JP2009037543A - 情報処理装置、印刷装置及び印刷システム - Google Patents

情報処理装置、印刷装置及び印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに余計な設定処理をさせずに、印刷装置に適したデータで印刷処理を行うことができるメディアダイレクトプリントシステムを提供できるようにする。
【解決手段】ホスト200側では、中間データ生成プログラムを記憶したUSBメモリ400から、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開し、中間データを生成する。そして、USBメモリ400にオリジナルデータ201と中間データとを記憶する。一方、印刷装置100側では、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定し、印刷に適した種類の中間データがない場合は、USBメモリ400に記憶されているオリジナルデータ400を基に印刷処理を行うようにして、ユーザに余計な設定処理をさせずに、印刷装置に適したデータで印刷処理を行うことができるメディアダイレクトプリントシステムを提供できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置、印刷装置、印刷システム、情報処理方法、印刷方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、印刷装置で可搬性記憶メディアから中間データを読み出して印刷するために用いて好適な技術に関する。
従来、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータ(以下、ホストと称す)と印刷装置とで構成されるネットワーク印刷システムが一般的に広く知られている。このようなネットワーク印刷システムでは、ホストにおいて電子文書をPDL(Page Description Language)データに変換して印刷装置に送信する。そして、印刷装置は、受信したPDLデータに含まれる制御コマンド等に従って、対応する文字パターンや印刷イメージ等を作成し、記録紙上に画像形成を行う。
一方、昨今では、ホストにおいて電子文書をPDLデータに変換することなく可搬性の記憶メディアに格納し、前記記憶メディアを印刷装置に直接装着させて、電子文書を印刷させる機能を持つ印刷システムがある。以下、このように記憶メディアを用いて電子文書を印刷させる形態をメディアダイレクトプリントと称す。メディアダイレクトプリントでは、プリンタドライバのインストールを行うなどユーザが余計な意識をすることなく印刷処理できる。また、ホストと印刷装置とが互いにネットワークを介して接続できない場合にも印刷できる。さらに、ホスト側にかかる処理負荷を軽減させるため、ホストを早く解放させることが可能となる。
しかしながらメディアダイレクトプリントでは、印刷装置側に処理を全て負担させることになるため、印刷装置側での処理時間がその分だけ多くかかってしまう。この問題を解決するために、例えば特許文献1には、印刷装置側の処理時間を短縮する印刷システムが開示されている。
前記特許文献1に記載の印刷システムでは、ホストは、印刷装置が受け付けられるビデオデータまたは中間データに電子文書を変換するデータ変換部を予め備えている。また、ホストは、データ変換部で変換したビデオデータを可搬性の記憶メディアに出力する。印刷装置は、前記可搬性の記憶メディアからビデオデータを読み出し、画像形成を行う。この印刷システムによれば、ホストにおいて、印刷装置で画像形成を行うためのビデオデータに変換するため、印刷装置における処理時間を短縮することができる。
特開2005−267310号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の印刷システムでは、ホストは、印刷装置で印刷を行うためのデータ変換部を予め備えるために、プリンタドライバのインストールを行うことが必要となる。このため、ユーザがプリンタドライバ等を設定する処理を行なわなければならないという、余計な意識をしないで済むというメディアダイレクトプリントの1つのメリットが損なわれてしまうという問題点があった。
また、印刷装置の設定等を無視してビデオデータを生成するため、印刷装置によっては最適な出力物を得ることが困難である問題点があった。また、中間データに変換した場合には、印刷装置によっては、中間データを正常に処理することができず、正しく出力できない可能性があるという問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザに余計な設定処理をさせずに、印刷装置に適したデータで印刷処理を行うことができるメディアダイレクトプリントシステムを提供できるようにすることを目的としている。
本発明の情報処理装置は、印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置であって、前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開手段と、前記中間データ生成プログラム展開手段によって展開された中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成手段と、前記中間データ生成手段によって生成された中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納手段とを有することを特徴とする。
本発明の印刷装置は、印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷手段を有する印刷装置であって、前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出手段と、前記中間データ読出手段によって読み出された中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定手段とを有し、前記印刷手段は、前記中間データ判定手段による判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うことを特徴とする。
