JP2009037586A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品が立直状態であってもフラップ開閉に必要な押圧力を低減することができるため商品を取出口まで搬出することができ、コストを抑制することができ、また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時にオペレータによる作業性を向上できる自動販売機の商品搬出装置を提供する。
【解決手段】商品収納部102と取出口104の間に傾斜して配されたシュート106を備える自動販売機において、フラップ108上方の左右に設けられた軸部108aと、開口部107a上方の左右に設けられた長穴形状且つ前後方向に傾斜した軸受部107bに挿通保持され、商品搬出動作時において商品押圧力によりフラップ108の軸部108aが軸受部107bの長穴形状に沿ってスライドする様構にしたことにより、商品がシュート上で立直した場合でも商品を取出口まで搬出できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、商品払出装置を備えた商品収納室から搬出された商品を商品シュートを介して商品取出口に送出する自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機は、商品の多収容化等に伴い商品収納部が大きなスペースを有している。また、一般に商品収納部から搬出される商品は、商品収納部と取出口の間に傾斜して配されたシュート上を滑降または転動して取出口まで誘導されるため、商品収納部の下端より取出し口の間に落差を必要とする。
また、商品が取出口へ誘導される際、断熱を目的として構成された断熱壁に設けられた任意の大きさの開口部を通過しなければならず、この開口部へ商品を寄せ集めるために、シュート上に商品誘導部材が設けられている。通常、商品が商品収納室から搬出されると、横倒し状態でシュート上を滑走または転動して取出口まで案内される。
しかしながら、自動販売機で販売する商品は多種、様々な形状のものがあり、これらの商品の中には、シュート上で立直しやすいものがあるため、安定した搬出性能を得るためにはシュート上で横倒しにする必要があった。
従来、この種の自動販売機は、シュート上の商品を横倒し状態で取出口まで案内するために、ダンパ機構を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図9は、参考文献1に記載された従来の自動販売機を示すものである。図9において、自動販売機1の図示しない内側天井部に吊り下げられ横方向に複数並ぶ商品収納室2と自動販売機1前面下部に設けられた取出口3との間に商品収納室2より搬出された商品4が滑降または転動する様に傾斜して配されたシュート5を備えている。商品収納室2下端には、複数の商品払出装置6を備えており、それぞれの商品払出装置6とシュート5の間には、姿勢制御板7が設けられている。
以上のように構成された自動販売機の商品搬出装置について、以下その動作を説明する。
販売指令に従って商品払出装置6より商品4が落下搬出されると、商品4は自由落下を始め、途中、姿勢制御版7にて落下速度を制限された後、再び自由落下後、商品案内シュート5面に到達するため、シュート5面での商品4の落下衝撃が姿勢制御板7により緩衝される仕組みとなっている。シュート5面に到達した商品4は、シュート5面に沿って滑降または転動して取出口3に搬出される。
特開2001−036071号公報
しかしながら、上記従来の構成は、商品収納部に設けられた複数の商品払出装置毎に1つあるいは2つの姿勢制御板をそれぞれ設けなければならないため、扱う商品の種類が多い自動販売機ほどコストアップとなる。また、姿勢制御板は、商品搬出装置より搬出され自由落下する商品を確実に受止め緩衝するために待機状態においてはほぼ水平方向に配されるため、商品搬出装置の下部が塞がれた状態となる。
このため、一般的に、図示しないシュート面上に設けられた複数の通気孔より冷風または温風を噴出し、商品を冷却または加温するにあたり、商品の温度ばらつきまたは、商品温度の安定までに時間がかかるなどの欠点があった。また、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)に、姿勢制御版を開放状態に固定する等の処置が必要であり、オペレータによる作業性が悪かった。
