JP2009036237A - 無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デファレンシャルギヤを廃止できる無段変速装置を提供する。
【解決手段】ハウジング10に回動自在に設けられた一つの入力軸20、入力軸の回転速度をトラクション力により別々に無段変速するべくハウジング内に設けられた二つのトラクション変速ユニットU、二つのトラクション変速ユニットにより変速されたそれぞれの回転速度を別々に出力するべくハウジングに回動自在に設けられた二つの出力軸120を含む。これによれば、一つの入力軸の回転駆動力は、二つのトラクション変速ユニットによりそれぞれ無段変速され、対応する二つの出力軸から回転駆動力としてそれぞれ出力されるため、全体として構造の簡素化、装置の小型化を達成でき、車両に搭載した場合に、二つの出力軸を左右の駆動輪に直接連結することで、従来のようなデファレンシャルギヤを廃止でき、コストの低減、駆動力の伝達効率向上、安定した操舵走行等を達成できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、トラクション力を用いたトラクションドライブによって、入力軸の回転速度を連続的に変化させて出力軸に伝達する無段変速装置に関し、特に、円錐状の遊星ローラを用いて連続的な無段変速を行う無段変速装置に関する。
従来の無段変速装置としては、ハウジングに軸受を介してそれぞれ回動自在に支持された入力軸及び出力軸、入力軸と一体的に回転するように設けられた円錐台状のサンローラ(内輪)、入力軸に回動自在に支持された保持器、保持器に回動自在に支持されかつサンローラの外周面を転動する複数のテーパローラ(遊星ローラ)、出力軸と一体的に回転すると共にテーパローラに外接する出力リング(従動外輪)、テーパローラに一体的に設けられた円錐部に外接すると共に円錐部の母線方向にのみ往復駆動される変速リング(回転固定外輪)等を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この無段変速装置では、入力軸が回転すると、サンローラが一体的に回転し、サンローラに外接するテーパローラが回転及び公転し、テーパローラの回転により出力リングが回転し、出力リングと一体となって出力軸が回転し、変速リングの位置に応じて出力軸の回転速度が増減されるようになっている。
しなしながら、この無段変速装置においては、テーパローラ(遊星ローラ)とサンローラの接触面における法線荷重、テーパローラと出力リングの接触面における法線荷重、及びテーパローラの円錐部と変速リングの接触面における法線荷重は、初期の組付け精度に依存し、又、経時変化等による法線荷重の変動を補正する手段がないため、必要なトラクション力が得られず、変速動作が確実に行われなく虞がある。
また、上記法線荷重に伴って入力軸及び出力軸の軸線方向にスラスト荷重が発生し、このスラスト荷重は入力軸及び出力軸の軸受あるいはハウジングが受けることになるため、軸受及びハウジングの経時的な変形あるいは破損、それに伴う動力伝達効率の低下を招く虞があり、それを防止するべくハウジングの剛性を高めると、大型化あるいは重量化を招くことになる。
一方、従来の自動車等においては、エンジンの駆動力は、変速装置で変速された後、デファレンシャルギヤを介して二つの駆動輪に分配されている。そして、車両が曲路を走行する場合には、デフャレンシャルギヤが作動して、内側の駆動輪と外側の駆動輪に回転差を生じさせ、スリップのない安定した走行を可能にしている。
ところで、上記従来の無段変速装置は、一つの入力軸に対して一つの出力軸が設けられているため、この無段変速装置を自動車等に適用する場合は、従来同様にデファレンシャルギヤを設けて、一つの出力軸から出力される駆動力を二つの駆動輪に分配する必要がある。
特開平6−280961号公報
本発明は、上記従来の装置の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、小型化等を図りつつ、十分なトラクション力を確保でき、機能上の信頼性を向上させることができ、自動車等に搭載された場合にデファレンシャルギヤを省くことができ、伝達効率の向上、コストの低減等を図れる無段変速装置を提供することにある。
本発明の無段変速装置は、ハウジングに回動自在に設けられた一つの入力軸と、入力軸の回転速度をトラクション力により別々に無段変速するべくハウジング内に設けられた二つのトラクション変速ユニットと、二つのトラクション変速ユニットにより変速されたそれぞれの回転速度を別々に出力するべくハウジングに回動自在に設けられた二つの出力軸と、を含む。
