JP2009031875A - 情報提供システム、情報提供装置、携帯端末、及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供システム、情報提供装置、携帯端末、及び情報提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって有用な情報を提供することが可能な、情報提供システム、情報提供装置、携帯端末、及び情報提供方法を提供する。
【解決手段】情報提供システム1は、携帯端末40が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報の履歴情報を取得するコンテンツアクセス履歴格納部と、履歴情報に対応する潜在セグメント情報を取得する潜在セグメント分類ルール取得部と、ユーザの行動予定情報を取得するスケジューラ登録情報受信部と、行動予定情報に基づいてユーザの明示セグメント情報を取得する明示セグメント分類ルール取得部と、潜在セグメント情報と明示セグメント情報とに基づいてレコメンドコンテンツを決定するコンテンツカテゴリマッチング部と、レコメンドコンテンツを携帯端末40に送信するコンテンツ配信部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに情報を提供する情報提供システム、情報提供装置、携帯端末、及び情報提供方法に関するものである。
ユーザによる過去の情報や商品などの選択履歴から、将来の選択傾向を分析して、各ユーザの興味や嗜好に応じていると考えられる情報や商品などを推薦する「レコメンド技術」が普及しつつある。次世代のレコメンド技術として、「行動ターゲティング技術」が注目されている。行動ターゲティング技術では、ユーザによる情報へのアクセス履歴から、ユーザの意識の中で顕在化していない興味や嗜好を推定し、それに基づいて広告コンテンツをユーザに配信する。このため、ユーザがどのような情報にアクセスしていても、ユーザの興味や嗜好に応じていると考えられるセグメントに分類される広告コンテンツを配信することができる。
例えば、パソコンを利用するユーザを調査対象として広告コンテンツの効果を調査した結果、行動ターゲティング技術を利用していない一般の広告コンテンツの場合と比較して、この技術を利用した広告コンテンツの認知度が193%上昇したという結果が得られている。しかしながら、携帯端末を利用するユーザに対して、この技術を利用した広告コンテンツをレコメンド(即ち推薦)する場合、ユーザは何かしら行動しながら、携帯端末に表示された広告コンテンツを閲覧している可能性が高い。このような場合、この広告コンテンツがユーザの興味や嗜好に応じた内容だったとしても、ユーザの現在の行動や将来の行動と無関係の内容である場合、この広告コンテンツの効果は低くなってしまうため、ユーザにとって有用な情報を提供できない。
下記特許文献1に開示されたサーバ装置では、アクセスログを効率良く集計することによって、ユーザの属性または行動履歴に即した、精度の高いWEBサイトのレコメンドを行っている。この場合も、このWEBサイトがユーザの属性や行動履歴や興味や嗜好に応じた内容だったとしても、ユーザの現在の行動や将来の行動と無関係の内容である場合、このWEBサイトのレコメンド効果は低くなってしまうため、ユーザにとって有用な情報を提供できない。
特開2006−53616号公報
そこで本発明では、ユーザにとって有用な情報を提供することが可能な、情報提供システム、情報提供装置、携帯端末、及び情報提供方法を提供することを目的とする。
本発明の情報提供システムは、携帯端末と、携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置と、を備える情報提供システムであって、情報提供装置は、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて格納する分類格納手段と、携帯端末から利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を取得する履歴取得手段と、履歴取得手段が取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から取得する分類取得手段と、携帯端末に入力されたユーザの入力情報を当該携帯端末から取得する入力取得手段と、入力取得手段が取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を取得する行動取得手段と、分類取得手段が取得したセグメント情報と、行動取得手段が取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を決定する提示決定手段と、提示情報の送信を要求する要求情報を携帯端末から受信する要求受信手段と、要求受信手段が要求情報を受信した場合に、提示決定手段が決定した提示情報を携帯端末に送信する提示送信手段と、を備え、携帯端末は、情報提供装置に要求情報を送信する要求送信手段と、情報提供装置から提示情報を受信する提示受信手段と、提示受信手段が受信した提示情報を表示する情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報提供システムによれば、まず、履歴取得手段が取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から分類取得手段が取得する。そして、入力取得手段が取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を行動取得手段が取得する。次に、分類取得手段が取得したセグメント情報と、行動取得手段が取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を提示決定手段が決定する。そして、要求受信手段が要求情報を受信した場合に、提示決定手段が決定した提示情報を携帯端末に提示送信手段が送信する。次に、情報提供装置から提示情報を提示受信手段が受信し、この提示情報は情報表示手段によって携帯端末に表示される。ここで、この提示情報は、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報に基づいており、ユーザの興味や嗜好に応じている可能性が高いだけではなく、携帯端末に入力されたユーザの入力情報に基づく行動情報にも基づいており、ユーザの現在の行動や将来の行動と関係がある可能性が高い。このため、ユーザにとって有用な情報を提供することができる。
本発明の情報提供装置は、携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置であって、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて格納する分類格納手段と、携帯端末から利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を取得する履歴取得手段と、履歴取得手段が取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から取得する分類取得手段と、携帯端末に入力されたユーザの入力情報を当該携帯端末から取得する入力取得手段と、入力取得手段が取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を取得する行動取得手段と、分類取得手段が取得したセグメント情報と、行動取得手段が取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を決定する提示決定手段と、提示決定手段が決定した提示情報を携帯端末に送信する提示送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報提供装置によれば、まず、履歴取得手段が取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から分類取得手段が取得する。そして、入力取得手段が取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を行動取得手段が取得する。次に、分類取得手段が取得したセグメント情報と、行動取得手段が取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を提示決定手段が決定する。そして、提示決定手段が決定した提示情報を携帯端末に提示送信手段が送信する。ここで、この提示情報は、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報に基づいており、ユーザの興味や嗜好に応じている可能性が高いだけではなく、携帯端末に入力されたユーザの入力情報に基づく行動情報にも基づいており、ユーザの現在の行動や将来の行動と関係がある可能性が高い。このため、ユーザにとって有用な情報を提供することができる。
また、情報提供装置は、ユーザに提示する提示情報を格納する情報格納手段と、提示情報の送信を要求する要求情報を携帯端末から受信する要求受信手段と、を更に備え、提示決定手段は、情報格納手段から提示情報を選択して決定し、提示送信手段は、要求受信手段が要求情報を受信した場合に、提示情報を携帯端末に送信するのも好ましい。これによって、提示送信手段は、要求受信手段が要求情報を受信した場合に、提示決定手段が格納手段から選択して決定した提示情報を携帯端末に送信する。このため、情報提供装置は、携帯端末から送信された要求情報に応じて、提示情報を携帯端末に送信することができる。
また、入力取得手段が取得する入力情報は、携帯端末に入力されたユーザの行動予定に関する予定情報であり、行動取得手段は、入力取得手段が取得した予定情報に基づいて、行動情報を取得するのも好ましい。これによって、行動取得手段は、入力取得手段が取得した予定情報に基づいて、行動情報を取得する。このため、情報提供装置は、ユーザの予定情報に基づいた提示情報を携帯端末に送信することができる。
また、行動取得手段は、ユーザの直近の行動予定に関する予定情報に基づいて、行動情報を取得するのも好ましい。これによって、情報提供装置は、ユーザの直近の行動予定に関する予定情報に基づいた提示情報を携帯端末に送信することができる。
また、提示決定手段は、行動取得手段が行動情報を取得できない場合、分類取得手段が取得したセグメント情報に基づいて、提示情報を決定するのも好ましい。これによって、行動取得手段が行動情報を取得できない場合でも、提示情報を携帯端末に送信することができる。
また、提示決定手段は、セグメント情報と行動情報とに基づく提示情報を決定できない場合、行動情報に基づいて、提示情報を決定するのも好ましい。これによって、セグメント情報と行動情報とに基づく提示情報を決定できない場合でも、提示情報を携帯端末に送信することができる。
また、情報提供装置は、分類取得手段が取得したセグメント情報と同一のセグメント情報が取得可能な他の携帯端末に関する端末情報を取得する端末取得手段と、提示情報を評価するための評価情報を携帯端末から受信する評価値受信手段と、評価値受信手段が受信した評価情報に最も近い評価情報の評価を行った他の携帯端末を、端末取得手段が取得した端末情報によって示される他の携帯端末から選択する端末選択手段と、端末選択手段が選択した他の携帯端末から評価が完了した提示情報に関する評価完了情報を受信する完了受信手段と、を更に備え、提示決定手段は、完了受信手段が受信した評価完了情報によって示される提示情報のうち、携帯端末から評価情報を受信していない提示情報を選択して決定するのも好ましい。これによって、評価値受信手段が受信した評価情報に最も近い評価情報の評価を行った他の携帯端末を、端末取得手段が取得した端末情報によって示される他の携帯端末から端末選択手段が選択する。そして、端末選択手段が選択した他の携帯端末から評価が完了した提示情報に関する評価完了情報を完了受信手段が受信し、提示決定手段は、完了受信手段が受信した評価完了情報によって示される提示情報のうち、携帯端末から評価情報を受信していない提示情報を決定する。このため、評価値が近い他の携帯端末が受信した提示情報のうちまだ受信されていない提示情報を携帯端末に受信させることができる。
また、情報提供装置は、携帯端末から利用情報を受信する利用受信手段と、利用受信手段が受信した利用情報に基づく情報提供サイトから提供される提供情報を、携帯端末に送信する提供送信手段と、を更に備えるのも好ましい。これによって、利用受信手段が受信した利用情報に基づく情報提供サイトから提供される提供情報を、携帯端末に提供送信手段が送信することができる。
本発明の携帯端末は、上記の何れかに記載の情報提供装置に要求情報を送信する要求送信手段と、情報提供装置から提示情報を受信する提示受信手段と、提示受信手段が受信した提示情報を表示する情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の携帯端末によれば、情報提供装置に要求情報を送信して、情報提供装置から提示情報を受信し、この提示情報を表示することができる。
また、携帯端末は、評価情報の入力を受け付ける入力手段と、入力手段に入力された評価情報を情報提供装置に送信する評価値送信手段と、を更に備えるのも好ましい。これによって、入力手段に入力された評価情報を情報提供装置に評価値送信手段が送信することができる。
本発明の情報提供方法は、携帯端末と、携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置とを備える情報提供システムを用いて情報を提供する情報提供方法であって、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて分類格納手段に情報提供装置が格納する分類格納ステップと、携帯端末から利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を情報提供装置が取得する履歴取得ステップと、履歴取得ステップで取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から情報提供装置が取得する分類取得ステップと、携帯端末に入力されたユーザの入力情報を当該携帯端末から情報提供装置が取得する入力取得ステップと、入力取得ステップで取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を情報提供装置が取得する行動取得ステップと、分類取得ステップで取得したセグメント情報と、行動取得ステップで取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を情報提供装置が決定する提示決定ステップと、提示情報の送信を要求する要求情報を携帯端末から情報提供装置が受信する要求受信ステップと、要求受信ステップで要求情報を受信した場合に、提示決定ステップで決定した提示情報を携帯端末に情報提供装置が送信する提示送信ステップと、情報提供装置から提示情報を携帯端末が受信する提示受信ステップと、提示受信ステップで受信した提示情報を携帯端末が表示する情報表示ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の情報提供方法によれば、まず、履歴取得ステップで取得した履歴情報によって示される利用情報に対応するセグメント情報を分類格納手段から分類取得ステップで取得する。そして、入力取得ステップで取得した入力情報に基づいて、ユーザによって行われている行動に関する行動情報を行動取得ステップで取得する。次に、分類取得ステップで取得したセグメント情報と、行動取得ステップで取得した行動情報と、に基づいて、ユーザに提示する提示情報を提示決定ステップで決定する。そして、要求受信ステップで要求情報を受信した場合に、提示決定ステップで決定した提示情報を携帯端末に提示送信ステップで送信する。次に、情報提供装置から提示情報を提示受信ステップで受信し、この提示情報は情報表示ステップで携帯端末に表示される。ここで、この提示情報は、携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報に基づいており、ユーザの興味や嗜好に応じている可能性が高いだけではなく、携帯端末に入力されたユーザの入力情報に基づく行動情報にも基づいており、ユーザの現在の行動や将来の行動と関係がある可能性が高い。このため、ユーザにとって有用な情報を提供することができる。