本発明は、この課題を解決するもので、商品が立直状態であってもフラップ開閉に必要な押圧力を低減することができるため商品を取出口まで搬出することができ、姿勢制御板を設ける必要がないためコストを抑制することができ、また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)にオペレータによる作業性を向上できる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、商品払出装置を備えた商品収納室と、前記商品収納室と取出口の間に開閉自在な内扉と、前記商品収納室から搬出される商品を取出口方向に案内する様傾斜して配されたシュートと、前記シュートから案内された商品を前記内扉内方から外方に送出する様開口した開口部と、前記開口部は通常閉じており商品が通過する際に開閉可能なフラップとを備える自動販売機において、前記フラップ上方の左右に設けられた軸部と、前記開口部上方の左右に設けられた長穴形状且つ前後方向に傾斜した軸受部に挿通保持され、商品搬出動作時において商品押圧力によりフラップの軸心が軸受部の長穴形状に沿ってスライドする様構にしたことを特徴としている。
このことから、商品払出時に商品がシュート上で立直した場合でも商品の押圧力によりフラップの軸部が軸受部の長穴形状に沿ってスライドするため、商品接触点とフラップ軸心との距離が大きくなるため、フラップの開閉力を低減することができる。このことから商品を取出口まで搬出することができ、姿勢制御板を設ける必要がないためコストを抑制することができる。
また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)にオペレータによる作業性を向上できる。
本発明の自動販売機は、商品が立直した場合であっても商品の押圧力によりフラップの軸部が軸受部の長穴形状に沿ってスライドするため、商品接触点とフラップ軸心との距離が大きくなるため、フラップの開閉力を低減することができる。このため商品を取出口まで搬出することができ、姿勢制御板を設ける必要がないためコストを抑制することができ、また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)にオペレータによる作業性を向上できる。
請求項1に記載の発明は、商品払出装置を備えた商品収納室と、前記商品収納室と取出口の間に開閉自在な内扉と、前記商品収納室から搬出される商品を前記取出口方向に傾斜して配されたシュートと、前記シュートから案内された商品を前記内扉内方から外方に開口した開口部と、前記開口部は通常閉じており商品が通過する際に開閉可能なフラップとを備える自動販売機において、前記フラップ上方の左右に設けられた軸部と、前記内扉に設けられ前記軸部を支持する軸受部を備え、前記軸部は前記開口部内で前後方向に移動可能に前記軸受部に支持されることにより、商品払出時に商品がシュート上で立直した場合でも商品の押圧力によりフラップの軸部が軸受部の形状に沿ってスライドするため、商品接触点とフラップ軸心との距離が大きくなるため、フラップの開閉力を低減することができる。
このため商品を取出口まで搬出することができ、姿勢制御板を設ける必要がないためコストを抑制することができ、また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)にオペレータによる作業性を向上できる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記軸受部の内方に前記フラップの前記軸部がスライドする方向に沿って凸部を設けたことにより、フラップの軸部は凸部との接触により、接触面積を小さくすることで、滑り性能が向上するため、安定した性能を得ることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に加えて、前記軸受部の内方且つ前記凸部近傍に上下方向の開口部を設けたことにより、長期使用における粉塵等は軸受部内方から開口部を通って外方へと退散するため、蓄積を回避することができ、長期使用時でも清掃等のメンテナンスが不要であり、安定した性能を維持することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記フラップ上方左右に設けられた前記軸部の外周かつ前記軸部の中央付近に円周方向に向かって凸部を設けたことにより、前記フラップの前記軸部の前記凸部と前記軸受部はとの接触により、接触面積を小さくすることで、前記フラップの前記軸部と前記軸受部との間の滑り性能が向上するため、安定した性能を得ることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または4に記載の発明に加えて、前記軸受部の内方且つ前記軸受部の下面に上下方向の開口部を設けたことにより、長期使用における粉塵等は軸受部内方から開口部を通って外方へと退散するため、蓄積を回避することができ、長期使用時でも清掃等のメンテナンスが不要であり、安定した性能を維持することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