JP2009157500A - 配信サーバ及び配信方法 - Google Patents

配信サーバ及び配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009157500A
JP2009157500A JP2007332929A JP2007332929A JP2009157500A JP 2009157500 A JP2009157500 A JP 2009157500A JP 2007332929 A JP2007332929 A JP 2007332929A JP 2007332929 A JP2007332929 A JP 2007332929A JP 2009157500 A JP2009157500 A JP 2009157500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
content
information
similar
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007332929A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Fukazawa
佑介 深澤
Takeshi Naganuma
武史 長沼
Tomoko Moriya
智子 守屋
Motohiro Machida
基宏 町田
Masaharu Kurakake
正治 倉掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2007332929A priority Critical patent/JP2009157500A/ja
Publication of JP2009157500A publication Critical patent/JP2009157500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる配信サーバ及び配信方法を提供する。
【解決手段】配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを特定し、類似ユーザのアクセス履歴に基づいて、配信対象ユーザへの推薦コンテンツを特定し、その推薦コンテンツを配信対象ユーザが使用する通信端末に配信する配信サーバ3とした。この配信サーバ3によれば、配信対象ユーザのアクセス履歴そのままではなく、類似ユーザのアクセス履歴に基づいて推薦コンテンツが特定され、その推薦コンテンツが配信されるため、配信対象ユーザの嗜好にマッチし、且つ配信対象ユーザにとって未知なコンテンツ情報を配信できる可能性が高くなり、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ情報を配信する配信サーバ及び配信方法に関する。
ユーザのアクセス履歴などを取得し、配信対象となるユーザの興味が大きいと推定されるコンテンツ情報をユーザのアクセス履歴に基づいて取得し、取得したコンテンツ情報を優先的にユーザに配信するサーバが知られている(特許文献1参照)。この種の配信サーバでは、一般的に、アクセス先のコンテンツ情報の内容解析を行い、ユーザの興味・嗜好をキーワードベクトルで表現し、コンテンツとキーワードとをマッチングさせ、一致度の高いコンテンツを推薦コンテンツ情報として取得する。
特開2007−286832号公報
しかしながら、配信対象となるユーザのアクセス履歴に基づくコンテンツ情報は、そのユーザにとって既知の情報であり、既知のコンテンツ情報をそのままキーワードマッチングさせて取得した推薦コンテンツ情報は、配信対象のユーザにとって既知の情報である可能性が高い。従って、ユーザにとって目新しく、且つユーザの嗜好にマッチした有用性の高いコンテンツ情報の提供は困難である。
そこで、本発明は、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる配信サーバ及び配信方法を提供することを目的とする。
本発明に係る配信サーバは、ユーザの識別情報に対応付けて、ユーザによるコンテンツ情報のアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、ユーザの属性を示すユーザ属性情報及びユーザによる検索履歴を示す検索履歴情報の少なくとも一方を含む類似判定情報を記憶する類似判定情報記憶手段と、複数のユーザのうち、配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを類似判定情報記憶手段に記憶された類似判定情報に基づいて特定する類似ユーザ特定手段と、類似ユーザ特定手段によって特定された類似ユーザの識別情報に対応付けられてアクセス履歴記憶手段に記憶されているアクセス履歴に基づいて、配信対象ユーザへの推薦コンテンツ情報を特定する推薦コンテンツ特定手段と、推薦コンテンツ特定手段によって特定された推薦コンテンツ情報を配信対象ユーザが使用する通信端末に配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
この配信サーバでは、配信対象ユーザのアクセス履歴そのままではなく、類似判定情報に基づいて特定された類似ユーザのアクセス履歴に基づいて推薦コンテンツ情報を特定し、特定したコンテンツ情報を配信している。その結果として、配信対象ユーザの嗜好にマッチし、且つ配信対象ユーザにとって未知なコンテンツ情報を配信できる可能性が高くなり、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる。
さらに、推薦コンテンツ特定手段は、配信対象ユーザのアクセス履歴と類似ユーザのアクセス履歴とに基づいて、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツ情報の中から推薦コンテンツ情報を特定すると好適である。推薦コンテンツ情報は配信対象ユーザに配信されていないため、配信対象ユーザにとって未知のコンテンツ情報を確実に提供できるようになる。
さらに、推薦コンテンツ特定手段は、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツ情報の、配信対象ユーザによる閲覧の可能性を示す予測値を求め、予測値に基づいて推薦コンテンツ情報を特定すると好適である。本発明によれば、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
さらに、類似ユーザ特定手段は、配信対象ユーザによって指定入力された類似判定情報を受け付け、受け付けた類似判定情報に基づいて類似ユーザを特定すると好適である。配信対象ユーザの意思が尊重されるようになり、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
さらに、ユーザ属性情報は、ユーザの性別、年齢及び居住地の少なくとも一つを含み、類似判定情報記憶手段は、ユーザ属性情報を含む類似判定情報を記憶し、類似ユーザ特定手段は、類似判定情報記憶手段に記憶されているユーザ属性情報に基づいて類似ユーザを特定すると好適である。ユーザの性別、年齢及び居住地などのユーザ属性情報に基づいて類似ユーザが特定されるため、配信対象ユーザの生活環境に基づいて嗜好の近い類似ユーザを特定できるようになり、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
