JP2009036951A - 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィールドシーケンシャル方式におけるフリッカを抑制する。
【解決手段】表示体10は、赤色と緑色と青色との各々の単色画像を、サブフィールドSF毎に順次に表示する。制御装置20は、視覚応答時間Tが赤色よりも短い緑色の単色画像を表示するサブフィールドSFが、視覚応答時間Tが赤色よりも長い青色の単色画像を表示するサブフィールドSFの直後に位置するように、複数の単色画像の各々をサブフィールドSF毎に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィールドシーケンシャル方式(面順次方式)でカラー画像を表示する技術に関する。
複数色(例えば赤色,緑色および青色)の各々の単色画像を時分割で順次に表示することで観察者にカラー画像を知覚させるフィールドシーケンシャル方式の表示装置が従来から提案されている。例えば非特許文献1には、赤色の単色画像と緑色の単色画像と青色の単色画像とを以上の順番(R→G→B)で各フレーム内に表示させる技術が開示されている。非特許文献1には、フレームの前半の期間で各単色画像を表示するとともに後半の期間にて表示を停止する(黒画像を表示する)技術も開示されている。
Kazuo Sekiya, "Late-News Paper: A Simple and Practical Way to Cope With Color Breakup on Field Sequential Color LCDs", SID 06 L-4, 2006, p.1661
しかし、フィールドシーケンシャル方式の表示装置においては、複数の単色画像が順次に表示されることに起因してフリッカが発生するという問題がある。フレームの後半にて表示を停止する非特許文献1の構成においては特に画像の明滅の周波数が低下するから、観察者が知覚するフリッカは顕著となる。以上の事情に鑑みて、本発明は、フィールドシーケンシャル方式のもとでフリッカを抑制するという課題の解決をひとつの目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、第1色と第2色と第3色とを含む複数色の各々の単色画像をサブフィールド毎に順次に表示するフィールドシーケンシャル方式の表示装置であって、視覚応答時間が第1色よりも短い第2色の単色画像を表示するサブフィールドは、視覚応答時間が第1色よりも長い第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置する。例えば、第1色が赤色であり、第2色が緑色であり、第3色が青色である場合、第3色の単色画像を表示するサブフィールドは第1色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置し、第2色の単色画像を表示するサブフィールドは第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置する。
以上の構成によれば、第2色の単色画像を表示するサブフィールドが第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置するから、画像の輝度の明滅の周波数が実質的に上昇する。したがって、利用者の知覚するフリッカを抑制することが可能である。なお、視覚応答時間とは、観察者の網膜に光が照射された時点から観察者の知覚する光の強度が最大値に到達する時点までの時間長を意味する。本発明に係る表示装置は、パーソナルコンピュータや携帯電話機など各種の電子機器に使用される。
本発明の好適な態様において、各単色画像は、サブフィールドの部分である表示期間内に表示され、各単色画像は、サブフィールドの部分である表示期間内に表示され、複数色のうちの一の色の単色画像を表示する表示期間は、一の色よりも視覚識別感度が高い他の色の単色画像を表示する表示期間よりも短く、一の色の単色画像の表示輝度は他の単色画像の表示輝度よりも高い。例えば、第1色が赤色であり、第2色が緑色であり、第3色が青色である場合、第1色の単色画像を表示する表示期間は、第2色の単色画像を表示する表示期間よりも短く、第1色の単色画像の表示輝度は第2色の単色画像の表示輝度よりも高い。以上の構成によれば、画像の輝度の明滅の周波数がさらに上昇するから、フリッカを有効に抑制することが可能である。
本発明の好適な態様に係る表示装置の駆動方法は、第1色と第2色と第3色とを含む複数色の各々の単色画像をサブフィールド毎に順次に表示するフィールドシーケンシャル方式の表示装置を駆動する方法であって、視覚応答時間が第1色よりも短い第2色の単色画像を表示するサブフィールドが、視覚応答時間が第1色よりも長い第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置するように、各単色画像をサブフィールド毎に表示する。以上の方法によっても、本発明に係る表示装置と同様の作用および効果が奏される。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置100の構成を示すブロック図である。表示装置100は、フィールドシーケンシャル方式によってカラー画像を表示する。同図に示すように、表示装置100は、表示体10と制御装置20とを具備する。