1、4、5のいずれか一項に記載の発明に加えて、前記フラップの断面形状の曲率半径が前記フラップの上方から下方に向かうにつれて大きくなる様形成したことにより、商品が立直状態であっても前記フラップに前記商品が当接する瞬間のフラップ開閉に必要な押圧力を低減することができるため安定して商品を取出口まで搬出をすることができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1、4、5、6のいずれか一項に記載の発明に加えて、前記フラップの断面形状の肉厚が前記フラップの上方から下方に向かうにつれて厚みが小さくなるよう形成したことにより、前記フラップの重心位置が前記軸部へ近づくことにより、前記フラップの強度を保つと共に、商品が立直状態であってもフラップ開閉に必要な押圧力を低減することができるため安定して商品を取出口まで搬出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の側面図(略上部)である。図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の要部側面図である。図4は、本発明の実施の形態1における自動販売機の要部側面図である。図5は、本発明の実施の形態1における自動販売機に要部斜視図である。
図1において、自動販売機101の図示しない内側天井部に吊り下げられ左右方向に複数並設され、かつ前後方向にも複数並設された商品収納室102と、商品収納室102下部に備えられた商品払出装置103と、自動販売機101前面下部に設けられた取出口104と、商品収納室102の下方に傾斜して備えられ、商品払出装置103より搬出された商品105を取出口104へ案内するシュート106を備えている。また、商品収納室102と取出口104の間に開閉自在な内扉107が設けられ、内扉107にはシュート106により案内された商品105を取出口104側へ通過させるための開口部107aと回動自在に軸支されたフラップ108が設けられ、フラップ108は商品105の通過以外は開口部107aを閉じるよう備えられている。
図2は、開口部107aとフラップ108の構成を示しており、フラップ108の上方の左右に軸部108aが設けられ、開口部107aの上方の左右に設けられた長穴形状且つ前後方向に傾斜した軸受部107bに挿通保持されている。商品搬出動作時において商品押圧力によりフラップ108の軸部108aが軸受部107bの長穴形状に沿ってスライドおよび回動自在に軸支された様構となっており、フラップ108は商品105の通過以外は軸受部107bの傾斜に沿ってフラップ108の軸部108aはスライドし開口部107a側へ待機および開口部107aを閉じるよう構成されている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
商品105搬出時には任意の商品払出装置103作動により、商品105は商品収納室102の下積みの方から1個だけ搬出される。この時商品105はシュート106に接触するまで自由落下し、それ以降は、商品105はシュート106上を滑降または転動し、取出口104の方に誘導される。この、商品105がシュート106上を滑降または転動して取出口104まで誘導される過程について以下説明する。
商品払出装置103作動により搬出された商品105がシュート上を移動する場合においては、通常横倒し状態であり、シュート106上を滑降または転動して内扉107の開口部107aに誘導されフラップ108を開動して取出口104まで搬出される。この商品105の搬出過程では多数の誘導形態があるが、商品払出装置103から搬出された商品105がシュート106上を立直して滑降する場合がある。
まず、図3のように、従来の自動販売機では、シュート106上を商品105が立直して滑降する場合、商品105がフラップ108の軸部108a近傍(A寸法が小さな位置)に押圧力を加えてフラップ108を押し広げなければならず、フラップ108を回動しきれずシュート106上で商品105が残るリスクがあった。
図4のように本実施の形態では、シュート106上を商品105が立直して滑降する場合、商品105がフラップ108に当接する位置に達した時点で、商品105による押圧力がフラップ108に生じる。この押圧力により、フラップ108の軸部108a位置は軸受部107bに沿って、前方にスライドする。
前方にスライドすることにより、商品105とフラップ108の接触点から、フラップ108の軸心までの距離が大きくなる(A´>A)ため、フラップ108を開動するのに必要な押圧力を低減することができる。このため、商品105が立直した状態でシュート106上を滑降してきた場合であっても、フラップ108を開動することができ、商品105を取出口104まで搬出することができる。