この構成によれば、入力軸の回転駆動力は、二つのトラクション変速ユニットによりそれぞれ無段変速され、対応する出力軸から回転駆動力としてそれぞれ出力される。このように、一つの入力軸の回転駆動力がそれぞれトラクション力により変速された回転駆動力として二つの出力軸から出力されるため、全体として構造の簡素化、装置の小型化を達成しつつ、一つの回転入力を二つの回転出力に分けて利用することができる。
そして、この無段変速装置を例えば4輪の車両に搭載した場合に、二つの出力軸を左右の駆動輪に直接連結することで、従来のようなデファレンシャルギヤを廃止することができ、それ故に、コストを低減しつつ、駆動力の伝達効率を向上させることができる。特に、二つのトラクション変速ユニットは、それぞれ所望の変速比に設定され得るため、車両の曲路走行も確実に行うことができる。
上記構成において、二つのトラクション変速ユニットは、それぞれ、入力軸と一体的に回転する円錐台状のサンローラと、サンローラの外周面を転動する複数の遊星ローラと、遊星ローラを内接させると共に回動自在に設けられた出力リングと、遊星ローラに一体的に形成された円錐部を転動自在に内接させる共にその内接位置を移動させて変速するべく入力軸の軸線方向に可動に設けられた変速リングと、変速リングを駆動する駆動機構とを含む構成を採用することができる。
この構成によれば、一つの入力軸から入力される回転駆動力は、一方のトラクション変速ユニットにおいて、変速リングを駆動機構により適宜駆動しつつ、サンローラ→複数の遊星ローラ→出力リングを介して一方の出力軸から出力され、又、他方のトラクション変速ユニットにおいて、変速リングを駆動機構により適宜駆動しつつ、サンローラ→複数の遊星ローラ→出力リングを介して他方の出力軸から出力される。
このように、二つのトラクション変速ユニットによりそれぞれの変速比に応じた回転力(回転速度)を出力軸から出力することができると共に、共通部品を採用することで、部品の種類を減らして、構造を簡素化することができる。
上記構成において、二つのトラクション変速ユニットは、入力軸の軸線方向に垂直な面に対して対称的に向かい合うように配置されている構成を採用することができる。
この構成によれば、二つのトラクション変速ユニットにおいて、駆動に必要な法線力を発生する機構(例えば、ローディングカム機構等)によりそれぞれ発生する入力軸の軸線方向におけるスラスト荷重を、お互いに逆向きに作用させて相殺することができ、それ故に、ハウジングあるいは入力軸の軸受等に無理な荷重が加わるのを防止することができ、伝達効率が向上する。
上記構成において、入力軸の回転速度に応じて、サンローラと遊星ローラの間でのトラクション力による回転力の伝達をオン/オフするトリガ機構が設けられている構成を採用することができる。
この構成によれば、サンローラと遊星ローラが常時直結(トラクション力を発生するように密接)されているのではなく、入力軸(サンローラ)の回転速度が増加すると、トリガ機構がオン作動してサンローラ(入力軸)の回転駆動力がトラクション力を介して遊星ローラに伝達されるため、サンローラすなわち入力軸の回転を所望のタイミングで出力軸に連動させることができ、一方、入力軸(サンローラ)の回転速度が減少すると、トリガ機構がオフ作動してサンローラ(入力軸)の回転駆動力は遊星ローラに伝達されないため、入力軸(サンローラ)の回転に拘わらず出力軸をフリー(外力により回転可能)にすることができる。
また、トリガ機構がオン作動する際に、サンローラがくさび作用を強めるように形成されることで、サンローラと遊星ローラとの接触面における法線荷重すなわちとラクション力を確実に得ることができる。
上記構成において、二つのトラクション変速ユニットは、それぞれ、出力リングと出力軸の間に介在して回転力を伝達し得る回転体と、回転体と出力リングの間に介在して入力軸の軸線方向に押圧力を発生し得るローディングカム機構とを含む構成を採用することができる。
この構成によれば、入力軸の回転駆動力は、サンローラ→遊星ローラ→出力リング→ローディングカム機構→回転体を介して出力軸に伝達され、逆に、出力軸の負荷トルクは、回転体からローディングカム機構を介して、出力リングを遊星ローラに押し付ける押圧力(法線荷重)すなわちトラクション力を増加させる。これにより、外部から負荷トルクが加わっても、トラクション力が確実に得られて出力軸は所定の変速比で確実に回転駆動される。
