JP2006286263A - 照明装置 - Google Patents

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浩一郎 渡辺
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Abstract

【課題】 光源からの光を有効に利用できるようにする。
【解決手段】 光源8からの光を一端面9aから採り込んで面方向に導く導光板9の裏面に、光源8からの光のうち、一部の光を導光板9の表面に向けてほぼ垂直に反射し、他の一部の光を屈折させて導光板9の裏面側外部に出射させるプリズム部10を設けた。従って、光源8からの光のうち、一部の光をプリズム部10で反射させて液晶表示素子4に照射させることができる。また、他の一部の光をプリズム部10で屈折させて導光板9の裏面側外部に出射させ、この出射された光を液晶表示素子4以外の部分、例えばキーボード部に照射させることができる。これにより、液晶表示素子4とこれ以外の部分との両方を照明することができるので、光源8の光を多目的に有効利用することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、液晶表示素子を照明するバックライト装置などの照明装置に関する。
従来、バックライト装置には、液晶表示素子の裏面側に導光板を配置し、この導光板の端面から光源の光を採り込み、この採り込んだ光を導光板の面方向に導きながら導光板の表面から出射させて液晶表示素子の裏面側に照射させることにより、液晶表示素子を照明するように構成したものがある。
特開2002−98960号公報
このようなバックライト装置は、導光板の裏面側に反射板を配置し、この反射板によって導光板の裏面側に出射した光を導光板の表面側に向けて反射するほか、導光板の表裏両面にそれぞれ複数の細長いプリズムを密に並べて平行に形成すると共に、これら複数のプリズムをその長さ方向が導光板の表裏面で互いにほぼ直交するように配列形成することにより、光源からの光を互いにほぼ直交する2つの方向に集光させて導光板の表面から出射するように構成されている。
しかしながら、このような従来のバックライト装置では、光源からの光を導光板および反射板によって導光板の表面から液晶表示素子の裏面側に向けて出射させることにより、液晶表示素子のみを照明する構成であるから、液晶表示素子以外の部分、例えばキーボードを照明する必要がある場合には、液晶表示素子を照明するバックライト装置のほかに、別の照明装置が必要になるという不都合がある。
また、このような従来のバックライト装置では、導光板の表裏両面に複数のプリズムを設けているが、光源からの光を導光板の表面から出射させて1つの液晶表示素子を照明する構成であるから、2つの液晶表示素子が背中合わせに対応して配置されている場合、2つの液晶表示素子を別々のバックライト装置で照明する必要があるため、2つのバックライト装置が必要になるという不都合がある。
さらに、このような従来のバックライト装置では、導光板の一端部から光源の光を採り込んで面方向に導きながら面発光させているが、導光板で導かれた光が光源と反対側の他端部に到達すると、この導光板の他端部から光が漏れてしまい、光源からの光を十分に利用することができないという不都合もある。
この発明が解決しようとする課題は、光源からの光を有効に利用することができる照明装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、光源(8)からの光を導光板(9)の一端面(9a)から採り込み、この採り込んだ光を前記導光板の面方向に導きながら前記導光板の一面から出射させて液晶表示素子(4、17)を照明する照明装置において、
前記液晶表示素子と反対側に位置する前記導光板の他面に、前記光源からの光のうち、一部の光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射し、他の一部の光を屈折させて前記導光板の前記他面側外部に出射させるプリズム部(10)を設けたことを特徴とする照明装置である。
請求項2に記載の発明は、図5に示すように、前記導光板(9)の前記他面側に、前記プリズム部(10)で屈折されて前記導光板の前記他面側外部に出射された光を前記導光板側に向けて反射する反射板(16)を設け、この反射板によって反射された光を前記導光板の前記一面側で前記反射板側に向けて反射することを特徴とする請求項1に記載の照明装置である。
請求項3に記載の発明は、図7および図8に示すように、光源(8)と、この光源からの光を一端面(23a)から採り込んで面方向に導きながら表裏両面から出射させる導光板(23)とを有し、
前記導光板の表面には、前記光源からの光を前記導光板の裏面に向けてほぼ垂直に反射する第1プリズム部(24)が設けられ、
