JP2009038541A - 車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
光ビーコン信号,電波ビーコン信号,DSRC信号を直流電源信号と重畳した信号から、多くの回路部品を追加することなく各重畳された信号を分離する。
【解決手段】
光ビーコン信号と電波ビーコン信号とDSRC信号と直流電源信号を重畳した信号を分離するために、第一にインダクタとコンデンサの周波数選択性により電波ビーコン信号及びDSRC信号と光ビーコン信号及び直流電源信号との信号分離を行い、第二に電波ビーコン信号とDSRC信号が流れる基板パターンを電波ビーコン用回路方向とDSRC回路方向に分岐させ、この分岐点から電波ビーコン用回路に向かうパターンライン上に、DSRC信号の定在波を発生させて、DSRC信号が電波ビーコン用回路方向へ流れることを防止して信号を分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は赤外線、或いは電波を伝送メディアとして情報を伝達する情報端末装置に係り、特に光及び2.5GHz帯電波を用いた情報通信、5.8GHz帯DSRCを利用するための複合車載器に関する。
近年の道路交通の発展は交通事故の増加,渋滞の慢性化,環境の悪化,エネルギー消費の増大といった諸問題を引き起こしており、これらに対する総合的な対応として高度道路交通システム(ITS)に期待が集まっている。特にカーナビゲーションシステムや道路交通情報提供サービスの受信機は日常的なツールとして既に定着しつつあり、更に現在は5.8GHz帯を用いるDSRC(狭域通信システム)方式無線通信を利用したサービスの普及が進められている。
道路交通情報提供サービスは、VICS(登録商標)に代表されるように、情報センターで編集・処理された渋滞や交通規制などの道路交通情報を、FM多重放送や道路上の発信機(光ビーコン,2.5GHz帯電波ビーコン)といった複数の情報メディアを用いて配信するサービスである。受信機で受信した道路交通情報は図形・文字で表示され、例えばカーナビゲーションシステムに用意されている地図の上に重ね書きして表示することが出来る。
DSRCは、自動料金支払いシステムでの使用に代表される無線通信方式であり、5.8GHzの周波数帯により実現される。DSRCによるサービスとしては、駐車場での利用状態の把握や、物流における配送トラックの管理,ガソリンスタンドやファーストフードのドライブスルーなどが想定されている。
車室内でこれらの道路交通情報提供サービスやDSRCによるサービスを利用する場合、各サービスが使用する情報メディア毎にアンテナなどの送受信手段が必要となる。例えば、道路交通情報提供サービスの為の光ビーコン用の投受光部または電波ビーコン用の受信アンテナ、あるいはDSRC用の送受アンテナを設置する必要がある。そしてこれらのアンテナを車内に設置する場合、電波または光信号の送受信を妨げ難いダッシュボード付近に配置する必要がある。更にこれらのアンテナによる送受信信号を処理するための車載器本体をアンテナとは別の位置に配置する場合は、運転席付近の配線の引き回しが乱雑となりがちで見栄えも悪く、取り付けの工数も増大し、ユーザの使い勝手も悪くなる。
そこで、光ビーコン用の投受光部,2.5GHz帯電波ビーコン用アンテナ部,5.8GHz帯DSRC用アンテナ部等の各種サービス向けの投受光部とアンテナ部とを一つの筐体に収めてヘッドユニット部を構成し、上記各投受光部とアンテナ部の送受信回路部と制御処理回路部等を一つの筐体に収めた車載器本体部とヘッドユニット部との接続を出来る限り少ないケーブル本数で接続することが望ましく、特開平10−274535号公報には、ヘッドユニットとしてGPS用アンテナとFM放送用アンテナを一つの筐体に収め、ヘッドユニットと本体との間を一本の同軸ケーブルで接続し、このケーブルに受信したGPS受信信号とFM放送受信信号を重畳して伝送する技術が開示されている。
特開平10−274535号公報
光ビーコン,2.5GHz帯電波ビーコン,5.8GHz帯DSRC等の情報メディア毎のアンテナ部と投受光部を一つの筐体に収めたヘッドユニット部と、各情報メディアによる送受信回路部と制御処理回路部等を一つの筐体に収めた車載器本体部に分離した2ピース構成の複合車載器の場合、ヘッドユニット部と車載器本体部の間を接続するケーブルでは、少なくとも車載器本体側からヘッドユニット部に供給するための直流電源信号に加えて、光ビーコン送受信信号,2.5GHz帯電波ビーコン受信信号,5.8GHz帯DSRC送受信信号を相互に伝送する必要がある。そして両者を接続するケーブルの本数を減らす為には、これらの信号を重畳して伝送しなくてはならない。
