JP2009037753A - 操作パネル及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状部材の着脱が容易な操作パネルを提供する。
【解決手段】操作パネル1のパネル本体10の左右の凹部23,24に、操作ボタンBについての標記がなされた第2シート部材と、その標記が判読できる透明な第1シート状部材11とを重ねて取り付ける。第1シート状部材11の舌片35a,35b,37a,37bをパネル本体10側の舌片係合部に係合させる。この状態で、シート押さえ部材13の下面に突出された「L」字形のフックをパネル本体10側の透孔25a〜25c,26a〜26cに挿入し、さらに左方にスライド移動させることで、フックをパネル本体10が係合させる。これにより、シート押さえ部材13によって舌片35a,35bを押さえ込んで、第2シート状部材及び第1シート状部材11を簡単に取り付けることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置を操作するための操作ボタン等が配設された操作パネル、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置の操作パネルには、画像形成装置を操作するため等の多数の操作ボタンが配設されている。これらの操作ボタンには、それぞれの近傍に名称や機能を記載した表記がなされている(例えば、特許文献1,2参照)。
このうち特許文献1では、操作部本体にキー表示及び表示手段が設けられていて、その表面を操作シート(シート状部材)で覆っている。操作シートは、入力キー及び表示手段に対応する位置に、キー表示及び透明窓が設けられている。この操作シートを操作部本体に取り付けるには、操作シートの周縁部から突設されている装着突起を、操作シートを撓ませることにより、操作部本体に形成されている装着溝にはめ込むようにする。
一方、特許文献2では、操作パネルに対応する部分に透孔を有し、液晶ディスプレイに対応する部分に透明窓を有するパネルシート(シート状部材)を接着剤で貼り付けるようにしている。
特開平7−68901号公報 特開2003−158383号公報
しかしながら、上述の特許文献1では、シート状部材の着脱に際して、これを撓ませる必要があるため、シート状部材の材質や厚さが大きく制約されるという問題があった。
一方、特許文献2のものは、シート状部材は、操作パネルに接着剤で接着しているため、簡単に着脱することができないという問題があった。
そこで、本発明は、シート状部材についての材質や厚さに大きな制約を受けることがなく、しかも、シート状部材を簡単に着脱することができる操作パネル、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、パネル本体に配設された複数の押下可能な操作ボタンを備えた、画像形成装置の操作パネルに関する。この発明に係る操作パネルは、前記操作ボタンに対応する部分に透孔を有し、前記パネル本体に対する装着時に前記透孔から前記操作ボタンが突出される、着脱自在な第1シート状部材と、前記パネル本体に係合されることで、前記第1シート状部材を前記パネル本体に固定するシート押さえ部材と、を備え、前記第1シート状部材は、周端縁から外側に向けて突設された突起を有し、前記パネル本体は、表裏方向に貫通された取付孔を有し、前記シート押さえ部材は、前記突起を押さえ付けるシート押さえ本体と、前記シート押さえ本体の裏面側に突設されたフックとを有し、前記フックを前記取付孔に挿入して前記シート押さえ本体を一方向にスライド移動させることにより、前記フックが前記パネル本体の裏面側に係合されて、前記シート押さえ本体が前記突起を前記パネル本体との間に挟み込む、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る操作パネルにおいて、前記第1シート状部材は、前記突起を複数有し、前記パネル本体は、前記取付孔を複数有し、前記シート押さえ部材は棒状に形成されるとともに複数の前記フックを有する、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る操作パネルにおいて、前記シート押さえ本体を係合解除方向に移動させた際に、前記シート押さえ本体の先端に係合して、前記先端を持ち上げる第1傾斜面が、前記パネル本体に形成されている、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る操作パネルにおいて、前記突起は、前記第1シート状部材の上端縁に突設されていて、前記シート押さえ部材は、前記上端縁に沿って左右方向に配置される