JP2009039263A - 血糖測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、侵襲型血糖測定装置における採血の回数を低減し、校正中においても推定血糖値を表示することが可能な血糖測定システムを提供する。
【解決手段】 侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置102で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置での生体内の特徴量の検出を開始する侵襲起動信号を出力する制御手段と、前記侵襲起動信号に基づき生体から血液を採取する採血手段とを備え、前記推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記侵襲型血糖測定装置での測定を開始することにより、不必要な採血を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血糖測定システムに関し、より詳細には、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムに関する。
代表的な生活習慣病である糖尿病の患者数は世界的に増加傾向にある。糖尿病患者は、糖尿病による合併症を抑制し、患者の生活の質を向上するために、日常的な血糖コントロールが必要である。そのため、患者は医師の指導のもと、毎日定期的に血糖値を測定しなければならない。血糖値を測定する代表的な方法としては、患者の指を刺して血液を採取し血糖値を測定する侵襲型の血糖測定装置がある。指を刺して血液を採取する際に手間と痛みを伴うこと、さらに感染症などの危険が伴うことから、血液の採取を必要としない、非侵襲型の血糖測定装置が提案されている。
非侵襲型の血糖測定装置は、原理的に血糖値の絶対濃度を測定することが不可能であるため、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値を用いて装置の校正を行う必要がある。そこで、侵襲型の血糖測定装置からの通知に基づき、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値を非侵襲型の血糖測定装置が供える情報伝送部を経て、血糖値保存メモリに記憶し、さらに、非侵襲型の血糖測定装置で血糖値の推定を行い、血糖値保存メモリに記憶した血糖値から非侵襲型の血糖測定装置で推定した血糖値の校正を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−56823号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、ユーザは侵襲型の血糖測定装置で測定した現在の血糖値が、校正に必要な情報量に達しているかどうか知る手段がないため、定期的に侵襲型の血糖測定装置で測定を行わなければならず、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値の変化が少ないときでも、苦痛を伴う血液の採取が定期的に必要である、という課題を有していた。
また、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値の変化量が、校正に必要な情報量に達していない校正期間は、推定血糖値を算出することができないという課題を有していた。
また、非侵襲型の血糖測定装置は、校正期間で測定した侵襲型の血糖測定装置の血糖値を用いて推定血糖値を算出するため、校正期間後に、非侵襲型の血糖測定装置における推定血糖値が急激に変化(以下、異常データと表記する)した場合でも補正の方法がないという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、不必要な採血を減らし、校正中においても、最終精度に達していないが推定血糖値を表示することができ、さらに、校正期間後の異常データの発生を通知し、再校正することができる血糖測定システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明にかかる血糖測定システムは、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記非侵襲型血糖測定装置からの侵襲測定指示に基づき、生体から血液を採取する採血手段と、前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する侵襲血糖値表示手段と、を備え、前記非侵襲型血糖測定装置は、前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定開始を指示する非侵襲起動信号を出力し、さらに、前記侵襲型血糖測定装置での生体内の特徴量を検出するよう指示する侵襲測定指示信号を出力する制御手段と、前記非侵襲起動信号に基づき、生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、後述する校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を含む血糖測定情報を保存する侵襲血糖情報記憶手段と、前記侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、校正データを算出する血糖値校正算出手段と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する非侵襲血糖値表示手段と、前記制御手段から出力された侵襲測定指示信号を表示し、前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定を指示する侵襲測定指示手段と、を備え、校正中の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知することを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の時間経過しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の時間を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の回数、前記非侵襲型血糖測定装置で測定を繰り返しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の回数を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値校正算出手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の変化量があらかじめ設定された侵襲血糖閾値以上になったときに、校正期間終了を示す処理状況信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、あらかじめ設定された非侵襲測定周期に基づき、前記非侵襲起動信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲測定周期を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された異常血糖閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量が連続して異常血糖閾値以上になる回数をカウントし、異常状態連続回数があらかじめ設定された異常状態連続閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常状態連続閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記非侵襲型血糖測定装置は、ユーザに対し処理状況信号を通知する処理状況通知手段を備え、前記血糖値校正算出手段から出力される校正中であるか否かの処理状況信号を通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を音で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を光で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を振動で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を表示で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を音で行う、ことを特徴とするものであることを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を光で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を振動で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を表示で行う、ことを特徴とするものであることを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングとである、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングと、その測定したときの温度とである、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の時間0分からの変化量が、非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える機能をON/OFFできる、ことを特徴とするものである。