上記構成において、二つのトラクション変速ユニットの一方に含まれる回転体と二つのトラクション変速ユニットの他方に含まれる回転体は、入力軸の軸線方向においてお互いに隣接して配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、入力軸の軸線方向における装置の集約化及び小型化を達成できると共に、入力軸の軸線方向に作用するスラスト力を相殺させてスラスト軸受の負担を軽減させることもでき、二つの出力軸が同一の回転速度で回転する場合には、両方の回転体を密接させて一体的に回転させることができ、一方、二つの出力軸が異なる回転速度で回転する場合には、その速度差だけ相対的に摺動させるように回転させることができる。
上記構成において、二つの出力軸は、車両の駆動輪にそれぞれ連結され、二つのトラクション変速ユニットの変速比を制御する制御手段を含み、制御手段は、車両の操舵角に関する操舵角情報に基づいて二つのトラクション変速ユニットのそれぞれの変速比を設定する構成を採用することができる。
この構成によれば、二つのトラクション変速ユニットの変速比が、車両の操舵角情報に基づいて設定されるため、車両のステアリング操舵角に応じて、内側の駆動輪を遅くかつ外側の駆動輪を速く回転させることで、曲路走行において、デファレンシャルギヤの作用と同様に、スリップの無い安定した走行を達成することができる。また、一方の駆動輪が空転した場合にも、他方の駆動輪により確実に駆動力を得ることができる。
上記構成において、制御手段は、変速リングの位置情報、車両に搭載されるエンジンの回転速度に関する回転速度情報、又は、車両の速度情報に基づいて、変速比の補正を行う構成を採用することができる。
この構成によれば、二つのトラクション変速ユニットの変速比が、変速リングの位置情報、エンジンの回転速度情報、車速情報に基づいて補正されるため、運転状況に応じた最適な変速比を設定することができ、通常の道路は勿論のこと悪路での走行性能も高めることができる。
上記構成をなす無段変速装置によれば、構造の簡素化、小型化等を達成しつつ、十分なトラクション力を確保でき、機能上の信頼性を向上させることができ、車両等に搭載された場合にデファレンシャルギヤを省くことができ、伝達効率の向上、コストの低減等を達成することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4は、本発明に係る無段変速装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の内部を示す部分断面図、図2は装置の内部を示す断面図、図3は装置の一部をなすローディングカム機構を示すが概略図、図4は装置の一部を示す模式図である。
この無段変速装置は、図1及び図2に示すように、ハウジング10、一つの入力軸20、二つのトラクション変速ユニットU、トリガ機構110、二つの出力軸120、二つのトラクション変速ユニットUの変速比を制御する制御手段としての制御ユニット(不図示)等を備えている。
二つのトラクション変速ユニットUは、図1及び図2に示すように、それぞれ、円錐台状に形成されたサンローラ30、サンローラ30の外周面を転動する複数の遊星ローラ40、遊星ローラ40を内接させると共に回動自在に支持された出力リング50、遊星ローラ40に一体的に形成された第2円錐部42を転動自在に内接させると共にその内接位置を移動させて変速する変速リング60、変速リング60を駆動する駆動機構70、出力リング50と同軸に配置された回転体としての回転板80、回転板80と出力リング50の間に介在するローディングカム機構90、変速リング60の位置を検出する位置センサ100等を備えている。
すなわち、図2に示すように、左側に位置する一方のトラクション変速ユニットUが、サンローラ30、複数の遊星ローラ40、出力リング50、変速リング60、駆動機構70、回転板80、ローディングカム機構90、及び位置センサ100を含み、右側に位置する他方のトラクション変速ユニットUが、同様に、サンローラ30、複数の遊星ローラ40、出力リング50、変速リング60、駆動機構70、回転板80、ローディングカム機構90、及び位置センサ100を含む構成となっている。
そして、一方のトラクション変速ユニットUと他方のトラクション変速ユニットUは、図1及び図2に示すように、入力軸20の軸線方向Lに垂直な面(ハウジング10内の中央に位置する垂直面)に対して対称的に向かい合うように配置されている。
したがって、二つのトラクション変速ユニットUは、入力軸20の軸線方向Lにおいて発生するスラスト力をお互いに相殺しつつ、それぞれの変速比に応じた回転力(回転速度)を出力軸120に伝達することができ、又、共通部品を採用することで、部品の種類を減らして、構造を簡素化することができる。
