JP2009029443A - 複合カップ - Google Patents

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【課題】異なる内容物を別々に収容し、使用時において簡単にこれらを混ぜ合わせることが可能な複合カップを提供することを課題とする。さらには、使いやすいばかりでなく、面白さと斬新さとを兼ね備えて、消費者に驚きと喜びとを与えることが可能な新しい形態のカップを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、カップ本体に、内カップとマドラーとを収容した複合カップであって、前記内カップが、前記カップ本体内部の上方部分に保持されるとともに、前記マドラーが、前記カップ本体内部の下方部分に収容されることにより、前記カップ本体内部の上下部分に、それぞれ異なる収容部を形成したことを特徴とする、複合カップである。
【選択図】図1

Description

本発明は、カップに異なる内容物を収容して、使用時において、これらの内容物を混合することが可能な、複合カップに関する。
従来、主に店頭で販売されるアルコール類の種類としては、缶ビールや、ウィスキー、焼酎などがあり、特に、最近では、カクテルやチューハイ、さらには水割りされたウィスキーなど、その種類は多種におよぶ。しかしながら、ウィスキーやブランデー、リキュール類などは、通常、単独の内容物が瓶詰めの状態で販売されることが多く、例えばウィスキーを氷とともに(オンザロック)で楽しむときには、消費者がウィスキーを購入後において、グラスや氷を別途準備して、冷凍庫で保管した氷もしくは別途購入したロックアイスをグラスに入れて、このグラスにウィスキーを適量注ぎ、ウィスキーオンザロックを作る必要があった。
このため、外出先や新幹線、飛行機等での移動時においては、グラスや氷などを別途準備する必要があり、ウィスキーをオンザロックで手軽に楽しむことが困難である。また、新幹線や飛行機などで、ウィスキーオンザロックを販売、提供する際には、多くの手間を要してしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、異なる内容物を別々に収容し、使用時において簡単にこれらを混ぜ合わせることが可能な複合カップを提供することを課題とし、特に、場所を選ぶことなく、ウィスキーをオンザロックで楽しむことを可能とすべく、別途氷やグラスを必要とせず、簡単な方法により、その場でウィスキーオンザロックを作ることが可能な、複合カップを提供するものである。さらには、使いやすいばかりでなく、面白さと斬新さを兼ね備えて、消費者に驚きと喜びとを与えることが可能な、新しい形態の複合カップを提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、カップ本体に、内カップとマドラーとを収容した複合カップであって、前記内カップが、前記カップ本体内部の上方部分に保持されるとともに、前記マドラーが、前記カップ本体内部の下方部分に収容されることにより、前記カップ本体内部の上下部分に、それぞれ異なる収容部を形成したことを特徴とする、複合カップである。
また、請求項2記載の発明は、前記内カップは、該内カップのフランジ部分が前記カップ本体の段部へと係止することにより、前記カップ本体へと保持されることを特徴とする、複合カップである。
また、請求項3記載の発明は、前記マドラーは、棒体の側面部分から放射状に複数の羽根部材を有することを特徴とする、複合カップである。
また、請求項4記載の発明は、前記マドラーの羽根部材は、前記カップ本体の内部形状に沿った形状を有しかつカップ本体に接することにより、前記羽根部材がカップ本体内部において隔壁を形成して、カップ本体の収容部を複数の収容部分に区切ることを特徴とする、複合カップである。
また、請求項5記載の発明は、前記カップ本体および前記内カップに、それぞれ内容物を密封するための初期開封シールを形成したことを特徴とする、複合カップである。
また、請求項6記載の発明は、前記内カップの内容物をアルコールとし、前記カップ本体の内容物が水分を含むものとすることにより、前記複合カップを冷凍した際に、前記カップ本体の内容物のみを凍らせることを特徴とする、複合カップである。
