後方向a1上の基準点(第1の方向の基準点)を特定する。この第1の方向の基準点は設定された折り方により定められるもので、例えばタオル類の中央点であったり、タオル類を横折りするさいの横折り線位置などである。こうして得られたタオル類の長さ情報や第1の方向の基準点情報は制御部28において縦折り部15においてタオル類の前後方向位置を確定したり、横折り部16における制御情報を得る上で使用される。
搬入ベルトコンベア14は、投入ベルトコンベア22の左右方向a2全巾の後側となる本体フレーム11内に位置されており、投入ベルトコンベア22の左右方向a2全巾の左端側に本体フレーム11に支持され前後方向a1線回りへ回転される案内車46を、そして右端側に本体フレーム11に支持され案内車46と平行な駆動案内車47を設け、これら案内車46と駆動案内車47との間に多数の無端状コンベアベルト48を掛け回し、これらコンベアベルト48の上張り部をタオル類Tの搬送面となしたものである。駆動案内車47は図示しない駆動モータで回転され、該駆動モータは制御部28によりサーボモータ45の作動に関連して作動される構成となされている。
図4に示すように、搬入ベルトコンベア14の搬送面の下側であり且つコンベアベルト48の隣接隙間位置であり且つ搬入ベルトコンベア14の平面視中央位置より僅かに右寄りである位置には第2基準位置把握手段の一部としての第3センサ49が設けてあり、また該第3センサ49の真横で搬入ベルトコンベア14の搬送終点近傍である位置には第2基準位置把握手段の一部としての第4センサ50が設けてある。これら第3センサ49及び第4センサ50からなる第2基準位置把握手段は搬入ベルトコンベア14の搬送面により縦折り部15へ搬入されるタオル類Tの搬送方向長さ(左右方向a2巾)を測定すると共に該測定結果から該タオル類Tの左右方向a2上の基準点(第2の方向の基準点)を特定するためのものである。
このさい、第3センサ49は搬入ベルトコンベア14によるタオル類Tの搬送開始時点ではタオル類Tの存在を検出した状態となり、また第4センサ50は搬入ベルトコンベア14により幾分搬送された後にそのタオル類Tの存在を検出する状態となる。搬入ベルトコンベア14がタオル類Tを本体フレーム11の右方向へ搬送すると、第4センサ50がこれの設置位置に到達したタオル類Tの搬送方向前縁を検出して検出信号を発し制御部28に該タオル類Tの到達時点情報を伝送するのであり、この伝送時点から制御部28が時間の測定を開始する。この後、第3センサ49はこれの設置位置を該タオル類Tの搬送方向後縁が通過したとき、この時点までの該タオル類Tの存在を検出した状態から該タオル類Tの存在を検出しない状態に切り替わって制御部28に該タオル類Tの通過時点情報を伝送するのであり、この伝送時点で制御部28は時間の測定を停止する。そして、それまで測定した経過時間と、搬入ベルトコンベア14の搬送速度とから該タオル類Tの搬送方向長さを制御部28内のマイクロコンピュータにより瞬時に演算する。この演算結果から縦折り部と該タオル類との相対位置を特定するための第2の方向の基準点を特定するのであり、この基準点は任意に定めてよいもので、例えばタオル類の中央点であってもよいし、或いはタオル類を縦折りするさいの縦折り線位置などであってもよい。こうして得られたタオル類の長さ情報や第2の方向の基準点情報は制御部28において縦折り部15の制御情報を得る上で使用される。
縦折り部15の詳細は次のようになされている。
縦折り用第1ベルトコンベア51、第1折り板52、縦折り用第2ベルトコンベア53、第2折り板54、縦折り用ゴムローラ55、及び、タオル類受け板56を備えている。
縦折り用第1ベルトコンベア51は搬入ベルトコンベア14の右端に隣接して本体フレーム11に固定状に設けられており、搬入ベルトコンベア14の駆動案内車47よりも少し高く配置され前後方向a1線回りへ回転される案内車57と、この案内車57よりも幾分左寄りで低い位置にこれと平行に配設された駆動案内車58とを備え、これら案内車57と駆動案内車58との間に多数の無端状コンベアベルト59を掛け回したものとなされている。そして、搬入ベルトコンベア14の搬送終点と案内車57との間にタオル類Tを支持し案内する板部材60が設けられている。