本発明によれば、ユーザにとって有用な情報を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)情報提供システムの全体構成
本発明の実施形態である情報提供システムについて、図1を用いて説明する。図1は、情報提供システム1の全体構成を説明するための構成図である。
情報提供システム1は、携帯端末40と、携帯端末40を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置30とを備えている。情報提供装置30は、データマネージャ10と、レコメンドエンジン20とを有している。なお、データマネージャ10と携帯端末40との間、及び、レコメンドエンジン20と携帯端末40との間には、通信網NWが介在している。
データマネージャ10は、携帯端末40からのインターネットコンテンツや情報提供サイトへのアクセス要求に対して、外部インターネットに接続し、要求されたコンテンツなどの情報を携帯端末40に送信する装置である。また、データマネージャ10は、携帯端末40からの上記コンテンツやサイトへのアクセス履歴情報を、携帯端末40の識別IDごとにデータベースに格納する。更に、データマネージャ10は、携帯端末40に内蔵されている、ユーザの行動予定に関する情報を入力可能なスケジューラアプリケーションプログラム(以下、スケジューラという。)の登録情報(即ちユーザの行動予定に関するスケジューラ登録情報)を携帯端末40の識別IDごとに受信してデータベースに格納する。また、データマネージャ10は、レコメンドエンジン20からの要求に応じて、アクセス履歴情報やスケジューラ登録情報をレコメンドエンジン20に送信する。
レコメンドエンジン20は、データマネージャ10に対して、データマネージャ10に格納されたスケジューラ登録情報やアクセス履歴情報の送信を要求して受信する装置である。また、レコメンドエンジン20は、受信したスケジューラ登録情報及びアクセス履歴情報に基づく提示情報(以下、レコメンドコンテンツという。)を携帯端末40に対して配信する。
携帯端末40は、データマネージャ10を経由してインターネットコンテンツや情報提供サイトにアクセスして、提供される提供情報を受信して表示する端末である。携帯端末40は、無線によるデータ通信機能を有する端末であり、例えば、一般に普及している携帯電話端末や、PHSや、無線通信カードを備えたPDAなどである。ここでは、携帯端末40に、非接触ICチップが付属しているとする。なお、携帯端末40のスケジューラに対して、ユーザはユーザ自身の行動予定に関する情報を登録することができ、登録した入力情報は通信網NWを介してデータマネージャ10に送信される。
(2)データマネージャの構成
引き続いて、本発明の実施形態であるデータマネージャ10について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、データマネージャ10の機能構成を説明するための構成図であり、図3は、データマネージャ10(及び後述のレコメンドエンジン20)の物理構成を説明するための構成図である。図3に示すように、データマネージャ10は、CPU(Central Processing Unit)11、主記憶装置であるRAM12(Random Access Memory)、及びROM13(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール14、並びにハードディスク等の補助記憶装置15等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、データマネージャ10の機能が発揮される。
データマネージャ10は、図2に示すように、機能的な構成要素として、コンテンツ送信要求受信部301(利用受信手段)、コンテンツ取得部315、コンテンツ送信部303(提供送信手段)、コンテンツアクセス履歴格納部317(履歴取得手段)、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305、コンテンツアクセス履歴取得部319、コンテンツアクセス履歴送信部307、スケジューラ登録情報受信部309(入力取得手段)、スケジューラ登録情報格納部321、スケジューラ登録情報送信要求受信部311、スケジューラ登録情報取得部323、スケジューラ登録情報送信部313、コンテンツアクセス履歴DB403、及びスケジューラ登録情報DB405を備えている。なお、これら機能的な構成要素それぞれを物理的に分散させて、これら構成要素の集合体をデータマネージャ10としてもよい。
コンテンツ送信要求受信部301は、携帯端末40がインターネットコンテンツや情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報を、携帯端末40から受信する。利用情報の詳細については後述する。
コンテンツ取得部315は、外部インターネット網401に接続して、コンテンツ送信要求受信部301が受信した利用情報に応じたコンテンツを取得する。
コンテンツ送信部303は、コンテンツ取得部315が取得したコンテンツを、利用情報を送信した携帯端末40に送信する。
コンテンツアクセス履歴格納部317は、コンテンツ送信要求受信部301が携帯端末40から受信した利用情報を受信して、この利用情報の履歴を示すアクセス履歴情報を取得し、このアクセス履歴情報を携帯端末40の識別IDごとにコンテンツアクセス履歴DB403に格納する。
コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305は、特定の携帯端末40に関するアクセス履歴情報の送信を要求する履歴要求情報を、レコメンドエンジン20から受信する。
コンテンツアクセス履歴取得部319は、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305が受信した履歴要求情報に対応するアクセス履歴情報を、コンテンツアクセス履歴DB403から取得する。
コンテンツアクセス履歴送信部307は、コンテンツアクセス履歴取得部319が取得したアクセス履歴情報を、レコメンドエンジン20に送信する。
スケジューラ登録情報受信部309は、携帯端末40のスケジューラに入力されたユーザの行動予定に関する予定情報などの入力情報(スケジューラ登録情報)を、携帯端末40から受信して取得する。
スケジューラ登録情報格納部321は、スケジューラ登録情報受信部309が受信した予定情報などの入力情報(スケジューラ登録情報)を、スケジューラ登録情報DB405に格納する。
スケジューラ登録情報送信要求受信部311は、特定の携帯端末40のスケジューラ登録情報の送信を要求する登録送信要求情報を、レコメンドエンジン20から受信する。
スケジューラ登録情報取得部323は、スケジューラ登録情報送信要求受信部311が受信した登録送信要求情報に対応するスケジューラ登録情報を、スケジューラ登録情報DB405から取得する。
スケジューラ登録情報送信部313は、スケジューラ登録情報取得部323が取得したスケジューラ登録情報を、レコメンドエンジン20に送信する。
コンテンツアクセス履歴DB403は、携帯端末40から受信した利用情報の履歴を示すアクセス履歴情報を、携帯端末40の識別IDごとに格納するデータベースである。例えば、携帯端末40に検索キーワードが入力されることによってコンテンツの送信要求が行われた場合は、コンテンツアクセス履歴DB403には検索キーワードといった利用情報等がアクセス履歴として格納される。また、例えば、携帯端末40に表示されたリンク(アンカー)がクリックにより選択されることによってコンテンツの送信要求が行われた場合は、コンテンツアクセス履歴DB403には当該リンク先のURLといった利用情報がアクセス履歴として格納される。情報の格納例については後述する。
スケジューラ登録情報DB405は、携帯端末40から受信したスケジューラ登録情報を、携帯端末40の識別IDごとに格納するデータベースである。情報の格納例については後述する。
(3)データマネージャにおける各種情報の格納例
引き続いて、コンテンツアクセス履歴DB403に格納されるアクセス履歴情報の格納例について、図4を用いて説明する。図4は、コンテンツアクセス履歴DB403に格納されるアクセス履歴情報の格納例を示す図である。例えば、識別IDが「U1」である携帯端末40に表示されたリンク(アンカー)がクリックにより選択されることによってコンテンツの送信要求が行われた場合は、コンテンツアクセス履歴DB403には当該リンク先のURL(ここでは「http://www.c1.com」)といった利用情報がアクセス履歴として格納される。また、識別IDが「U2」である携帯端末40に検索キーワード(例えば「中古車」)が入力されることによってコンテンツの送信要求が行われた場合は、コンテンツアクセス履歴DB403には「検索キーワード(中古車)で検索」といった利用情報がアクセス履歴情報として格納される。
次に、スケジューラ登録情報DB405に格納される予定情報などの入力情報の格納例について、図5を用いて説明する。図5は、スケジューラ登録情報DB405に格納される予定情報などの入力情報の格納例を示す図である。例えば、識別IDが「U1」である携帯端末40に入力された予定情報(行動する予定日時は「2005/11/24」、予定項目は「買い物」)が、2005/11/4の「登録日時」で入力された場合が示されている。
(4)レコメンドエンジンの構成
引き続いて、本発明の実施形態であるレコメンドエンジン20について、図6及び図3を用いて説明する。図6は、レコメンドエンジン20の機能構成を説明するための構成図である。図3に示すように、レコメンドエンジン20は、データマネージャ10と同様の物理構成を有している。これらの構成要素が動作することにより、レコメンドエンジン20の機能が発揮される。
レコメンドエンジン20は、図6に示すように、機能的な構成要素として、アクセス履歴更新タイミング制御部103、アクセス履歴取得部101、潜在セグメント分類ルール取得部111、潜在セグメントルールマッチング部113(分類取得手段)、潜在セグメント更新部115、レコメンドリクエスト取得部105(要求受信手段)、スケジューラ登録情報取得部120、明示セグメント分類ルール取得部121、明示セグメントルールマッチング部123(行動取得手段)、潜在セグメント取得部117、潜在セグメント決定部118、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125、コンテンツカテゴリマッチング部127(提示決定手段)、コンテンツ取得部129、コンテンツフィルタ部109、コンテンツ配信部107(提示送信手段)、潜在セグメント分類ルールDB201(分類格納手段)、潜在セグメントDB203(分類格納手段)、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205(分類格納手段)、明示セグメント分類ルールDB207(分類格納手段)、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209(分類格納手段)、及びコンテンツDB211(分類格納手段、情報格納手段)を備えている。なお、これら機能的な構成要素それぞれを物理的に分散させて、これら構成要素の集合体をレコメンドエンジン20としてもよい。
アクセス履歴更新タイミング制御部103は、潜在セグメント分類ルールDB201が格納するアクセス履歴情報を更新するタイミングを制御する。
アクセス履歴取得部101は、アクセス履歴更新タイミング制御部103により制御された更新タイミングとなったときに、全ての携帯端末40に関するアクセス履歴情報の送信を要求する履歴要求情報を、データマネージャ10に送信し、データマネージャ10から当該アクセス履歴情報を受信して取得する。
潜在セグメント分類ルール取得部111は、現時点で格納されている全ての潜在セグメント分類ルール情報を、後述の潜在セグメント分類ルールDB201から取得する。潜在セグメント分類ルール情報とは、携帯端末40のアクセス履歴情報から、携帯端末40のユーザの潜在的要求に基づく要求情報を分類するためのルールに関する情報である。潜在セグメント分類ルール情報は、上記の要求情報を分類するための分類情報と、分類情報を一意に識別するためのセグメントIDとからなる。
潜在セグメントルールマッチング部113は、アクセス履歴取得部101が取得したアクセス履歴情報と、潜在セグメント分類ルール取得部111が取得した潜在セグメント分類ルール情報とのマッチングを行い、このアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報を選択する。即ち、潜在セグメントルールマッチング部113は、コンテンツアクセス履歴格納部317が取得したアクセス履歴情報によって示される利用情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報を、後述の潜在セグメント分類ルールDB201から取得する。例えば、上記のアクセス履歴情報が「検索キーワード(中古車)で検索」であった場合、潜在セグメント分類ルール情報は、セグメントIDが「S1」であって分類情報は「自動車」となる。
潜在セグメント更新部115は、潜在セグメントルールマッチング部113でマッチした潜在セグメント分類ルール情報を、後述の潜在セグメントDB203に格納する。なお、格納しようとする潜在セグメント分類ルール情報が既に潜在セグメントDB203に格納されていた場合は、後述するスコアを増やして更新する。
レコメンドリクエスト取得部105は、携帯端末40から送信されるレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信する(要求受信ステップ)。レコメンドコンテンツ送信要求情報とは、レコメンドコンテンツの送信を要求する情報である。
スケジューラ登録情報取得部120は、レコメンドリクエスト取得部105がレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したタイミングで、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に対して、スケジューラ登録情報の送信を要求する登録送信要求情報を送信し、この携帯端末40からのスケジューラ登録情報をスケジューラ登録情報受信部309経由で受信して取得する。