さらに、検索履歴情報は、ユーザによって通信端末に入力された検索キーワードの入力履歴情報を含み、類似判定情報記憶手段は、検索履歴情報を含む類似判定情報を記憶し、類似ユーザ特定手段は、類似判定情報記憶手段に記憶されている検索キーワードの入力履歴情報に基づいて類似ユーザを特定すると好適である。配信対象ユーザの嗜好を検索キーワードの入力履歴情報によって定量的に判断できるようになり、配信対象ユーザの嗜好により近い類似ユーザを特定できるようになる。その結果として、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
また、本発明に係る配信方法は、ユーザの識別情報に対応付けて、ユーザによるコンテンツ情報のアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、ユーザの属性を示すユーザ属性情報及びユーザによる検索履歴を示す検索履歴情報の少なくとも一方を含む類似判定情報を記憶する類似判定情報記憶手段とを備えた配信サーバで実行される配信方法であって、複数のユーザのうち、配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを類似判定情報記憶手段に記憶された類似判定情報に基づいて特定する類似ユーザ特定ステップと、類似ユーザ特定手段によって特定された類似ユーザの識別情報に対応付けられてアクセス履歴記憶手段に記憶されているアクセス履歴に基づいて、配信対象ユーザへの推薦コンテンツ情報を取得する推薦コンテンツ取得ステップと、推薦コンテンツ特定手段によって取得された推薦コンテンツ情報を配信対象ユーザの使用する通信端末に配信する配信ステップと、を備えることを特徴とする。
この配信方法では、配信対象ユーザのアクセス履歴そのままではなく、類似判定情報に基づいて特定された類似ユーザのアクセス履歴に基づいて推薦コンテンツ情報を取得し、取得したコンテンツ情報を配信している。その結果として、配信対象ユーザの嗜好にマッチし、且つ配信対象ユーザにとって未知なコンテンツ情報を配信できる可能性が高くなり、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる。
本発明によれば、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る配信サーバを備えた通信システムの機能的構成を示す図である。通信システム1は、携帯端末(通信端末)2に固定電話網や移動体電話網などの通信網NWを介して接続された配信サーバ3を備えている。
配信サーバ3は、携帯端末2を使用するユーザがアクセスしたコンテンツ情報のアクセス履歴情報に基づいて携帯端末2に対してレコメンドコンテンツ(推薦コンテンツ情報)を配信するレコメンドエンジン4と、レコメンドエンジン4によって読み出され、また書き込みや更新が行われる各種のデータが格納された各データベースとを備えている。また、携帯端末2は、無線によるデータ通信機能を持った端末、携帯電話やPHS、無線通信カードを備えたPDAなどが相当し、インターネットコンテンツを閲覧することができる機能をもつ。
配信サーバ3のレコメンドエンジン4は、類似ユーザ特定部(類似ユーザ特定手段)5、アクセス履歴取得部7、コンテンツ評価値計算部8、配信コンテンツ決定部9及びコンテンツ配信部(配信手段)10を備える。アクセス履歴取得部7、コンテンツ評価値計算部8及び配信コンテンツ決定部9は、推薦コンテンツ特定部(推薦コンテンツ特定手段)6を構成する。
類似ユーザ特定部5は、複数のユーザのうち、配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを後述の検索履歴DB32、プロファイルDB33に記憶された類似ユーザ判定キー(類似判定情報)に基づいて特定する。
具体的には、類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザからの類似ユーザ判定キーの指定入力を受け付けると、検索履歴DB32、プロファイルDB33を参照し、指定された類似ユーザ判定キーに基づいて配信対象ユーザと他のユーザとの間での類似度を求める。この類似度とは、配信対象ユーザと他のユーザとの間での嗜好、生活環境などの共通性を定量的に判断するための指標であり、類似度が高いほど、嗜好、生活環境などの共通性が高く、すなわち類似性が高いことを意味する。
類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザと他のユーザとの間での類似度を求めた後、類似度が所定値よりも高い一または複数の他のユーザを類似ユーザとして特定する。また、類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザからの類似ユーザ判定キーの指定入力が無かった場合には、予め規定していた類似ユーザ判定キーに基づいて配信対象ユーザと他のユーザとの間での類似度を求め、類似ユーザを特定する。なお、本実施形態では、類似ユーザ特定部5による配信対象ユーザからの類似ユーザ判定キーの指定入力の有無を判断した後に類似ユーザの特定を行っているが、類似ユーザ判定キーの指定入力の有無を判断することなく、予め規定されている類似ユーザ判定キーに基づいて配信対象ユーザと他のユーザとの間での類似度を求め、類似ユーザを特定するようにしてもよい。また、類似ユーザ特定部5は、他のユーザのうち、配信対象ユーザとの間で最も類似度の高いユーザを類似ユーザとして特定するようにしてもよい。
アクセス履歴取得部7は、配信対象ユーザを含む複数のユーザによるコンテンツ(コンテンツ情報)へのアクセス履歴を監視し、アクセス先URLをWebアクセス履歴DB35に記憶させ、アクセス履歴情報として蓄積させる。
コンテンツ評価値計算部8は、Webアクセス履歴DB35を参照し、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツを取得する。さらに、コンテンツ評価値計算部8は、取得したコンテンツに関して、配信対象ユーザによる閲覧の可能性を示す予測値を算出する。この予測値は、配信対象ユーザと類似ユーザとの類似度及び類似ユーザによる推薦候補コンテンツ(推薦候補コンテンツ情報)の閲覧回数に基づいて算出される。
配信コンテンツ決定部9は、コンテンツ評価値計算部8で算出された予測値に基づいて、推薦コンテンツの候補となる推薦候補コンテンツを特定する。さらに、配信コンテンツ決定部9は、配信対象ユーザからのコンテンツタイプの指定入力を受け付けると、推薦候補コンテンツの中から指定されたコンテンツタイプに属するコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツの中から予測値の最も高いコンテンツを推薦コンテンツ(推薦コンテンツ情報)として特定する。
なお、本実施形態に係る配信コンテンツ決定部9は、配信対象ユーザからのコンテンツタイプの指定入力を受け付け、推薦候補コンテンツの中から指定されたコンテンツタイプに属するコンテンツを抽出していたが、配信対象ユーザからのコンテンツタイプの指定入力を受け付けることなく、推薦コンテンツの中で最も予測値の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定するようにしてもよい。また、配信コンテンツ決定部9は、コンテンツ評価値計算部8で算出された予測値を用いることなく、推薦候補コンテンツのいずれか一つを任意に抽出して推薦コンテンツとして特定するようにしてもよい。
コンテンツ配信部10は、配信コンテンツ決定部9で特定された推薦コンテンツ、すなわち、配信対象ユーザの嗜好にあった内容を携帯端末2の配信コンテンツ表示部21から出力させるための情報(データ)を携帯端末2に配信する。