図5のように軸受部107bの内方にフラップ108の軸部108aがスライドする方向に沿って凸部109を設けることにより、フラップ108の軸部108aと軸受部107bとの接触面積を減らすことにより、滑り性が向上し、安定した性能を得ることができる。
また、凸部109の両側に開口部110を設けることにより、長期使用において、粉塵等の蓄積を抑制することができ、清掃等のメンテナンスが不要であり長期にわたって性能を維持することができる。
(実施の形態2)
図1は、本発明の実施の形態2における自動販売機の側面図(略上部)である。
図1において、自動販売機101の図示しない内側天井部に吊り下げられ左右方向に複数並設され、かつ前後方向にも複数並設された商品収納室102と、商品収納室102下部に備えられた商品払出装置103と、自動販売機101前面下部に設けられた取出口104と、商品収納室102の下方に傾斜して備えられ、商品払出装置103より搬出された商品105を取出口104へ案内するシュート106を備えている。
また、商品収納室102と取出口104の間に開閉自在な内扉107が設けられ、内扉107にはシュート106により案内された商品105を取出口104側へ通過させるための開口部107aと回動自在に軸支されたフラップ108が設けられ、フラップ108は商品105の通過以外は開口部107aを閉じるよう備えられている。
図6は、開口部107aとフラップ108の構成を示しており、フラップ108の上方の左右に軸部108aが設けられ、開口部107aの上方の左右に設けられた長穴形状且つ前後方向に傾斜した軸受部107bに挿通保持されている。フラップ108の断面形状の曲率半径(ρ1<ρ2<・・・<〜ρn)はフラップ108の上方から下方に向かうにつれて大きくなるように形成されている。
また、フラップの断面形状の肉厚(t1>t2>・・・>Tn)は、商品105がフラップ108に当接して回動する際に曲げモーメントなどの力が加わりやすいフラップ108の上方の厚みに対し、それらの影響が小さいフラップ108の下方に向かうにつれて厚みが小さくなるよう形成されている。商品搬出動作時において商品押圧力によりフラップ108の軸部108aが軸受部107bの長穴形状に沿ってスライドおよび回動自在に軸支された様構となっており、フラップ108は商品105の通過以外は軸受部107bの傾斜に沿ってフラップ108の軸部108aはスライドし開口部107a側へ待機および開口部107aを閉じるよう構成されている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
商品105搬出時には任意の商品払出装置103作動により、商品105は商品収納室102の下積みの方から1個だけ搬出される。この時商品105はシュート106に接触するまで自由落下し、それ以降は、商品105はシュート106上を滑降または転動し、取出口104の方に誘導される。この、商品105がシュート106上を滑降または転動して取出口104まで誘導される過程について以下説明する。
商品払出装置103作動により搬出された商品105がシュート上を移動する場合においては、通常横倒し状態であり、シュート106上を滑降または転動して内扉107の開口部107aに誘導されフラップ108を開動して取出口104まで搬出される。この商品105の搬出過程では多数の誘導形態があるが、商品払出装置103から搬出された商品105がシュート106上を立直して滑降する場合がある。
まず、図3のように、従来の自動販売機では、シュート106上を商品105が立直して滑降する場合、商品105がフラップ108の軸部108a近傍(A寸法が小さな位置)に押圧力を加えてフラップ108を押し広げなければならず、フラップ108を回動しきれずシュート106上で商品105が残るリスクがあった。
図7のように本実施の形態では、シュート106上を商品105が立直して滑降する場合、商品105がフラップ108に当接する位置に達した時点で、商品105による押圧力がフラップ108に生じる。この押圧力により、フラップ108の軸部108a位置は軸受部107bに沿って、前方にスライドする。前方にスライドすることにより、商品105とフラップ108の接触点から、フラップ108の軸心までの距離が大きくなる(A´>A)ため、フラップ108を開動するのに必要な押圧力を低減することができる。
一方、フラップ108の断面形状の曲率半径はフラップ108の上方から下方に向かうにつれて大きくなるように形成されているため、フラップ108に生じる入射角が変わることでフラップ108を開ける方向の力に分散され、商品105が立直状態であってもフラップ108に商品105が当接する瞬間のフラップ108開閉に必要な押圧力を低減することができる。
