JP2009031380A - 光学接続部品および光学接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数が少なく基板上で大きなスペースを占有せず、位置合わせが容易で接続時間も短く、接続および解除を自在にできる光学接続部品および構造を提供する。
【解決手段】 光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続する光学接続部品において、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを有し、凸部を有する接続部材は光伝送媒体の位置を合わせて保持する保持部を備え、凹部を有する接続部材は光機能部品または他の光伝送媒体との位置合わせ部を備え、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材が凸部と凹部を嵌合して着脱自在であることを特徴とする。また、光伝送媒体が保持される保持部と、光機能部品または他の光伝送媒体との位置合わせ部と、押し当て手段と押し当て壁とを備え、押し当て手段は光伝送媒体を押し当て壁へ押し当てることで光伝送媒体を位置合わせ部に位置合わせすることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続する光学接続部品において、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを有し、凸部を有する接続部材は光伝送媒体の位置を合わせて保持する保持部を備え、凹部を有する接続部材は光機能部品または他の光伝送媒体との位置合わせ部を備え、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材が凸部と凹部を嵌合して着脱自在であることを特徴とする。また、光伝送媒体が保持される保持部と、光機能部品または他の光伝送媒体との位置合わせ部と、押し当て手段と押し当て壁とを備え、押し当て手段は光伝送媒体を押し当て壁へ押し当てることで光伝送媒体を位置合わせ部に位置合わせすることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学接続部品および光学接続構造に関するものである。
従来より、基板上で光機能部品を接続するのに光伝送媒体を有する光学接続構造が用いられている。光学接続構造には、フェルールに光伝送媒体である光ファイバを装着して基板に沿って光機能部品に突き合わせるといった基板と平行方向に接続するものと、基板に対し垂直方向に開口された接続点を持つ光機能部品に光ファイバの先端を斜めに切断して接触させるといった基板と垂直方向に接続するものとがある。
基板と平行方向に接続する光学接続構造では、一般的にハウジングやフェルールを備えた光コネクタ等が使用され、位置合わせをして突き合わせることにより安定して接続を行うことができる。しかし、ハウジングやフェルールが基板上で大きなスペースを占有してしまうという問題点があった。
また、基板と垂直方向に接続する光学接続構造では、光伝送媒体の加工が難しく、さらには有効な位置合わせ方法がなかった。そのため、安定して接続を行うことが難しく、例えば光機能部品と光ファイバとの接触の際に、光機能部品を破損させる恐れがあった。
レンズ等の反射層を用いて非接触で光学接続させることも可能であるが、部品点数が多くなり、反射層と光機能部品、光伝送媒体との位置合わせで接続にかかる時間も長くなり、高コストになる問題点があった(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、以上のような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とする処は、基板上で大きなスペースを占有することなく、位置合わせが容易で、部品点数も少なく、接続時間も短くでき、接続および接続解除を自在にできる光学接続部品および光学接続構造を提供することにある。
本発明は、下記の技術的構成により、上記課題を解決できたものである。
(1)光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを垂直に接続する光学接続部品であって、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを有し、前記凸部を有する接続部材は該光伝送媒体が位置合わせされて保持される保持部を備え、前記凹部を有する接続部材は光機能部品または他の光伝送媒体と位置合わせする位置合わせ部を備え、前記凸部を有する接続部材と前記凹部を有する接続部材が凸部と凹部を嵌合して着脱自在であることを特徴とする光学接続部品。
(2)前記凸部を有する接続部材は、光伝送媒体を保持するカム構造を有することを特徴とする前記(1)に記載の光学接続部品。
(3)前記凹部を有する接続部材は、前記凸部を有する接続部材を押圧する押圧部を有することを特徴とする前記(1)に記載の光学接続部品。
(4)光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続する光学接続部品であって、該光伝送媒体が保持される保持部と、光機能部品または他の光伝送媒体と位置合わせする位置合わせ部と、押し当て手段と押し当て壁とを備え、前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を前記位置合わせ部に位置合わせすることを特徴とする光学接続部品。
(5)接続の方向は、前記光伝送媒体の光軸に対して垂直方向であることを特徴とする前記(4)に記載の光学接続部品。
(6)前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を整形することを特徴とする前記(4)に記載の光学接続部品。
(7)前記押し当て手段は、カム構造であることを特徴とする前記(4)または(6)に記載の光学接続部品。
(8)土台脚を有することを特徴とする前記(4)〜(7)のいずれかに記載の光学接続部品。
(9)光機能部品または他の光伝送媒体を収納する収納部を有することを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれかに記載の光学接続部品。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の光学接続部品を用いて、光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続してなることを特徴とする光学接続構造。
(11)基板上に配置された光伝送媒体を、光機能部品および/または他の光伝送媒体と接続した光学接続構造であって、前記光伝送媒体は少なくとも一端に折り曲げ部を有し、該折り曲げ部と前記光機能部品および/または他の光伝送媒体とが接続されてなることを特徴とする光学接続構造。
(12)前記光伝送媒体は、少なくとも一端に折り曲げ部を有することを特徴とする前記(10)に記載の光学接続構造。
(13)前記折り曲げ部は、光伝送媒体が180°に折り曲げられてなることを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(14)前記折り曲げ部は、光伝送媒体が90°に折り曲げられてなることを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(15)前記光伝送媒体は、両端に折り曲げ部を有することを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(16)前記光機能部品は、基板と垂直方向に光軸をもつことを特徴とする前記(11)に記載の光学接続構造。
(2)前記凸部を有する接続部材は、光伝送媒体を保持するカム構造を有することを特徴とする前記(1)に記載の光学接続部品。
(3)前記凹部を有する接続部材は、前記凸部を有する接続部材を押圧する押圧部を有することを特徴とする前記(1)に記載の光学接続部品。
(4)光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続する光学接続部品であって、該光伝送媒体が保持される保持部と、光機能部品または他の光伝送媒体と位置合わせする位置合わせ部と、押し当て手段と押し当て壁とを備え、前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を前記位置合わせ部に位置合わせすることを特徴とする光学接続部品。
(5)接続の方向は、前記光伝送媒体の光軸に対して垂直方向であることを特徴とする前記(4)に記載の光学接続部品。
(6)前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を整形することを特徴とする前記(4)に記載の光学接続部品。
(7)前記押し当て手段は、カム構造であることを特徴とする前記(4)または(6)に記載の光学接続部品。
(8)土台脚を有することを特徴とする前記(4)〜(7)のいずれかに記載の光学接続部品。
(9)光機能部品または他の光伝送媒体を収納する収納部を有することを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれかに記載の光学接続部品。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の光学接続部品を用いて、光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続してなることを特徴とする光学接続構造。
(11)基板上に配置された光伝送媒体を、光機能部品および/または他の光伝送媒体と接続した光学接続構造であって、前記光伝送媒体は少なくとも一端に折り曲げ部を有し、該折り曲げ部と前記光機能部品および/または他の光伝送媒体とが接続されてなることを特徴とする光学接続構造。
(12)前記光伝送媒体は、少なくとも一端に折り曲げ部を有することを特徴とする前記(10)に記載の光学接続構造。
(13)前記折り曲げ部は、光伝送媒体が180°に折り曲げられてなることを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(14)前記折り曲げ部は、光伝送媒体が90°に折り曲げられてなることを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(15)前記光伝送媒体は、両端に折り曲げ部を有することを特徴とする前記(11)または(12)に記載の光学接続構造。
(16)前記光機能部品は、基板と垂直方向に光軸をもつことを特徴とする前記(11)に記載の光学接続構造。
本発明によれば、基板上で大きなスペースを占有することなく、位置合わせが容易で、部品点数も少なく、接続時間も短くでき、接続および接続解除を自在にできる光学接続部品および光学接続構造を提供することができる。
すなわち、本発明の光学接続構造によれば、光伝送媒体の先端を折り曲げることにより基板と垂直方向の接続が容易にでき、さらにコンパクトに接続状態を保つことができる。それにより、レンズ等を用いた進行方向の制御をする必要がなくなり、各々のレンズと個々の光機能部品、光伝送媒体との位置合わせ等の工程が必要なくなった。
さらには、光ファイバ端面の光機能部品に対する角度を、接触した後に調節することができ、反射減衰量を小さくし、戻り光による光学的なノイズ発生や、光機能部品の破損等の不具合を軽減することができた。
また、基板表面近傍で光伝送媒体の位置合わせを行うため、従来の光学接続構造に対して小型化することができ、部品点数も少なくできるため、コストを軽減し、基板上の占有スペースを小さくすることができた。
すなわち、本発明の光学接続構造によれば、光伝送媒体の先端を折り曲げることにより基板と垂直方向の接続が容易にでき、さらにコンパクトに接続状態を保つことができる。それにより、レンズ等を用いた進行方向の制御をする必要がなくなり、各々のレンズと個々の光機能部品、光伝送媒体との位置合わせ等の工程が必要なくなった。
さらには、光ファイバ端面の光機能部品に対する角度を、接触した後に調節することができ、反射減衰量を小さくし、戻り光による光学的なノイズ発生や、光機能部品の破損等の不具合を軽減することができた。
また、基板表面近傍で光伝送媒体の位置合わせを行うため、従来の光学接続構造に対して小型化することができ、部品点数も少なくできるため、コストを軽減し、基板上の占有スペースを小さくすることができた。
次に、図面を用いて本発明の実施形態について具体的に説明する。また、以下の図面においては各構成部分の縮尺について図面に表記することが容易となるように構成部分毎に縮尺を変えて記載している。
なお、以下の本実施形態でいう光学接続部品とは、例えば図1における凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200を組み合わせたものや、図12で例示する光学接続部品300であり、又、光学接続構造とは、例えば図1や図12において、光伝送媒体1と光機能部品16とを前記光学接続部品を用いて接続させたもの等である。なお、以下で用いている光ファイバは光伝送媒体の一例として説明している。
(実施形態1)
まず、図1〜図3を用いて実施形態1の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図1は実施形態1の光学接続構造の分解斜視図、図2は実施形態1の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はイ−イ線断面図、図3は実施形態1の凹部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
まず、図1〜図3を用いて実施形態1の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図1は実施形態1の光学接続構造の分解斜視図、図2は実施形態1の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はイ−イ線断面図、図3は実施形態1の凹部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
1は光ファイバ等の光伝送媒体、5は基板、8は折り曲げ部、16は面発光レーザなどの光機能部品、17は土台、100は凸部を有する接続部材、101は凸部、102は光伝送媒体1を保持する保持部、103は丘部、200は凹部を有する接続部材、201は凹部、202は突出部、203は板部、206は押圧部、Cは切り欠き部、Hは光機能部品と位置合わせする位置合わせ部である。凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200とは本発明で特定する光学接続部品を構成する。
