JP2009035985A - 雨樋ネット取付用具及びそれを用いた雨樋ネットの取付構造 - Google Patents

雨樋ネット取付用具及びそれを用いた雨樋ネットの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】屋根の軒先に水切り用部材が取り付けられた状態の雨樋に雨樋ネットの取り付けを容易かつ確実にする雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットを取り付ける。
【解決手段】屋根の軒先の下方に取り付けられた雨樋2の両側縁部の前耳部3f及び後耳部3bに、本体部材5の縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられた雨樋ネット取付用具1の両端部の取付部6f,6bを係合して、雨樋2に雨樋ネット取付用具1を取り付け、この雨樋ネット取付用具1の前端部側に設けられたネット保持部7の挟み込み部に雨樋ネット4の前側辺部を挿入して保持し、該雨樋ネット4の後側辺部は上記屋根の軒先に下向きに張り出して取り付けられた水切り用部材14の下端部で押さえて保持したものである。これにより、屋根の軒先に水切り用部材14が取り付けられた状態の雨樋2に、その水切り用部材14と干渉しないで雨樋ネット取付用具1を用いて雨樋ネット4を取り付けることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、屋根の軒先の下方に取り付けられた雨樋の上部開口に木の葉やゴミ等が詰まらないようにその上部開口を覆う雨樋ネットを該雨樋に取り付ける取付用具に関し、詳しくは、雨樋への雨樋ネットの取り付けを容易かつ確実にすることができる雨樋ネット取付用具及び屋根の軒先に水切り用部材が取り付けられた状態の雨樋に上記雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットを取り付ける取付構造に係るものである。
従来のこの種の雨樋ネット取付用具は、軒先に横架された軒樋の耳部と耳部とを連結するように軒樋の縁に弾性的に嵌合される固定金具を有し、この固定金具の平面部に折り曲げ可能な切り出し突起を設け、上記固定金具の平面部に木の葉等による雨樋の詰まりを防止するネット状金属体を敷設して、上記切り出し突起でネット状金属体を取り付けるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
また、他の雨樋ネット取付用具は、軒樋の両側上縁部に橋渡しされ、この橋渡しの両端部分に一対の嵌合凹部を備えたアーチ状の金具と、この金具に、軒樋の上部開口に被せられたアーチ状のネット状シートを締め付けて装着する締結具(ネジ)とから成っていた(例えば、特許文献2参照)。
登録実用新案第3030501号公報 登録実用新案第3102392号公報
しかし、特許文献1に記載の固定金具においては、軒樋の縁に嵌合される固定金具が平面状に形成されており、この固定金具の平面部にネット状金属体が敷設されるようになっているので、平面状に敷設されたネット状金属体の上に落ちた木の葉等がそのままネット上に堆積してしまうことがあった。これでは、軒樋がその役目を果たせないこととなる。また、固定金具へネット状金属体を固定するには、固定金具から切り出し突起を折り曲げて立ち上げ、この立ち上げられた切り出し突起にネット状金属体の網目を通していた。この場合、複数個の固定金具について切り出し突起を折り曲げなければならず、上記切り出し突起の折り曲げ作業が煩雑であった。したがって、軒樋へのネット状金属体の取り付けが容易ではなかった。
また、特許文献2に記載のアーチ状の金具においては、軒樋の両側上縁部に、両端部分の嵌合凹部を嵌合してアーチ状の金具を橋渡しに取り付け、この金具の上面にネット状シートを載せ、このネット状シートの上面からワッシャ等を介してネジ等で締め付け、該ネット状シートをアーチ状の金具に装着していたので、アーチ状に装着されたネット上に落ちた木の葉等が自然に滑り落ちるようにすることができる。しかし、この場合は、締め付け用のネジやワッシャ等を必要とするので、部品点数が多くなるものであった。また、複数個のアーチ状の金具にネジ等の締め付けによりネット状シートを装着するので、ドライバを使用していちいちネジを締め付けなければならず、ネジの締め付け作業が煩雑であった。したがって、軒樋へのネット状シートの取り付けが容易ではなかった。
