JP2009037712A - 記録再生装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転送モードに必要ないデータベーステーブル作成等を行うことなく、直接転送モードに移行できる記録再生装置を提供する。
【解決手段】記憶媒体のデータベーステーブルを作成する前に、再生モードであるか転送モードであるかを判断し、転送モードのときはデータベーステーブルを作成せず、直接転送モードに設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録再生装置及びその制御方法に関し、詳しくは、データベーステーブル展開前に、再生モードであるか転送モードであるかを判断するように構成した記録再生装置及びその制御方法に関する。
ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)やSDカード(Secure Digital Card)、マルチメディア・メモリカード(Multimedia Memory Card:MMC)、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(Compact Flash Card:CFカード)等の記憶装置を備えた記録再生装置を、USB(Universal Serial Bus)を介してパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器に接続して、種々の操作を行うことが多い。
また、これら記憶装置を内蔵する電子機器では、ポータブル・オーディオプレイヤなどの音楽再生装置に限らず、デジタルカメラ等においても、ホスト機器にUSB端子を介して接続すると、PC側は接続された機器が、HDDやFDのようなドライブ装置として自動的に認識するようになっている。このような機能は、USBマスストレージクラス(USB mass storage class)、あるいはUSBストレージクラスと呼ばれ、この機能を使用すれば製品添付の専用のアプリケーションをインストールすることなくエクスプローラ等からHDDと同様に画像や音楽ファイルの転送や削除が可能となる。
このようなシステムの使用例や動作例としては、記録再生装置の電源を立ち上げると、記録再生装置の初期処理として、予め記録再生装置内に記録・格納されている音楽や映像データのデータベースを作成してSDRAM等のメインメモリに展開する。データベース構築完了後、記録再生装置はReady状態となり、ユーザの再生ファイルの指定等の操作に応じて、所要のデータベースファイルが読み出され再生される(再生モード)。あるいは、ホスト機器と記録再生装置との間で音楽や映像データを転送し、それらを記録・格納することもできる(接続転送モード)。この接続/転送モード(以下単に「転送モード」と云う)を利用すれば、音楽や映像データの再生装置としてだけでなく、単に、ホスト機器の外部ストレージデバイスとして利用することもできる。つまり、再生はできないデータファイルであるが、各種データを保存するメモリとして使用することも可能である。
図9は、記録再生装置をPC等のホスト機器に接続した場合の記録再生装置の初期処理の例を示すフローチャートである。処理がスタートすると、先ず、記憶媒体のマウント処理を行う(S31)。マウント処理とは、電源が投入された際、記憶媒体よりデータを取得し、データベーステーブルを作成する処理を含んだものである(S32)。データテーブルを構築すると、それに基づいて表示部に再生リストを表示し(S33)、USBドライバ接続を行うとともに(S34)、再生モードか転送モードのどちらかを選択するように促す表示を行う(S35)。この表示に基づいてユーザが転送モードを選択すると(S36、Yes)、USBドライバの初期化と起動処理を実行し(S37)、USBドライバの接続を待つ(S38)。一方、上記S36のモード選択において、再生モードが選択された場合は(S36、No)、そのまま処理を終了する。
このような処理において、記録再生装置からデータを読み出してデータテーブルを作成する途中に、何等かの原因で異常状態に陥ると、処理がストップしてしまうことが多々発生する。
このようなトラブル処理に対応するために、例えば特許文献1に開示されているように、情報処理装置のメインシステム制御部がメモリカード装着を示す信号を受け取ると、サブシステム制御部に、装着されたメモリカードへのアクセス命令情報を送信し、メインシステム制御部は、この信号を受け取ると、リセット信号を発生して処理を最初からやり直すように構成している。
特開2007−102419公報
しかしながら、以上説明したような従来の記録再生装置では、次のような不具合には対応できなかった。第一に、記録再生装置を単なる記憶媒体として使用する場合であっても、図8のS32に示すように記憶媒体より取得したデータに基づいてデータベーステーブルを作成し、SDRAMの内蔵メモリに展開した上で、再生モードであるか転送モードであるかを判断するので、転送モードにおいては必要ない処理を行うことになり、迅速に転送モードに移行できない。この不具合は、内蔵するデータ量に比例して処理時間を要するので、大容量記録装置が安価に利用できるようになった近年の記録再生装置においては、大きな問題であった。
第二に、このようなデータベーステーブル構築の際、データの一部に欠落や破壊された部分があると(データそのものに欠落や破壊がある場合を含む)データベース構築処理が終了せず、処理がストップして装置が無応答状態(フリーズ)に陥ってしまうことがあった。その場合ユーザは、記録再生装置をホスト機器とのUSB接続を行うことが出来ず、転送処理のみならずデータの修正や削除を行うことができなかった。