また、本発明に係る血糖測定システムは、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記非侵襲型血糖測定装置からの侵襲起動信号に基づき、生体から血液を採取する採血手段と、前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する侵襲血糖値表示手段と、前記血糖値測定手段で測定した前記侵襲型血糖測定装置の血糖値を含む血糖測定情報を保存する侵襲血糖情報記憶手段と、前記非侵襲型血糖測定装置に対し、前記侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報を読み出し、転送データとして出力するデータ送信手段と、を備え、前記非侵襲型血糖測定装置は、前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定開始を指示する非侵襲起動信号を出力し、さらに、前記侵襲型血糖測定装置での生体内の特徴量の検出を開始する侵襲起動信号を出力する制御手段と、前記非侵襲起動信号に基づき、生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、後述する校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、前記侵襲型血糖測定装置のデータ送信手段から出力された前記転送データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段で受信した前記転送データに含まれる前記血糖測定情報を保存する非侵襲血糖情報記憶手段と、前記非侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、校正データを算出する血糖値校正算出手段と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する非侵襲血糖値表示手段と、を備え、校正中の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲型血糖測定装置からの指示に従い、前記侵襲型血糖測定装置が血糖値の測定を自動的に開始する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の時間経過しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された前記非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の時間を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の回数、前記非侵襲型血糖測定装置で測定を繰り返しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された前記非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の回数を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値校正算出手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の変化量があらかじめ設定された侵襲血糖閾値以上になったときに、校正期間終了を示す処理状況信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、あらかじめ設定された非侵襲測定周期に基づき、前記非侵襲起動信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲測定周期を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された異常血糖閾値以上になったときに、前記侵襲型血糖測定装置が血糖値の測定を自動的に開始する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量が連続して異常血糖閾値以上になる回数をカウントし、異常状態連続回数があらかじめ設定された異常状態連続閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常状態連続閾値を変更可能である、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記非侵襲型血糖測定装置は、ユーザに対し処理状況信号を通知する処理状況通知手段を備え、前記血糖値校正算出手段から出力される校正中であるか否かの処理状況信号を通知する、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を音で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を光で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を振動で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を表示で行う、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングとである、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングと、その測定したときの温度とである、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の時間0分からの変化量が、非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える、ことを特徴とするものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える機能をON/OFFできる、ことを特徴とするものである。
本発明の血糖測定システムによれば、校正中においても、最終精度に達してはいないが推定血糖値を表示することを可能にし、精度の悪い推定血糖値が校正に必要な血糖値の変化量が得られた状態で、侵襲型血糖測定装置での採血を促すことにより、不必要な採血を減らすことができる。
さらに、校正期間後の推定血糖値において、異常データが発生した場合に、侵襲型血糖測定装置での採血を促すことにより、校正期間後の異常データに対する補正を行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態による血糖測定システムを、図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による血糖測定システム1000の構成を示す図である。
図1において、101は侵襲型血糖測定装置、102は非侵襲型血糖測定装置、111は採血手段、112は血糖値測定手段、113は侵襲血糖値表示手段、114は侵襲血糖情報記憶手段、115はデータ送信手段、121は制御手段、122は特徴量検出手段、123は血糖値推定手段、124は血糖値校正算出手段、125は非侵襲血糖値表示手段、126はデータ受信手段、127は非侵襲血糖情報記憶手段、128は処理状況通知手段、151は血液、152は血糖値、153、154は血糖測定情報、155は転送データ、161は侵襲起動信号、162は非侵襲起動信号、163は特徴量、164は校正データ、165は推定血糖値、166、167は血糖測定情報、168は推定血糖値、169は処理状況信号、170は侵襲測定要求信号、171は受信完了信号、201は非侵襲測定周期、202は非侵襲血糖閾値、203は異常血糖閾値、204は侵襲血糖閾値、205は異常状態連続閾値、206は経過時間閾値、207は測定回数閾値である。
本実施の形態1により血糖測定システム1000は、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102とから構成される。
本実施の形態1における侵襲型血糖測定装置101は、非侵襲型血糖測定装置102からの侵襲起動信号161に基づき、生体から血液151を採取する採血手段111と、採血手段111より採取した血液151から血糖値152を測定する血糖値測定手段112と、血糖値測定手段112で測定した血糖値152を表示する侵襲血糖値表示手段113と、血糖値測定手段112で測定した血糖値152などの血糖測定情報153を保存する侵襲血糖情報記憶手段114と、非侵襲型血糖測定装置102に対し、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した血糖測定情報154を読み出し、転送データ155として出力するデータ送信手段115と、を有して構成される。