配信サーバ3は、データベースとして検索履歴DB32、プロファイルDB33、類似度計算用DB34、Webアクセス履歴DB(アクセス履歴記憶手段)35、コンテンツDB36及びコンテンツ属性DB37を備えている。検索履歴DB32、プロファイルDB33及び類似度計算用DB34は類似判定情報記憶DB(類似判定情報記憶部)31である。
検索履歴DB32は、ユーザが携帯端末2の操作受付部24でレコメンドエンジン4にアクセスし、検索を実行したときに入力された検索キーワードの履歴(入力履歴情報)を検索履歴情報として蓄積している。具体的には、図5に示されるように、ユーザIDそれぞれに対応付けて、各ユーザによって入力された検索キーワードが記憶されている。例えば、ユーザID“U1001”に対応付けて「新車」、「新車」と「評判」との組み合わせ、「新車」と「価格」との組み合わせ、「新車」と「保険」との組み合わせが記憶されている。
プロファイルDB33は、ユーザIDに対応付けて、ユーザの性別、年代(年齢)、住まい(居住地)などのプロファイル情報、すなわちユーザの属性を示すユーザ属性情報を格納したデータベースである。例えば、図6に示されるように、ユーザIDが“U1001”に対しては、性別が“男”、年代が“20代”、住まいが“横須賀”というプロファイル情報が記憶されている。
類似度計算用DB34は、プロファイル情報に基づいてユーザ間の類似度を定量的に計算するために設定された値を定義するデータベースである。例えば、図7に示されるように、類似度計算用DB34には、類似ユーザ判定キー、キー値1及びキー値2という組み合わせに対応付けて類似度が記憶されている。類似度計算用DB34で定義される類似ユーザ判定キーは、ユーザ属性情報であり、性別、年代及び住まいに分類される。そしてキー値1及びキー値2は、ユーザ属性情報としての実際の組み合わせが規定されている。例えば、類似ユーザ判定キー“性別”の場合には、キー値1とキー値2との組み合わせは、“男”と“女”(第1態様)、“男”と“男”(第2態様)及び“女”と“女”(第3態様)という三つの態様が想定される。そして、類似度計算用DB34によれば、第1態様の類似度は“0.4”と定義され、第2態様の類似度は“0.6”と定義され、第3態様の類似度は“0.6”と定義されている。
Webアクセス履歴DB35は、配信対象ユーザを含む複数のユーザが、それぞれの端末装置(配信対象ユーザの場合には携帯端末2)からWebにアクセスしたときの履歴を蓄積したデータベースであり、ユーザIDに対応付けてアクセスURL及びコンテンツIDが記憶されている。例えば、図8に示されるように、ユーザID“U1001”に対応つけてアクセスURL“http://shinshya1.ddd.ccc”及びコンテンツID“C1001”が記憶されている。
コンテンツDB36は、コンテンツIDに対応付けてアクセスURL、コンテンツタイプ、属性値が記憶されている。コンテンツIDとは、コンテンツを自他識別するための識別情報である。コンテンツURLとは、インターネット上に存在するコンテンツの格納場所を示す情報である。コンテンツタイプとは、コンテンツの配信によってユーザに提供される内容によって区分される大分類であり、図9に示されるように、例えば「車関係のサイト」や「美容関係のサイト」などがある。コンテンツの属性値とは、コンテンツの配信によってユーザに提供される内容によって区分される小分類であり、コンテンツタイプが「車関係のサイト」の場合には「新車」や「中古車」などがあり、「美容関係のサイト」の場合には「スキンケア」や「メイクアップ」などがある。
コンテンツ属性DB37は、コンテンツタイプごとにコンテンツ属性及び属性値を定義すると共に、コンテンツタイプに対応付けて類似ユーザ判定キー及びキー値が記憶されている。具体的には、図10に示されるように、コンテンツタイプ、コンテンツ属性及び属性値が対応付けられており、例えば、属性値“スキンケア”や“メイクアップ”は、コンテンツ属性“用途”及びコンテンツタイプ“美容関係のサイト”に対応付けられており、属性値“スキンケア”や“メイクアップ”は、コンテンツ属性“用途”及びコンテンツタイプ“美容関係のサイト”に属することが示されている。また、図11に示されるように、類似ユーザ判定キー及びキー値が、コンテンツタイプ、コンテンツ属性及び属性値対応付けて記憶されている。類似ユーザ判定キー及びキー値は、類似度計算用DB34を参照して類度度を求める際に設定される値である。例えば、類似ユーザ判定キー“プロファイル(性別)”のキー値“女性”は、コンテンツタイプ“美容関係のサイト”、“コンテンツ属性”及び属性値“スキンケア”に対応付けられている。
図2は、配信サーバ3のハードウェア構成を示す図である。図2に示されるように、配信サーバ3は、物理的には、CPU301、ROM302、RAM303、入力デバイス304、出力デバイス305、データ送受信デバイスである通信モジュール306、補助記憶装置307などを備えている。配信サーバ3の各機能は、CPU301、RAM303等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU301の制御のもとで、通信モジュール306、入力デバイス304及び出力デバイス305を動作させるとともにRAM303におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
携帯端末2は、図3に示されるように、配信コンテンツ表示部21、配信コンテンツ属性指定部22、類似ユーザ判定キー指定部23及び操作受付部24を備えている。
配信コンテンツ表示部21は、配信サーバ3から送信された推薦コンテンツに基づき所定の内容の画像をディスプレイなどの出部デバイス205(図4参照)に表示する。配信コンテンツ属性指定部22は、操作受付部24で受け付けられた配信対象ユーザの指定入力に基づいて、推薦コンテンツとしてのコンテンツタイプを指定する指定コンテンツタイプ情報を配信サーバ3に送信する。類似ユーザ判定キー指定部23は、操作受付部24で受け付けられた配信対象ユーザの指定入力に基づいて、類似ユーザを特定するときの類似度を求める際に基準とされる類似ユーザ判定キーを指定する指定類似ユーザ判定キー情報を配信サーバ3に送信する。操作受付部24は、配信対象ユーザによるコンテンツタイプや類似ユーザ判定キーの指定入力のための操作を受け付ける。
図4は、携帯端末2のハードウェア構成を示す図である。図4に示されるように、携帯端末2は、物理的には、CPU201、ROM202、RAM203、入力デバイス204、出力デバイス205、データ送受信デバイスである通信モジュール206、補助記憶装置207、UIMスロット208などを備える。携帯端末2の各機能は、CPU201、RAM203等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU201の制御のもとで、通信モジュール206、入力デバイス204及び出力デバイス205を動作させるとともにRAM203におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
(配信方法)
次に、推薦コンテンツを配信するために配信サーバ3で実行される配信方法について説明する。図12は、配信サーバ3で実行される動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。なお、以下の説明において配信対象ユーザのユーザIDは“U1001”とする。