、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る操作パネルにおいて、前記パネル本体は、前記第1シート状部材が嵌り込む凹部を有する、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項6に係る操作パネルにおいて、前記パネル本体は、前記画像形成装置の原稿載置台が配設された上面になだらかに連続するように形成され、前記シート押さえ部材は、前記原稿載置台と前記パネル本体の間に配設されるとともに、上面に、前記原稿載置台から遠いほど上方に傾斜する第2傾斜面を有する、ことを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る操作パネルにおいて、前記第2傾斜面における最高高さ部分は、前記操作ボタンよりも高い位置に位置する、ことを特徴としている。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至8のいずれか1項に係る操作パネルにおいて、前記操作ボタンに対応する部分に透孔を有し、前記透孔から前記操作ボタンが突出されるように、前記第1シート状部材の下に装着される、着脱自在な第2シート状部材を備える、ことを特徴としている。
請求項9に係る発明は、請求項8に係る操作パネルにおいて、前記第2シート状部材は、前記操作ボタンについての標記がなされ、前記第1シート状部材は、前記第2シート状部材上に重ねたときに、前記標記が判読できる材料によって形成されている、ことを特徴としている。
請求項10に係る発明は、画像形成装置本体の上面に原稿載置台と操作パネルとを備えた画像形成装置に関する。この発明に係る画像形成装置は、前記操作パネルが、請求項1乃至9のいずれか1項に係る操作パネルである、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第1シート状部材をパネル本体に載せ、第1シート状部材の突起にシート押さえ部材のシート押さえ本体を載せてフックを取付孔に挿入し、そのままシート押さえ部材を一方向にスライド移動させることで、フックをパネル本体の裏面側に係合させるとともに、シート押さえ本体で第1シート状部材の突起を押さえ付ける、といった簡単な動作で、第1シート状部材をパネル本体に取り付けることができる。また、上述と逆に手順を踏むことで、パネル本体から第1シート状部材を簡単に取り外すことができる。また、この構成によれば、第1シート状部材の厚さが薄い場合も厚い場合も、さらに材質の異なる第1シート状部材に対してもほぼ同様に対応することが可能である。
請求項2の発明によれば、第1シート状部材の突起、パネル本体の取付孔、シート押さえ部材は、それぞれ複数設けられているので、棒状のシート押さえ部材によって第1シート状部材を安定的に保持することができる。
請求項3の発明によれば、装着状態のシート押さえ部材を係合解除方向(他方向)に移動させると、シート押さえ部材の先端が、パネル本体側の第1傾斜面に係合して、持ち上げられるので、シート押さえ部材を簡単に取り外すことができる。
請求項4の発明によれば、シート押さえ部材は、第1シート状部材の上端縁の突起を押さえつけることで、第1シート状部材を保持することができる。
請求項5の発明によれば、パネル本体は、第1シート状部材が嵌り込む凹部を有しているので、第1シート状部材が上方の出っ張ることがない。
請求項6の発明によれば、原稿載置台に載置された原稿を、操作パネル側にスライド移動させた場合に、原稿の先端部が、シート押さえ部材の第2傾斜面によって上方に持ち上げられるので、原稿の先端が操作ボタンに引っかかりにくくすることができる。
請求項7の発明によれば、第2傾斜面における最高高さ部分が、操作ボタンよりも高い位置に配置されているので、原稿を操作パネル場合にスライド移動させた場合に、その先端が、一層引っかかりにくくすることができる。
請求項8の発明によれば、第1シート状部材は、パネル本体との間に、第2シート状部材を挟持することができる。
請求項9の発明によれば、第2シート状部材の標記を、第2シート状部材の表面側を覆う第1シート状部材の上から判読することができる。これにより、例えば、第2シート状部材は、操作ボタン等についての情報を伝達するためのシートとして使用し、第1シート状部材は、第2シート状部材をカバーするカバー部材として使用することができ、第1シート状部材の着脱が容易であるため、第2シート状部材の交換も容易である。なお、例えば、第2シート状部材としては、操作ボタン等の説明を各国の言語で記載したもの等があげられる。