実施形態1の光学接続構造は、光伝送媒体1と光機能部品16とを、凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とからなる光学接続部品を用いて垂直方向に接続させている。
光伝送媒体1は、単心の光ファイバに限られず、光ファイバを複数本テープ化したテープ心線などでもよい。その際、光の進行方向を屈曲させるために通常行われているように、先端を斜めにカットし、そのカット角による反射偏向により光軸を変えても良いが、図1に示すように、少なくとも光ファイバの一端を折り曲げられて、折り曲げ部8を有した光伝送媒体1を用いるのが作製上簡潔で好ましい。光伝送媒体の曲げ半径は、光伝送媒体の直径の105%〜200%が好ましい。105%未満だと内半径が小さくなりすぎ、200%を超えるとスペースを多く取ってしまうからである。なお、光ファイバの断面が楕円等である場合は、曲げ方向の径の105%〜200%が好ましい。
光伝送媒体の一端を90度に折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断する。その後、切断面を研磨し、折り曲げ部8を有する光伝送媒体1を作成した。折り曲げ部8から先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体1は、コーナーに反射性をもたせるために折り曲げ部8を平坦に研磨してもよく、さらには、折り曲げ部8を平坦に研磨して金属等の反射材を設けても良い。
光伝送媒体1は、単心の光ファイバに限られず、光ファイバを複数本テープ化したテープ心線などでもよい。その際、光の進行方向を屈曲させるために通常行われているように、先端を斜めにカットし、そのカット角による反射偏向により光軸を変えても良いが、図1に示すように、少なくとも光ファイバの一端を折り曲げられて、折り曲げ部8を有した光伝送媒体1を用いるのが作製上簡潔で好ましい。光伝送媒体の曲げ半径は、光伝送媒体の直径の105%〜200%が好ましい。105%未満だと内半径が小さくなりすぎ、200%を超えるとスペースを多く取ってしまうからである。なお、光ファイバの断面が楕円等である場合は、曲げ方向の径の105%〜200%が好ましい。
光伝送媒体の一端を90度に折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断する。その後、切断面を研磨し、折り曲げ部8を有する光伝送媒体1を作成した。折り曲げ部8から先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体1は、コーナーに反射性をもたせるために折り曲げ部8を平坦に研磨してもよく、さらには、折り曲げ部8を平坦に研磨して金属等の反射材を設けても良い。
凸部を有する接続部材100は、凸部101と保持部102と丘部103とを有しており、保持部102と丘部103との段差を利用して、保持部102に光伝送媒体1を位置合わせして保持することができる。単に凸部を有する接続部材100に光伝送媒体1を載せてもよいが、接着テープや接着剤で固定して一体化することが好ましい。
凹部を有する接続部材200は、突出部202と板部203と押圧部206とを有しており、突出部202の一部が切り取られて凹部201となっている。凹部201は凸部101と嵌合できる大きさになっている。また、板部203の中央には位置合わせ部Hとしての孔が開けられており、位置合わせ部Hを光機能部品16に合わせることで容易に凹部を有する接続部材200と光機能部品16の位置合わせができる。押圧部206の一部は切り取られて切り欠き部Cとなっており、光伝送媒体1を通すことができる。なお、押圧部206の代わりに、切り欠き部Cを設けた板などを用いてもよい。
凹部を有する接続部材200は、接着剤等により土台17に固定することが好ましい。
凹部を有する接続部材200は、接着剤等により土台17に固定することが好ましい。
光機能部品16は基板5に取り付けることで、基板5と垂直方向に光軸をもつ。
土台17は凹部を有する接続部材200を載せるための台であり、光機能部品16の周囲に築かれている。光機能部品16および土台17は、プラスチック、金属、セラミック等既存のものを用いることができる。
土台17は凹部を有する接続部材200を載せるための台であり、光機能部品16の周囲に築かれている。光機能部品16および土台17は、プラスチック、金属、セラミック等既存のものを用いることができる。
凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200とは、凸部101と凹部201を嵌合して着脱自在となっている。
なお、凸部101と凹部201は図に示された形状に限られるものではなく、互いに嵌合することができればいかなる形状でも用いることができる。
なお、凸部101と凹部201は図に示された形状に限られるものではなく、互いに嵌合することができればいかなる形状でも用いることができる。
次に、図4〜図6を用いて、実施形態1の光学接続構造の製造方法について説明する。
図4は実施形態Iの凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持した状態を示す断面図、図5は実施形態1の凹部を有する接続部材と光機能部品とを位置合わせした状態を示す側面図、図6は実施形態1の凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを一体化する過程を示す側面図であって、(a)は一体化前の図、(b)は一体化させつつある図、(c)一体化後の図である。
図4は実施形態Iの凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持した状態を示す断面図、図5は実施形態1の凹部を有する接続部材と光機能部品とを位置合わせした状態を示す側面図、図6は実施形態1の凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを一体化する過程を示す側面図であって、(a)は一体化前の図、(b)は一体化させつつある図、(c)一体化後の図である。
まず、図4に示すように、光伝送媒体1を凸部を有する接続部材100の保持部102に載せることで、光伝送媒体を凸部を有する接続部材100に保持させる。
次に、図5に示すように、光機能部品16上に位置合わせ部Hがくるようにして土台17に凹部を有する接続部材200を載せることで、凹部を有する接続部材200と光機能部品16との位置合わせができる。
そして、図6に示すように、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200とを一体化させることで実施形態1の光学接続構造を形成することができる。
まず、図6(a)に示すように、光伝送媒体1を保持した凸部を有する接続部材100を、光機能部品16と位置合わせされた凹部を有する接続部材200に近づける。
次に、図6(b)に示すように、凸部101を凹部201に嵌め込んでいく。
そして、図6(c)に示すように、凸部101を接続部材200の凹部201に嵌合させる。このとき、押圧部206は自身の弾性によって凸部を有する接続部材100を押圧しており、凸部を有する接続部材100は凹部を有する接続部材200に一体化されている。
なお、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200は着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで光学接続構造を解除できる。
次に、図5に示すように、光機能部品16上に位置合わせ部Hがくるようにして土台17に凹部を有する接続部材200を載せることで、凹部を有する接続部材200と光機能部品16との位置合わせができる。
そして、図6に示すように、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200とを一体化させることで実施形態1の光学接続構造を形成することができる。
まず、図6(a)に示すように、光伝送媒体1を保持した凸部を有する接続部材100を、光機能部品16と位置合わせされた凹部を有する接続部材200に近づける。
次に、図6(b)に示すように、凸部101を凹部201に嵌め込んでいく。
そして、図6(c)に示すように、凸部101を接続部材200の凹部201に嵌合させる。このとき、押圧部206は自身の弾性によって凸部を有する接続部材100を押圧しており、凸部を有する接続部材100は凹部を有する接続部材200に一体化されている。
なお、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200は着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで光学接続構造を解除できる。
(実施形態2)
次に、図7および図8を用いて実施形態2の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図7は実施形態2の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はロ−ロ線断面図、(c)は斜視図、図8は実施形態2の凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持した状態を示す断面図である。
100aは凸部を有する接続部材、102aは保持部である。
次に、図7および図8を用いて実施形態2の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図7は実施形態2の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はロ−ロ線断面図、(c)は斜視図、図8は実施形態2の凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持した状態を示す断面図である。
100aは凸部を有する接続部材、102aは保持部である。
実施形態2は、実施形態1の凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100aに代えたこと、および光伝送媒体1を180°曲げて用いたこと、を除いて、実施形態1と同一である。
図7に示すように、保持部102aを中空に支えるようにして、凸部を有する接続部材100aを橋状にすることで光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませることができる。保持部102aの形状は、光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませると、垂直方向から進入してきた光が光伝送媒体1内を抜けるように(図8のLのように進行するように)計算しておくことが好ましい。
そして、図8に示すように、光伝送媒体1の一端を180°の角度に折り曲げて保持部102aに引っ掛けて回りこませることで、凸部を有する接続部材100aは光伝送媒体1をよりしっかりと保持できる。
図7に示すように、保持部102aを中空に支えるようにして、凸部を有する接続部材100aを橋状にすることで光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませることができる。保持部102aの形状は、光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませると、垂直方向から進入してきた光が光伝送媒体1内を抜けるように(図8のLのように進行するように)計算しておくことが好ましい。
そして、図8に示すように、光伝送媒体1の一端を180°の角度に折り曲げて保持部102aに引っ掛けて回りこませることで、凸部を有する接続部材100aは光伝送媒体1をよりしっかりと保持できる。
(実施形態3)
次に、図9および図10を用いて実施形態3の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図9は実施形態3の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はハ−ハ線断面図、図10は実施形態3の凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持する過程を示す断面図であって、(a)は保持前の図、(b)は保持しつつある図、(c)保持している図である。
100bは凸部を有する接続部材、106は軸受部、107は偏心カム、108は回転軸である。
次に、図9および図10を用いて実施形態3の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図9は実施形態3の凸部を有する接続部材を示した図であって、(a)は平面図、(b)はハ−ハ線断面図、図10は実施形態3の凸部を有する接続部材が光伝送媒体を保持する過程を示す断面図であって、(a)は保持前の図、(b)は保持しつつある図、(c)保持している図である。
100bは凸部を有する接続部材、106は軸受部、107は偏心カム、108は回転軸である。
実施形態3は、実施形態1の凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100bに代えたことを除き、実施形態1と同一である。
図9に示すように、凸部を有する接続部材100bは、軸受部106、偏心カム107、回転軸108を有する。
偏心カム107は回転軸108を軸として回転自在であり、偏心カム構造を構成する。
凸部を有する接続部材100bは、図10に示すように、光伝送媒体1を保持することができる。
すなわち、まず図10(a)に示すように、光伝送媒体1を凸部を有する接続部材100bに近づける。
次に、図10(b)に示すように、光伝送媒体1を、偏心カム107を回しながら挿入していく。
そして、図10(c)に示すように、光伝送媒体1を保持部102に載せる。このとき、偏心カム107は光伝送媒体1を保持部102に押さえつけており、光伝送媒体1は抜けてしまうことがない。
なお、光伝送媒体1と凸部を有する接続部材100bは着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで保持を解除できる。
