JP2009032295A - 無線情報記憶媒体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属製の取付体に取付けられても、無線処理装置との間での無線通信を可能とすることを目的とする。
【解決手段】無線リーダ/ライタ10から斜めに発せられた磁力線を無線リーダ/ライタ10との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、金属フレーム12に取付けられる無線タグ1と、この無線タグ1の金属フレーム12に対向する側の面に設けられ、無線リーダ/ライタ10との間で循環する磁力線が金属フレーム12に流れないようにガイドするアモルファスシート11とを具備し、無線タグ1は、アモルファスシート11の中心からリーダ/ライタ10側に変位される。
【選択図】 図4
【解決手段】無線リーダ/ライタ10から斜めに発せられた磁力線を無線リーダ/ライタ10との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、金属フレーム12に取付けられる無線タグ1と、この無線タグ1の金属フレーム12に対向する側の面に設けられ、無線リーダ/ライタ10との間で循環する磁力線が金属フレーム12に流れないようにガイドするアモルファスシート11とを具備し、無線タグ1は、アモルファスシート11の中心からリーダ/ライタ10側に変位される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば、物品に対して所定の処理を行うために取付けられる物品付票として好適な無線タグとして用いられる無線情報記憶媒体装置に関する。
この種の無線タグは例えば、基板上にLSI、コンデンサ、アンテナコイル等の電子部品を実装してインレットを構成し、このインレットをカップ内に収納するとともに、カップ内に樹脂材を充填して硬化させてなる。
この無線タグは商品に貼り付けられ、無線リーダ/ライタ(無線処理装置)との間で無線通信されることにより、商品管理などが行われる。
しかしながら、従来の無線タグは金属性の商品に取付けられると、無線リーダ/ライタから出た磁力線が無線タグ内のアンテナコイルを通過して金属内に入ってしまう。
磁力線が金属内に入ると、磁力線は熱エネルギーに変換してしまい、無線カード/ライタに戻ることができず、結果として無線リーダ/ライタと無線タグとの間での通信が不能になるという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、金属製の取付体に取付けられても、無線処理装置との間での無線通信を可能とする無線情報記憶媒体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、無線処理装置から斜めに発せられた磁力線を前記無線処理装置との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、取付体に取付けられる情報記憶媒体と、この情報記憶媒体の前記取付体に対向する側の面に設けられ、前記無線処理装置との間で循環する磁力線が前記取付体に流れないようにガイドするガイド部材とを具備し、前記情報記憶媒体は前記ガイド部材の中心から前記無線処理装置側に変位される。
請求項2記載の発明は、無線処理装置から斜めに発せられた磁力線を前記無線処理装置との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、取付体に取付けられる情報記憶媒体と、この情報記憶媒体の前記取付体に対向する側の面に設けられ、前記無線処理装置との間で循環する磁力線が前記取付体に流れないようにガイドし、面積を前記情報記憶媒体の面積より大とするガイド部材とを具備し、前記情報記憶媒体は前記ガイド部材の中心から前記無線処理装置側に変位される。
本発明によれば、情報記憶媒体の取付体に対向する側の面に、無線処理装置との間で循環する磁力線が取付体に流れないようにガイドするガイド部材(強磁性体)を設けるため、取付体が金属であっても、磁束の環を形成することができ、無線処理装置との間での通信が可能となる。
また、無線処理装置から斜めに磁力線が発せられる場合には、情報記憶媒体をガイド部材(強磁性体)の中心から無線処理装置側に偏心して設けるため、情報記憶媒体を通過した磁力線が流れるガイド部材(強磁性体)部分の長さ寸法を長くすることができる。従って、スムーズな磁束環の形成が可能となり、無線処理部と無線タグとの間の通信可能距離を長くできる利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である無線情報記憶媒体装置としてのコイン型の無線タグ1及び無線処理装置としての無線リーダ/ライタ10を示す斜視図で、図2はその縦断面図である。
図1は本発明の一実施の形態である無線情報記憶媒体装置としてのコイン型の無線タグ1及び無線処理装置としての無線リーダ/ライタ10を示す斜視図で、図2はその縦断面図である。
無線タグ1は基板2を備え、この基板2上には電子部品としてのLSI及びコンデンサ等の電子部品4が実装され、さらに第2のアンテナコイルとしてのアンテナコイル5が接続されてイントレット6が構成されている。このイントレット6は樹脂製の容器としてのカップ7内に収納され、さらに、カップ7内には樹脂材8が充填硬化されている。
基板2は厚さ0.2mmの片面配線のガラスエポキシ基板である。アンテナコイル5はφ0.06の被覆された銅線で、200回巻かれた融着線である。カップ7はφ20、t3のエポキシ樹脂の成形品である。
また、無線タグ1のカップ7の底面には、ガイド部材としての強磁性体であるアモルファスシート11が設けられている。アモルファスシート11はカップ7の底面より広い面積を有し、カップ7はアモルファスシート11の略中央部に設けられている。
このように構成される無線タグ1は取付体としての商品の金属フレーム12に取付けられて使用される。
無線リーダ/ライタ10は無線タグ1の上方部に設けられ、内部には磁力線14を発させる第1のアンテナコイルとしての磁力線発生アンテナコイル13が設けられている。