本実施の形態1における非侵襲型血糖測定装置102は、非侵襲型血糖測定装置102での血糖値の測定開始を指示する非侵襲起動信号162を出力し、さらに、侵襲型血糖測定装置101での生体内の特徴量163の検出を開始する侵襲起動信号161を出力する制御手段121と、非侵襲起動信号162に基づき、生体内から特徴量163を検出する特徴量検出手段122と、特徴量検出手段122で検出した特徴量163と、校正データ164とから、推定血糖値165を求める血糖値推定手段123と、侵襲型血糖測定装置101のデータ送信手段115から出力された転送データ155を受信するデータ受信手段126と、血糖値推定手段123で求めた推定血糖値165と、データ受信手段126で受信した転送データ155に含まれる血糖測定情報166を保存する非侵襲血糖情報記憶手段127と、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した血糖測定情報167と、血糖値推定手段123で求めた推定血糖値165とから、校正データ164を算出する血糖値校正算出手段124と、血糖値推定手段123で求めた推定血糖値165を表示する非侵襲血糖値表示手段125と、血糖値校正算出手段124から出力される処理状況信号169を通知する処理状況通知手段128と、を有して構成される。
図2は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101、非侵襲型血糖測定装置102で、それぞれ求められる血糖値152、及び推定血糖値165を、時間軸でプロットした図である。図2において、(a)は血糖値152、及び推定血糖値165、(b)は侵襲起動信号161、(c)は非侵襲起動信号162、(d)は侵襲測定要求信号170である。
図3は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と非侵襲型血糖測定装置102の血糖値152及び推定血糖値165を時間軸でプロットした時間0分から時間20分までの拡大図である。図3において、301は近似式である。
図4は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と非侵襲型血糖測定装置102のシステム構成を示す図である。図4において、401は生体表面、402は血管、403は光、404は光音響波である。
図5は、本発明の実施の形態1における、非侵襲型血糖測定装置102の推定血糖値165及び処理状況信号169の通知方法を示す図である。図5において、501は測定開始スイッチ、502は侵襲測定指示手段である。
以下、図1、図2、図3、図4、図5を用いて、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102が、通信を行う場合の動作について説明する。
ここで、非侵襲型血糖測定装置102は、光音響を用いた装置を想定しており、非侵襲測定周期201は非侵襲型血糖測定装置102の測定周期を、非侵襲血糖閾値202は通常測定期間で使用できる精度の校正データ164を算出するのに十分な校正期間における推定血糖値165の変化量の絶対値を、異常血糖閾値203は通常測定期間において推定血糖値165の変化量の絶対値を、侵襲血糖閾値204は侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値の時間0分からの変化量の絶対値を、異常状態連続閾値205は通常測定期間において推定血糖値165の変化量が連続して異常血糖閾値203以上になる回数を、経過時間閾値206は侵襲型血糖測定装置101で血糖値を測定したタイミングから推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を、あらかじめ設定しておく。ここでは、非侵襲測定周期201に3分、非侵襲血糖閾値202に65mg/dl、異常血糖閾値203に25mg/dl、侵襲血糖閾値204に65mg/dl、異常状態連続閾値205に1回、経過時間閾値206に20分を設定したとしている。
侵襲型血糖測定装置101の測定周期は約5分間隔であるとし、血糖測定情報154は、血糖値測定手段112で測定した血糖値152と、測定タイミングよりなる。
まず、時間0分のとき、ユーザにより侵襲型血糖測定装置101が備える採血スイッチ(図示せず)が押されると侵襲起動信号161が出力される。穿刺針などの採血手段111により侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
時間0分の血糖値152は、70mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間0分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、経過時間の測定を開始し、推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
非侵襲型血糖測定装置102は腕などの生体表面401に装着し、非侵襲型血糖測定装置102での測定開始スイッチ501を押す。制御手段121は測定開始スイッチ501が押されたことを検知すると、非侵襲起動信号162を出力する。
なお、ここでは、侵襲型血糖測定装置101と非侵襲型血糖測定装置102はユーザによりそれぞれ同時に採血スイッチ及び測定開始スイッチ501が押され測定が開始されるものとして説明したが、同時刻に測定が行われなくてもよいし、侵襲型血糖測定装置101から非侵襲型血糖測定装置102を起動し測定を開始してもよいし、非侵襲型血糖測定装置102からの侵襲型血糖測定装置101を起動し測定を開始してもよい。
光403は生体内を伝播し、血管402内の血糖値を推定できる物質で吸収され、光音響波404が生成される。
特徴量検出手段122は、非侵襲起動信号162に基づき、光音響波404の検出を開始し、特徴量163を検出し、保存する。
時間3分のとき、非侵襲型血糖測定装置102は、非侵襲測定周期201にあらかじめ設定された非侵襲測定周期201に従い3分間隔で測定を行うため、制御手段121が生体表面401から光403を照射し、さらに、非侵襲起動信号162を特徴量検出手段122に出力する。
光403は生体内を伝播し、血管402内の血糖値を推定できる物質で吸収され、光音響波404が生成される。
特徴量検出手段122は、非侵襲起動信号162に基づき、光音響波404の検出を開始し、特徴量163を検出し、保存する。
このとき経過時間は3分である。
時間5分のとき、時間0分のときと同様に、侵襲型血糖測定装置101が備える採血スイッチをユーザが押すことにより、測定が開始され、侵襲型血糖測定装置101での測定を行う。測定方法は、時間0分のときと同様である。
このときの血糖値152は82mg/dlであるとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間5分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、これまでカウントしていた経過時間をリセットし、新たに推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
時間6分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、特徴量検出手段122が、光403が血管402内の血糖値を推定できる物質で吸収されて発生する光音響波を検出することにより特徴量163を検出する。
この時点で侵襲型血糖測定装置101のデータが2つ存在する(時間0分:70mg/dl、時間5分:82mg/dl)ので、血糖値校正手段124は、そのデータを基に近似式301を求め、近似血糖値(図3:△)を算出し、この近似血糖値と非侵襲型血糖測定装置102の時間0分、3分、6分の特徴量163を基に校正データ164を算出する。該算出した仮の校正データ164を、血糖値推定手段123に出力するとともに、校正中を示す処理状況信号169を処理状況通知手段128に出力する。
このとき経過時間は1分である。
血糖値推定手段123は、校正データ164に基づき、時間6分のときの推定血糖値165(71mg/dl)を求め、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する(図5(a))。さらに、時間6分のときの推定血糖値165と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値(70mg/dl)の差を求め、変化量(1mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
なお、ここでは、測定時間6分のとき、時間3分、6分の侵襲型血糖測定装置101の血糖値を近似式301より算出する方法で説明したが、時間5分の時点で、時間0分、3分の特徴量より近似式で5分の近似非侵襲特徴量を算出して校正を行うことも可能である。
時間9分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は4分である。
血糖値推定手段123は、時間9分のときの推定血糖値(73mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(3mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間12分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は7分である。