図9に示すように、凸部を有する接続部材100bは、軸受部106、偏心カム107、回転軸108を有する。
偏心カム107は回転軸108を軸として回転自在であり、偏心カム構造を構成する。
凸部を有する接続部材100bは、図10に示すように、光伝送媒体1を保持することができる。
すなわち、まず図10(a)に示すように、光伝送媒体1を凸部を有する接続部材100bに近づける。
次に、図10(b)に示すように、光伝送媒体1を、偏心カム107を回しながら挿入していく。
そして、図10(c)に示すように、光伝送媒体1を保持部102に載せる。このとき、偏心カム107は光伝送媒体1を保持部102に押さえつけており、光伝送媒体1は抜けてしまうことがない。
なお、光伝送媒体1と凸部を有する接続部材100bは着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで保持を解除できる。
(実施形態4)
次に、図11を用いて実施形態4の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図11は実施形態4の光学接続構造の側面図である。
1′は他の光伝送媒体、100′は凸部を有する接続部材、101′は凸部、103′は丘部、200′は凹部を有する接続部材、202′は突出部、203′は板部、206′は押圧部である。凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200、および、凸部を有する接続部材100′と凹部を有する接続部材200′は光学接続部品を構成する。
次に、図11を用いて実施形態4の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図11は実施形態4の光学接続構造の側面図である。
1′は他の光伝送媒体、100′は凸部を有する接続部材、101′は凸部、103′は丘部、200′は凹部を有する接続部材、202′は突出部、203′は板部、206′は押圧部である。凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200、および、凸部を有する接続部材100′と凹部を有する接続部材200′は光学接続部品を構成する。
実施形態4は、実施形態1の光機能部品16および土台17を、他の光伝送媒体1′と凸部を有する接続部材100′と凹部を有する接続部材200′とに代えたことを除き、実施形態1と同一である。
すなわち、実施形態4は、2つの光学接続部品[(100+200)および(100′+200′)]を、板部203、203′を介して重ね合わせて、光伝送媒体1と他の光伝送媒体1′を接続した垂直方向の光学接続構造である。
予め凸部を有する接続部材100′に他の光伝送媒体1′を保持させて凹部を有する接続部材200′と一体化させておき、凹部を有する接続部材200′が上にくるように基板5上に配置する。
そして、凹部を有する接続部材200を凹部を有する接続部材200′上に位置合わせして配置し、光伝送媒体1を保持した凸部を有する接続部材100を一体化させることで光伝送媒体同士を垂直に接続することができる。
すなわち、実施形態4は、2つの光学接続部品[(100+200)および(100′+200′)]を、板部203、203′を介して重ね合わせて、光伝送媒体1と他の光伝送媒体1′を接続した垂直方向の光学接続構造である。
予め凸部を有する接続部材100′に他の光伝送媒体1′を保持させて凹部を有する接続部材200′と一体化させておき、凹部を有する接続部材200′が上にくるように基板5上に配置する。
そして、凹部を有する接続部材200を凹部を有する接続部材200′上に位置合わせして配置し、光伝送媒体1を保持した凸部を有する接続部材100を一体化させることで光伝送媒体同士を垂直に接続することができる。
(実施形態5)
まず、図12〜図13を用いて実施形態5の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図12は実施形態5の光学接続構造を示す分解斜視図、図13は実施形態5の光学接続部品を示した図であって、(a)は平面図、(b)はニ−ニ線断面図である。
まず、図12〜図13を用いて実施形態5の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図12は実施形態5の光学接続構造を示す分解斜視図、図13は実施形態5の光学接続部品を示した図であって、(a)は平面図、(b)はニ−ニ線断面図である。
1は光ファイバ等の光伝送媒体、5は基板、8は折り曲げ部、16は面発光レーザなどの光機能部品、17a、17bは土台、300は光学接続部品、301は肩部、302は光伝送媒体1を保持する保持部、303は丘部、350は回転軸351により偏心カムとして回転自在に丘部303に設けられている蓋、351は回転軸、Hは光機能部品と位置合わせする位置合わせ部、Wは押し当て壁である。
実施形態5の光学接続構造は、光伝送媒体1と光機能部品16とを、光学接続部品300を用いて垂直方向に接続させている。
光伝送媒体1は、単心の光ファイバに限られず、光ファイバを複数本テープ化したテープ心線などでもよい。その際、光の進行方向を屈曲させるために通常行われているように、折り曲げ部を有さずに直線状のまま先端を斜めにカットし、そのカット角による反射偏向により光軸を変えても良いが、図12に示すように、少なくとも光ファイバの一端を折り曲げられて、折り曲げ部8を有した光伝送媒体1を用いるのが作製上簡潔で好ましい。光伝送媒体の曲げ半径は、光伝送媒体の直径の105%〜200%が好ましい。105%未満だと内半径が小さくなりすぎ、200%を超えるとスペースを多く取ってしまうからである。なお、光ファイバの断面が楕円等である場合は、曲げ方向の径の105%〜200%が好ましい。
光伝送媒体の一端を90°に折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断する。その後、切断面を研磨し、折り曲げ部8を有する光伝送媒体1を作成した。折り曲げ部8から先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体1は、コーナーに反射性をもたせるために折り曲げ部8のカドを平坦に研磨してもよく、さらには、折り曲げ部8を平坦に研磨して金属等の反射材を設けても良い。
光伝送媒体1は、単心の光ファイバに限られず、光ファイバを複数本テープ化したテープ心線などでもよい。その際、光の進行方向を屈曲させるために通常行われているように、折り曲げ部を有さずに直線状のまま先端を斜めにカットし、そのカット角による反射偏向により光軸を変えても良いが、図12に示すように、少なくとも光ファイバの一端を折り曲げられて、折り曲げ部8を有した光伝送媒体1を用いるのが作製上簡潔で好ましい。光伝送媒体の曲げ半径は、光伝送媒体の直径の105%〜200%が好ましい。105%未満だと内半径が小さくなりすぎ、200%を超えるとスペースを多く取ってしまうからである。なお、光ファイバの断面が楕円等である場合は、曲げ方向の径の105%〜200%が好ましい。
光伝送媒体の一端を90°に折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断する。その後、切断面を研磨し、折り曲げ部8を有する光伝送媒体1を作成した。折り曲げ部8から先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体1は、コーナーに反射性をもたせるために折り曲げ部8のカドを平坦に研磨してもよく、さらには、折り曲げ部8を平坦に研磨して金属等の反射材を設けても良い。
光学接続部品300は、肩部301と保持部302と丘部303と蓋350を有している。肩部301はコの字状に保持部302を取り囲んでおり、肩部301と保持部302との段差を利用して、保持部302に光伝送媒体1を保持することができる。保持部302の奥は肩部301の一部である押し当て壁Wに行き当たっており、押し当て壁Wの足下には、位置合わせ部Hとして保持部302を真下に貫く貫通孔が設けられている。
位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるようにすることで、容易に光学接続部品300と光機能部品16の位置合わせができる。
蓋350は回転軸351により回転自在に丘部303に設けられており、開いた状態では光伝送媒体1を位置合わせ部Hへ挿し込むことができ、閉じた状態では光伝送媒体1を保持することができる。
蓋350と回転軸351と丘部303とは、光伝送媒体1を押し当て壁Wへ押し当てることで、該光伝送媒体1を位置合わせ部へ位置合わせする押し当て手段を構成する。なお、詳細は図14を用いて後述する。
蓋350と回転軸351と丘部303とは、偏心カム構造を構成することが好ましい。
蓋350を開閉することで、光学接続部品300は、光伝送媒体1を着脱自在に保持することができる。
位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるようにすることで、容易に光学接続部品300と光機能部品16の位置合わせができる。
蓋350は回転軸351により回転自在に丘部303に設けられており、開いた状態では光伝送媒体1を位置合わせ部Hへ挿し込むことができ、閉じた状態では光伝送媒体1を保持することができる。
蓋350と回転軸351と丘部303とは、光伝送媒体1を押し当て壁Wへ押し当てることで、該光伝送媒体1を位置合わせ部へ位置合わせする押し当て手段を構成する。なお、詳細は図14を用いて後述する。
蓋350と回転軸351と丘部303とは、偏心カム構造を構成することが好ましい。
蓋350を開閉することで、光学接続部品300は、光伝送媒体1を着脱自在に保持することができる。
光機能部品16は基板5に取り付けることで、基板5と垂直方向に光軸をもつ。
土台17a、17bは光学接続部品300を載せるための台であり、光機能部品16の周囲に築かれている。光機能部品16および土台17a、17bは、プラスチック、金属、セラミック等既存のものを用いることができる。
光伝送媒体1を保持した光学接続部品300を、土台17a、17b上に設置することで、実施形態5の光学接続構造が形成される。
光学接続部品300は土台17a、17b上に載置するだけでもよいが、接着剤等により土台17a、17bに固定することが好ましい。
土台17a、17bは光学接続部品300を載せるための台であり、光機能部品16の周囲に築かれている。光機能部品16および土台17a、17bは、プラスチック、金属、セラミック等既存のものを用いることができる。
光伝送媒体1を保持した光学接続部品300を、土台17a、17b上に設置することで、実施形態5の光学接続構造が形成される。
光学接続部品300は土台17a、17b上に載置するだけでもよいが、接着剤等により土台17a、17bに固定することが好ましい。
次に、図14〜図15を用いて、実施形態5の光学接続構造の製造方法について説明する。
図14は実施形態5の光学接続部品に光伝送媒体を保持させる過程を示す断面図であって、(a)は保持前の図、(b)は光伝送媒体を挿入した状態の図、(c)は蓋を閉めつつある状態の図、(d)は保持した状態の図、図15は実施形態5の光学接続部品を土台に設置した状態の図である。
Tは光伝送媒体1の撓み部である。
図14は実施形態5の光学接続部品に光伝送媒体を保持させる過程を示す断面図であって、(a)は保持前の図、(b)は光伝送媒体を挿入した状態の図、(c)は蓋を閉めつつある状態の図、(d)は保持した状態の図、図15は実施形態5の光学接続部品を土台に設置した状態の図である。
Tは光伝送媒体1の撓み部である。
まず、図14(a)に示すように、光伝送媒体1を蓋350を開いた状態の光学接続部品300に近づける。
次に、図14(b)に示すように、光伝送媒体1を保持部302に沿わせて挿し込み、先端を位置合わせ部Hまで至らしめる。
そして、図14(c)に示すように、蓋350を回転軸351を中心に回転させていく。このとき、蓋350の先が光伝送媒体1を保持部302へ押さえつけ、回転にしたがって光伝送媒体1を引きずるようにして僅かに押し当て壁Wの方向へ押し出す。これにより光伝送媒体1の折り曲げ部8が押し当て壁Wに押し当てられて、光伝送媒体1の先端が位置合わせ部Hに深く入り込むことで、光伝送媒体1が位置合わせ部Hに位置合わせされる。
また、このとき光伝送媒体1が溝の形状に合わせて整形されるようにすることもできる。すなわち、図14(c)に示すように、折り曲げ部8がほぼ直角となり、光伝送媒体1の先端が真下方向を向くように光伝送媒体1を整形してもよい。
なお、図14(c)に示すように、蓋350の先が光伝送媒体1を押さえつけることで、光伝送媒体1の弾性により撓み部Tが発生することがある。
しかしながら、図14(d)に示すように、蓋350をさらに回転させて閉じた状態にすることで、撓み部Tを整えつつ、光伝送媒体1を保持できる。
以上により、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができる。
光伝送媒体1は、先端が位置合わせ部Hに深く入り込んでおり、上方は蓋350に遮られているので抜けてしまうことがない。
なお、光伝送媒体1と光学接続部品300とは蓋350の開閉により着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで保持を解除できる。
次に、図14(b)に示すように、光伝送媒体1を保持部302に沿わせて挿し込み、先端を位置合わせ部Hまで至らしめる。
そして、図14(c)に示すように、蓋350を回転軸351を中心に回転させていく。このとき、蓋350の先が光伝送媒体1を保持部302へ押さえつけ、回転にしたがって光伝送媒体1を引きずるようにして僅かに押し当て壁Wの方向へ押し出す。これにより光伝送媒体1の折り曲げ部8が押し当て壁Wに押し当てられて、光伝送媒体1の先端が位置合わせ部Hに深く入り込むことで、光伝送媒体1が位置合わせ部Hに位置合わせされる。
また、このとき光伝送媒体1が溝の形状に合わせて整形されるようにすることもできる。すなわち、図14(c)に示すように、折り曲げ部8がほぼ直角となり、光伝送媒体1の先端が真下方向を向くように光伝送媒体1を整形してもよい。
なお、図14(c)に示すように、蓋350の先が光伝送媒体1を押さえつけることで、光伝送媒体1の弾性により撓み部Tが発生することがある。
しかしながら、図14(d)に示すように、蓋350をさらに回転させて閉じた状態にすることで、撓み部Tを整えつつ、光伝送媒体1を保持できる。