表示体10は、ひとつのカラー画像を複数色(赤色,緑色,青色)に分離した単色の各画像(以下「単色画像」という)を選択的に表示する。本形態の表示体10は、照明装置12と液晶装置14とで構成される。照明装置12は、液晶装置14の背面側に設置されて液晶装置14を照明する。照明装置12は、波長(色相)が相違する複数の色光を選択的に出射する。本形態の照明装置12は、赤色光と緑色光と青色光とを個別に放射することが可能である。
液晶装置14は、相互に対向する一対の基板の間隙に液晶を封止した表示パネルである。液晶装置14の液晶には、OCB(Optically Compensated Bend)モードなど高速に応答する液晶が好適に採用される。液晶の配向を変化させることで各画素の階調が制御される。
制御装置20は、階調データDに基づいて表示体10を制御する。階調データDは、カラー画像を構成する各画素の階調を指定するデータである。制御装置20は、複数色(赤色,緑色,青色)の各々の単色画像が順次に表示されるように表示体10を制御する。
図2は、表示体10の動作(制御装置20による制御の内容)を示す概念図である。同図のフレームFは、ひとつのカラー画像の表示に利用される期間である。各フレームFは、3個のサブフィールドSF(SF1〜SF3)に区分される。各サブフィールドSFは、書込期間PWと表示期間PDとを含む。書込期間PWは、液晶装置14の各画素に印加される電圧を階調データDに応じて設定(書込)することで液晶装置14に画像を形成する期間である。表示期間PDは、直前の書込期間PWにて液晶装置14に形成された画像(単色画像)を利用者に知覚され得るように実際に表示する期間である。
図2に示すように、制御装置20は、各フレームFにおけるサブフィールドSF1の表示期間PDにて表示体10に赤色(R)の単色画像を表示させる。さらに、制御装置20は、サブフィールドSF1の直後のサブフィールドSF2の表示期間PDにて青色(B)の単色画像を表示体10に表示させ、サブフィールドSF2に後続するサブフィールドSF3にて緑色(G)の単色画像を表示体10に表示させる。すなわち、ひとつのフレームFに着目すると、表示体10には、赤色→青色→緑色の順番で各単色画像が表示される。
さらに具体的には、サブフィールドSF1において、制御装置20は、書込期間PW内に液晶装置14の各画素の電圧を赤色の単色画像に応じて設定し、図2に示すように表示期間PDにて照明装置12に赤色光(R)を放射させる。したがって、サブフィールドSF1の表示期間PDにおいて利用者は赤色の単色画像を視認する。同様に、サブフィールドSF2において、制御装置20は、青色の単色画像を書込期間PWにて液晶装置14に形成し、表示期間PDにて照明装置12に青色光(B)を出射させることで青色の単色画像を表示する。サブフィールドSF3においても同様にして緑色の単色画像が表示される。以上のようにサブフィールドSF毎に表示される別色の単色画像を順次に視認することで、利用者は、各色が混合したカラー画像を知覚する。したがって、液晶装置14にカラーフィルタは不要である。なお、各表示期間PD以外の期間においては、照明装置12が消灯することで画像の表示は停止される。
次に、図3は、利用者による各単色画像の知覚について説明するための概念図である。同図においては、各表示期間PDにて各色の単色画像を視認した利用者が実際に知覚する光強度(以下「知覚光度」という)の時間的な変動が簡略的に図示されている。図3の部分(A)は赤色(R)の単色画像を視認した場合の知覚光度であり、図3の部分(B)は緑色(G)の単色画像を視認した場合の知覚光度であり、図3の部分(C)は青色(B)の単色画像を視認した場合の知覚光度である。照明装置12による出射光の強度(表示画像の輝度)は何れの場合も同等である。
図3に示すように、利用者の網膜に光が照射され始めた時点(表示期間PDの始点)から知覚光度が最大値に到達するまでの時間(以下「視覚応答時間」という)Tは色毎に相違する。換言すると、利用者が光を知覚する速度(以下「視覚応答速度」という)Vは色毎に相違する。視覚応答速度Vは、単位時間における知覚光度の変化量(図3の各曲線の傾斜)として定義される。
さらに詳述すると、図3の部分(A)および部分(B)から理解されるように、緑色光に対する視覚応答時間Tは赤色光に対する視覚応答時間Tよりも短い。すなわち、緑色光に対する視覚応答速度Vは赤色光に対する視覚応答速度Vよりも速い。一方、図3の部分(A)および部分(C)から理解されるように、青色光に対する視覚応答時間Tは赤色光に対する視覚応答時間Tよりも長い。すなわち、青色光に対する視覚応答速度Vは赤色光に対する視覚応答速度Vよりも遅い。