縦折り用第2ベルトコンベア53は縦折り用第1ベルトコンベア51の右上寄りに隣接して本体フレーム11に固定状に設けられており、縦折り用第1ベルトコンベア51の案内車57よりも幾分高く配置され前後方向a1線回りへ回転される案内車61と、該案内車61よりも右寄りで高く配置され駆動モータで前後方向a1線回りの正逆へ回転駆動される駆動案内車62とを備え、これら案内車61と駆動案内車62との間に多数の無端状コンベアベルト63を掛け回し、多数のコンベアベルト63の上張り部が搬送面を形成したものとなされている。
第1折り板52は縦折り用第1ベルトコンベア51の上部と、縦折り用第2ベルトコンベア53の左端部との隙間の上方に設けられ、図示しない支持駆動機構により任意時に実線の位置から点線の位置まで移動されるものとなされており、点線の位置に移動されると、先端が前記隙間に近接された状態となる。
縦折り用ゴムローラ55は円筒部材の外周面をゴム材層で形成され図示しない駆動モータで前後方向a1線回りへ正逆に回転駆動されるもので、縦折り用第1ベルトコンベア51のコンベアベルト59の右張り部の長さ途中の外方側に隣接され、縦折り用第2ベルトコンベア53の案内車61よりも下方に位置する状態で本体フレーム11に支持されている。
第2折り板54は、縦折り用第2ベルトコンベア53とタオル類受け板56との間に設けられ、図示しない支持駆動機構により任意時に実線の位置から点線の位置まで移動されるものとなされており、点線の位置に移動されると、先端が縦折り用第1ベルトコンベア51のコンベアベルト59の右張り部と縦折り用ゴムローラ55との間に近接された状態となる。縦折り用ゴムローラ55の下側近傍には縦折り用第1ベルトコンベア51と縦折り用ゴムローラ55との間を通過して降下するタオル類Tを左下方へ滑落させる案内板64が本体フレーム11と同体状に設けられている。
タオル類受け板56は縦折り用ゴムローラ55の外周面の右個所近傍から右下方へ延長された板部材からなり、該板部材の上面がタオル類Tの支持案内面をなしている。
横折り部16の詳細は次のようになされている。
横折り用第1ベルトコンベア65、1/2位置折り部66、第3折り板67、1/3位置折り部68、第4折り板69、横折り用第2ベルトコンベア70、横折り用第3ベルトコンベア71、及び、第5折り板72を備えている。
横折り用第1ベルトコンベア65は、本体フレーム11の内方で縦折り部15の下側から搬入ベルトコンベア14の案内車46の下側に至る範囲内に設けられており、案内車46の略直下に位置し本体フレーム11に支持され前後方向a1線回りへ回転される案内車73と、縦折り部15の直下に位置し本体フレーム11に支持され図示しない駆動モータにより前後方向a1線回りへ回転駆動される駆動案内車74とを備え、これら案内車73と駆動案内車74とに多数の無端状コンベアベルト75を掛け回し、これらコンベアベルト75の上張り部の上面を搬送面となされたものである。
1/2位置折り部66は、横折り用第1ベルトコンベア65の前後方向a1長さの1/2位置個所で隣接した2つのコンベアベルト75、75の隙間を他の一般の隣接した2つのコンベアベルト75、75の隙間よりも大きくなして、この1/2位置の隙間内に図示しない駆動モータにより左右方向a2線回りへ回転駆動される前後一対の横折りゴムローラ76、76を設けたものとなされている。このさい、一対の横折りゴムローラ76、76は外周面の対向側部位が下方へ移動する側へ回転されるようになされ、各横折りゴムローラ76は外周面をゴム材層で形成されると共にその長さを横折り用第1ベルトコンベア65の左右長さの略半分より長くなされる。
第3折り板67は、横折り用第1ベルトコンベア65で搬送されるタオル類Tを1/2位置折り部66の一対の横折りゴムローラ76、76の間に押し込むためのもので、本体フレーム11の後部個所に左右向き支点軸を介し図示しない空気圧シリンダ装置による上下揺動可能に枢着され、下方揺動時に先部が一対の横折りゴムローラ76、76の間に近接するようになされている。
