JP2009032231A - 装置障害管理装置および装置障害管理プログラム - Google Patents

装置障害管理装置および装置障害管理プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 機器の障害情報の通知先を自動的に選択し、障害情報を確実に通知先に通知できるようにする。
【解決手段】 障害検出部27は装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する。記憶部5は動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する。通知出力部7、11、13、15は障害情報を通知先に対応して出力する。通知先選択部29は障害検出部27が動作障害を検出したとき、通知先データを参照して優先的に通知する通知先に対応する通知出力部7、11、13、15を選択する。障害情報作成部31は通知する通知先に対応した障害情報を作成して通知出力部7、11、13、15を出力制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は装置障害管理装置および装置障害管理プログラムに係り、例えばネットワークに接続された複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等に搭載して好適する装置障害管理装置および装置障害管理プログラムの改良に関する。
近年、複合機等の画像形成装置にあっては、これをネットワークに接続して動作状態の監視結果を定期的にサーバ等に送信し、動作状態の監視をサーバによって一元管理することが行われている。
この場合、複合機においては、印刷用紙の紙つまり、印刷トナー不足又は通信不能その他の動作上の異常を検知すると、その動作異常内容に応じた障害情報をサーバ宛に送信するようになっているが、何らかの原因で、複合機とサーバ間で送受確認を行うことができない場合、動作状態の監視が一元管理困難になり易い。
そこで、例えば特開2005−134984号公報(特許文献1)のような技術が提案されている。
この特許文献1は、ホスト等との間で障害情報があるか否かを一定時間ごとにチェックし、障害情報があると選択された場合、障害情報をホストに送信することにより、異常を検知してから復旧するまで当該異常を通知し続けることにより、障害発生を通知できるようにしたものである。
特開2005−134984号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、障害検出情報を通知する手段がネットワーク上のホストのみであり、検知してから復旧するまで同じ手段により通知し続けるため、ホストとの間のネットワークトラヒックの負荷が大きくなり易い難点があり、改善が望まれている。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、障害情報の通知先を自動的に選択可能で、特定の通知先への通知が困難であっても代替的な通知先に通知可能な装置障害管理装置および装置障害管理プログラムの提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明に係る装置障害管理装置は、装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する障害検出部と、その動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する通知先記憶部と、その障害情報を通知先に対応して出力する通知出力部と、その障害検出部が動作障害を検出したとき、その通知先データを参照して優先的に通知する通知先に対応する通知出力部を選択する通知先選択部と、通知する通知先に対応した障害情報を作成してその通知出力部を出力制御する障害情報作成部とを具備している。
本発明の装置障害管理装置では、上記通知先記憶部がその通知先としてネットワークに接続された外部通信端末を含む上記通知先データを記憶し、上記通知出力部がそのネットワークに接続された通信部であり、上記障害情報作成部が外部通信端末に対応する障害情報を作成する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記通知先記憶部はその通知先として公衆通信回線に接続されたファクシミリ機を含む上記通知先データを記憶し、上記通知出力部はその公衆通信回線に接続されたファクシミリ通信部であり、上記障害情報作成部はそのファクシミリ機に対応する障害情報を作成する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記通知先記憶部はその通知先として印刷部を含む上記通知先データを