また、利用者が光を知覚する感度(以下「視覚識別感度」という)も色毎に相違する。すなわち、緑色光に対する視覚識別感度は赤色光に対する視覚識別感度よりも高く、赤色光に対する視覚識別感度は青色光に対する視覚識別感度よりも高い。したがって、緑色光の知覚光度の最大値AGは赤色光の知覚光度の最大値ARよりも大きく、赤色光の知覚光度の最大値ARは青色光の知覚光度の最大値ABよりも大きい。
次に、図4および図5は、各単色画像を複数のサブフィールドSFにわたって順次に視認したときの知覚光度の時間的な変化を示す概念図である。図4は、赤色(R)→青色(B)→緑色(G)の順番で各単色画像を表示する本形態での知覚光度を示す。一方、図5は、赤色(R)→緑色(G)→青色(B)の順番で各単色画像を表示する構成(以下「対比例」という)での知覚光度を示す。利用者による実際の知覚光度は、図4の特性F1や図5の特性F2である。なお、図4および図5における縦線の間隔Δは、赤色の単色画像の知覚光度が最大となる各時点tRの間隔を3等分した時間長である。
図3に示したように、緑色光に対する視覚応答時間Tは、赤色光に対する視覚応答時間Tよりも短い。したがって、図5の対比例において、サブフィールドSF1にて表示した赤色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tRと、直後のサブフィールドSF2にて表示した緑色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tGとの間隔Δ2Aは間隔Δと比較して短い。さらに、緑色光や赤色光に対する視覚識別感度は青色光に対する視覚識別感度と比較して高いから、図5の特性F2に示すように、時点tRと時点tGとの間隔内にて利用者は画像の輝度の上昇を知覚する。
また、青色光に対する視覚応答時間Tは、赤色光や緑色光に対する視覚応答時間Tよりも長い。したがって、図5の対比例において、サブフィールドSF2にて表示した緑色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tGと、直後のサブフィールドSF3にて表示した青色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tBとの間隔Δ2Bは、間隔Δと比較して長い。青色光に対する視覚識別感度は緑色光や赤色光と比較して低いから、図5の特性F2に示すように、時点tBの付近にて利用者は輝度の低下を知覚する。すなわち、図5の特性F2に示すように、対比例においては、フレーム周波数と同等の周波数で知覚光度が変動する。したがって、利用者の知覚するフリッカが顕著となる。
一方、本形態においては、青色の単色画像を表示するサブフィールドSF2の直後のサブフィールドSF3にて緑色の単色画像が表示されるから、図4に示すように、サブフィールドSF2にて表示した青色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tBと、直後のサブフィールドSF3にて表示した緑色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tGとの間隔Δ1Bは図5の間隔Δ2Bと比較して狭い。したがって、図4の特性F1に示すように、時点tBの付近における知覚光度の低下は対比例と比較して緩和される。また、サブフィールドSF3にて表示した緑色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tGと、直後のサブフィールドSF1にて表示した赤色の単色画像の知覚光度が最大となる時点tRとの間隔Δ1Aは図5の間隔Δ2Aと比較して広い。したがって、図4の特性F1に示すように、時点tGと直後の時点tRとの間隔内にて知覚光度は低下する。
図4の特性F1から理解されるように、本形態においては、知覚光度が極大または極小となる各時点が時間軸上に分散されるから、知覚光度の変動量が対比例と比較して低減されるとともに知覚光度の変動の周波数がフレーム周波数と比較して実質的に上昇する(2倍程度となる)。したがって、利用者の知覚するフリッカが低減されるという利点がある。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の形態において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、以上と同じ符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図6は、表示体10の動作を説明するための概念図である。図6に示すように、本実施形態においても第1実施形態と同様に、各色の単色画像が赤色(R)→青色(B)→緑色(G)の順番でサブフィールドSF毎に表示体10に表示される。ただし、本形態においては、以下に詳述するように、表示期間PDの時間長と単色画像の輝度とがサブフィールドSF毎に相違する。なお、図6では書込期間PWの図示が省略されている。書込期間PWは、図2と同様に、各表示期間PDと重複しないように各サブフィールドSFに設定される。