明示セグメント分類ルール取得部121は、現時点で格納されている全ての明示セグメント分類ルール情報を、後述の明示セグメント分類ルールDB207から取得する。明示セグメント分類ルール情報とは、スケジューラ登録情報取得部120が取得したスケジューラ登録情報から、携帯端末40のユーザの明示的要求に基づく情報を分類するためのルールに関する情報である。明示セグメント分類ルール情報は、上記の情報を大まかに分類するための第一分類情報と、第一分類情報を一意に識別するための第一セグメントIDと、第一分類情報を詳細に分類するための第二分類情報と、第二分類情報を一意に識別するための第二セグメントIDと、からなる。
明示セグメントルールマッチング部123は、スケジューラ登録情報取得部120が取得したスケジューラ登録情報と、明示セグメント分類ルール取得部121が取得した明示セグメント分類ルール情報とのマッチングを行い、このスケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報を選択する。即ち、明示セグメントルールマッチング部123は、スケジューラ登録情報受信部309が取得したスケジューラ登録情報に基づいて、ユーザの行動情報を後述の明示セグメント分類ルールDB207から取得する。例えば、上記のスケジューラ登録情報が「予定(買い物)の登録直後」であった場合、明示セグメント分類ルール情報は、第一セグメントIDが「T1」であり、第一分類情報が「買う」であり、第二セグメントIDが「ST1」であり、第二分類情報が「買う物を決める」となる。
なお、明示セグメントルールマッチング部123は、ユーザの直近の行動予定に関するスケジューラ登録情報に基づいて、明示セグメント分類ルール情報を取得することもできる。即ち、スケジューラ登録情報として入力された行動予定がまもなく実行されそうな情報だけに基づいて、明示セグメント分類ルール情報を取得することもできる。
潜在セグメント取得部117は、レコメンドリクエスト取得部105がレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したタイミングで、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関するアクセス履歴情報をコンテンツアクセス履歴DB403から抽出して取得する。
潜在セグメント決定部118は、潜在セグメント取得部117が取得したアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報の中で、最もスコアの高い潜在セグメント分類ルール情報を選択する。ここで、スコアとは、コンテンツアクセス履歴DB403に格納されているコンテンツのアクセス履歴情報と、後述の潜在セグメント分類ルールDB201に格納されている潜在セグメント分類ルール情報とのマッチングを行った結果、マッチした回数である。このスコアは、後述の潜在セグメントDB203に格納されている。
潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119は、潜在セグメント決定部118が選択した潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する潜在カテゴリ情報を、後述の潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205から取得する。
明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125は、明示セグメントルールマッチング部123でマッチした明示セグメント分類ルール情報があった場合に、この明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する明示カテゴリ情報を、後述の明示セグメントコンテンツカテゴリDB209から取得する。
コンテンツカテゴリマッチング部127は、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報と、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報とのマッチングを行い、マッチしたカテゴリ情報をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報として決定する。即ち、コンテンツカテゴリマッチング部127は、潜在セグメントルールマッチング部113が取得した潜在セグメント分類ルール情報と、明示セグメントルールマッチング部123が取得した明示セグメント分類ルール情報とに基づいて、レコメンドコンテンツのカテゴリ情報を決定する。
なお、コンテンツカテゴリマッチング部127は、適切な明示セグメント分類ルール情報がないために明示セグメントルールマッチング部123が明示セグメント分類ルール情報を取得できない場合、潜在セグメントルールマッチング部113が取得した潜在セグメント分類ルール情報にのみ基づいて、レコメンドコンテンツのカテゴリ情報を決定してもよい。
また、コンテンツカテゴリマッチング部127は、上記の潜在カテゴリ情報及び明示カテゴリ情報に基づくマッチングを行ってもマッチしないためにカテゴリ情報を決定できない場合、この明示カテゴリ情報にのみ基づいて、レコメンドコンテンツのカテゴリ情報を決定してもよい。
また、コンテンツカテゴリマッチング部127は、後述の評価完了情報によって示されるレコメンドコンテンツのうち、レコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40から後述の評価情報を受信していないレコメンドコンテンツのカテゴリ情報を決定してもよい。
コンテンツ取得部129は、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、後述のコンテンツDB211から取得する。
コンテンツフィルタ部109は、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツの中で、レコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40以外の他の携帯端末から最もアクセスされた回数が多いコンテンツの中からレコメンドコンテンツをランダムに決定する。
コンテンツ配信部107は、レコメンドリクエスト取得部105がレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信した場合に、コンテンツフィルタ部109が決定したレコメンドコンテンツを携帯端末40に送信する(提示送信ステップ)。
潜在セグメント分類ルールDB201は、携帯端末40のアクセス履歴情報から、携帯端末40のユーザの潜在的要求に基づく情報を分類するためのルールに関する情報(潜在セグメント分類ルール情報)を、アクセス履歴情報ごとに格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。
潜在セグメントDB203は、コンテンツアクセス履歴DB403内に格納されているアクセス履歴情報と、潜在セグメント分類ルールDB201内に格納されているアクセス履歴情報とのマッチングを行い、マッチした回数を「スコア」として潜在セグメント分類ルール情報ごとに格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。
潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205は、潜在セグメント分類ルール情報と、この潜在セグメント分類ルール情報に関するコンテンツを分類するカテゴリに関するカテゴリ情報とを対応付けて格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。
明示セグメント分類ルールDB207は、携帯端末40のスケジューラ登録情報と、このスケジューラ登録情報に関するユーザの明示的要求に基づく行動情報を分類するカテゴリに関する明示セグメント分類ルール情報と、を対応付けて格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。
明示セグメントコンテンツカテゴリDB209は、明示セグメント分類ルールDB207に格納された明示セグメント分類ルール情報と、この明示セグメント分類ルール情報に示される行動に必要なコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関するカテゴリ情報と、を対応付けて格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。
コンテンツDB211は、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205のカテゴリ情報に対応づけられた明示セグメントコンテンツカテゴリDB209のカテゴリ情報に、適切に対応しているコンテンツの保存場所情報(例えばURL)を格納したデータベースである。情報の格納例については後述する。なお、コンテンツDB211は、保存場所情報だけでなくコンテンツ自体を格納することもできる。
上記した潜在セグメント分類ルールDB201、潜在セグメントDB203、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205、明示セグメント分類ルールDB207、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209、及びコンテンツDB211は、集合体として機能して、利用情報とセグメント情報とをそれぞれ関連付けて格納する(分類格納ステップ)。
(5)レコメンドエンジンにおける各種情報の格納例
引き続いて、潜在セグメント分類ルールDB201に格納される潜在セグメント分類ルール情報などの格納例について、図7を用いて説明する。図7は、潜在セグメント分類ルールDB201に格納される潜在セグメント分類ルール情報などの格納例を示す図である。例えば、携帯端末40からの「http://www.c1.comにアクセス時」は、セグメントIDが「S1」であって分類情報が「自動車」である潜在セグメント分類ルール情報と関連付けられて格納されている。即ち、携帯端末40からの「http://www.c1.comにアクセス時」は、携帯端末40の潜在セグメント分類ルール情報が上記したセグメントID及び分類情報に決まる。
次に、潜在セグメントDB203に格納されるスコアなどの格納例について、図8を用いて説明する。図8は、潜在セグメントDB203に格納されるスコアなどの格納例を示す図である。コンテンツアクセス履歴DB403内に格納されているアクセス履歴情報と、潜在セグメント分類ルールDB201内に格納されているアクセス履歴情報とのマッチングの結果、例えば、セグメントIDが「S1」でマッチしたもののスコアとして「4」が格納されている。即ち、セグメントIDが「S1」である潜在セグメントでマッチした回数は「4」回である。
次に、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205に格納されるカテゴリ情報などの格納例について、図9を用いて説明する。図9は、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205に格納されるカテゴリ情報などの格納例を示す図である。例えば、潜在セグメント決定部118が決定した潜在セグメント分類ルール情報(例えば、セグメントIDが「S1」であって分類情報が「自動車」)には、大カテゴリIDが「D1」、大カテゴリ名が「店舗情報」、小カテゴリIDが「SC1」、小カテゴリ名が「ディーラー」であるコンテンツのカテゴリ情報が関連付けられて格納されている。即ち、携帯端末40から「http://www.c1.comにアクセス時」に携帯端末40に送信される可能性があるコンテンツは、大カテゴリIDが「D1」、大カテゴリ名が「店舗情報」、小カテゴリIDが「SC1」、小カテゴリ名が「ディーラー」であるカテゴリ情報を有するコンテンツである。
次に、明示セグメント分類ルールDB207に格納される明示セグメント分類ルール情報などの格納例について、図10を用いて説明する。図10は、明示セグメント分類ルールDB207に格納される明示セグメント分類ルール情報などの格納例を示す図である。例えば、携帯端末40のスケジューラに対する「買い物」予定登録直後のスケジューラ登録情報は、第一セグメントIDが「T1」であり、第一分類情報が「買う」であり、第二セグメントIDが「ST1」であり、第二分類情報が「買う物を決める」である明示セグメント分類ルール情報と、関連付けられて格納されている。即ち、携帯端末40のスケジューラに「買い物」予定が登録された直後は、「買う物を決める」という行動に関する情報が取得される。
次に、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209に格納される明示カテゴリ情報などの格納例について、図11を用いて説明する。図11は、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209に格納される明示カテゴリ情報などの格納例を示す図である。例えば、第一セグメントIDが「T1」であり、第一分類情報が「買う」であり、第二セグメントIDが「ST1」であり、第二分類情報が「買う物を決める」である明示セグメント分類ルール情報は、大カテゴリIDが「D5」であり大カテゴリ名が「商品情報」である明示カテゴリ情報と関連付けられて格納されている。即ち、携帯端末40のスケジューラに「買い物」予定が登録された直後は、「商品情報」に関するコンテンツが携帯端末40に送信される可能性がある。
次に、コンテンツDB211に格納されるコンテンツの保存場所情報などの格納例について、図12を用いて説明する。図12は、コンテンツDB211に格納されるコンテンツの保存場所情報などの格納例を示す図である。例えば、大カテゴリIDが「D1」、大カテゴリ名が「店舗情報」、小カテゴリIDが「SC1」、小カテゴリ名が「ディーラー」であるカテゴリ情報を有するコンテンツの保存場所は、「tempo1.db」であり、データ形式として「リレーショナルデータベース」形式で保存される。
(6)携帯端末の構成
引き続いて、本発明の実施形態である携帯端末40について、図13及び図14を用いて説明する。図13は、携帯端末40の機能構成を説明するための構成図であり、図14は、携帯端末40の物理構成を説明するための構成図である。図14に示すように、携帯端末40は、CPU41、RAM42、ROM43、操作部44、無線通信部45、ディスプレイ46、及びアンテナ47等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
携帯端末40は、図13に示すように、機能的な構成要素として、コンテンツ取得要求送信部501(要求送信手段)、コンテンツ受信部503(提示受信手段)、コンテンツ表示部505(情報表示手段)、スケジューラ登録情報送信部507、スケジューラ表示部509(入力手段)、レコメンドリクエスト送信部511(評価値送信手段)、及びレコメンドコンテンツ表示部513を備えている。
コンテンツ取得要求送信部501は、データマネージャ10に対してコンテンツの送信を要求する要求情報を送信する。この要求情報には、インターネットコンテンツや情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報が含まれている。
コンテンツ受信部503は、データマネージャ10から送信されたコンテンツを受信する。