記憶し、上記通知出力部はその印刷部であり、上記障害情報作成部はその印刷部に対応するその障害情報を作成する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記通知先記憶部はその通知先毎に通信コスト情報を有するその通知先データを記憶し、上記通知先選択部はその通知先データを参照してその通知コストが最も低い通知先を選択する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記通知先記憶部は通知先として記憶部を含む通知先データを記憶し、上記通知出力部は当該記憶部又はこの接続部であり、上記障害情報作成部はその記憶部に対応する障害情報を作成する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、それら通知先に通知したときの通知コスト情報の履歴をその通知先記憶部に記憶制御するコスト情報履歴処理部を有する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記コスト情報履歴処理部が、所定の通知先に対し、その通知コスト情報の履歴をその通知先出力部を介して出力制御する構成も可能である。
本発明の装置障害管理装置では、上記コスト情報履歴処理部が、その通知コスト情報の履歴を周期的にその通知先出力部から出力制御する構成も可能である。
本発明に係る装置障害管理プログラムは、装置の動作障害を監視して検出する監視機能を実行制御するコンピュータに対し、その装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する障害検出処理と、その動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する通知先記憶処理と、その障害検出処理がその動作障害を検出したとき、その通知先データを参照して障害情報を優先的に通知する通知先に対応する通知出力部を選択する通知先選択処理と、通知する通知先に対応した障害情報を作成し、その通知先に通知するためこれに対応した通知出力部から出力する障害情報作成処理とを実行させるものである。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記通知先記憶処理がその通知先としてネットワークに接続された外部通信端末を含む上記通知先データを記憶し、上記障害情報作成処理がその外部通信端末に対応する障害情報を作成し、そのネットワークに接続された通信部から出力する構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記通知先記憶処理はその通知先として公衆通信回線に接続されたファクシミリ機を含む上記通知先データを記憶し、上記障害情報作成処理はそのファクシミリ機に対応する障害情報を作成し、その公衆通信回線に接続されたファクシミリ通信部から出力する構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記通知先記憶処理はその通知先として印刷部を含む上記通知先データを記憶し、上記障害情報作成処理はその印刷部に対応する障害情報を作成して出力する構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記通知先記憶処理はその通知先毎に通信コスト情報を有する上記通知先データを記憶し、上記通知先選択処理はその通知先データを参照して通知コストが最も低い通知先を選択する構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、それら通知先に通知したときの通知コスト情報の履歴を記憶制御するコスト情報履歴処理を上記コンピュータに実行させる構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記コスト情報履歴処理が、所定の通知先に対し、その通知コスト情報の履歴をその通知先出力部から出力制御する処理を上記コンピュータに実行させる構成も可能である。
本発明の装置障害管理プログラムでは、上記コスト情報履歴処理が、その通知コスト情報の履歴を周期的にその通知先出力部から出力制御する処理を上記コンピュータに実行させる構成も可能である。
このような本発明に係る装置障害管理装置および装置障害管理プログラムでは、装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を障害検出部で検出し、その動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを通知先記憶部で記憶し、その障害情報を通知出力部から通知先に対応して出力し、その障害検出部が動作障害を検出したとき、通知先選択部がその通知先データを参照して優先的に通知する通知先に対応する通知出力部を選択し、通知する通知先に対応した障害情報を障害情報作成部が作成して対応する通知出力部を出力制御するから、障害情報の通知先を自動的に選択可能で、特定の通知先への通知が困難であっても代替的な通知先に通知可能である。