血糖値推定手段123は、時間12分のときの推定血糖値(81mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(11mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間15分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は10分である。
血糖値推定手段123は、時間15分のときの推定血糖値(84mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(14mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間18分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は13分である。
血糖値推定手段123は、時間18分のときの推定血糖値(95mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(25mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間21分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は16分である。
血糖値推定手段123は、時間21分のときの推定血糖値(102mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(32mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間24分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は19分である。
血糖値推定手段123は、時間24分のときの推定血糖値(100mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(30mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間27分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は22分である。
血糖値推定手段123は、時間27分のときの推定血糖値(108mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(38mg/dl)を算出する。推定血糖値の変化量は非侵襲血糖閾値202を超えていないが、経過時間が経過時間閾値206を超えているので、測定時間が経過しても推定血糖値を校正するのに十分な血糖値の変化量が得られていないと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を要求する侵襲測定要求信号170を制御手段121に出力する。
制御手段121は、侵襲測定要求信号170に基づき、侵襲起動信号161を生成し、侵襲型血糖測定装置101に出力する。
採血手段111により制御手段121から出力された侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
このときの血糖値152は、100mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間28分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、これまでカウントしていた経過時間をリセットし、新たに推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
血糖値校正算出手段124は、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した3回分の血糖測定情報167(図2:0分、5分の●及び28分の◆)から近似式を求め、6分から27分までの近似侵襲血糖値を算出し、この近似侵襲血糖値を使って、仮の校正データ164を算出し、仮の校正データ164を、血糖値推定手段123に出力する。さらに、時間27分のときの血糖値(100mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、侵襲血糖値の変化量(30mg/dl)を算出し、この侵襲血糖値の変化量が侵襲血糖閾値204を超えていないので、引き続き校正中を示す処理状況信号169を処理状況通知手段128に出力する。
血糖値推定手段123は、仮の校正データ164に基づき、時間28分のときの仮の校正データ適用後の推定血糖値165を求め(図2:×)、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する。
時間30分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は3分である。
血糖値推定手段123は、時間30分のときの推定血糖値(113mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(43mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間33分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は6分である。
血糖値推定手段123は、時間33分のときの推定血糖値(121mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(51mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間36分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は9分である。
血糖値推定手段123は、時間36分のときの推定血糖値(125mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(55mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間39分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は12分である。
血糖値推定手段123は、時間39分のときの推定血糖値(138mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(68mg/dl)を算出する。この変化量が非侵襲血糖閾値202以上なので、推定血糖値を校正するのに十分な血糖値の変化量が得られたと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を要求する侵襲測定要求信号170を制御手段121に出力する。
なお、ここでは、血糖値推定手段123は、測定時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値と各測定時間の推定血糖値の差を変化量として算出し、非侵襲血糖閾値202と比較するとして説明したが、1回前(3分前)の非侵襲血糖測定装置102で測定した推定血糖値との差を加算していき、その値を非侵襲血糖閾値202と比較してもよい。
制御手段121は、侵襲測定要求信号170に基づき、侵襲起動信号161を生成し、侵襲型血糖測定装置101に出力する。
採血手段111により制御手段121から出力された侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
このときの血糖値152は、110mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間40分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、これまでカウントしていた経過時間をリセットし、新たに推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
血糖値校正算出手段124は、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した4回分の血糖測定情報167(図2:0分、5分の●及び28分、40分の◆)から近似式を求め、6分から39分までの近似侵襲血糖値を算出し、この近似侵襲血糖値を使って、仮の校正データ164を算出し、仮の校正データ164を、血糖値推定手段123に出力する。さらに、時間39分のときの血糖値(110mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、侵襲血糖値の変化量(40mg/dl)を算出し、この侵襲血糖値の変化量が侵襲血糖閾値204を超えていないので、引き続き校正中を示す処理状況信号169を処理状況通知手段128に出力する。
血糖値推定手段123は、仮の校正データ164に基づき、時間40分のときの仮の校正データ適用後の推定血糖値165を求め(図2:×)、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する。
時間42分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は3分である。
