JP2009032558A - 導光体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源8と、この光源8を端部に配置し、その光を内部に導いて反射面11で反射させながら他の端部まで導光する導光板10とを備える導光体構造であって、導光板10の反射面11に、角度の異なる複数面からなる反射部13を複数備える。そして、導光板10に、角度の異なる複数面からなる反射部13で反射した角度の異なる光を外部に透過する透過面12を備える。さらに、導光板10の前記他の端部に、角度の異なる複数面からなる反射部13により反射して導光されてきた光を透過面12に対し集光して反射させて外部に強調して透過させる強調反射部14を備える。
【選択図】図4
Description
また、導光体の端部に反射面を設け、端部を明るく表示するようにしたものがある(特許文献3参照)。
また、導光体を均一に光らせ、一部に、他の部分よりも反射率の高い面を設けて、視認性を向上させるようにしたものもある(特許文献4参照)。
このように、特許文献1から4は、光源からの光を、より均一な光として端部まで導光するようにしたものである。
(実施形態1)
図1から図3は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として携帯電話を示すもので、1は操作側筐体、2は表示側筐体、3はヒンジ部、4はキー操作部、5はメイン表示部、6はサブ表示部、7はパネル、8はLED(光源)、9はフレキシブル基板、10は導光板である。
パネル7は、導光板10の図示右端部上からLED8及びそのフレキシブル基板9を含んで表示側筐体2の図示右側半部を覆い隠すように取り付けられている。
導光板10は、図示下面側を光反射面11として図示上面側を透過面12としたものである。
ここで、図6に示すように、導光板10はLED8側よりも強調反射部14側が徐々に薄くなるようなテーパ形状をなしているため、LED8の矢印で示した光束のうち一番明るい位置、すなわち光束の中心が強調反射部14の傾斜面内の何れかに対し直進する位置にLED8を設置しておくことで、光束の中心を反射面11に反射させることなく光の減衰を防ぎ、透過面12の図示左側端部を強調して光らせることができる。なお、強調反射部14は傾斜面に限らず反射する形状であればどのような形状であってもよく、例えば、半円形状に形成してもよい。
また、図1から図3においては、透過面12の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部が傾斜面となっていて、特に、導光板10の図示左側端部は、強調反射部14の傾斜面の存在により薄肉部となっているため、透過面12の図示左側端部がより強調されて光って見えるものとなる。
すなわち、携帯電話機として機能するコンピュータは、CPU101、通話部102、メモリ103、入出力部104、光源(LED)8等よりなる。
通話部102は、携帯電話としての無線による通話通信を行うものである。
メモリ103は、プログラム、データ等が予め記憶されており、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU101で読み取り可能な記録媒体を含んだ構成である。
入出力部104は、キー入力、表示、インターネットやWAN、LANなどのネットワーク網を介して接続された他の機器との間でデータの送受信などを行うものである。
なお、フローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態でメモリ103に格納されており、CPU101は当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
ステップS5では偶数を選択し、続くステップS6で偶数番目のLED8を点灯する。続くステップS7では点灯時間を監視し、0.1秒経過まではステップS6からのループ処理を行い、0.1秒経過するとステップS2からのループ処理に戻る。
また、奇数番目のLED8の発光色と偶数番目のLED8の発光色を異ならせても良い。
図9は導光体構造の他の構成例を示したもので、前述した実施形態1と同様、2は表示側筐体、5はメイン表示部、6はサブ表示部、8はLED(光源)、10は導光板、13は角度の異なる複数面からなる反射部であって、新たに、21は反射板、22は開口である。
この実施形態2は、実施形態1とは逆に、図示のように、導光板10の角度の異なる複数面からなる多数の反射部13を外部に向けたもので、この場合、導光板10の下面側に反射板21を設けておくのが好ましい。反射板21には、サブ表示部6に対応した開口22が形成されている。
なお、LED8は、着信の他、スケジュールや目覚まし等のアラーム、充電時等に点灯したり点滅したりするように設定しても良い。
図10は導光体構造の他の構成例を示したもので、図10(a)に示すように、角度の異なる複数面からなる反射部13の長さ(大きさ)を変化させたものである。
このように、角度及び長さ(大きさ)の異なる複数面からなる多数の反射部13としても良い。
また、図10(b)に示すように、角度の異なる複数面からなる反射部13を、透明インク31とカラーインク32とを交互に印刷したパターンにより形成したものである。
このように、透明インク31とカラーインク32の交互に印刷したパターンにより形成した角度の異なる複数面からなる多数の反射部13としても良い。
図11は導光体構造の他の光源配置例等を示したもので、図11(a)に示すように、導光板10の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部に沿った一列のLED8を順に点灯させるようにしたものである。
従って、導光板10は、点線による直線状矢印で示したように、透過面12が順次キラキラ光るとともに、三つの周辺端部が順次強調して光るようになる。