本発明において、上記通知先としてネットワークに接続された外部通信端末を含む通知先データを記憶し、上記障害情報作成部が外部通信端末に対応する障害情報を作成する構成では、ネットワークに接続された外部通信端末を自動的に選択して障害情報を通知可能である。
本発明において、上記通知先として公衆通信回線に接続されたファクシミリ機を含む通知先データを記憶し、そのファクシミリ機に対する障害情報を作成する構成では、公衆通信回線に接続されたファクシミリ機に自動的に障害情報を通知可能である。
本発明において、上記通知先として印刷部を含む通知先データを記憶し、上記障害情報作成部がその印刷部に対応するその障害情報を作成する構成では、その印刷部から障害情報を印刷出力可能である。
本発明において、その通知先毎に通信コスト情報を有するその通知先データを記憶し、その通知先データを参照してその通知コストが最も低い通知先を選択する構成では、通知コストが最も低い通知先に自動的に障害情報を通知可能である。
本発明において、上記通知先として記憶部を含む通知先データを記憶し、当該記憶部又はこの接続部に対して障害情報を作成して出力する構成では、障害情報を内外の記憶部に格納可能である。
本発明において、それら通知コスト情報の履歴を記憶する構成では、その通知コスト情報の履歴把握を介して利用や分析が可能である。
本発明において、所定の通知先に対しその通知コスト情報の履歴を出力する構成では、当該通知先においてその通知コスト情報の履歴を確認可能である。
本発明において、その通知コスト情報の履歴を周期的にその通知先に出力する構成では、当該通知先において常に最新の通知コスト情報の履歴を確認することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本発明に係る装置障害管理プログラムは本発明の装置障害管理装置を説明する過程で説明する。
図1は本発明に係る装置障害管理装置の実施の一形態を複合機Aを例にして示すブロック図である。
図1において、本発明の装置障害管理装置は、主制御部1を主体として画像読取部3、記憶部5、出力ポート部7、操作パネル部9、印刷部11、ファクシミリ通信部(図ではFAX通信部と略す。)13、通信部15その他を有し、複合機Aの一部を構成している。なお、主制御部1の機能は後述する。
画像読取部3は、主制御部1の制御の下、例えば印刷された複数頁の原稿から画像を光学的に読み込み、フィルタ処理、変倍処理および階調処理等をして電子的原稿データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナ等であり、生成した原稿データが原稿の頁毎に記憶部5に順次記憶されるようになっている。
記憶部5は、主制御部1の制御の下、画像読取部3で読み取られた原稿データ、通信部15で受けた原稿データ、後述する通知先データを記憶する他、主制御部1の動作プログラムを格納する例えばハードディスク(HDD)等である。
通知先データは、装置の動作障害に関する障害情報を通知する通知先を予め設定して一覧テーブル状にしたもので、主制御部1によって作成更新管理されるものである。
すなわち、通知先データは、例えば図2に示すように、予め優先順位としての項番順に、通知先としての後述するネットワーク17に接続されたサーバ19や別の複合機(図示せず。)、公衆通信回線21を介して接続される外部のファクシミリ機23、出力ポート部7に接続される外部記憶装置としてのUSBメモリ25、内蔵するハードディスク(記憶部5)、印刷部11を対応させて一覧にしたものである。なお、複合機とファクシミリ機23では、便宜上、同順位に設定されている。
また、サーバ19や複合機にはこれに通知する通知先出力部として通信部15が、ファクシミリ機23にはこれに通知する通知先出力部としてファクシミリ通信部13が、USBメモリ25にはこれに通知する通知先出力部として出力ポート部7が対応して設定されている。なお、ハードディスク(記憶部5)や印刷部11はそれ自体が通知先出力部として機能している。
さらに、通知先データには、通信コストが発生する個々の通知先について、予め測定したり公知資料に基づき、個々の通知先毎の例えば単位時間当たり通信コスト(xxx円/@、yyy円/@)が関連付けて設定されている。
出力ポート部19は、上述したUSBメモリ25に対し、読み書き可能に情報を入出力ドライブする公知のインターフェース部であり、通知出力部として機能する。