血糖値推定手段123は、時間42分のときの推定血糖値(127mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(57mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間45分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は6分である。
血糖値推定手段123は、時間45分のときの推定血糖値(130mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(60mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間48分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は9分である。
血糖値推定手段123は、時間48分のときの推定血糖値(132mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(62mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間51分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は12分である。
血糖値推定手段123は、時間51分のときの推定血糖値(137mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(67mg/dl)を算出する。この変化量が非侵襲血糖閾値202以上なので、推定血糖値を校正するのに十分な血糖値の変化量が得られたと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を要求する侵襲測定要求信号170を制御手段121に出力する。
制御手段121は、侵襲測定要求信号170に基づき、侵襲起動信号161を生成し、侵襲型血糖測定装置101に出力する。
採血手段111により制御手段121から出力された侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
このときの血糖値152は、125mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間52分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
なお、ここでは、データ送信手段115は時間51分で測定した侵襲型血糖測定装置101の血糖測定情報154を読み出し転送データ155として出力するとして説明したが、過去に測定した全ての血糖測定情報154をまとめて転送データ155とし出力するものとしてもよい。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、これまでカウントしていた経過時間をリセットし、新たに推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
血糖値校正算出手段124は、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した5回分の血糖測定情報167(図2:0分、5分の●及び28分、40分、52分の◆)から近似式を求め、6分から51分までの近似侵襲血糖値を算出し、近似侵襲血糖値を使って、仮の校正データ164を算出し、仮の校正データ164を、血糖値推定手段123に出力する。さらに、時間52分のときの血糖値(125mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、侵襲血糖値の変化量(55mg/dl)を算出し、この侵襲血糖値の変化量が侵襲血糖閾値204を超えていないので、引き続き校正中を示す処理状況信号169を処理状況通知手段128に出力する。
血糖値推定手段123は、仮の校正データ164に基づき、時間52分のときの仮の校正データ適用後の推定血糖値165を求め(図2:×)、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する(図5(a))。
時間54分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は3分である。
血糖値推定手段123は、時間54分のときの推定血糖値(132mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(62mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間57分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を このとき経過時間は6分である。
開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
血糖値推定手段123は、時間57分のときの推定血糖値(134mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(64mg/dl)を算出する。経過時間が経過時間閾値206を超えず、かつ、推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202を超えていないので、侵襲型血糖測定装置101への起動指示は行わない。
時間60分のとき、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102での測定を開始し、推定血糖値165を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
このとき経過時間は9分である。
血糖値推定手段123は、時間60分のときの推定血糖値(136mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、変化量(66mg/dl)を算出する。この変化量が非侵襲血糖閾値202以上なので、推定血糖値を校正するのに十分な血糖値の変化量が得られたと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を要求する侵襲測定要求信号170を制御手段121に出力する。
制御手段121は、侵襲測定要求信号170に基づき、侵襲起動信号161を生成し、侵襲型血糖測定装置101に出力する。
採血手段111により制御手段121から出力された侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
このときの血糖値152は、140mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間61分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存するとともに、血糖値推定手段123に対し、受信完了信号171を出力する。
血糖値推定手段123は、受信完了信号171を検出すると、これまでカウントしていた経過時間をリセットし、新たに推定血糖値165の変化量が非侵襲血糖閾値202を越えるまでの時間を測定する。
血糖値校正算出手段124は、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した6回分の血糖測定情報167(図2:0分、5分の●及び28分、40分、52分、61分の◆)から近似式を求め、6分から60分までの近似侵襲血糖値を算出し、近似侵襲血糖値を使って、校正データ164を算出し、校正データ164を、血糖値推定手段123に出力する。さらに、時間61分のときの血糖値(140mg/dl)と時間0分のときの侵襲型血糖測定装置101の血糖値の差を求め、侵襲血糖値の変化量(70mg/dl)を算出し、この侵襲血糖値の変化量が侵襲血糖値204以上になっているので、校正期間終了を示す処理状況信号169を処理状況通知手段128に出力する。
血糖値推定手段123は、仮の校正データ164に基づき、時間61分のときの校正データ適用後の推定血糖値165を求め(図2:○)、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する(図5(b))。
校正期間が終了すると通常測定期間となり、時間63分以降3分毎に、制御手段121が、生体表面401から光403を照射し、さらに、特徴量検出手段122に出力する非侵襲起動信号162に基づいて、特徴量検出手段122が、光403により血管402内の血糖値を推定できる物質から発生した光音響波404の検出を開始して、特徴量163を検出し、血糖値推定手段123が検出した特徴量163から、校正データ164に基づいて、校正データ適用後の推定血糖値165を求め、非侵襲血糖値表示手段125により表示する一連の処理は校正期間と同様である。
時間63分において、血糖値推定手段123は、時間63分のときの推定血糖値(147mg/dl)と、時間61分のときの推定血糖値(144mg/dl)との差を求め、推定血糖値165の変化量(3mg/dl)を算出する。この推定血糖値165の変化量が、異常血糖閾値203を超えていないので、侵襲測定要求信号170は出力されない。