特許文献1には、異常状態発生時に自動的にリセット処理を行う手段が開示されているが、上述した二つの問題点は、機器のリセットで解決できるものではない。つまり、リセット処理を繰返しても、データの修正や修復が行われることはなく、単に同じ処理を繰返すに留まる。また、異常が発生しない場合であっても、転送モードに直接移行できないと云う不具合に対応するものではなかった。
本発明は、このような従来の記録再生装置に関する事情に鑑みてなされたものであって、記録再生装置の起動時に、使用目的によっては必要のない処理を省略し、又は、必要に応じて、記録内容の修正や削除等の処理を優先して実行できるようにした記録再生装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1記載の記録再生装置では、CPUと必要なプログラムを記憶したメモリを含む主制御部と、プログラム処理やデータベーステーブル展開用のメインメモリと、記録内容を表示する表示部と、各種データを記録可能な記憶媒体と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、を備えた記録再生装置において、前記記憶媒体からデータを取得してデータベーステーブルを作成する前に、設定された処理モードが再生モードであるか転送モードであるかを判断する手段と、処理モードが転送モードであるときは前記記憶媒体からデータを取得してデータベーステーブルを作成することなくインターフェース手段を起動するように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の記録再生装置において、上記設定された処理モードを判断する手段が、再生モードであるか転送モードであるかをユーザに選択させるモード選択表示手段を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の記録再生装置において、上記設定された処理モードを判断する手段が、モード選択用の機械式スイッチを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、CPUと必要なプログラムを記憶したメモリを含む主制御部と、プログラム処理やデータベーステーブル展開用のメインメモリと、記録内容等を表示する表示部と、各種データを記録可能な記憶媒体と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、モード切替用スイッチと、を備えた記録再生装置の制御方法において、記憶媒体のマウント処理と、前記モード切換用スイッチからユーザが設定したモードを判断する処理と、設定モードとして転送モードが選択されたときはデータベーステーブルを作成することなくインターフェース手段を起動する処理と、再生モードが選択された場合は記憶媒体からデータを取得するステップと、該取得したデータをメインメモリにデータベーステーブルを作成する処理と、作成したデータベーステーブルを表示する処理とを、含むことを特徴とする。
本発明は以上のように構成し、又は制御するので、夫々以下のような効果が得られる。
請求項1記載の発明は、主制御部、メインメモリ、表示部、記憶媒体、外部接続用インターフェース、を備えた記録再生装置において、データベーステーブルを作成する前に、再生モードか転送モードかを判断し、転送モードであるときはデータベーステーブルを作成することなくインターフェース手段を起動するように構成したので、転送モードの場合は必要のない処理を省略して直ちに転送処理に移行することが出来る。また、万一、再生モードを処理中にデータの欠落や破壊等によってトラブルが発生した場合は、リセット後、転送モードを選択すれば、データ内容の修復を行うことができるようになる。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の記録再生装置において、上記設定された処理モードを判断する手段が、再生モードであるか転送モードであるかをユーザに選択させるモード選択表示手段を備えたので、ユーザが希望するモードの選択を、表示画面を利用して行うことができる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の記録再生装置において、設定された処理モードを判断する手段に、モード選択用の機械式スイッチを備えたので、ユーザが機械式スイッチを操作することによって希望するモード選定を設定可能である。
請求項4記載の発明は、請求項1、請求項2記載の記録再生装置を処理手順として実現したので、それらの処理を実施可能なようにプログラムを作成することが可能である。従って、所用のコンピュータ機能を内蔵している記録再生装置であれば、これらのプログラムをインストールすることによって、ソフトウエア的に上述した本発明を実施可能であり、請求項1、2記載の記録再生装置と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明に係る記録再生装置の一実施例を示すブロック図である。この例に示す記録再生装置1は、装置全体の制御を行うCPUと必要なプログラムを格納したROMやRAM等を内蔵した主制御部2と、操作部3、表示部4、SDRAMやDDR・SDRAM等からなるメインメモリ5と、インターフェースとして、外部装置とUSB接続するためのUSBドライバ7とを含んでいる。なお、記録再生装置1は、この例ではUSBドライバ7を介してホスト機器であるPC(パソコン)と接続された状態を示している。この構成そのものは、従来のものと変わるところはないが、以下に説明する処理に特徴を有する。