以上により、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができる。
光伝送媒体1は、先端が位置合わせ部Hに深く入り込んでおり、上方は蓋350に遮られているので抜けてしまうことがない。
なお、光伝送媒体1と光学接続部品300とは蓋350の開閉により着脱自在であり、これまでの手順を、逆に行うことで保持を解除できる。
次に、図15に示すように、光伝送媒体1を保持した光学接続部品300を、基板5に設けられた土台17a、17b上に接着剤等で固定することで、光伝送媒体1と光機能部品16が位置合わせされ、実施形態5の光学接続構造が形成される。
接続の方向は、光伝送媒体1の直線部分の光軸に対して垂直方向である。すなわち、基板5に対して垂直方向で接続される。
接続の方向は、光伝送媒体1の直線部分の光軸に対して垂直方向である。すなわち、基板5に対して垂直方向で接続される。
なお、工程の順序を入れ換えて、光学接続部品300を先に土台17a、17b上へ設置し、次に光伝送媒体1を光学接続部品300に保持させることもできる。
すなわち、まず、光学接続部品300の位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように位置合わせして、光学接続部品300を土台17a、17bに接着剤等で固定する。
次に、光伝送媒体1を、光学接続部品300の保持部302に沿わせて挿し込み、先端を位置合わせ部Hまで至らしめる。
その後、蓋350を回転して閉じた状態にすることで、光伝送媒体1を保持部302に押さえつけながら、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てることができ、光伝送媒体1の先端が位置合わせ部Hに深く入り込むことで、光伝送媒体1が位置合わせ部Hに位置合わせされる。また、光伝送媒体1を溝の形状に合わせて整形することもできる。
以上により、実施形態5の光学接続構造が形成される。
すなわち、まず、光学接続部品300の位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように位置合わせして、光学接続部品300を土台17a、17bに接着剤等で固定する。
次に、光伝送媒体1を、光学接続部品300の保持部302に沿わせて挿し込み、先端を位置合わせ部Hまで至らしめる。
その後、蓋350を回転して閉じた状態にすることで、光伝送媒体1を保持部302に押さえつけながら、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てることができ、光伝送媒体1の先端が位置合わせ部Hに深く入り込むことで、光伝送媒体1が位置合わせ部Hに位置合わせされる。また、光伝送媒体1を溝の形状に合わせて整形することもできる。
以上により、実施形態5の光学接続構造が形成される。
(実施形態6)
次に、図16を用いて実施形態6の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図16は実施形態6の光学接続構造を示す分解斜視図である。
300aは光学接続部品、317a、317bは土台脚である。なお、他の構成は実施形態5と同一であるので詳細な説明は省略する。
次に、図16を用いて実施形態6の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図16は実施形態6の光学接続構造を示す分解斜視図である。
300aは光学接続部品、317a、317bは土台脚である。なお、他の構成は実施形態5と同一であるので詳細な説明は省略する。
実施形態6は、実施形態5の光学接続部品300を光学接続部品300aに代えて、土台17a、17bを排除したことを除いて、実施形態5と同様である。
すなわち、図16に示すように、光学接続部品300に土台脚317a、317bを設けることで、予め基板5上に土台を設ける必要がない。
実施形態6によれば、光学接続部品300と土台を一体化することで、光学接続構造における部品点数が少なくて済むのでコストを軽減することができる。
すなわち、図16に示すように、光学接続部品300に土台脚317a、317bを設けることで、予め基板5上に土台を設ける必要がない。
実施形態6によれば、光学接続部品300と土台を一体化することで、光学接続構造における部品点数が少なくて済むのでコストを軽減することができる。
(実施形態7)
次に、図17〜図19を用いて実施形態7の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図17は実施形態7の光学接続部品を示す斜視図、図18は実施形態7の光学接続部品を示した図であって、(a)は平面図、(b)はホ−ホ線断面図、図19は実施形態7の光学接続部品に光伝送媒体を保持させた状態を示す断面図である。
300bは光学接続部品、302bは保持部、Lは光である。
次に、図17〜図19を用いて実施形態7の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図17は実施形態7の光学接続部品を示す斜視図、図18は実施形態7の光学接続部品を示した図であって、(a)は平面図、(b)はホ−ホ線断面図、図19は実施形態7の光学接続部品に光伝送媒体を保持させた状態を示す断面図である。
300bは光学接続部品、302bは保持部、Lは光である。
実施形態7は、実施形態5の光学接続部品300を光学接続部品300bに代えて、光伝送媒体1を180°曲げて用いたことを除いて、実施例5と同様である。
図17および図18に示すように、保持部302bを中空に支えるようにして、光学接続部品300bを橋状にしておくことで光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませることができる。保持部302bの形状は、光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませると、垂直方向から進入してきた光が光伝送媒体1内を抜けるように(図19の光Lのように進行するように)計算しておくことが好ましい。
そして、図19に示すように、光伝送媒体1の一端を180°の角度に折り曲げて保持部302bに引っ掛けて回りこませることで、光学接続部品300bは光伝送媒体1をよりしっかりと保持できる。
図17および図18に示すように、保持部302bを中空に支えるようにして、光学接続部品300bを橋状にしておくことで光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませることができる。保持部302bの形状は、光伝送媒体1を引っ掛けて回りこませると、垂直方向から進入してきた光が光伝送媒体1内を抜けるように(図19の光Lのように進行するように)計算しておくことが好ましい。
そして、図19に示すように、光伝送媒体1の一端を180°の角度に折り曲げて保持部302bに引っ掛けて回りこませることで、光学接続部品300bは光伝送媒体1をよりしっかりと保持できる。
(実施形態8)
次に、図20を用いて実施形態8の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図20は実施形態8の光学接続構造を示す断面図である。
1′は光伝送媒体、8′は折り曲げ部、300′は光学接続部品、301′は肩部、302′は保持部、303′は丘部、350′は蓋、351′は回転軸である。
次に、図20を用いて実施形態8の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図20は実施形態8の光学接続構造を示す断面図である。
1′は光伝送媒体、8′は折り曲げ部、300′は光学接続部品、301′は肩部、302′は保持部、303′は丘部、350′は蓋、351′は回転軸である。
実施形態8は、実施形態5の光機能部品16および土台17a、17bを、他の光伝送媒体1′と光学接続部品300′に代えたことを除き、実施形態5と同様である。
すなわち、実施形態8は、2つの光学接続部品(300および300′)を、保持部302、302′を介して重ね合わせて、光伝送媒体1と他の光伝送媒体1′を接続した垂直方向の光学接続構造である。
すなわち、実施形態8は、2つの光学接続部品(300および300′)を、保持部302、302′を介して重ね合わせて、光伝送媒体1と他の光伝送媒体1′を接続した垂直方向の光学接続構造である。
予め光学接続部品300′に他の光伝送媒体1′を保持させておき、保持部302′が上にくるように基板5上に配置する。
そして、光学接続部品300に光伝送媒体1を保持させて光学接続部品300′上に位置合わせして配置することで光伝送媒体同士を垂直に接続することができる。
そして、光学接続部品300に光伝送媒体1を保持させて光学接続部品300′上に位置合わせして配置することで光伝送媒体同士を垂直に接続することができる。
(実施形態9)
次に、図21を用いて実施形態9の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図21は実施形態9の光学接続構造を示す断面図である。
1は光伝送媒体、8は折り曲げ部、300は光学接続部品、301は肩部、302は保持部、303は丘部、318は底板、350は蓋、351は回転軸、Sは収納部である。
次に、図21を用いて実施形態9の光学接続部品とそれを用いた光学接続構造について説明する。
図21は実施形態9の光学接続構造を示す断面図である。
1は光伝送媒体、8は折り曲げ部、300は光学接続部品、301は肩部、302は保持部、303は丘部、318は底板、350は蓋、351は回転軸、Sは収納部である。
実施形態9は、実施形態5の光接続部品300を土台脚317a、317bおよび底板318を有する光学接続部品300cに代えたことを除き、実施形態5と同様である。
土台脚の下に底板318を備えることで収納部Sを設け、該収納部に光機能部品16を収納する。これにより予め光機能部品16と一体化した光学接続部品300cを得ることができる。
土台脚の下に底板318を備えることで収納部Sを設け、該収納部に光機能部品16を収納する。これにより予め光機能部品16と一体化した光学接続部品300cを得ることができる。
(実施形態10)
図22〜図25を用いて実施形態10について説明する。
図22は実施形態10の光学接続構造を示した斜視図、図23は実施形態10の光学接続構造を示した正面図である。
7は接続される他の光伝送媒体であるマルチモード光ファイバの4心のテープ心線、2はテープ心線1の先に取り付けたMTコネクタ、3aはプリント基板5上に配置された光伝送媒体、4はプリント基板5に設けられたMTコネクタ用のガイドピン、5はプリント基板、6は接続される他の光伝送媒体であるプラスチック光ファイバであって、例えば0.5mmΦのものである。8は光伝送媒体3aの両端が180°の角度に折り曲げられてなる折り曲げ部、10はメンディングテープである。
光伝送媒体3aは、光ファイバ心線からなり、その両端が180°の角度に折り曲げられており、折り曲げ部8を有している。
MTコネクタ2は、その先端が折り曲げ部8に接触した状態でガイドピン4によって固定されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部8に接触した状態で接着剤等により固定されている。
実施形態10の光学接続構造は以上の構成からなり、テープ心線7とプラスチック光ファイバ6とが光伝送媒体3aを介して接続されている。
図22〜図25を用いて実施形態10について説明する。
図22は実施形態10の光学接続構造を示した斜視図、図23は実施形態10の光学接続構造を示した正面図である。
7は接続される他の光伝送媒体であるマルチモード光ファイバの4心のテープ心線、2はテープ心線1の先に取り付けたMTコネクタ、3aはプリント基板5上に配置された光伝送媒体、4はプリント基板5に設けられたMTコネクタ用のガイドピン、5はプリント基板、6は接続される他の光伝送媒体であるプラスチック光ファイバであって、例えば0.5mmΦのものである。8は光伝送媒体3aの両端が180°の角度に折り曲げられてなる折り曲げ部、10はメンディングテープである。
光伝送媒体3aは、光ファイバ心線からなり、その両端が180°の角度に折り曲げられており、折り曲げ部8を有している。
MTコネクタ2は、その先端が折り曲げ部8に接触した状態でガイドピン4によって固定されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部8に接触した状態で接着剤等により固定されている。
実施形態10の光学接続構造は以上の構成からなり、テープ心線7とプラスチック光ファイバ6とが光伝送媒体3aを介して接続されている。
次に、図24および図25を用いて、実施形態10の光学接続構造の製造方法について説明する。
図24は光ファイバ心線のテープ化装置の一例を示す斜視図、図25は実施形態10の光学接続構造に用いられる光伝送媒体の作製方法を示す斜視図であって、(a)はテープ化した光ファイバ心線、(b)は折り曲げた光ファイバ心線である光伝送媒体である。
3はテープ化した光ファイバ心線、401w〜401zは光ファイバ心線、404は被覆材料塗布開始位置、405は被覆材料塗布終了位置、407は粘着テープ、408はディスペンサ、409は一軸制御ロボット、410は光ファイバを載置するための基板、411はボールネジ軸、412は可動ユニット、413は柔軟なパイプ、414は駆動モータ、415は軸受け、Nはノズルである。
図24は光ファイバ心線のテープ化装置の一例を示す斜視図、図25は実施形態10の光学接続構造に用いられる光伝送媒体の作製方法を示す斜視図であって、(a)はテープ化した光ファイバ心線、(b)は折り曲げた光ファイバ心線である光伝送媒体である。
3はテープ化した光ファイバ心線、401w〜401zは光ファイバ心線、404は被覆材料塗布開始位置、405は被覆材料塗布終了位置、407は粘着テープ、408はディスペンサ、409は一軸制御ロボット、410は光ファイバを載置するための基板、411はボールネジ軸、412は可動ユニット、413は柔軟なパイプ、414は駆動モータ、415は軸受け、Nはノズルである。
まず、図24(a)に示すテープ化装置を用いてプラスチック光ファイバ心線4本をテープ化することで、テープ化した光ファイバ心線3を得る。