コンテンツ表示部505は、コンテンツ受信部503で受信したコンテンツを上記したディスプレイに表示する。
スケジューラ登録情報送信部507は、レコメンドエンジン20から登録送信要求情報を受信すると、スケジューラ登録情報をスケジューラ登録情報受信部309経由でスケジューラ登録情報取得部120に送信する。
スケジューラ表示部509は、スケジューラ登録情報を上記したディスプレイに表示する。また、スケジューラ表示部509は、携帯端末40のユーザによる上記の評価情報の入力を、例えばタッチパネル式ディスプレイで受け付ける。
レコメンドリクエスト送信部511は、レコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信する。レコメンドコンテンツの送信要求は携帯端末40内のアプリケーション(上記したスケジューラ)から行われる。また、レコメンドリクエスト送信部511は、スケジューラ表示部509に入力された上記の評価情報をレコメンドエンジン20に送信する。
レコメンドコンテンツ表示部513は、レコメンドエンジン20から受信した(提示受信ステップ)レコメンドコンテンツを上記したディスプレイに表示する(情報表示ステップ)。
(7)情報提供システムで行われる処理の全体の流れ
引き続いて、情報提供システム1で行われる処理の全体の流れについて、図15を用いて説明する。図15は、情報提供システム1で行われる処理の全体の流れを説明する説明図である。なお、横軸は、携帯端末40において行われたアクションが図15における左側から順に行われた様子を示している。ここでは、「サッカーニュース」、「新車情報」、及び「中古車情報」という検索キーワードを利用した検索が行われた後で、「横浜で買い物をする」という登録情報の入力が行われている。
ここで、図15に示すように、情報提供システム1で行われる処理は、大きく3つの工程に大別される。第一工程A1は「アクセス履歴情報に基づく潜在セグメント分類ルール情報への分類工程」であり、第二工程A2は「レコメンドコンテンツ送信要求情報の受信時の登録情報に基づく明示セグメント分類ルール情報への分類工程」であり、第三工程A3は「レコメンドコンテンツの決定工程」である。
まず、第一工程A1では、携帯端末40からの上記コンテンツやサイトへのアクセス履歴情報B1〜B3(それぞれ、「サッカーニュース」、「新車情報」、及び「中古車情報」という検索キーワードを利用した検索履歴に関する情報)が、データマネージャ10のコンテンツアクセス履歴DB403に格納される。上記した所定のタイミングになったときに、レコメンドエンジン20のアクセス履歴取得部101が、データマネージャ10から全ての携帯端末40に関するアクセス履歴情報(B1〜B3を含む)を取得する。
そして、レコメンドエンジン20の潜在セグメントルールマッチング部113が、アクセス履歴情報B1〜B3のそれぞれと、潜在セグメント分類ルール取得部111が取得した潜在セグメント分類ルール情報C1〜C3とのマッチングを行い、このアクセス履歴情報B1〜B3に対応する潜在セグメント分類ルール情報C1〜C3(それぞれ、「サッカー」、「自動車」、及び「結婚」という潜在セグメント)を取得する。なお、アクセス履歴情報B1(サッカーニュース)が潜在セグメント分類ルール情報C1(サッカー)とマッチしており、アクセス履歴情報B2(新車情報),B3(中古車情報)が潜在セグメント分類ルール情報C2(自動車)とマッチしている。ここで、マッチした潜在セグメント分類ルール情報とそのマッチした回数とが、潜在セグメントDB203に格納される。
次に、第二工程A2では、携帯端末40内のアプリケーション(上記したスケジューラ)がレコメンドコンテンツを要求した場合、レコメンドリクエスト送信部511がレコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信する。そして、レコメンドリクエスト取得部105がレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したタイミングで、スケジューラ登録情報取得部120が、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に対して、登録送信要求情報を送信し、この携帯端末40からのスケジューラ登録情報を受信して取得する。
ここで、明示セグメント分類ルール取得部121が、現時点で格納されている全ての明示セグメント分類ルール情報を明示セグメント分類ルールDB207から取得する。そして、明示セグメントルールマッチング部123が、スケジューラ登録情報取得部120が取得したスケジューラ登録情報と、明示セグメント分類ルール取得部121が取得した明示セグメント分類ルール情報とのマッチングを行い、このスケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報を選択する。明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125は、この明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する明示カテゴリ情報を、後述の明示セグメントコンテンツカテゴリDB209から取得する。
次に、レコメンドリクエスト取得部105がレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したタイミングで、潜在セグメント取得部117が、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関するアクセス履歴情報をコンテンツアクセス履歴DB403から抽出して取得する。そして、潜在セグメント決定部118が、潜在セグメント取得部117が取得したアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報の中で、最もスコアの高い潜在セグメント分類ルール情報を選択する。次に、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が、潜在セグメント決定部118が選択した潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する潜在カテゴリ情報を潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205から取得する。
次に、第三工程A3では、コンテンツカテゴリマッチング部127が、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報と、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報とのマッチングを行い、マッチしたカテゴリ情報をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報として決定する。そして、コンテンツ取得部129が、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツをコンテンツDB211から取得する。次に、コンテンツフィルタ部109が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツの中で、レコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40以外の他の携帯端末から最もアクセスされた回数が多いコンテンツをレコメンドコンテンツとして決定する。そして、コンテンツ配信部107が、コンテンツフィルタ部109が決定したレコメンドコンテンツを携帯端末40に送信する。
(8)レコメンドエンジン20で行われる処理の流れ
引き続いて、レコメンドエンジン20で行われる処理の流れについて、図16及び図17を用いて説明する。図16は、アクセス履歴更新タイミング制御部103が制御するタイミングでアクセス履歴情報を更新する流れを説明するフローチャートである。また、図17は、レコメンドコンテンツを決定する流れを説明するフローチャートである。
まず、アクセス履歴情報を更新する流れを説明する。図16に示すように、アクセス履歴更新タイミング制御部103が制御しているタイミングになったか否かが判定される(ステップS10)。上記のタイミングになっていない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、上記のタイミングになった場合、アクセス履歴取得部101が、履歴要求情報をデータマネージャ10に送信して、データマネージャ10から当該アクセス履歴情報を受信して取得する(ステップS11、履歴取得ステップ)。そして、潜在セグメント分類ルール取得部111が、潜在セグメント分類ルール情報を取得して(ステップS12、分類取得ステップ)、潜在セグメントルールマッチング部113が、アクセス履歴情報と潜在セグメント分類ルール情報とのマッチングを行う(ステップS13)。
ここで、このアクセス履歴情報に対応(マッチ)する潜在セグメント分類ルール情報が存在したか否かが判定される(ステップS14)。対応する潜在セグメント分類ルール情報が存在しなかった場合、ステップS10に戻る。一方、対応する潜在セグメント分類ルール情報が存在した場合、潜在セグメント更新部115が、この対応する潜在セグメント分類ルール情報を潜在セグメントDB203に格納するとともに上記のスコアを更新して(ステップS15)、ステップS10に戻る。
引き続き、レコメンドエンジン20が携帯端末40からレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信した場合における、レコメンドコンテンツを決定する流れを説明する。図17に示すように、レコメンドエンジン20が携帯端末40からレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したか否かが判定される(ステップS20)。レコメンドコンテンツ送信要求情報を受信していない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、レコメンドコンテンツ送信要求情報を受信した場合、潜在セグメント取得部117が、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関するアクセス履歴情報をコンテンツアクセス履歴DB403から抽出して取得し、潜在セグメント決定部118が、このアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報の中で、最もスコアの高い潜在セグメント分類ルール情報を選択する(ステップS21)。
次に、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が、潜在セグメント決定部118が選択した潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する潜在カテゴリ情報を、後述の潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205から取得する(ステップS22)。そして、スケジューラ登録情報取得部120が、レコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に対して、スケジューラ登録情報の送信を要求する登録送信要求情報を送信し、この携帯端末40からのスケジューラ登録情報をスケジューラ登録情報受信部309経由で受信して取得する(ステップS23、入力取得ステップ)。
次に、明示セグメント分類ルール取得部121が、現時点で格納されている全ての明示セグメント分類ルール情報を明示セグメント分類ルールDB207から取得する(ステップS24、行動取得ステップ)。そして、明示セグメントルールマッチング部123が、スケジューラ登録情報取得部120が取得したスケジューラ登録情報と、明示セグメント分類ルール取得部121が取得した明示セグメント分類ルール情報とのマッチングを行う(ステップS25、提示決定ステップ)。このスケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報が存在するか否かの判定が行われる(ステップS26)。マッチした明示セグメント分類ルール情報が存在した場合、後述のステップS27に進む。一方、マッチした明示セグメント分類ルール情報が存在しなかった場合、コンテンツ取得部129が、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、レコメンドコンテンツとしてコンテンツDB211からランダムに選択して(ステップS271)、ステップS10に戻る。
ステップS27では、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が、この明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する明示カテゴリ情報を、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209から取得する。次に、コンテンツカテゴリマッチング部127が、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報と、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報とのマッチングを行い、マッチしたカテゴリ情報をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報として決定する(ステップS28)。そして、コンテンツ取得部129が、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、コンテンツDB211から取得する。ここで、コンテンツフィルタ部109が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツの中で、レコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40以外の他の携帯端末から最もアクセスされた回数が多いコンテンツの中から、レコメンドコンテンツとしてランダムに選択して、コンテンツ配信部107が、このレコメンドコンテンツを携帯端末40に送信する(ステップS29)。そして、ステップS20に戻る。
(9)データマネージャ10で行われる処理の流れ
引き続いて、データマネージャ10で行われる処理の流れについて、図18〜21を用いて説明する。図18は、データマネージャ10が携帯端末40からコンテンツの送信を要求する要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。また、図19は、データマネージャ10がレコメンドエンジン20から全ての携帯端末40に関する履歴要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。また、図20は、データマネージャ10が携帯端末40から登録情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。また、図21は、データマネージャ10がレコメンドエンジン20から特定の識別IDの携帯端末40に関する登録送信要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。