しかし、重畳信号を分離するためには、車載器本体部では回路部品の追加が避けられず、例えば、2.5GHz帯電波ビーコン信号と5.8GHz帯DSRC信号を分離する為にダイプレクサ等のフィルタを用いるとコストアップを招き、また特許文献1に記載の技術の場合、本体側では重畳されたGPS受信信号とFM放送受信信号を分離する為に、車載器本体側の基板内に回路部品を追加する必要があり、コストアップを招くという問題があった。
本発明は回路部品の追加を抑え、大きなコストアップ無く、ヘッドユニット部からの信号を分離する為の手段を提供する。
本発明は光ビーコン,2.5GHz帯電波ビーコン,5.8GHz帯DSRC無線通信機を用いたサービスを利用するための複合車載器において、車載器本体部とヘッドユニット部を同軸ケーブルで接続し、ヘッドユニット部はこの同軸ケーブルを介して車載器本体部から電源供給を受ける。この同軸ケーブル上には少なくとも光ビーコン送受信信号や2.5GHz帯電波ビーコン受信信号や5.8GHz帯DSRCの送受信信号が重畳されて、車載器本体部とヘッドユニット部の間を相互に伝送する。
車載器本体部やヘッドユニット部の基板内にて余分な回路部品を追加することなく上記重畳された光ビーコン送受信信号と2.5GHz帯電波ビーコン信号とDSRC送受信信号の信号分離を、各信号の劣化を抑えて各種信号を目的に応じて分離するため、周波数選択性をもつ回路により、集中定数で扱われる直流電源信号及び光ビーコン送受信信号の信号成分を、分布定数で扱われる電波ビーコン信号及びDSRC信号から分離する。
次に電波ビーコン受信信号とDSRC送受信信号が通るマイクロストリップラインの分岐点から電波ビーコン受信信号を分離するライン上に定在波を発生させて、電波ビーコン受信信号とDSRC送受信信号を分離する。
以上に示す様に本発明では、同軸ケーブル上に、車載器本体部からヘッドユニット部に供給する直流電源の他、光ビーコン,2.5GHz帯電波ビーコン,5.8GHz帯DSRC等の信号を重畳して、ヘッドユニット部と車載器本体部との間で信号の伝送を行う場合に、重畳された各信号を大きな回路部品の追加無く分離することが出来る。
そして、車載器本体基板内、及びヘッドユニット基板内にて電波ビーコン信号,DSRC信号,光ビーコン信号及び直流電源信号が重畳されたラインから各種信号を分離して、用途に応じて各回路ブロックへ分配することが可能となる。
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本実施例は、光と電波を情報メディアとして、光ビーコンと2.5GHz帯電波ビーコン及び5.8GHz帯DSRCとにより通信を行う複合車載器である。図4は、本発明に係るDSRCと光ビーコン及び電波ビーコン用の複合車載器を車両内部に設置した例を示す図である。図4において、ヘッドユニット2aはダッシュボード4d上に設置され、路側機4aと通信を行う。路側機4aである2.5GHz帯電波ビーコン,5.8GHz帯DSRC無線機,光ビーコンとの通信に差し支え無ければ、ヘッドユニット2aの設置位置はダッシュボード4d上に限らず、例えばフロントガラスに貼り付けて設置したり、或いはダッシュボード4dに内蔵しても良い。ヘッドユニット2aと車載器本体2bは同軸ケーブル2cで接続するため、車載器本体2bの設置位置に制約は無く、車載器本体2bは同軸ケーブル2cの届く範囲内で設置すれば良く、必ずしもユーザから見える位置である必要は無い。但し、5.8GHz帯DSRCによる通信で提供されるサービスを利用する際にICカード等の抜き差しが必要であれば、その部分の設置位置による制約を受けることになる。また車載器本体2bはカーナビゲーションシステム用インタフェース5qを有していれば、ヘッドユニット2aから受信した情報の内容をインタフェースケーブル4gを用いてカーナビゲーションシステム4eに送信し、カーナビゲーションシステム4eのディスプレイに表示することが出来る。また、車載器本体2bがカーナビゲーションシステム4eに内蔵されていても同じ目的を達成出来る。尚、本例は同軸ケーブル2cをヘッドユニット2aへの電源供給に用いているが、このヘッドユニット2aへの電源供給の用途に加えて、2.5GHz帯電波ビーコン受信信号と5.8GHz帯DSRC送受信信号と光ビーコン送受信信号を重畳することにより、送受信用信号ケーブルとしても用いている。