図12に示されるように、推薦コンテンツの配信制御が開始すると、配信サーバ3の類似ユーザ特定部5は、携帯端末2を介して配信対象ユーザからの類似ユーザ判定キーの指定があったか否かを判断する(ステップS1)。携帯端末2の出力デバイス205には、例えば、図16(a)に示されるような画像が表示される。配信対象ユーザは、この画像を確認し、操作受付部24を操作し、性別、年代、住まいなどのプロファイル情報に関する項目や検索キーワードという項目などの中から一または複数の類似ユーザ判定キーを指定入力する。操作受付部24を介して類似ユーザ判定キーの指定入力を受け付けた類似ユーザ判定キー指定部23は、指定類似ユーザ判定キー情報を配信サーバ3に送信する。
類似ユーザ特定部5は、指定類似ユーザ判定キー情報を受け付けた場合、すなわち類似ユーザ判定キーの指定があったと判断する場合には、指定された類似ユーザ判定キーを用いて配信対象ユーザと他のユーザ間の類似度を計算する指定類似ユーザ特定処理を実行する(ステップS3)。一方で、配信サーバ3は、類似ユーザ判定キーの指定が無いと判断する場合には、予め設定されている類似ユーザ判定キーに基づいて配信対象ユーザと他のユーザとの類似度を計算する類似ユーザ特定処理を実行する(ステップS2)。なお、ユーザからの類似ユーザ判定キーの指定の有無を判断することなく、類似ユーザ特定処理を実行するようにしてもよい。ステップ1〜ステップ3は類似ユーザ特定ステップに相当する。
指定類似ユーザ特定処理(ステップS3)において実行される類似度の算出及び類似ユーザの特定について、プロファイルの「性別」が類似ユーザ判定キーに指定された場合、プロファイルの「年代」が類似ユーザ判定キーに指定された場合、プロファイルの「住まい」が類似ユーザ判定キーに指定された場合、「検索キーワード」が類似ユーザ判定キーに指定された場合について、それぞれ説明する。
(1)類似ユーザ判定キーが「性別」の場合
配信サーバ3の類似ユーザ特定部5は、携帯端末2から類似ユーザ判定キー「性別」を受け付けると、プロファイルDB33及び類似度計算用DB34を参照し、配信対象ユーザと他のユーザ間の類似度を算出する。例えば、配信対象のユーザ(ユーザID“U1001”)に対してユーザID“U1002”の類似度を算出する場合には、まず、プロファイルDB33から配信対象ユーザの性別“男性”を抽出し、次に、ユーザID“U1002”の性別“女性”を抽出する。次に、類似ユーザ特定部5は、キー値1として配信対象ユーザの性別“男性”を設定すると共に、キー値2として他のユーザの性別“女性”を設定する。そして、類似ユーザ特定部5は、類似度計算用DB34を参照し、設定したキー値1及びキー値2に基づいて類似度“0.4”を求める。類似ユーザ特定部5は、同様の処理を他のすべてのユーザに対して実行し、それぞれ類似度を求める。さらに、類似ユーザ特定部5は、類似度が所定値以上、本実施形態では性別が一致する場合の類似度“0.6”以上のユーザを類似ユーザとして特定し、すべての類似ユーザのユーザIDを抽出する。
(2)類似ユーザ判定キーが「年代」の場合
配信サーバ3の類似ユーザ特定部5は、携帯端末2から類似ユーザ判定キー「年代」を受け付けると、プロファイルDB33及び類似度計算用DB34を参照し、配信対象ユーザと他のユーザ間の類似度を算出する。例えば、配信対象のユーザ(ユーザID“U1001”)に対してユーザID“U1002”の類似度を算出する場合には、まず、プロファイルDB33から配信対象ユーザ(ユーザID“U1001”)の年代“20代”を抽出し、次に、ユーザID“U1002”の年代“30代”を抽出する。次に、類似ユーザ特定部5は、キー値1として配信対象ユーザの年代“20代”を設定すると共に、キー値2として他のユーザの年代“30代”を設定する。そして、類似ユーザ特定部5は、類似度計算用DB34を参照し、設定したキー値1及びキー値2に基づいて類似度“0.8”を求める。類似ユーザ特定部5は、同様の処理を他のすべてのユーザに対して実行し、それぞれ類似度を求める。さらに、類似ユーザ特定部5は、類似度が所定値以上、本実施形態では年代が一致する場合の類似度“1”以上のユーザを類似ユーザとして特定し、すべての類似ユーザのユーザIDを抽出する。
(3)類似ユーザ判定キーが「住まい」の場合
配信サーバ3の類似ユーザ特定部5は、携帯端末2から類似ユーザ判定キー「住まい」を受け付けると、プロファイルDB33及び類似度計算用DB34を参照し、配信対象ユーザと他のユーザ間の類似度を算出する。例えば、配信対象のユーザ(ユーザID“U1001”)に対してユーザID“U1002”の類似度を算出する場合には、まず、プロファイルDB33から配信対象ユーザ(ユーザID“U1001”)の住まい“横須賀”を抽出し、次に、ユーザID“U1002”の住まい“横浜”を抽出する。次に、類似ユーザ特定部5は、キー値1として配信対象ユーザの住まい“横須賀”を設定すると共に、キー値2として他のユーザの住まい“横浜”を設定する。そして、類似ユーザ特定部5は、類似度計算用DB34を参照し、設定したキー値1及びキー値2に基づいて類似度“0.5”を求める。類似ユーザ特定部5は、同様の処理を他のすべてのユーザに対して実行し、それぞれ類似度を求める。さらに、類似ユーザ特定部5は、類似度が所定値以上、本実施形態では住まいから特定されるエリアの少なくとも一部が重複する場合、例えば、配信対象ユーザの住まい“横浜”に対して他のユーザの住まい“文京区”である場合の類似度“0.8”以上のユーザを類似ユーザとして特定し、すべての類似ユーザのユーザIDを抽出する。
(3)類似ユーザ判定キーが「検索キーワード」の場合
配信サーバ3の類似ユーザ特定部5は、検索キーワードの集合をベクトル表現することにより、配信対象ユーザと他のユーザとの間での類似度を定量的に算出する。類似ユーザ特定部5は、検索キーワードのベクトル表現を以下のように行う。
まず、類似ユーザ特定部5は、検索キーワードを集合として形態素解析を行い、検索キーワードを構成する単語を抽出し、抽出した単語ごとに出現頻度(ユーザによる入力頻度)を付与していき、キーワードのベクトルとして表現する。図13は、各ユーザが使用する通信端末から入力された検索キーワード集合に対して形態素解析を行い、検索キーワードの出現頻度をベクトルとして表現した一例を表にして示す図である。例えば、図13に示されるように、配信対象ユーザ“U1001”では“新車”という検索キーワードについては出現頻度“3”が付与され、ユーザID“U1002”の他のユーザでは“新車”という検索キーワードについての出現頻度“1”が付与されている。ユーザ間の類似度は、検出キーワードの出現頻度ベクトルを用いて内積を計算することにより算出し、内積の値が大きいほど類似度が高くなる。例えば、配信対象ユーザ“U1001”と他のユーザ“U1002”の類似度を求める場合には、図13に示されるように、“U1001”のベクトル(3,1,1,0,0,0,1,1)と、“U1002”のベクトル(1,0,0,2,1,0,1,0)の内積を計算することにより類似度4/(SQRT(13)*SQRT(7))=0.419314を得る。類似ユーザ特定部5は、類似度が所定値以上のユーザを類似ユーザとして特定し、すべての類似ユーザのユーザIDを抽出する。
指定類似ユーザ特定処理では、配信対象ユーザによって指定された類似ユーザ判定キーに基づいて、上記のように類似ユーザが特定され、ユーザIDの抽出が行われるが、配信対象ユーザによって複数の類似ユーザ判定キーの組み合わせが指定されるようにしてもよく、その場合には、各類似ユーザ判定キーに基づいて特定された全ての類似ユーザのユーザIDが抽出される。
類似ユーザ特定処理(ステップS2)において実行される類似度の算出及び類似ユーザの特定は、指定類似ユーザ特定処理(ステップS3)に準じて行われる。すなわち、予め設定された単体の類似ユーザ判定キーまたは複数の類似ユーザ判定キーの組み合わせに基づいて他のユーザの類似度を算出し、算出した類似度に基づいて類似ユーザを特定し、類似ユーザのユーザIDを抽出する。