テープ化装置は、一軸制御ロボット409と被覆材料をノズルに供給するためのディスペンサ408などの材料供給装置とより構成されるものであって、一軸制御ロボット409は、光ファイバ心線を載置するための基板410を有しており、また、長手方向に沿ってボールネジ軸411が配置され、端部には駆動モータ414が設けられ、他端部は軸受415によって支持され、このボールネジには可動ユニット412が螺合し、その可動ユニット412はノズルNをステージ面に対して垂直に設置したものである。可動ユニット412において、ノズルNは上下方向および左右方向にも移動可能であり、所定の位置に固定するように構成されている。また、ノズルNには柔軟なパイプ413が連結されており、ディスペンサ408から被覆材料が供給されるようになっている。ノズルNとしては、ステンレス鋼製のディスペンサニードルが好ましい。
テープ化装置は、一軸制御ロボット409と被覆材料をノズルに供給するためのディスペンサ408などの材料供給装置とより構成されるものであって、一軸制御ロボット409は、光ファイバ心線を載置するための基板410を有しており、また、長手方向に沿ってボールネジ軸411が配置され、端部には駆動モータ414が設けられ、他端部は軸受415によって支持され、このボールネジには可動ユニット412が螺合し、その可動ユニット412はノズルNをステージ面に対して垂直に設置したものである。可動ユニット412において、ノズルNは上下方向および左右方向にも移動可能であり、所定の位置に固定するように構成されている。また、ノズルNには柔軟なパイプ413が連結されており、ディスペンサ408から被覆材料が供給されるようになっている。ノズルNとしては、ステンレス鋼製のディスペンサニードルが好ましい。
まず、一軸制御ロボット409の可動ユニット412が移動するラインに沿って基板410上に、4本の光ファイバ心線401w〜401zを並列に整列させ、各光ファイバ心線に一定の張力がかかるように、両端の被覆を施さない部分を粘着テープ407で留めて固定する。
なお、粘着テープ407で留めて固定する代わりに、粘着シートを敷いてその上に光ファイバ心線を貼付してしまってもよい。
被覆材料として、熱硬化性のシリコーンゴム樹脂を用い、被覆材料をノズルに供給するための材料供給装置として、ディスペンサ408を用いる。
次に、上記一軸制御ロボット409の可動ユニット412を制御して、整列させた4本の光ファイバ心線401w〜401zの被覆材料塗布開始位置404にノズルNを移動させる(図24(a))。
一軸制御ロボット409の可動ユニット412を調節してノズルNの中心が4本の光ファイバ心線401w〜401zの中央になるようにし、光ファイバ心線とノズルNの先端の間隔を設定する。
なお、粘着テープ407で留めて固定する代わりに、粘着シートを敷いてその上に光ファイバ心線を貼付してしまってもよい。
被覆材料として、熱硬化性のシリコーンゴム樹脂を用い、被覆材料をノズルに供給するための材料供給装置として、ディスペンサ408を用いる。
次に、上記一軸制御ロボット409の可動ユニット412を制御して、整列させた4本の光ファイバ心線401w〜401zの被覆材料塗布開始位置404にノズルNを移動させる(図24(a))。
一軸制御ロボット409の可動ユニット412を調節してノズルNの中心が4本の光ファイバ心線401w〜401zの中央になるようにし、光ファイバ心線とノズルNの先端の間隔を設定する。
次に、一軸制御ロボット409の可動ユニット412の移動速度およびディスペンサ408の吐出圧を設定する。ノズルNの移動開始と共に被覆材料403の吐出を開始して、ノズルNを光ファイバ軸方向に移動させることによって被覆材料を光ファイバ心線401w〜401z上に塗布する(図24(b))。
被覆材料塗布終了位置405までノズルNが移動した時点で、被覆材料の吐出を停止する(図24(c))。
その後、室温で1時間静置することによって被覆材料の硬化を行い、テープ化した光ファイバ心線3を得ることができる(テープ化のさらなる詳細については、特開2004−045937、特開2004−163634を参照できる)。
なお、被覆材料を塗布、硬化させるには別の装置や方法を用いてもよいが、図24に示すテープ化装置を用いると、一定圧力で被覆材料を吐出させながらノズルNを移動させることによって、被覆するのに必要な材料だけを吐出できるために歩留まりが良好であり、被覆材料のコストを削減することもできて好適である。
被覆材料塗布終了位置405までノズルNが移動した時点で、被覆材料の吐出を停止する(図24(c))。
その後、室温で1時間静置することによって被覆材料の硬化を行い、テープ化した光ファイバ心線3を得ることができる(テープ化のさらなる詳細については、特開2004−045937、特開2004−163634を参照できる)。
なお、被覆材料を塗布、硬化させるには別の装置や方法を用いてもよいが、図24に示すテープ化装置を用いると、一定圧力で被覆材料を吐出させながらノズルNを移動させることによって、被覆するのに必要な材料だけを吐出できるために歩留まりが良好であり、被覆材料のコストを削減することもできて好適である。
そして、テープ化した光ファイバ心線3の両端を180度折り返し、図25(b)に示すように、光伝送媒体3aを作成した。
次に、予め穴を2つ開け、ガイドピン4を差し込んで固定したプリント基板5上に光伝送媒体3aを配置した。
このとき、ガイドピン4の中間に、折り曲げ部8の先端を位置合わせし、折り返された光ファイバ心線が上方になるようにして、光伝送媒体3aをメンディングテープ10等でプリント基板5上に固定する。
次に、予め穴を2つ開け、ガイドピン4を差し込んで固定したプリント基板5上に光伝送媒体3aを配置した。
このとき、ガイドピン4の中間に、折り曲げ部8の先端を位置合わせし、折り返された光ファイバ心線が上方になるようにして、光伝送媒体3aをメンディングテープ10等でプリント基板5上に固定する。
その後、MTコネクタ2と、プリント基板5上のガイドピン4とを位置合わせし、MTコネクタ2で光伝送媒体3aを押し付けるようにして、図22および図23のように光学接続させた。
また、光伝送媒体3aの他端には、プラスチック光ファイバ6を接着剤等で固定して光学接続させた。
本実施形態によれば、光ファイバをテープ化して折り曲げるだけで、簡単に、いわゆる垂直変換光路である光伝送媒体3aを得ることができ、これを用いた光学接続構造を作製できる。
また、光伝送媒体3aの他端には、プラスチック光ファイバ6を接着剤等で固定して光学接続させた。
本実施形態によれば、光ファイバをテープ化して折り曲げるだけで、簡単に、いわゆる垂直変換光路である光伝送媒体3aを得ることができ、これを用いた光学接続構造を作製できる。
(実施形態11)
次に、図26および図27を用いて実施形態11について説明する。
図26は実施形態11の光学接続構造を示した正面図である。
3bは光伝送媒体、9aは折り曲げ部である。
実施形態11の光学接続構造は、光伝送媒体3aを光伝送媒体3bに代えたことを除いて、実施形態10と同様の構成である。
光伝送媒体3bは、その両端が90°の角度に折り曲げられて、切断されており、折り曲げ部9aを有している。
MTコネクタ2は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態でガイドピン4によって固定されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態で接着剤等により固定されている。
実施形態11の光学接続構造は、テープ心線7とプラスチック光ファイバ6とが光伝送媒体3bを介して接続されている。
次に、図26および図27を用いて実施形態11について説明する。
図26は実施形態11の光学接続構造を示した正面図である。
3bは光伝送媒体、9aは折り曲げ部である。
実施形態11の光学接続構造は、光伝送媒体3aを光伝送媒体3bに代えたことを除いて、実施形態10と同様の構成である。
光伝送媒体3bは、その両端が90°の角度に折り曲げられて、切断されており、折り曲げ部9aを有している。
MTコネクタ2は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態でガイドピン4によって固定されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態で接着剤等により固定されている。
実施形態11の光学接続構造は、テープ心線7とプラスチック光ファイバ6とが光伝送媒体3bを介して接続されている。
次に、実施形態11の光学接続構造の製造方法について説明する。
図27は、実施形態11の光学接続構造に用いられる光ファイバ心線の作製方法を示す斜視図であって、(a)はテープ化した光ファイバ心線、(b)は折り曲げた光伝送媒体、(c)は折り曲げた先を切断された光伝送媒体、(d)および(e)は別形態の光伝送媒体である。
3′は両端を90度折り曲げた光ファイバ心線、3b´、3b´´は別形態の光伝送媒体、9a´は円弧部を平坦に研磨した折り曲げ部、9a´´は円弧部を平坦に研磨して反射材を設けた折り曲げ部である。
まず、実施形態10と同様にプラスチック光ファイバ4本をテープ化して、テープ化した光ファイバ心線3とした。
そして、その光ファイバ心線3の両端を90度に折り曲げ(図27(b))、折り曲げ部9aから約0.2mmのところで切断した(図27(c))。その後、切断面を研磨し、実施形態11の光伝送媒体3bを作成した。折り曲げ部9aから先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体3bは、図27(d)に示すように、円弧部を平坦に研磨して、折り曲げ部9a´を有する光伝送媒体3b´としてもよく、さらには、図27(e)に示すように、円弧部を平坦に研磨して金属等の反射材を設け、折り曲げ部9a´´を有する光伝送媒体3b´´としてもよい。
図27は、実施形態11の光学接続構造に用いられる光ファイバ心線の作製方法を示す斜視図であって、(a)はテープ化した光ファイバ心線、(b)は折り曲げた光伝送媒体、(c)は折り曲げた先を切断された光伝送媒体、(d)および(e)は別形態の光伝送媒体である。
3′は両端を90度折り曲げた光ファイバ心線、3b´、3b´´は別形態の光伝送媒体、9a´は円弧部を平坦に研磨した折り曲げ部、9a´´は円弧部を平坦に研磨して反射材を設けた折り曲げ部である。
まず、実施形態10と同様にプラスチック光ファイバ4本をテープ化して、テープ化した光ファイバ心線3とした。
そして、その光ファイバ心線3の両端を90度に折り曲げ(図27(b))、折り曲げ部9aから約0.2mmのところで切断した(図27(c))。その後、切断面を研磨し、実施形態11の光伝送媒体3bを作成した。折り曲げ部9aから先端までの長さは、特に制限はないが、省スペースの点から考えると2mm以下が好ましい。
なお、光伝送媒体3bは、図27(d)に示すように、円弧部を平坦に研磨して、折り曲げ部9a´を有する光伝送媒体3b´としてもよく、さらには、図27(e)に示すように、円弧部を平坦に研磨して金属等の反射材を設け、折り曲げ部9a´´を有する光伝送媒体3b´´としてもよい。
次に、予め穴を2つ開け、ガイドピン4を差し込んで固定したプリント基板5上に光伝送媒体3bを配置した。
このとき、ガイドピン4の中間に、折り曲げ部9aの先端を位置合わせし、先端が上方を向くようにして、光伝送媒体3bをメンディングテープ10等でプリント基板5上に固定する。
その後、MTコネクタ2と、プリント基板5上のガイドピン4とを位置合わせし、MTコネクタ2で光伝送媒体3bを押し付けるようにして、図26のように光学接続させた。
また、光伝送媒体3bの他端には、プラスチック光ファイバ6を接着剤等で固定して光学接続させた。
本実施形態によれば、プラスチック光ファイバをテープ化して折り曲げて、折り曲げた先を切断するだけで、簡単に、いわゆる垂直変換光路である光伝送媒体3bを得ることができ、これを用いた光学接続構造を作製できる。折り曲げた先を切断された光伝送媒体3bを用いることで、高さ方向のスペースを小さくすることができた。
このとき、ガイドピン4の中間に、折り曲げ部9aの先端を位置合わせし、先端が上方を向くようにして、光伝送媒体3bをメンディングテープ10等でプリント基板5上に固定する。
その後、MTコネクタ2と、プリント基板5上のガイドピン4とを位置合わせし、MTコネクタ2で光伝送媒体3bを押し付けるようにして、図26のように光学接続させた。
また、光伝送媒体3bの他端には、プラスチック光ファイバ6を接着剤等で固定して光学接続させた。
本実施形態によれば、プラスチック光ファイバをテープ化して折り曲げて、折り曲げた先を切断するだけで、簡単に、いわゆる垂直変換光路である光伝送媒体3bを得ることができ、これを用いた光学接続構造を作製できる。折り曲げた先を切断された光伝送媒体3bを用いることで、高さ方向のスペースを小さくすることができた。
(実施形態12)
次に、図28を用いて実施形態12について説明する。
図28は実施形態12の光学接続構造を示した正面図である。
3cは光伝送媒体、9bは折り曲げ部9aとは異なる向きに曲げられた折り曲げ部、16は接続される光機能部品である面発光レーザ、17はポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台、18はポリイミドフィルム、19は土台17およびポリイミドフィルム18からなる保護部品である。
光伝送媒体である光ファイバ心線3cは、その両端が互いに異なる向きに曲げられて、切断されており、折り曲げ部9a、9bを有している。
面発光レーザ16はプリント基板5に取り付けることで、基板と垂直方向に光軸をもつ。
面発光レーザ16の周囲には土台17が築かれ、土台17を橋渡すようにポリイミドフィルム18が設けられている。したがって、ポリイミドフィルム18は面発光レーザ16の上部を覆って保護している。なお、ポリイミドフィルム18にはレーザが通る孔を設けてもよい。
折り曲げ部9bは、ポリイミドフィルム18を介して、又は介さずに、面発光レーザ16からの光を受光できるよう位置合わせされている。折り曲げ部9b、ポリイミドフィルム18、面発光レーザ16は、接触していても接触していなくてもよい。
光伝送媒体3cは土台17の高さに合わせて、プリント基板5上に配置されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態で接着剤等により固定されている。
次に、図28を用いて実施形態12について説明する。
図28は実施形態12の光学接続構造を示した正面図である。
3cは光伝送媒体、9bは折り曲げ部9aとは異なる向きに曲げられた折り曲げ部、16は接続される光機能部品である面発光レーザ、17はポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台、18はポリイミドフィルム、19は土台17およびポリイミドフィルム18からなる保護部品である。