図2は、以上のように構成した本発明に係る記録再生装置の制御例を示すフローチャートである。この例では、処理がスタートすると、先ず記憶媒体のマウント処理を行い(S1)、次に再生モードであるか転送モードであるかの選択画面の表示を行うとともに(S2)、ユーザが希望するモードがどちらであるかを判断する(S3)。この判断の結果が転送モードである場合は(S3、Yes)、データベーステーブル作成等の処理を行うことなく、USBドライバの初期化及び起動処理を行った後(S4)、USBドライバの接続を待つ。その後、ホスト機器8とUSBケーブルを介してデータ転送や格納処理を行い、ホスト機器とのデータ転送が終了しUSBケーブルが取り外された場合、データベース構築を行うことなくUSBの接続待機状態に移行する(S5)。
一方、上記S3におけるユーザの選択が再生モードである場合は(S3、No)、記憶媒体よりデータを取得し、データベーステーブルを作成するとともに(S6)、データベーステーブルを基に表示部に再生リストを表示する(S7)。なお、再生モードにおいて、ホスト機器とUSB接続された場合は、従来と同じように再生モード又は転送モードに切換える選択画面を表示する。また、上記S3において表示する画面の例としては、例えば図3に示すものが考えられ、ユーザは操作部3によりUSB接続モード(接続/転送モード)か再生モードかどちらかを選択して設定する。
この処理方法によれば、上述した従来の記録再生装置における不具合は、いずれも解消される。即ち、記憶媒体のデータ取得とデータベーステーブル作成の前に、再生モードであるか転送モードであるかの選択を行うので、転送モードが選択された場合は、データベーステーブル作成等の必要のない処理を省略して直ちに転送処理に移行することが出来るので、時間短縮効果が得られる。また万一、再生モードを処理中にデータの欠落や破壊等によってトラブルが発生した場合は、何等かのリセット処理後、転送モードを選択することによって、ホスト機器と接続し、欠損データ部分の修復や一部削除等の、データの修復を行うことができるようになる。
本発明はこの例に留まることなく種々の変形や変更が可能である。
図4は本発明の他の実施例を示すブロック図である。上記図1と同一部分は同一符号を付して、重複する説明は省略する。図4において、図1と相違する部分は、主制御部2のアナログ・デジタル変換部(A/D)9に、転送/再生切替スイッチ10を備えた点であり、このスイッチとしては例えば、図5に示すように転送モードと再生モードを識別する信号をCPUのA/D9に供給する機械的スライド式の構造のものとする。
このように構成した記録再生装置1においては、起動する前に上記切替スイッチ10を操作して、予め転送モードか再生モードか希望するモードに切換えておく。この状態で装置を起動すると、スイッチ10の設定に対応した信号がCPUに伝達されるので、それを判断して転送モードと再生モードのいずれかの処理を実行する。その際のフローは、図3のS3において、上記スイッチ10の設定値に基づいて再生モードか転送モードかを判断すればよい。
図6乃至図8は、本発明の他の実施例を示す図で、この実施例は図4の構成において、図5に示すスイッチ10の構成を図6に示すものに変更したものである。即ち、図6に示すスイッチはプッシュ式スイッチであり、スイッチを押圧する時間によって再生モードであるか、転送モードであるかを判断するように構成したものである。このスイッチはモード選択専用に設けることも出来るが、電源投入スイッチと兼用すれば部品点数の削減効果が得られるので、この例では、電源投入スイッチ兼用の場合を説明する。
図7は、この変形実施例におけるスイッチ10の操作の様子を説明する図である。この例では、記録再生装置に電源を投入するために電源スイッチ兼用モード選択スイッチ10が操作される。このときユーザは、再生モードを希望する場合は短時間(通常の操作と同じように例えば1秒程度)電源スイッチを押圧するが、転送モードを希望する場合は、例えば約3秒間程度以上、電源スイッチを押圧する。この操作に基づき、図7に示すように、電源スイッチが押圧されると、CPUに接地電位(低電圧)信号が供給されて、記録再生装置に電源が供給されて、CPUは直ちに当該スイッチの押圧時間の計数を開始する。そして、例えば上述したように判定時間閾値として設定した3秒間経過しても電源スイッチが押圧されている場合は、接続/転送モードであるものと判断するが、3秒以下である場合は再生モードであると判断する。再生モードと転送モードのどちらを長く押圧するかの設定は任意であるが、多く使用する方を短時間押圧の方に対応させるのが好ましい。また、どちらにするかユーザに自分の好みに合わせて変更設定するように構成することもできるし、判定時間閾値についても、ユーザの好みに応じて設定できるように構成してよい。
図8は、この構成における処理フローの例を示すもので、図2に示した例とほぼ同じであるが、上述したような電源投入時のスイッチの押圧によるモード設定を行う点が特徴的である。
即ち、図8に示す処理フローがスタートすると、記憶媒体のマウント処理を行い(S10)、電源スイッチ(キー処理)の押圧時間をタイマ機能によって監視し(S11)、監視の結果が再生モードであるか、転送モードであるかを判断する(S12)。この判断の結果が転送モードである場合は(S12、Yes)、データベーステーブル作成等の処理を行うことなく、USBドライバの初期化及び起動処理を行った後(S13)、USBドライバの接続を待つ。その後、ホスト機器8とUSBケーブルを介してデータ転送/格納処理を行い、ホスト機器とのデータ転送が終了し、USBケーブルが取り外された場合、データベーステーブル構築を行うことなくUSBの接続待機状態に移行する(S14)。