1/3位置折り部68は、横折り用第1ベルトコンベア65の前側からその前後方向a1長さの1/3位置個所で隣接した2つのコンベアベルト75、75の隙間を他の一般の隣接した2つのコンベアベルト75、75の隙間よりも大きくなして、この1/3位置の隙間内に図示しない駆動モータにより左右方向a2線回りへ回転駆動される前後一対の横折りゴムローラ77、77を設けたものとなされている。このさい、一対の横折りゴムローラ77、77は外周面の対向側部位が下方へ移動する側へ回転されるようになされ、各横折りゴムローラ77は外周面をゴム材層で形成されると共にその長さを先の横折りゴムローラ76と同一程度となされる。
第4折り板69は、横折り用第1ベルトコンベア65で搬送されるタオル類Tを1/3位置折り部68の一対の横折りゴムローラ77、77の間に押し込むためのもので、本体フレーム11の前部個所に左右向き支点軸を介し図示しない空気圧シリンダ装置による上下揺動可能に枢着され、下方揺動時に先部が一対の横折りゴムローラ77、77の間に近接するようになされている。
横折り用第2ベルトコンベア70は、横折り用第1ベルトコンベア65の前部を除く下側の略全範囲に配置されており、最前部に本体フレーム11に支持され左右方向a2線回りへ回転される案内車78を、そして最後部に本体フレーム11に支持され図示しない駆動モータで左右方向a2線回りへ回転駆動される駆動案内車79を備え、これら案内車78と駆動案内車79との間に多数の無端状コンベアベルト80を掛け回し、これらコンベアベルト80の上張り部の上面を搬送面となされたものである。
横折り用第3ベルトコンベア71は、横折り用第1ベルトコンベア65の前部下側に配置されており、最前部に本体フレーム11に図示しない前後移動手段を介し支持され左右方向a2線回りへ回転される案内車81を、そして 横折り用第2ベルトコンベア70の案内車78よりも後側には本体フレーム11に支持され図示しない駆動モータにより左右方向a2線回りへ回転駆動される駆動案内車82を備えると共に、駆動案内車85と案内車81との間範囲には本体フレーム11に図示しない上下移動手段を介し支持され左右方向a2線回りへ回転される中間案内車83を備え、これら案内車81、中間案内車83及び駆動案内車82に多数の無端状コンベアベルト84を掛け回し、これらコンベアベルト84の上張り部の上面を搬送面となされたものである。
該横折り用第3ベルトコンベア71は、必要に応じ、図7に示すように中間案内車83が図示しない上下駆動手段の作動により上方へ移動されると共に、案内車81が図示しない前後移動手段により中間案内車83の移動に関連して後方へ移動された状態となり、該状態の下で、駆動案内車82が回転され、多数のコンベアベルト84が搬送作動する構成となされている。
第5折り板72は、横折り用第2ベルトコンベア80と横折り用第3ベルトコンベア71との重合個所の上方に設けられ、図示しない支持駆動機構により任意時に実線の位置から点線の位置まで移動されるものとなされており、点線の位置に移動されると、先端が横折り用第2ベルトコンベア80の案内車78と横折り用第3ベルトコンベア71のコンベアベルト84の上張り部との間に近接された状態となる。
タオル類仕分け落下部18の詳細は次のようになされている。
上記した横折り用第2ベルトコンベア70及び横折り用第3ベルトコンベア71をその構成要素とするほか、タオル類支持案内落下機構部85を備えている。
タオル類支持案内落下機構部85は横折り用第2ベルトコンベア70のコンベアベルト80の下張り部下側範囲の略全面に近接して配置されると共に本体フレーム11と同体状に固定されており、前部に比較的小さいタオル類Tを落下させるための前後一対の落とし板86、86が設けられ、後部に比較的大きいタオル類Tを落下させるための前後一対の落とし板87、87が設けられ、前部の落とし板86、86と、後部の落とし板87、87が図3に示すように閉鎖された状態では当該機構部85の上面は凹凸のない平坦面状態となり、該上面が横折り用第3ベルトコンベア71のコンベアベルト84の上張り部の上面に関連した適当高さとなされているものである。