本発明の印刷システムは、前記に記載の情報処理装置と、前記に記載の印刷装置とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置における情報処理方法であって、前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開工程と、前記中間データ生成プログラム展開工程において展開した中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成工程と、前記中間データ生成工程において生成した中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納工程とを有することを特徴とする。
本発明の印刷方法は、印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷工程を有する印刷方法であって、前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出工程と、前記中間データ読出工程において読み出した中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定工程とを有し、前記印刷工程においては、前記中間データ判定工程における判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うことを特徴とする。
本発明のプログラムは、印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置においてコンピュータに実行させるプログラムであって、前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開工程と、前記中間データ生成プログラム展開工程において展開した中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成工程と、前記中間データ生成工程において生成した中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷工程と、前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出工程と、前記中間データ読出工程において読み出した中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定工程とをコンピュータに実行させ、前記印刷工程においては、前記中間データ判定工程における判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うようにコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記の何れかに記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開し、中間データを生成する。そして、前記可搬性記憶メディアに電子文書と中間データとを記憶するようにした。これにより、ユーザに余計な設定処理をさせずに、印刷装置に適したデータで印刷処理を行うことができるメディアダイレクトプリントシステムを提供できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図9は、本実施形態のネットワーク印刷システムの背景技術となるネットワーク印刷システムの構成例を示すブロック図である。以下、この図9を参照しながら、背景技術となるネットワーク印刷システムの構成と印刷動作の手順について簡単に説明する。
ホストコンピュータ(以下、ホスト)2は、図示しない中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ(HDD)、及び各種入出力制御部(I/O)等のハードウェアを備える。前記ハードウェアは制御部(基本OS)25により制御されている。
ユーザの操作により、ホスト2の制御部25上でアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)22を用いて、電子文書21を作成する。作成された電子文書21は、ユーザの操作によりプリンタドライバ24で印刷条件を設定し印刷実行することによって、印刷装置1に出力される。プリンタドライバ24は、アプリケーション22から受け取った電子文書21を、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えばPDL(Page Description Language)データに変換する。変換されたPDLデータは、ネットワークI/F23からネットワーク3を介して印刷装置1へ送信される。
印刷装置1は、プリンタ制御部10と、プリンタ制御部10に接続された操作パネル17とを備えている。プリンタ制御部10は、ネットワーク3との接続手段であるネットワークI/F11と、受信したPDLデータを一時的に保管する受信バッファ12とを備えている。さらに、PDLデータの解析や制御を行う電子文書・PDL解析部13と、印刷処理を実行する印刷制御処理実行部14と、文字やイメージ等の展開処理を行う描画処理実行部15と、展開されたラスタイメージを記憶するページメモリ16とを備えている。そして、それらに加えて、出力制御部30とプリンタエンジン40とを備えている。
印刷装置1は、ネットワーク3を介して接続されるホスト2からPDLデータを受信して所定のメモリに記憶するとともに、PDLデータに含まれる制御コマンド等に従って、対応する文字パターンや印刷イメージ等を作成し記録紙上に画像形成を行う。
