JP2009036468A - ハウジングレス式熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト化を図りつつ、プレートの耐食性及びろう付けの安定性を確保できるハウジングレス式熱交換器を提供する。
【解決手段】一端面に第1犠牲材層32、他端面に第1ろう材層33をクラッドした第1プレート材と、一端面に第2ろう材層35、他端面に第2犠牲材層36をクラッドした第2プレート材とを第1、第2テーパ部44、54を有する皿状にそれぞれ形成し、第1プレート材における第1テーパ部44に、第1プレート材の端部が第1犠牲腐食材層32が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部45を形成し、第1、第2プレート材を、第1犠牲材層32と第2犠牲材層36とが冷却水通路21を隔てて対向するように、かつ、第1ろう材層33と第2ろう材層35とがオイル通路22を隔てて対向するように板厚方向に交互に配置するとともに、第1テーパ部44と第2テーパ部54の第2ろう材層35側面とが接触するように配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のプレートを積層し、これらプレート間に第1、第2流体通路を交互に形成したハウジングレス式熱交換器に関し、例えば自動車用オイルクーラに用いて好適である。
従来、芯材の両端面にろう材層が形成された三層構造のアルミニウム合金プレート材により形成される第1、第2プレートを交互に複数積層し、これらプレート間に冷却水通路とオイル通路とを交互に形成したハウジングレス式オイルクーラが知られている。このオイルクーラにおいては、水分や塩素等により孔食を起こし、プレートに孔が空いてしまうという問題があった。また、芯材の一端面に犠牲腐食材層が形成され、芯材の他端面にろう材層が形成された三層構造のアルミニウム合金プレート材により形成される第1、第2プレートを交互に複数積層し、これらプレート間に冷却水通路とオイル通路とを交互に形成したハウジングレス式オイルクーラも知られている。このオイルクーラにおいては、各プレートのろう付けを考慮してプレートを配置すると、冷却水室に必ず一方のプレートのろう材層が位置することになるため、このろう材層が孔食を起こし、プレートに孔が空いてしまうという問題があった。
これに対し、第1プレートの外周縁に内側が犠牲腐食材層となるように筒状部を一体形成するとともに、第2プレートのプレート本体の外周縁に沿って、第1プレートのプレート本体側に突出し、内側が犠牲腐食材層となる突出部を一体形成し、この突出部の外側となるろう材層を、筒状部の内側となる犠牲腐食材層にろう付けしたハウジングレス式オイルクーラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、第1プレート内側の犠牲腐食材層と第2プレート内側の犠牲腐食材層とにより冷却水通路が形成され、第1プレート外側のろう材層と第2プレート外側のろう材層とによりオイル通路が形成されるため、プレートの冷却水通路となる面の孔食を防止することができる。
ところで、安定したろう付けを行うためには、ろう付けする面同士を密着させる必要がある。このため、一般に上記のような積層タイプの熱交換器は、ろう付け時に積層方向に治具により押さえ力等を与えて、ろう付け面同士を密着させることで、ろう付けの安定性を確保している。
しかしながら、上記特許文献1に記載のハウジングレス式オイルクーラでは、ろう付け面が、積層方向の押さえ力がかからない方向に存在するため、ろう付けの安定性が確保できないという問題があった。このため、ろう付け面同士の隙間を無くすために部品同士に高い寸法精度が必要であったり、ろう付け面同士を密着させるためにサイジング加工等の余分な工程が必要であった。
また、プレートを複数積層することにより構成されたコア部に取付用の座面プレートを接合させる場合、上記特許文献1に記載の技術ではコア部を構成するプレートの最外側には必ず犠牲腐食材層が露出しており、そのままの状態ではろう付けを行うことができないという問題もあった。このため、座面プレート側にろう材層を形成したり、コア部と座面プレートとの間にろう付け機能を有する別部材を設けたりする必要があった。