一方、近年、屋根材としてスレート板瓦や金属板を使用する屋根がある。この場合は、屋根材が薄いことに起因して雨水が軒先から内側に回り込んで外壁に到達し、外壁が湿気を帯びることがある。そこで、これを防止するために、屋根の軒先に水切り用部材(一般に「水切り板」又は「唐草」と呼ばれる)を下向きに張り出して取り付けている。しかし、この場合、水切り用部材の下端部は、雨樋の後縁部側にて該雨樋の断面形状内に入り込んだ状態に配置されており、その水切り用部材が邪魔になって雨樋に雨樋ネット取付用具を取り付け不能となることがある。したがって、その雨樋に対しては雨樋ネットの取り付けができないことがあった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、雨樋への雨樋ネットの取り付けを容易かつ確実にすることができる雨樋ネット取付用具及び屋根の軒先に水切り用部材が取り付けられた状態の雨樋に上記雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットを取り付ける取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による雨樋ネット取付用具は、所定幅の板状に形成され縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられて、雨樋の上部開口を覆う雨樋ネットを下支えする本体部材と、この本体部材の両端部に形成され、雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に係合する取付部と、上記本体部材の前端部側の取付部よりも内側寄りに設けられ上記雨樋ネットの前側辺部を挿入して挟み込む挟み込み部を有すると共に、この挟み込み部内にて上記本体部材の長手方向に沿って少なくとも2個設けられ該雨樋ネットの前側辺部の網目に入り込んで係止する突起部を有するネット保持部とを備えて成るものである。
このような構成により、所定幅の板状に形成され縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられた本体部材で雨樋の上部開口を覆う雨樋ネットを下支えし、この本体部材の両端部に形成された取付部により雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に係合し、上記本体部材の前端部側の取付部よりも内側寄りに設けられた挟み込み部と、この挟み込み部内にて上記本体部材の長手方向に沿って少なくとも2個設けられた突起部とを有するネット保持部により、上記挟み込み部で雨樋ネットの前側辺部を挿入して挟み込み、上記突起部が雨樋ネットの前側辺部の網目に入り込んで係止する。
そして、上記本体部材の後端部側の取付部は、雨樋の両側縁部の前耳部と後耳部との間の幅の種類に対応して係合可能に本体部材の長手方向に沿って複数段設けられている。これにより、本体部材の後端部側にてその長手方向に沿って複数段設けられた取付部で、両側縁部の前耳部と後耳部との間の幅が異なる雨樋に対応して係合可能となる。
また、上記本体部材と取付部とネット保持部とは、可撓性を有する材料(例えば、合成樹脂や金属等)で形成されている。これにより、可撓性を有する材料で形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具に弾性を付与する。
さらに、上記本体部材と取付部とネット保持部とは、合成樹脂で形成されている。これにより、合成樹脂で形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具の成形を容易とする。
さらにまた、上記本体部材と取付部とネット保持部とは、一体的に形成されている。これにより、一体的に形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具を単一部材で形成する。
また、上記ネット保持部の突起部は、雨樋ネットの前側辺部を該ネット保持部内に挿入する方向に向けて傾斜している。これにより、雨樋ネットの前側辺部をネット保持部内に挿入する方向に向けて傾斜された突起部で、該ネット保持部内への雨樋ネットの前側辺部の挿入が容易となると共に、雨樋ネットの網目が突起部に係止して抜けにくくなる。
