JP2010004475A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010004475A
JP2010004475A JP2008163624A JP2008163624A JP2010004475A JP 2010004475 A JP2010004475 A JP 2010004475A JP 2008163624 A JP2008163624 A JP 2008163624A JP 2008163624 A JP2008163624 A JP 2008163624A JP 2010004475 A JP2010004475 A JP 2010004475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
moving image
encoding
recording
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008163624A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Kudo
利道 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008163624A priority Critical patent/JP2010004475A/ja
Publication of JP2010004475A publication Critical patent/JP2010004475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】条件の合うシーンとシームレス再生できるようにする。
【解決手段】再生時間が3秒未満のシーンであり、かつそのシーンの接続情報が1であるシーンに対しては、接続情報の値を1にして接続してはいけないという接続条件の規則を設け、直前のシーンの再生時間が3秒未満である場合には、さらにもう1つ前の3秒以上のシーンとシームレス接続を行うように、その符号化パラメータを用いて圧縮符号化を行い、圧縮ビデオデータの記録を行うようにして、失敗シーンを消してから撮影を行う必要がなくなり、利便性を向上させることができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は記録装置、記録方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、記録した動画像データを記録媒体に記録するために用いて好適な技術に関する。
従来、磁気テープや光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に動画像データを記録するビデオカメラが知られている。この様なビデオカメラでは、動画像データをMPEGなどの符号化方式により符号化し、データ量を圧縮して記録することが一般的である。そこで、記録した複数のシーンを連続して再生する際に、シーン間で画像が途切れないよう、符号化処理を制御する技術も提案されている。
また、光ディスクやメモリカードなどのランダムアクセスが可能な記録媒体では、プレイリストと呼ばれる再生管理情報を用いて、記録したデータの再生動作を制御することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。したがって、ランダムアクセスが可能な記録媒体に動画像データを記録する場合にも、連続した2つのシーンが途切れなく再生できるよう(以下、シームレス再生という)、符号化処理を制御することが考えられる。
特開2004−336488号公報
しかしながら、ビデオカメラでは、例えば、タイミングを外したため撮り直す場合や、あるシーンを何回も撮影する場合が多い。そのため、必ずしも直前のシーンとシームレス再生させることが良いとは限らない。従来は、直前に撮影されたシーンとの間でシームレス再生は可能であるが、過去にさかのぼり、条件の合うシーンとシームレス再生することを可能にするようにエンコードすることはできない。
本発明は前述の問題点に鑑み、条件の合うシーンとシームレス再生できるようにすることを目的としている。
本発明の記録装置は、動画像データを圧縮符号化する符号化手段と、前記符号化手段によって圧縮符号化された動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定手段と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定手段によって設定された所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化手段を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の記録装置の他の特徴とするところは、動画像データを圧縮符号化する符号化手段と、前記符号化手段によって圧縮符号化された動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録手段と、前記符号化手段による圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得手段と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定手段と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定手段によって設定された所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化手段を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得手段によって取得された符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の記録方法は、動画像データを圧縮符号化する符号化工程と、前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の記録方法の他の特徴とするところは、動画像データを符号化手段において圧縮符号化する符号化工程と、前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、前記符号化工程における圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得工程と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、前記設定工程において設定した所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定工程と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得工程において取得した符