図3は無線リーダ/ライタ10の磁力線発生アンテナコイル13から磁力線が発生された状態を示すものである。
アンテナコイル13から発せられた磁力線14は無線タグ1内のアンテナコイル5を通過したのち、アモルファスシート11内を通過することにより、無線リーダ/ライタ10内のアンテナコイル13に戻る。これにより、磁束が環をなし、無線リーダ/ライタ10と無線タグ11との間の通信が可能となる。
上記したように、アモルファスシート11を無線タグ1と金属フレーム12との間に介在させるため、無線タグ1のアンテナコイル5を通過した磁力線14は
アモルファスシート11内を通過して無線リーダ/ライタ10に戻る。
アモルファスシート11内を通過して無線リーダ/ライタ10に戻る。
従って、従来のように無線タグ1のアンテナコイル5を通過した磁力線14が金属フレーム12に入って熱エネルギに変換することがなく、無線リーダ/ライタ10との間の通信が可能になる。
図4は本発明の第2の実施の形態である無線情報記憶媒体としてのコイン型の無線タグ1及び無線リーダ/ライタ21を示す斜視図で、図5はその縦断面図である。
なお、上記第1の実施形態で説明した部分と同一部分についてはその説明を省略する。
この実施の形態では、無線リーダ/ライタ21が無線タグ1の斜め上方部に設けられ、無線タグ1はアモルファスシート11の中心ではなく、無線リーダ/ライタ21側に偏心して設けられている。
図5は無線リーダ/ライタ21の磁力線発生アンテナコイル22から磁力線14が発生された状態を示すものである。
磁力線発生アンテナコイル22から斜めに発せられた磁力線14は無線タグ1内のアンテナコイル5を斜め上方から通過したのち、アモルファスシート11内を通過して無線リーダ/ライタ10内のアンテナコイル22に戻る。これにより、磁束が環をなし、無線リーダ/ライタ21と無線タグ1との間の通信が可能となる。
この実施の形態では、無線タグ1をアモルファスシート11上で無線リーダ/ライタ21方向に偏心して設けるため、無線タグ1から送り出される磁力線14が進行する方向のアモルファスシート11の長さ寸法が大きくなる。
従って、無線タグ1に対し無線リーダ/ライタ21により斜め方向から磁力線14が送られてきても、スムーズな磁束環の形成が可能となり、無線タグ1をアモルファスシート11の中心に設けた場合より、通信可能距離を長くできる。
この実施の形態によれば、例えば、無線タグを固定する面積、即ち、アモルファスシート11の大きさに制限がある場合や、無線リーダ/ライタ10を無線タグ1に近づける方向、角度に制限がある場合に有効である。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
1…無線タグ、2…基板(基体)、3…LSI、4…コンデンサ、5…アンテナコイル(第2のアンテナコイル)、7…カップ(容器)、8…樹脂材、11…アモルファスシート(ガイド部材)、12…金属フレーム(取付体)、13…磁力線発生コイル(第1のアンテナコイル)、14…磁力線、21…無線タグ、22…磁力線発生コイル(第1のアンテナコイル)。
Claims (2)
- 無線処理装置から斜めに発せられた磁力線を前記無線処理装置との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、取付体に取付けられる情報記憶媒体と、
この情報記憶媒体の前記取付体に対向する側の面に設けられ、前記無線処理装置との間で循環する磁力線が前記取付体に流れないようにガイドするガイド部材と、
を具備し、
前記情報記憶媒体は前記ガイド部材の中心から前記無線処理装置側に変位されたことを特徴とする無線情報記憶媒体装置。 - 無線処理装置から斜めに発せられた磁力線を前記無線処理装置との間で斜めに循環させることにより非接触で情報の通信を行うもので、取付体に取付けられる情報記憶媒体と、
この情報記憶媒体の前記取付体に対向する側の面に設けられ、前記無線処理装置との間で循環する磁力線が前記取付体に流れないようにガイドし、面積を前記情報記憶媒体の面積より大とするガイド部材と、
を具備し、
前記情報記憶媒体は前記ガイド部材の中心から前記無線処理装置側に変位されたことを特徴とする無線情報記憶媒体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008288195A JP2009032295A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | 無線情報記憶媒体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008288195A JP2009032295A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | 無線情報記憶媒体装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11077433A Division JP2000276565A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 無線情報記憶媒体装置 |
Publications (1)
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JP2009032295A true JP2009032295A (ja) | 2009-02-12 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816745A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-19 | Seiko Instr Inc | Icカードシステム |
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2008
- 2008-11-10 JP JP2008288195A patent/JP2009032295A/ja active Pending
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