時間66分から時間144分まで3分毎に、時間63分のときと同様に、制御手段121が光403を照射し、血糖値推定手段123により推定血糖値165を求め、推定血糖値165の変化量を算出し、異常血糖閾値203と比較するとともに、推定血糖値165が非侵襲血糖値表示手段125に表示されるまでの一連の処理がなされ、測定した推定血糖値165の変化量は、各測定タイミングにおいて、異常血糖閾値203を超えていないので、侵襲測定要求信号170は出力されない。
時間147分において、制御手段121が光403を照射し、血糖値推定手段123により推定血糖値165を求め、時間147分のときの推定血糖値(248mg/dl)と、時間144分のときの推定血糖値(218mg/dl)との差を求め、推定血糖値165の変化量(30mg/dl)を算出する。推定血糖値165の変化量が、異常血糖閾値203以上で、かつ、異常状態連続閾値205が1回なので、異常データを検出したと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を要求する侵襲測定要求信号170を制御手段121に出力する。
制御手段121は、侵襲測定要求信号170に基づき、侵襲起動信号161を生成し、侵襲型血糖測定装置101に出力する。
採血手段111により制御手段121から出力された侵襲起動信号161が検出されると、生体から血液151を採取する。
血糖値測定手段112は採取した血液151から血糖値152を測定する。
測定した血糖値152は、侵襲血糖値表示手段113で表示され、さらに、侵襲血糖情報記憶手段114に測定時間とともに保存される。
このときの血糖値152は、217mg/dlとする。
データ送信手段115は、侵襲血糖情報記憶手段114に保存した時間148分の血糖測定情報を読み出し、転送データ155として出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段115から出力された転送データ155を受信し、転送データ155から血糖測定情報166を非侵襲血糖情報記憶手段127に保存する。
血糖値校正算出手段124は、非侵襲血糖情報記憶手段127に保存した6回分の血糖測定情報167(図2:0分、5分の●及び40分、52分、61、148分の◆)から近似式を求め、6分から147分までの近似侵襲血糖値を算出し、近似侵襲血糖値を使って、校正データ164を算出しなおす。該算出した校正データ164を、血糖値推定手段123に出力する。
血糖値推定手段123は、算出しなおした校正データ164に基づき、時間148分のときの校正データ適用後の推定血糖値165を求め(図2:*)、これを非侵襲血糖値表示手段125に出力する。
時間150分以降は3分毎に、時間63分のときと同様に血糖値推定手段123は、時間150分のときの推定血糖値(220mg/dl)と、時間148分のときの推定血糖値(221mg/dl)との差を求め、推定血糖値165の変化量(−1mg/dl)を算出する。この推定血糖値165の変化量が、異常血糖閾値203を超えていないので、侵襲測定要求信号170は出力されない。
このように、本発明の実施の形態1による血糖測定システムによれば、仮の校正データ164を用いて算出した推定血糖値165と侵襲型血糖測定装置101の血糖値152の差から変化量を求めることにより非侵襲型血糖測定装置102が備える制御手段121からの侵襲起動信号161を出力し、侵襲型血糖測定装置101での採血を促すことにより、一定周期で測定していた場合に発生していた不必要な採血を減らすことができる効果が得られる。
また、本実施の形態1では、処理状況通知手段128を設けることにより、校正中であることをユーザに通知し、さらに、最終精度に達していないが推定血糖値165を表示することが可能となり、ユーザに装置内の状況を通知することができる効果が得られる。
また、本実施の形態1では、校正期間後の推定血糖値165の変化量を算出することにより、該推定血糖値165の変化量が異常血糖閾値203以上となったときに、異常データが発生したと判断し、侵襲型血糖測定装置101での測定を促すことが可能となり、校正期間後でも校正データ164を算出しなおし、異常データに対する補正を行うことができる効果が得られる。
また、本実施の形態1では、非侵襲型血糖測定装置102は、光音響を用いた装置を想定したものとして説明したが、これは、非侵襲的に血糖値を求める他の装置としてもよく、上記と同様の効果が得られる。
また、本発明の実施の形態1では、血糖測定情報154は、血糖値測定手段112で測定した血糖値152と、そのときの測定タイミングであるものとしたが、この血糖測定情報154は、血糖値測定手段112で血糖値152を測定したときの温度を、さらなる付加情報とすることで、推定血糖値165の精度をより向上することができる。
また、本発明の実施の形態1では、制御手段121が侵襲起動信号161を出力することにより侵襲型血糖測定装置101の測定を行うことを想定したものとして説明したが、侵襲測定指示手段502を備える(図5(c))ことにより、ユーザに侵襲型血糖測定装置101での測定を通知し、ユーザが侵襲測定指示手段502の指示に従って侵襲型血糖測定装置101の起動を行うとしてもよく、上記と同様の効果が得られる。
また、本発明の実施の形態1では、血糖値推定手段123が経過時間閾値206を備え、侵襲型血糖測定装置101で血糖値を測定後、所定の時間経過しても推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202以上にならないときに、侵襲型血糖測定装置101に対し、血糖値の測定を開始するよう通知することを想定したものとして説明したが、測定開始閾値207を備えることにより、侵襲型血糖測定装置101で血糖値を測定後、非侵襲血糖測定装置102で所定の回数測定を繰り返しても推定血糖値の変化量が非侵襲血糖閾値202以上にならないときに、侵襲型血糖測定装置101に対し、血糖値の測定を開始するよう通知するとしてもよく、上記と同様の効果が得られる。
本発明にかかる血糖測定システムは、最終精度に達してはいない精度の悪い推定血糖値が校正に必要な血糖値の変化量が得られた状態で、侵襲型血糖測定装置を起動することにより不必要な採血を減らし、ユーザの手間と痛み、さらに感染症などの危険を低減することにおいて有用である。
本発明の実施の形態1における、血糖測定システム1000の構成を示す図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101、非侵襲型血糖測定装置102で、それぞれ求められる血糖値152、及び推定血糖値165を、時間軸でプロットした図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と非侵襲型血糖測定装置102の血糖値152及び推定血糖値165を時間軸でプロットした時間0分から時間20分までの拡大図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と非侵襲型血糖測定装置102のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態1における、非侵襲型血糖測定装置102の推定血糖値165及び処理状況信号169の通知方法を示す図
符号の説明
1000 血糖測定システム
101 侵襲型血糖測定装置
102 非侵襲型血糖測定装置
111 採血手段
112 血糖値測定手段
113 侵襲血糖値表示手段
114 侵襲血糖情報記憶手段
115 データ送信手段
121 制御手段
122 特徴量検出手段
123 血糖値推定手段
124 血糖値校正算出手段
125 非侵襲血糖値表示手段
126 データ受信手段
127 非侵襲血糖情報記憶手段
128 処理状況通知手段
151 血液
152 血糖値
153、154、166、167 血糖測定情報
155 転送データ
161 侵襲起動信号
162 非侵襲起動信号
163 特徴量
164 校正データ
165、168 推定血糖値
169 処理状況信号
170 侵襲測定要求信号
171 受信完了信号
201 非侵襲測定周期
202 非侵襲血糖閾値
203 異常血糖閾値
204 侵襲血糖閾値
206 経過時間閾値
207 測定回数閾値
301 近似式
401 生体表面
402 血管
403 光
404 光音響波
501 測定開始スイッチ
502 侵襲測定指示手段

Claims (50)

  1. 侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記非侵襲型血糖測定装置からの侵襲測定指示に基づき、生体から血液を採取する採血手段と、
    前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、
    前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する侵襲血糖値表示手段と、を備え、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、
    前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定開始を指示する非侵襲起動信号を出力し、さらに、前記侵襲型血糖測定装置での生体内の特徴量を検出するよう指示する侵襲測定指示信号を出力する制御手段と、