本発明の請求項1記載の発明は、カップ本体に、内カップとマドラーとを収容した複合カップであって、前記内カップが、前記カップ本体内部の上方部分に保持されるとともに、前記マドラーが、前記カップ本体内部の下方部分に収容されることにより、前記カップ本体内部の上下部分に、それぞれ異なる収容部を形成したことを特徴とする簡単な構成により、異なる内容物を別々に収容し、使用時において簡単にこれらを混ぜ合わせることが可能な複合カップを提供することが可能である。さらには、使用時において、面白さと斬新さとを兼ね備え、消費者に驚きと喜びとを与えることが可能な新しい形態のカップを提供することが可能である。
また、請求項2記載の発明は、前記内カップは、該内カップのフランジ部分が前記カップ本体の段部へと係止することにより、前記カップ本体へと保持されることを特徴とするから、簡単な構成により、内カップをカップ本体へと収容することが可能である。
また、請求項3記載の発明は、前記マドラーは、棒体の側面部分から放射状に複数の羽根部材を有することを特徴とするから、棒体をつまみマドラーを回転させることにより、羽根部材で内容物を混ぜ合わせることが可能である。
また、請求項4記載の発明は、前記マドラーの羽根部材は、前記カップ本体の内部形状に沿った形状を有しかつカップ本体に接することにより、前記羽根部材がカップ本体内部において隔壁を形成して、カップ本体の収容部を複数の収容部分に区切ることを特徴とするから、例えば、カップ本体の内部に、複数個の氷等の内容物を収容或いは形成することが可能である。
また、請求項5記載の発明は、前記カップ本体および前記内カップに、それぞれ内容物を密封するための初期開封シールを形成したことを特徴とするから、異なる内容物をそれぞれ密封した状態で保存、輸送、販売することが可能である。
また、請求項6記載の発明は、前記内カップの内容物をアルコールとし、前記カップ本体の内容物が水分を含むものとすることにより、前記複合カップを冷凍した際に、前記カップ本体の内容物のみを凍らせることを特徴とするから、前記内カップの内容物と、前記カップ本体の内容物とを、それぞれ凝固点の異なる内容物とすることにより、冷凍庫等で保管した場合に、内容物の形態をそれぞれ異ならせることが可能である。例えば、内カップの内容物をアルコール度数の高いウィスキーとし、カップ本体の内容物を天然水として、複合カップを冷凍することにより、前記カップ本体の天然水が氷を形成するため、簡単に、ウィスキーオンザロックなどを作製することが可能である。さらには、輸送方法として前記複合カップを凍らせた状態でのチルド輸送等の必要がなく、常温による通常輸送を行い輸送先(例えば販売店舗)等の冷蔵庫で冷凍することが可能である。
本発明に係るカップAの一例としては、図1(a)に示すように、樹脂成型品からなる複合カップA(カップA)であって、該カップAは、図1(b)に示すように、カップ本体1と、該カップ本体1の内部上方に保持される取り外し可能な内カップ2と、前記カップ本体1の内部下方に収容される取り外し可能なマドラー3とからなり、カップAを構成している。
これにより、前記カップ本体1と前記内カップ2とに、異なる内容物をそれぞれ収容することが可能であり、例えば、カップ本体1には液体を、内カップ2には異種の液体や固体若しくは粉体を収容するなど、目的に応じてカップ本体1と内カップ2とに収容する内容物を別けることが可能である。
特に、カップ本体1に、回転自在かつ取り外し可能なマドラー3を収容することにより、使用時においてカップ本体1と内カップ2との異なる内容物を混合した際に、前記マドラー3を用いて容易に内容物を混ぜ合わせることが可能である。
以下に、本発明の複合カップAを構成する、カップ本体1、内カップ2、マドラー3についてそれぞれ説明する。
まず、前記カップ本体1は、詳しくは、図2に示すように、カップ本体1の底部分19に、該底部分19の中央部が僅かに盛り上がった軸凸部18を有し、前記底部分19の外周から上方へと筒状の側面17を有し、該側面17の上方部分には、段差からなる段部16を有し、該段部16のさらに上方にはフランジ部分15が形成されている。