図5は、DSRCと光ビーコンと電波ビーコンにより通信を行う複合車載器のシステムブロック図を示している。車載器と路側機(本図では省略)との通信はヘッドユニット2aを介して行われる。ヘッドユニット2aは、車載器本体2bで処理された電気信号を規定の情報メディアに変換して路側機へ送信し、また受信した規定の情報メディアからの信号を車載器本体2bで処理される電気信号に変換し、電気信号の送受信を行うための手段で構成される。具体的には2.5GHz帯電波ビーコンと5.8GHz帯DSRCに関しては電気信号と電波の間で相互に変換する為のアンテナ(電波ビーコン用アンテナ5c,DSRC用アンテナ5d),光ビーコンに関しては電気信号と光信号の間で相互に変換する為の光ビーコン用投受光部5eを中心に構成される。ヘッドユニット2aと車載器本体2bは、それぞれの同軸コネクタ2d,5fをつなぐ同軸ケーブル2cによって接続され、この同軸ケーブル2cを介してヘッドユニット2aと車載器本体2b間で電波ビーコン,光ビーコン,DSRCの電気信号が遣り取りされる。またヘッドユニット2aは、車載器本体2b内の直流電源供給部2vから同軸ケーブル2cを介して電源供給を受けることで動作をする。
車載器本体2bは、電波ビーコン用回路ブロック2s,DSRC回路ブロック2o,光ビーコン用回路ブロック2h,直流電源供給部2v,制御処理部5o,ICカードインタフェース5p,カーナビゲーションシステム用インタフェース5qを備えた構成となっている。直流電源供給部2vは同軸ケーブル2cを介して、ヘッドユニット2aに供給すべき電源電圧を生成するためのものである。電波ビーコン用回路ブロック2sは、ヘッドユニット2aから同軸ケーブル2cを通じて受け取った電波ビーコンからの電波信号(2.5GHz帯電波信号)をベースバンド受信信号に復調して、制御処理部5oに渡す。DSRC回路ブロック2oは主にDSRC送信回路とDSRC受信回路に分かれており、DSRC送信回路では制御処理部5oから受け取ったDSRCベースバンド送信信号を規定の周波数(5.8GHz帯)に変調して、同軸ケーブル2cを通じてヘッドユニット2aへ渡す。一方、DSRC受信回路では、ヘッドユニット2aから同軸ケーブル2cを通じて受け取ったDSRCの電波信号(5.8GHz帯)をDSRCベースバンド受信信号に復調して制御処理部5oに渡す。
光ビーコン回路ブロック2hは、主に光ビーコン送信回路と光ビーコン受信回路に分かれており、光ビーコン送信回路では制御処理部5oから受け取った光ビーコン送信信号(64kbps)のレベル変換やインピーダンス変換を行い、同軸ケーブル2cを通じてヘッドユニット2aへ渡す。一方、光ビーコン受信回路ではヘッドユニット2aから同軸ケーブル2cを通じて受け取った光ビーコン受信信号(1.024Mbps)に対して波形整形やレベル変換を行い制御処理部5oに渡す。
ICカードインタフェース5pでは、必要に応じて暗号化/復号化を行った上でICカードの読み書きを行う。カーナビゲーションシステム用インタフェース5qは、車載器本体2bをカーナビゲーションシステム4eと接続する為のインタフェースであり、受信したデータをカーナビゲーションシステム4eに表示したり、或いはユーザがカーナビゲーションシステム4eを通じて路側機に送信する情報がある場合にそのインタフェースとして使用される。
信号分離ブロック2w,5bは、電波ビーコン受信信号(2.5GHz帯)とDSRC送受信信号(5.8GHz帯)と光ビーコン送受信信号(ダウンリンク1.024Mbps,アップリンク64kbps)と直流電源信号を各々分離するためのブロックである。例えば光ビーコンへの信号送信時には、信号分離ブロック2wで光ビーコン送信信号(64kbps)がその他の信号に重畳され、同軸ケーブル2cを通じてヘッドユニット部2aに供給される。そして、ヘッドユニット2a内の信号分離ブロック5bでは、光ビーコン送信信号(64kbps)は、電波ビーコン用アンテナ5cやDSRC用アンテナ5dへは流さず、光ビーコン用投受光部5eに流れる様に信号を分離する。またDSRC受信の際には、ヘッドユニット2a内のDSRC用アンテナ5dで受信したDSRC受信信号(5.8GHz帯)がヘッドユニット部2a内の信号分離ブロック5bによりその他の信号に重畳され、同軸ケーブル2cを通じて車載器本体2bに供給される。そして、車載器本体2bの信号分離ブロック2wでは、DSRC受信信号(5.8GHz帯)が電波ビーコン用回路ブロック2sや光ビーコン回路ブロック2hへは流れず、DSRC回路ブロック2oに流れる様に信号を分離する。