図1は、本実施形態における印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。
ホストコンピュータ(以下、ホスト)200は、図示しない中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ(HDD)、及び各種入出力制御部(I/O)等のハードウェアを備える。前記ハードウェアは制御部(基本OS)205により制御されている。
図1において、ユーザの操作により、ホスト200の制御部205上でアプリケーション202を用いて、電子文書201を作成する。ユーザの操作によりプリンタドライバ204で印刷条件を設定して印刷実行することによって、作成された電子文書201を印刷装置100に出力することができる。プリンタドライバ204は、アプリケーション202から受け取った電子文書201を、印刷装置100が認識可能な制御コマンドを、例えばPDLデータに変換する。変換されたPDLデータは、ネットワーク300を介して印刷装置100へ送信される。
また、ホスト200は、印刷装置100とデータの授受を行うための着脱可能な可搬性記憶メディア(以下、USBメモリとする)400を装着するためのメディアI/F231を備えている。さらに、USBメモリ400から後述する中間データ生成プログラムを展開するための中間データ生成プログラム用メモリ232を備えている。
一方、印刷装置100は、以下に記載の各部及びハードウェア等を制御するプリンタ制御部110と、プリンタ制御部110に接続された操作パネル120とを備えている。プリンタ制御部110は、ネットワーク300との接続手段であるネットワークI/F111と、受信したPDLデータを一時的に保管する受信バッファ112とを備えている。さらに、PDLデータの解析や制御を行う電子文書・PDL解析部113と、印刷処理を実行する印刷制御処理実行部114と、文字やイメージ等の展開処理を行う描画処理実行部115とを備えている。また、展開されたラスタイメージを記憶するページメモリ116と、出力制御部130とプリンタエンジン140とを備えている。
また、印刷装置100は、USBメモリ400を装着するためのメディアI/F151を備えている。さらに、USBメモリ400から読み出したデータを一時的に保管するメディアバッファ152と、前記読み出したデータの種類を判定するデータ判定部153とを備えている。さらに、印刷装置100のプリンタ制御部110は、データ解析変換機能の拡張機能及び記憶部としての機能を有している。また、印刷装置100は、後述の機種依存プログラムを含む中間データ生成プログラムを記憶した共通中間データ変換部154を備えている。
印刷装置100は、ネットワーク300を介して接続されるホスト200からPDLデータを受信して所定のメモリに記憶する。さらに、PDLデータに含まれる制御コマンド等に従って、対応する文字パターンや印刷イメージ等を作成し記録紙上に画像形成を行うことができる。
このように構成された印刷システムにおいて、図2から図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態について説明する。なお、本実施形態では、記憶メディアとして、USBメモリ(USBフラッシュメモリ)を例に説明するが、適応する記憶メディアはそれ以外のものでもかまわないことは言うまでもない。
図2は、本実施形態の印刷装置100における中間データ生成プログラムのインストールの処理手順の一例を示すフローチャートである。図2に示す各処理は、プリンタ制御部110の制御により行われる。
まず、印刷装置100にUSBメモリ400が装着されたか否かを判定する(ステップS301)。この判定の結果、USBメモリ400が装着されていない場合は、装着されるまで待機する。
そして、ステップS301の判定の結果、USBメモリ400が装着された場合は、USBメモリ400内に印刷装置100が所持する中間データ生成プログラムがあるか否かを判定する(ステップS302)。この判定の結果、中間データ生成プログラムがない場合は、印刷装置100の共通中間データ変換部154に予め所持している中間データ生成プログラムを暗号化部(不図示)にて暗号化処理する(ステップS303)。
このとき、復号化キーは、プログラムに任意に割り当てられたIDであり、後述する印刷装置100の設定情報ファイル等に記載されるものとする。但し、復号化キーはこれに限られるものではなく、他の形態をとってもよいことは言うまでもない。
さらに、USBメモリ400の空き容量を判定し、その判定結果に応じて、中間データ生成プログラムの構成を変更するようにしてもよい。この場合、プリンタ制御部110が容量判定手段として機能し、メディアI/F151に装着されているUSBメモリ400から空き容量についての情報を取得する。本実施形態において、プリンタ制御部110は構成決定手段として機能し、前記取得した情報を基に、空き容量が少ない場合には、中間データを生成するためのプログラムの容量を小さくするようにプログラムの構成を変更する。
また、プリンタ制御部110は中間データ生成プログラム記憶手段としても機能し、暗号化された中間データ生成プログラムをUSBメモリ400にインストールする(ステップS304)。中間データ生成プログラムは、各種印刷装置で共通に使用して処理可能な中間データ(以下、共通中間データ)を生成するための「共通プログラム」と、その機種だけで処理可能な中間データ(以下、機種依存中間データ)を生成するための「機種依存プログラム」とを含む。そして、印刷装置100では、印刷装置100の設定情報を示す設定情報ファイルを生成し、ステップS304で中間データ生成プログラムをインストールする際に、USBメモリ400に該設定情報ファイルも同時に格納する(ステップS305)。そして、処理を終了する。