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、動画像データを圧縮符号化する符号化工程と、前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムの他の特徴とするところは、動画像データを符号化手段において圧縮符号化する符号化工程と、前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、前記符号化工程における圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得工程と、前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、前記設定工程において設定した所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定工程と、前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得工程において取得した符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、前記に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、条件の合うシーンとシームレス再生することができる。これにより、例えば、動画撮影において、撮りなおしが発生したときに、規定時間以内に記録を停止しておけば、失敗シーンを消してから撮影しなくても、その前のシーンとシームレスに記録でき、利便性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るビデオカメラ100の内部構成例を示すブロック図である。
図1において、101はレンズユニットであり、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを兼ね備えた補正レンズ群により構成されている。レンズユニット101によって、最終的に後述のCCD102の結像面上に被写体像が結像される。
102はCCD(charge coupled device)であり、光を電荷に変換し撮像信号を生成する。103はカメラ処理部であり、撮像信号に所定の処理を施してデジタル画像データを出力する。104は圧縮伸張回路であり、デジタル画像データを例えばMPEG2方式にて圧縮符号化し、圧縮ビデオデータ(動画像データ)を生成する。また、圧縮伸張回路104は、圧縮ビデオデータを入力し、これを伸張する機能も兼ね備えている。
なお、一回の記録終了から次の記録開始までのシーン間では、圧縮処理が不連続となる。本実施形態の圧縮伸張回路104は、再生時において、このシーン間でも連続的(シームレス)に再生させるように圧縮処理を行っている。具体的には、圧縮処理を停止する時に、次回圧縮を開始する時に必要となる符号化パラメータ情報を取得する符号化パラメータ取得機能と、次回圧縮を開始する時に符号化パラメータを設定する符号化パラメータ設定機能とを設けている。
この符号化パラメータ情報は、例えば、MEPG方式で規定するVBV(Video Buffering Verifier)バッファを想定し、発生する符号量を制御する際に、この制御に必要となる情報である。以下、このような制御によって記録され、シームレス再生が保証されるシーン間のことをシームレス接続と称す。これらの制御は、後述のマイクロコンピュータ107の制御により行い、実際には圧縮伸張回路104内に設けられたレジスタにアクセスすることによって実現される。
107はマイクロコンピュータであり、ビデオカメラ100全体を制御する。108はフラッシュROMであり、マイクロコンピュータ107が実行するプログラム、及び各種パラメータなどが格納されている。109はメモリであり、マイクロコンピュータ107や圧縮伸張回路104などがワークとして使用する揮発性メモリである。
113はバスである。112はハードディスク(HDD)であり、圧縮伸張回路104で生成された圧縮ビデオデータをFATファイルシステムなどコンピュータと互換のある所定フォーマットに従って記録するための内部記録媒体である。
記録再生回路110は、圧縮伸張回路104で生成された圧縮ビデオデータ(動画データ)をFATファイルシステムなどコンピュータと互換のあるフォーマットに従って、HDD112に記録するためのものである。
105はオンスクリーンディスプレイ(OSD)部であり、各種設定メニューやタイトル、時間などの情報をデジタル画像データに重畳させるためのものである。また、OSD部105は、重畳されたデジタル画像データ等を表示部である液晶パネル106に出力してデジタル画像を表示させる制御も行う。106は液晶パネルであり、OSD部105からの制御を受け、デジタル画像を表示させるためのものである。また、特に図示していないが、音声についてもマイクユニット、スピーカーや外部出力経路を備えており、画像データと共に音声データの圧縮伸張を行う。すなわち、前述の圧縮ビデオデータには音声データも多重化される。なお、本実施形態ではMPEG2方式で多重化されるものとする。
111は操作スイッチ群であり、ユーザが操作入力するためのものである。また、操作スイッチ群111には、主としてカメラ撮影を行うためのカメラモード、主として再生させるための再生モード、及び電源オフとするパワーオフモードとを選択するためのスイッチも設けられている。114はUSB端子であり、パーソナルコンピュータ(PC)やDVDドライブなど外部機器と接続するために備えられている。
図2は、HDD112に圧縮ビデオデータを記録するときのファイル構成例を示す図である。
図2において、201はルートディレクトリである。202は本実施形態のファイルシステムによって記録される動画像ファイル群を記録するためのディレクトリであり、"AV"という名称が付されている。さらに、"PLAYLIST"ディレクトリ203、"STREAM"ディレクトリ204、"PRIVATE"ディレクトリ205といったサブディレクトリを設けている。
「00000.MTS」から「00004.MTS」までの圧縮ビデオデータ群207はそれぞれ圧縮ビデオデータであり、"STREAM"ディレクトリ204を親ディレクトリとして記録されている。
「00000.PL」のファイル206は管理情報の一部として機能するプレイリストファイルであり、"PLAYLIST"ディレクトリ203を親ディレクトリとして記録されている。このように記録されている圧縮ビデオデータは、プレイリストに記述された順序で再生される。
図3は、圧縮ビデオデータが記録される時の状態の一例を示す図である。
図3において、「00000」〜「00004」は、前述した「00000.MTS」から「00004.MTS」までのMTSファイルを示している。なお、図3に示す接続情報、前シーン情報等については後述する。
図4は、本実施形態におけるプレイリストの記述内容の一例を示す図である。本実施形態では、図3に示すような記録を行ったときのプレイリストを示す。