また、図11(b)に示すように、導光板10の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部に円弧状に配置した一列のLED8を順に点灯させるようにしたものである。
従って、導光板10は、点線による円弧状矢印で示したように、透過面12が順次キラキラ光るとともに、三つの周辺端部が順次強調して光るようになる。
また、図11(c)に示すように、導光板10の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側に切り込んで形成した切り込み傾斜部18に配置した一列のLED8を順に点灯させるようにしたものである。
従って、導光板10は、点線による中折れ矢印で示したように、透過面12が順次キラキラ光るとともに、三つの周辺端部が順次強調して光るようになる。
図12は光源の交互点滅例を示したもので、導光板10の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部に沿った一列のLED8を、図8のフローチャートに沿って説明したように、交互に点滅させるようにしたものである。
従って、導光板10は、LED8の交互点滅に応じて、透過面12が順次キラキラ光るとともに、三つの周辺端部が順次強調して光るようになる。
図13は導光体構造のさらに他の光源配置例等を示したもので、図13(a)に示すように、導光板10の図示左側端部とその図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部とその図示上側端部に沿ってLED8をそれぞれ一列に配置したものである。
このように、点灯するLED8を導光板10に対する配置方向を変え、すなわち、導光板10の直角方向の二辺に沿ってLED8を配置することで、異なった光り方を実現できる。
また、図13(b)に示すように、導光板10の図示左側端部のみを傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部とその図示上側端部及び図示下側端部に沿ってLED8をそれぞれ一列に配置したものである。
このように、点灯するLED8を導光板10の三辺に沿って配置方向を変えることでも、異なった光り方を実現できる。
また、図13(c)に示すように、導光板10の平行する二辺、つまり、図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の他の平行する二辺、つまり、図示右側端部及び図示左側端部に沿ってLED8をそれぞれ一列に配置したものである。
このように、点灯するLED8を導光板10の平行する二辺に沿って配置方向を変えることでも、異なった光り方を実現できる。
なお、左右のLED8の発光色を変えて波長の違いを利用し、角度の異なる複数面からなる反射部13での反射角度をさらに変えるようにしても良い。
図14は導光体構造のさらなる他の光源配置例を示したもので、図14(a)に示すように、導光板10の図示左側端部とその図示上側端部及び図示下側端部を傾斜面による強調反射部14として、導光板10の図示右側端部に沿って一列にサイド発光のLED48を配置する。
そして、図14(b)に示すように、導光板10の下面側に上面発光のLED58を並べて配置する。
また、サイド発光のLED48の発光色と上面発光のLED58の発光色を変えることで、端部とその囲まれた部分を同時に異なる色で光らせることも可能である。
なお、この場合、サイド発光により上面にも光は入るが、上面発光の方が光は強いため、導光板10上面には上面発光の色が強く出る。
また、導光板に設ける角度の異なる複数面からなる反射部について、実施形態では三角錐であったが、四角錐からそれ以上のn角錐や、楕円錐等であっても良い。
さらに、光源もLEDに限らずELや蛍光管等でも良く、また、導光板の形状や材質等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 導光板
11 反射面
12 透過面
13 角度の異なる複数面からなる反射部
14 強調反射部
48 光源
58 光源
Claims (7)
- 光源と、この光源を端部に配置し、その光を内部に導いて反射面で反射させながら他の端部まで導光する導光板とを備える導光体構造であって、
前記導光板の前記反射面に、角度の異なる複数面からなる反射部を複数備え、
前記導光板に、前記角度の異なる複数面からなる反射部で反射した角度の異なる光を外部に透過する透過面を備えたことを特徴とする導光体構造。 - 前記導光板の前記他の端部に、前記光源から導光されてきた光を前記透過面に対し反射させて外部に強調して透過させる強調反射部を備えることを特徴とする請求項1に記載の導光体構造。
- 前記光源の光束の中心が前記強調反射部に対し直進するよう前記光源を設けたことを特徴とする請求項2に記載の導光体構造。
- 前記強調反射部は、前記角度の異なる複数面からなる反射部により反射して導光されてきた光を前記透過面に対し集光して反射させて外部に強調して透過させることを特徴とする請求項2に記載の導光体構造。
- 前記強調反射部は、傾斜面により形成されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の導光体構造。
- 前記強調反射部を、前記導光板の複数の端部に備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の導光体構造。
- 前記光源を複数備え、その光源を時分割的に点灯させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の導光体構造。
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2007
- 2007-07-27 JP JP2007195945A patent/JP2009032558A/ja active Pending
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