まず、データマネージャ10が携帯端末40から要求情報を受信した場合の流れを説明する。図18に示すように、まず、コンテンツ送信要求受信部301が、携帯端末40がインターネットコンテンツや情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報を、携帯端末40から受信したか否かが判定される(ステップS30)。利用情報を受信していない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、利用情報を受信した場合、コンテンツ取得部315が、利用情報を格納保存した(ステップS31)後で、外部インターネット網401に接続して、コンテンツ送信要求受信部301が受信した利用情報に応じたコンテンツを取得する(ステップS32)。
次に、コンテンツアクセス履歴格納部317が、コンテンツ送信要求受信部301が携帯端末40から受信した利用情報を受信して、この利用情報の履歴を示すアクセス履歴情報を取得し、このアクセス履歴情報を携帯端末40の識別IDごとにコンテンツアクセス履歴DB403に格納する。そして、コンテンツ送信部303が、コンテンツ取得部315が取得したコンテンツを、利用情報を送信した携帯端末40に送信する(ステップS33)。そして、ステップS30に戻る。
次に、データマネージャ10がレコメンドエンジン20から全ての携帯端末40に関する履歴要求情報を受信した場合の流れを説明する。図19に示すように、まず、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305が、特定の識別IDの携帯端末40に関するアクセス履歴情報の送信を要求する履歴要求情報を、レコメンドエンジン20から受信したか否かが判定される(ステップS40)。履歴要求情報を受信していない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、履歴要求情報を受信した場合、コンテンツアクセス履歴取得部319が、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305が受信した履歴要求情報に対応するアクセス履歴情報を、コンテンツアクセス履歴DB403から取得し、コンテンツアクセス履歴送信部307が、コンテンツアクセス履歴取得部319が取得したアクセス履歴情報を、レコメンドエンジン20に送信する(ステップS41)。そして、ステップS40に戻る。
次に、データマネージャ10が携帯端末40から登録情報を受信した場合の流れを説明する。図20に示すように、まず、スケジューラ登録情報受信部309が、携帯端末40のスケジューラに入力された入力情報(スケジューラ登録情報)を、携帯端末40から受信したか否かが判定される(ステップS50)。入力情報を受信していない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、入力情報を受信した場合、スケジューラ登録情報格納部321が、スケジューラ登録情報受信部309が受信した予定情報などの入力情報を、スケジューラ登録情報DB405に格納保存する(ステップS51)。そして、ステップS50に戻る。
次に、データマネージャ10がレコメンドエンジン20から特定の識別IDの携帯端末40に関する登録送信要求情報を受信した場合の流れを説明する。図21に示すように、まず、スケジューラ登録情報送信要求受信部311が、特定の識別IDの携帯端末40の登録送信要求情報を、レコメンドエンジン20から受信したか否かが判定される(ステップS60)。登録送信要求情報を受信していない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、登録送信要求情報を受信した場合、スケジューラ登録情報取得部323が、スケジューラ登録情報送信要求受信部311が受信した登録送信要求情報に対応するスケジューラ登録情報を、スケジューラ登録情報DB405から取得し、スケジューラ登録情報送信部313が、スケジューラ登録情報取得部323が取得したスケジューラ登録情報を、レコメンドエンジン20に送信する(ステップS61)。そして、ステップS60に戻る。
(10)携帯端末40で行われる処理の流れ
引き続いて、携帯端末40で行われる処理の流れについて、図22〜24を用いて説明する。図22は、携帯端末40のユーザからの要求に応じて携帯端末40がインターネットにおけるコンテンツを取得して表示する流れを説明するフローチャートである。また、図23は、携帯端末40がスケジューラ登録情報をデータマネージャ10経由でレコメンドエンジン20に送信する流れを説明するフローチャートである。また、図24は、携帯端末40がレコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信し、レコメンドコンテンツを受信して表示する流れを説明するフローチャートである。
まず、携帯端末40のユーザからの要求に応じて携帯端末40がインターネットにおけるコンテンツを取得して表示する流れを説明する。図22に示すように、まず、携帯端末40のユーザからコンテンツの取得を要求する入力が携帯端末40に対して行われたか否かが判定される(ステップS70)。コンテンツの取得を要求されていない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、コンテンツの取得を要求された場合、コンテンツ取得要求送信部501が、データマネージャ10に対して要求情報を送信する(ステップS71)。次に、コンテンツ受信部503が、データマネージャ10から送信されたコンテンツを受信する(ステップS72)。そして、コンテンツ表示部505が、コンテンツ受信部503で受信したコンテンツをディスプレイに表示する(ステップS73)。そして、ステップS70に戻る。
次に、携帯端末40がスケジューラ登録情報をデータマネージャ10経由でレコメンドエンジン20に送信する流れを説明する。図23に示すように、まず、携帯端末40のユーザによって携帯端末40に格納されたスケジューラにスケジューラ登録情報が入力されたか否かが判定される(ステップS80)。スケジューラ登録情報が入力されていない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、スケジューラ登録情報が入力された場合、スケジューラ登録情報送信部507が、スケジューラ登録情報をデータマネージャ10経由でレコメンドエンジン20に送信し、スケジューラ表示部509が、スケジューラ登録情報をディスプレイに表示する(ステップS81)。そして、ステップS80に戻る。
次に、携帯端末40がレコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信し、レコメンドコンテンツを受信して表示する流れを説明する。図24に示すように、まず、レコメンドコンテンツの送信要求が、携帯端末40内のアプリケーションからあったか否かが判定される(ステップS90)。レコメンドコンテンツの送信要求がない場合、再度、この判定処理が行われる。一方、レコメンドコンテンツの送信要求があった場合、レコメンドリクエスト送信部511が、レコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信する(ステップS91)。そして、コンテンツ受信部503が、レコメンドエンジン20から送信されたレコメンドコンテンツを受信する(ステップS92)。次に、レコメンドコンテンツ表示部513が、レコメンドエンジン20から受信したレコメンドコンテンツをディスプレイに表示する(ステップS93)。そして、ステップS90に戻る。
(11)処理の流れの具体例
引き続いて、上記した第一工程である「アクセス履歴情報に基づく潜在セグメント分類ルール情報への分類工程」と、第二工程である「レコメンドコンテンツ送信要求情報の受信時の登録情報に基づく明示セグメント分類ルール情報への分類工程」と、第三工程である「レコメンドコンテンツの決定工程」との処理の流れの具体例を、主に図25〜31を用いて説明する。図25〜31のそれぞれは、携帯端末40のディスプレイの表示画面の一例である。
まず、第一工程について説明する。携帯端末40のユーザからコンテンツの取得を要求する入力が携帯端末40に対して行われた場合、コンテンツ取得要求送信部501が、データマネージャ10に対して要求情報を送信する。ここで、識別IDが「U1」である携帯端末40から、URLが「http://www.s1-1.com/c1.html」であるコンテンツの取得要求、若しくは、検索キーワードを「式場」又は「ワールドカップ」とした検索による検索結果となるコンテンツの取得要求があったとする。
このとき、データマネージャ10では、コンテンツ送信要求受信部301が利用情報を携帯端末40から受信したときに、コンテンツ取得部315が外部インターネット網401に接続して、コンテンツ送信要求受信部301が受信した利用情報に応じたコンテンツを取得する。そして、コンテンツアクセス履歴格納部317が、コンテンツ送信要求受信部301が携帯端末40から受信した利用情報を受信して、この利用情報の履歴を示すアクセス履歴情報を取得し、このアクセス履歴情報を携帯端末40の識別IDごとにコンテンツアクセス履歴DB403に格納する。識別IDが「U1」である携帯端末40から、URLが「http://www.s1-1.com/c1.html」であるコンテンツにアクセスがあった場合、図4に示すように、識別IDが「U1」である携帯端末40からのアクセス履歴情報として、「http://www.s1-1.com/c1.html」が追加される。
また、識別IDが「U1」である携帯端末40から検索キーワードを「式場」又は「ワールドカップ」とした検索による検索結果となるコンテンツの取得要求があった場合、図4に示すように、識別IDが「U1」である携帯端末40からのアクセス履歴情報(「式場」で検索、又は「ワールドカップ」で検索)が追加される。そして、コンテンツ送信部303が、コンテンツ取得部315が取得したコンテンツを、利用情報を送信した携帯端末40に送信する。
ここで、携帯端末40では、コンテンツ受信部503が、データマネージャ10から送信されたコンテンツを受信し、コンテンツ表示部505は、コンテンツ受信部503で受信したコンテンツをディスプレイに表示する。URLが「http://www.s1-1.com/c1.html」であるコンテンツの取得要求、若しくは、検索キーワードを「式場」又は「ワールドカップ」とした検索による検索結果となるコンテンツの取得要求があった場合のディスプレイの表示画面の一例を、それぞれ図25〜27に示す。各表示画面とも、画面上方に検索条件が表示され、画面下方に表示内容又は検索結果が表示されている。
レコメンドエンジン20では、アクセス履歴更新タイミング制御部103が制御する更新タイミングとなったときに、アクセス履歴取得部101が全ての携帯端末40に関する履歴要求情報をデータマネージャ10に送信する。この更新タイミングは、レコメンドエンジン20の設計者や管理者等によって任意に設定することができる。更新タイミングは、例えば、一日一回でもよく、一時間に一回でもよい。
データマネージャ10では、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305が、特定の識別IDの携帯端末40に関する履歴要求情報をレコメンドエンジン20から受信した場合、コンテンツアクセス履歴取得部319が、コンテンツアクセス履歴送信要求受信部305が受信した履歴要求情報に対応するアクセス履歴情報を、コンテンツアクセス履歴DB403から取得する。そして、コンテンツアクセス履歴送信部307が、コンテンツアクセス履歴取得部319が取得したアクセス履歴情報を、レコメンドエンジン20に送信する。そして、レコメンドエンジン20のアクセス履歴取得部101が、全ての携帯端末40に関する履歴要求情報を、データマネージャ10から受信して取得する。このとき、アクセス履歴取得部101は、図4に示すコンテンツアクセス履歴DB403に格納されているアクセス履歴情報を取得する。
次に、レコメンドエンジン20の潜在セグメントルールマッチング部113が、アクセス履歴情報と潜在セグメント分類ルール情報とのマッチングを行い、このアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報を選択して取得する。また、アクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報が選択された場合、潜在セグメント更新部115が、スコアを更新する。
例えば、識別IDが「U1」である携帯端末40については、図4に示すコンテンツアクセス履歴DB403に、リンク先のURL(ここでは「http://www.c1.com」、「http://www.s1-1.com/c1.html」)や、検索キーワード(ここでは「新車」、「式場」、「ワールドカップ」)といったアクセス履歴情報が格納されている。これらのアクセス履歴情報は、図7に示す潜在セグメント分類ルールDB201に格納される潜在セグメント分類ルール情報である「http://www.c1.comにアクセス時」、「http://www.s1-1.com/c1.htmlにアクセス時」、「新車をキーワードとした検索時」、「式場をキーワードとした検索時」、「ワールドカップをキーワードとした検索時」と対応している。従って、この場合、図8に示すように、セグメントID「S1」のスコアは4となり、セグメントID「S2」のスコアは1となり、セグメントID「S3」のスコアは1となる。
次に、第二工程について説明する。携帯端末40のユーザがスケジューラに対してユーザ自身の行動予定に関する情報を登録する。例えば、スケジューラに対する登録は、以下のように行われる。図28に示すように、まず、携帯端末40のスケジューラがユーザによって起動される。そして、スケジューラが表示する日付のうち登録情報を入力する日付がユーザによって選択される。次に、図29に示すように、機能メニューが表示され、例えば「新規登録」がユーザによって選択される。次に、図30に示すように、予定項目が表示され、例えば「買い物」がユーザによって選択される。ここでは、識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザが、2005/11/4に、「予定日時:2005/11/24」「予定:買い物」の登録情報を入力したとする。
次に、携帯端末40のスケジューラ登録情報送信部507が、この登録情報(スケジューラ登録情報)をデータマネージャ10経由でレコメンドエンジン20に送信する。
データマネージャ10では、スケジューラ登録情報受信部309がスケジューラ登録情報を携帯端末40から受信して取得した場合、スケジューラ登録情報格納部321が、スケジューラ登録情報受信部309が受信したスケジューラ登録情報を、スケジューラ登録情報DB405に格納する。例えば、図5に示すように、識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザの場合、スケジューラ登録情報DB405に「登録日時:2005/11/4」、「予定日時:2005/11/24」、「予定項目:買い物」のように登録される。そして、スケジューラ表示部509が、スケジューラ登録情報をディスプレイに表示する。