このさい、前部の一対の落とし板86、86と、後部の一対の落とし板87、87とは、何れも、図示しない開閉駆動機構を備えると共に該開閉駆動機構により任意時に一対の左右向き支点軸回りの下方へ同時に観音開き状に揺動駆動されるものとなされている。
前部の一対の落とし板86、86の真下には水平滑り支持台88が本体フレーム11と同体状に設けられており、該水平滑り支持台88の上面が比較的小さいタオル類Tの積層場所19aとなされている。また後部の一対の落とし板87、87の真下には第1搬出ベルトコンベア89が形成されており、該第1搬出ベルトコンベア89の上面が比較的大きいタオル類Tの積層場所19bとなされている。
搬出手段21の詳細は次のようになされている。
積層場所19aに積層されたタオル類Tを搬出場所20まで搬送する第1搬出部21Aと、積層場所19bに積層されたタオル類Tを搬出場所20まで搬送する第2搬出部21Bとを備えている。
第1搬出部21Aは、第1押し搬送装置90、第2押し搬送装置91、及び、第2搬出ベルトコンベア92からなっている。このさい、第1押し搬送装置90は、タオル類Tを支持し左右方向a2へ案内する前記水平滑り支持台88と、該水平滑り支持台88上に積層されたタオル類Tを右方へ滑動させる押し機構部93とからなり、このさい押し機構部93はタオル類Tに当接し押し移動させる押し部材93aと、該押し部材93aを左右方向a2へ往復駆動する流体圧シリンダ装置93bとで形成されている。
第2押し搬送装置91は、本体フレーム11に同体状に支持され上面が前記水平滑り支持台88の上面と同一高さで接続されると共にタオル類Tを支持して前後方向a1へ案内するものとなされた水平滑り支持台94と、該水平滑り支持台94上に積層されたタオル類Tを後方へ滑動させる押し機構部95とからなり、このさい押し機構部95はタオル類Tに当接しこれを押し移動させる押し部材95aと、該押し部材95aを前後方向a1へ往復駆動する流体圧シリンダ装置95bとで形成されている。
第2搬出ベルトコンベア92は縦折り部15の直下で水平滑り支持台94の後側に配置されており、最前部には本体フレーム11に支持され左右方向a2線回りへ回転される案内車96を、そして搬出場所20の後部には本体フレーム11に支持され左右方向a2線回りへ回転される駆動案内車97を設け、これら案内車96と駆動案内車97との間に多数の無端状コンベアベルト98を掛け回し、これらのコンベアベルト98の上面に第2押し搬送装置91から積層されたタオル類Tを受け取って搬出場所20まで搬送するものとなされている。
第2搬出部21Bは、第1搬出ベルトコンベア89と、延長搬出ベルトコンベア99を備えている。第1搬出ベルトコンベア89は、第1押し搬送装置90の後側近傍に本体フレーム11に支持され左右方向線a2回りへ回転される案内車100を、そして一対の落とし板87、87の後部直下に本体フレーム11に支持され図示しない駆動モータにより左右方向a2線回りへ回転駆動される駆動案内車101を備え、これら案内車100と駆動案内車101とに多数の無端状コンベアベルト102を左右方向a2の一定間隔で掛け回し、これらコンベアベルト102の上張り部の上面に積層されたタオル類Tを後方へ搬送するものとなされている。
延長搬出ベルトコンベア99は第1搬出ベルトコンベア89を延長した態様に設けられており、本体フレーム11の後端から後方へ延長された付加コンベアフレーム103を具備し、該付加コンベアフレーム103の後端部に左右方向a2線回りへ回転される案内車104を設け、該案内車104と第1搬出ベルトコンベア89の駆動案内車101とに多数の無端状コンベアベルト105を掛け回し、第1搬出ベルトコンベア89の搬送したタオル類Tを受け取って搬出場所20まで搬送するものとなされている。
このさい、コンベアベルト105は第1搬出ベルトコンベア89の多数のコンベアベルト102の隣接隙間に配置されている。また付加コンベアフレーム103は駆動案内車101を中心として上下揺動可能となされており、本体フレーム11と付加コンベアフレーム103との間に設けられた揺動規制部材106により水平姿勢状態を維持されるものとなされている。
次に上記したタオル類折り畳み装置の使用例及び各部の作動について説明をする。