一方、ステップS302の判定の結果、印刷装置100の中間データ生成プログラムが既にある場合は、USBメモリ400内に記憶されている印刷装置100の設定情報ファイルの内容更新のみを行う(ステップS306)。そして、処理を終了する。なお、本実施形態では1機種のみに対して中間データ生成プログラムの有無により判断をしているが、複数機種に対する場合に関しては、第2の実施形態にて後述する。
次に、中間データ生成処理に関して、図3のフローチャートを参照しながら説明する。図3は、本実施形態のホスト200における中間データの生成処理手順の一例を示すフローチャートである。図3に示す各処理は、制御部205の制御により行われる。
まず、ホスト200にUSBメモリ400が装着されたか否かを判定する(ステップS401)。この判定の結果、USBメモリ400が装着されていない場合は、装着されるまで待機する。
そして、ステップS401の判定の結果、USBメモリ400が装着された場合は、ホスト200は、図2のステップS305でUSBメモリ400に格納された印刷装置100の設定情報ファイルを読み出す(ステップS402)。そして、設定情報ファイルに記載された復号化キーを認識し、認証できたか否かを判定する(ステップS403)。この判定の結果、認証できた場合には、制御部205は中間データ生成プログラム展開手段として機能し、中間データ生成プログラムを中間データ生成プログラム用メモリ232上に展開する(ステップS404)。一方、ステップS403の判定の結果、認証できなかった場合には、そのまま処理を終了する。なお、復号化方法及び認証方法については、この方法に限られるものではない。
次に、ステップS405に進み、ユーザの操作に応じて、制御部205は格納手段として機能し、印刷対象の電子文書(以下、オリジナルデータ)201をUSBメモリ400に格納する。これは、通常のメディアダイレクトプリントを実施する時の手段と同様である。なお、本実施形態においては、オリジナルデータ201は、ホスト200に保持されているものであるが、別の記憶メディアに記憶されているオリジナルデータを入力してUSBメモリ400に格納するようにしてもよい。
次に、USBメモリ400に記憶されている設定情報ファイルを読み出して印刷装置100の処理性能及び処理可能なページ数などの情報を取得し、機種依存中間データ及び共通中間データを全ページ分生成するか否かを判定する(ステップS406)。具体的には、図5に示すような情報を取得して、機種依存中間データ及び共通中間データを生成できるページ数を判定する。
なお、設定情報ファイルを用いるのではなく、ホスト200が中間データ(機種依存中間データ及び共通中間データ)を生成するための条件を予め設定するようにしてもよい。具体的には、ユーザによりキーボード210またはマウス211が操作されることにより、制御部205は条件設定手段として機能し、印刷装置100の処理性能及び印刷対象の電子文書のサイズ(ページ数)に基づいて条件を設定する。本実施形態では、例えば図5に示すように、電子文書が複数ページある場合の条件設定がされているものとする。
ステップS406の判定の結果、全ページ分生成しない場合は、制御部205は中間データ生成手段として機能し、途中ページまでの機種依存中間データ及び共通中間データを生成する(ステップS407)。その際、機種依存中間データには機種判別情報をヘッダに付加する。一方、ステップS406の判定の結果、全ページ分生成する場合は、制御部205は中間データ生成手段として機能し、全ページの機種依存中間データ及び共通中間データを生成する(ステップS408)。その際、機種依存中間データには機種判別情報をヘッダに付加する。
例えば、印刷装置100の処理性能が20PPMで、オリジナルデータ201が15ページの場合、生成するページ数は10ページとなる。また、別の例として、印刷装置100の処理性能が15PPMで、オリジナルデータ201が20ページの場合、X=10/15*20=13.33…となり、生成するページ数は13ページとなる。さらに別の例として、印刷装置100の処理性能が15PPMで、オリジナルデータ201が5ページの場合、生成するページ数は全ページつまり5ページとなる。
このようにして決定されたページ数に従って、1つ目及び2つ目の例では、途中ページ(10P/13P)までの機種依存中間データ及び共通中間データを生成する。また、3つ目の例では、全ページの機種依存中間データ及び共通中間データを生成する。
そして、制御部205は格納手段として機能し、生成した機種依存中間データ及び共通中間データをUSBメモリ400に格納して(ステップS409)、処理を終了する。
本実施形態においては、機種依存中間データ及び共通中間データを生成してUSBメモリ400に格納するようにしたが、USBメモリ400の空き容量が少ない場合も想定される。この場合は、どちらか一方の中間データのみを生成したり、何れの中間データも生成せず、オリジナルデータのみをUSBメモリ400を格納したりするようにしてもよい。
また、メインメモリに使われているRAMのスピードはCPUに比べてかなり遅く、CPUの命令実行速度を下げる原因となる場合がある。そこで、CPUとメインメモリとの間にキャッシュメモリを配置し、中間データをデータキャッシュ情報としてキャッシュメモリ上で生成し、生成したデータキャッシュ情報をUSBメモリ400に格納するようにしてもよい。
次に、中間データの印刷処理に関して、図4のフローチャートを参照しながら説明する。図4は、本実施形態の印刷装置100における中間データ等の印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。図4に示す各処理は、プリンタ制御部110の制御により行われる。
まず、印刷装置100にUSBメモリ400が装着されたか否かを判定する(ステップS501)。この判定の結果、USBメモリ400が装着されていない場合は、装着されるまで待機する。