ハウジング10は、図2に示すように、入力軸20を回動自在に支持する左右のフランジ壁部11、軸受12、リングシール13、左右のフランジ壁部11を連結する連結ガイドロッド14、外周を覆うカバー15、二つの出力軸120を回動自在に支持すると共に周りを覆うカバー16、軸受17,リングシール18等を備えている。
そして、ハウジング10内には、トラクション変速ユニットUのトラクション力が発生する接触界面、その他の摺動面、転動面等に供給される潤滑油が注入されている。
入力軸20は、図2に示すように、ハウジング10の外部に突出してエンジン等から駆動力を伝達される外部入力軸21、ハウジング10の内部に配置されて外部入力軸21と一体的に回転するように連結された内部入力軸22により形成されている。
外部入力軸21は、その内側端部において、円板状のフランジ部21a、内部入力軸22を連結する連結穴21bを備えている。フランジ部21aは、トリガ機構110の後述する端面112を画定している。
内部入力軸22は、二つのサンローラ30をお互いに向き合うように外嵌させた状態で、一体的に回転するようにかつ左側のサンローラ30をその軸線方向Lに所定量だけ移動可能に連結している。
サンローラ30は、図2に示すように、略円錐台状に形成され、遊星ローラ40が転動する円錐面状の一部をなす外周面31、その他端側に形成された円筒部32、円筒部32の内側に形成された凹部33等を備えるように形成されている。
左側に位置するサンローラ30は、その凹部33において、トリガ機構110の遠心ウエイト111を受ける傾斜面113を画定している。一方、右側に位置するサンローラ30は、その凹部33において、内部入力軸22の端部にねじ込まれるネジ部材34を収容するように形成されている。
ネジ部材34は、右側のサンローラ30を内部入力軸22と一体的に回転させるように固定するものである。
すなわち、左側のサンローラ30は、内部入力軸22と一体的に回転するようにかつ内部入力軸22の軸線方向Lに僅かに移動可能に連結され、右側のサンローラ30は、内部入力軸22と一体的に回転するように固定されている。
遊星ローラ40は、図2に示すように、サンローラ30(外周面31)を転動する第1円錐部41、変速リング60に内接する先細り状の第2円錐部42、第1円錐部41及び第2円錐部42の共通の軸部43を備えている。
そして、左側のトラクション変速ユニットUに含まれる複数の遊星ローラ40は、それぞれの軸部43がハウジング10内の右側寄りに頂点をもつ仮想の円錐面内に等間隔に配列されるように左側の可動ホルダ44により保持されている。また、右側のトラクション変速ユニットUに含まれる複数の遊星ローラ40は、それぞれの軸部43がハウジング10内の左側寄りに頂点をもつ仮想の円錐面内に等間隔に配列されるように右側の可動ホルダ44により保持されている。
全ての遊星ローラ40における第2円錐部42は、内部入力軸22から径方向に最も離れた位置にある母線(変速リング60が接触する稜線)が内部入力軸22の軸線方向と平行に伸長するように形成されている。
遊星ローラ40の軸部43は、可動ホルダ44に対して所定の範囲内で遊動自在に保持されている。また、可動ホルダ44は、骨組み構造(鳥籠形状)に形成され、ハウジング10内において他の部品と接触しないように、内部入力軸22とサンローラ30の円筒部32に軸受を介して保持され、入力軸20(内部入力軸22)回りに回動自在、すなわち、遊星ローラ40を公転可能に保持している。
出力リング50は、図2に示すように、遊星ローラ40の第1円錐部41が内接して転動する内周面51、ローディングカム機構90が介在する環状の端面部52等を備えるように形成されている。
そして、出力リング50は、遊星ローラ40が回転及び公転することで、そのトラクション力により回転するようになっている。したがって、内周面51における法線荷重を大きくすることにより、より大きなトラクション力が得られ、回転力が確実に伝達される。
変速リング60は、図2に示すように、遊星ローラ40の第2円錐部42に接触する内周面61、駆動機構70の一部をなすリードスクリュー71が螺合する雌ネジ部62、連結ガイドロッド14に外嵌されてガイドされる被ガイド部63等を備えるように形成されている。そして、変速リング60は、ハウジング10内において、入力軸20(内部入力軸22)回りに回転不能に保持された状態で、入力軸20(内部入力軸22)の軸線方向Lに所定範囲に亘って往復動自在に支持されている。