車載器本体2b内の信号分離ブロック2wとヘッドユニット2a内の信号分離ブロック5bは、基本構成は同じであり、信号分離ブロック5bで分離された直流電源信号によりヘッドユニット2aの能動素子が駆動されている。信号分離ブロック2w,5bの具体的な回路構成としては、図2に示す様な例が考えられる(詳細は後述)。また信号分離ブロック2w,5bでは、電波ビーコン受信信号(2.5GHz帯)とDSRC送受信信号(5.8GHz帯)と光ビーコン送受信信号(ダウンリンク1.024Mbps,アップリンク64kbps)と直流電源信号を各々分離するだけで無く、これら各種信号の合成も行うが、信号合成時の場合は分離時の場合と信号の方向が逆になるだけであるため、図面上はその記載を省略している。
図2は本発明に係る車載器本体2bにおける信号分離ブロック2wの回路構成を示している。また前述の通り、ヘッドユニット2a内の信号分離ブロック5bもこの構成と同様である。以下、この構成により信号が分離される仕組みを説明する。尚、本実施例では、ヘッドユニット2a内のDSRC用アンテナ5dの入出力インピーダンスと、車載器本体2b内のDSRC回路ブロック2oの入出力インピーダンスと、車載器本体2bの電波ビーコン用回路ブロック2sの入力インピーダンスと、ヘッドユニット2aと車載器本体2bを接続する同軸ケーブル2cの特性インピーダンスは、いずれも高周波回路で一般的な50Ωに一致しているものとする。
まずヘッドユニット2aの電波ビーコン用アンテナ5cから電波ビーコン信号を受信した際の動作を説明する。前述の通りヘッドユニット2aは、車載器本体2b内の直流電源供給部2vから電源供給を受けて動作している。電波ビーコン用アンテナ5cで受信した電波ビーコン信号は、ヘッドユニット2a内の信号分離ブロック5bによりその他の各種信号に重畳され同軸ケーブル2cを通じて車載器本体2b内の信号分離ブロック2wに入力される。信号分離ブロック2wに入力された電波ビーコン信号は高周波信号の伝送を想定した特性インピーダンス50Ωのマイクロストリップライン1(MSL1)2eを通る。マイクロストリップラインは高周波信号を伝送することを目的として基板上に形成したパターン線路を指すが、特性インピーダンスを管理することが出来て以下の目的が達成出来るものであれば、このパターン線路はマイクロストリップラインに限らない。
マイクロストリップライン1(MSL1)2eは、分岐点2tにてインダクタ2fを介して光ビーコン回路ブロック2hに続くパターンライン2gに接続されている。このインダクタ2fの定数は、光ビーコンで使用する周波数帯と電波ビーコン及びDSRC周波数帯の周波数帯が互いに大きく離れていることを利用し、光ビーコンで使用する周波数帯(アップリンク64kbps,ダウンリンク1.024Mbps)において、そのインピーダンスが十分に低く、電波ビーコン周波数帯(2.5GHz帯)及びDSRC周波数帯(5.8GHz帯)においては十分にインピーダンスが高くなるような定数とし、例えば100nH程度の値とすることにより、電波ビーコン信号が光ビーコン回路ブロック2h方向へ流れることを防止するという目的を達成出来る。
コンデンサ2iは、光ビーコン送受信信号及び直流電源信号がDSRC回路ブロック2oや電波ビーコン用回路ブロック2sへ流れるのを阻止するためのもので、光ビーコンの周波数帯においては十分にそのインピーダンスが高く、電波ビーコンの周波数帯(2.5GHz)及びDSRC周波数帯(5.8GHz帯)においてはそのインピーダンスが十分に低くなる様な定数に設定すれば良く、例えば10pF程度でその目的を達成することが出来る。マイクロストリップライン2(MSL2)2jは、5.8GHz帯のDSRC回路ブロック2o方向と2.5GHz帯の電波ビーコン用回路ブロック2s方向に分岐点2uで分岐している。ここで5.8GHz帯のDSRC回路ブロック2oの先頭には、電波法で規定された技術基準を満足するために5.8GHz帯バンドパスフィルタ(BPF)2nを設けるのが一般的であり、本実施例においてもこの構成を前提とする。
5.8GHz帯BPF(2n)は5.8GHz帯のDSRC信号は通過させるが、それ以外の周波数帯は除去するため、電波ビーコンの周波数帯(2.5GHz帯)においては非常に高いインピーダンスを有する。従ってマイクロストリップライン2(2j)上の分岐点2uから5.8GHz帯のDSRC回路ブロック2oへのライン上に5.8GHz帯BPF(2n)を設けることで、2.5GHz帯の電波ビーコン信号がDSRC回路ブロック2o方向へ向かうことを防止することができる。尚、2.5GHz帯電波ビーコン信号にとって、分岐点2uで発生するパターンの特性インピーダンスの乱れを最小限に抑えるためには、分岐点2uから5.8GHz帯BPF(2n)に向かうラインは出来る限り短いことが望ましい。