これらの問題を解決するために、プレートを、芯材の一端面に第1犠牲腐食材層をクラッドし、さらに芯材の他端面に第2犠牲腐食材層をクラッドし、その表面にろう材層をクラッドした四層構造のプレート材により構成したハウジングレスオイルクーラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このプレート材は、外周縁部にテーパ部を有する皿状に形成されている。このため、各プレート材を同一方向に複数積層し、積層方向から押さえ力をかけることで、各プレート材のテーパ部同士を密着させることができるので、ろう付けの安定性を確保することができる。
特開平5−1890号公報 特開平10−185462号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載のハウジングレスオイルクーラでは、プレートとして四層構造のプレート材を使用しているので、材料コストが高くなり、コストアップしてしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、低コスト化を図りつつ、プレートの耐食性およびろう付けの安定性を確保することができるハウジングレス式熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、第1、第2プレート(1、2)を、第1、第2プレート(1、2)の板厚方向に複数積層して一体ろう付け接合してなるハウジングレス式熱交換器であって、第1プレート(1)として、第1芯材(31)の一端面に第1犠牲腐食材層(32)をクラッドし、第1芯材(31)の他端面に第1ろう材層(33)をクラッドした三層構造の第1プレート材が用いられており、第2プレート(2)として、第2芯材(34)の一端面に第2ろう材層(35)をクラッドし、第2芯材(34)の他端面に第2犠牲腐食材層(36)をクラッドした三層構造の第2プレート材が用いられており、第1プレート材は周縁部に立ち上げられた第1テーパ部(44)を有する皿状に形成されているとともに、第1テーパ部(44)はその開口側直径が拡開するように形成されており、第2プレート材は周縁部に立ち上げられた第2テーパ部(54)を有する皿状に形成されており、第1プレート材における第1テーパ部(44)には、第1プレート材の端部が第1犠牲腐食材層(32)が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部(45)が形成されており、第1、第2プレート材は、第1犠牲腐食材層(32)と第2犠牲腐食材層(36)とが第1流体通路(21)を隔てて対向するように、かつ、第1ろう材層(33)と第2ろう材層(35)とが第2流体通路(22)を隔てて対向するように板厚方向に交互に配置されているとともに、第1テーパ部(44)と第2テーパ部(54)の第2ろう材層(35)側面とが接触するように配置されていることを特徴としている。
このように、第1、第2プレート材を、第1犠牲腐食材層(32)と第2犠牲腐食材層(36)とが第1流体通路(21)を隔てて対向するように、かつ、第1ろう材層(33)と第2ろう材層(35)とが第2流体通路(22)を隔てて対向するように板厚方向に交互に配置することで、第1流体通路(21)に腐食性を有する流体が流通する場合に、第1、第2プレート(1、2)の第1流体通路(21)となる面の孔食を防止することができる。さらに、第1、第2プレート材を第1テーパ部(44)と第2テーパ部(54)の第2ろう材層(35)側面とが接触するように配置することで、ろう付け時に第1、第2プレート(1、2)積層方向の荷重をかけることにより、第1、第2テーパ部(44、54)同士を密着させた状態でろう付けを行うことができるため、ろう付けの安定性を確保することができる。このとき、第1、第2プレート(1、2)として安価な三層構造の第1、第2プレート材をそれぞれ用いているため、低コスト化を図りつつ、第1、第2プレート(1、2)の耐食性およびろう付けの安定性を確保することが可能となる。
また、第1プレート材における第1テーパ部(44)に、第1プレート材の端部が第1犠牲腐食材層(32)が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部(45)を形成することで、第1プレート(1)の端部において第1犠牲腐食材層(32)が外部(大気中)に露出することになるため、大気中の水分や塩素等に対する耐食性を確保することが可能となる。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第2テーパ部(54)は、その開口側直径が拡開するように形成されていてもよい。