光伝送媒体である光ファイバ心線3cは、その両端が互いに異なる向きに曲げられて、切断されており、折り曲げ部9a、9bを有している。
面発光レーザ16はプリント基板5に取り付けることで、基板と垂直方向に光軸をもつ。
面発光レーザ16の周囲には土台17が築かれ、土台17を橋渡すようにポリイミドフィルム18が設けられている。したがって、ポリイミドフィルム18は面発光レーザ16の上部を覆って保護している。なお、ポリイミドフィルム18にはレーザが通る孔を設けてもよい。
折り曲げ部9bは、ポリイミドフィルム18を介して、又は介さずに、面発光レーザ16からの光を受光できるよう位置合わせされている。折り曲げ部9b、ポリイミドフィルム18、面発光レーザ16は、接触していても接触していなくてもよい。
光伝送媒体3cは土台17の高さに合わせて、プリント基板5上に配置されている。
プラスチック光ファイバ6は、その先端が折り曲げ部9aに接触した状態で接着剤等により固定されている。
実施形態12の光学接続構造は以上の構成からなり、面発光レーザ16とプラスチック光ファイバ6とが光伝送媒体3cを介して接続されている。
なお、実施形態12の光学接続構造の製造方法は光伝送媒体3c、面発光レーザ16、土台17、ポリイミドフィルム18を除いて実施形態10の光学接続構造の製造方法と同様である。
光伝送媒体3cは、その両端を互いに異なる向きに曲げることを除いて、実施形態11の光伝送媒体3bと同様に作製される。
面発光レーザ16、土台17、ポリイミドフィルム18は既存のものを用いることができる。土台17とポリイミドフィルム18が一体となった保護部品19を用いてもよい。
なお、実施形態12の光学接続構造の製造方法は光伝送媒体3c、面発光レーザ16、土台17、ポリイミドフィルム18を除いて実施形態10の光学接続構造の製造方法と同様である。
光伝送媒体3cは、その両端を互いに異なる向きに曲げることを除いて、実施形態11の光伝送媒体3bと同様に作製される。
面発光レーザ16、土台17、ポリイミドフィルム18は既存のものを用いることができる。土台17とポリイミドフィルム18が一体となった保護部品19を用いてもよい。
(実施形態13)
次に、図29を用いて実施形態13について説明する。
図29は実施形態13の光学接続構造を示した正面図である。
20は折り曲げ部9bの形状に合わせた曲面を有する位置合わせ部品である。
実施形態13の光学接続構造は、位置合わせ部品20を備えたことを除いて、実施形態12の光学接続構造と同一である。
保護部品19に位置合わせ部品20を取り付けたところ、図29のように、光伝送媒体3cの位置合わせが位置合わせ部品20に突き当てるだけとなり、接続作業が容易になった。
次に、図29を用いて実施形態13について説明する。
図29は実施形態13の光学接続構造を示した正面図である。
20は折り曲げ部9bの形状に合わせた曲面を有する位置合わせ部品である。
実施形態13の光学接続構造は、位置合わせ部品20を備えたことを除いて、実施形態12の光学接続構造と同一である。
保護部品19に位置合わせ部品20を取り付けたところ、図29のように、光伝送媒体3cの位置合わせが位置合わせ部品20に突き当てるだけとなり、接続作業が容易になった。
以下に本発明を構成する材料について説明する。
本発明を構成する光伝送媒体にはプラスチックファイバ等を用いることができるが、これは、簡単に加工できる光ファイバの一例を示したものであり、熱加工等、他の加工方法で加工できれば、その材料は限定されない。
本発明を構成する光伝送媒体にはプラスチックファイバ等を用いることができるが、これは、簡単に加工できる光ファイバの一例を示したものであり、熱加工等、他の加工方法で加工できれば、その材料は限定されない。
また、その屈折率分布がステップ分布やグレーテッド分布等、使用目的により適宜選択して用いられる。また、一度に接続される光伝送媒体の数量に制限はなく、したがって、本発明の一実施形態の光学接続構造に使用される光ファイバ心線の本数には制限がない。また、光ファイバの代わりに、高分子のフレキシブル光導波路を使用しても同様の光学接続構造(光伝送媒体)を構成できる。好ましくは、ポリイミド、アクリル、エポキシ、ポリオレフィン等の高分子系材料で作製された物を使用できる。
本発明の土台および土台脚に用いられる各材料、凸部を有する接続部材100、凹部を有する接続部材200、光学接続部品300、300a、300b、位置合わせ部品20に用いられる各材料は、接続に用いられる光伝送媒体の材料や、要求される位置合わせ精度により適宜選択されるが、特に熱的寸法変化が小さいプラスチック、セラミック、金属等で作製されたものが好ましく使用される。プラスチック材料としては、ガラス混入エポキシ材料、PPS(ポリフェニルサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の結晶性高分子が好ましく使用される。
本発明の土台および土台脚、凸部を有する接続部材100、凹部を有する接続部材200、光学接続部品300、300a、300bを黄銅、リン青銅、ステンレス、ニッケル等の金属で作製した場合、保持部材とプリント基板、または、金属製の位置固定部材又は保持固定部材とハンダで固定することが可能となり、光ファイバ等の光伝送媒体を基板上ないしは基板から引き出す際に電子素子の実装と同工程で光伝送媒体を接続することが可能となる。
また、凹部を有する接続部材200の板部203を金属として他の部分プラスチックとしたり、光学接続部品300aの土台脚317a、317bを金属として他の部分をプラスチックとするというように、材料を使い分けしてもよい。
また、各実施形態における光伝送媒体と面発光レーザ等の光機能部品との間には、屈折率整合材を挿入することができる。屈折率整合材は、本発明の光学接続構造が用いられる環境条件や製造プロセス等に合わせて適宜選択して使用される。なお、屈折率整合材は液状でも固体状でも良く、例えばオイル状、グリス状、ジェル状、フィルム状でもよい。
[実施例1]
実施例1として、前述の実施形態1の光学接続構造を作製した(図1〜図6)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光伝送媒体1とした。
光伝送媒体1の作製には、特願2006−203140の製造治具を用いた。
ノズルとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板上に、ポリエチレンテレフタレートフィルムに厚さ25μmの粘着層を設けてなる粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサを用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線を基板上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線の片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線の中央になるように調節した。
このとき、ニードルの高さを基板から1mmに設定した。
ディスペンサで材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線の上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光伝送媒体を得た。
その光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、90度折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、光伝送媒体1を作製した。
実施例1として、前述の実施形態1の光学接続構造を作製した(図1〜図6)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光伝送媒体1とした。
光伝送媒体1の作製には、特願2006−203140の製造治具を用いた。
ノズルとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板上に、ポリエチレンテレフタレートフィルムに厚さ25μmの粘着層を設けてなる粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサを用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線を基板上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線の片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線の中央になるように調節した。
このとき、ニードルの高さを基板から1mmに設定した。
ディスペンサで材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線の上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光伝送媒体を得た。
その光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、90度折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、光伝送媒体1を作製した。
凸部を有する接続部材100はポリエーテルエーテルケトン樹脂で成形した。
凹部を有する接続部材200は、突出部202をポリエーテルエーテルケトンを成形し、板部203および押圧部206を金属で一体成形した。押圧部206は金属を丸めることでその弾性を利用する構造とした。
光機能部品16として面発光レーザ(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、土台17としてポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台を用いた。
まず、光伝送媒体1を凸部を有する接続部材100の保持部102に載せて接着テープで保持した。
次に、位置合わせ部Hと光機能部品16を位置合わせして凹部を有する接続部材200を土台上に接着剤を用いて固定した。
そして、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200を一体化して実施例1の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
凹部を有する接続部材200は、突出部202をポリエーテルエーテルケトンを成形し、板部203および押圧部206を金属で一体成形した。押圧部206は金属を丸めることでその弾性を利用する構造とした。
光機能部品16として面発光レーザ(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、土台17としてポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台を用いた。
まず、光伝送媒体1を凸部を有する接続部材100の保持部102に載せて接着テープで保持した。
次に、位置合わせ部Hと光機能部品16を位置合わせして凹部を有する接続部材200を土台上に接着剤を用いて固定した。
そして、凸部を有する接続部材100と凹部を有する接続部材200を一体化して実施例1の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例2]
実施例2として、前述の実施形態2の光学接続構造を作製した(図7および図8)。
実施例2の光学接続構造は、凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100aに代えて、光伝送媒体1を180°曲げて用いたことを除いて、実施例1と同様の構成である。
すなわち、上記と同様に作製した光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、180度折り返し、図8のようにして光学接続構造を構成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例2として、前述の実施形態2の光学接続構造を作製した(図7および図8)。
実施例2の光学接続構造は、凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100aに代えて、光伝送媒体1を180°曲げて用いたことを除いて、実施例1と同様の構成である。
すなわち、上記と同様に作製した光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、180度折り返し、図8のようにして光学接続構造を構成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例3]
実施例3として、前述の実施形態3の光学接続構造を作製した(図9および図10)。
実施例3の光学接続構造は、凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100bに代えたことを除いて、実施例1と同様の構成である。
軸受部106、偏心カム107、回転軸108には金属を用いた。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、12dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例3として、前述の実施形態3の光学接続構造を作製した(図9および図10)。
実施例3の光学接続構造は、凸部を有する接続部材100を凸部を有する接続部材100bに代えたことを除いて、実施例1と同様の構成である。
軸受部106、偏心カム107、回転軸108には金属を用いた。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、12dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例4]
実施例4として、前述の実施形態4の光学接続構造を作製した(図11)。
光伝送媒体1′の先から波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、4dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例4として、前述の実施形態4の光学接続構造を作製した(図11)。