類似ユーザ特定処理(ステップS2)または指定類似ユーザ特定処理(ステップS3)によって類似ユーザのユーザIDを抽出すると、コンテンツ評価値計算部8は、類似ユーザのアクセス履歴から配信対象ユーザが閲覧していないコンテンツ、すなわち配信対象ユーザに配信されていないコンテンツを推薦候補コンテンツとして特定し、推薦候補コンテンツのコンテンツIDを抽出する(ステップS4)。具体的には、コンテンツ評価値計算部8は、類似ユーザのユーザIDに基づいてWebアクセス履歴DB35を参照し、類似ユーザに配信されたことのあるコンテンツのうち、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツのコンテンツIDを取得する。
次に、コンテンツ評価値計算部8は、類似ユーザのアクセス履歴に基づき、推薦候補コンテンツの予測値を計算する。推薦候補コンテンツの予測値とは、配信対象ユーザによる閲覧の可能性を示す予測値である。以下、具体的に説明する。
図14は、ユーザごとのコンテンツの閲覧回数を示す表であり、この閲覧回数は各ユーザによるコンテンツの評価値となる。例えば、図14では、配信対象ユーザ“U1001”は、コンテンツID“C1001”、“C1002”及び“C1003”については1回閲覧しており、評価値として“1”が設定されている。また、コンテンツID“C1004”、“C1005”及び“C1006”については1回も閲覧しておらず、評価値としては“0”が設定されている。また、他のユーザ“U1002”については、コンテンツID“C1001”に評価値“1”が設定され、コンテンツID“C1005”に評価値“2”が設定されている。また、他のユーザ“U1003”については、コンテンツID“C1001”、“C1005”及び“C1006”に評価値“1”がそれぞれ設定されている。
推薦候補コンテンツの予測値は、類似ユーザ特定処理(ステップS2)または指定類似ユーザ特定処理(ステップS3)で算出された類似度及び各ユーザにおけるコンテンツの評価値から、以下の式(1)に基づいて算出される。
Figure 2009157500
例えば、配信対象ユーザに関連する類似ユーザのユーザIDとして“U1002”及び“U1003”が抽出されたとする。この場合、図14に示されるように、配信対象ユーザによって閲覧されていないコンテンツのコンテンツIDは“C1005”及び“C1006”になる。従って、コンテンツID“C1005”及び“C1006”は、推薦候補コンテンツのコンテンツIDである。
次に、配信対象ユーザ“U1001”と他のユーザ“U1002”の類似度が“0.2”であり、他のユーザ“U1003”との類似度が“0.3”であったとする。コンテンツID“C1005”に対する配信対象ユーザの予測値Pi,jは、式(1)により、{(0.2×2)+(0.3×1)}/(0.2+0.3)=1.4となる。同様に、コンテンツID“C1006”に対する配信対象ユーザの予測値Pi,jは、式(1)により、{(0.2×0)+(0.3×1)}/(0.2+0.3)=0.6となる。なお、図15は、各ユーザにおけるコンテンツごとの予測値を示す表である。
図12に示されるように、推薦候補コンテンツの予測値を算出した後、配信コンテンツ決定部9は配信対象ユーザからコンテンツタイプの指定の有無を判断する(ステップS6)。携帯端末2には、例えば、図16(b)に示されるような画像が出力部から表示される。配信対象ユーザは、この画像を確認し、操作受付部24を操作し、コンテンツタイプ、例えば、車関係のサイトや美容関係のサイトの中から一または複数のコンテンツタイプを指定入力する。操作受付部24を介してコンテンツタイプの指定入力を受け付けた配信コンテンツ属性指定部22は、指定コンテンツ情報を配信サーバ3に送信する。
携帯端末2の配信コンテンツ決定部9は、コンテンツタイプの指定入力を受け付けると、その指定入力に基づく指定コンテンツタイプ情報を配信サーバ3に送信する。配信コンテンツ決定部9は、指定コンテンツタイプ情報を受け付けると、推薦候補コンテンツの中から、指定されたコンテンツタイプに属するコンテンツを絞り込み、絞り込んだ後のコンテンツIDを新たな推薦候補コンテンツとして取得する。なお、配信対象ユーザからコンテンツタイプの指定が無い場合や推薦候補コンテンツの中に指定されたコンテンツタイプに属するコンテンツが無い場合には、コンテンツの絞り込みを行うことなく後続の処理を実行する。
次に、配信コンテンツ決定部9は、推薦候補コンテンツの中から、予測値が最も高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、推薦コンテンツのコンテンツIDを取得する(ステップS8)
例えば、配信対象ユーザの携帯端末2を介してコンテンツタイプ「車関係のサイト」が指定されたとする。この場合、配信コンテンツ決定部9は、コンテンツタイプが「車関係のサイト」の推薦候補コンテンツの中から、予測値がもっとも高いコンテンツ、例えば、コンテンツID“C1005”のコンテンツが推薦コンテンツとして特定される。また、配信対象ユーザによって、コンテンツタイプ「美容関係のサイト」が指定されたとする。この場合、配信コンテンツ決定部9は、コンテンツタイプが「美容関係のサイト」の推薦候補コンテンツの中から、予測値がもっとも高いコンテンツ、例えば、コンテンツID“C1006”のコンテンツが推薦コンテンツとして特定される。ステップS4〜ステップS8は、推薦コンテンツ取得ステップに相当する。
次に、コンテンツ配信部10は、ステップS8において取得されたコンテンツIDに基づく推薦コンテンツを配信対象ユーザの携帯端末2に配信し(ステップS9)、処理を終了する。ステップS9は、配信ステップに相当する。
携帯端末2の配信コンテンツ表示部21は、例えば、コンテンツタイプが「車関係のサイト」の推薦コンテンツ“C1005”を受け付けた場合には、図17(a)に示されるように、新車に関する内容をお薦めコンテンツとして出力デバイス205に表示させる。また、コンテンツタイプが「美容関係のサイト」の推薦コンテンツ“C1006”を受け付けた場合には、図17(b)に示されるように、スキケア用の新商品に関する内容をお薦めコンテンツとして出力デバイス205に表示させる。
以上の配信サーバ3及び配信方法によれば、配信対象ユーザのアクセス履歴そのままではなく、類似ユーザ判定キーに基づいて特定された類似ユーザのアクセス履歴に基づいて推薦コンテンツのコンテンツIDを取得し、取得したコンテンツIDに基づくコンテンツ情報を配信している。その結果として、配信対象ユーザの嗜好にマッチし、且つ配信対象ユーザにとって未知なコンテンツ情報を配信できる可能性が高くなり、ユーザにとって有用性の高い新たなコンテンツ情報の提供が可能となる。
さらに、推薦コンテンツ特定部6は、配信対象ユーザのWebアクセス履歴と類似ユーザのWebアクセス履歴とに基づいて、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツを推薦候補コンテンツとして取得しており、推薦候補コンテンツの中から特定される推薦コンテンツは、過去に配信対象ユーザに配信されていないため、配信対象ユーザにとって未知のコンテンツを確実に配信対象ユーザに提供できるようになる。
さらに、推薦コンテンツ特定部6は、配信対象ユーザに配信されていないコンテンツ情報の、配信対象ユーザによる閲覧の可能性を示す予測値を求め、予測値に基づいて推薦コンテンツを特定しているため、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツの有用性が一層高くなる。