そして、本発明による雨樋ネットの取付構造は、屋根の軒先の下方に取り付けられた雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に、請求項1に記載された雨樋ネット取付用具の両端部の取付部を係合して、上記雨樋に雨樋ネット取付用具を取り付け、この雨樋ネット取付用具の前端部側に設けられたネット保持部の挟み込み部に雨樋ネットの前側辺部を挿入して保持し、該雨樋ネットの後側辺部は上記屋根の軒先に下向きに張り出して取り付けられた水切り用部材の下端部で押さえて保持したものである。
このような構成により、屋根の軒先に水切り用部材が下向きに張り出して取り付けられた状態の雨樋に請求項1に記載された雨樋ネット取付用具を取り付け、この雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットの前側辺部を保持し、該雨樋ネットの後側辺部は上記水切り用部材の下端部で押さえて保持する。
請求項1に係る雨樋ネット取付用具によれば、雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に両端部の取付部によって係合した本体部材の前端部側の挟み込み部内に、雨樋ネットの前側辺部を挿入するだけで、その雨樋ネットの前側辺部の網目に挟み込み部内の突起部が入り込んで係止するので、雨樋ネットを雨樋に容易に取り付けることができる。このとき、特別な準備作業や道具等を全く必要とせずに、雨樋ネットを容易に取り付けることができる。また、上記突起部が本体部材の長手方向に沿って少なくとも2個設けられているので、雨樋ネットの複数の網目に突起部が係止して、雨樋ネットを確実、強固に取り付けることができる。この場合、少なくとも2個の突起部のうち、どちらか1個の突起部が網目に係止し、或いは、1個の突起部が折損したとしても残りの1個の突起部が網目に係止して、雨樋ネットを確実に取り付けることができる。なお、本体部材の縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられているので、屋根の軒先に水切り用部材が下向きに張り出して取り付けられていても、その水切り用部材と干渉しないようにして雨樋ネット取付用具を雨樋に取り付けることができる。
そして、請求項2に係る発明によれば、本体部材の後端部側にてその長手方向に沿って複数段設けられた取付部で、両側縁部の前耳部と後耳部との間の幅が異なる雨樋に対応して係合可能とすることができる。したがって、一つの雨樋ネット取付用具により、両側縁部の前耳部と後耳部との間の幅が異なる複数の雨樋に共通して使用することができる。これにより、資材を節減することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、可撓性を有する材料で形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具に弾性を付与することができる。したがって、雨樋ネット取付用具自体の寸法誤差又は雨樋の寸法誤差に対して柔軟に対応させることができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、合成樹脂で形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具の成形を容易とすることができる。
さらにまた、請求項5に係る発明によれば、一体的に形成された本体部材と取付部とネット保持部とで、雨樋ネット取付用具を単一部材で形成することができる。したがって、他に付属の部品を全く必要とせず、単一製品として取り扱いを容易とすることができる。また、各種の寸法や色の雨樋ネット取付用具を容易に成形することができる。
また、請求項6に係る発明によれば、雨樋ネットの前側辺部をネット保持部内に挿入する方向に向けて傾斜された突起部で、該ネット保持部内への雨樋ネットの前側辺部の挿入が容易となると共に、雨樋ネットの網目が突起部に係止して抜けにくくすることができる。したがって、雨樋ネットの網目に突起部が確実に係止して、雨樋ネットを確実、強固に取り付けることができる。
