JP2009036886A - 光スイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の光強度を基準として角度ずれの許容範囲rを設定した場合、従来のように電圧Vyの値のみ変化させてミラーをX軸方向回りのみ変化させた場合、角度ずれの許容範囲は、Vy軸と平行な2本の直線間の領域(左側のグラフ参照)となる。一方、本発明のように、パラメータVtを用いて駆動電圧を更新する場合、角度ずれの許容範囲は、直線Vtと平行な2本の直線間の領域(右側のグラフ参照)となり、従来の場合よりも許容範囲が大きくなる。したがって、角度ずれが生じた場合であっても、所望する光強度を有する出力光を出力できる駆動電圧を従来よりも広範囲に探索することができ、結果として、所望する光強度の出力光を出力することができる。
【選択図】 図7
Description
また、上記光スイッチにおいて、駆動制御部は、パラメータVtを変化させたときに、検出部の検出結果に基づいて、選択された光出力部からの検出部が検出した光強度が所定の値に到達するか否かを判定する判定部と、この判定部により出力光の光強度が所定の値に到達しないと判定された場合、VxとVyを座標軸とする平面上において、パラメータVtを所定の角度で回転させる変更部とを備えるようにしてもよい。
以下、図面を参照して、本発明に係る第1の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態は、1×nポートの光スイッチに適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る光スイッチ1は、1本の入力側光ファイバ11と、n本の出力側光ファイバ12−1〜nと、入力側光ファイバ11と出力側光ファイバ12−1〜nとを結ぶ光路上に配置されたMEMSミラー装置13と、出力側光ファイバ12−1〜nからの出力をモニタするフォトダイオード14−1〜nと、このフォトダイオード14−1〜nの検出結果をA/D変換するA/D変換器15と、このA/D変換器15からの出力に基づいてMEMSミラー装置13の駆動を制御する制御装置16とを備えている。また、入力側光ファイバ11の出力側および出力側光ファイバ12の入力側には、それぞれ空間光学系と光ファイバとを整合させるためのカップリングレンズ17,18が設けられている。
次に、本実施の形態に係る光スイッチ1の全体の動作について説明する。まず、入力側ファイバ11から光スイッチ1内部に入力された光信号(入力光)は、コリメートレンズ17で平行にまたは集光されて、MEMSミラー装置13に照射される。このMEMSミラー装置13は、入力光を所定の方向に反射して、カップリングレンズ18を介して所定の出力側光ファイバ12に入力させる。
次に、図3を参照して、制御装置16による駆動電圧設定動作について説明する。
次に、駆動電圧更新部22による駆動電圧の更新動作について説明する。
Vy=Voy+fy(Vt) ・・・(2)
Vy=Voy+B・Vt ・・・(4)
Vy=Voy+Vt・cosφ ・・・(6)
次に、変更部25によるパラメータVtの変更動作について説明する。
次に、到達判断部24による到達判断動作について説明する。この到達判断動作としては、光強度の最大値に基づく手法と、光強度の微分値に基づく手法とが挙げられる。それぞれについて、以下に説明する。
この場合、到達判断部24は、図14に示すように、制御電圧軸であるVt軸上で光強度の値Pをモニタし、現在の光強度の値が前回に測定した値以上の場合は最大値を現在の光強度に更新し、現在の光強度が前回の値を下回った場合は、その時点での最大値と目標とする所望の光強度とを比較する。このとき、最大値Pが目標値を下回る場合は、到達判断部24は、当該制御軸上では目標値に到達できないと判断する。
この場合、到達判断部24は、図15に示すように、制御電圧Vtと光強度の値Pとの微分値dP/dVtの符号変化をモニタし、過去に正および負の両符号をとったか否か検出することにより極大点を通過したことが判断する。この方法により極大点を通過したと判断した状況おいても、出力光の光強度が目標値を超えない場合、到達判断部24は、当該制御軸上では光強度が目標値に到達できないと判断する。