以上の様にパターンレイアウトを行うことで、分岐点2uで懸念される2.5GHz帯の電波ビーコン信号の減衰を抑えることが出来る。電波ビーコン用回路ブロック2sに向かうマイクロストリップライン3(MSL3)2k上に配置されたコンデンサ2mは5.8GHz帯DSRC信号が電波ビーコン用回路ブロック2s方向に行くのを阻止する為のもので詳細は後述する。コンデンサ2mは、DSRC周波数帯(5.8GHz帯)においては十分にインピーダンスが低く、電波ビーコン周波数帯(2.5GHz帯)においては出来るだけ高いインピーダンスを有していることが望ましい。しかしこれらの条件は相反するものであるため、両者を満足することは困難である。ここでは前者の条件を満足させることを優先させて、コンデンサ2mの定数を1pF〜10pF程度に設定する。
例えばコンデンサ2mの定数を5pFに設定した場合を考えると、DSRC周波数帯(5.8GHz帯)においてはそのインピーダンスは5Ω程度となりDSRC回路入出力インピーダンス50Ωに対して十分にインピーダンスが小さく、所望の目的を達成出来る。しかしこの場合、電波ビーコン周波数帯(2.5GHz帯)においてはそのインピーダンスが13Ωとなり、これが50Ω系の入力インピーダンスを有する電波ビーコン用回路ブロック2sに並列接続される事になるため、インピーダンス整合が乱れることが懸念される。そこでコンデンサ2mにより設置された位置から電波ビーコン用回路ブロック2sへ向かうマイクロストリップライン4(MSL4)2pと電波ビーコン用回路ブロック2sの間に、インダクタ2q及びコンデンサ2rによるインピーダンス整合部を設けて50Ω系にインピーダンス整合させる。以上の回路構成により電波ビーコン信号,DSRC信号,光ビーコン信号及び直流電源信号が重畳されたラインから、電波ビーコン信号を分離して電波ビーコン用回路ブロック2sへ導くことが出来る。
次にヘッドユニット2a内のDSRC用アンテナ5dでDSRC信号を受信した際の動作を説明する。受信したDSRC信号はヘッドユニット2a内の信号分離ブロック5bで、その他各種信号に重畳され同軸ケーブル2cを通じて車載器本体2bの信号分離ブロック2wに入力される。信号分離ブロック2wに入力されたDSRC信号は高周波信号を伝送することが想定された特性インピーダンス50Ωのマイクロストリップライン1(2e)を通る。このマイクロストリップライン1(2e)の分岐点2tにはインダクタ2fを介して光ビーコン回路ブロック2hに続くパターンライン2gが接続されているが、インダクタ2fは、前述の通り、電波ビーコン周波数帯(2.5GHz帯)及びDSRC周波数帯(5.8GHz帯)においては十分にインピーダンスが高くなるような定数としているため、DSRC信号が光ビーコン回路ブロック2h方向へ行くことを防止している。またコンデンサ2iに関しても、電波ビーコンの場合と同様にDSRC周波数帯(5.8GHz)においてはそのインピーダンスが十分に低くなる様な定数に設定することによって、DSRC信号に対して与える影響を抑えることが出来る。
続いてマイクロストリップライン2(2j)は5.8GHz帯DSRC回路ブロック2o方向と2.5GHz帯電波ビーコン用回路ブロック2s方向に分岐点2uで分岐しているが、前述の通りDSRC回路ブロック2oの前段には5.8GHz帯BPF(2n)が設けられているため、5.8GHz帯DSRC信号はこの5.8GHz帯BPF(2n)を通過してDSRC回路ブロック2oへ入力される。ここでマイクロストリップライン2(2j)から電波ビーコン用回路ブロック2s方向へ分岐しているマイクロストリップライン3(2k)のパターンによる影響が懸念されるが、5.8GHz帯DSRC信号が分布定数で扱われる周波数帯であることから、マイクロストリップライン3(MSL3)2k上に5.8GHz帯DSRC信号の定在波を発生させることで信号分離を図る。