携帯端末40内のアプリケーション(上記したスケジューラ)からレコメンドコンテンツの送信要求が行われた場合、レコメンドリクエスト送信部511が、レコメンドコンテンツ送信要求情報をレコメンドエンジン20に送信する。ここでは、識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザが、このアプリケーションにレコメンドコンテンツの送信要求を行わせたとし、このユーザが2005/11/4にスケジューラに登録情報を入力したときに、スケジューラからレコメンドコンテンツの送信要求が行われたとする。
レコメンドエンジン20では、レコメンドリクエスト取得部105が携帯端末40からレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信したタイミングで、潜在セグメント取得部117が、このレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関するアクセス履歴情報をコンテンツアクセス履歴DB403から抽出して取得する。
次に、潜在セグメント決定部118が、潜在セグメント取得部117が取得したアクセス履歴情報に対応する潜在セグメント分類ルール情報の中で、最もスコアの高い潜在セグメント分類ルール情報を選択する。このスコアは、図8に示すように、後述の潜在セグメントDB203に格納されている。ここでは、最もスコアの高いセグメントIDが「S1」である潜在セグメント分類ルール情報が選択される。
潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が、潜在セグメント決定部118が選択した潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する潜在カテゴリ情報を、潜在セグメントコンテンツカテゴリDB205から取得する。ここでは、図9に示すように、セグメントIDが「S1」である潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツのカテゴリ情報として、「店舗情報(ディーラー、中古車販売)」、「商品情報(自動車)」、「ニュース(自動車関連ニュース)」が取得される。
次に、レコメンドリクエスト取得部105が、携帯端末40から送信されるレコメンドコンテンツ送信要求情報を受信すると、スケジューラ登録情報取得部120が、携帯端末40からのスケジューラ登録情報を受信して取得する。データマネージャ10では、スケジューラ登録情報取得部323が、スケジューラ登録情報送信要求受信部311がレコメンドエンジン20から受信した登録送信要求情報に対応するスケジューラ登録情報を、スケジューラ登録情報DB405から取得する。そして、スケジューラ登録情報送信部313が、スケジューラ登録情報取得部323が取得したスケジューラ登録情報を、レコメンドエンジン20に送信する。ここでは、識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザの場合、スケジューラ登録情報DB405に「登録日時:2005/11/4」、「予定日時:2005/11/24」、「予定項目:買い物」のように登録される。
レコメンドエンジン20では、明示セグメント分類ルール取得部121が、現時点で格納されている全ての明示セグメント分類ルール情報を、明示セグメント分類ルールDB207から取得する。そして、明示セグメントルールマッチング部123は、スケジューラ登録情報取得部120が取得したスケジューラ登録情報と、明示セグメント分類ルール取得部121が取得した明示セグメント分類ルール情報とのマッチングを行い、このスケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報を選択する。
例えば、識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザの場合、登録情報として「登録日時:2005/11/4」、「予定日時:2005/11/24」、「予定項目:買い物」のように取得される。これらの情報は、図10に示すように、明示セグメント分類ルールDB207に、明示セグメントIDが「ST1」であって明示セグメント名が「買うものを決める」であってスケジューラ登録情報が「スケジューラ「買い物」予定登録直後」である明示セグメント分類ルール情報と、明示セグメントIDが「ST2」であって明示セグメント名が「買い物をする場所を決める」であってスケジューラ登録情報が「スケジューラ「買い物」予定登録直後」である明示セグメント分類ルール情報と、に対応している。
また、明示セグメントルールマッチング部123でマッチングを行い、スケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報があった場合には、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が、この明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する明示カテゴリ情報を、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209から取得する。ここでは、図11に示すように、第二セグメントID「ST1」に対応付けられた明示カテゴリ情報として「商品情報」と、第二セグメントID「ST1」に対応付けられた明示カテゴリ情報として「店舗情報」とが取得される。
次に、第三工程について説明する。コンテンツカテゴリマッチング部127が、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報と、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報とのマッチングを行い、マッチしたカテゴリ情報をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報として決定する。ここでは、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報は、上記したように、「店舗情報(ディーラー、中古車販売)」、「商品情報(自動車)」、「ニュース(自動車関連ニュース)」であり、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報は、上記したように、「商品情報」及び「店舗情報」であったことから、「店舗情報(ディーラー、中古車販売)」、「商品情報(自動車)」がレコメンドコンテンツのカテゴリ情報となる。
なお、マッチングにおいて、まず、大カテゴリ名のレベルでマッチングを行い、もしいずれかのセグメントのカテゴリ情報が小カテゴリまで指定している場合はそのカテゴリをレコメンドコンテンツのカテゴリとする。もし、共通(マッチ)する大カテゴリがない場合は、明示カテゴリ情報のみを優先的にレコメンドコンテンツのカテゴリとする。
次に、コンテンツ取得部129が、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、コンテンツDB211から取得する。ここでは、図12に示すように、大カテゴリ名(及び小カテゴリ名)が「店舗情報(ディーラー)」、「店舗情報(中古車販売)」、「商品情報(自動車)」に該当するコンテンツのデータベースが、「tempo1.db」「tempo2.db」「shouhin1.db」で示される保存場所に格納されており、これらのデータベースからコンテンツが取得される。
次に、コンテンツフィルタ部109が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツの中で、レコメンドコンテンツをランダムに決定する。そして、コンテンツ配信部107が、コンテンツフィルタ部109が決定したレコメンドコンテンツを携帯端末40に送信する。ここでは、中古車販売の店舗情報に関するレコメンドコンテンツである広告コンテンツが配信されたとする。その広告コンテンツの表示画面の様子を、図31に示す。
(12)第一変形例
引き続いて、本発明の実施形態であるレコメンドエンジン20の第一変形例である第二レコメンドエンジン22について、図32〜37を用いて説明する。まず、第二レコメンドエンジン22の機能構成について、図32を用いて説明する。図32は、第二レコメンドエンジン22の機能構成を説明するための構成図である。なお、第二レコメンドエンジン22は、レコメンドエンジン20と同様の物理構成を有している。第二レコメンドエンジン22は、レコメンドエンジン20が有する機能的な構成要素に加えて、明示セグメント更新部131、明示セグメント取得部133、明示セグメント決定部135、及び明示セグメントDB213を備える。
明示セグメント更新部131は、明示セグメントルールマッチング部123でマッチ(対応)した一または複数の明示セグメント分類ルール情報を明示セグメントDB213に格納する。また、明示セグメント更新部131は、携帯端末40がレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した日から明示セグメント分類ルール情報に対応する登録情報に登録された実行予定日時までの期間(例えば後述する「残り日数」等)を計算して、明示セグメントDB213に格納する。
明示セグメント取得部133は、レコメンドリクエスト取得部105にレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関する明示セグメント分類ルール情報を、後述する残り日数に関する情報とともに明示セグメントDB213から抽出して取得する。
明示セグメント決定部135は、明示セグメント取得部133が取得した明示セグメント分類ルール情報の中から、最も適した明示セグメント分類ルール情報を決定する。最も適した明示セグメント分類ルール情報とは、例えば、「残り日数」が最も短い登録情報に対応づけられた明示セグメント分類ルール情報である。
明示セグメントDB213は、スケジューラ登録情報DB405に格納されているスケジューラ登録情報と、明示セグメント取得部133が取得した明示セグメント分類ルール情報とのマッチングの結果、マッチ(対応)した明示セグメント分類ルール情報を携帯端末40の識別IDごとに格納するデータベースである。
次に、明示セグメントDB213に格納される明示セグメント分類ルール情報の格納例について、図33を用いて説明する。図33は、明示セグメントDB213に格納される明示セグメント分類ルール情報の格納例を示す図である。識別IDが「U1」である携帯端末40に対して、明示セグメントIDが「ST1」であって「残り日数」が「4」である明示セグメント分類ルール情報が対応付けられて格納されている。
ここで、「残り日数」には、上記したように、携帯端末40がレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した日から、明示セグメント分類ルール情報に対応する登録情報に登録された実行予定日時までの、期間に関する情報が格納される。これにより、複数の行動予定が登録情報として登録されている場合、実行予定日時が早くくる(残り日数が短い)方の行動予定に対応する明示セグメント分類ルール情報を考慮したリコメンドコンテンツの選択が可能となる。
引き続いて、第二レコメンドエンジン22で行われる処理の流れについて、図34を用いて説明する。図34は、レコメンドコンテンツを決定する流れを説明するフローチャートである。なお、第二レコメンドエンジン22において行われる処理は、図17で示されるフローチャートのステップS26及びS27の間に新たにステップS100及びステップS101が追加されたものである。このため、ステップS25以前の処理及びステップS27以後の処理については説明を割愛する。
ステップS26で、スケジューラ登録情報にマッチ(対応)する明示セグメント分類ルール情報が存在するか否かの判定が行われる。マッチした明示セグメント分類ルール情報が存在した場合、明示セグメント更新部131が、マッチ(対応)した一または複数の明示セグメント分類ルール情報を明示セグメントDB213に格納して更新するとともに、各明示セグメント分類ルール情報に関する残り日数を計算して明示セグメントDB213に格納して更新する(ステップS100)。
次に、明示セグメント取得部133が、レコメンドリクエスト取得部105にレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関する明示セグメント分類ルール情報及び残り日数に関する情報を、明示セグメントDB213から抽出して取得する。そして、明示セグメント決定部135が、明示セグメント取得部133が取得した明示セグメント分類ルール情報の中から、最も適した(例えば残り日数の最も少ない)明示セグメント分類ルール情報を決定する(ステップS101)。なお、同程度に最適な(例えば、同一の残り日数を有する)明示セグメント分類ルール情報が複数存在する場合は、これら複数の明示セグメント分類ルール情報を、最も適した明示セグメント分類ルール情報として決定する。そして、ステップS27に進む。
引き続いて、第二レコメンドエンジン22を中心とした処理の流れの具体例を、主に図35〜37を用いて説明する。図35は、この処理において用いられる明示セグメント分類ルールDB207に格納される明示セグメント分類ルール情報などの格納例を示す図である。また、図36は、携帯端末40のスケジューラがユーザによって起動され、スケジューラが表示する日付のうち登録情報を入力する日付がユーザによって選択された登録画面を示す図である。図37は、レコメンドコンテンツの表示画面を示す図である。なお、ここでは、図9に示すように、携帯端末40のユーザにより入力された登録情報の潜在セグメント分類ルール情報の、セグメントIDは「S2」であって分類情報は「結婚」であるとする。
まず、携帯端末40のユーザがスケジューラに対して、図36に示すように、2005/11/24に「出張」の予定を入れていると共に、2005/11/26に「買い物」の予定を入れている場合を考える。ここで、このユーザが携帯端末40を介して2005/11/22にレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した場合、明示セグメントルールマッチング部123がマッチングを行い、図35に示すようにこの日は「予定登録日」であるため、明示セグメントID及び明示セグメント名の組み合わせとして「ST1:買う物を決める」、「ST2:買い物をする場所を決める」、及び「ST6:宿泊ホテルを決める」の組み合わせがマッチ(対応)する。
ここで、明示セグメント更新部131が各明示セグメント分類ルール情報に対応する登録情報に登録された実行予定日時までの残り日数を計算する。明示セグメント分類ルール情報ごとの残り日数の計算は、スケジューラを用いた場合、携帯端末40がレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した日から明示セグメント分類ルール情報に対応する登録情報に登録された実行予定日時までの期間である。例えば、明示セグメントIDが「ST1」「ST2」「ST3」である明示セグメント分類ルール情報の実行予定最終日はそれぞれ、2006/11/26、2006/11/26、2006/11/24である。そのため、2006/11/22時点での明示セグメントIDが「ST1」「ST2」「ST3」である明示セグメント分類ルール情報の残り日数はそれぞれ、4日、4日、2日である。これら明示セグメントIDと、明示セグメントIDに対する残り日数とを明示セグメントDB213に格納する。