そして、請求項7に係る雨樋ネットの取付構造によれば、屋根の軒先に水切り用部材が下向きに張り出して取り付けられた状態の雨樋に請求項1に記載された雨樋ネット取付用具を取り付け、この雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットの前側辺部を保持し、該雨樋ネットの後側辺部は上記水切り用部材の下端部で押さえて保持することができる。このとき、請求項1に記載された雨樋ネット取付用具は、本体部材の縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられているので、屋根の軒先に水切り用部材が下向きに張り出して取り付けられていても、その水切り用部材と干渉しないようにして雨樋ネット取付用具を雨樋に取り付けることができる。したがって、その雨樋に対して雨樋ネットを取り付けることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明による雨樋ネット取付用具の実施形態を示す断面説明図である。図1において、雨樋ネット取付用具1が適用される雨樋2は、屋根の軒先の下方に取り付けられたもので、横断面形状が下向きの略四角形状に形成されており、その長手方向の両側上縁部には例えば折曲げ状に形成された前耳部3fと、この前耳部3fよりも低い位置にて筒状に形成された後耳部3bとが設けられ、全体が例えば金属又は合成樹脂で形成されている。このような下向きの略四角形状に形成された角形の雨樋2は、一般に角樋と呼ばれている。
上記雨樋2の上部は開口されており、この上部開口から屋根を流れる雨水が雨樋2内に入るようになっている。そして、この雨樋2の上部開口には、木の葉やゴミ等の詰まりを防止するために該上部開口を覆う雨樋ネット4が装着される。この雨樋ネット4は、例えば金属製網又は合成樹脂製網であり、木の葉やゴミ等が雨樋2内に落ちない程度の大きさの網目に形成されている。
ここで、本発明においては、上記雨樋2に雨樋ネット4を取り付けるのに、雨樋ネット取付用具1を用いる。この雨樋ネット取付用具1は、屋根の軒先の下方に取り付けられた雨樋2の上部開口に木の葉やゴミ等が詰まらないようにその上部開口を覆う雨樋ネット4を該雨樋2に取り付けるもので、図2に示すように、本体部材5と、前端取付部6fと、後端取付部6bと、ネット保持部7とを備えて成る。
上記本体部材5は、図1に示す雨樋2の上部開口を覆う雨樋ネット4を下支えするもので、所定幅の板状に形成され(図3参照)縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられている。すなわち、前端部側にて上向きに立ち上がり後半部が下向きに立ち下がって略ヘ字形に形成され、その上面に上記雨樋ネット4を載せて下から支持するようになっており、可撓性を有する合成樹脂で形成されている。
上記本体部材5の両端部には、それぞれ前端取付部6fと、後端取付部6bとが形成されている。この前端取付部6f及び後端取付部6bは、雨樋ネット取付用具1を雨樋2に取り付けるためのもので、図1に示す雨樋2の長手方向の両側上縁部の前耳部3f及び後耳部3bに係合するようになっており、可撓性を有する合成樹脂で形成されている。
具体的には、前端取付部6fは、図2に示すように、本体部材5の前端部にて図1に示す雨樋2の前耳部3fの折曲げ部に係合するように前方に張り出した鉤状部材に形成されている。また、後端取付部6bは、本体部材5の後端部にて図1に示す雨樋2の筒状の後耳部3bを上方から挟み込むように上下方向に延びる凹状部材に形成されている。この後端取付部6bの下部には、すき間8が形成されると共に、このすき間8の入口外側には内側に曲がる抜け止め用のフック9が設けられている。このすき間8及びフック9を上記雨樋2の後耳部3bに上方から押し付けることにより、上記凹状部材が外側に弾性変形して、雨樋2の後耳部3bに後端取付部6bが係合する。
そして、図2においては、上記本体部材5の後端取付部6bは、両側縁部の前耳部3fと後耳部3bとの間の幅が異なる雨樋2に対応して係合可能に、本体部材5の長手方向に沿って複数段、例えば2段設けられている。すなわち、内側に位置する第1の後端取付部61と、その外側に位置する第2の後端取付部62とを有し、第1の後端取付部61よりも第2の後端取付部62の方が高い位置に設けられている。この場合、前耳部3fと後耳部3bとの間の幅が小さい雨樋2に対しては、第1の後端取付部61で係合させ、前耳部3fと後耳部3bとの間の幅が大きい雨樋2に対しては、第2の後端取付部62で係合させる。また、第1の後端取付部61と第2の後端取付部62とで高さに段差があることから、雨樋2の後耳部3bの高さにバラツキがあるものに対しても係合できる。さらに、第1の後端取付部61と第2の後端取付部62の段差のある外側面を雨樋2の後耳部3bに押し当てるなどして、複数段の後端取付部61,62のうちどれが雨樋2の幅に適合するかを判断しながら係合することができる。
なお、図1及び図2では、後端取付部6bを2段に形成したものとしたが、本発明はこれに限られず、本体部材5の長手方向に沿って3段以上設けてもよい。