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第1プレート材のコーナー部における第1折り曲げ部(45)に対応する部位には、切り込み部(46)が設定されていてもよい。これによれば、第1プレート材をプレス成形して第1折り曲げ部(45)を形成する際に、しわが発生することを防止できる。このため、第1プレート材の成形性を向上させることが可能となる。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第2プレート材における第2テーパ部(54)には、第2プレート材の端部が第2ろう材層(35)が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第2折り曲げ部(55)が形成されていてもよい。
この場合、第2プレート材における第2折り曲げ部(55)に対応する部位には、貫通孔(55a)が設けられていてもよい。これによれば、ろう付け中に第2ろう材層(35)から第2ろう材が、貫通切れ込みまたは貫通孔(55a)を介して第2折り曲げ部(55)内側の第2犠牲腐食材層(36)側面同士の間にも回り込むので、第2プレート材の第2折り曲げ部(55)の内側を確実にろう付け接合することが可能となる。
さらに、第2プレート材のコーナー部における第2折り曲げ部(55)に対応する部位には、切り込み部が設定されていてもよい。これによれば、第2プレート材をプレス成形して第2折り曲げ部(25)を形成する際に、しわが発生することを防止できる。このため、第2プレート材の成形性を向上させることが可能となる。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第1流体通路(21)には、冷却水が流通するように構成されていてもよい。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第2流体通路(22)には、オイルが流通するように構成されていてもよい。
また、上記特徴のハウジングレス式熱交換器において、第1芯材(31)および第2芯材(34)は、アルミニウム合金からなっていてもよい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係るハウジングレス式熱交換器を、車両に搭載された内燃機関(エンジン)のシリンダブロックの壁面に装着され、エンジンを冷却する冷却水とエンジンの摺動部分を潤滑するエンジンオイル(以下、オイルと略す)とを熱交換してオイルを冷却するハウジングレス式オイルクーラに適用したものである。
図1は本第1実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラを示す上面図、図2は図1のA−A断面図である。図1および図2に示すように、本実施形態のハウジングレス式オイルクーラは、オイルと冷却水とを熱交換するプレート積層型コア部(以下、コア部と略す)10を備えている。コア部10は、所定の凹凸形状を有するようにプレス成形された第1、第2プレート1、2を、第1、第2プレート1、2の板厚方向に交互に複数積層することにより形成されている。そして、コア部10の図2中上端部には、アルミニウム合金製のカバープレート3が取り付けられ、また、コア部10の図2中下端側には、アルミニウム合金製の座面プレート4が取り付けられている。
カバープレート3は、アルミニウム合金からなる芯材の一方の面(コア部10と反対側の面)に芯材より電位的に卑な犠牲腐食材層をクラッドした2層構造のプレート材が使用されている。
座面プレート4には、コア部10内に冷却水を流入させるための冷却水流入口401、コア部10から冷却水を流出させるための冷却水流出口402、コア部10内にオイルを流入させるためのオイル流入口403、およびコア部10からオイルを流出させるためのオイル流出口404が形成されている。また、座面プレート4の四隅には、シリンダブロック(図示せず)の壁面にボルト等の締結具を用いて締め付け固定するためのボルト孔405が形成されている。
コア部10は、皿状の第1、第2プレート1、2を板厚方向に交互に複数積層することで、第2、第1プレート2、1の後述する第2、第1犠牲材層側面間に、内部を冷却水が流れる扁平な冷却水通路(本発明の第1流体通路に相当する)21、および第1、第2プレート1、2の後述する第1、第2ろう材層側面間に、内部をオイルが流れる扁平なオイル通路(本発明の第2流体通路に相当する)22を形成している。そして、第2、第1プレート2、1によって冷却水側流路管が構成され、第1、第2プレート1、2によってオイル側流路管が構成される。