そして、ステップS501の判定の結果、USBメモリ400が装着された場合は、印刷装置100は、図3のステップS409でUSBメモリ400に格納された機種依存中間データのヘッダを読み出す(ステップS502)。データ判定部153は中間データ判定手段として機能し、USBメモリ400に格納された機種依存中間データが、印刷に適した種類の中間データであるか否かを判定する。具体的には、中間データのヘッダに記載された機種情報と印刷装置100とが一致しているか否かを判定する(ステップS503)。
本実施形態では、機種依存中間データのヘッダを読み出して印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定しているが、プリンタ制御部110が中間データ読出手段として機能し、機種依存中間データを直接読み出してもよい。そして、読み出した機種依存中間データから、印刷に適した種類の中間データであるか否かを判定してもよい。
ステップS503の判定の結果、一致した場合は、印刷装置100の設定に変更があったか否かを判定する(ステップS504)。この判定の結果、印刷装置100の設定に変更があった場合は、USBメモリ400内にある印刷装置100の設定情報ファイルを更新する(ステップS509)。そして、電子文書・PDL解析部113は、USBメモリ400からオリジナルデータ201を読み出し、解析を行う。次に、ステップS510に進み、印刷手段として機能する印刷制御処理実行部114により印刷処理を行う。
一方、ステップS504の判定の結果、印刷装置100の設定に変更がない場合は、ステップS505に進む。ステップS505においては、電子文書・PDL解析部113は、USBメモリ400から機種依存中間データを読み出して、解析を行い、印刷制御処理実行部114は、印刷処理を行う。次に、ステップS506に進み、解析及び印刷処理したデータが最終ページ分まであったか否かを判定する。この判定の結果、解析及び印刷処理したデータが最後のページまであった場合は、印刷処理はそこで終了となる。
一方、ステップS506の判定の結果、解析及び印刷処理したデータが途中ページ分までだった場合は、USBメモリ400からオリジナルデータ201を読み出し、機種依存中間データで印刷処理済みのページまで、データを読み飛ばす(ステップS507)。そして、電子文書・PDL解析部113は、その次のページからオリジナルデータ201を解析する。そして、印刷制御処理実行部114は、印刷処理を行い(ステップS508)、処理を終了する。
一方、ステップS503の判定の結果、機種が一致しなかった場合、もしくは機種依存中間データがない場合はステップS511に進み、USBメモリ400から共通中間データを読み出す。そして、データ判定部153は、データ判定部153で処理可能な共通中間データであるか否かを判定する。この判定の結果、処理可能な共通中間データである場合は、電子文書・PDL解析部113は、読み出した共通中間データを解析する。そして、印刷制御処理実行部114は、印刷処理を行い(ステップS512)、処理を終了する。一方、ステップS511の判定の結果、処理可能な共通中間データでない場合、もしくは共通中間データがない場合は、電子文書・PDL解析部113は、USBメモリ400からオリジナルデータ201を読み出して、解析を行う。そして、印刷制御処理実行部114は、印刷処理を行い(ステップS513)、処理を終了する。
本実施形態においては、印刷装置100から中間データ生成プログラムを最初にインストールすることを前提とした。一方、通常のオリジナルデータを用いてメディアダイレクトプリントを実施した際に、印刷装置100から中間データ生成プログラムをインストールするようにしてもよい。その際には、印刷処理を行った後に、中間データ生成プログラムのインストール処理を行うことになる。中間データ生成プログラムのインストール処理に関しては、図2のフローチャートの手順に従って行うため、ここでは説明を省略する。
また、前述したように、USBメモリ400に中間データがデータキャッシュ情報として記憶されている場合も同様な処理を行い、共通中間データ変換部154において変換に用いられるメモリ上に展開して印刷処理を行えばよい。
以上のように、本実施形態によれば、印刷装置100にUSBメモリ400を装着するだけで、中間データ生成プログラムを取得できる。また、ユーザは、通常のメディアダイレクトプリントと同様にオリジナルデータ201をUSBメモリ400に格納するだけで、印刷装置100に適した中間データを生成できる。さらに、印刷装置100側でも、印刷装置100に適した中間データを読み出して、印刷処理を行うことができる。これにより、ユーザは印刷装置に適したメディアダイレクトプリントの一連の印刷処理を余計な意識をしないで実施することができ、ホスト側と印刷装置側とでの処理の負荷分散をすることが可能になる。
また、本実施形態によれば、印刷装置100の設定情報ファイルを用いて中間データを生成するので、印刷装置に適した中間データを生成することができる。さらに、機種依存中間データと、共通中間データと、オリジナルデータ201とをUSBメモリ400に格納するようにしたので、印刷装置の機種によらず印刷処理が可能になる。
(第2の実施形態)
次に、図6及び図7のフローチャートを参照しながら、本実施形態について説明する。なお、機能構成については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図6は、本実施形態において、複数機種の印刷装置に対応した中間データ生成プログラムのインストールの処理手順の一例を示すフローチャートである。例えば、USBメモリ400には、印刷装置100とは異なる機種の中間データ生成プログラムが予め記憶されていることもある。記憶されている中間データ生成プログラムは、共通プログラムとその機種に対応した機種依存プログラムとで構成されている。そこで、本実施形態では、このように他機種の中間生成プログラムがUSBメモリ400に記憶されている場合も考慮している。