図4に示すプレイリストは、後述するPlayItem情報と、機器固有情報(機器情報)とを含んでいる。本実施形態では、各MTSファイルをPlayItemとして管理する。図4に示すプレイリストには、PlayItemの数が記述され、このPlayItemの数だけ情報が後続する。また、記述順に従って再生される。
各PlayItemには、ファイル番号、記録日時、IN TIME、OUT TIME、及び接続情報が少なくとも記録されている。ここで、ファイル番号とは、「00000」、「00001」などのMTSファイルの数字部分の5文字を示すように、再生順序を示す再生順序情報である。IN TIME、及びOUT TIMEは、MPEG2で規定されるPTS(Presentation Time Stamp)と称する再生時刻情報を示すものである。また、接続情報とは、ファイル間のシームレス接続を判定するための情報であり、後続のシーンが直前のシーンに対してシームレスであるか否かの接続状態を示すものである。
接続情報例を図3に示す。シームレス接続である時の値を1とし、非シームレス接続である時の値を0としている。なお、「00003」に対する接続情報が0であり、「00002」との接続が非シームレスであるのは、「00002」の再生時間(記録時間)が短いためである。
本実施形態では、再生時間が3秒未満のシーンであり、かつそのシーンの接続情報が1であるシーンに対しては、接続情報の値を1にして接続してはいけないという接続条件の規則を設けている。この3秒という数値は予め設定されたものであり、フラッシュROM108に記憶させておき、マイクロコンピュータ107が条件設定手段として機能することにより、接続条件として3秒以上という条件を設定する。なお、秒数については、ユーザによって設定を変更することもできる。
一方、機器固有情報には、メーカーを識別可能なメーカーIDと、さらに機種を特定可能とするための機種IDとが記載されている。なお、機種IDには、さらにシリアル番号のようなユニークに付与される個々の識別情報も含まれている。
また、本実施形態では、機器固有情報内にもPlayItemごとの情報を設けている。それぞれのPlayItemには、対応するMTSファイルの記録を停止した時の符号化パラメータと、有効フラグと、MTS番号とで構成される前シーン情報を記録する。符号化パラメータを保持することにより、記録を開始する時に、直前のシーンのみではなく、シームレス接続させたいPlayItemの符号化パラメータを用いることができる。なお、電源OFF、ONを挟んでもシームレス接続が可能である。
一方、前シーン情報とは、それぞれのPlayItemの記録を開始する時に用いる符号化パラメータのシーン情報である。また、有効フラグとは、MTS番号が有効か否かを判定するための情報である。このように、PlayItemの接続情報とは独立して、どのシーンの符号化パラメータを用いて記録を開始したかについての情報を取得することが可能となる。
次に、本実施形態の特徴となる動作について以下に説明する。前述したように、一つ前のシーンの再生時間が3秒未満であるとき、さらに以前のシーンへとさかのぼり、3秒以上のシーンを検出したときそのシーンとシームレスになるよう記録する例について説明する。
図5は、本実施形態において、シームレス接続を行う処理手順の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、記録処理を再開した後の処理についてのみ説明する。なお、図5に示す各処理は、マイクロコンピュータ107の制御により行われる。
図5において、ユーザにより操作スイッチ群111から記録開始の指示を受けると処理を開始する。まず、ステップS501において、変数nを1にセットし、ステップS502においてHDD112に記録されたn個前、ここでは1つ前のシーンの再生時間が3秒未満であるか否かを判断する。
この判断の結果、3秒以上である場合は、ステップS503において、n個前、ここでは直前のシーンの符号化パラメータを使って符号化し、通常の条件に従ってプレイリストを作成して、圧縮ビデオデータを記録してそのまま処理を終了する。一方、ステップS502の判断の結果、3秒未満である場合は、次のステップS504において、変数nが所定値に達したか否かを判別する。ここで、所定値としては、例えば、図1のビデオカメラ100が電源投入されてから、今まで撮影したシーンの数、或いは、現在の撮影日に撮影したシーンの数などとする。変数nが所定値に達していた場合、それ以上は遡ること無く、これから撮影するシーンを非シームレスの記録として符号化して記録する。また、ステップS504で、変数nが所定値に達していない場合、nに1を加え、ステップS502に戻って、さらに1つ前のシーンが3秒未満であるか否かを判別する。
図3に示す例では、「00003」のシーンの記録を開始するとき、直前のシーンである「00002」は3秒未満なのでシームレス接続はさせない。そこで、さらに一つ前にさかのぼり、3秒以上のシーンである「00001」の符号化パラメータを用いて「00003」のシーンを記録する。さらに前シーン情報においては、「有効フラグ:1」、「MTS:00001」として記録する。
また、ユーザにより操作スイッチ群111が操作されて、「00002」のシーンが削除されたときは、図6に示すように、隣接するシーンと前シーン情報に含まれるシーンとが一致するようになるので接続情報を1に書き換える。さらに、シーンの並び替え等を行う場合にも同じ判定を行い、並べ替えた結果、隣接するシーンと前シーン情報とが一致するときは接続情報を1に書き換える。
以上説明してきたように本実施形態によれば、直前のシーンとシームレス接続させる条件を満たさない時、条件を満たすシーンを検索し、該当するシーンとシームレスとなるよう記録しておくことが可能となる。これにより、動画撮影において撮りなおしが発生したとき、規定時間以内(例えば、3秒以内)に記録を停止しておけば、失敗シーンを消してから撮影しなくてもよく、利便性を向上させることができる。
なお、シームレス接続としての条件としてバッファ制御を挙げたが、これは一例であり、他の符号化に関わるパラメータについても同様である。また、圧縮ビデオデータを記録する記録媒体を限定するものではない。
また、本実施形態では、3秒未満のシーンで、かつそのシーンの接続情報が1であるシーンに対し、接続情報の値を1で接続してはいけないという接続条件に基づいて前シーンを決定した。一方、例えば、操作スイッチ群111に前シーンを指定する指定手段としての機能を設けることにより、使用者の意思で前シーンを決定するようにしてもよい。これにより、例えば映画撮影のように同じカットを何度も撮影する場合にも、その前のカットとシームレスとなるよう記録することができる。