さらに、類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザによって指定入力された類似判定キーを受け付け、受け付けた類似判定キーに基づいて類似ユーザを特定するため、配信対象ユーザの意思が尊重されるようになり、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
さらに、プロファイル情報は、ユーザの性別、年齢及び居住地を含み、類似ユーザ特定部5は、類似判定情報記憶DB31のプロファイルDB33に記憶されているプロファイル情報に基づいて類似ユーザを特定している。特に、類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザのプロファイル情報と他のユーザのユーザ属性情報とに基づいて類似度を求め、類似度が所定値よりも大きいユーザを類似ユーザとして特定している。従って、配信対象ユーザの生活環境に基づいて嗜好の近い類似ユーザを特定できるようになり、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツの有用性が一層高くなる。
さらに、検索履歴情報は、ユーザによって通信端末に入力された検索キーワードの入力履歴情報を含み、類似ユーザ特定部5は、類似判定情報記憶DB31の検索履歴DB32に記憶されている検索キーワードの入力履歴情報に基づいて類似ユーザを特定している。特に、類似ユーザ特定部5は、配信対象ユーザによって入力された検索キーワードの出現頻度(入力頻度)及び他のユーザによって入力された検索キーワードの出現頻度(入力頻度)に基づいて類似度を求め、類似度が所定値よりも大きいユーザを類似ユーザとして特定している。従って、配信対象ユーザの生活環境に基づいて嗜好の近い類似ユーザを特定できるようになり、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツの有用性が一層高くなる。したがって、配信対象ユーザの嗜好を検索キーワードの入力履歴情報によって定量的に判断できるようになり、配信対象ユーザの嗜好により近い類似ユーザを特定できるようになる。その結果として、配信対象ユーザにとっての推薦コンテンツ情報の有用性が一層高くなる。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、上記の実施形態では、類似ユーザを特定するために類似度を求めているが、類似度を求めることなく、例えば、プロファイル情報として同一の情報が記憶されている場合には類似ユーザとして特定するようにしてもよい。また、類似度を求めた場合、最も高い一人のユーザを類似ユーザとして特定するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る配信サーバを備えた通信システムの機能的構成を示す図である。 配信サーバのハードウェア構成を示す図である。 携帯端末の機能的構成を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 検索履歴DBに記憶されたデータの一例を示す図である。 プロファイルDBに記憶されたデータの一例を示す図である。 類似度計算用DBに記憶されたデータの一例を示す図である。 Webアクセス履歴DBに記憶されたデータの一例を示す図である。 コンテンツDBに記憶されたデータの一例を示す図である。 コンテンツ属性DBに記憶されたデータのうち、コンテンツタイプ、コンテンツ属性及び属性値を対応付けて記憶されたデータの一例を示す図である。 コンテンツ属性DBに記憶されたデータのうち、コンテンツタイプ、コンテンツ属性、属性値、類似ユーザ判定キー及びキー値を対応付けて記憶されたデータの一例を示す図である。 推薦コンテンツの配信制御の動作手順を示すフローチャートである。 各ユーザによる検索キーワードの入力頻度の一例を表として示す図である。 各ユーザによるコンテンツの閲覧回数の一例を表として示す図である。 各ユーザによるコンテンツの予測値の一例を表として示す図である。 携帯端末の出力デバイスに表示される画像を示し、(a)は類似ユーザ判定キーの指定入力を促す画像を示し、(b)はコンテンツタイプの指定入力を促す画像を示す図である。 携帯端末の出力デバイスに表示される画像を示し、(a)はコンテンツタイプが車関係のサイトに係る推薦コンテンツを示し、(b)はコンテンツタイプが美容関係のサイトに係る推薦コンテンツを示す図である。
符号の説明
1…通信システム、2…携帯端末(通信端末)、3…配信サーバ、5…類似ユーザ特定部(類似ユーザ特定手段)、6…推薦コンテンツ特定部(推薦コンテンツ特定手段)、10…コンテンツ配信部(配信手段)、31…類似判定情報記憶DB(類似判定情報記憶手段)、35…Webアクセス履歴DB(アクセス履歴記憶手段)。

Claims (7)

  1. ユーザの識別情報に対応付けて、前記ユーザによるコンテンツ情報のアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、
    前記ユーザの属性を示すユーザ属性情報及び前記ユーザによる検索履歴を示す検索履歴情報の少なくとも一方を含む類似判定情報を記憶する類似判定情報記憶手段と、
    複数の前記ユーザのうち、配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを前記類似判定情報記憶手段に記憶された前記類似判定情報に基づいて特定する類似ユーザ特定手段と、
    前記類似ユーザ特定手段によって特定された前記類似ユーザの識別情報に対応付けられて前記アクセス履歴記憶手段に記憶されている前記アクセス履歴に基づいて、前記配信対象ユーザへの推薦コンテンツ情報を特定する推薦コンテンツ特定手段と、
    前記推薦コンテンツ特定手段によって特定された前記推薦コンテンツ情報を前記配信対象ユーザが使用する通信端末に配信する配信手段と、を備えることを特徴とする配信サーバ。
  2. 前記推薦コンテンツ特定手段は、前記配信対象ユーザの前記アクセス履歴と前記類似ユーザの前記アクセス履歴とに基づいて、前記配信対象ユーザに配信されていない前記コンテンツ情報の中から前記推薦コンテンツ情報を特定することを特徴とする請求項1記載の配信サーバ。
  3. 前記推薦コンテンツ特定手段は、前記配信対象ユーザに配信されていない前記コンテンツ情報の、前記配信対象ユーザによる閲覧の可能性を示す予測値を求め、前記予測値に基づいて前記推薦コンテンツ情報を特定することを特徴とする請求項2記載の配信サーバ。
  4. 前記類似ユーザ特定手段は、前記配信対象ユーザによって指定入力された前記類似判定情報を受け付け、受け付けた前記類似判定情報に基づいて前記類似ユーザを特定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の配信サーバ。
  5. 前記ユーザ属性情報は、前記ユーザの性別、年齢及び居住地の少なくとも一つを含み、
    前記類似判定情報記憶手段は、前記ユーザ属性情報を含む前記類似判定情報を記憶し、
    前記類似ユーザ特定手段は、前記類似判定情報記憶手段に記憶されている前記ユーザ属性情報に基づいて前記類似ユーザを特定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の配信サーバ。
  6. 前記検索履歴情報は、前記ユーザによって前記通信端末に入力された検索キーワードの入力履歴情報を含み、
    前記類似判定情報記憶手段は、前記検索履歴情報を含む前記類似判定情報を記憶し、
    前記類似ユーザ特定手段は、前記類似判定情報記憶手段に記憶されている前記検索キーワードの前記入力履歴情報に基づいて前記類似ユーザを特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の配信サーバ。