上記本体部材5の前端取付部6fよりも内側寄りには、ネット保持部7が設けられている。このネット保持部7は、上記雨樋ネット4を本体部材5の上面側に保持するもので、挟み込み部10と突起部11とを備えて成り、可撓性を有する合成樹脂で形成されている。上記挟み込み部10は、上記雨樋ネット4の前側辺部を挿入して挟み込むもので、図2に示すように、本体部材5の前端部側において板状部材を上向きに折り返して略平行に延ばし、その間に上記雨樋ネット4の前側辺部が入り得るすき間が形成されている。
また、上記突起部11は、挟み込み部10に挿入して挟み込まれた雨樋ネット4の前側辺部の網目に入り込んで係止するもので、上記挟み込み部10内にて本体部材5の長手方向に沿って少なくとも2個設けられている。具体的には、図2に示すように、挟み込み部10を形成する外側の折返し部材の内側面から内向きに嘴状に突出している。そして、上記突起部11は、本体部材5の長手方向の中心線上に所定の間隔(例えば、雨樋ネット4の網目の整数倍の間隔)をおいて例えば2個設けられている。この場合、2個の突起部11のうち、どちらか1個の突起部11が網目に係止し、或いは、1個の突起部11が折損したとしても残りの1個の突起部11が網目に係止して、雨樋ネット4を確実に取り付けることができる。
上記突起部11の突出方向は、図4に示すように、図1において雨樋ネット4の前側辺部をネット保持部7内に挿入する方向に向けて傾斜している。このとき、上記突起部11の前縁11aは、ネット保持部7への取付基部に対して角度α(例えば75度程度)で傾斜しており、上記突起部11の前縁11aと後縁11bとは、角度β(例えば15度程度)で交わるようにされている。これにより、雨樋ネット4の前側辺部をネット保持部7内に挿入する際は、その挿入が容易となり、雨樋ネット4の前側辺部を引き抜く方向には、網目が突起部11の後縁11bに係止して抜けにくくなる。したがって、雨樋ネット4の前側辺部の複数の網目に突起部11が確実に係止して、雨樋ネット4を確実、強固に取り付けることができる。
なお、図1、図2及び図4では、突起部11を2個設けたものとしたが、本発明はこれに限られず、3個以上設けてもよい。また、上記突起部11を挟み込み部10の外側の折返し部材の内側面から内向きに突出したものとしたが、上記挟み込み部10の一部となる本体部材5の外側面から外向きに突出させてもよい。
そして、この状態で、上記本体部材5と、前端取付部6f及び後端取付部6bと、ネット保持部7とは、図2に示すように、可撓性を有する合成樹脂で一体的に形成されている。すなわち、前端取付部6fからネット保持部7を通って本体部材5に至り、この本体部材5から後端取付部6bに至るように、それぞれの部材が連続して一体的に形成されている。これにより、他に付属の部品を全く必要とせず、単一製品として取り扱いを容易とすることができる。また、部材全体の色は、雨樋2と同系統色としてもよいし、透明としてもよい。
なお、図1及び図2において、符号12は、本体部材5の裏面にてその長手方向に沿って設けられた1本の筋状の補強用リブを示している。この補強用リブ12を設けることにより、雨樋ネット取付用具1の全体の強度が増して、折れにくくなる。
図5は、上記雨樋ネット取付用具1の他の形状を示す正面図である。この実施例では、後端取付部6bにおいて2段に形成された第1の後端取付部61と第2の後端取付部62とで高さに段差を設けずに、第1の後端取付部61及び第2の後端取付部62の高さを同一としたものである。この場合でも、両側縁部の前耳部3fと後耳部3bとの間の幅が異なる雨樋2に対応して係合可能である。
図6は、上記雨樋ネット取付用具1の更に他の形状を示す正面図である。この実施例では、図1及び図2に示す前端取付部6fの形状を変更して、本体部材5の前端部にて図1に示す雨樋2の折曲げ状の前耳部3fを上方から挟み込むように上下方向に延びる凹状部材に形成して前端取付部6f’としたものである。この場合、前端取付部6f’は、本体部材5の前端部にて図1に示す雨樋2の前耳部3fの折曲げ部の下部角部に係合するように形成された鉤状部材を備えている。
なお、以上の説明では、雨樋ネット取付用具1の本体部材5と取付部6f,6bとネット保持部7とは、可撓性を有する合成樹脂で一体的に形成したものとしたが、更に強度を強くするなどの必要に応じて、例えば、略ヘ字形の本体部材5の芯材として金属製の板材又は棒材を入れてその周りに合成樹脂を成形加工してもよい。或いは、略ヘ字形の本体部材5自体を金属板で作製し、該本体部材5の両端部の取付部6f,6b及びネット保持部7は合成樹脂で成形して取り付けてもよい。