図3、図6中における停止した投入ベルトコンベア22の搬送面上のタオル類供給場所p1に、作業者が手作業によりタオル類(フェイスタオルやバスタオル)Tを展開状態としてその搬送方向前寄り部を載置する。このさい、投入ベルトコンベア22の装置フレームに供給基準線として水平な左右方向a2線を表示しておくのがよいのであり、このようにすれば作業者はタオル類Tの短手方向の一辺を搬送方向前側に位置させた姿勢として、この一辺を左右方向a2に沿わせるとき、前記左右方向a2線を目印として位置決めすることができるためタオル類Tの供給が迅速且つ正確に行えるようになる。
供給場所p1内の任意位置にタオル類Tが載置されたとき、第1センサ23はタオル類Tが載置されたことを検知し、これに関連して、制御部28の指令により投入ベルトコンベア22が作動を開始し、予め任意に設定された時間(0.2秒〜1秒の間の任意な時間)の経過後、投入ベルトコンベア22が上方に向かって回転を始める。
投入ベルトコンベア22により搬送されるタオル類Tが第2センサ35に到達したとき、第2センサ35がタオル類Tが送られてきたことを検知しタオル類Tの長さの測定を始めると同時に、鰐口状クリップ30に噛持命令を出し、タオル類Tの搬送方向前側の縁部全面を噛持させる。このさい、空気噴出部34より圧縮空気が、タオル類Tの搬送方向前側の縁部全面へ向け噴出され、タオル類Tの縁部全面が鰐口状クリップ30の口中に円滑且つ正確に進入するのを補助する。
鰐口状クリップ30が噛持作動された後、直ちに、クリップ支持台31がサーボモータ45の作動により後方へ移動することにより、鰐口状クリップ30はタオル類Tを噛持したまま、搬入ベルトコンベア14の搬送面上に移送する。このさいの鰐口状クリップ30の後側への移動速度は投入ベルトコンベア22の搬送速度と同一となされる。
第2センサ35がタオル類Tの長さの測定を開始した時点から、該タオル類Tの搬送方向後側の縁部が、第2センサ35を通過し測定を終了する時点までの経過通過時間に基づいて、制御部28内のマイクロコンピュータが、瞬時に、該タオル類Tの前後方向a1長さを計算する。
制御部28は、長さ測定されたタオル類Tが図10に示すように、フレンチ折り又はパントリー折りされた後に、横2つ折り、横4つ折りされる場合には、タオル類Tの基準位置(例えばタオル類Tの中央点)が、搬入ベルトコンベア14の搬送面上の折り畳み基準位置(例えば搬入ベルトコンベア14の搬送面の上方視中央位置、即ち1/2位置折り部66の前後方向a1上の位置)と一致するまでサーボモータ45を作動させ、一方、横3つ折りされる場合には、タオル類Tの搬送方向後端から該タオル類の長手方向(前後方向a1)の長さの1/3位置点が、搬入ベルトコンベア14の搬送面上の折り畳み基準位置(搬入ベルトコンベア14の搬送面の前端から後側へ該搬送面の前後方向長さの1/3だけ離れた点、即ち1/3位置折り部68の前後方向a1上の位置)と一致するまでサーボモータ45を作動させる。
こうしてタオル類Tが後方移動されて折り畳み基準位置に達すると、鰐口状クリップ30が開作動され、タオル類Tは正確に折り畳み基準位置に解放される。該解放の後、タオル類Tの搬送方向前端がめくれないように鰐口状クリップ30は、そのまま後方移動を微少時間継続した後、反転して次の投入に備えるべく、図6などに実線で示す初期位置まで戻って待機する。
図4において、搬入ベルトコンベア14上に移送されたタオル類Tは搬入ベルトコンベア14の搬送面で投入ベルトコンベア22による搬送方向と直交した方向の右側へ搬送される。この搬送中での第3センサ49及び第4センサ50の検出信号に基づいて、制御部28がタオル類Tの左右方向a2巾の寸法を測定すると共に第2の方向の基準位置を特定する。このさい、2つのセンサ49、50で長さを測定するため、タオル類Tの短い距離の搬送によりその左右方向a2巾が測定されるのであり、このことは装置の左右幅を小さくなす上で寄与するものである。