    前記非侵襲起動信号に基づき、生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、後述する校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、
    前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を含む血糖測定情報を保存する侵襲血糖情報記憶手段と、
    前記侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、校正データを算出する血糖値校正算出手段と、
    前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する非侵襲血糖値表示手段と、
    前記制御手段から出力された侵襲測定指示信号を表示し、前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定を指示する侵襲測定指示手段と、を備え、
    校正中の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  2. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の時間経過しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上にならないときに、
    前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、
    ことを特徴とする血糖測定システム。
  3. 請求項2に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の時間を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  4. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の回数、前記非侵襲型血糖測定装置で測定を繰り返しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  5. 請求項4に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の回数を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  6. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  7. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値校正算出手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の変化量があらかじめ設定された侵襲血糖閾値以上になったときに、校正期間終了を示す処理状況信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  8. 請求項7に記載の血糖測定システムにおいて、
    外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  9. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、あらかじめ設定された非侵襲測定周期に基づき、前記非侵襲起動信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  10. 請求項8に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲測定周期を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  11. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された異常血糖閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、
    ことを特徴とする血糖測定システム。
  12. 請求項11に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  13. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量が連続して異常血糖閾値以上になる回数をカウントし、異常状態連続回数があらかじめ設定された異常状態連続閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  14. 請求項13に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常状態連続閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  15. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、ユーザに対し処理状況信号を通知する処理状況通知手段を備え、前記血糖値校正算出手段から出力される校正中であるか否かの処理状況信号を通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  16. 請求項15に記載の血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を音で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  17. 請求項15に記載の血糖測定システムにおいて、前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を光で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  18. 請求項15に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を振動で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  19. 請求項15に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を表示で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  20. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を音で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  21. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を光で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  22. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を振動で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  23. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲測定指示手段は、ユーザへの前記侵襲型血糖測定装置での指示を表示で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  24. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングとである、ことを特徴とする血糖測定システム。
  25. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングと、その測定したときの温度とである、ことを特徴とする血糖測定システム。
  26. 請求項1に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の時間0分からの変化量が、非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える、ことを特徴とする血糖測定システム。
  27. 請求項26に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える機能をON/OFFできる、ことを特徴とする血糖測定システム。
  28. 侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記非侵襲型血糖測定装置からの侵襲起動信号に基づき、生体から血液を採取する採血手段と、
    前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、
    前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する侵襲血糖値表示手段と、
    前記血糖値測定手段で測定した前記侵襲型血糖測定装置の血糖値を含む血糖測定情報を保存する侵襲血糖情報記憶手段と、