操作パネル部9は、図示しない装置本体ケースの上部に配置された例えばタッチスイッチ入力部と液晶タイプの表示部等も兼ねており、複合機Aの動作状態を表示するとともに、上述した通知先データの表示が可能であるうえ、通知先データの優先順位等種々の設定や変更入力を受付け、主制御部1に出力する機能を有している。
印刷部11は、主制御部1の制御の下、記憶部5に記憶された原稿データ、選択された障害情報その他を印刷用紙に印刷して排紙する白黒又はカラー印刷エンジンであり、上述したように通知出力部として機能するが、公知のものであるから詳細な説明および図示は省略する。
ファクシミリ通信部13は、主制御部1の制御の下、通知先として公衆通信回線21に接続されたファクシミリ機23に対し、障害情報を符号化、圧縮して所定のプロトコルに従い送信するとともに、ファクシミリ機23からのファクシミリ信号を復号化、伸張化した通信文章を主制御部1に出力する公知のインターフェース部である。
通信部15は、主制御部1の制御の下、例えばインターネットや社内LAN等の公知のネットワーク17を介して外部通信端末としてのサーバ19に対し、所定のプロトコルに従って障害情報を電子メール、IP(information provider)ファクシミリ又はSNMP(simple network management protocol)通信する機能を有するとともに、サーバ19や複合機からの原稿データその他の情報を受信し、主制御部1に出力する機能を有する公知のインターフェース部である。
主制御部1は、CPU、このCPUの起動プログラムを格納したROM、処理情報の一時的格納部であるRAM、入出力インターフェース(いずれも図示せず。)を有し、画像読取部3、記憶部5、出力ポート部7、操作パネル部9、印刷部11、ファクシミリ通信部13および通信部15を制御し、それらの機能の一部を担う他、以下の機能を有している。
主制御部1は、操作パネル部9から受付けた通知先データに係る種々の設定や変更情報に基づき、通知先データを変更更新して記憶部5に更新記憶制御する機能を有している。
主制御部1は、上述した画像読取部3、記憶部5、出力ポート部7、操作パネル部9、印刷部11、ファクシミリ通信部13又は通信部15等のように装置を構成する構成要素を監視し、それら特にファクシミリ通信部13又は通信部15の動作障害(公衆通信回線21やネットワーク17の状況を含む。)の有無を検出する障害検出部27としての機能を有している。
主制御部1は、障害検出部27が動作障害を検出したとき、記憶部5中の通知先データを参照して通知する通知先、すなわちファクシミリ機23、サーバ19、USBメモリ25又は印刷部11に関し、その動作(利用)可否を判別して対応する通知出力部を選択する通知先選択部29としての機能を有している。通知出力部としては、上述したようにファクシミリ通信部13、通信部15、出力ポート部7又は印刷部11である。
なお、通知先選択部29は、障害検出部27が優先通知先に通知する通知出力部自体に障害があると検出したとき、それ以降の通知出力部を順次選択することになる。
主制御部1は、その選択された通知先であるファクシミリ機23、サーバ19、USBメモリ25又は印刷部11に対応した文書フォーマットの障害情報を作成し、対応する通知出力部であるファクシミリ通信部13、通信部15、出力ポート部7又は印刷部11に出力制御し、ファクシミリ機23、サーバ19、USBメモリ25又は印刷部11に出力制御する障害情報作成部31としての機能を有している。
例えば、障害検出部27が印刷部11における紙づまりや印刷トナー切れを検出したとき、通知先選択部29が記憶部5中の通知先データを参照し、通知先としてサーバ19が優先通知先に設定されていれば、サーバ19を通知先として選択し、障害情報作成部31がサーバ19向けの電子メールを作成して通信部15を出力制御し、ネットワーク17を介してサーバ19に送信する。
また、障害検出部27が、通信部15の通信障害を検出したとき、通知先選択部29が記憶部5中の通知先データを参照し、通知先としてファクシミリ機23又は印刷部11が優先通知先に設定されていれば、ファクシミリ通信部13又は印刷部11を通知先として選択し、障害情報作成部31がファクシミリ機23又は印刷部11宛のファクシミリ文書や印刷データを作成してファクシミリ通信部13又は印刷部11に出力制御する。
次に、上述した本発明に係る装置障害管理装置の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
プログラムが開始されると、ステップS1にて障害検出部27が装置における障害情報をチェックし、ステップS2にて障害検出部27が障害の有無を判別する。