図6に示すように、赤色の単色画像を表示するサブフィールドSF1の表示期間PDは、赤色よりも視覚識別感度が高い緑色の単色画像を表示するサブフィールドSF3の表示期間PDと比較して短い。さらに詳述すると、サブフィールドSF1と当該サブフィールドSF1内の表示期間PDとの時間長の相対比(以下「デューティ比」という)は20%に設定されるのに対し、サブフィールドSF3のデューティ比は80%に設定される。サブフィールドSF2のデューティ比は第1実施形態と同様に50%である。
また、各単色画像の輝度は色毎に相違する。単色画像の輝度は照明装置12による出射光の強度(光度)に応じてサブフィールドSF毎に制御される。さらに詳述すると、表示期間PDにて照明装置12から出射する総光量(表示期間PDの始点から終点までにわたる強度の時間積分値)がサブフィールドSF1〜SF3で等しくなるように、各表示期間PDにおける照明装置12の出射光の強度が設定される。前述のように赤色の単色画像の表示期間PDは緑色の単色画像の表示期間PDよりも短いから、赤色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF1)における照明装置12の出射光(赤色光)の強度は、緑色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF3)における照明装置12の出射光(緑色光)の強度と比較して高い。
図7は、各色の単色画像を順次に表示した場合の知覚光度を図4や図5と同様の形式で図示する概念図である。各サブフィールドSFにおける表示期間PDの時間長と単色画像の輝度とを図6のように制御することで、赤色の単色画像については、知覚光度の上昇する期間が第1実施形態と比較して短縮されるとともに知覚光度の最大値が第1実施形態と比較して上昇し、緑色の単色画像については、知覚光度の上昇する期間が第1実施形態と比較して伸長されるとともに知覚光度の最大値が第1実施形態と比較して低下する。したがって、図7の特性F3に示すように、フレーム周波数の2倍の周波数の成分が第1実施形態(図4の特性F1)と比較して優勢となり、利用者の知覚するフリッカを第1実施形態よりも効果的に抑制することが可能である。
<C:変形例>
以上の各形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、以下の例示から2以上の態様を任意に選択して組合わせてもよい。
(1)変形例1
以上の各形態においては、各フレームFにおいて各単色画像を赤色→青色→緑色の順番に表示したが、フレームF内の単色画像の表示の順番は適宜に変更される。例えば、フレームF毎に青色→緑色→赤色の順番で各単色画像を表示する構成や、フレームF毎に緑色→赤色→青色の順番で各単色画像を表示する構成においても、相前後する複数のフレームに着目すれば、赤色→青色→緑色の順番で各単色画像が表示されるから、第1実施形態や第2実施形態と同様の効果が奏される。すなわち、本発明においてフレームFの境界の位置は不問である。
(2)変形例2
第2実施形態において、視覚応答時間Tが長い色(すなわち視覚応答速度Vが遅い色)の単色画像ほど、表示期間PDの時間長を短くするとともに画像の表示輝度(照明装置12からの出射光の強度)を高くする構成も採用される。例えば、赤色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF1)を緑色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF3)よりも短い時間長とする第2実施形態の構成に加えて、青色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF2)を赤色の単色画像の表示期間PD(サブフィールドSF1)よりも短い時間長とした構成を採用する。青色の単色画像は赤色の単色画像と比較して高輝度で表示され、赤色の単色画像は緑色の単色画像と比較して高輝度で表示される。以上の構成によっても第2実施形態と同様の効果が奏される。
(3)変形例3
単色画像の色は以上の例示(赤色,緑色,青色)に限定されない。例えば、赤色や緑色や青色の単色画像に代えて(またはこれらの各色とともに)、シアンやマゼンタやイエローの単色画像を表示する構成も好適である。また、カラー画像から抽出される白色成分の単色画像を各色の単色画像とともにサブフィールドSF毎に表示する構成や、フレームF内の特定のサブフィールドSFにて黒画像を表示する構成(表示を停止する構成)も採用される。
<D:応用例>
次に、本発明に係る表示装置を利用した電子機器について説明する。図8ないし図10には、以上に説明した何れかの形態に係る表示装置100を採用した電子機器の形態が図示されている。