また、3秒未満のシーンという再生時間長は一例であり、規定時間を設けておけば他の数値でもよく、規定時間以上の条件を設定することができる。また、本実施形態では、接続情報、前シーン情報など全ての管理情報をプレイリストファイルに記録したが、これは一例であり、記録ファイルを制限するものではない。例えば、前シーン情報などMTSファイル固有の情報は、それぞれのMTSファイルの管理情報ファイルを設けて記録してもよい。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における記録装置を構成する各手段、並びに記録方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図5に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係るビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態において、HDDに圧縮ビデオデータを記録するときのファイル構成例を示す図である。 圧縮ビデオデータが記録される時の状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるプレイリストの記述内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態において、シームレス接続を行う処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態において、シーンを消去したときの状態の一例を示す図である。
符号の説明
101 レンズユニット
102 CCD
103 カメラ信号処理部
104 圧縮伸張回路
105 OSD部
106 液晶パネル
107 マイクロコンピュータ
108 フラッシュROM
109 メモリ
110 記録再生回路
111 操作スイッチ群
112 HDD
113 バス
114 USB端子

Claims (14)

  1. 動画像データを圧縮符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段によって圧縮符号化された動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定手段と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定手段によって設定された所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化手段を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 動画像データを圧縮符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段によって圧縮符号化された動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録手段と、
    前記符号化手段による圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得手段と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定手段と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定手段によって設定された所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化手段を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得手段によって取得された符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  3. 前記動画像データが連続して再生するための接続条件を設定する条件設定手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記条件設定手段によって設定された接続条件を満たす動画像データを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記設定手段は、前記接続条件を満たす最も記録日時が近い動画像データを設定することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記接続条件とは、動画像データの記録時間が規定時間以上の条件であることを特徴とする請求項3又は4に記載の記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の動画像データで用いた符号化パラメータを用いて圧縮符号化を行うように前記符号化手段を制御することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録装置。
  7. ユーザの操作に応じて、前記記録媒体に記録された複数の動画像データの中から1つの動画像データを指定する指定手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記指定手段によって指定された動画像データを前記所定の動画像データとして設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  8. 前記接続情報とは、前記隣接する動画像データとシームレス再生が可能か否かを判定するための情報であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、前記設定手段によって設定された所定の動画像データと、隣接する動画像データとが一致した場合に、前記管理情報に含まれる接続情報をシームレス再生が可能であることを示す値に書き換えるように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の記録装置。
  10. 動画像データを圧縮符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする記録方法。
  11. 動画像データを符号化手段において圧縮符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、
    前記符号化工程における圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、
    前記設定工程において設定した所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得工程において取得した符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする記録方法。
  12. 動画像データを圧縮符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データと隣接する動画像データとの間の接続状態を示す接続情報を含む管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、前記所定の動画像データと連続して再生するための管理情報を生成して前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 動画像データを符号化手段において圧縮符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において圧縮符号化した動画像データを記録するとともに、前記動画像データを管理する管理情報を生成して記録媒体に記録する記録工程と、