また、冷却水通路21およびオイル通路22内には、オイルと冷却水との熱交換効率を向上させるための第1、第2インナーフィン(オフセットフィン)23、24がそれぞれ設けられている。なお、冷却水通路21に配置される第1インナーフィン23は、両面にろう材がクラッドされたクラッド材で形成されており、オイル通路22内に配置される第2インナーフィン24は、両面にろう材がクラッドされていないベア材で形成されている。
そして、複数の冷却水通路21は、第2、第1プレート2、1の板厚方向に積層されているので、各冷却水通路21の流入口側および流出口側を連通するために冷却水連通路25を有している。また、複数のオイル通路22は、第1、第2プレート1、2の板厚方向に積層されているので、各オイル通路22の流入口側および流出口側を連通するためにオイル連通路26を有している。
図3は、本第1実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。図3に示すように、第1プレート1としては、アルミニウム合金よりなる第1芯材(母材)31の一端面(冷却水通路21側面)に第1芯材31よりも電位的に卑な第1犠牲材層32をクラッドし、かつ第1芯材31の他端面(オイル通路22側面)に第1芯材31よりも融点の低い第1ろう材層33をクラッドした三層構造の第1プレート材(アルミニウム三層クラッド合金材)が使用されている。なお、第1犠牲材層32は、第1ろう材層33よりも融点が高く、第1芯材31よりも耐腐食性が劣り、第1芯材31に対して優先腐食させるための第1犠牲腐食材層である。
また、第2プレート2としては、アルミニウム合金よりなる第2芯材(母材)34の一端面(オイル通路22側面)に第2芯材34よりも融点の低い第2ろう材層35をクラッドし、且つ第2芯材34の他端面(冷却水通路21側面)に第2芯材34よりも電位的に卑な第2犠牲材層36をクラッドした三層構造の第2プレート材(アルミニウム三層クラッド合金材)が使用されている。なお、第2犠牲材層36は、第2ろう材層35よりも融点が高く、第2芯材34よりも耐腐食性が劣り、第2芯材34に対して優先腐食させるための第2犠牲腐食材層である。
図2に戻り、第1プレート(第1プレート材)1は、冷却水通路21とオイル通路22とを区画する平面形状の区画部41を有している。この区画部41には、冷却水連通路25を形成するための円環状の内周縁部(接合部)42、およびオイル連通路26を形成するための円環状のバーリング部(接合部)43が形成されている。
また、第2プレート(第2プレート材)2は、冷却水通路21とオイル通路22とを区画する平面形状の区画部51を有している。この区画部51には、冷却水連通路25を形成するための円環状の第1凸状部(接合部)52、およびオイル連通路26を形成するための円環状の第2凸状部(接合部)53が形成されている。なお、第1凸状部52は、第2凸状部53の突出方向に対して逆方向(図示上方)に突出するように曲げ加工されている。
図2および図3に示すように、区画部41よりも外周側に位置する第1プレート材の外周縁部は、末広がり状の第1テーパ部44になっている。すなわち第1テーパ部44は、その開口側直径が拡開するように形成されている。この第1テーパ部44には、第1プレート材の端部が第1犠牲腐食材層32が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部45が形成されている。本実施形態では、第1折り曲げ部45は、第1テーパ部44の全域に亘って形成されている。すなわち、第1プレート材の端部(第1折り曲げ部45における折り曲げられた側の端部)が、区画部41と第1テーパ部44との境界近傍に配置されている。
同様に、区画部51よりも外周側に位置する第2プレート材の外周縁部は、末広がり状の第2テーパ部54になっている。すなわち、第2テーパ部54は、その開口側直径が拡開するように形成されている。この第2テーパ部54には、第2プレート材の端部が第2ろう材層35が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第2折り曲げ部55が形成されている。また、第2折り曲げ部55は、第2テーパ部54の全域に亘って形成されている。すなわち、第2プレート材の端部(第2折り曲げ部55における折り曲げられた側の端部)が、区画部51と第2テーパ部54との境界近傍に配置されている。