この分岐点2uでの信号分離では、5.8GHz帯DSRCの信号成分を、減衰を抑えてDSRC回路ブロック2oへ伝達するために、信号分岐の影響を最小限に抑えれば良い。そこでマイクロストリップライン3(2k)上に、DSRC信号が用いる5.8GHz帯の定在波を発生させ、この定在波の腹となる部分が信号ラインの分岐点2uに来るようにすれば、DSRC回路ブロック2oに向かうDSRC信号に対する信号ラインの分岐による影響を最小限に抑えることが出来る。その為、信号の分岐点2uから、基板上でのDSRC受信信号(5.8GHz帯)の電気長が90度に相当する長さの位置で、マイクロストリップライン3(2k)を容量接地をすれば、マイクロストリップライン3(2k)上に意図した5.8GHz帯DSRC信号の定在波を発生させることができる。これにより電波ビーコン用回路ブロック2s方向に分岐した火ターンの影響による性能劣化を抑えたDSRC信号の伝達が実現される。
また信号ラインの分岐点2uで、5.8GHz帯DSRC信号に対して意図しないインピーダンス不整合を与えてしまった場合は、図3に示す様に、5.8GHz帯BPF(2n)と分岐点2uの間に設けたインダクタ3v及びコンデンサ3wによるインピーダンス整合部で、再び50Ω系にインピーダンス整合を取るようにすればよい。
以上の回路により電波ビーコン信号,DSRC信号,光ビーコン信号,直流電源信号が重畳されたラインから、DSRC信号を分離してDSRC回路ブロック2oに導くことが出来る。尚、これまでの説明では車載器本体2bにおけるヘッドユニット2aからの信号分離を説明したが、DSRC信号送信時にヘッドユニット2a内で信号分離を行う場合も同様の方法で実現可能でありその記載は省略する。
次にヘッドユニット2a内の光ビーコン用投受光部5eにより光ビーコン信号を受信した際の動作を説明する。受信した光ビーコン信号は信号分離ブロック5bでその他各種信号に重畳され、同軸ケーブル2cを通じて車載器本体2b内の信号分離ブロック2wに入力される。信号分離ブロック2wに入力された光ビーコン信号はマイクロストリップライン1(2e)を通る。このマイクロストリップライン1(2e)はインダクタ2fを介して光ビーコン回路ブロック2hに続くパターンライン2gに接続されている。このインダクタ2fの定数に関しては、光ビーコン信号の周波数帯(アップリンク64kbps、ダウンリンク1.024Mbps)においてはそのインピーダンスが十分に低く、電波ビーコン信号の周波数帯(2.5GHz帯)及びDSRC周波数帯(5.8GHz帯)においては十分にインピーダンスが高くなるような定数とする。具体的にはインダクタ2fの定数が100nH程度であれば、電波ビーコン信号及びDSRC信号が光ビーコン回路ブロック2h方向へ行くことが防止でき、且つ光ビーコンの信号周波数帯に対するインダクタ2fの影響を無視出来る程度に小さく抑えることが出来る。
ここで、DSRC周波数帯及び電波ビーコン周波数帯が基板上で分布定数として扱える周波数帯であるのに対し、光ビーコン送受信信号と直流電源信号は、いずれも集中定数で扱われる信号であり、光ビーコン送受信信号と直流電源信号を重畳した信号がパターンライン2gを通っても、パターンライン2gの特性インピーダンスに関する考慮は不要である。また光ビーコンへ信号を送信する時には、光ビーコン用投光器に対し1Aにも相当する大電流を流すことを想定し、ヘッドユニット2aに直流電源信号を供給する直流電源供給部2vと光ビーコン用回路ブロックから同軸コネクタ2dに至るまでのラインはその導体損が考慮されたパターン幅であることが望ましい。そこで、光ビーコン用回路ブロック2hと直流電源供給部2vは同じパターンライン2gと接続する。
次に光ビーコン送受信信号及び直流電源信号がDSRC回路ブロック2oや電波ビーコン用回路ブロック2sに流れ込むのを阻止するために、コンデンサ2iをマイクロストリップライン1(2e)からパターンライン2gへの分岐点2tとマイクロストリップライン2(2j)との間に設ける。コンデンサ2iは、光ビーコン信号の周波数帯においては十分にそのインピーダンスが高く、電波ビーコンの周波数帯(2.5GHz)及びDSRC周波数帯(5.8GHz帯)においてはそのインピーダンスが十分に低くなる様な定数に設定することにより、光ビーコン信号及び直流電源信号がこのコンデンサ2iを通過することは無い。
以上の回路構成により、電波ビーコン信号,DSRC信号,光ビーコン信号及び直流電源信号が重畳されたラインから、光ビーコン信号及び直流電源信号を分離して、光ビーコン信号を光ビーコン用回路ブロック2hに導くことが出来る。
尚、上記の説明では車載器本体2b内における信号分離を説明したが、光ビーコン信号送信時にヘッドユニット2a内で信号分離を行う場合も同様の方法で実現可能でありその記載は省略する。