タオル類Tがフレンチ折りされる場合は、該測定結果に基づいて、タオル類Tが第1折り板52による折り位置から、縦折り用第2ベルトコンベア53の方へ、その左右方向a2巾の1/3長さだけ移送された時点で、制御部28は縦折り用第2ベルトコンベア53を逆転させると同時に、第1折り板52を点線位置に動作させ、タオル類Tの左右方向a2巾の1/3位置点からなる縦折り線位置を縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用第2ベルトコンベア53との間に折り込ませるのであり、これにより、タオル類Tは縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用第2ベルトコンベア53との間を通過し1/3位置を折り畳まれる。
次にこの1/3折りされたタオル類Tが縦折り用ゴムローラ55の位置に到達するとき、制御部28は縦折り用ゴムローラ55を右回転させる。縦折り用ゴムローラ55は該タオル類Tの片面に接して該タオル類Tに送り力を付与し、該タオル類Tを第2折り板54の折り位置からタオル類受け板56の方に、該タオル類Tの左右方向a2巾の2/3長さだけ移送した時点で、縦折り用ゴムローラ55を逆転させると同時に、第2折り板54を作動させて点線位置に移動させることにより、該タオル類Tの左右方向a2巾の2/3位置点からなる縦折り線位置を縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用ゴムローラ55との間に折り込ませる。これにより、タオル類Tは縦折り用第1ベルトコンベア21と、縦折り用ゴムローラ55との間を通過して、2/3位置点を折り畳まれ、横折り用第1ベルトコンベア65の搬送面上に落下される。
一方、パントリー折りの場合は、制御部28は、タオル類Tを第一折り板52の折り位置から、縦折り用第1ベルトコンベア51の方へ、該タオル類Tの左右方向a2巾の1/2長さだけ移送した時点で、縦折り用第1ベルトコンベア51を逆転させると同時に、第1折り板52を作動させて点線位置に移動させることにより、タオル類Tの左右方向a2巾の1/2位置からなる縦折り線位置を縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用第2ベルトコンベア53との間に折り込ませる。これによりタオル類Tは縦折り用第1ベルトコンベア53と、縦折り用第2ベルトコンベア53との間を通過して1/2位置点を折り畳まれる。
こうして1/2折りされたタオル類Tが、縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用第2ベルトコンベア53間の直下に移送されたとき、制御部28は縦折り用ゴムローラ55を左回転させて、1/2折りされたタオル類Tを縦折り用第1ベルトコンベア51と、縦折り用ゴムローラ55との間に導き次の行程に移送させる。これにより1/2折りされたタオル類Tは、横折り用第1ベルトコンベア65の搬送面上に移送される。
上記のように左右方向全長を1/3折り又は1/2折りされた状態のタオル類Tの巾方向中央点が、横折り用第1ベルトコンベア65の第3折り板67、又は第4折り板69の折り位置の中央箇所に一致した時点で、制御部28は横折り用第1ベルトコンベア65を停止させる。
横折り用第1ベルトコンベア65上でタオル類Tが停止しているとき、制御部28は図3に示す第3折り板67或いは第4折り板69を下方へ揺動させ、第3折り板67の直下で回転作動している前後一対の横折りゴムローラ76、76、或いは第4折り板69の直下で回転作動している前後一対の横折りゴムローラ77、77の間にタオル類Tを押し込ませる。
これによりタオル類Tは横折りゴムローラ76、76に移送されて1/2位置を横折りされた横1/2位置折り状態となり、或いは横折りゴムローラ77、77に移送されて1/3位置を横折りされた横1/3位置折り状態となって、横折り用第2ベルトコンベア70の搬送面上に移送される。この移送されたタオル類Tは、先行して作動状態となっている横折り用第2ベルトコンベア70の搬送面に受け止められ前側に向かって搬送される。