駆動機構70は、図2に示すように、ハウジング10内において入力軸20(内部入力軸22)と平行に伸長するように配置されて変速リング60の雌ネジ部62に螺合するリードスクリュー71、リードスクリュー71の一端に固着された歯車72、歯車72に噛合するウォーム73、ウォーム73を回転駆動するモータ74等を備えている。
そして、モータ74が一方向に回転すると、ウォーム73→歯車72→リードスクリュー71を介して、変速リング60を図1及び図2中の軸線方向Lの中央に向けて移動させ、一方、モータ74が逆向きに回転すると、ウォーム73→歯車72→リードスクリュー71を介して、変速リング60を図1及び図2中の軸線方向Lの両外側に向けて移動させるようになっている。
すなわち、変速リング60を入力軸20の軸線方向Lに移動させることで、遊星ローラ40の第2円錐部42が内周面61と内接する内接位置を移動させ、これにより、変速を行うようになっている。
具体的には、図4に示すように、変速リング60が、第2円錐部42の所定の中立位置Nにおいて接触している場合、遊星ローラ40は出力リング50に対して転動し、出力リング50は回転することなく停止した状態、すなわち、出力軸120も停止した状態にある。
次に、変速リング60をハウジング10内の両側に向けて(図4中において矢印Dで示すように右向きに)移動させ、第2円錐部42の小径端部側に向けて接触位置を移動させると、出力リング50の回転速度は次第に増速され、出力軸120も増速されて回転するようになっている。
一方、変速リング60を中立位置Nから反対側(ハウジング10内の中央側)に向けて(図4中において矢印Rで示すように左向きに)移動させ、第2円錐部42の大径端部側に接触位置を移動させると、出力リング50は逆向きに回転するようになっている。
回転板80は、図1及び図2に示すように、出力リング50と隣接するように配置され、その外周面に歯車81、ローディングカム機構90が介在する環状の端面部82、外端面83等を備えるように形成されている。
そして、左側に位置する一方のトラクション変速ユニットUに含まれる回転板80と右側に位置する他方のトラクション変速ユニットUに含まれる回転板80とは、図1及び図2に示すように、外端面83同士が接触し得るように内部入力軸22の軸線方向においてお互いに隣接して配置されている。尚、左側の回転板80と右側の回転板80の間には、図2に示すように、スラスト軸受85が配置されており、ローディングカム機構90により発生するスラスト荷重を受けるようになっている。尚、歯車81は、後述する出力軸120の歯車121に噛合するようになっている。
このように、一方のトラクション変速ユニットUに含まれる回転板80と他方のトラクション変速ユニットUに含まれる回転板80は、入力軸20の軸線方向Lにおいてお互いに隣接して配置されているため、入力軸20の軸線方向Lにおける装置の集約化及び小型化を達成でき、又、入力軸20の軸線方向Lに作用するスラスト力を相殺させて、スラスト軸受85の負担を軽減させることもできる。さらに、二つの出力軸120が同一の回転速度で回転する場合には、両方の回転板80を密接させて一体的に回転させることができ、一方、二つの出力軸120が異なる回転速度で回転する場合には、その速度差だけ相対的に摺動させるように回転させることができる。
ローディングカム機構90は、図1、図2、図3に示すように、左側のトラクション変速ユニットUの出力リング50と回転板80の間に介在して入力軸20(内部入力軸22)の軸線方向Lに押圧力(スラスト荷重)を発生し得るものである。
すなわち、ローディングカム機構90は、図3に示すように、出力リング50の端面部52に形成されたカム面91、回転板80の端面部82に形成されたカム面92、カム面91とカム面92の間に介在する転動体93により構成されている。
そして、ローディングカム機構90は、出力リング50と回転板80の間に相対的な回転差を生じると、転動体93が移動してカム面91,92によりカム作用を受け、入力軸20(内部入力軸22)の軸線方向Lに押圧力(スラスト荷重)を発生する。すると、出力リング50と遊星ローラ40の接触面での法線荷重が増加し、又、スラスト荷重の反力として出力リング50と回転板80が一体的に回転するようになる。
すなわち、入力軸20の回転駆動力は、サンローラ30→遊星ローラ40→出力リング50→ローディングカム機構90→回転板80を介して出力軸120に伝達され、逆に、出力軸120の負荷トルクは、回転板80からローディングカム機構90を介して、出力リング50を遊星ローラ40に押し付ける押圧力(法線荷重)、すなわち、トラクション力を増加させる。これにより、外部から負荷トルクが加わっても、トラクション力が確実に得られて出力軸は所定の変速比で確実に回転駆動される。