前記導光板の裏面には、前記光源からの光を前記導光板の表面に向けてほぼ垂直に反射する第2プリズム部(25)が設けられている
ことを特徴とする照明装置である。
請求項4に記載の発明は、図9〜図11に示すように、光源(8)からの光を導光板(31)の一端面(31a)から採り込み、この採り込んだ光を前記導光板の面方向に導きながら前記導光板の一面から出射させて液晶表示素子(4、17)を照明する照明装置において、
前記光源と反対側に位置する前記導光板の他端面(31b)に反射部(32)を設け、前記液晶表示素子と反対側に位置する前記導光板の他面に、前記光源からの光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射すると共に、前記反射部で反射された光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射するプリズム部(33)を設けたことを特徴とする照明装置である。
請求項1に記載の発明によれば、光源からの光を一端面から採り込んで面方向に導く導光板の他面に、光源からの光のうち、一部の光を導光板の一面に向けてほぼ垂直に反射し、他の一部の光を屈折させて導光板の他面側外部に出射させるプリズム部を設けたので、光源からの一部の光をプリズム部で反射させて液晶表示素子に照射させることができると共に、他の一部の光をプリズム部で屈折させて導光板の他面側外部に出射させることにより、この導光板の他面側外部に出射された光を液晶表示素子以外の部分、例えばキーボード部などに照射させることができ、これにより液晶表示素子とこれ以外の部分との両方を照明することができるので、光源の光を多目的に有効利用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、導光板の他面側に、プリズム部から導光板の他面側外部に出射された光を導光板側に向けて反射する反射板を設け、この反射板によって反射された光を前記導光板の一面側で前記反射板側に向けて反射することにより、プリズム部で屈折されて導光板の他面側外部に出射された光が反射板で反射され、その反射光が導光板の一面側で反射板側に向けて反射されるので、プリズム部で屈折されて導光板の他面側外部に出射された光を反射板と導光板の一面側との間で繰り返し反射しながら導光板の面方向に沿って進行させることができ、これによりプリズム部で屈折されて導光板の他面側外部に出射された光を増幅させることができ、この増幅された光を液晶表示素子以外の部分に照射させることができるので、これによっても光源の光を有効に利用することができる。
請求項3に記載の発明によれば、光源からの光を一端面から採り込んで面方向に導きながら表裏両面から出射させる導光板の表裏面のうち、導光板の表面には光源からの光を導光板の裏面に向けてほぼ垂直に反射する第1プリズム部が設けられ、導光板の裏面には光源からの光を導光板の表面に向けてほぼ垂直に反射する第2プリズム部が設けられているので、導光板の第1プリズム部で光源からの光を導光板の裏面から出射させることができると共に、導光板の第2プリズム部で光源からの光を導光板の表面から出射させることができる。このため、2つの液晶表示素子が背中合わせに対応して配置される場合、2つの液晶表示素子の間に導光板を配置することにより、1つの導光板で光源からの光を2つの液晶表示素子に同時に照射させることができ、これにより光源の光を多目的に有効利用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、光源からの光を一端面から採り込んで面方向に導く導光板を備え、この導光板における光源と反対側に位置する他端面に反射部を設け、液晶表示素子と反対側に位置する導光板の他面に、光源からの光を導光板の一面に向けてほぼ垂直に反射すると共に、反射部で反射された光を導光板の一面に向けてほぼ垂直に反射するプリズム部を設けたので、光源からの光をプリズム部で導光板の一面に向けて反射させて液晶表示素子に照射させることができるほか、特に光源からの光が導光板で導かれて導光板の他端面に到達しても、その光が反射板で導光板内に反射されることにより、この反射光をプリズム部で導光板の一面に反射させて液晶表示素子に照射させることができる。このため、光源からの光および反射部で反射された光をプリズム部によって液晶表示素子に照射することができるので、導光板の他端面からの漏れ光を防いで効率良く光源からの光を有効に利用することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明の照明装置を電子辞書に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の電子辞書を閉じた状態の斜視図、図2は図1の電子辞書を開いて使用する状態の斜視図、図3は図2のA−A矢視における内部構造を拡大して示した構成図、図4は図3の導光板の光路状態を示した要部の拡大図である。