請求項10の発明によれば、画像読取装置における上述の請求項1〜7の効果を、画像形成装置として奏することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図7を参照して、本実施形態に係る操作パネルについて説明する。このうち、図1は、パネル本体10から第1シート状部材11、第2シート状部材12、シート押さえ部材13を取り外した状態を示す斜視図である。図2は、パネル本体10に第1シート状部材11及び第2シート状部材12を取り付けた状態を示す斜視図である。ただし、同図では、第2シート状部材12は、第1シート状部材11によって覆われてしまうので、図示されていない。図3は、パネル本体10に第1シート状部材11及び第2シート状部材12、シート押さえ部材13を取り付けた状態を示す斜視図である。図4は、シート押さえ部材13を取り外す際のスライド方向を説明する図である。図5(a)は、図4中の矢印A−A線矢視図である。(b)は、(a)における右端側の部分を拡大した図である。図6(a)は、シート押さえ部材55の変形例を説明する左側面図である。(b)は同じく正面図である。図7は、シート押さえ部材13の変形例である、シート押さえ部材55を説明する斜視図である。
図1〜図3に示すように、操作パネル1は、パネル本体10と、第1シート状部材11と、第2シート状部材12と、シート押さえ部材13と、複数の操作ボタン(操作キー)Bを備えていて、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置におけるユーザ等の使用者が使用しやすい位置、例えば、画像形成装置本体の上部の前側(操作時に使用者が立つ側)に配設されている。
パネル本体10は、本実施形態では、上辺20の方が下辺21よりも長い、左右方向に長いほぼ台形状に形成されている。パネル本体10の左右方向の中央部には、画像形成装置についての種々の情報を表示する液晶パネル22が配置されている。パネル本体10における左側及び右側には、後述する第1シート状部材11及び第2シート状部材12が丁度、嵌り込む形状及び大きさの凹部23,24が設けてある。凹部23,24の深さは、第1シート状部材11の厚さと第2シート状部材12の厚さとを加えた寸法よりも少し大きい寸法に設定されている。これは、凹部23,24に、後述するように第2シート状部材12に第1シート状部材11を重ねて配置したときに、上側の第1シート状部材11の端縁がパネル本体10から上方に不要に出っ張ることを防止するためである。凹部23の底部23aには、主に横長の種々の大きさの長方形状の操作ボタンBが整列状態で配列され、また、凹部24の底部24aには、大小種々の円形の操作ボタンBが整列状態で配列されている。パネル本体10の凹部23,24の底部23a,24aにおける、これら操作ボタンBに対応する位置には、これらと同形で、これらよりもわずかに大きい透孔(不図示)が、パネル本体10を表裏方向に貫通するように穿設されている。そして、各操作ボタンBは、これら透孔を裏面側から表面側に貫通し、さらに後述する第2シート状部材12及び第1シート状部材11を貫通して、第1シート状部材11の表面から少し突出するようになっている。ユーザ等の使用者は、これら複数の操作ボタンBのうちから、適宜なものを選択して押下することにより、画像形成装置に対して種々の設定を行うことができるようになっている。
パネル本体10の左の凹部23の底部23aにおける上端近傍には、左右方向に3個の透孔(取付孔)25a,25b,25cが設けてある。これら透孔25a,25b,25cは、左右方向に長い長方形状に形成されていて、底部23aを表裏方向に貫通している。左側の透孔25aの右隣、及び中央の透孔25bと右側の透孔25cとの間には、長方形状の凹部である舌片係合部27a,27bが形成されている。これら舌片係合部27a,27bは、底部23aをさらに掘り下げるように形成されていて、中央には、ピン状の突起28a,28bが突設されている。これら舌片係合部27a,27bには、後述する左の第1シート状部材11の上端(周端縁)から突設された舌片(突起)35a,35bが係合される。また、底部23aの上部の右端側には、底部23a側からパネル本体10の表面10a側に傾斜する第1傾斜面32aが形成されている。