位置センサ100は、変速リング60の軸線方向Lにおける位置を検出するものであり、図1に示すように、左側の変速リング60及び右側の変速リング60に対応して2つ設けられている。この位置センサ100は、変速リング60の端面に当接する可動接触子を有し、この可動接触子の移動量を検出することで、変速リング60の位置を検出するようになっている。尚、位置センサ100としては、このような接触式のセンサに限るものではなく、非接触式のセンサを採用してもよい。
トリガ機構110は、入力軸20すなわちサンローラ30の回転速度に応じて、サンローラ30と遊星ローラ40の間でのトラクション力による回転力の伝達をオン/オフするものであり、図2に示すように、球状をなす複数の遠心ウエイト111、外部入力軸21のフランジ部21aに形成された端面112、左側に配置されるサンローラ30の凹部33に形成された複数の傾斜面113により構成されている。
そして、トリガ機構110は、サンローラ30と遊星ローラ40がお互いに空回りする状態(接触面におけるトラクション力が作用しない状態)から、入力軸20(サンローラ30)の回転速度が増加すると、遠心ウエイト111が径方向の外側に移動して傾斜面113を押圧し、サンローラ30を内部入力軸22の軸線方向L内向きに押圧する(オン作動する)。すなわち、左右のサンローラ30は、対応するそれぞれの複数の遊星ローラ40に食い込むように押圧される。その結果、トラクション力が発生して、入力軸20(サンローラ30)の回転駆動力が遊星ローラ40に伝達され、所望のタイミングで出力軸120まで伝達されることになる。
一方、入力軸20(サンローラ30)の回転速度が減少すると、遠心ウエイト111が径方向の中心寄りに移動して、傾斜面113を押す力が弱くなり、サンローラ30は対応する複数の遊星ローラ40から抜け出すように僅かに移動する(オフ作動する)。その結果、トラクション力が小さくなり、入力軸20(サンローラ30)の回転駆動力は遊星ローラ40に伝達されなくなり、入力軸20(サンローラ30)の回転に拘わらず出力軸120は自由に回転する(外力により回転する)ことができるようになる。
このように、トリガ機構110がオン作動する際に、サンローラ30はくさび作用を強めるように形成されているため、サンローラ30と遊星ローラ40との接触面における法線荷重すなわちトラクション力を確実に得ることができる。
二つの出力軸120は、図1及び図2に示すように、ハウジング10に対して軸受17及びリングシール18を介して回動自在に支持されており、それらの内側端部において、回転板80の歯車81と噛合する歯車121を一体的に備えている。
次に、上記無段変速装置の動作について説明する。
先ず、入力軸20が停止している場合、二つのトラクション変速ユニットUにはトラクション力が発生せずトルクが伝達されないため、二つの出力軸120は自由に回転できる状態にある(オフの状態)。
続いて、入力軸20が停止した状態から回転し始め、その回転速度が上昇すると、トリガ機構110がオン作動して(遠心ウエイト111が径方向外向きに移動して二つのサンローラ30を対応する遊星ローラ40内に入り込ませて)、サンローラ30が遊星ローラ40に押し付けられて所定レベル以上の法線荷重すなわちトラクション力が発生し、サンローラ30から遊星ローラ40にトルク(回転駆動力)が伝達される。
そして、左側に位置する一方のトラクション変速ユニットUにおいて、変速リング60を駆動機構70により適宜駆動しつつ、サンローラ30→複数の遊星ローラ40→出力リング50→ローディングカム機構90→回転板80を介して、一方の出力軸120が所定の変速比に応じて変速された回転速度で回転する。
また、右側に位置する他方のトラクション変速ユニットUにおいて、変速リング60を駆動機構70により適宜駆動しつつ、サンローラ30→複数の遊星ローラ40→出力リング50→ローディングカム機構90→回転板80を介して、他方の出力軸120が所定の変速比に応じて変速された回転速度で回転する。
ここで、駆動機構70により左右の変速リング60の位置をそれぞれ制御することにより、二つのトラクション変速ユニットUの変速比を適宜所望の値に設定し、その変速比に応じた回転力(回転速度)を出力軸120からそれぞれ出力することができる。