光伝送媒体1′の先から波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、4dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例5]
実施例5として、前述の実施形態5の光学接続構造を作製した(図12〜図15)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光伝送媒体1とした。
光伝送媒体1の作製には、特開2004−163634の製造治具を用いた。
ノズルとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板上に、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに厚さ25μmの粘着層を設けてなる粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサを用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線を基板上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線の片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線の中央になるように調節した。
このとき、ニードルの高さを基板から1mmに設定した。
ディスペンサで材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線の上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光伝送媒体を得た。
その光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、90°折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、光伝送媒体1を作製した。
実施例5として、前述の実施形態5の光学接続構造を作製した(図12〜図15)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光伝送媒体1とした。
光伝送媒体1の作製には、特開2004−163634の製造治具を用いた。
ノズルとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板上に、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに厚さ25μmの粘着層を設けてなる粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサを用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線を基板上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線の片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線の中央になるように調節した。
このとき、ニードルの高さを基板から1mmに設定した。
ディスペンサで材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線の上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光伝送媒体を得た。
その光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、90°折り曲げ、折り曲げ部8から約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、光伝送媒体1を作製した。
光学接続部品300はポリエーテルエーテルケトン樹脂で成形した。
光機能部品16として面発光レーザ(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、土台17a、17bとしてポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台を用いた。
まず、位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように、光学接続部品300を位置合わせして土台17a、17b上に接着剤を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300の保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例5の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、8dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
光機能部品16として面発光レーザ(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、土台17a、17bとしてポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台を用いた。
まず、位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように、光学接続部品300を位置合わせして土台17a、17b上に接着剤を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300の保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例5の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、8dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例6]
実施例6として、前述の実施形態6の光学接続構造を作製した(図16)。
実施例6の光学接続構造は、光学接続部品300を土台脚317a、317bを有する光学接続部品300aに代えたことを除いて、実施例5と同様の構成である。
土台脚317a、317bとしては実装用黄銅プレートを用いた。
実装用黄銅プレートは突起を有する板状の部材であり、光学接続部品300に穴を空け、突起を差し込んで熱硬化接着剤で固定することで光学接続部品300に取り付けた。
そして、位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように、光学接続部品300を位置合わせして基板5上に半田を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300の保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例6の光学接続構造を形成した。
実施例6として、前述の実施形態6の光学接続構造を作製した(図16)。
実施例6の光学接続構造は、光学接続部品300を土台脚317a、317bを有する光学接続部品300aに代えたことを除いて、実施例5と同様の構成である。
土台脚317a、317bとしては実装用黄銅プレートを用いた。
実装用黄銅プレートは突起を有する板状の部材であり、光学接続部品300に穴を空け、突起を差し込んで熱硬化接着剤で固定することで光学接続部品300に取り付けた。
そして、位置合わせ部Hから光機能部品16が見えるように、光学接続部品300を位置合わせして基板5上に半田を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300の保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例6の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、9dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、9dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例7]
実施例7として、前述の実施形態7の光学接続構造を作製した(図17〜図19)。
実施例7は、実施例5の光学接続部品300を光学接続部品300bに代えて、光伝送媒体1を180°曲げて用いたことを除いて、実施例5と同様である。
すなわち、上記と同様に作製した光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、180°折り返し、図19のようにして光学接続構造を構成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例7として、前述の実施形態7の光学接続構造を作製した(図17〜図19)。
実施例7は、実施例5の光学接続部品300を光学接続部品300bに代えて、光伝送媒体1を180°曲げて用いたことを除いて、実施例5と同様である。
すなわち、上記と同様に作製した光伝送媒体の一端を、直線部位が130mmとなるように、180°折り返し、図19のようにして光学接続構造を構成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例8]
実施例8として、前述の実施形態8の光学接続構造を作製した(図20)。
光伝送媒体1′の先から波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、5dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例8として、前述の実施形態8の光学接続構造を作製した(図20)。
光伝送媒体1′の先から波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、5dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例9]
実施例9として、前述の実施形態9の光学接続構造を作製した(図21)。
実施例9の光学接続構造は、光学接続部品300を土台脚317a、317bおよび底板318を有する光学接続部品300cに代えたことを除いて、実施例5と同様の構成である。
底板318として、実装用黄銅プレートを用いた。
実装用黄銅プレートは突起を有する板状の部材であり、土台脚317a,317bに穴を空け、突起を差し込んで熱硬化接着剤で固定することで光学接続部品300cを作製した。そして、基板5上の所望の場所に光学接続部品300cを半田を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300cの保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例9の光学接続構造を形成した。
実施例9として、前述の実施形態9の光学接続構造を作製した(図21)。
実施例9の光学接続構造は、光学接続部品300を土台脚317a、317bおよび底板318を有する光学接続部品300cに代えたことを除いて、実施例5と同様の構成である。
底板318として、実装用黄銅プレートを用いた。
実装用黄銅プレートは突起を有する板状の部材であり、土台脚317a,317bに穴を空け、突起を差し込んで熱硬化接着剤で固定することで光学接続部品300cを作製した。そして、基板5上の所望の場所に光学接続部品300cを半田を用いて固定した。
次に、光伝送媒体1を光学接続部品300cの保持部302に沿って載せて、折り曲げ部8を押し当て壁Wに押し当てた状態で蓋350を閉じることで、光伝送媒体1を先端が光機能部品16方向へ向かい、かつ、撓みのない状態で保持することができた。
以上により、実施例9の光学接続構造を形成した。
面発光レーザから波長850nmのレーザ光を入射したところ、光伝送媒体1の先に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、8dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、8dB程度であり、短距離を繋ぐ光学接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例10]
実施例10として、前述の実施形態10の光学接続構造を作製した(図22および図23)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光ファイバ心線3とした。
光ファイバ心線3の作製には、図24の製造治具を用いた。
ノズルNとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板410上に、粘着層25μmのPET粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサ408を用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線401w〜401zを基板410上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線401w〜401zの片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線401w〜401zの中央になるように調節した。
実施例10として、前述の実施形態10の光学接続構造を作製した(図22および図23)。
まず、プラスチック光ファイバ心線(三菱レイヨン社製 商品名:エスカ 外径250μmΦ)4本をテープ化して光ファイバ心線3とした。
光ファイバ心線3の作製には、図24の製造治具を用いた。
ノズルNとして、ニードル(内径1mm:武蔵エンジニアリング社製)を用いた。
基板410上に、粘着層25μmのPET粘着シート(総厚50μm)を設置した。
被覆材料としては、紫外線硬化樹脂(大阪有機化学工業社製 商品名:ビスコタックPM−654)を用い、供給するための材料供給装置としてディスペンサ408を用いた。
具体的にはまず、2.1mの4本の光ファイバ心線401w〜401zを基板410上に設置したPET粘着シート上に平行に整列させて貼り付けた。
次に整列した4本の光ファイバ心線401w〜401zの片端上部にニードル孔を近づけ、ニードル孔の中心が4本の光ファイバ心線401w〜401zの中央になるように調節した。