そして、第1、第2プレート材は、第1テーパ部44と第2テーパ部54の第2ろう材層35側面とが接触するように配置されている。より詳細には、第1、第2プレート材は、第1折り曲げ部45の第1犠牲材層32側面と第2折り曲げ部55の第2ろう材層35側面とが接触するように配置されている。
次に、本実施形態のハウジングレス式オイルクーラの製造方法を簡単に説明する。
まず、第1芯材31の一端面に第1ろう材をクラッドし、第1芯材31の他端面に第1犠牲腐食材をクラッドすることにより、第1芯材31の一端面に第1ろう材層33が形成され、第1芯材31の他端面に第1犠牲材層32が形成された第1プレート1をプレス成形(曲げ加工等)することにより、所定の製品形状を得る。また、第2芯材34の一端面に第2犠牲腐食材をクラッドし、第2芯材34の他端面に第2ろう材をクラッドすることにより、第2芯材34の一端面に第2犠牲材層36が形成され、第2芯材34の他端面に第2ろう材層35が形成された第2プレート2をプレス成形(曲げ加工等)することにより、所定の製品形状を得る。
ここで、第1、第2芯材31、34としては、軽量化および高熱伝導化のために、Al−Mn系アルミニウム合金板が使用される。そして、第1、第2ろう材層33、35としては、Al−Si系アルミニウム合金が使用される。また、第1、第2犠牲材層32、36としては、Al−Zn系アルミニウム合金が使用される。ちなみに、クラッドするとは、周知のごとく、第1、第2ろう材層33、35を形成するアルミニウム合金ろうの薄膜、および第1、第2犠牲材層32、36を形成するアルミニウム合金の薄膜の融点未満の温度で加熱しながら母材である第1、第2芯材31、34に向けて加圧することにより、それらの薄膜を第1、第2芯材31、34の表面に固着させることを言う。
続いて、図2に示したように、第1、第2プレート材間にインナーフィン23、24を挟み込んだ状態で、第1、第2プレート材を交互に、しかも板厚方向に重ね合わせて、第1プレート材の内周縁部42の第1ろう材層33側面と第2プレート材の凸状部52の第2ろう材層35側面とを密着させ、第1プレート材のバーリング部43を塑性加工(曲げ加工)してその第1犠牲材層32側面と第2プレート材の凸状部53の第2ろう材層35側面とを密着させる。また、図3に示したように、第1プレート材における第1折り曲げ部45の第1犠牲材層32側面と、第2プレート材における第2折り曲げ部55の第2ろう材層35とを密着させる。
以上のように、製品形状に成形された第1、第2プレート1、2を板厚方向に交互に複数積層することで、ろう付け前のコア部10を得る。そして、ろう付け前のコア部10の上側にカバープレート3を仮組み付けするとともに、ろう付け前のコア部10の底側に座面プレート47を仮組み付けする。
次に、真空炉等の加熱炉に、コア部10、カバープレート3および座面プレート4を仮組み付けした積層型組み付け品を入れて、第1、第2ろう材層33、35の融点以上で、かつ第1、第2犠牲材層32、36の融点未満のろう付け温度で積層型組み付け品の一体ろう付けを行う。それによって、第1プレート1の第1ろう材層33側面と第2プレート2の第2犠牲材層36側面とが確実にろう付け接合され、第2プレート2の第2ろう材層35側面と第1プレート1の第1ろう材層33側面とが確実にろう付け接合される。このとき、第1折り曲げ部45の第1犠牲材層32における第2折り曲げ部55の第2ろう材層35側面との接合部では、第2ろう材層35の第2ろう材が第1犠牲材層32の第1犠牲材と混ざり合って、元々の第1犠牲材層32の第1犠牲材の電位よりも高くなる(電位的に貴となる)ので、優先腐食を防止できる。
図4は本第1実施形態の第1プレート1を作るための第1プレート材の展開図であり、図5は図4の第1プレート材をプレス成形した後の状態を示す斜視図である。なお、図4中の破線は山折り用の折り筋を示し、一点鎖線は谷折り用の折り筋を示している。
図4および図5に示すように、第1プレート材のコーナー部には、外周縁部から内側に向かって切り込まれた切り込み部46が設定されている。この切り込み部46は、山折り用の折り筋と交わるように形成されている。同様に、第2プレート材のコーナー部にも、外周縁部から内側に向かって切り込まれ、かつ、山折り用の折り筋と交わるように形成された切り込み部(図示せず)が設定されている。これにより、第1、第2プレート材をプレス成形して第1、第2折り曲げ部45、55を形成する際にしわが発生することを防止できる。