該タオル類Tを図8に示すように横4つ折りにする場合には、制御部28は、第5折り板72の折り位置から横1/2位置折り状態のタオル類Tの長さの1/2の長さ部分を、横折り用第3ベルトコンベア71側に移送させた時点で、横折り用第3ベルトコンベア71を逆転させると同時に、第5折り板72を点線位置に移動させる。これにより、横1/2位置折り状態のタオル類Tは第5折り板72の先部で、横折り用第2ベルトコンベア70と横折り用第3ベルトコンベア71との間に折り込まれ、横折り用第2ベルトコンベア70と横折り用第3ベルトコンベア71とに挟まれてタオル類支持案内落下機構部85の上面に移送されたとき横4つ折り状態となる。
また横3つ折りの場合は、制御部28は、第5折り板72の折り位置から横1/3折り状態のタオル類Tの長さの1/2長さ部分を、横折り用第3ベルトコンベア71側に移送させた時点で、横折り用第3ベルトコンベア71を逆転させると同時に、第5折り板72を点線位置に移動させる。これにより、横1/3位置折り状態のタオル類Tは第5折り板72の先部で、横折り用第2ベルトコンベア70と横折り用第3ベルトコンベア71との間に折り込まれ、横折り用第2ベルトコンベア70と横折り用第3ベルトコンベア71とに挟まれてタオル類支持案内落下機構部85の上面に移送されたとき横3つ折り状態となる。
また横2つ折りの場合は、制御部28は横折り用第3ベルトコンベア71を図7のように変形させ、横1/2折り状態のタオル類Tを、折り込むことなく、横折り用第2ベルトコンベア70と横折り用第3ベルトコンベア71とで挟み付け反転させてタオル類支持案内落下機構部85の上面に移送させる。
こうして図8に示すような横2つ折り、横3つ折り、或いは横4つ折りされたタオル類Tが得られるのであり、該タオル類Tは、タオル類支持案内落下機構部85の上面に支持され横折り用第2ベルトコンベア70のコンベアベルト80の下張り部に引っ張られる状態で、落とし板86、87の上面を滑りながら後方へ移送され、それぞれの対応する落とし位置まで移送される。
タオル類Tがフェイスタオルの場合には、一対の落とし板86、86の中心まで移送された時点で、制御部28が横折り用第2ベルトコンベア70の作動を停止させ、一対の落とし板86、76を開いて、図5中の積層場所19a上に落下させる。
一方、それがバスタオルの場合には、一対の落とし板87、87の中心まで移送された時点で、制御部28が、横折り用第2ベルトコンベア70の作動を停止させ、一対の落とし板87、87を開いて、図5中の積層場所19bに落下させる。
以後、上記した操作及び作動を繰り返し、フェイスタオル、バスタオルそれぞれの積層枚数が設定された枚数(例えば数十枚程度)に達すると、フェイスタオルの場合には、制御部28は、図5中の第1押し搬送装置90を搬送作動させて積層状態のフェイスタオルを右方へ押し移動させて第2押し搬送装置91の水平滑り支持台94上に移動させる。次に第2押し搬送装置91の搬送作動によりそれを後方へ押し移動させて、第2搬出ベルトコンベア92の搬送始端上に載せ、以後、最終段階の搬送として第2搬出ベルトコンベア92に後方の搬出場所20まで搬出させる。
一方、バスタオルの場合には、制御部28は第1搬出ベルトコンベア89及び延長搬出ベルトコンベア99を作動させて積層状のバスタオルを搬出場所20まで搬出させる。
上記のように搬出場所20に搬出されたタオル類は、例えば、第1搬出ベルトコンベア89及び第2搬出ベルトコンベア92の真後ろに連続して後方へ向け一線状に配設された図示ない自動搬送ベルトコンベアに、第1及び第2搬出ベルトコンベア89、92の搬送力で載せ替えられ、以後、該自動搬送ベルトコンベアの搬送作用により集中梱包場所などへ搬送される。
本発明に係るタオル類折り畳み装置の斜視図である。 前記タオル類折り畳み装置の平面図である。 前記タオル類折り畳み装置の縦断面である。 前記タオル類折り畳み装置の横断面図である。 前記タオル類折り畳み装置の下部の平面図である。 前記タオル類折り畳み装置のタオル類投入部の縦断面図である。 前記タオル類折り畳み装置の側方視作動説明図である。 タオル類の折り畳み形態を示す説明図である。 従来装置の側方視断面図である。 従来装置の平面図である。
符号の説明
T タオル類
p1 供給場所
12 タオル類投入部
12a 投入経路の巾
13 把持移動手段
14 搬入ベルトコンベア
15 縦折り部(折り機構部)
16 横折り部(折り機構部)
20 搬出場所
22 投入ベルトコンベア
30 鰐口状クリップ