このとき、ニードルの高さを基板から1mmに設定した。
ディスペンサ408で材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線401w〜401zの上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光ファイバ心線3を得た。
そのテープ化した光ファイバ心線3の両端を、直線部位が130mmとなるように、180度折り返し、図25(b)に示す光伝送媒体3aを作製した。
次に、プリント基板5に幅4.6mmで0.69mmΦの穴を2つ開け、ガイドピン4を穴に差し込み、プリント基板5に接着して固定した。
ガイドピン4の中間に、折り曲げ部8の先端を位置合わせし、折り返された部分が上方になるようにして、光伝送媒体3aをメンディングテープ10でプリント基板5上に固定した。
その後、テープ心線7の先端に取り付けられたMTコネクタ2と、プリント基板5上のガイドピン4とを位置合わせし、MTコネクタ2で光伝送媒体3aを押し付けるようにして、図22および図23のように光学接続させた。
また、プラスチック光ファイバ6には0.5mmΦのものを用いた。
テープ心線7から波長650nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に赤い散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、12dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
ディスペンサ408で材料を塗出すると同時にニードルを光ファイバ軸方向に2m移動させることによって材料を光ファイバ心線401w〜401zの上部表面に塗布した。
塗布した材料を紫外線照射装置によって紫外線処理(照射強度20mW/cm2、10秒)して硬化させて、テープ化した光ファイバ心線3を得た。
そのテープ化した光ファイバ心線3の両端を、直線部位が130mmとなるように、180度折り返し、図25(b)に示す光伝送媒体3aを作製した。
次に、プリント基板5に幅4.6mmで0.69mmΦの穴を2つ開け、ガイドピン4を穴に差し込み、プリント基板5に接着して固定した。
ガイドピン4の中間に、折り曲げ部8の先端を位置合わせし、折り返された部分が上方になるようにして、光伝送媒体3aをメンディングテープ10でプリント基板5上に固定した。
その後、テープ心線7の先端に取り付けられたMTコネクタ2と、プリント基板5上のガイドピン4とを位置合わせし、MTコネクタ2で光伝送媒体3aを押し付けるようにして、図22および図23のように光学接続させた。
また、プラスチック光ファイバ6には0.5mmΦのものを用いた。
テープ心線7から波長650nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に赤い散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、12dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例11]
実施例11として、前述の実施形態11の光学接続構造を作製した(図26)。
実施例11の光学接続構造は、光伝送媒体3aを光伝送媒体3bに代えたことを除いて、実施例10と同様の構成である。
上記で使用したテープ化した光ファイバ心線3の両端を、直線部位が130mmとなるように、90度折り曲げ、折り曲げ部9aから約0.2mmのところで切断し(図27(b))、切断面を研磨して、本実施例の光ファイバ媒体3bを作製した(図27(c))。
テープ心線7から波長650nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に赤い散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、10dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例11として、前述の実施形態11の光学接続構造を作製した(図26)。
実施例11の光学接続構造は、光伝送媒体3aを光伝送媒体3bに代えたことを除いて、実施例10と同様の構成である。
上記で使用したテープ化した光ファイバ心線3の両端を、直線部位が130mmとなるように、90度折り曲げ、折り曲げ部9aから約0.2mmのところで切断し(図27(b))、切断面を研磨して、本実施例の光ファイバ媒体3bを作製した(図27(c))。
テープ心線7から波長650nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に赤い散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、10dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例12]
実施例12として、前述の実施形態12の光学接続構造を作製した(図28)。
まず、実施例10で作製した光伝送媒体3の両端を、直線部位が130mmとなるように、クランク状に折り曲げ、折り曲げ部9a、9bから約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、本実施例の光伝送媒体3cを作製した。
面発光レーザ16、土台17には、面発光レーザ16(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、ポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台17を用いた。
面発光レーザ16から波長850nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
実施例12として、前述の実施形態12の光学接続構造を作製した(図28)。
まず、実施例10で作製した光伝送媒体3の両端を、直線部位が130mmとなるように、クランク状に折り曲げ、折り曲げ部9a、9bから約0.2mmのところで切断し、切断面を研磨して、本実施例の光伝送媒体3cを作製した。
面発光レーザ16、土台17には、面発光レーザ16(富士ゼロックス社製 波長850nm、4心)、ポリフェノールサルファイド樹脂で作製した土台17を用いた。
面発光レーザ16から波長850nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、11dB程度であり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
[実施例13]
実施例13として、前述の実施形態13の光学接続構造を作製した(図29)。
面発光レーザ16から波長850nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、9dBであり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
以上のように、本発明によれば、基板上で大きなスペースを占有することなく、位置合わせが容易で接続時間も短くでき、接続および接続解除を自在にできる光学接続部品および光学接続構造を提供することができる。
さらに本発明によれば、部品点数が少なくて済むのでコストを軽減することができる。
実施例13として、前述の実施形態13の光学接続構造を作製した(図29)。
面発光レーザ16から波長850nmのレーザ光を入射したところ、プラスチック光ファイバ6に散乱光の出射を確認できた。
なお、入射と出射の光パワーを比較した挿入損失は、9dBであり、短距離を繋ぐ光接続構造として、十分実用できるものであった。
以上のように、本発明によれば、基板上で大きなスペースを占有することなく、位置合わせが容易で接続時間も短くでき、接続および接続解除を自在にできる光学接続部品および光学接続構造を提供することができる。
さらに本発明によれば、部品点数が少なくて済むのでコストを軽減することができる。
1、1′…光伝送媒体、 2…MTコネクタ、 3a、3b、3c…光伝送媒体、
3、3´…光ファイバ心線、 3b´、3b´´…光伝送媒体、 4…ガイドピン、
5…プリント基板、 6…プラスチック光ファイバ、 7…テープ心線、
8、8′、9a、9b…折り曲げ部、 9a´、9a´´…折り曲げ部、
10…メンディングテープ、 16…光機能部品、
17、17a、17b…土台、 18…ポリイミドフィルム、 19…保護部品、
20…位置合わせ部品、
100、100a、100b、100′…凸部を有する接続部材、
101、101′…凸部、 102、102a…保持部、 103、103′…丘部、
106…軸受部、 107…偏心カム、 108…回転軸、
200、200′…凹部を有する接続部材、 201…凹部、
202、202′…突出部、 203、203′…板部、 206、206′…押圧部、
300、300a、300b、300c、300′…光学接続部品、
301、301′…肩部、 302、302b、302′…保持部、
303、303′…丘部、 317a、317b…土台脚、 350、350′…蓋、
351、351′…回転軸、 401w〜401z…光ファイバ心線、
404…被覆材料塗布開始位置、 405…被覆材料塗布終了位置、
407…粘着テープ、 408…ディスペンサ、 409…一軸制御ロボット、
410…基板、 411…ボールネジ、 412…可動ユニット、 413…パイプ、
414…駆動軸、 415…軸受け、 C…切り欠き部、 H…位置合わせ部、 L…光、
S…収納部、 T…撓み部、 W…押し当て壁
3、3´…光ファイバ心線、 3b´、3b´´…光伝送媒体、 4…ガイドピン、
5…プリント基板、 6…プラスチック光ファイバ、 7…テープ心線、
8、8′、9a、9b…折り曲げ部、 9a´、9a´´…折り曲げ部、
10…メンディングテープ、 16…光機能部品、
17、17a、17b…土台、 18…ポリイミドフィルム、 19…保護部品、
20…位置合わせ部品、
100、100a、100b、100′…凸部を有する接続部材、
101、101′…凸部、 102、102a…保持部、 103、103′…丘部、
106…軸受部、 107…偏心カム、 108…回転軸、
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202、202′…突出部、 203、203′…板部、 206、206′…押圧部、
300、300a、300b、300c、300′…光学接続部品、
301、301′…肩部、 302、302b、302′…保持部、
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351、351′…回転軸、 401w〜401z…光ファイバ心線、
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407…粘着テープ、 408…ディスペンサ、 409…一軸制御ロボット、
410…基板、 411…ボールネジ、 412…可動ユニット、 413…パイプ、
414…駆動軸、 415…軸受け、 C…切り欠き部、 H…位置合わせ部、 L…光、
S…収納部、 T…撓み部、 W…押し当て壁
Claims (16)
- 光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを垂直に接続する光学接続部品であって、
凸部を有する接続部材と凹部を有する接続部材とを有し、
前記凸部を有する接続部材は該光伝送媒体が位置合わせされて保持される保持部を備え、
前記凹部を有する接続部材は光機能部品または他の光伝送媒体と位置合わせする位置合わせ部を備え、
前記凸部を有する接続部材と前記凹部を有する接続部材が凸部と凹部を嵌合して着脱自在であることを特徴とする光学接続部品。 - 前記凸部を有する接続部材は、光伝送媒体を保持するカム構造を有することを特徴とする請求項1に記載の光学接続部品。
- 前記凹部を有する接続部材は、前記凸部を有する接続部材を押圧する押圧部を有することを特徴とする請求項1に記載の光学接続部品。
- 光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続する光学接続部品であって、
該光伝送媒体が保持される保持部と、光機能部品または他の光伝送媒体と位置合わせする位置合わせ部と、押し当て手段と押し当て壁とを備え、
前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を前記位置合わせ部に位置合わせすることを特徴とする光学接続部品。 - 接続の方向は、前記光伝送媒体の光軸に対して垂直方向であることを特徴とする請求項4に記載の光学接続部品。
- 前記押し当て手段は該光伝送媒体を前記押し当て壁へ押し当てることで、該光伝送媒体を整形することを特徴とする請求項4に記載の光学接続部品。
- 前記押し当て手段は、カム構造であることを特徴とする請求項4または6記載の光学接続部品。
- 土台脚を有することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の光学接続部品。
- 光機能部品または他の光伝送媒体を収納する収納部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の光学接続部品。
- 請求項1〜9のいずれか記載の光学接続部品を用いて、光伝送媒体と光機能部品または他の光伝送媒体とを接続してなることを特徴とする光学接続構造。
- 基板上に配置された光伝送媒体を、光機能部品および/または他の光伝送媒体と接続した光学接続構造であって、前記光伝送媒体は少なくとも一端に折り曲げ部を有し、該折り曲げ部と前記光機能部品および/または他の光伝送媒体とが接続されてなることを特徴とする光学接続構造。
- 前記光伝送媒体は、少なくとも一端に折り曲げ部を有することを特徴とする請求項10記載の光学接続構造。
- 前記折り曲げ部は、光伝送媒体が180°に折り曲げられてなることを特徴とする請求項11または12に記載の光学接続構造。
- 前記折り曲げ部は、光伝送媒体が90°に折り曲げられてなることを特徴とする請求項11または12に記載の光学接続構造。
- 前記光伝送媒体は、両端に折り曲げ部を有することを特徴とする請求項11または12に記載の光学接続構造。
- 前記光機能部品は、基板と垂直方向に光軸をもつことを特徴とする請求項11に記載の光学接続構造。
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