障害がなくてステップS2がNOの場合、ステップS1に戻ってステップS2がYESになるまでステップS1、S2を繰返し、障害が発生してステップS2がYESの場合、ステップS3にて通知先選択部29が優先通知先設定情報である通知先データを記憶部5から取得し、ステップS4にて通知先選択部29が優先通知出力部の利用可否を判別する。
優先通知先が利用可能であれば、ステップS5にて障害情報作成部31が優先通知先に向けて障害情報を作成、通知して終了する。
優先通知先が利用不可であれば、ステップS6にて障害情報作成部31が現在通知可能な通知先の情報を取得し、ステップS7にて優先順位が同一の通知先があれば、障害情報作成部31が記憶部5から通知先データ中の通信コスト情報を取得し、ステップS8にて通信コストが最も低い通知先を障害情報作成部31が選択してステップS5に移る。優先順位が同一の通知先がなければ、項番順位通りに選択される。
そして、ステップS5にて、同様に、優先通知先に向けて障害情報を作成、通知して終了する。
そして、このような処理手順が本発明に係る装置障害管理プログラムで実行される。
このような本発明に係る装置障害管理装置では、装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する障害検出部27と、その動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する記憶部(通知先記憶部)5と、その障害情報を通知先に対応して出力する出力ポート部7、印刷部11、ファクシミリ通信部13および通信部15といった通知出力部と、その障害検出部27が動作障害を検出したとき、その通知先データを参照して優先的に通知する通知先に対応するそれら通知出力部を選択する通知先選択部29と、通知する通知先に対応した障害情報を作成してそれら通知出力部を出力制御する障害情報作成部31と、を具備している。
そのため、それら通知先としてネットワーク17に接続された外部通信端末、例えばサーバ19や複合機を含む通知先データ、それら通知先として公衆通信回線21に接続されたファクシミリ機23を含む通知先データ、更には、その通知先として印刷部11や外部USBメモリ25を含む通知先データを記憶しておけば、通知先データの出力優先順位に基づき、通知出力部としての通信部15、ファクシミリ通信部13、印刷部11又は出力ポート部7が自動的に選択され、サーバ19、ファクシミリ機23、印刷部11や外部USBメモリ25に自動的に切換え出力(通知)される。
従って、障害情報の通知先を自動的に選択可能で、特定の通知先、例えば通信部15からサーバ19への通知が困難であっても代替的な通知先、例えばファクシミリ機23に通知可能となり、障害情報を確実に通知先に通知可能となる。
また、その通知先データには、その通知先毎に通信コスト情報を有し、上記通知先選択部29がその通知先データを参照してその通知コストが最も低い通知先を選択するから、障害情報を通知する通知可能な通知先が複数存在し、それらの通知先優先順位が同順位であるときには、通知コストが最も低い通知先を選択し、確実に障害情報を通知することが可能である。
ところで、本発明において、通信情報の内容としては、上述したように印刷用紙の紙つまりや印刷トナー不足の他、印刷用紙切れ等の装置異常に限らず、ネットワーク17やサーバ間の通信異常検知、トラヒック負荷状況等、ファクシミリ送信の状況、通信回線状況、装置の動作に関する障害状態があり、主制御部1の障害検出部27は、上述したそれらの状況をリアルタイムで常に監視して検出する機能を有していれば良い。障害状態は必ずしも動作異常に限定されない。
また、上述した通信先データにおける通知先優先順位等の設定は、操作パネル部9に限らず、通信部15からネットワーク17を介してアクセスしたWebページ、プリントジョブランゲージ(PJL)又は種々のユーティリティソフトウェアによって設定可能である。
次に、本発明に係る装置障害管理装置の他の実施の形態を説明する。
図4は、本発明に係る装置障害管理装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
図4に示す複合機Aは、主制御部1がコスト情報履歴処理部33としても機能する点に特徴があり、その他の構成は図1のものと同様であるから説明を省略する。
すなわち、図4に示す複合機Aにおけるコスト情報履歴処理部33は、上述した通知先選択部29が通知コストの最も低い通知先を選択し、通知情報作成部31が通信部15その他を介して障害情報を通知したとき、その通信コスト情報の履歴を作成し、これを記憶部5又はUSBメモリ25に記憶制御する機能を有している。
そのため、それら記憶部5又はUSBメモリ25は、上述した記憶内容の他、通信コスト情報の履歴を記憶する機能を有している。