  7. ユーザの識別情報に対応付けて、前記ユーザによるコンテンツ情報のアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、前記ユーザの属性を示すユーザ属性情報及び前記ユーザによる検索履歴を示す検索履歴情報の少なくとも一方を含む類似判定情報を記憶する類似判定情報記憶手段とを備えた配信サーバで実行される配信方法であって、
    複数の前記ユーザのうち、配信対象ユーザに関連する一または複数の類似ユーザを前記類似判定情報記憶手段に記憶された前記類似判定情報に基づいて特定する類似ユーザ特定ステップと、
    前記類似ユーザ特定手段によって特定された前記類似ユーザの識別情報に対応付けられて前記アクセス履歴記憶手段に記憶されている前記アクセス履歴に基づいて、前記配信対象ユーザへの推薦コンテンツ情報を取得する推薦コンテンツ取得ステップと、
    前記推薦コンテンツ特定手段によって取得された前記推薦コンテンツ情報を前記配信対象ユーザの使用する通信端末に配信する配信ステップと、を備えることを特徴とする配信方法。
JP2007332929A 2007-12-25 2007-12-25 配信サーバ及び配信方法 Pending JP2009157500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007332929A JP2009157500A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 配信サーバ及び配信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007332929A JP2009157500A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 配信サーバ及び配信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009157500A true JP2009157500A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40961486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007332929A Pending JP2009157500A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 配信サーバ及び配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009157500A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059832A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Yahoo Japan Corp ユーザ抽出装置および方法
JP4947477B1 (ja) * 2011-04-27 2012-06-06 株式会社天問堂 レコメンド装置、レコメンド方法およびレコメンドプログラム
JP2014186607A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Tokyo Gas Co Ltd 文献検索装置、文献検索方法、プログラム、および文献検索システム
JP2015005277A (ja) * 2013-05-20 2015-01-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提供方法、情報提供装置
JP2016522523A (ja) * 2013-06-19 2016-07-28 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 情報を推薦するための方法およびシステム
JP2017078914A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
US10181137B2 (en) 2009-09-08 2019-01-15 Primal Fusion Inc. Synthesizing messaging using context provided by consumers
JP2019028647A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 Hrソリューションズ株式会社 研修情報提供装置、方法およびプログラム
JP2019164438A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 ヤフー株式会社 レコメンド動画決定装置、レコメンド動画決定方法、およびプログラム
JP2020091800A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 フリュー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報提供システム
JP2020112971A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 富士通株式会社 検索支援プログラム、検索支援方法および情報処理装置
WO2021153676A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 リーガルテック株式会社 情報処理システム
CN114902196A (zh) * 2020-03-09 2022-08-12 株式会社日立高新技术 目标用户特征提取方法、目标用户特征提取系统和目标用户特征提取服务器
CN115730111A (zh) * 2021-09-01 2023-03-03 腾讯科技(深圳)有限公司 内容分发方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005033600A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Sony Corp コンテンツ視聴支援システム及びコンテンツ視聴支援方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005128673A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報レコメンド方法、サーバ装置、プログラム、及び、記録媒体
JP2007172490A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Sony Computer Entertainment Inc 情報処理方法、情報処理システム、およびサーバ
JP2007286832A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告配信システムおよび広告配信方法、広告配信プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005033600A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Sony Corp コンテンツ視聴支援システム及びコンテンツ視聴支援方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005128673A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報レコメンド方法、サーバ装置、プログラム、及び、記録媒体