図6は、本第1実施形態の第2プレート材を示す拡大断面図である。図6に示すように、本実施形態の第2プレート材における第2折り曲げ部55に対応する部位には、貫通孔55aが設けられている。具体的には、貫通孔55aは、第2プレート材における第2折り曲げ部55の外側面(折り返されている面)に配設されている。これにより、一体ろう付け中に第2ろう材層35から第2ろう材が、貫通孔55aを介して第2折り曲げ部55内側の第2犠牲材層36側面同士の間にも回り込む。このため、第2プレート2の第2折り曲げ部55内側が確実にろう付け接合される。
なお、オイル通路22は第1、第2プレート1、2の第1、第2ろう材層33、35側面間に形成されているため、オイル通路22内に配置されるインナーフィン24を、両面にろう材がクラッドされていない安価なベア材で形成することができる。ちなみに、冷却水通路21は第2、第1プレート2、1の第2、第1犠牲材層32、36側面間に形成されているため、冷却水通路21に配置されるインナーフィン23は、両面にろう材がクラッドされたクラッド材で形成されている。
以上説明したように、第1、第2プレート材を、第1犠牲材層32と第2犠牲材層36とが冷却水通路21を隔てて対向するように、かつ、第1ろう材層33と第2ろう材層35とがオイル通路22を隔てて対向するように板厚方向に交互に配置することで、第1、第2プレート1、2の冷却水通路21となる面の孔食を防止することができる。さらに、第1、第2プレート材を、第1テーパ部44の第1犠牲材層32側面と第2テーパ部54の第2ろう材層35側面とが接触するように配置することで、ろう付け時に第1、第2プレート1、2積層方向の荷重をかけることにより、第1、第2テーパ部44、54同士を密着させた状態でろう付けを行うことができるため、ろう付けの安定性を確保することができる。このとき、第1、第2プレート1、2として安価な三層構造の第1、第2プレート材をそれぞれ用いているため、低コスト化を図りつつ、第1、第2プレート1、2の耐食性およびろう付けの安定性を確保することができる。
また、第1プレート材における第1テーパ部44に、第1プレート材の端部が第1犠牲腐食材層32が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部45を形成することで、第1プレート1の端部において第1犠牲材層32が外部(大気中)に露出することになるため、大気中の水分や塩素等に対する耐食性を確保することができる。
また、コア部10の最上部(カバープレート3側)に第2プレート2を配置するとともに、コア部10の最下部(座面プレート4側)に第1プレート1を配置することで、別部材を設けることなくカバープレート3および座面プレート4をコア部10と一体ろう付けすることができる。このとき、カバープレート3のコア部10と反対側の面には犠牲腐食材層がクラッドされているため、大気中の水分や塩素等に対する耐食性を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図7は、本第2実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。
図7に示すように、本実施形態の第1テーパ部44は、第2テーパ部54より長くなっている。すなわち、第1プレート材の外周縁部は、第2プレート材の外周縁部より多く立ち上がっている。また、第2折り曲げ部55は、第2テーパ部54の全域に亘って形成されている。一方、第1折り曲げ部45は、第1テーパ部44全域に亘って形成されていない、すなわち第1テーパ部44の下方側(区画部41に近い側)には第1折り曲げ部45が配設されていない。なお、本実施形態では、第1、第2折り曲げ部45、55の折り曲げ長さが略同一になっている。
そして、第1、第2プレート材は、第1テーパ部44内側の第1犠牲材層32側面と第2折り曲げ部55外側の第2ろう材層35側面とが接触するように、かつ、第1テーパ部44外側における第1折り曲げ部45が設けられていない部位の第1ろう材層33側面と第2折り曲げ部55内側の第2ろう材層35側面とが接触するように、板厚方向に交互に配置されている。これにより、上記第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図8は、本第3実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。