まず、印刷装置100では、USBメモリ400が装着されたか否かを判定する(ステップS701)。この判定の結果、USBメモリ400が装着されていない場合は、装着されるまで待機する。そして、ステップS701の判定の結果、USBメモリ400が装着された場合は、USBメモリ400内に中間データ生成プログラムがあるか否かを判定する(ステップS702)。この判定の結果、中間データ生成プログラムが既にある場合は、その中間データ生成プログラムが、すべて他機種の中間データ生成プログラムであるか否かを判定する(ステップS706)。
例えば、別の機種の中間データ生成プログラムが記憶されている場合でも、共通プログラムは機種によらず共通である。このため、ステップS706の判定の結果、他機種の中間データ生成プログラムである場合は、印刷装置100に対応する機種依存プログラムのみを暗号化する(ステップS707)。プリンタ制御部110は中間データ生成プログラム記憶手段として機能し、暗号化した機種依存プログラムをUSBメモリ400にインストールする(ステップS708)。そして、図2のステップS305と同様に、印刷装置100の設定情報ファイルをUSBメモリ400に同時に格納する(ステップS709)。なお、図8には、前述したインストール処理のイメージを示している。
ステップS706の判定の結果、印刷装置100の中間データ生成プログラムがあった場合は、図2のステップS306と同様に、印刷装置100の設定情報ファイルのみ更新を行う(ステップS710)。また、ステップS702の判定の結果、中間データ生成プログラムが1つもない場合は、ステップS703〜S705において、図2のステップS303〜S305と同様の手順で中間データ生成プログラムをインストールして、処理を終了する。
次に、複数機種から1機種選択して、中間データを生成する処理に関して、図7のフローチャートを参照しながら説明する。図8は、本実施形態のホスト200において複数機種からの選択処理を備えた中間データ生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ホスト200にUSBメモリ400が装着されたか否かを判定する(ステップS801)。この判定の結果、USBメモリ400が装着されていない場合は、装着されるまで待機する。
そして、ステップS801の判定の結果、USBメモリ400が装着された場合は、複数機種の機種依存プログラムがあるか否かを判定する(ステップS802)。この判定の結果、複数機種の機種依存プログラムがある場合は、制御部205は各機種の設定情報ファイルのヘッダより機種情報を読み出して、機種一覧として表示手段として機能するディスプレイ・モニタ(表示部)220に表示する(ステップS803)。
また、ユーザの操作に応じて、制御部205は機種選択手段として機能し、機種一覧(機種リスト)より出力予定の機種を選択する(ステップS804)。次に、ステップS805に進む。一方、ステップS802の判定の結果、1機種の機種依存プログラムしかない場合は、そのままステップS805に進む。
これ以降のステップS805〜S812までの処理はそれぞれ、前述の図3のステップS402〜S409と同様の処理が適用されるため、ステップS805〜S812までの処理の説明は省略する。また、印刷装置100における印刷処理に関しても、前述の第1の実施形態の図4に示すフローチャートと同様の手順であるため、説明は省略する。
以上のように、本実施形態によれば、USBメモリ400に別機種の中間データ生成プログラムが既に存在する場合でも、中間データ生成プログラムをインストールすることができる。このため、複数機種の印刷装置に対応できる。またその場合、必要とする機種依存プログラムのみをインストールすればよいので、効率良くインストールすることができる。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明してきたが、本発明の適応できる実施形態は前述したものに限られるものではない。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における情報処理装置、印刷装置を構成する各手段、並びに情報処理方法、印刷方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録(記憶)したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2〜4、6、7に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体(記憶媒体)としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体(記憶媒体)にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体(記憶媒体)から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態における印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の印刷装置における中間データ生成プログラムのインストール処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のホストにおける中間データの生成処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の印刷装置における中間データ等の印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の中間データを生成するための設定条件の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の印刷装置における複数機種に対応した中間データ生成プログラムのインストール処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のホストにおいて、複数機種から選択して中間データを生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、USBメモリへ複数機種プログラムをインストールするイメージを示す図である。 背景技術となる印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