JP2007172490A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Sony Computer Entertainment Inc 情報処理方法、情報処理システム、およびサーバ
JP2007286832A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告配信システムおよび広告配信方法、広告配信プログラム

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059832A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Yahoo Japan Corp ユーザ抽出装置および方法
US10181137B2 (en) 2009-09-08 2019-01-15 Primal Fusion Inc. Synthesizing messaging using context provided by consumers
JP4947477B1 (ja) * 2011-04-27 2012-06-06 株式会社天問堂 レコメンド装置、レコメンド方法およびレコメンドプログラム
JP2014186607A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Tokyo Gas Co Ltd 文献検索装置、文献検索方法、プログラム、および文献検索システム
JP2015005277A (ja) * 2013-05-20 2015-01-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提供方法、情報提供装置
JP2016522523A (ja) * 2013-06-19 2016-07-28 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 情報を推薦するための方法およびシステム
JP2017078914A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP2019028647A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 Hrソリューションズ株式会社 研修情報提供装置、方法およびプログラム
JP2019164438A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 ヤフー株式会社 レコメンド動画決定装置、レコメンド動画決定方法、およびプログラム
JP2020091800A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 フリュー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報提供システム
JP2020112971A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 富士通株式会社 検索支援プログラム、検索支援方法および情報処理装置
WO2021153676A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 リーガルテック株式会社 情報処理システム
JP2021121911A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 リーガルテック株式会社 情報処理システム
JP7050830B2 (ja) 2020-01-31 2022-04-08 リーガルテック株式会社 情報処理システム
JP7519396B2 (ja) 2020-01-31 2024-07-19 リーガルテック株式会社 情報処理システム
CN114902196A (zh) * 2020-03-09 2022-08-12 株式会社日立高新技术 目标用户特征提取方法、目标用户特征提取系统和目标用户特征提取服务器
CN115730111A (zh) * 2021-09-01 2023-03-03 腾讯科技(深圳)有限公司 内容分发方法、装置、设备及计算机可读存储介质
CN115730111B (zh) * 2021-09-01 2024-02-06 腾讯科技(深圳)有限公司 内容分发方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009157500A (ja) 配信サーバ及び配信方法
CN107562939B (zh) 垂直领域新闻推荐方法、装置及可读储存介质
US20090083261A1 (en) Information display apparatus, information display method, and computer program product
US20040162830A1 (en) Method and system for searching location based information on a mobile device
US20110289015A1 (en) Mobile device recommendations
JP5469331B2 (ja) レコメンド情報生成装置およびレコメンド情報生成方法
JP2013149140A (ja) 情報処理装置、及び、情報処理方法
US20140095308A1 (en) Advertisement distribution apparatus and advertisement distribution method
JP5341605B2 (ja) レコメンド情報生成装置およびレコメンド情報生成方法
CN108829854B (zh) 用于生成文章的方法、装置、设备和计算机可读存储介质
CN110781307A (zh) 目标物品关键词和标题生成方法、搜索方法以及相关设备
CN111651570A (zh) 文本语句处理方法、装置、电子设备以及存储介质
JP7067884B2 (ja) 分類装置、分類方法及び分類プログラム
JP2010079683A (ja) プログラム及び広告配信システム
CN117216396A (zh) 基于大数据分析的智能推荐方法、装置、设备及存储介质
US10762145B2 (en) Query classifier
KR101866411B1 (ko) 문서 추천 정보를 제공하는 방법 및 이를 이용하는 문서 추천 정보 제공 장치
CN117421355A (zh) 一种搜索召回方法、装置及设备
CN110717095B (zh) 服务项目的推送方法及装置
JP2007148476A (ja) 情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラム
JP2002236699A (ja) 情報検索システム及び管理用サーバ並びに制御用プログラム
CN111787042A (zh) 用于推送信息的方法和装置
JP7144558B2 (ja) 検索システム、および検索方法
US20140297613A1 (en) Method for customizing search queries to optimized search results
CN117668349A (zh) 信息推荐方法、电子设备及服务器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522