そして、前記段部16に、後述する、内カップ2のフランジ部分22が当接して、内カップ2をカップ本体1の上方部分へと保持可能としている。また、カップ本体1の底部分19に形成された前記軸凸部18へと、後述する、マドラー3の下方に形成された軸凹部が入り込むことにより、カップ本体1の内部において、マドラーの心棒を中心軸としてマドラー3を回転自在に構成している。
次に、前記内カップ2は、詳しくは、図3に示すように、底部分25の中央部分に凸形状からなる窪み24を有しており、この窪み24へと、後述する、マドラー3のつまみ部32が下方から入り込むことにより、カップ本体1の内部においてマドラー3を固定することが可能である。
そして、前記底部分25の外周からは、上方へと側面23を有し、該側面23の上方にはフランジ部分22が形成されている。そして、このフランジ部分22が、前記カップ本体1の段部16へと係止することにより、カップ本体1の上方部分に、内カップ2が宙に浮いた状態で保持することが可能である。よって、カップ本体1の下方部分に収容部が形成されるとともに、内カップ2の内容物とカップ本体1の内容物とが互いに接することがない。
次に、前記マドラー3は、詳しくは、図4に示すように、心棒31(棒体31)を軸に、放射状に四方向へと羽根部材33が形成されている。また、前記心棒31の上方には、心棒31より太い棒状部材からなるつまみ部32が形成されている。
それぞれの前記羽根部材33の形状は、前記カップ本体1の内部形状に沿った形状を有しており、後述する、カップ本体1へとマドラー3が収容された状態では、羽根部材33が隔壁を形成するため、カップ本体1の内部をさらに4つの収容部分に区切ることが可能である。前記羽根部材33は、剛性のある板状でも、フレキシブルなフィルム状のものでもよく、羽根部材の材質は特に限定されるものではない。
また、マドラー3の底部分の中央には、上方へと窪んだ軸凹部34が形成されており、該軸凹部34と、前記カップ本体1の底部分19に形成された軸凸部18とが組み合わされることにより、マドラー3が心棒31を軸に回転自在に構成されている。
そして、本発明の複合カップAは、前記カップ本体1と、前記内カップ2と、前記マドラー3とを、図5に示すように、それぞれ縦方向かつ一列に収容することにより、図6に示すように、カップ本体1の下方部分にマドラー3が収容されるとともに、カップ本体1の上方部分に内カップ2が保持されて、本発明の複合カップAを形成することが可能である。
また、前記マドラー3の羽根部材33が、カップ本体1の内部形状に沿って密着しており、カップ本体1の収容部Cがさらに4つの収容部Cに区切られている。また、内カップ2の底部分に形成された窪み24へと、前記マドラー3のつまみ部32が入り込んでおり、カップ本体1の収容部Cへと液体等の内容物を充填した際に生じる、マドラー3の浮力により、マドラ3ーが上方へと浮き上がってしまうことを防ぐ効果がある。
特に、マドラー3の下方中央に形成された軸凹部34と、カップ本体1の下方中央に形成された軸凸部18とが、互いに係合しており、図7に示すように、マドラー3のつまみ部32を持ち、カップ本体1の内部においてマドラー3を回転させることが可能である。よって、異なる内容物を簡単に混ぜ合わせることが可能である。
このように、本発明の複合カップAは、カップ本体1の上方部分に保持された内カップ2の収容部Bと、カップ本体1の下方部分に形成された収容部Cとの、異なる収容部B、Cをそれぞれ形成することが可能である。よって、前記内カップ2の内容物と、前記カップ本体1の内容物とを別個に保管することが可能であり、複合カップAの使用時において、カップ本体1の内容物と、内カップ2の内容物とを混合して新しい混合物を容易に形成することが可能である。さらには、カップ本体1に収容されたマドラー3を回転させることにより、内容物を簡単に混ぜ合わせることが可能である。
以下に、本発明の複合カップAを用いた使用例を図8〜図9を用いて説明する。
(使用例)
前記カップ本体1の収容部Cへと天然水を充填し、前記内カップ2の収容部Bへとウィスキーを充填する。そして、前記内カップ2のフランジ部分に初期開封フィルムhを形成するとともに、内カップ2をカップ本体1へと収容し、前記カップ本体1のフランジ部分にも同様に初期開封フィルムHを形成して、本発明の複合カップAを形成する。