また、フラップ108の断面形状の肉厚がフラップ108の上方から下方に向かうにつれて厚みが小さくなるよう形成したことにより、フラップ108の強度を保つと共に、フラップ108の重心位置が軸部108aへ近づくことになり、商品105が立直状態であってもフラップ108開閉に必要な押圧力を低減することができるため安定して商品105を取出104口まで搬出することができる。このため、商品105が立直した状態でシュート106上を滑降してきた場合であっても、フラップ108を開動することができ、商品105を取出口104まで搬出することができる。
図8のようにフラップ108上方に設けられた軸部の外周かつ軸部108aの中央付近に円周方向に沿って凸部111を設けたことにより、フラップ108の軸部108aの凸部111と軸受部107bとの間の滑り性が向上するため、安定した性能を得ることが出来る。また、軸受部107bの内方かつ軸受部107bの下面に上下方向の開口部112を設けたことにより、長期使用における粉塵等は軸受部107b内方から開口部112を通って外方へと退散するため、これらの蓄積を回避することができ、長期使用時でも清掃等のメンテナンスが不要であり、安定した性能を維持することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、商品払出時に商品がシュート上で立直した場合でも商品を取出口まで搬出できるため、商品の立直を抑制するための姿勢制御板を設ける必要がないためコストを抑制することができ、また、安定した冷却・加温性能を得ることができ、サービス時(特に商品払出装置の保守、点検等)にオペレータによる作業性を向上できるので、缶飲料等の商品の自動販売機に適している。
本発明の実施の形態1における自動販売機の側面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の要部側面図 従来の自動販売機による動作説明図 本発明の実施の形態1における自動販売機の要部側面図 本発明の実施の形態1における自動販売機に要部斜視図 本発明の実施の形態2における自動販売機の要部側面図 本発明の実施の形態2における自動販売機の要部側面図 本発明の実施の形態2における自動販売機の要部斜視図 従来の自動販売機の側面図
符号の説明
101 自動販売機
102 商品収納室
103 商品払出装置
104 取出口
105 商品
106 シュート
107 内扉
107a 開口部
107b 軸受部
108 フラップ
108a 軸部
109 凸部
110 開口部

Claims (7)

  1. 商品払出装置を備えた商品収納室と、前記商品収納室と取出口の間に開閉自在な内扉と、前記商品収納室から搬出される商品を前記取出口方向に傾斜して配されたシュートと、前記シュートから案内された商品を前記内扉内方から外方に開口した開口部と、前記開口部は通常閉じており商品が通過する際に開閉可能なフラップとを備える自動販売機において、前記フラップ上方の左右に設けられた軸部と、前記内扉に設けられ前記軸部を支持する軸受部を備え、前記軸部は前記開口部内で前後方向に移動可能に前記軸受部に支持されることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記軸受部の内方にフラップの軸部がスライドする方向に沿って凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記軸受部の内方且つ凸部近傍に上下方向の開口部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記フラップ上方左右に設けられた前記軸部の外周かつ前記軸部の中央付近に円周方向に向かって凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  5. 前記軸受部の内方且つ前記軸受部の下面に上下方向の開口部を設けたことを特徴とする請求項1または4に記載の自動販売機。
  6. 前記フラップの断面形状の曲率半径が前記フラップの上方から下方に向うにつれて大きくなるように形成したことを特徴とする請求項1、4、5のいずれか一項に記載の自動販売機。
  7. 前記フラップの断面形状の肉厚が前記フラップの上方から下方に向かうにつれて厚みが小さくなるよう形成したことを特徴とする請求項1、4、5、6のいずれか一項に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190866A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の商品搬出装置

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