次に、図16を参照して、制御装置16の動作の具体例について詳細に説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態における制御装置16の駆動電圧更新部22および変更部25の構成が異なるものである。したがって、本実施の形態において、第1の実施の形態と同等の構成要素は、同じ名称および符号を付し適宜説明を省略する。
Claims (7)
- 入力光を入力する少なくとも1つの光入力部と、
出力光を出力する少なくとも1つの光出力部と、
X軸およびこのX軸と異なるY軸に対して回動可能に支持されたミラーおよびこのミラーと対向配置された複数の電極を有し、これらの電極に駆動電圧を印加することにより前記ミラーを所定の角度に傾斜させるミラー装置と、
前記光出力部から出力される出力光の光強度を検出する検出部と、
この検出部の検出結果に基づいて、前記ミラーを前記X軸回りおよび前記Y軸回りにそれぞれ回動させるために前記電極に電圧Vxおよび電圧Vyを印加する駆動制御部と
を備えた光スイッチであって、
前記駆動制御部は、前記電圧Vxおよび前記電圧Vyを所定の関数に基づいて演算して、所定の前記光入力部に入力された入力光を選択的に任意の前記光出力部から出力させる
ことを特徴とする光スイッチ。 - 前記所定の関数は、前記Vxおよび前記Vyに関するパラメータVtの多項式で表される
ことを特徴とする請求項1記載の光スイッチ。 - 前記所定の関数は、
パラメータをVt、任意の前記光出力部に対応する前記X軸,Y軸に沿った駆動電圧のオフセットをそれぞれV0x,V0y、定数をそれぞれA,B(≠0)とすると、
Vx=V0x+A・Vt
Vy=V0y+B・Vt
で表されることを特徴とする請求項1または2記載の光スイッチ。 - 前記所定の関数は、
前記Vxと前記Vyを座標軸とする平面上においてVyをVxの一次関数として表した場合に前記Vyの軸に対する前記一次関数の傾きをφとすると、
Vx=V0x+Vt・sinφ
Vy=V0y+Vt・cosφ
で表されることを特徴とする請求項3記載の光スイッチ。 - 前記駆動制御部は、
前記パラメータVtを変化させたときに、前記検出部の検出結果に基づいて、選択された光出力部からの前記検出部が検出した光強度が所定の値に到達するか否かを判定する判定部と、
この判定部により前記出力光の光強度が所定の値に到達しないと判定された場合、前記VxおよびVyの何れか一方について前記パラメータVtの符号を逆転させる変更部と
を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の光スイッチ。 - 前記駆動制御部は、
前記パラメータVtを変化させたときに、前記検出部の検出結果に基づいて、選択された光出力部からの前記検出部が検出した光強度が所定の値に到達するか否かを判定する判定部と、
この判定部により前記出力光の光強度が所定の値に到達しないと判定された場合、前記Vxと前記Vyを座標軸とする平面上において、前記パラメータVtを所定の角度で回転させる変更部と
を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の光スイッチ。 - 入力光を入力する少なくとも1つの光入力部と、
出力光を出力する少なくとも1つの光出力部と、
X軸およびこのX軸と異なるY軸に対して回動可能に支持されたミラーおよびこのミラーと対向配置された複数の電極を有し、これらの電極に駆動電圧を印加することにより前記ミラーを所定の角度に傾斜させるミラー装置と、
この検出部の検出結果に基づいて、前記ミラーを前記X軸回りおよび前記Y軸回りにそれぞれ回動させるために前記電極に電圧Vxおよび電圧Vyを印加する駆動制御部と
を備えた光スイッチであって、
前記駆動制御部は、
前記電圧Vxおよび前記電圧Vyのうちの一方を変化させる駆動電圧出力部と、
前記光出力部から出力される出力光の光強度を検出する検出部と、
前記駆動電圧出力部からの前記電圧Vxおよび前記電圧Vyのうちの一方により前記ミラー装置を駆動したときの前記検出部の検出結果に基づいて、前記出力光の光強度が所定の値に到達するか否かを判定する判定部と、
この判定部により前記出力光の光強度が所定の値に到達しないと判定された場合、前記駆動電圧出力部において変化させる駆動電圧を前記電圧Vxおよび前記電圧Vyのうちの他方に変更する変更部と
を備え、
所定の前記光入力部に入力された入力光を選択的に任意の前記光出力部から出力させる
ことを特徴とする光スイッチ。
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