JP2009029285A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確なステアリングエンドを認識して、より高精度な伝達比可変制御を行うことのできる車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】IFSECU8(マイコン33)は、転舵輪の最大舵角、即ち所謂ステアリングエンドに対応する値として予め設定されたエンド角θendを記憶するエンド角管理部38を備えており、このエンド角管理部38に記憶されたエンド角θendに基づいて、ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御を実行する。そして、マイコン33(エンド角管理部38)は、その予め記憶されたエンド角θendを超える転舵角θtが検出された場合には、当該転舵角θtを新たなエンド角θendとして記憶(更新)する。
【選択図】図4

Description

本発明は、伝達比可変装置を備えた車両用操舵装置に関するものである。
従来、ステアリング操作に基づく転舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく転舵輪の第2の舵角(ACT角)を上乗せすることにより、ステアリングの舵角(操舵角)と転舵輪の舵角(転舵角)との間の伝達比(ギヤ比)を可変させる伝達比可変装置を備えた車両用操舵装置がある(例えば特許文献1参照)。そして、このような操舵装置を採用することで、低車速時においてはステアリング操作に対する転舵角の変更量を大として運転者の負担を軽減し、高車速時にはその変更量を小として高い操舵安定性を確保するといった、優れたステアリング特性を実現することができる。
特開2005−170129号公報
ところで、上記のような車両操舵装置では、通常、その転舵輪の最大舵角、即ち所謂ステアリングエンド(ラックエンド)に対応する値が予め記憶されている。そして、その記憶された値に基づいて、ステアリングエンド近傍領域におけるモータ駆動に基づく第2の舵角の制御、即ち伝達比可変制御が行われる。
しかしながら、実際には、ステアリングエンドには、各車輌毎に大きなバラツキがあるため、上記転舵輪の最大舵角として記憶する値は、こうしたバラツキを考慮して、本来のステアリングエンドよりもかなり内側に設定せざるをえないのが実情である。このため、ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御の精度もまた限りのあるものとなっており、これが更なる操舵フィーリングの向上を妨げる一因になっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、正確なステアリングエンドを認識して、より高精度な伝達比可変制御を行うことのできる車両用操舵装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ステアリングと転舵輪との間の操舵伝達系の途中に設けられてステアリング操作に基づく前記転舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記転舵輪の第2の舵角を上乗せすることにより前記ステアリングと前記転舵輪との間の伝達比を可変させる伝達比可変装置と、前記伝達比可変装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、記憶された前記転舵輪の最大舵角に基づいて、前記伝達比可変装置の作動を制御する車両用操舵装置であって、前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角の発生を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、前記記憶された最大舵角を超える舵角の発生が検出された場合には、該検出された舵角を新たな前記最大舵角として前記記憶すること、を要旨とする。
上記構成よれば、構成簡素、且つ煩雑な設定作業を行うことなく、容易に、正確なステアリングエンドを認識させることができる。これにより、当該ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御の精度を向上させることができ、ひいては、より良好な操舵フィーリングを実現することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角が検出された場合には、該検出された舵角を暫定最大舵角とし、当該暫定最大舵角が複数回検出された場合に、前記記憶された最大舵角の更新を行うこと、を要旨とする。
上記構成よれば、誤検出の発生を回避して、より正確なステアリングエンドを認識させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記検出手段は、前記検出手段は、前記第1の舵角の方向と前記第2の舵角の方向とが同一であるにも関わらず、前記第2の舵角の変化方向と前記第1の舵角の変化方向とが相違する場合に、前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角が発生したものと判定すること、を要旨とする。
即ち、伝達比可変装置の作動により発生した第2の舵角は、そのモータトルク(保持トルク)により保持され、当該保持トルク以上の外力の入力があった場合には、その第2の舵角を保持できなくなる。そのため、ステアリングエンドに到達した状態から更に切り込み方向のステアリング操作が行われた場合には、第2の舵角は次第に中立方向へと押し込まれることになる。つまり、第2の舵角は、操舵速度の方向と反対方向に変化することになる。そして、ステアリングエンドに到達するような大きな舵角の発生する車速領域では、アクティブ制御時ではない限り、第2の舵角及び当該第2の舵角の変化方向は、操舵角及び操舵速度の方向と等しくなる。
従って、上記構成によれば、ステアリングエンドへの到達判定を確実なものとして、そのエンド角検出判定の精度を向上させることができる。
本発明によれば、正確なステアリングエンドを認識して、より高精度な伝達比可変制御を実行可能な車両用操舵装置を提供することができる。
以下、本発明をギヤ比可変システムを備えた車両用操舵装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用操舵装置1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリング(ハンドル)2が固定されたステアリングシャフト3は、ラック&ピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラック&ピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により転舵輪6の舵角、即ち転舵角が可変することにより、車両の進行方向が変更されるようになっている。