この電子辞書は、図1および図2に示すように、互いに重なり合う第1ケース1と第2ケース2とを備え、これら第1ケース1と第2ケース2とがヒンジ部3によって回動可能に連結され、このヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、3が相対的に回動して開閉するように構成されている。
第1ケース1は、図2に示すように、全体が横長のほぼ長方形の平板状に形成され、第2ケース2に対向する表面側(図2では上面側)に液晶表示素子4がその表示面を露呈させた状態で設けられた構成になっている。第2ケース2は、第1ケース1とほぼ同じ形状で同じ大きさに形成され、第1ケース1に対向する表面側(図2では上面)にキーボード部5がその入力面を露呈させた状態で設けられた構成になっている。この場合、液晶表示素子4は、一対の透明な電極基板4a、4b間に液晶4cを封入した透過型または半透過型の構造で、一対の電極基板4a、4bに選択的に電圧を印加することにより、辞書関連などの各種の情報を電気光学的に表示するように構成されている。キーボード部5は、文字キー、数字キー、カーソルキー、選択キー、決定キーなどの電子辞書に必要な各種のキーを備えている。
ヒンジ部3は、図2に示すように、第1ケース1の長辺部(図2では下側に位置する長辺部)における両端部に設けられたほぼ円筒状の一対の第1ヒンジ筒部6aと、これに対向する第2ケース2の一方の長辺部(図2では上側に位置する長辺部)における中間部分に設けられたほぼ円筒状の第2ヒンジ筒部6bとを備え、第1ケース1の両端部の第1ヒンジ筒部6a間に第2ケース2の第2ヒンジ筒部6bを配置し、この状態で第1ヒンジ筒部6aと第2ヒンジ筒部6bとを回動可能に連結した構成になっている。この場合、第1ケース1と第2ケース2とは、図示しないが、フレキシブルな接続配線基板によって両者の電子回路がヒンジ部3内を通して電気的に接続されている。
ところで、第1ケース1の内部には、図3に示すように、液晶表示素子4を裏面側から照明する照明装置7が設けられている。この照明装置7は、光源8と導光板9とを備えている。光源8は、複数のLED(発光ダイオード)、または複数のランプ、あるいは直管状の蛍光管からなり、リフレクタ8aで囲われた状態で導光板9の端面9a(図3では左側の端面)に対応して配置されている。導光板9は、光源8からの光を一端面9aから採り込んで面方向に導きながら、一部の光を表面(図3では上面)から出射させて液晶表示素子4の裏面に照射させると共に、他の一部の光を導光板9の裏面側(図3では下面)に出射させるように構成されている。
すなわち、この導光板9は、図4に示すように、液晶表示素子4と反対側に位置する導光板9の裏面(図3では下面)に、光源8からの光のうち、一部の光を導光板9の表面(図3では上面)に向けてほぼ垂直に反射し、他の一部の光を屈折させて導光板9の裏面側外部に出射させるプリズム部10が設けられた構成になっている。このプリズム部10は、光源8が位置する導光板9の一端面9aに対して、複数のプリズム11がほぼ平行に配列形成された構成になっている。
これら複数のプリズム11は、図4に示すように、断面がほぼ三角形状に形成され、光源8側に位置する辺部側が緩やかに傾斜する傾斜面12に形成され、光源8と反対側に位置する辺部側が急激に傾斜して入射した光を分光する分光傾斜面13に形成されている。すなわち、この分光傾斜面13は、全反射が始まる臨界角よりも小さい角度で形成され、光源8からの光が入射したときに、その入射した一部の光を導光板9の上面に向けてほぼ垂直に反射し、その残りの光を屈折させて傾斜面12に沿う方向に透過することにより、導光板9の斜め下側に向けて出射するように構成されている。
また、光源8と反対側に位置する導光板9の他端部9b側の下方には、図3に示すように、反射部材14が配置されている。この反射部材14は、導光板9の他端部9bと第1ケース1の表面(図3では上面)に設けられた照明窓部15との間に位置する個所に傾斜した状態で配置され、これにより導光板9のプリズム部10で屈折されて導光板9の斜め下側に向けて出射した光を第1ケース1の照明窓部15に向けて反射するように構成されている。また、照明窓部15は、図2に示すように、第1、第2ケース1、2を開いて使用するときに、反射部材14で反射された光を第2ケース2のキーボード部5に向けて照射するように構成されている。
次に、この照明装置7の作用について説明する。
まず、図2に示すように、第1、第2ケース1、2をヒンジ部3を中心に回動させて開き、この状態で光源8を発光させると、図3に示すように、その光が直接またはリフレクタ8aで反射されて導光板9の一端面9aから採り込まれる。この採り込まれた光は、図4に示すように、導光板9内を面方向に導かれながら進行する。このときには、採り込まれた光のうち、一部の光が導光板9の裏面(図4では下面)に設けられたプリズム部10における複数のプリズム11の各分光傾斜面13に入射する。