通信コスト情報は、障害情報の通信に必要な通信コストの他、その通知日時、ネットワーク19又は公衆通信回線21といった使用通知手段、上述した障害情報を含み、例えば図2に示す「通知先データ一覧」中の通知先毎に履歴項目(図示せず)を設け、それら通知情報の履歴を発生順に記録することが考えられる。
図4に示す複合機Aにおける動作は、図5に示すように、図3のフローチャートのステップS5に続いて、ステップS6を設け、このステップS6において、コスト情報履歴処理部33が通信コスト情報を記憶部5等に記憶保存し、終了すれば良い。他の処理は、図3と同様である。
このような構成では、それら通知先毎の通信コスト情報の履歴をその記憶部5やUSMメモリ25に記憶しておけば、その通信コスト情報履歴を読み出し、ユーザがこれを利用したり分析し、図2の「通知先データ一覧」中の優先順位をコストに応じて変更する等の対処が容易になる。
さらに、図4に示す複合機Aでは、主制御部1のコスト情報履歴処理部33が、所定の通知先に対し、通信コスト情報の履歴を通知先出力部から出力制御する構成も可能である。
すなわち、コスト情報履歴処理部33は、例えば記憶部5に記憶された通信コスト情報の履歴を読み出し、ファクシミリ通信部13又は通信部15を制御してファクシミリ機23又はサーバ19に通信コスト情報の履歴を出力制御する機能を有している。印刷部11に出力制御することも可能である。
しかも、コスト情報履歴処理部33は、ファクシミリ通信部13、通信部15を制御し、周期的、例えば一定時間毎又は障害情報を取得毎のファクシミリ機23又はサーバ19に出力するよう構成することも可能である。通知先は、予め設定可能である。
このような構成の動作は、図5のようなフローチャートに示すようになる。
図5において、プログラムが開始されると、ステップS11において、コスト情報履歴処理部33が記憶部5から通信コスト情報の履歴を読み出し、ステップ12において通信コスト情報の履歴有無を確認する。
コスト情報履歴処理部33が通信コスト情報の履歴がないと判別してステップS12がNOであれば、ステップ11に戻ってステップ12がYESになるまでこれらを繰り返す。
コスト情報履歴処理部33が通信コスト情報の履歴があると判別してステップS12がYESであれば、ステップ13において、コスト情報履歴処理部33がファクシミリ通信部13又は通信部15を制御し、周期的にファクシミリ機23又はサーバ19へ通信コスト情報の履歴を出力してステップS11に戻り、図示しないステップ処理を介して終了する。
このような構成においては、所定の通知先に対しその障害情報履歴を作成して出力するから、当該通知先においてその通信コスト情報の履歴を確認可能である。しかも、その通信コスト情報の履歴を周期的にその通知先に出力するから、通知先において常に最新の通信コスト情報の履歴を確認することが可能である。
そして、本発明の装置障害管理プログラムにおいても、本発明の装置障害管理装置と同様の効果が得られる。
なお、本発明の装置障害管理装置としては、複写機Aに限らず、プリンタ、パソコンその他種々の情報処理装置で広く実施することが可能である。
本発明に係る装置障害管理装置の実施の形態を示すブロック図である。 本発明における障害情報の通知先一覧を説明する図である。 本発明に係る装置障害管理装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る装置障害管理装置の他の実施の形態を示すブロック図である。 図4の装置障害管理装置の動作を説明するフローチャートである。 図4の装置障害管理装置の別の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 主制御部
3 画像読取部
5 記憶部(通知先、通知先記憶部)
7 出力ポート部(通知出力部)
9 操作パネル部
11 印刷部(通知先、通知出力部)
13 ファクシミリ通信部(通知出力部)
15 通信部(通知出力部)
17 ネットワーク
19 サーバ(通知先、外部通信端末)
21 公衆通信回線
23 ファクシミリ機(通知先)
25 USBメモリ(通知先)
27 障害検出部
29 通知先選択部
31 障害情報作成部
33 コスト情報履歴処理部
A 複合機(装置障害管理装置)

Claims (17)

  1. 装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する障害検出部と、
    前記動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する通知先記憶部と、
    前記障害情報を前記通知先に対応して出力する通知出力部と、
    前記障害検出部が前記動作障害を検出したとき、前記通知先データを参照して優先的に通知する前記通知先に対応する前記通知出力部を選択する通知先選択部と、