パネル本体10の右の凹部24にも、上述の左の凹部23と同様の、透孔(取付孔)26a,26b,26cと、舌片係合部30a,30bと、突起31a,31bと、第1傾斜面32bが形成されている。パネル本体10の右の凹部24の底部24aにおける上端近傍には、左右方向に3個の透孔26a,26b,26cが設けてある。これら透孔25a,25b,25cは、左右方向に長い長方形状に形成されていて、底部24aを表裏方向に貫通している。左側の透孔26aと中央に透孔26bとの間、及び中央の透孔26bと右側の透孔26cとの間には、長方形状の凹部である舌片係合部30a,30bが形成されている。これら舌片係合部30a,30bは、底部24aをさらに掘り下げるように形成されていて、中央には、ピン状の突起31a,31bが突設されている。これら舌片係合部30a,30bには、後述する右の第1シート状部材11の上端(周端縁)から突設された舌片(突起)37a,37bが係合される。また、底部24aの上部の右端側には、底部24a側からパネル本体10の表面10a側に傾斜する第1傾斜面32bが形成されている。
第2シート状部材12は、本実施形態では、パネル本体10の液晶パネル22の左側と右側とに配置されている。左の第2シート状部材12は、上述の左の凹部23とほぼ同形に形成されていて、操作ボタンBに対応する部分には、これらよりもわずかに大きい透孔Hが穿設されている。左の第2シート状部材12は、左の凹部23における上端部が省略されている。つまり、左の第2シート状部材12を凹部23に取り付けて、各操作ボタンBが透孔から突出するようにした場合、左の第2シート状部材12は、上述の透孔25a,25b,25c、舌片係合部27a,27b、第2傾斜面32aは覆うことなく、これらを露出させている。ここの部分には、後述する左のシート押さえ部材13が配置されるようになっている。
右の第2シート状部材12は、上述の右の凹部24とほぼ同形に形成されていて、操作ボタンBに対応する部分には、これらよりもわずかに大きい透孔Hが穿設されている。右の第2シート状部材12は、右の凹部24における上端部が省略されている。つまり、右の第2シート状部材12を凹部24に取り付けて、各操作ボタンBが透孔から突出するようにした場合、右の第2シート状部材12は、上述の透孔26a,26b,26c、舌片係合部30a,30b、第2傾斜面32bは覆うことなく、これらを露出させている。ここの部分には、後述する右のシート押さえ部材13が配置されるようになっている。
左右の第2シート状部材12は、例えば、薄い合成紙によって形成されていて、操作ボタンについての説明が、画像形成装置が出荷された各国の言語によって標記されている。左右の第2シート状部材12は、特にパネル本体10に対する取付手段を有しておらず、左右の凹部23,24の底部23a,24に載せられた状態で、後述する左右の第1シート状部材11によって上から押さえられることで、パネル本体10に取り付けられる。
本実施形態では、第1シート状部材11は、パネル本体10の液晶パネル22の左側と右側とに配置されている。左の第1シート状部材11は、上述の左の第2シート状部材12とほぼ同形に形成されていて、操作ボタンBに対応する部分には、これらよりもわずかに大きい透孔Hが穿設されている。左の第1シート状部材11は、左の第2シート状部材12とは異なり、上端縁に2つの舌片35a,35bが突設されている。これら舌片35a,35bの中央には、透孔36a,36bが穿設されている。左の第1シート状部材11は、上述の左の凹部23に載せた左の第2シート状部材12の上に被せるように載せる。これにより、左の第1シート状部材11の透孔Hを操作ボタンBが貫通し、また、左の第1シート状部材11の舌片35a,35bが、舌片係合部27a,27bに係合されるとともに、舌片35a,35bの透孔36a,36bが、舌片係合部27a,27bの突起28a,28bに係合される。この左の第1シート状部材11が取り付けられた状態において、第1シート状部材11の上端の上方に位置する、パネル本体10側の透孔25a,25b,25c、第1傾斜面32aは、露出された状態となっている。これらには、後述する左のシート押さえ部材13が係合されることになる。
右の第1シート状部材11は、上述の第1シート状部材11とほぼ同様の形成されている。すなわち、右の第1シート状部材11は、上述の右の第2シート状部材12とほぼ同形に形成されていて、操作ボタンBに対応する部分には、これらよりもわずかに大きい透孔Hが穿設されている。右の第1シート状部材11は、右の第2シート状部材12とは異なり、上端縁に2つの舌片37a,37bが突設されている。これら舌片37a,37bの中央には、透孔38a,38bが穿設されている。右の第1シート状部材11は、上述の右の凹部24に載せた右の第2シート状部材12の上に被せるように載せる。これにより、右の第1シート状部材11の透孔Hを操作ボタンBが貫通し、また、右の第1シート状部材11の舌片37a,37bが、舌片係合部30a,30bに係合されるとともに、舌片37a,37bの透孔38a,38bが、舌片係合部30a,30bの突起31a,31bに係合される。この右の第1シート状部材11が取り付けられた状態において、第1シート状部材11の上端の上方に位置する、パネル本体10側の透孔26a,26b,26c、第1傾斜面32bは、露出された状態となっている。これらには、後述する右のシート押さえ部材13が係合されることになる。