図1は、図2に示した回路で信号分離を実現する際の、車載器本体2bの基板パターン構成例を示しており、ヘッドユニット2a(本図では記載省略)から同軸ケーブル2c(本図では記載省略)を通じて接続された車載器本体2bの基板内で、各種信号を用途に応じてDSRC回路ブロック2o,電波ビーコン用回路ブロック2s,光ビーコン用回路ブロック2hの各回路ブロックへ分離するための基板パターンを示している。この基盤パターンの元になる信号分離ブロック2wの回路は前述の通りであり、マイクロストリップライン1(MSL1)1a,マイクロストリップライン2(MSL2)1e,マイクロストリップライン3(MSL3)1g,マイクロストリップライン4(MSL4)1kはそれぞれ、図2のマイクロストリップライン1(2e),マイクロストリップライン2(2j),マイクロストリップライン3(2k),マイクロストリップライン4(2p)に対応する。
また、チップインダクタ1b,パターンライン1c,チップコンデンサ1d,5.8GHz帯バンドパスフィルタ(BPF)1f,チップコンデンサ1i,チップインダクタ1m,チップコンデンサ1nはそれぞれ、図2のインダクタ2f,パターンライン2g,コンデンサ2i,5.8GHz帯バンドパスフィルタ2n,コンデンサ2m,インダクタ2q,コンデンサ2rに対応している。なお、1j,1oはGNDパターンである。
2.5GHz帯電波ビーコン信号と5.8GHz帯DSRC信号を分離するために、5.8GHz帯DSRC信号の定在波をマイクロストリップライン3(1g)上に発生させる点については、その定在波の腹部分が信号ラインの分岐点1pに来る様に、この分岐点1pからチップコンデンサ1iを介してGNDパターン1jに容量接地する位置までのパターン長、即ちマイクロストリップライン3(1g)のパターン長がDSRCの信号周波数帯(5.8GHz)における電気長が90度の長さとなるように設定する。
そして2.5GHz帯電波ビーコン用回路ブロック2sの入力部においてはインピーダンス整合用のチップコンデンサ1n或いはチップインダクタ1mを設けられる様に基板上にランドを設け、これをGNDパターン1としているが、これによりインピーダンス整合を実現するにあたりインダクタ2qやコンデンサ2rの定数の選択自由度が広がる。これにより基板製作後に定数変更によるインピーダンス整合のチューニングが可能となり、開発期間を大幅に短縮することが可能となる。
尚、本基盤パターン例でも図2と同様にマイクロストリップライン1(1a),マイクロストリップライン2(1e),マイクロストリップライン3(1g),マイクロストリップライン4(1k)は特性インピーダンス50Ωとしている。更に光ビーコン用回路ブロック2hへ接続されるパターンライン1cは、光ビーコンへ送信する際に投光素子を駆動するための大電流が流れることを考慮に入れたパターン幅とする。
以上に示した信号処理ブロックの回路により、ヘッドユニットや車載器本体に大きな回路を追加することなく、車載器本体基板内、及びヘッドユニット基板内にて電波ビーコン信号,DSRC信号,光ビーコン信号及び直流電源信号が重畳されたラインから各種信号を分離し、用途に応じて分配することが可能となる。そして、複合車載器で用いるヘッドユニットを小型化することが出来ると共に、部品点数の増加を抑えヘッドユニットと車載器本体をつなぐ接続ケーブルの簡素化が図れるため、コストアップを抑えることが出来る。
本発明は、赤外線、或いは電波を伝送メディアとして情報を伝達する情報端末装置に適用可能であり、特に2.5GHz帯電波ビーコンと光ビーコンと5.8GHz帯DSRCサービスを利用するための複合車載器が、電波ビーコン用アンテナとDSRC用アンテナと光ビーコン用投受光部を1筐体に含んだヘッドユニット部と、電波ビーコン用回路ブロックと光ビーコン用回路ブロックとDSRC回路ブロックと車載器の制御処理部などを1筐体に含んだ車載器本体部とに分離された構成をとる場合に、2つの筐体を同軸ケーブルで接続し、同軸ケーブルには車載器本体部からヘッドユニット部への電源供給の他に少なくとも電波ビーコン受信信号とDSRC送受信信号と光ビーコン送受信信号を重畳してヘッドユニット部と車載器本体部との間を相互に伝送する場合に有効である。
本発明に係る車載器本体の信号分離ブロックに相当する基板パターン構成例である。 本発明に係る信号分離ブロックの回路構成例を示す図である。 本発明に係る信号分離ブロックの回路構成例を示す図である。 本発明に関する、路車間通信の概略図である。 本発明に係る光ビーコンと電波ビーコンとDSRC無線機を介したサービスを利用するための複合車載器のブロック図である。