次に、明示セグメント取得部133が、レコメンドリクエスト取得部105にレコメンドコンテンツ送信要求情報を送信した携帯端末40に関する明示セグメント分類ルール情報を、後述する残り日数に関する情報とともに明示セグメントDB213から抽出して取得する。そして、明示セグメント決定部135が、明示セグメント取得部133が取得した明示セグメント分類ルール情報の中から、最も適した(「残り日数」が最も短い)明示セグメント分類ルール情報を選択して決定する。ここでは、明示セグメントIDが「ST6」である明示セグメント分類ルール情報が選択される。
次に、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が、明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツ(例えば広告コンテンツ)のカテゴリに関する明示カテゴリ情報を、明示セグメントコンテンツカテゴリDB209から取得する。ここでは、明示セグメントIDが「ST6」である明示セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツのカテゴリとして、図11に示すように、大カテゴリ名が「宿泊施設情報」である明示カテゴリ情報が取得される。
次に、コンテンツカテゴリマッチング部127が、潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部119が取得した潜在カテゴリ情報と、明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部125が取得した明示カテゴリ情報とのマッチングを行い、マッチしたカテゴリ情報をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報として決定する。ここでは、図9に示すように、潜在カテゴリ情報として「宿泊施設情報(ホテル)」及び「飲食店情報(レストラン)」であり、明示カテゴリ情報として「宿泊施設情報」であったことから、「宿泊施設情報(ホテル)」がレコメンドコンテンツのカテゴリ情報となる。
なお、ここでは、大カテゴリ名のレベルでマッチングを行い、もしいずれかのコンテンツのカテゴリ情報で小カテゴリ名まで指定している場合はそのカテゴリ名をレコメンドコンテンツのカテゴリ情報としている。もし、共通(マッチ)する大カテゴリ名がない場合は、明示セグメント分類ルール情報に対応するカテゴリ情報を優先的にレコメンドコンテンツのカテゴリ情報とする。
次に、コンテンツ取得部129は、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、コンテンツDB211から取得する。ここでは、図12に示すように、「宿泊施設情報(ホテル)」に該当するコンテンツのデータベースが、保存場所「tempo7.db」に格納されており、このデータベースからコンテンツを取得する。そして、コンテンツフィルタ部109が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツの中からレコメンドコンテンツをランダムに決定する。そして、コンテンツ配信部107が、コンテンツフィルタ部109が決定したレコメンドコンテンツを携帯端末40に送信する。ここでは、ホテルに関する広告コンテンツがレコメンドコンテンツとして携帯端末40に配信される。その広告コンテンツの表示画面の様子を、図37に示す。
(13)第二変形例
引き続いて、本発明の実施形態であるレコメンドエンジン20の第二変形例である第三レコメンドエンジン23について、図38〜41を用いて説明する。まず、第三レコメンドエンジン23の機能構成について、図38を用いて説明する。図38は、第三レコメンドエンジン23の機能構成を説明するための構成図である。なお、第三レコメンドエンジン23は、レコメンドエンジン20と同様の物理構成を有している。第三レコメンドエンジン23は、レコメンドエンジン20が有する機能的な構成要素に加えて、コンテンツ評価DB223を備えるとともに、コンテンツフィルタ部109の内部に、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141(端末取得手段)、コンテンツ評価情報取得部142(評価値受信手段)、履歴類似ユーザ決定部143(端末選択手段)、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145(端末選択手段)、ユーザ評価コンテンツ取得部147(完了受信手段)、及びレコメンドコンテンツ決定部149を備える。
同一潜在セグメント内ユーザ取得部141は、潜在セグメントDB203を参照して、携帯端末40のユーザと同じセグメントIDに対応付けられている他のユーザ全てを抽出して取得する。即ち、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141は、潜在セグメントルールマッチング部113が取得したセグメント情報と同一のセグメント情報が取得可能な他の携帯端末に関する端末情報を取得する。
コンテンツ評価情報取得部142は、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツに対する評価情報を後述のコンテンツ評価DB223から取得する。即ち、コンテンツ評価情報取得部142は、評価情報をコンテンツ評価DB223経由で携帯端末から受信する。
履歴類似ユーザ決定部143は、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141が取得したユーザによるコンテンツに対する評価情報を後述のコンテンツ評価DB223から取得し、携帯端末40のユーザによるコンテンツに対する評価情報と比較して、携帯端末40のユーザと評価情報が類似する他のユーザ(類似ユーザ)の携帯端末の識別IDを決定して取得する。
履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145は、コンテンツ評価DB223を参照し、履歴類似ユーザ決定部143が決定した類似ユーザによる評価が完了しているコンテンツを取得する。履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145は、評価が完了しているコンテンツに関して評価完了情報を取得する。
ユーザ評価コンテンツ取得部147は、コンテンツ評価DB223を参照して、携帯端末40のユーザによる評価が完了しているコンテンツを取得する。
レコメンドコンテンツ決定部149は、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145が取得したコンテンツの中で、ユーザ評価コンテンツ取得部147が取得したコンテンツ以外のコンテンツを、レコメンドコンテンツとして決定する。
コンテンツ評価DB223は、携帯端末40のユーザや他のユーザによるコンテンツに対する評価情報を格納するデータベースである。この評価情報は、例えば数値で示されている。
次に、コンテンツ評価DB223に格納される評価情報の格納例について、図39を用いて説明する。図39は、コンテンツ評価DB223に格納される評価情報の格納例を示す図である。コンテンツC1〜C6が、3つのカテゴリ(「カフェ」、「居酒屋」、「バー」)に大別されている。例えば、コンテンツC1は、「カフェ」に関する情報を含むコンテンツである。識別IDが「U1」である携帯端末40のユーザによる、コンテンツC1に対する評価情報は「4」であり、この評価情報が格納されている。
引き続いて、第三レコメンドエンジン23のコンテンツ取得部129における、レコメンドコンテンツとなる可能性を有する候補コンテンツが決定する直前の処理の流れについて、図40を用いて説明する。図40は、候補コンテンツが決定する直前の処理の流れを説明するフローチャートである。まず、コンテンツ取得部129が、コンテンツカテゴリマッチング部127で決定したレコメンドコンテンツのカテゴリ情報が示すカテゴリに属するコンテンツを、コンテンツDB211から取得する(ステップS110)。
次に、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141が、潜在セグメントDB203を参照して、携帯端末40のユーザと同じセグメントIDに対応付けられた他のユーザ全ての携帯端末の識別IDを抽出して取得する(ステップS111)。そして、コンテンツ評価情報取得部142が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツに対する評価情報をコンテンツ評価DB223から取得する(ステップS112)。
次に、履歴類似ユーザ決定部143が、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141が取得したユーザによるコンテンツに対する評価情報をコンテンツ評価DB223から取得し、携帯端末40のユーザによるコンテンツに対する評価情報と比較して、この携帯端末40のユーザと評価情報が類似する他のユーザ(類似ユーザ)の携帯端末の識別IDを決定して取得する(ステップS113)。そして、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145が、コンテンツ評価DB223を参照して、履歴類似ユーザ決定部143が決定した類似ユーザによる評価が完了しているコンテンツを取得する(ステップS114)。
次に、ユーザ評価コンテンツ取得部147が、コンテンツ評価DB223を参照して、携帯端末40のユーザによる評価が完了しているコンテンツを取得する(ステップS115)。そして、レコメンドコンテンツ決定部149が、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145が取得したコンテンツの中で、ユーザ評価コンテンツ取得部147が取得したコンテンツ以外のコンテンツを、レコメンドコンテンツとして決定する(ステップS116)。なお、レコメンドコンテンツが複数ある場合は、その中からランダムに選択する。
引き続いて、レコメンドコンテンツとなる可能性を有する候補コンテンツが決定する直前の処理の流れの具体例を、主に図9,41を用いて説明する。図41は、レコメンドコンテンツの表示画面を示す図である。なお、ここでは、図9に示すように、携帯端末40のユーザにより入力された登録情報の潜在セグメント分類ルール情報の、セグメントIDは「S3」であって分類情報は「サッカー」であるとする。更に、コンテンツカテゴリマッチング部127が、セグメントIDが「S3」である潜在セグメント分類ルール情報に対応付けられたコンテンツのカテゴリ情報として、「飲食店情報(カフェ)」、「飲食店情報(バー)」、又は「飲食店情報(居酒屋)」が取得される。従って、コンテンツ取得部129が、「飲食店情報(カフェ)」、「飲食店情報(バー)」、又は「飲食店情報(居酒屋)」に該当するコンテンツを取得する。
コンテンツフィルタ部109の内部では、まず、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141が、潜在セグメントDB203を参照して、携帯端末40のユーザと同じセグメントIDに対応付けられている他のユーザ全てを抽出して取得する。次に、コンテンツ評価情報取得部142が、コンテンツ取得部129が取得したコンテンツ(「飲食店情報(カフェ)」、「飲食店情報(バー)」、又は「飲食店情報(居酒屋)」に該当するコンテンツ)に対する評価情報を、コンテンツ評価DB223から取得する。
次に、履歴類似ユーザ決定部143が、同一潜在セグメント内ユーザ取得部141が取得したユーザによるコンテンツに対する評価情報をコンテンツ評価DB223から取得し、携帯端末40のユーザによるコンテンツに対する評価情報と比較して、携帯端末40のユーザと評価情報が類似する他のユーザ(類似ユーザ)の携帯端末の識別IDを決定して取得する。
ここで、携帯端末40のユーザの評価情報と類似する他のユーザの評価情報を決定する決定方法は、以下に示すとおりである。即ち、携帯端末40のユーザと他の一のユーザのコンテンツに対する評価情報をベクトルとみなして表現し、それら2つのベクトルの内積をとり、その内積の大きさが最も大きい評価情報を有する他の一のユーザを類似ユーザとして決定する。図39に示すコンテンツに対する評価情報の場合、識別IDが「U1」である携帯端末におけるコンテンツC1〜C6に対する評価情報をベクトルとして表現すると(4,0,4,3,0,0)であり、一方、識別IDが「U2」の場合は(0,4,0,3,0,3)である。
このため、「U1」及び「U2」のベクトルの内積の大きさは、4×0+0×4+4×0+3×3+0×0+0×3=9となり、同様に、「U1」及び「U3」のベクトルの内積の大きさは9であり、「U1」及び「U4」は24であり、「U1」及び「U5」は32であり、「U1」及び「U6」は28である。従って、「U1」を携帯端末40の識別IDとした場合、「U1」との内積の大きさが最大である「U5」の評価情報は、「U1」と類似するとして決定する。
次に、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145が、コンテンツ評価DB223を参照し、履歴類似ユーザ決定部143が決定した類似ユーザ(ここでは識別IDが「U5」である携帯端末のユーザ)による評価が完了しているコンテンツを取得する。ここでは、図39に示すように、「U5」における評価が完了した「C1」、「C4」、及び「C6」が、評価完了コンテンツに該当する。
次に、ユーザ評価コンテンツ取得部147が、コンテンツ評価DB223を参照して、携帯端末40のユーザ(ここでは識別IDが「U1」である携帯端末のユーザ)による評価が完了しているコンテンツを取得する。ここでは、図39に示すように、「U1」における評価が完了した「C1」、「C3」、及び「C4」が、評価完了コンテンツに該当する。
次に、レコメンドコンテンツ決定部149が、履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部145が取得したコンテンツ(ここでは「C1」、「C4」、及び「C6」)の中で、ユーザ評価コンテンツ取得部147が取得したコンテンツ(ここでは「C1」、「C3」、及び「C4」)以外のコンテンツ(ここでは「C6」)を、レコメンドコンテンツとして決定する。この結果、ここでは、スポーツ「バー」に関する広告コンテンツがレコメンドコンテンツとして配信されたとする。その広告コンテンツの表示画面の様子を、図41に示す。
これにより、協調フィルタリングアルゴリズムを適用して、携帯端末40のユーザと同じ潜在的な要求をもつ他のユーザの評価を考慮に入れてコンテンツを絞り込むことができるため、他のユーザ全体を考慮に入れてコンテンツを絞り込む場合に比べ、例えば広告コンテンツ等の情報の確度を高めることができる。
(14)本発明による効果
引き続き、本実施形態の作用効果について説明する。本発明の情報提供システム1、情報提供装置30、及び情報提供方法により提供されるレコメンドコンテンツは、携帯端末40が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報に基づいており、ユーザの潜在的な興味や嗜好に応じている可能性が高いだけではなく、携帯端末40に入力されたユーザの入力情報に基づく行動情報にも基づいており、ユーザの明示的な現在の行動や将来の行動と関係がある可能性が高い。このため、ユーザにとって有用な情報(例えば広告コンテンツ等)を提供することができる。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。なお、上記の実施形態及び下記の変形例は、本発明の範囲を制限するものではなく、当業者がこれらの実施形態及び変形例を本発明の特許請求の範囲の主題に反することなく発展させることができるものである。例えば、データマネージャ10とレコメンドエンジン20とを一体化した構成としてもよい。