上記トラクションドライブにおいて、二つのトラクション変速ユニットUにはそれぞれ入力軸20の軸線方向Lにスラスト荷重が発生するが、二つのトラクション変速ユニットU(左右にそれぞれ位置する、サンローラ30、遊星ローラ40、出力リング50、変速リング60)は入力軸20の軸線方向Lに垂直な面に対して対称的に向かい合うように配置されているため、それぞれのスラスト荷重をお互いに逆向きに作用させて相殺することができる。その結果、ハウジング10あるいは入力軸20の軸受12等に無理な荷重が加わるのを防止することができる。
一方、出力軸120に負荷トルクが加わった場合は、回転板80と出力リング50の間に介在するローディングカム機構90が作動して、出力リング50を遊星ローラ40に押し付ける押圧力(法線荷重)すなわちトラクション力を増加させる。これにより、外部から負荷トルクが加わっても、負荷トルクに比例して法線力が増加するのでトラクション力が確実に得られて出力軸120は所定の変速比で確実に回転駆動される。
図5は、上記無段変速装置を前輪駆動の車両に適用した実施形態を示すものである。
車両Vは、図5に示すように、エンジンE、エンジンEに直結された無段変速装置M、無段変速装置Mの出力軸120に連結される連結シャフト130、連結シャフト130に直結される駆動輪としての二つの前輪141、二つの後輪142、操舵用のステアリング143、操舵角センサ144、エンジンの回転速度センサ145、車速センサ146、車両全体の制御を司ると共に無段変速装置Mに含まれる二つのトラクション変速ユニットUの変速比を制御する制御ユニット(不図示)等を備えている。
すなわち、この車両は前輪駆動方式であり、無段変速装置Mの二つの出力軸120が、それぞれ連結シャフト130を介して左右の前輪141に直結されている。
ここで、制御ユニットは、操舵角センサ144により得られる車両の操舵角に関する操舵角情報に基づいて、二つのトラクション変速ユニットUのそれぞれの変速比を設定するようになっている。また、制御ユニットは、位置センサ100から得られるそれぞれの変速リング60の位置情報、エンジンEの回転速度センサ145により得られる回転速度情報、車速センサ146により得られる車両の速度情報に基づいて、変速比の補正を行うようになっている。
したがって、二つのトラクション変速ユニットUの変速比が、車両の操舵角情報に基づいて設定されるため、車両のステアリング操舵に応じて、内側の駆動輪(前輪141)を遅くかつ外側の駆動輪(前輪141)を速く回転させることで、カーブ走行において、デファレンシャルギヤの作用と同様に、スリップの無い安定した走行を達成することができ、又、一方の駆動輪が空転した場合にも、空転により減少したトルクは他方のトルクに付加され他方の駆動輪により確実に駆動力を得ることができる。
特に、二つのトラクション変速ユニットUの変速比が、変速リング60の位置情報、エンジンEの回転速度情報、車速情報に基づいて補正されるため、運転状況に応じた最適な変速比を設定することができ、通常の道路は勿論のこと悪路での走行性能も高めることができる。
上記実施形態においては、二つのトラクション変速ユニットUとして、サンローラ30、円錐状の遊星ローラ40、出力リング50、変速リング60等を含む形式を示したが、これに限定されるものではなく、トラクション力を用いて変速を行うものであれば、その他の構造をなすトラクション変速ユニットを採用してもよい。
上記実施形態においては、二つのトラクション変速ユニットUを対称的に配置した場合を示したが、スラスト荷重を受ける別の手段があれば、対称的でなく同一の方向を向くように配置してもよい。
上記実施形態においては、トリガ機構110を一つ採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、左右対称的に二つのトリガ機構110を採用してもよい。
以上述べたように、本発明の無段変速装置は、構造の簡素化、小型化等を達成しつつ、十分なトラクション力を確保でき、機能上の信頼性を向上させることができ、車両等に搭載された場合にデファレンシャルギヤを省くことができるため、四輪自動車等の変速装置として適用できるのは勿論のこと、一つの入力軸から入力される回転駆動力をそれぞれ変速して二つの出力軸に伝達して出力するものであれば、その他の駆動装置、機械装置、工作機械等にも有用である。
本発明に係る無段変速装置の一実施形態を示す部分断面図である。 図1に示す無段変速装置の内部を示す断面図である。 図1に示す無段変速装置に含まれるローディングカム機構を示すものであり、(a)は概略を示す斜視分解図、(b)は部分断面図である。 図2に示す無段変速装置の一部を示した模式図である。 図1に示す無段変速装置を車両に適用した状態を示すものであり、(a)は平面図、(b)は部分平面図である。