この入射した光のうち、一部の光は分光傾斜面13で導光板9の表面(図4では上面)に向けてほぼ垂直に反射され、その残りの光は分光傾斜面13で屈折されて傾斜面12にほぼ沿う方向に向けて導光板9の裏面側(図4では下面側)から斜め下方に出射される。これにより、分光傾斜面13で反射された光は、図4に示すように、導光板9の上面から出射されて液晶表示素子4の下面に照射され、液晶表示素子4を照明する。また、分光傾斜面13で屈折されて導光板9の下面側から斜め下方に向けて出射された光は、図3に示すように、導光板9と照明窓部15との間に傾斜して配置された反射部材14によって反射され、その反射光が表示窓部15を透過してキーボード部5に照射され、キーボード部5を照明する。
このように、この電子辞書の照明装置7によれば、図2に示すように、第1、第2ケース1、2をヒンジ部4を中心に回動させて開くと、第1ケース1の液晶表示素子4が露呈すると共に、第2ケース2のキーボード部5が露呈するので、第1ケース1の液晶表示素子4を見ながら第2ケース2のキーボード部5を入力操作することができる。このときに周囲が暗い場合には、照明装置7を点灯させると、この照明装置7によって液晶表示素子4とキーボード部5とを照明することができる。
すなわち、この照明装置7は、図3および図4に示すように、光源8からの光を一端面9aから採り込んで面方向に導きながら表面から出射させる導光板9の裏面に、光源8からの光の一部を導光板9の表面に向けてほぼ垂直に反射し、その残りの光を屈折させて導光板9の裏面側外部に出射させるプリズム部10を設けているので、光源8からの光のうち、一部の光をプリズム部10で反射させて液晶表示素子4に照射させることができると共に、他の一部の光をプリズム部10で屈折させて導光板9の裏面側外部に出射させ、この出射した光でキーボード部5を照明することができるので、光源8の光を多目的に有効利用することができる。
なお、上記実施形態1の照明装置7では、光源8からの光の一部をプリズム部10の各プリズム11で導光板9の裏面側外部に出射させ、この出射した光を反射部材14で反射させて表示窓部15からキーボード部5に照射させるように構成したが、これに限らず、例えば図5に示す第1変形例のように、導光板9の裏面側に、プリズム部10で屈折されて導光板9の裏面側外部に出射された光を導光板9側に向けて反射する反射板16を設け、この反射板16によって反射された光を導光板9の表面側(つまり導光板9の表面、あるいは液晶表示素子4の裏面、または液晶表示素子4の内部のいずれかであるが、この変形例では導光板9の表面)で反射板16側に向けて反射するように構成しても良い。
このように構成すれば、プリズム部10で屈折されて導光板9の裏面側外部に出射された光が反射板16で反射され、その反射光が導光板9の表面で反射板16に向けて反射されることにより、プリズム部10で屈折されて導光板9の裏面側外部に出射された光を反射板16と導光板9の表面との間で繰り返し反射しながら導光板9の面方向に進行させることができる。このため、導光板9の裏面側外部に出射した光を増幅させることができ、この増幅された光を反射部材14で反射させて表示窓部15からキーボード部5に照射することができるので、実施形態1の場合よりもキーボード部5を明るく照明することができ、これによっても光源8の光を有効に利用することができる。
また、上記実施形態1では、液晶表示素子4の裏面側に照明装置7を配置した場合について述べたが、これに限らず、例えば図6に示す第2変形例ように、液晶表示素子17の表面側に照明装置7を配置し、この照明装置7で液晶表示素子17を表面側から照明するように構成しても良い。この場合には、照明装置7の導光板9を表裏反転させて、導光板9の表面(図6では下面)を液晶表示素子17の表面(図6では上面)に対応させ、プリズム部10を第1ケース1の表面側(図6では上面側)に露呈させて配置すれば良い。また、この液晶表示素子17は、一対の透明な電極基板4a、4b間に液晶4cを封入し、その最下面に反射板18を設け、この反射板18で上面から入射した光を反射する反射型の構造になっている。
このように構成すれば、光源8からの光のうち、一部の光を導光板9の上面に位置するプリズム部10で反射させて導光板9の下面から液晶表示素子17に照射することができ、これにより液晶表示素子17を照明することができるので、導光板9を通して液晶表示素子17に表示された情報を見ることができると共に、他の一部の光をプリズム部10で屈折させて導光板9の上面側外部に出射させ、この出射した光をキーボード部5に直接照射させることができる。このため、実施形態1のような反射部材14や照明窓部15が不要になるので、機器全体の構造を簡素化することができる。
(実施形態2)