この複合カップAを、冷凍庫や冷凍ショーケースにて保管或いは陳列することにより、前記カップ本体1に充填された天然水が氷を形成し、他方、前記内カップ2に充填されたウィスキーは、アルコール度数が高いため凍ることなく、液体の状態を維持することが可能である。
よって、消費者が商品A(複合カップA)を購入後、商品Aの使用時において、図8(a)に示すように、カップ本体1の初期開封フィルムHを除去した後、図8(b)に示すように、内カップ2を取り出し初期開封フィルムhを除去して、図9(a)に示すように、内カップ2のウィスキーを、4つの氷kが形成されたカップ本体1へと注ぐとともに、マドラー3を回転させて混ぜ合わせ、図9(b)に示すように、マドラー3を取り出すことにより、簡単にウィスキーオンザロックを作ることが可能である。
特に、マドラー3に形成された複数の羽根部材33により、氷kを分割した状態で複数形成することが可能である。そして、氷kを分割して形成することにより、氷kの表面積が増大する効果があり、使用時において氷kがすばやく融けて内容物と混ざりやすい効果がある。さらには、氷kを複数に分割することで、羽根状部材33と氷kとの間に隙間が形成されるため、ウィスキーが前記隙間へと浸透して氷kと混ざりやすい効果がある。
以上のように、本発明の複合カップAは、カップ本体1と内カップ2とマドラー3とを組み合わせてなる簡単な構成により、使用時において、異なる内容物を調合して、その場で好みの内容物を簡単に作ることが可能である。特に、水とアルコールなどのそれぞれ凝固点の異なる内容物を組合せることにより、氷とウィスキーなどの別々の内容物から、ウィスキーオンザロック等の混合物をも形成することが可能である。
特に、マドラー3の羽根部材33がカップ本体1の内部へと密着して隔壁を形成することにより、複数個のロックアイス(氷)を形成することが可能であり、さらにマドラーを回転させて氷を融かすことにより、ハーフロック(ハーフ&ハーフ)や、水割りなどの好みに応じたものをその場で作ることが可能である。
本発明の複合カップは、前記内カップの内容物をアルコールとし、前記カップ本体の内容物が水分を含むものとすることにより、前記複合カップを冷凍した際に、前記カップ本体の内容物のみを凍らせることが可能である。以下に、前記内カップの内容物を各種アルコールとし、前記カップ本体の内容物を蒸留水とした場合の一例を実験例とともに示す。
(実験例1)
まず、前記内カップ2の内容物(使用サンプル)として、アルコール度数のそれぞれ異なる(アルコール度数10〜40%)200mlの特級エタノール(和光社製)を用い、チルド輸送せず通常輸送した後、家庭の冷凍庫において15時間程度保管した場合の各種サンプル(1〜6)の変化を以下表1に示す。前記内カップの材質はPEで厚みを0.5mmとし、複合容器Aの大きさは、底径60mmφ×口径70mmφ×高さ80mmとした。
Figure 2009029443
(実験例2)
次に、前記内カップ2の内容物(使用サンプル)を、アルコール度数13〜14%の各種酒類(老酒、日本酒、杏酒)とし、チルド輸送せず通常輸送した後、家庭の冷凍庫において15時間程度保管した。
Figure 2009029443
このように、前記内カップ2の内容物として、アルコール度数が14%以上の酒類である場合、15時間程度冷凍しても内カップ2の内容物が液体の状態を維持することが可能であることがわかった。しかしながら、複合容器Aを冷凍する際の、冷凍温度や冷凍時間等の各種条件によっては、内カップ2の内容物を液体の状態とすることが可能であり、カップ本体1の蒸留水のみを凍らせることが可能であれば、前記内カップ2の内容物の酒類やアルコール度数は、特に限定されるものではない。
このように、本発明の複合カップAは、異なる内容物を一つのカップ1に収容して、使用時において、異なる内容物から一つの混合物を形成することが可能であるから、ウィスキーオンザロックに限らず、例えば、梅酒や各種フレーバーのリキュール類と、ジュースや炭酸等の清涼飲料との組合せにより、使用時に、消費者が簡単にカクテルを作ることが可能であり、さらには、好みに応じてアルコールの分量を調節することできるから、新しいスタイルでの商品の提供が可能となり、消費者に斬新さと楽しみを与えることが可能である。また、焼酎とウーロン茶や、焼酎と梅干、さらには、カクテルと果物や、お茶とおつまみの組合せなど、様々なバリエーションの組合せとしてもよく、複合カップAの使用形態は特に限定されるものではない。