    前記非侵襲型血糖測定装置に対し、前記侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報を読み出し、転送データとして出力するデータ送信手段と、を備え、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、
    前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定開始を指示する非侵襲起動信号を出力し、さらに、前記侵襲型血糖測定装置での生体内の特徴量の検出を開始する侵襲起動信号を出力する制御手段と、
    前記非侵襲起動信号に基づき、生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、後述する校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、
    前記侵襲型血糖測定装置のデータ送信手段から出力された前記転送データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段で受信した前記転送データに含まれる前記血糖測定情報を保存する非侵襲血糖情報記憶手段と、
    前記非侵襲血糖情報記憶手段に保存した前記血糖測定情報と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、校正データを算出する血糖値校正算出手段と、
    前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する非侵襲血糖値表示手段と、を備え、
    校正中の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲型血糖測定装置からの指示に従い、前記侵襲型血糖測定装置が血糖値の測定を自動的に開始する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  29. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の時間経過しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された前記非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  30. 請求項29に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の時間を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  31. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、前記侵襲型血糖測定装置で血糖値を測定後、所定の回数、前記非侵襲型血糖測定装置で測定を繰り返しても前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された前記非侵襲血糖閾値以上にならないときに、前記侵襲型血糖測定装置に対し、血糖値の測定を開始するよう通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  32. 請求項31に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記所定の回数を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  33. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  34. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値校正算出手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の変化量があらかじめ設定された侵襲血糖閾値以上になったときに、校正期間終了を示す処理状況信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  35. 請求項34に記載の血糖測定システムにおいて、
    外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記侵襲血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  36. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、あらかじめ設定された非侵襲測定周期に基づき、前記非侵襲起動信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  37. 請求項36に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記制御手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲測定周期を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  38. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量があらかじめ設定された異常血糖閾値以上になったときに、前記侵襲型血糖測定装置が血糖値の測定を自動的に開始する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  39. 請求項38に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常血糖閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  40. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、校正後の前記推定血糖値の変化量が連続して異常血糖閾値以上になる回数をカウントし、異常状態連続回数があらかじめ設定された異常状態連続閾値以上になったときに、前記制御手段に対し、前記侵襲測定指示信号を出力する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  41. 請求項40に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記異常状態連続閾値を変更可能である、ことを特徴とする血糖測定システム。
  42. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、ユーザに対し処理状況信号を通知する処理状況通知手段を備え、前記血糖値校正算出手段から出力される校正中であるか否かの処理状況信号を通知する、ことを特徴とする血糖測定システム。
  43. 請求項42に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を音で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  44. 請求項42に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を光で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  45. 請求項42に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を振動で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  46. 請求項42に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記処理状況通知手段は、ユーザへの通知を表示で行う、ことを特徴とする血糖測定システム。
  47. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングとである、ことを特徴とする血糖測定システム。
  48. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングと、その測定したときの温度とである、ことを特徴とする血糖測定システム。
  49. 請求項28に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、前記侵襲型血糖測定装置で測定した前記血糖値の時間0分からの変化量が、非侵襲血糖閾値以上になったときに、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える、ことを特徴とする血糖測定システム。
  50. 請求項49に記載の血糖測定システムにおいて、
    前記血糖値推定手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記非侵襲血糖閾値を前記侵襲血糖閾値に置き換える機能をON/OFFできる、
    ことを特徴とする血糖測定システム。
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