符号の説明
10 ハウジング
11 フランジ壁部
12 軸受
13 リングシール
14 連結ガイドロッド
15,16 カバー
17 軸受
18 リングシール
20 入力軸
21 外部入力軸
21a フランジ部
21b 連結穴
22 内部入力軸
U トラクション変速ユニット
30 サンローラ
31 外周面
32 円筒部
33 凹部
34 ネジ部材
40 遊星ローラ
41 第1円錐部
42 第2円錐部
43 軸部
44 可動ホルダ
50 出力リング
51 内周面
52 端面部
60 変速リング
61 内周面
62 雌ネジ部
63 被ガイド部
70 駆動機構
71 リードスクリュー
72 歯車
73 ウォーム
74 モータ
80 回転板(回転体)
81 歯車
82 端面部
83 外端面
85 スラスト軸受
90 ローディングカム機構
91,92 カム面
93 転動体
100 位置センサ
110 トリガ機構
111 遠心ウエイト
112 端面
113 傾斜面
120 出力軸
121 歯車
V 車両
E エンジン
M 無段変速装置
130 連結シャフト
141 前輪(駆動輪)
143 ステアリング
144 操舵角センサ
145 エンジンの回転速度センサ
146 車速センサ

Claims (8)

  1. ハウジングに回動自在に設けられた一つの入力軸と、
    前記入力軸の回転速度をトラクション力により別々に無段変速するべく前記ハウジング内に設けられた二つのトラクション変速ユニットと、
    前記二つのトラクション変速ユニットにより変速されたそれぞれの回転速度を別々に出力するべく前記ハウジングに回動自在に設けられた二つの出力軸と、
    を含む、無段変速装置。
  2. 前記二つのトラクション変速ユニットは、それぞれ、前記入力軸と一体的に回転する円錐台状のサンローラと、前記サンローラの外周面を転動する複数の遊星ローラと、前記遊星ローラを内接させると共に回動自在に設けられた出力リングと、前記遊星ローラに一体的に形成された円錐部を転動自在に内接させる共にその内接位置を移動させて変速するべく前記入力軸の軸線方向に可動に設けられた変速リングと、前記変速リングを駆動する駆動機構と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無段変速装置。
  3. 前記二つのトラクション変速ユニットは、前記入力軸の軸線方向に垂直な面に対して対称的に向かい合うように配置されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の無段変速装置。
  4. 前記入力軸の回転速度に応じて、前記サンローラと前記遊星ローラの間でのトラクション力による回転力の伝達をオン/オフするトリガ機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無段変速装置。
  5. 前記二つのトラクション変速ユニットは、それぞれ、前記出力リングと前記出力軸の間に介在して回転力を伝達し得る回転体と、前記回転体と前記出力リングの間に介在して前記入力軸の軸線方向に押圧力を発生し得るローディングカム機構と、を含む、
    ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか一つに記載の無段変速装置。
  6. 前記二つのトラクション変速ユニットの一方に含まれる前記回転体と前記二つのトラクション変速ユニットの他方に含まれる前記回転体は、前記入力軸の軸線方向においてお互いに隣接して配置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無段変速装置。
  7. 前記二つの出力軸は、車両の駆動輪にそれぞれ連結され、
    前記二つのトラクション変速ユニットの変速比を制御する制御手段を含み、
    前記制御手段は、前記車両の操舵角に関する操舵角情報に基づいて、前記二つのトラクション変速ユニットのそれぞれの変速比を設定する、
    ことを特徴とする請求項2ないし6いずれか一つに記載の無段変速装置。
  8. 前記制御手段は、前記変速リングの位置情報、前記車両に搭載されるエンジンの回転速度に関する回転速度情報、又は、前記車両の速度情報に基づいて、前記変速比の補正を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載の無段変速装置。

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