次に、図7および図8を参照して、この発明の照明装置を電子辞書に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子辞書は、図7に示すように、第1ケース1内に第1、第2液晶表示素子20、21を背中合わせに設け、この第1、第2液晶表示素子20、21の間に照明装置22を配置した構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1、第2液晶表示素子20、21は、実施形態1と同様、透過型または半透過型の構造であり、これらのうち、第1液晶表示素子20は、図7に示すように、その表示面が第2ケース2のキーボード部5に対向する第1ケース1の表面側(図7では上面側)に露呈した状態で、第1ケース1内に配置されている。第2液晶表示素子21は、その表示面が第2ケース2のキーボード部5に対向しない第1ケース1の裏面側(図7では下面側)に露呈した状態で、第1ケース1内に第1液晶表示素子20と背中合わせに対応して配置されている。
また、照明装置22は、図7に示すように、光源8と導光板23とを有し、この導光板23が第1、第2液晶表示素子20、21間に配置された構成になっている。この場合、導光板23は、図8に示すように、光源8からの光を一端面23aから採り込んで面方向に導きながら表裏両面から出射させるように構成されている。すなわち、この導光板23は、その表面(図8では上面)に光源8からの光を導光板23の裏面(図8では下面)に向けてほぼ垂直に反射する第1プリズム部24が設けられ、導光板23の裏面に光源8からの光を導光板23の表面に向けてほぼ垂直に反射する第2プリズム部25が設けられた構成になっている。
この場合、第1、第2プリズム部24、25は、実施形態1のプリズム部10とほぼ同様、光源8が位置する導光板23の一端面23aに対して、複数のプリズム26、27をほぼ平行に配列形成した構成になっている。これら複数のプリズム26、27のうち、第1プリズム部24の各プリズム26は、図8に示すように、断面がほぼ三角形状に形成され、光源8側に位置する辺部側が緩やかに傾斜する傾斜面26aに形成され、光源8と反対側に位置する辺部側が急激に傾斜して入射した光をほぼ全反射する全反射傾斜面26bに形成されている。すなわち、この全反射傾斜面26bは、臨界角とほぼ同じか、それよりも少し大きい角度で形成され、光源8からの光が入射すると、その入射したほぼ全ての光を導光板23の下面に向けてほぼ垂直に反射するように構成されている。
同様に、第2プリズム部25の各プリズム27も、図8に示すように、断面がほぼ三角形状に形成され、光源8側に位置する辺部側が緩やかに傾斜する傾斜面27aに形成され、光源8と反対側に位置する辺部側が急激に傾斜して入射した光をほぼ全反射する全反射傾斜面27bに形成されている。この全反射傾斜面27bも、臨界角とほぼ同じか、それよりも少し大きい角度で形成され、光源8からの光が入射すると、その入射したほぼ全ての光を導光板23の上面に向けてほぼ垂直に反射するように構成されている。この場合、第2プリズム部25の各プリズム27は、図8に示すように、第1プリズム部24の各プリズム26と対応しないように、交互に位置がずれた状態で配列されている。
このような電子辞書の照明装置22によれば、光源8からの光を一端面23aから採り込んで面方向に導きながら表裏両面から出射させる導光板23の表面に、光源8からの光を導光板23の裏面側に向けて反射する第1プリズム部24を設け、導光板23の裏面に光源8からの光を導光板23の表面側に向けて反射する第2プリズム部25を設けたので、導光板23の第1プリズム部26で光源8からの光を導光板23の裏面から出射させることができると共に、導光板23の第2プリズム部25で光源8からの光を導光板23の表面から出射させることができる。
すなわち、第1プリズム部24は、図8に示すように、光源8からの光が各プリズム26の全反射傾斜面26bに入射すると、その入射光を導光板23の下面に向けてほぼ垂直に反射するので、光源8からの光を導光板23の裏面から出射させることができ、また第2プリズム部25は、光源8からの光が各プリズム27の全反射傾斜面27bに入射すると、その入射光を導光板23の上面に向けてほぼ垂直に反射するので、光源8からの光を導光板23の表面から出射させることができる。これにより、導光板23の表裏面に対応して配置された第1、第2液晶表示素子20、21を1つの導光板23で同時に照明することができるので、光源8の光を多目的に有効利用することができる。
(実施形態3)
次に、図9および図10を参照して、この発明の照明装置を電子辞書に適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子辞書は、図9および図10に示すように、照明装置30の導光板31が実施形態1と異なる構成になっている。すなわち、この導光板31は、光源8の光を一端面31aから採り込み、この採り込んだ光を反対側の他端面31bから漏らさずに導光板31の表面(図10では上面)から出射させて液晶表示素子4を照明するように構成されている。