図8は、表示装置100を採用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、各種の画像を表示する表示装置100と、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。
図9は、表示装置100を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する表示装置100とを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、表示装置100に表示される画面がスクロールされる。
図10は、表示装置100を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す斜視図である。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002と、各種の画像を表示する表示装置100とを備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった様々な情報が表示装置100に表示される。
なお、本発明に係る表示装置100が適用される電子機器としては、図8から図10に例示した機器のほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 表示体の動作を説明するためのタイミングチャートである。 単色画像の視認時における知覚光度の時間的な変動を示す概念図である。 知覚光度の時間的な変動を示す概念図である。 対比例における知覚光度の時間的な変動を示す概念図である。 第2実施形態における表示体の動作を説明するためのタイミングチャートである。 知覚光度の時間的な変動を示す概念図である。 本発明に係る電子機器の形態(パーソナルコンピュータ)を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の形態(携帯電話機)を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の形態(携帯情報端末)を示す斜視図である。
符号の説明
100……表示装置、10……表示体、12……照明装置、14……液晶装置、20……制御装置、F……フレーム、SF(SF1〜SF3)……サブフィールド、PW……書込期間、PD……表示期間。

Claims (6)

  1. 第1色と第2色と第3色とを含む複数色の各々の単色画像をサブフィールド毎に順次に表示するフィールドシーケンシャル方式の表示装置であって、
    視覚応答時間が前記第1色よりも短い前記第2色の単色画像を表示するサブフィールドは、視覚応答時間が前記第1色よりも長い前記第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置する
    表示装置。
  2. 前記第1色は赤色であり、前記第2色は緑色であり、前記第3色は青色であり、
    前記第3色の単色画像を表示するサブフィールドは前記第1色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置し、前記第2色の単色画像を表示するサブフィールドは前記第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置する
    請求項1の表示装置。
  3. 前記各単色画像は、サブフィールドの部分である表示期間内に表示され、
    前記複数色のうちの一の色の単色画像を表示する表示期間は、前記一の色よりも視覚識別感度が高い他の色の単色画像を表示する表示期間よりも短く、前記一の色の単色画像の表示輝度は前記他の単色画像の表示輝度よりも高い
    請求項1の表示装置。
  4. 前記第1色は赤色であり、前記第2色は緑色であり、前記第3色は青色であり、
    前記第1色の単色画像を表示する表示期間は、前記第2色の単色画像を表示する表示期間よりも短く、前記第1色の単色画像の表示輝度は前記第2色の単色画像の表示輝度よりも高い
    請求項3の表示装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れかの表示装置を具備する電子機器。
  6. 第1色と第2色と第3色とを含む複数色の各々の単色画像をサブフィールド毎に順次に表示するフィールドシーケンシャル方式の表示装置を駆動する方法であって、
    視覚応答時間が前記第1色よりも短い前記第2色の単色画像を表示するサブフィールドが、視覚応答時間が前記第1色よりも長い前記第3色の単色画像を表示するサブフィールドの直後に位置するように、前記各単色画像をサブフィールド毎に表示する
    表示装置の駆動方法。
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