図8に示すように、本実施形態の第1テーパ部44は、第2テーパ部54より長くなっている。すなわち、第1プレート材の外周縁部は、第2プレート材の外周縁部より多く立ち上がっている。また、第2折り曲げ部55は、第2テーパ部54の全域に亘って形成されている。一方、第1折り曲げ部45は、第1テーパ部44全域に亘って形成されていない、すなわち第1テーパ部44の下方側(区画部41に近い側)には第1折り曲げ部45が設けられていない。また、第2折り曲げ部55の折り曲げ長さは、第1折り曲げ部45の折り曲げ長さより短くなっている。
そして、第1、第2プレート材は板厚方向に交互に配置されている。具体的には、複数の第1プレート材は、ひとつの第1プレート材の第1テーパ部44外側における第1折り曲げ部45が設けられていない部位の第1ろう材層33側面と、隣接する他の第1プレート材の第1テーパ部44内側の第1犠牲材層32側面とが接触するように積層されている。そして、第2プレート材は、第2折り曲げ部55外側の第2ろう材層35が、他の第1プレート材の第1テーパ部44内側の第1犠牲材層32側面のうちひとつの第1プレート材と接触していない面と接触するように、隣接する第1プレート材間に配置されている。この場合は、隣接する第1プレート材間に配置された第2プレート材が、外部(大気側)に露出しないものとなる。これにより、上記第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図9に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9は、本第4実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。
図9に示すように、第2テーパ部54は、その開口側直径が縮径する、すなわち区画部51から離れるに従って開口側直径が小さくなるように形成されている。また、本実施形態の第2テーパ部54には第2折り曲げ部が形成されていない。
第1テーパ部44は、第2テーパ部54より長くなっている。すなわち、第1プレート材の外周縁部は、第2プレート材の外周縁部より多く立ち上がっている。また、第1折り曲げ部45は、第1テーパ部44全域に亘って形成されていない、すなわち第1テーパ部44の下方側(区画部41に近い側)には第1折り曲げ部45が設けられていない。
そして、第1、第2プレート材は板厚方向に交互に配置されている。具体的には、複数の第1プレート材は、ひとつの第1プレート材の第1テーパ部44外側における第1折り曲げ部45が設けられていない部位の第1ろう材層33側面と、隣接する他の第1プレート材の第1テーパ部44内側の第1犠牲材層32側面とが接触するように積層されている。そして、第2プレート材は、第2テーパ部54外側の第2ろう材層35側面が、第1プレート材の第1テーパ部44内側の第1犠牲材層32側面と接触するように、隣接する第1プレート材間に配置されている。この場合は、隣接する第1プレート材間に配置された第2プレート材が、外部(大気側)に露出しないものとなる。
本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することに加えて、さらに、第2プレート材の第2テーパ部54に第2折り曲げ部を形成する必要がないので、製造コスト削減を図ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、ハウジングレス式オイルクーラを、車両走行用エンジンのシリンダブロックの壁面に装着した例を説明したが、ハウジングレス式オイルクーラを、エンジンのクランクケースあるいはトランスミッション本体の壁面に装着してもよい。さらに、本発明を、オイルフィルタ一体型オイルクーラのプレート積層型コア部に適用してもよい。
また、上記各実施形態では、オイル通路(第2流体通路)22内を流れるオイル(第2流体)としてエンジンオイルを用いた例を説明したが、第2流体通路内を流れる第2流体としてオートマチックトランスミッションオイル(ATF)またはパワーステアリングオイル等の他のオイルを用いてもよいし、オイル以外の流体を用いてもよい。
第1実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラを示す上面図である。 図1のA−A断面図である。 第1実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。 第1実施形態の第1プレート1を作るための第1プレート材の展開図である。 図4の第1プレート材をプレス成形した後の状態を示す斜視図である。 第1実施形態の第2プレート材を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。 第4実施形態に係るハウジングレス式オイルクーラのコア部10を示す拡大断面図である。