35 第2センサ(基準点把握手段、第1基準点把握手段)
49 第3センサ(第2基準点把握手段)
50 第4センサ(第2基準点把握手段)
89 第1搬出ベルトコンベア
92 第2搬出ベルトコンベア

Claims (8)

  1. タオル類を自動で折り畳む機械において、タオル類の供給場所に載置されたタオル類を一定方向へ搬送する投入ベルトコンベアと、該投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を受け取って折り機構部へ搬入する搬入ベルトコンベアとを備えるとともに、該投入ベルトコンベアにより搬送されたタオル類の先端を把持するクリップを、前記投入ベルトコンベアの搬送経路の巾方向にわたって装設し、該クリップは前記投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を把持し、該タオル類の基準位置が前記搬入ベルトコンベアの折り畳み基準位置に合致するように、搬入ベルトコンベア上を移動させ、解放するように作動することを特徴とするタオル類折り畳み装置。
  2. 前記投入ベルトコンベアの搬送方向と、前記搬入ベルトコンベアの搬送方向とが直交していることを特徴とする請求項1のタオル類折り畳み装置。
  3. 投入ベルトコンベアよりもこれの搬送方向前側で投入ベルトコンベアの投入経路の横外側に折り機構部の縦折り部が配設されていることを特徴とする請求項2記載のタオル類折り畳み装置。
  4. タオル類を自動で折り畳む機械において、タオル類を一定姿勢となされて載置される供給場所に載置されたタオル類の第1の方向の基準点を把握する第1基準点把握手段と、前記供給場所に載置されたタオル類の第2の方向の基準点を把握する第2基準点把握手段と、前記第1の方向の基準点に基づいてタオル類を当該機械の横折り位置に移動させる手段と、前記第2の方向の基準点に基づいてタオル類を当該機械の縦折り位置に移動させる手段とを備えていることを特徴とするタオル類折り畳み装置。
  5. タオル類を自動で折り畳む機械において、タオル類の供給場所に一定姿勢となされて載置されたタオル類を第1の方向へ搬送する投入ベルトコンベアと、該投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を受け取って前記第1の方向と交叉する第2の方向へ搬送し当該機械の折り機構部へ到達させる搬入ベルトコンベアと、前記投入ベルトコンベアによるタオル類の搬送中に該タオル類の前記第1の方向の基準点を把握する第1基準点把握手段と、前記投入ベルトコンベアの搬送したタオル類を把持してその第1の方向の基準点を前記搬入ベルトコンベア上での当該機械の折り畳み基準位置に合致させる把持移動手段と、前記搬入ベルトコンベアによるタオル類の搬送中に該タオル類の前記第2の方向の基準点を把握する第2基準点把握手段とを備えていることを特徴とするタオル類折り畳み装置。
  6. 前記折り機構部が前記第2の方向の基準点に関連して決定される縦折り線位置を折り込むと共に前記搬入ベルトコンベア上のタオル類の位置に関連して決定される横折り線位置を折り込みむものとなされていることを特徴とする請求項5記載のタオル類折り畳み装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載されたタオル類折り畳み装置の本体フレームの一端側にタオル類の供給場所が、そして他端側にタオル類の搬出場所が形成されており、前記装置で折り畳まれたフェイスタオル及びバスタオルなどのタオル類が前記搬出場所へ到達する搬出最終段階で前記一端側から前記他端側へ向かう方向へ搬送される構成であることを特徴とするタオル類折り畳み装置。
  8. 折り畳まれたタオル類を前記搬出最終段階で前記一端側から前記他端側へ向かう方向へ搬送する複数の搬出ベルトコンベアをこれの搬送方向に直交する水平方向の並列状に設け、各搬送ベルトコンベアがその対応する種類のみのタオル類を搬出する構成となされていることを特徴とする請求項4記載のタオル類折り畳み装置。
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