左右の第1シート状部材11は、パネル本体10に、第2シート状部材12に重ねるようにして取り付けたときに、操作ボタンBについての第2シート状部材12の標記を上から透かして判読することができるような素材、例えば、透明なプラスチックによって形成されている。本実施形態の構成によると、第1シート状部材11の厚さについては、従来例とはことなり、構成上に制約を受けることなく、任意の厚さに設定することができる。
シート押さえ部材13は、本実施形態では、パネル本体10の液晶パネル22の左側と右側とに配置されている。なお、左右のシート押さえ部材13は、同様の構成であるので、以下では左のシート押さえ部材13についてのみ説明し、右のシート押さえ部材13については説明を省略する。図2に示すように、左右方向に長い棒状に形成されている。左のシート押さえ部材13は、図5(a)に示すように、左右方向に長い押さえ部材本体40と、押さえ部材本体40の下面に突設された3個のフック41a,41b,41cとを有している。なお、図5(b)には、(a)のフック41c近傍の拡大図を示している。3つのフック41a,41b,41cは、「L」字形に形成されていて、上述のパネル本体10側の、凹部23の透孔25a,25b,25cに対応する位置に突設されている。これらフック41a,41b,41cは、透孔25a,25b,25cに上方から挿入し、シート押さえ本体40を図5(a)中の左方にスライド移動させることで、パネル本体10の裏面側に係合させることができる。図5(a)では、この係合状態を図示している。これらフック41a,41b,41cがパネル本体10側に係合されることで、シート押さえ本体40の裏面側によって第1シート状部材11の舌片35a,35bを上方から(表面側から)押さえ付ける。これにより、パネル本体10に対して第1シート状部材11を固定することができる。同時に、パネル本体10と、これに固定された第1シート状部材11との間に、第2シート状部材12を挟み込んで保持することができる。
シート押さえ部材13のシート押さえ本体40の右端部における裏面側には、パネル本体10側の第1傾斜面32aに対応する第3傾斜面42が形成されている。これにより、図5(a),(b)に示す係合状態のシート押さえ部材13を、図4中の矢印K方向にスライド移動させて取り外す際に、第3傾斜面42が、パネル本体10側の第1傾斜面32aに乗り上げるので、シート押さえ部材13は、各フック41a,41b,41cの係合が解除されるとともに、右端側が上方に持ち上げられる。これにより、シート押さえ部材13の取り外しが容易となる。なお、右にシート押さえ部材13についても左のシート押さえ部材13と同様に構成されていて、パネル本体10に対する着脱が左のシート押さえ部材13と同様に容易である。
以上で、操作パネル1の構成要素であるパネル本体10、第1シート状部材11、第2シート状部材12、シート押さえ部材13等の構成についての説明を終える。
上述構成の操作パネル1によれば、左右の第2シート状部材12は、パネル本体10の左右の凹部23,24とほぼ同形に形成されているので、左右の凹部23,24に載せることにより、透孔Hから操作パネルBが突出される。つまり、左右の第2シート状部材12は、凹部23,24に載せるのみで取り付けを完了する。また、右の第1シート状部材13についても、左右の凹部23,24とほぼ同形に形成されているので、凹部23,24内の左右の第2シート状部材12に重ねるように載せることで、取り付けることができる。このとき、左右の第1シート状部材11は、舌片35a,35b、37a,37bの透孔36a,36b、38a,38bがパネル本体10側の突起28a,28b、31a,31bに係合されることで、前後左右の位置決めがなされる。この状態で、上述のようにして、左右のシート押さえ部材13を、そのフック41a,41b,41c等をパネル本体10側の透孔25a,25b,25c,26a,26b,26cに挿入して、左方にスライド移動させる。これにより、フック41a,41b,41c等をパネル本体10の裏面側に係合させて、シート押さえ部材13全体をパネル本体10に取り付けて、第1シート状部材11を固定し、さらに固定された第1シート状部材11を介して、第2シート状部材12を固定することができる。