100 印刷装置
110 プリンタ制御部
111 ネットワークI/F
112 受信バッファ
113 電子文書・PDL解析部
114 印刷制御処理実行部
115 描画処理実行部
116 ページメモリ
120 操作パネル
130 出力制御部
140 プリンタエンジン
151 メディアI/F
152 メディアバッファ
153 データ判定部
154 共通中間データ変換部
200 ホストコンピュータ(ホスト)
201 電子文書(オリジナルデータ)
202 アプリケーション
203 ネットワークI/F
204 プリンタドライバ
205 制御部
210 キーボード
211 マウス
220 ディスプレイ・モニタ
231 メディアI/F
232 中間データ生成プログラム用メモリ
300 ネットワーク
400 可搬性記憶メディア(USBメモリ)

Claims (21)

  1. 印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置であって、
    前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開手段と、
    前記中間データ生成プログラム展開手段によって展開された中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成手段と、
    前記中間データ生成手段によって生成された中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記中間データ生成プログラム展開手段は、前記中間データ生成プログラムに含まれる、印刷装置の機種によらず共通して印刷処理を行うことが可能な共通中間データを生成する共通プログラムと、印刷装置の機種によって印刷処理を行うことが可能な機種依存中間データを生成する機種依存プログラムとを読み出して展開することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記中間データ生成手段は、前記共通プログラムを用いて前記共通中間データを生成するとともに、前記機種依存プログラムを用いて前記機種依存中間データを生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記中間データを生成するための条件を設定する条件設定手段を有し、
    前記中間データ生成手段は、前記印刷対象の電子文書が複数ページから構成される場合、前記条件設定手段によって設定された条件に応じて、前記中間データを生成するページ数を決定し、前記決定したページ数まで前記中間データを生成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記条件設定手段は、前記印刷装置の処理性能または前記印刷対象の電子文書のサイズに基づいて条件を設定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記中間データ生成手段は、前記可搬性記憶メディアの空き容量に応じて、前記共通中間データ及び機種依存中間データのうち、少なくとも一方を生成しないようにすることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記可搬性記憶メディアに記憶されている機種依存プログラムに該当する印刷装置の機種のリストを表示部に表示する表示手段と、
    前記表示部に表示された印刷装置の機種のリストから、ユーザの操作に応じて印刷装置の機種を選択する機種選択手段とを有し、
    前記中間データ生成プログラム展開手段は、前記機種選択手段により選択された機種の中間データ生成プログラムを展開することを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷手段を有する印刷装置であって、
    前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出手段と、
    前記中間データ読出手段によって読み出された中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定手段とを有し、
    前記印刷手段は、前記中間データ判定手段による判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うことを特徴とする印刷装置。
  9. 前記電子文書の中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶している記憶部から前記中間データ生成プログラムを読み出して、前記可搬性記憶メディアに記憶する中間データ生成プログラム記憶手段を有することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 前記可搬性記憶メディアの空き容量を判定する容量判定手段と、
    前記容量判定手段による判定結果に応じて、前記中間データ生成プログラム記憶手段によって前記可搬性記憶メディアに記憶する中間データ生成プログラムの構成を決定する構成決定手段とを有することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 前記中間データ生成プログラム記憶手段は、前記印刷手段によって初めて印刷処理を行った際に前記中間データ生成プログラムを前記可搬性記憶メディアに記憶することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  12. 請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理装置と、請求項8〜11の何れか1項に記載の印刷装置とを有することを特徴とする印刷システム。