    前記符号化工程における圧縮符号化で用いられた符号化パラメータを取得する符号化パラメータ取得工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データの前に連続して再生すべき所定の動画像データを設定する設定工程と、
    前記設定工程において設定した所定の動画像データに対応する符号化パラメータを前記符号化手段に設定する符号化パラメータ設定工程と、
    前記記録媒体に記録される動画像データが、前記設定工程において設定した所定の動画像データと連続して再生できるように前記符号化工程における処理を制御するとともに、少なくとも前記動画像データを記録した時間についての情報と、前記符号化パラメータ取得工程において取得した符号化パラメータの情報と、前記符号化手段に設定した符号化パラメータに対応する動画像データの識別情報と、前記動画像データの再生順序を決定する再生順序情報と、前記動画像データと隣接する動画像データとの接続状態を示す接続情報とを前記管理情報に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項12又は13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2008163624A 2008-06-23 2008-06-23 記録装置及び記録方法 Pending JP2010004475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163624A JP2010004475A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 記録装置及び記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163624A JP2010004475A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 記録装置及び記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010004475A true JP2010004475A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41585764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163624A Pending JP2010004475A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 記録装置及び記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010004475A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012138690A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Canon Inc 記録装置、記録方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012138690A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Canon Inc 記録装置、記録方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070081448A (ko) 기록 장치, 기록 방법, 기록 방법의 프로그램, 기록 방법의프로그램을 기록한 기록 매체, 재생장치, 재생 방법, 재생방법의 프로그램 및 재생 방법의 프로그램을 기록한 기록매체
JP4781176B2 (ja) 映像再生装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
TW200300928A (en) Information processing method and apparatus, program storage medium, program and information recording medium
JP5284074B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5178397B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2008027474A (ja) 映像記録方法及び装置
JP2005117083A (ja) 再生装置、記録装置、再生プログラム、及び再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008283708A (ja) 再生装置
JP2009188452A (ja) 再生装置及び再生方法
US9263090B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2010004475A (ja) 記録装置及び記録方法
JP5522972B2 (ja) 再生装置及びその制御方法
US8134607B2 (en) Recording apparatus
JP2008310901A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP2009171345A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2008067117A (ja) 映像記録方法、装置、媒体
JP2010141414A (ja) 撮像再生装置
JP2004355767A (ja) 再生装置
JP2008042455A (ja) 記録装置及び記録方法
KR20070096406A (ko) 디지털 멀티미디어 파일의 변속 재생 제어방법
JP2008177784A (ja) 記録再生装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP5451203B2 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP4654161B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP5072636B2 (ja) 再生装置及び再生方法
JP2009135835A (ja) 再生装置及び再生装置の制御方法