一方、上記S12におけるユーザの選択が再生モードである場合は(S12、No)、記憶媒体よりデータを取得し、データベーステーブルを作成するとともに(S15)、データベーステーブルを基に表示部に再生リストを表示する(S16)。なお、再生モードにおいて、ホスト機器とUSB接続された場合は、従来例と同じように再生モード又は転送モードに切換える選択画面を表示する。
本発明は更に、種々の変形が可能である。例えば、記録再生装置の記憶媒体が、着脱可能な、SDカード(Secure Digital Card)、マルチメディア・メモリカード(Multimedia Memory Card:MMC)、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(Compact Flash Card:CFカード)等の記憶装置であってもよい。また、メインメモリとして、SDRAMに代わり、一クロックで二つのデータ転送が可能なDDR SDRAM(Double Data rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)
を使用することも可能である。
また、図1に示した記録再生装置では、記憶媒体6が装置内蔵の例を示したが、着脱式のメモリであっても良く、更に、USB端子を介して他の記録再生装置等を接続した場合においても、内蔵記憶媒体と同じように機能させることもできる。
また、本発明による記録再生装置の制御方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができ、このようなプログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記憶媒体に記録すれば、記憶媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。また、プログラムを格納する記憶媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよく、また、ロードしたプログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明に係る記録再生装置の一例を示すブロック図。 本発明の記録再生装置の制御方法の例を示すフローチャート。 本発明において使用する表示画面の一例を示す図。 本発明の記録再生装置の他の実施例を示すブロック図。 本発明において使用するスイッチの例を示す構成図。 本発明において使用するスイッチの他の例を示す構成図。 本発明において使用するスイッチの動作の例を示すタイミング図。 本発明の記録再生装置の他の制御例を示すフローチャート。 従来の記録再生装置の制御例を示すフローチャート。
符号の説明
1 記録再生装置、2 主制御部、3 操作部、4 表示部、5 メインメモリ(SDRAM)、6 記憶媒体、7 USBドライバ、8 ホスト機器(PC等)、9 A/D(アナログ・デジタル変換器)、10 スイッチ。

Claims (4)

  1. CPUと必要なプログラムを記憶したメモリを含む主制御部と、プログラム処理やデータベーステーブル展開用のメインメモリと、記録内容を表示する表示部と、各種データを記録可能な記憶媒体と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、を備えた記録再生装置において、前記記憶媒体からデータを取得してデータベーステーブルを作成する前に、設定された処理モードが再生モードであるか転送モードであるかを判断する手段と、処理モードが転送モードであるときは前記記憶媒体からデータを取得してデータベーステーブルを作成することなくインターフェース手段を起動するように構成したことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記設定された処理モードを判断する手段が、再生モードであるか転送モードであるかをユーザに選択させるモード選択表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 前記設定された処理モードを判断する手段が、モード選択用の機械式スイッチを備えることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  4. CPUと必要なプログラムを記憶したメモリを含む主制御部と、プログラム処理やデータベーステーブル展開用のメインメモリと、記録内容等を表示する表示部と、各種データを記録可能な記憶媒体と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、モード切替用スイッチと、を備えた記録再生装置の制御方法において、
    記憶媒体のマウント処理と、前記モード切換用スイッチからユーザが設定したモードを判断する処理と、設定モードとして転送モードが選択されたときはデータベーステーブルを作成することなくインターフェース手段を起動する処理と、再生モードが選択された場合は記憶媒体からデータを取得するステップと、該取得したデータをメインメモリにデータベーステーブルを作成する処理と、作成したデータベーステーブルを表示する処理とを、含むことを特徴とする記録再生装置の制御方法。
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