この場合、導光板31は、図9および図10に示すように、光源8と反対側に位置する導光板31の他端面31bに、導光板31内で導かれた光を再び導光板31内に反射する反射部32を設けた構成になっている。また、この導光板31は、その裏面(図10では下面)に光源8からの光を導光板31の表面(図10では上面)に向けて反射すると共に、反射部32で反射された光を導光板31の表面に向けて反射するプリズム部33を設けた構成になっている。このプリズム部33は、図10に示すように、断面がほぼ二等辺三角形状の溝部34を導光板31の一端面31aに沿ってほぼ平行に複数配列形成した構成になっている。
このプリズム部33の各溝部34は、その対向面がそれぞれ全反射傾斜面34a、34bに形成されている。これら全反射傾斜面34a、34bのうち、光源8側に位置する全反射傾斜面34aは、図10に示すように、光源8からの光うち、一部の光が入射すると、その入射光を導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射するように形成されている。また、光源8と反対側に位置する全反射傾斜面34bは、図10に示すように、反射部32で反射された反射光のうち、一部の反射光が入射すると、その入射した反射光を導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射するように形成されている。
このような電子辞書の照明装置30によれば、光源8からの光を一端面31aから採り込んで面方向に導く導光板31の他端面31bに反射部32を設け、この導光板31の裏面に、光源8からの光を導光板31の表面に向けて反射すると共に、反射部32で反射された光を導光板31の表面に向けて反射するプリズム部33を設けたので、光源8からの光をプリズム部33で液晶表示素子に向けて出射させることができると共に、反射部32で反射された光をプリズム部33で液晶表示素子4に向けて照射することができる。
すなわち、この照明装置30では、光源8と反対側に位置する導光板31の他端面31bに反射部32が設けられているので、導光板31の一端面31aから採り込んだ光源8の光が導光板31で導かれて導光板31の他端面31bに到達すると、その光を反射板32で再び導光板31内に反射することができ、この反射光が導光板31内を逆方向に進行するときにプリズム部33で導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射されて導光板31の表面から出射されることにより、反射部32で反射された光を液晶表示素子4に照射することができる。
この場合、特に導光板31の下面に設けられたプリズム部33は、導光板31の一端面31aに沿ってほぼ平行に複数形成された溝部34がそれぞれ断面ほぼ二等辺三角形状に形成され、これら溝部34の対向面がそれぞれ全反射傾斜面34a、34bに形成されているので、光源8からの光のうち、一部の光が溝部34の一方の全反射傾斜面34aに入射すると、その入射光の全てを全反射傾斜面34aで導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射して導光板31の上面から出射させることができる。
また、反射部32で反射された反射光のうち、一部の反射光が溝部34の他方の全反射傾斜面34bに入射すると、この入射した反射光の全てを全反射傾斜面34bで導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射して導光板31の上面から出射させることができる。これにより、光源8からの光および反射部32で反射された光の両方をプリズム部33によって液晶表示素子4に照射することができるので、導光板31の他端面31bからの漏れ光を防いで効率良く光源8からの光を有効に利用することができる。
なお、上記実施形態3では、液晶表示素子4の裏面側(図10では下面)に照明装置30を配置した場合について述べたが、これに限らず、例えば図11に示す変形例のように、液晶表示素子17の表面側(図11では上面側)に照明装置30を配置し、この照明装置30で液晶表示素子17を表面側から照明するように構成しても良い。この場合にも、実施形態1の第2変形例と同様、照明装置30の導光板31を表裏反転させて、導光板31の表面(図11では下面)を液晶表示素子17の表面(図11では上面)に対応させ、プリズム部33を第1ケース1の表面側(図11では上面側)に露呈させて配置すれば良い。また、この液晶表示素子17も、その最下面に反射板18を備えた反射型の構造になっている。