    通知する前記通知先に対応した前記障害情報を作成して前記通知出力部を出力制御する障害情報作成部と、
    を具備することを特徴とする装置障害管理装置。
  2. 前記通知先記憶部は前記通知先としてネットワークに接続された外部通信端末を含む前記通知先データを記憶し、前記通知出力部は前記ネットワークに接続された通信部であり、前記障害情報作成部は前記外部通信端末に対応する前記障害情報を作成する請求項1記載の装置障害管理装置。
  3. 前記通知先記憶部は前記通知先として公衆通信回線に接続されたファクシミリ機を含む前記通知先データを記憶し、前記通知出力部は前記公衆通信回線に接続されたファクシミリ通信部であり、前記障害情報作成部は前記ファクシミリ機に対応する前記障害情報を作成する請求項1記載の装置障害管理装置。
  4. 前記通知先記憶部は前記通知先として印刷部を含む前記通知先データを記憶し、前記通知出力部は当該印刷部であり、前記障害情報作成部は前記印刷部に対応する前記障害情報を作成する請求項1記載の装置障害管理装置。
  5. 前記通知先記憶部は前記通知先毎に通信コスト情報を有する前記通知先データを記憶し、前記通知先選択部は前記通知先データを参照して前記通知コストが最も低い前記通知先を選択する請求項2又は3記載の装置障害管理装置。
  6. 前記通知先記憶部は前記通知先として記憶部を含む前記通知先データを記憶し、前記通知出力部は当該記憶部又はこの接続部であり、前記障害情報作成部は前記記憶部に対応する前記障害情報を作成する請求項1記載の装置障害管理装置。
  7. 前記通知先に通知したときの当該通知コスト情報の履歴を前記通知先記憶部に記憶制御するコスト情報履歴処理部を有する請求項5記載の装置障害管理装置。
  8. 前記コスト情報履歴処理部は、所定の前記通知先に対し、前記通知コスト情報の履歴を前記通知先出力部を介して出力制御する請求項7記載の装置障害管理装置。
  9. 前記コスト情報履歴処理部は、前記通知コスト情報の履歴を周期的に前記通知先出力部から出力制御する請求項8記載の装置障害管理装置。
  10. 装置の動作障害を監視して検出する監視機能を実行制御するコンピュータに対し、
    前記装置を構成する構成要素を監視してその動作障害の有無を検出する障害検出処理と、
    前記動作障害に関する障害情報を通知する通知先が予め設定された通知先データを記憶する通知先記憶処理と、
    前記障害検出処理が前記動作障害を検出したとき、前記通知先データを参照して前記障害情報を優先的に通知する前記通知先に対応する前記通知出力部を選択する通知先選択処理と、
    通知する前記通知先に対応した前記障害情報を作成し、前記通知先に通知するためこれに対応した前記通知出力部から出力する障害情報作成処理と、
    を実行させることを特徴とする装置障害管理プログラム。
  11. 前記通知先記憶処理は前記通知先としてネットワークに接続された外部通信端末を含む前記通知先データを記憶し、前記障害情報作成処理は前記外部通信端末に対応する前記障害情報を作成し、前記ネットワークに接続された通信部から出力する請求項10記載の装置障害管理プログラム。
  12. 前記通知先記憶処理は前記通知先として公衆通信回線に接続されたファクシミリ機を含む前記通知先データを記憶し、前記障害情報作成処理は前記ファクシミリ機に対応する前記障害情報を作成し、前記公衆通信回線に接続されたファクシミリ通信部から出力する請求項10記載の装置障害管理プログラム。
  13. 前記通知先記憶処理は前記通知先として印刷部を含む前記通知先データを記憶し、前記障害情報作成処理は前記印刷部に対応する前記障害情報を作成して出力する請求項10記載の装置障害管理プログラム。
  14. 前記通知先記憶処理は前記通知先毎に通信コスト情報を有する前記通知先データを記憶し、前記通知先選択処理は前記通知先データを参照して前記通知コストが最も低い前記通知先を選択する請求項11又は12記載の装置障害管理プログラム。
  15. 前記通知先に通知したときの当該通知コスト情報の履歴を前記通知先記憶部に記憶制御するコスト情報履歴処理を前記コンピュータに実行させる請求項14記載の装置障害管理プログラム。
  16. 前記コスト情報履歴処理は、所定の前記通知先に対し、前記前記通知コスト情報の履歴を前記通知先出力部から出力制御する処理を前記コンピュータに実行させる請求項15記載の装置障害管理プログラム。
  17. 前記コスト情報履歴処理は、前記通知コスト情報の履歴を周期的に前記通知先出力部から出力制御する処理を前記コンピュータに実行させる請求項16記載の装置障害管理プログラム。
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