符号の説明
1…第1プレート、2…第2プレート、21…冷却水通路(第1流体通路)、22…オイル通路(第2流体通路)、31…第1芯材、32…第1犠牲材層、33…第1ろう材層、34…第2芯材、35…第2ろう材層、36…第2犠牲材層、44…第1テーパ部、45…第1折り曲げ部、46…切り込み部、54…第2テーパ部、55…第2折り曲げ部、55a…貫通孔。

Claims (9)

  1. 第1、第2プレート(1、2)を、前記第1、第2プレート(1、2)の板厚方向に複数積層して一体ろう付け接合してなるハウジングレス式熱交換器であって、
    前記第1プレート(1)として、第1芯材(31)の一端面に第1犠牲腐食材層(32)をクラッドし、前記第1芯材(31)の他端面に第1ろう材層(33)をクラッドした三層構造の第1プレート材が用いられており、
    前記第2プレート(2)として、第2芯材(34)の一端面に第2ろう材層(35)をクラッドし、前記第2芯材(34)の他端面に第2犠牲腐食材層(36)をクラッドした三層構造の第2プレート材が用いられており、
    前記第1プレート材は周縁部に立ち上げられた第1テーパ部(44)を有する皿状に形成されているとともに、前記第1テーパ部(44)はその開口側直径が拡開するように形成されており、
    前記第2プレート材は周縁部に立ち上げられた第2テーパ部(54)を有する皿状に形成されており、
    前記第1プレート材における前記第1テーパ部(44)には、前記第1プレート材の端部が前記第1犠牲腐食材層(32)が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第1折り曲げ部(45)が形成されており、
    前記第1、第2プレート材は、前記第1犠牲腐食材層(32)と前記第2犠牲腐食材層(36)とが第1流体通路(21)を隔てて対向するように、かつ、前記第1ろう材層(33)と前記第2ろう材層(35)とが第2流体通路(22)を隔てて対向するように板厚方向に交互に配置されているとともに、前記第1テーパ部(44)と前記第2テーパ部(54)の前記第2ろう材層(35)側面とが接触するように配置されていることを特徴とするハウジングレス式熱交換器。
  2. 前記第2テーパ部(54)は、その開口側直径が拡開するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハウジングレス式熱交換器。
  3. 前記第1プレート材のコーナー部における前記第1折り曲げ部(45)に対応する部位には、切り込み部(46)が設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のハウジングレス式熱交換器。
  4. 前記第2プレート材における前記第2テーパ部(54)には、前記第2プレート材の端部が前記第2ろう材層(35)が折り曲げの外側にくるように折り曲げられた第2折り曲げ部(55)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のハウジングレス式熱交換器。
  5. 前記第2プレート材における前記第2折り曲げ部(55)に対応する部位には、貫通切れ込みまたは貫通孔(55a)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のハウジングレス式熱交換器。
  6. 前記第2プレート材のコーナー部における前記第2折り曲げ部(55)に対応する部位には、切り込み部が設定されていることを特徴とする請求項4または5に記載のハウジングレス式熱交換器。
  7. 前記第1流体通路(21)には、冷却水が流通するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のハウジングレス式熱交換器。
  8. 前記第2流体通路(22)には、オイルが流通するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のハウジングレス式熱交換器。
  9. 前記第1芯材(31)および前記第2芯材(34)は、アルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のハウジングレス式熱交換器。
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