このように構成すれば、光源8からの一部の光をプリズム部33で反射して導光板31の下面から出射させると共に、導光板31の他端面に設けられた反射部32で反射された反射光の一部をプリズム部33で反射して導光板31の下面から出射させることができるので、液晶表示素子17を表面側から照明することができ、これにより導光板31を通して液晶表示素子17に表示された情報を見ることができるので、実施形態3と同様、導光板31の他端面31bからの漏れ光を防いで効率良く光源8からの光を有効に利用することができる。
また、上記実施形態3では、プリズム部33の各溝部34の対向面をそれぞれ全反射傾斜面34b、34bに形成した場合について述べたが、これに限らず、例えば光源8側に位置する傾斜面を実施形態1と同じ分光傾斜面に形成し、この分光傾斜面で入射光の一部を導光板31の上面に向けてほぼ垂直に反射し、その残りの光を屈折させて導光板31の裏面側外部に斜めに出射させるように構成しても良い。このように構成すれば、実施形態1と同様、液晶表示素子4以外のキーボード部5をも照明することができるので、より一層、光源8の光を多目的に有効利用することができる。
なおまた、上記実施形態1〜3では、電子機器として、電子辞書に適用した場合について述べたが、これに限らず、携帯電話機、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの各種の電子機器に広く適用することができる。
この発明を適用した電子辞書を閉じた状態の斜視図である。(実施形態1) 図1の電子辞書を開いて使用する状態を示した斜視図である。 図2のA−A矢視における内部構造を拡大して示した構成図である。 図3の導光板における光路状態を示した要部の拡大図である。 図4の照明装置の第1変形例を示した要部の拡大図である。 図4の照明装置の第2変形例を示した要部の拡大図である。 この発明を適用した電子辞書の照明装置を示した構成図である。(実施形態2) 図7の導光板における光路状態を示した要部の拡大図である。 この発明を適用した電子辞書の照明装置を示した構成図である。(実施形態3) 図9の導光板における光路状態を示した要部の拡大図である。 図9の照明装置の変形例を示した要部の拡大図である。
符号の説明
4、17 液晶表示素子
5 キーボード部
7、22、30 照明装置
8 光源
9、23、31 導光板
10、33 プリズム部
11、26、27 プリズム
13 分光傾斜面
14 反射部材
15 照明窓部
16 反射板
20 第1液晶表示素子
21 第2液晶表示素子
24 第1プリズム部
25 第2プリズム部
26b、27b、34a、34b 全反射傾斜面
32 反射部
34 溝部

Claims (4)

  1. 光源からの光を導光板の一端面から採り込み、この採り込んだ光を前記導光板の面方向に導きながら前記導光板の一面から出射させて液晶表示素子を照明する照明装置において、
    前記液晶表示素子と反対側に位置する前記導光板の他面に、前記光源からの光のうち、一部の光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射し、他の一部の光を屈折させて前記導光板の前記他面側外部に出射させるプリズム部を設けたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記導光板の前記他面側に、前記プリズム部で屈折されて前記導光板の前記他面側外部に出射された光を前記導光板側に向けて反射する反射板を設け、この反射板によって反射された光を前記導光板の前記一面側で前記反射板側に向けて反射することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 光源と、この光源からの光を一端面から採り込んで面方向に導きながら表裏両面から出射させる導光板とを有し、
    前記導光板の表面には、前記光源からの光を前記導光板の裏面に向けてほぼ垂直に反射する第1プリズム部が設けられ、
    前記導光板の裏面には、前記光源からの光を前記導光板の表面に向けてほぼ垂直に反射する第2プリズム部が設けられている
    ことを特徴とする照明装置。
  4. 光源からの光を導光板の一端面から採り込み、この採り込んだ光を前記導光板の面方向に導きながら前記導光板の一面から出射させて液晶表示素子を照明する照明装置において、
    前記光源と反対側に位置する前記導光板の他端面に反射部を設け、前記液晶表示素子と反対側に位置する前記導光板の他面に、前記光源からの光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射すると共に、前記反射部で反射された光を前記導光板の前記一面に向けてほぼ垂直に反射するプリズム部を設けたことを特徴とする照明装置。
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