以上のように、工具や接着剤等を使用することなく、簡単な動作で、パネル本体10に対して、第1シート状部材11及び第2シート状部材12を取り付けることができる。また、上述と逆の手順を踏むことで、第1シート状部材11及び第2シート状部材12を簡単に取り外すことができる。上述のように、第1シート状部材11を、第2シート状部材12のカバー部材として使用する場合には、必要に応じて、第2シート状部材12の交換(差し替え)を簡単に行うことができる。
図5(a),(b)を参照して、上述のシート押さえ部材13の変形例である、シート押さえ部材55について説明する。
上述のシート押さえ部材13は、図2に示すようにその上面が平坦に形成されていた。これに対し、変形例のシート押さえ部材55は、図6(a),図7に示すように、その上面に第2傾斜面56を有している。これらの図に示すように、本例では、画像形成装置50の上面50aに、画像の読取対象となる原稿Dがその画像面を下方に向けて載置されるコンタクトガラス(原稿載置台)51が配設されている。また、コンタクトガラス51の左端側には、原稿Dの左端が押し当たられる指示板52が前後方向に向けて載置されている。これらコンタクトガラス51や指示板52が配設された上面50aは、水平面状に形成されている。操作パネル1全体は、画像形成装置本体50から前方の飛び出すように配置されていて、パネル本体10の表面(上面)10aは、画像形成装置50の上面50aに対して、前端側が下方に下がった緩い傾斜をもって連続されている。そして、シート押さえ部材55は、画像形成装置50の上面50と、パネル本体10の表面10aとの境界近傍に左右方向を設けて配設されている。
シート押さえ部材55の上面に形成された第2傾斜面56は、シート押さえ部材55の左右方向の全長にわたって形成されており、また、奥側が低く、手前側が高い傾斜面に形成されている。この第2傾斜面56における最高高さ部分56aは、操作パネル本体10に配置されている操作ボタンBよりも高い位置に位置するように形成されている。
シート押さえ部材55がこのような第2傾斜面56を有していることにより、図7に示すように、コンタクトガラス51上に載置されている原稿Dを手前側に引き出して取り除く際に、原稿Dの先端D1が第2傾斜面56に沿って押し上げられるので、先端D1が操作ボタンBに引っかかって原稿Dが折れ曲がったり、操作ボタンBが誤って押下されたりする不具合を防止することができる。
以上説明した実施形態では、パネル本体10に対して、第1シート状部材11と第2シート状部材12との2種類のものを取り付ける場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第2シート状部材12を省略して、第1シート状部材11を単独で使用して、これをシート押さえ部材13によって固定するようにしてもよい。この場合には、例えば、操作ボタンBについての標記は、第1シート状部材11に対して直接的に付すようにすればよい。ただし、上述のように、第1シート状部材11と第2シート状部材12とを有する場合には、例えば、多数の画像形成装置を世界各国に出荷するような場合、第1シート状部材11は、第2シート状部材12のカバー部材としてすべての画像形成装置50に共通に使用し、パネル本体10に取り付けておく。そして、各国の言語に対応させた標記が必要な第2シート状部材12については、出荷時にパネル本体10に取り付けることなく、別にしておいたり、現地で取り付けるようにしたりする。このような態様とすることで、操作パネル10の組み立て工数を低減するとともに、第2シート状部材12を簡単に、安価に作ることができるので、その分、全体のコストを低減することも可能となる。
上述では、本発明を画像読取装置の操作パネルに使用する場合を例に説明したが、本発明は、これ以外に、操作パネルを使用する一般的な装置に対して広く適用することができる。
パネル本体から第1シート状部材、第2シート状部材、シート押さえ部材を取り外した状態を示す斜視図である。 パネル本体に第1シート状部材及び第2シート状部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 パネル本体に第1シート状部材及び第2シート状部材、シート押さえ部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 シート押さえ部材を取り外す際のスライド方向を説明する図である。 (a)は図4中の矢印A−A線矢視図であり、b)は(a)における右端側の部分を拡大した図である。 (a)はシート押さえ部材の変形例を説明する左側面図であり、(b)は同じく正面図である。 変形例としてのシート押さえ部材を説明する斜視図である。