  13. 前記中間データ生成プログラム記憶手段は、前記印刷装置の設定情報ファイルを前記可搬性記憶メディアに記憶し、
    前記中間データ生成手段は、前記中間データ生成プログラム記憶手段によって前記可搬性記憶メディアに記憶された設定情報ファイルに基づいて、前記中間データを生成することを特徴とする請求項12に記載の印刷システム。
  14. 前記中間データ生成プログラム記憶手段は、前記中間データ生成プログラムを暗号化して記憶し、
    前記中間データ生成プログラム展開手段は、前記中間データ生成プログラム記憶手段によって暗号化された中間データ生成プログラムを復号化して展開することを特徴とする請求項12に記載の印刷システム。
  15. 前記中間データ生成手段は、キャッシュメモリ上で前記中間データをデータキャッシュ情報として生成し、
    前記中間データ読出手段は、前記データキャッシュ情報として生成された中間データを前記可搬性記憶メディアから読み出し、
    前記印刷手段は、前記中間データ読出手段により読み出されたデータキャッシュ情報をメモリ上に展開して印刷処理を行うことを特徴とする請求項12に記載の印刷システム。
  16. 前記可搬性記憶メディアは、USBフラッシュメモリであることを特徴とする請求項12〜15の何れか1項に記載の印刷システム。
  17. 印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開工程と、
    前記中間データ生成プログラム展開工程において展開した中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成工程と、
    前記中間データ生成工程において生成した中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
  18. 印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷工程を有する印刷方法であって、
    前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出工程と、
    前記中間データ読出工程において読み出した中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定工程とを有し、
    前記印刷工程においては、前記中間データ判定工程における判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うことを特徴とする印刷方法。
  19. 印刷装置で印刷を行うための中間データを生成する中間データ生成プログラムを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータの授受を行い、前記可搬性記憶メディアを介して前記印刷装置で印刷を行うための情報処理装置においてコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記可搬性記憶メディアから、前記中間データ生成プログラムを読み出して展開する中間データ生成プログラム展開工程と、
    前記中間データ生成プログラム展開工程において展開した中間データ生成プログラムを用いて、印刷対象の電子文書の中間データを少なくとも1つ生成する中間データ生成工程と、
    前記中間データ生成工程において生成した中間データを前記可搬性記憶メディアに格納するとともに、前記電子文書を前記可搬性記憶メディアに格納する格納工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  20. 印刷対象の電子文書と前記電子文書の中間データとを記憶した可搬性記憶メディアとの間でデータを授受し、前記可搬性記憶メディアに記憶されている前記電子文書の中間データの印刷処理を行う印刷工程と、
    前記可搬性記憶メディアから前記中間データを読み出す中間データ読出工程と、
    前記中間データ読出工程において読み出した中間データのうち、印刷に適した種類の中間データがあるか否かを判定する中間データ判定工程とをコンピュータに実行させ、
    前記印刷工程においては、前記中間データ判定工程における判定の結果、印刷に適した種類の中間データがない場合は、前記可搬性記憶メディアに記憶されている電子文書を基に印刷処理を行うようにコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  21. 請求項19または20に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013114569A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Canon Inc 情報処理装置、データ処理方法、及びプログラム
JP2015088773A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 コニカミノルタ株式会社 画像処理システム、画像処理装置および情報処理端末
JP2018180667A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 富士通株式会社 印刷管理プログラム、印刷管理方法、及び印刷管理装置

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