また、前記内カップの内容物をアルコールとし、前記カップ本体の内容物が水分を含むものとすることにより、前記複合カップを冷凍した際に、前記カップ本体の内容物のみを凍らせることが可能である。よって、内カップの内容物をアルコール度数の高いウィスキーとし、カップ本体の内容物を天然水として、複合カップを冷凍することにより、前記カップ本体の天然水が氷を形成するため、簡単に、ウィスキーオンザロックなどを作製することが可能である。
前記カップ本体1や前記内カップ2、マドラー3の材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリアミド、ポリカーボネート(PC)、そして、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステルなどが、汎用樹脂として好ましく使用でき、さらには、LLDPE、LDPE、HDPEなどのポリオレフィン系樹脂や、エンジニアリングプラスチックに分類される樹脂を使用してもよい。これらの樹脂は単独で用いてもよいが、複数をブレンドして用いることも可能である。さらに、バリア層を含む多層構造として用いることも可能である。また、樹脂のブレンド以外に、アルミ層やバリア性樹脂を用いた多層構造としてバリア性能を作り出してもよく、上記方法に限られるものではない。
また、前記カップ本体1および前記内カップ2、マドラー3の材質としては、上記例に限定されるものではなく、例えば、高級感を出すためにガラス等を用いて形成しても良い。
本発明の複合カップの一例を示す図である。 (a)複合カップを示す図である。 (b)複合カップの内カップを取り外した場合を示す図である。 カップ本体を示す一部切断説明図である。 内カップを示す一部切断説明図である。 マドラーを示す図である。 複合カップを組み合わせる際の一例を示す説明図である。 複合カップの内部を示す一部切断説明図である。 複合カップの使用例を示す説明図である。 (a)(b)本発明の複合カップの使用例を示す説明図である。 (a)(b)本発明の複合カップの使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 カップ本体
15 フランジ部分
16 段部
17 側面
18 軸凸部
19 底部(底部分)
2 内カップ
22 フランジ部分
23 側面
24 窪み
25 底部(底部分)
3 マドラー
31 心棒
32 つまみ部
33 羽根部材
34 軸凹部
A 複合カップ
B 内カップの収容部
C カップ本体の収容部
H、h 初期開封シール
k 氷

Claims (6)

  1. カップ本体に、内カップとマドラーとを収容した複合カップであって、
    前記内カップが、前記カップ本体内部の上方部分に保持されるとともに、
    前記マドラーが、前記カップ本体内部の下方部分に収容されることにより、
    前記カップ本体内部の上下部分に、それぞれ異なる収容部を形成したことを特徴とする、複合カップ。
  2. 前記内カップは、該内カップのフランジ部分が前記カップ本体の段部へと係止することにより、前記カップ本体へと保持されることを特徴とする、請求項1記載の複合カップ。
  3. 前記マドラーは、棒体の側面部分から放射状に複数の羽根部材を有することを特徴とする、請求項1記載の複合カップ。
  4. 前記マドラーの羽根部材は、前記カップ本体の内部形状に沿った形状を有しかつカップ本体に接することにより、前記羽根部材がカップ本体内部において隔壁を形成して、カップ本体の収容部を複数の収容部分に区切ることを特徴とする、請求項3記載の複合カップ。
  5. 前記カップ本体および前記内カップに、それぞれ内容物を密封するための初期開封シールを形成したことを特徴とする、請求項1乃至4記載の複合カップ。
  6. 前記内カップの内容物をアルコールとし、前記カップ本体の内容物が水分を含むものとすることにより、前記複合カップを冷凍した際に、前記カップ本体の内容物のみを凍らせることを特徴とする、請求項1乃至5記載の複合カップ。
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