符号の説明
1……操作パネル、10……パネル本体、11……第1シート状部材、12……第2シート状部材、13……シート押さえ部材、23,24……凹部、25a,25b,25c,26a,26b,26c……透孔(取付孔)、32a,32b……第1傾斜面、35a,35b,37a,37b……舌片(突起)、40……シート押さえ本体、41a,41b……フック、50……画像形成装置、50a……上面、51……コンタクトガラス(原稿載置台)、55……シート押さえ部材、56……第2傾斜面、56a……最高高さ部分、B……操作ボタン、H……透孔、

Claims (10)

  1. パネル本体に配設された複数の押下可能な操作ボタンを備えた、画像形成装置の操作パネルにおいて、
    前記操作ボタンに対応する部分に透孔を有し、前記パネル本体に対する装着時に前記透孔から前記操作ボタンが突出される、着脱自在な第1シート状部材と、
    前記パネル本体に係合されることで、前記第1シート状部材を前記パネル本体に固定するシート押さえ部材と、を備え、
    前記第1シート状部材は、周端縁から外側に向けて突設された突起を有し、
    前記パネル本体は、表裏方向に貫通された取付孔を有し、
    前記シート押さえ部材は、前記突起を押さえ付けるシート押さえ本体と、前記シート押さえ本体の裏面側に突設されたフックとを有し、前記フックを前記取付孔に挿入して前記シート押さえ本体を一方向にスライド移動させることにより、前記フックが前記パネル本体の裏面側に係合されて、前記シート押さえ本体が前記突起を前記パネル本体との間に挟み込む、
    ことを特徴とする操作パネル。
  2. 前記第1シート状部材は、前記突起を複数有し、
    前記パネル本体は、前記取付孔を複数有し、
    前記シート押さえ部材は棒状に形成されるとともに複数の前記フックを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作パネル。
  3. 前記シート押さえ本体を係合解除方向に移動させた際に、前記シート押さえ本体の先端に係合して、前記先端を持ち上げる第1傾斜面が、前記パネル本体に形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作パネル。
  4. 前記突起は、前記第1シート状部材の上端縁に突設されていて、
    前記シート押さえ部材は、前記上端縁に沿って左右方向に配置される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の操作パネル。
  5. 前記パネル本体は、前記第1シート状部材が嵌り込む凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の操作パネル。
  6. 前記パネル本体は、前記画像形成装置の原稿載置台が配設された上面になだらかに連続するように形成され、
    前記シート押さえ部材は、前記原稿載置台と前記パネル本体の間に配設されるとともに、上面に、前記原稿載置台から遠いほど上方に傾斜する第2傾斜面を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の操作パネル。
  7. 前記第2傾斜面における最高高さ部分は、前記操作ボタンよりも高い位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の操作パネル。
  8. 前記操作ボタンに対応する部分に透孔を有し、前記透孔から前記操作ボタンが突出されるように、前記第1シート状部材の下に装着される、着脱自在な第2シート状部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の操作パネル。
  9. 前記第2シート状部材は、前記操作ボタンについての標記がなされ、
    前記第1シート状部材は、前記第2シート状部材上に重ねたときに、前記標記が判読できる材料によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の操作パネル。
  10. 画像形成装置本体の上面に原稿載置台と操作パネルとを備えた画像形成装置において、
    前記操作パネルが、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の操作パネルである、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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