符号の説明
1a,2e マイクロストリップライン1
1b,1m チップインダクタ
1c,2g パターンライン
1d,1i,1n チップコンデンサ
1e,2j マイクロストリップライン2
1f,2n 5.8GHz帯バンドパスフィルタ
1g,2k マイクロストリップライン3
1j,1o GNDパターン
1k,2p マイクロストリップライン4
1p パターン分岐点
2a ヘッドユニット
2b 車載器本体
2c 同軸ケーブル
2d,5f 同軸コネクタ
2f,2q,3v インダクタ
2h 光ビーコン用回路ブロック
2i,2m,2r,3w コンデンサ
2o DSRC回路ブロック
2s 電波ビーコン用回路ブロック
2t,2u 分岐点
2v 直流電源供給部
2w,5b 信号分離ブロック
4a 路側機
4d ダッシュボード
4e カーナビゲーションシステム
4g インタフェースケーブル
5c 電波ビーコン用アンテナ
5d DSRC用アンテナ
5e 光ビーコン用投受光部
5o 制御処理部
5p ICカードインタフェース
5q カーナビゲーションシステム用インタフェース

Claims (4)

  1. 少なくとも無線通信を行うためのアンテナ部と、赤外線通信を行うための投受光部と、前記アンテナ部と前記投受光部を駆動する駆動回路を一筐体に収めたヘッドユニット部と、少なくとも前記無線通信における信号を処理する無線信号用回路と、前記赤外線通信における信号を処理する赤外線通信用回路と、前記ヘッドユニット部に電源を供給するための電源回路を一筐体に収めた車載器本体部を備え、前記ヘッドユニット部と前記車載器本体は同軸ケーブルにて接続される車載器において、
    前記ヘッドユニット部は前記車載器本体からの前記同軸ケーブルを介した電源供給により動作し、前記ヘッドユニット部内で得られた無線通信用信号と赤外線通信用信号は重畳された信号として前記同軸ケーブルを介して前記車載器本体へ伝送され、
    前記車載器本体部は前記重畳された信号を無線通信用信号と赤外線通信用信号に分離する分離手段を有すること
    を特徴とする車載器。
  2. 少なくとも光ビーコン用送受信部と電波ビーコン用アンテナとDSRC用アンテナを一筐体に収めたヘッドユニット部と、少なくとも光ビーコン用信号回路と電波ビーコン用信号回路とDSRC用信号回路を一筐体に収めた本体部を同軸ケーブルにより接続する車載器において、
    前記同軸ケーブルは、光ビーコン信号と電波ビーコン信号とDSRC信号の少なくとも一つと、前記ヘッドユニット部を駆動するための電源信号が重畳された電気信号を伝送し、
    前記ヘッドユニット部と前記本体部は、前記電気信号に重畳された各信号を分離する信号分離部を備え、
    前記信号分離部は、
    電波ビーコン信号及びDSRC信号と光ビーコン信号及び電源信号を分離する周波数選択性を備えた回路と、
    電波ビーコン信号とDSRC信号が流れるラインの前記電波ビーコン用信号回路と前記DSRC用信号回路へ向かう分岐点から前記電波ビーコン用信号回路に向かうライン上にDSRC信号の定在波を発生させて、DSRC信号が電波ビーコン用回路方向へ流れることを阻止する信号分離手段とを有する
    ことを特徴とする車載器。
  3. 請求項2に記載の車載器において、前記信号分離手段は、前記分岐点から前記電波ビーコン用信号回路に向かうライン上の該分岐点からDSRC信号周波数帯の電気長が90度の位置で容量接地するためのコンデンサであることを特徴とする車載器。
  4. 請求項2に記載の車載器において、前記周波数特性を備えた回路は、電波ビーコン信号及びDSRC信号が通るラインから、光ビーコン信号が通るラインへの分岐は、電波ビーコン信号及びDSRC信号が通るラインからインダクタを介して光ビーコン信号が通るラインへ接続されており、該インダクタは光ビーコン信号周波数帯におけるインピーダンス特性が電波ビーコン信号周波数帯及びDSRC信号周波数帯におけるインピーダンス特性よりも小さな値であり、更に当該分岐からキャパシタを介して電波ビーコン信号及びDSRC信号が通るラインへ接続され、当該キャパシタは、光ビーコン信号周波数帯におけるインピーダンスが電波ビーコン信号周波数帯及びDSRC信号周波数帯におけるインピーダンスよりも大きな値であること
    を特徴とする車載器。
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