また、「スコアとは、コンテンツアクセス履歴DB403に格納されているコンテンツのアクセス履歴情報と、後述の潜在セグメント分類ルールDB201に格納されている潜在セグメント分類ルール情報とのマッチングを行った結果、マッチした回数である。」と上記したが、スコアの計算方法は、以下のような方法を用いてもよい。即ち、図7に示す潜在セグメント分類ルール情報に割り当てるための情報(即ちアクセス履歴情報)ごとにスコア加算値を対応付けて潜在セグメント分類ルールDB201に格納しておき、コンテンツに対するアクセスの状況と、図7に示す潜在セグメント分類ルール情報に割り当てるための情報(即ちアクセス履歴情報)とがマッチした場合に、当該マッチしたアクセス履歴情報に対応するスコア加算値を、図8に示す潜在セグメントDB203のスコアに加算した値を新たなスコアとして、図8に示す潜在セグメントDB203のスコアを更新してもよい。
本実施形態の情報提供システムの構成を説明するための構成図である。 データマネージャの機能構成を説明するための構成図である。 データマネージャの物理構成を説明するための構成図である。 コンテンツアクセス履歴DBの格納例を示す図である。 スケジューラ登録情報DBの格納例を示す図である。 レコメンドエンジンの機能構成を説明するための構成図である。 潜在セグメント分類ルールDBの格納例を示す図である。 潜在セグメントDBの格納例を示す図である。 潜在セグメントコンテンツカテゴリDBの格納例を示す図である。 明示セグメント分類ルールDBの格納例を示す図である。 明示セグメントコンテンツカテゴリDBの格納例を示す図である。 コンテンツDBの格納例を示す図である。 携帯端末の機能構成を説明するための構成図である。 携帯端末の物理構成を説明するための構成図である。 情報提供システムで行われる処理の全体の流れを説明する説明図である。 アクセス履歴情報を更新する流れを説明するフローチャートである。 レコメンドコンテンツを決定する流れを説明するフローチャートである。 データマネージャが要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。 データマネージャが履歴要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。 データマネージャが登録情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。 データマネージャが登録送信要求情報を受信した場合の流れを説明するフローチャートである。 携帯端末がコンテンツを取得して表示する流れを説明するフローチャートである。 携帯端末がスケジューラ登録情報を送信する流れを説明するフローチャートである。 携帯端末がレコメンドコンテンツを受信して表示する流れを説明するフローチャートである。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 携帯端末のディスプレイの表示画面の一例である。 第二レコメンドエンジンの機能構成を説明するための構成図である。 明示セグメントDBの格納例を示す図である。 レコメンドコンテンツを決定する流れを説明するフローチャートである。 明示セグメント分類ルールDBの格納例を示す図である。 スケジューラが表示する日付のうち登録情報を入力する日付が選択された登録画面を示す図である。 レコメンドコンテンツの表示画面を示す図である。 第三レコメンドエンジンの機能構成を説明するための構成図である。 コンテンツ評価DBの格納例を示す図である。 候補コンテンツが決定する直前の処理の流れを説明するフローチャートである。 レコメンドコンテンツの表示画面を示す図である。
符号の説明
1…情報提供システム、10…データマネージャ、14…通信モジュール、15…補助記憶装置、20…レコメンドエンジン、22…第二レコメンドエンジン、23…第三レコメンドエンジン、30…情報提供装置、40…携帯端末、44…操作部、45…無線通信部、46…ディスプレイ、47…アンテナ、101…アクセス履歴取得部、103…アクセス履歴更新タイミング制御部、105…レコメンドリクエスト取得部、107…コンテンツ配信部、109…コンテンツフィルタ部、111…潜在セグメント分類ルール取得部、113…潜在セグメントルールマッチング部、115…潜在セグメント更新部、117…潜在セグメント取得部、118…潜在セグメント決定部、119…潜在セグメントコンテンツカテゴリ取得部、120…スケジューラ登録情報取得部、121…明示セグメント分類ルール取得部、123…明示セグメントルールマッチング部、125…明示セグメントコンテンツカテゴリ取得部、127…コンテンツカテゴリマッチング部、129…コンテンツ取得部、131…明示セグメント更新部、133…明示セグメント取得部、135…明示セグメント決定部、141…同一潜在セグメント内ユーザ取得部、142…コンテンツ評価情報取得部、143…履歴類似ユーザ決定部、145…履歴類似ユーザ評価コンテンツ取得部、147…ユーザ評価コンテンツ取得部、149…レコメンドコンテンツ決定部、301…コンテンツ送信要求受信部、303…コンテンツ送信部、305…コンテンツアクセス履歴送信要求受信部、307…コンテンツアクセス履歴送信部、309…スケジューラ登録情報受信部、311…スケジューラ登録情報送信要求受信部、313…スケジューラ登録情報送信部、315…コンテンツ取得部、317…コンテンツアクセス履歴格納部、319…コンテンツアクセス履歴取得部、321…スケジューラ登録情報格納部、323…スケジューラ登録情報取得部、401…外部インターネット網、501…コンテンツ取得要求送信部、503…コンテンツ受信部、505…コンテンツ表示部、507…スケジューラ登録情報送信部、509…スケジューラ表示部、511…レコメンドリクエスト送信部、513…レコメンドコンテンツ表示部、A1…第一工程、A2…第二工程、A3…第三工程、201…潜在セグメント分類ルールDB、203…潜在セグメントDB、205…潜在セグメントコンテンツカテゴリDB、207…明示セグメント分類ルールDB、209…明示セグメントコンテンツカテゴリDB、211…コンテンツDB、213…明示セグメントDB、223…コンテンツ評価DB、403…コンテンツアクセス履歴DB、405…スケジューラ登録情報DB。

Claims (12)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置と、を備える情報提供システムであって、
    前記情報提供装置は、
    前記携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、前記情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて格納する分類格納手段と、
    前記携帯端末から前記利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段が取得した前記履歴情報によって示される前記利用情報に対応する前記セグメント情報を前記分類格納手段から取得する分類取得手段と、
    前記携帯端末に入力された前記ユーザの入力情報を当該携帯端末から取得する入力取得手段と、
    前記入力取得手段が取得した前記入力情報に基づいて、前記ユーザによって行われている行動に関する行動情報を取得する行動取得手段と、
    前記分類取得手段が取得した前記セグメント情報と、前記行動取得手段が取得した前記行動情報と、に基づいて、前記ユーザに提示する提示情報を決定する提示決定手段と、
    前記提示情報の送信を要求する要求情報を前記携帯端末から受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段が前記要求情報を受信した場合に、前記提示決定手段が決定した前記提示情報を前記携帯端末に送信する提示送信手段と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記情報提供装置に前記要求情報を送信する要求送信手段と、
    前記情報提供装置から前記提示情報を受信する提示受信手段と、
    前記提示受信手段が受信した前記提示情報を表示する情報表示手段と、
    を備える情報提供システム。
  2. 携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置であって、
    前記携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、前記情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて格納する分類格納手段と、
    前記携帯端末から前記利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段が取得した前記履歴情報によって示される前記利用情報に対応する前記セグメント情報を前記分類格納手段から取得する分類取得手段と、
    前記携帯端末に入力された前記ユーザの入力情報を当該携帯端末から取得する入力取得手段と、
    前記入力取得手段が取得した前記入力情報に基づいて、前記ユーザによって行われている行動に関する行動情報を取得する行動取得手段と、
    前記分類取得手段が取得した前記セグメント情報と、前記行動取得手段が取得した前記行動情報と、に基づいて、前記ユーザに提示する提示情報を決定する提示決定手段と、
    前記提示決定手段が決定した前記提示情報を前記携帯端末に送信する提示送信手段と、
    を備える情報提供装置。
  3. 前記ユーザに提示する提示情報を格納する情報格納手段と、
    前記提示情報の送信を要求する要求情報を前記携帯端末から受信する要求受信手段と、
    を更に備え、
    前記提示決定手段は、前記情報格納手段から前記提示情報を選択して決定し、
    前記提示送信手段は、前記要求受信手段が前記要求情報を受信した場合に、前記提示情報を前記携帯端末に送信する、
    請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記入力取得手段が取得する前記入力情報は、前記携帯端末に入力された前記ユーザの行動予定に関する予定情報であり、
    前記行動取得手段は、前記入力取得手段が取得した前記予定情報に基づいて、前記行動情報を取得する、
    請求項2又は3に記載の情報提供装置。
  5. 前記行動取得手段は、前記ユーザの直近の行動予定に関する予定情報に基づいて、前記行動情報を取得する、
    請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記提示決定手段は、前記行動取得手段が前記行動情報を取得できない場合、前記分類取得手段が取得した前記セグメント情報に基づいて、前記提示情報を決定する、
    請求項2〜5の何れかに記載の情報提供装置。
  7. 前記提示決定手段は、前記セグメント情報と前記行動情報とに基づく前記提示情報を決定できない場合、前記行動情報に基づいて、前記提示情報を決定する、
    請求項2〜6の何れかに記載の情報提供装置。
  8. 前記分類取得手段が取得した前記セグメント情報と同一のセグメント情報が取得可能な他の携帯端末に関する端末情報を取得する端末取得手段と、
    前記提示情報を評価するための評価情報を前記携帯端末から受信する評価値受信手段と、
    前記評価値受信手段が受信した前記評価情報に最も近い評価情報の評価を行った他の携帯端末を、前記端末取得手段が取得した前記端末情報によって示される前記他の携帯端末から選択する端末選択手段と、
    前記端末選択手段が選択した前記他の携帯端末から評価が完了した提示情報に関する評価完了情報を受信する完了受信手段と、
    を更に備え、
    前記提示決定手段は、前記完了受信手段が受信した前記評価完了情報によって示される前記提示情報のうち、前記携帯端末から前記評価情報を受信していない提示情報を選択して決定する、
    請求項2〜7の何れかに記載の情報提供装置。
  9. 前記携帯端末から前記利用情報を受信する利用受信手段と、
    前記利用受信手段が受信した前記利用情報に基づく前記情報提供サイトから提供される提供情報を、前記携帯端末に送信する提供送信手段と、
    を更に備える請求項2〜8の何れかに記載の情報提供装置。
  10. 請求項2〜9の何れかに記載の情報提供装置に前記要求情報を送信する要求送信手段と、
    前記情報提供装置から前記提示情報を受信する提示受信手段と、
    前記提示受信手段が受信した前記提示情報を表示する情報表示手段と、
    を備える携帯端末。
  11. 前記評価情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力された前記評価情報を前記情報提供装置に送信する評価値送信手段と、
    を更に備える請求項10に記載の携帯端末。
  12. 携帯端末と、前記携帯端末を利用するユーザに情報を提供する情報提供装置とを備える情報提供システムを用いて情報を提供する情報提供方法であって、
    前記携帯端末が情報提供サイトにアクセスする際に利用する利用情報と、前記情報提供サイトが提供する情報の分類を示すセグメント情報と、をそれぞれ関連付けて分類格納手段に前記情報提供装置が格納する分類格納ステップと、
    前記携帯端末から前記利用情報を受信して当該利用情報の履歴情報を前記情報提供装置が取得する履歴取得ステップと、
    前記履歴取得ステップで取得した前記履歴情報によって示される前記利用情報に対応する前記セグメント情報を前記分類格納手段から前記情報提供装置が取得する分類取得ステップと、
    前記携帯端末に入力された前記ユーザの入力情報を当該携帯端末から前記情報提供装置が取得する入力取得ステップと、
    前記入力取得ステップで取得した前記入力情報に基づいて、前記ユーザによって行われている行動に関する行動情報を前記情報提供装置が取得する行動取得ステップと、
    前記分類取得ステップで取得した前記セグメント情報と、前記行動取得ステップで取得した前記行動情報と、に基づいて、前記ユーザに提示する提示情報を前記情報提供装置が決定する提示決定ステップと、
    前記提示情報の送信を要求する要求情報を前記携帯端末から前記情報提供装置が受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップで前記要求情報を受信した場合に、前記提示決定ステップで決定した前記提示情報を前記携帯端末に前記情報提供装置が送信する提示送信ステップと、
    前記情報提供装置から前記提示情報を前記携帯端末が受信する提示受信ステップと、
    前記提示受信ステップで受信した前記提示情報を前記携帯端末が表示する情報表示ステップと、
    を有する情報提供方法。
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