図7は、上述のように構成された雨樋ネット取付用具1を用いて雨樋ネット4を雨樋2に取り付ける雨樋ネットの取付構造の実施形態を示す断面説明図である。この雨樋ネットの取付構造は、屋根13の軒先に水切り用部材14が取り付けられた状態の雨樋2に上記雨樋ネット取付用具1を用いて雨樋ネット4を取り付けるもので、屋根13の軒先の下方に取り付けられた雨樋2の両側縁部の前耳部3f及び後耳部3bに、例えば図2に示すように構成された雨樋ネット取付用具1の前端取付部6f及び後端取付部6bを係合して、上記雨樋2に雨樋ネット取付用具1を取り付け、この雨樋ネット取付用具1の前端部側に設けられたネット保持部7の挟み込み部に雨樋ネット4の前側辺部を挿入して保持し、該雨樋ネット4の後側辺部は上記屋根13の軒先に下向きに張り出して取り付けられた水切り用部材14の下端部で押さえて保持したものである。
なお、図7において、符号15は屋根13の軒先下方に垂直方向に配置された鼻隠し板を示し、符号16は鼻隠し板15の上部にて傾斜して設けられた垂木を示し、符号17は垂木16の上に打ち付けられた屋根下地材を示し、符号18は屋根下地材17の上に葺かれたスレート板瓦や金属板等の屋根材を示し、符号19は雨樋吊り具を示している。
次に、このような取付構造における雨樋ネット4の取り付け状態について説明する。まず、本発明による雨樋ネットの取付構造が適用される前提として、図7に示すように、屋根13の軒先の下方にて鼻隠し板15の外側面上部に、雨樋吊り具19の取付け板20を釘等で打ち付けて複数個の雨樋吊り具19を所定間隔を置いて固定し、これらの雨樋吊り具19を用いて上記屋根13の軒先の下方に雨樋2が取り付けられている。
ここで、本発明が適用される屋根13においては、一般に「水切り板」又は「唐草」と呼ばれる水切り用部材14が、屋根下地材17と屋根材18との間に上半部を挟み込んで下向きに張り出して装着されている。この場合、上記水切り用部材14の下端部は、図8に示すような状態に位置している。すなわち、雨樋2の前耳部3fの上部を通る水平線をX−X線で表し、雨樋2の前耳部3fと後耳部3bとの間の中心位置を通る垂直線をY−Y線で表すと、水切り用部材14の下端部は、Y−Y線よりも後耳部3b側に寄った所に位置し、X−X線上に位置するか或いはX−X線よりもやや下がった所に位置している。換言すれば、水切り用部材14の下端部は、雨樋2の後耳部3b側にて雨樋2の断面形状内に入り込んだ状態になっている。
このような状態で、まず、屋根13の軒先の下方に取り付けられた雨樋2の上部開口に雨樋ネット取付用具1を取り付ける。このとき、雨樋ネット取付用具1を手で持ち、本体部材5の後半部側を上記水切り用部材14の下方に位置させるように差し入れて、先に雨樋2の前耳部3fに対して前端取付部6fの鉤状部材を挿入して係合する。その後、雨樋2の後耳部3bに対して後端取付部6bを上方から押し付け、雨樋2の幅に対応させて図2に示す第1の後端取付部61又は第2の後端取付部62のどちらかを選択して係合させる。このとき、雨樋2の幅と雨樋ネット取付用具1の幅とが少しずれていても、該雨樋ネット取付用具1の可撓性によって弾性変形し、雨樋2の上部開口に雨樋ネット取付用具1が取り付けられる。
以下、このようにして、雨樋2の長手方向に適宜の間隔で複数個の雨樋ネット取付用具1を順次固定する。このとき、図7に示すように、上記水切り用部材14の下端部は、雨樋ネット取付用具1の後端取付部6bが形成された後半部側の上方にて下向きに張り出している。
次に、雨樋ネット4を手で持ち、該雨樋ネット4の長手方向の後側辺部を上記水切り用部材14の下端部の下側に差し入れた状態に保持して、上記雨樋ネット4の長手方向の前側辺部を雨樋ネット取付用具1の前端部側に設けられたネット保持部7の挟み込み部10(図2参照)内に挿入する。このとき、挟み込み部10内に設けられた2個の突起部11は雨樋ネット4の挿入方向に傾斜しているので、該雨樋ネット4の前側辺部が容易に挿入でき、突起部11が雨樋ネット4の網目に入り込んで係止する。これにより、雨樋ネット取付用具1の前端部側に設けられたネット保持部7の挟み込み部10によって雨樋ネット4の前側辺部が保持される。
上記のように雨樋ネット取付用具1のネット保持部7に前側辺部が保持された雨樋ネット4は、その後側辺部が固定されておらずそのまま後方に延びる自由端となっている。しかし、上記雨樋ネット4の後側辺部は、図7に示すように、屋根13の軒先に下向きに張り出して取り付けられた水切り用部材14の下端部で押さえて保持される。このとき、上記ネット保持部7の上向きの角度と水切り用部材14の下端部の位置との相対関係から、雨樋ネット4の前側辺部から後側辺部に至る断面形状は、図7に示すような上向きの略円弧状になる。
この結果、図7に示すように、雨樋2に取り付けられた雨樋ネット取付用具1を用いて、雨樋2の上部開口に木の葉やゴミ等が詰まらないようにその上部開口を覆う雨樋ネット4を該雨樋2に取り付けることができる。また、上記雨樋ネット取付用具1は、可撓性を有する材料で形成されているので、例えば図2に示す前端取付部6f又は後端取付部6bを弾性変形させることにより、雨樋2の前耳部3f又は後耳部3bから外すことができ、雨樋ネット取付用具1を雨樋2に対して着脱可能とすることができる。したがって、雨樋2の保守、整備を容易とすることができる。
本発明による雨樋ネット取付用具の実施形態を示す断面説明図である。 上記雨樋ネット取付用具の形状を示す正面図である。 上記雨樋ネット取付用具の形状を示す斜視図である。 上記雨樋ネット取付用具のネット保持部に設けられた突起部の突出方向を示す図2のA部の拡大説明図である。 上記雨樋ネット取付用具の他の形状を示す正面図である。 上記雨樋ネット取付用具の更に他の形状を示す正面図である。 上記雨樋ネット取付用具を用いて雨樋ネットを雨樋に取り付ける雨樋ネットの取付構造の実施形態を示す断面説明図である。 屋根の軒先に取り付けられた水切り用部材とその軒先の下方に取り付けられた雨樋との位置関係を示す断面説明図である。
符号の説明
1…雨樋ネット取付用具
2…雨樋
3f…前耳部
3b…後耳部
4…雨樋ネット
5…本体部材
6f,6f’…前端取付部
6b…後端取付部
1…第1の後端取付部
2…第2の後端取付部
7…ネット保持部
10…挟み込み部
11…突起部
14…水切り用部材
19…雨樋吊り具

Claims (7)

  1. 所定幅の板状に形成され縦断面形状が略ヘ字形に折り曲げられて、雨樋の上部開口を覆う雨樋ネットを下支えする本体部材と、
    この本体部材の両端部に形成され、雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に係合する取付部と、
    上記本体部材の前端部側の取付部よりも内側寄りに設けられ上記雨樋ネットの前側辺部を挿入して挟み込む挟み込み部を有すると共に、この挟み込み部内にて上記本体部材の長手方向に沿って少なくとも2個設けられ該雨樋ネットの前側辺部の網目に入り込んで係止する突起部を有するネット保持部と、
    を備えて成ることを特徴とする雨樋ネット取付用具。
  2. 上記本体部材の後端部側の取付部は、両側縁部の前耳部と後耳部との間の幅が異なる雨樋に対応して係合可能に本体部材の長手方向に沿って複数段設けられたことを特徴とする請求項1記載の雨樋ネット取付用具。
  3. 上記本体部材と取付部とネット保持部とは、可撓性を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の雨樋ネット取付用具。
  4. 上記本体部材と取付部とネット保持部とは、合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の雨樋ネット取付用具。
  5. 上記本体部材と取付部とネット保持部とは、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の雨樋ネット取付用具。
  6. 上記ネット保持部の突起部は、雨樋ネットの前側辺部を該ネット保持部内に挿入する方向に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の雨樋ネット取付用具。
  7. 屋根の軒先の下方に取り付けられた雨樋の両側縁部の前耳部及び後耳部に、請求項1に記載された雨樋ネット取付用具の両端部の取付部を係合して、上記雨樋に雨樋ネット取付用具を取り付け、この雨樋ネット取付用具の前端部側に設けられたネット保持部の挟み込み部に雨樋ネットの前側辺部を挿入して保持し、該雨樋ネットの後側辺部は上記屋根の軒先に下向きに張り出して取り付けられた水切り用部材の下端部で押さえて保持したことを特徴とする雨樋ネットの取付構造。
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