本実施形態の車両用操舵装置1は、ステアリング2の舵角(操舵角)に対する転舵輪6の伝達比(ギヤ比)を可変させる伝達比可変装置としてのギヤ比可変アクチュエータ7と、該ギヤ比可変アクチュエータ7の作動を制御する制御手段としてのIFSECU8とを備えている。
詳述すると、ステアリングシャフト3は、ステアリング2が連結された第1シャフト9とラック&ピニオン機構4に連結される第2シャフト10とからなり、ギヤ比可変アクチュエータ7は、第1シャフト9及び第2シャフト10を連結する差動機構11と、該差動機構11を駆動するモータ12とを備えている。そして、ギヤ比可変アクチュエータ7は、ステアリング操作に伴う第1シャフト9の回転に、モータ駆動による回転を上乗せして第2シャフト10に伝達することにより、ラック&ピニオン機構4に入力されるステアリングシャフト3の回転を増速(又は減速)する。
つまり、図2及び図3に示すように、ギヤ比可変アクチュエータ7は、ステアリング操作に基づく転舵輪6の舵角(ステア転舵角θts)にモータ駆動に基づく転舵輪の舵角(ACT角θta)を上乗せすることにより、操舵角θsに対する転舵輪6の転舵角θtの比率、即ち伝達比(ギヤ比)を可変させる。そして、IFSECU8は、モータ12に対する駆動電力の供給を通じてギヤ比可変アクチュエータ7の制御を制御し、これにより操舵角θsと転舵角θtとの間の伝達比(ギヤ比)を制御する(ギヤ比可変制御)。
尚、この場合における「上乗せ」とは、加算する場合のみならず減算する場合をも含むものと定義し、以下同様とする。また、「操舵角θsに対する転舵角θtのギヤ比」をオーバーオールギヤ比(操舵角θs/転舵角θt)で表した場合、ステア転舵角θtsと同方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は小さくなる(転舵角θt大、図2参照)。そして、逆方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は大きくなる(転舵角θt小、図3参照)。そして、本実施形態では、ステア転舵角θtsが第1の舵角を構成し、ACT角θtaが第2の舵角を構成する。
また、図1に示すように、車両用操舵装置1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するEPSアクチュエータ17と、該EPSアクチュエータ17の作動を制御するEPSECU18とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ17は、その駆動源であるモータ22がラック5に設けられた所謂ラックアシスト型のEPSアクチュエータであり、モータ22が発生するアシストトルクは、ボール螺子機構(図示略)を介してラック5に伝達される。そして、EPSECU18は、このモータ22が発生するアシストトルクを制御することにより、操舵系に付与するアシスト力を制御する(パワーアシスト制御)。
本実施形態では、上記のギヤ比可変アクチュエータ7を制御するIFSECU8、及びEPSアクチュエータ17を制御するEPSECU18は、車内ネットワーク(CAN:Controller Area Network)23を介して接続されており、該車内ネットワーク23には、車両状態量を検出するための複数のセンサが接続されている。具体的には、車内ネットワーク23には、操舵角センサ24、トルクセンサ25、車輪速センサ26a,26b、横Gセンサ28、車速センサ29、ブレーキセンサ30、及びヨーレイトセンサ31が接続されている。そして、上記各センサにより検出される複数の車両状態量、即ち操舵角θs、操舵トルクτ、車輪速Vtr,Vtl、転舵角θt、スリップ角θsp、車速V、ブレーキ信号Sbk、及びヨーレイトRyは、車内ネットワーク23を介してIFSECU8及びEPSECU18に入力される。
尚、本実施形態では、転舵角θtは、操舵角θsにラック&ピニオン機構4のベースギヤ比を乗じた値、即ちステア転舵角θtsにACT角θtaを加算することにより求められ、スリップ角θspは、横Gセンサ28により検出される横方向加速度及びヨーレイトRyに基づいて求められる。また、IFSECU8及びEPSECU18は、車内ネットワーク23を介した相互通信により、制御信号の送受信を行う。そして、IFSECU8及びEPSECU18は、車内ネットワーク23を介して入力された上記各車両状態量及び制御信号に基づいて、上記のギヤ比可変制御及びパワーアシスト制御を統合的に実行する。
次に、本実施形態の車両用操舵装置の電気的構成及び制御態様について説明する。
図4は、本実施形態の車両用操舵装置の制御ブロック図である。同図に示すように、IFSECU8は、モータ制御信号を出力するマイコン33と、モータ制御信号に基づいてモータ12に駆動電力を供給する駆動回路34とを備えている。
尚、本実施形態では、ギヤ比可変アクチュエータ7の駆動源であるモータ12には、ブラシレスモータが採用されており、駆動回路34は、マイコン33から入力されるモータ制御信号に基づいてモータ12に三相(U,V,W)の駆動電力を供給する。そして、マイコン33は、同図中の各制御ブロックに示される演算(コンピュータプログラム)の実行により、上記駆動回路34に出力するモータ制御信号を生成する。
詳述すると、マイコン33は、IFS制御演算部35、ギヤ比可変制御演算部36、及びLeadSteer制御演算部37を備えており、各制御演算部は、それぞれ入力される車両状態量に基づいて、その目的に応じたACT角θtaの制御成分(及び制御信号)を演算する。そして、マイコン33は、その演算された各制御成分に基づいて、モータ12、即ちギヤ比可変アクチュエータ7の作動を制御するためのモータ制御信号を生成する。
IFS制御演算部35には、操舵角θs、転舵角θt、車速V、車輪速Vtr,Vtl、ブレーキ信号Sbk、ヨーレイトRy及びスリップ角θspが入力される。そして、IFS制御演算部35は、これらの車両状態量に基づいて、所謂アクティブステア機能、即ち車両モデルに基づき車両のヨーモーメントを制御するためのACT角θtaの制御成分の演算、並びに関連する制御信号の演算を行う。
具体的には、IFS制御演算部35は、車両のステア特性を示すOS/US特性値Val_stを演算するとともに、そのステア特性に応じたアクティブステア機能を実現するためのACT角θtaの制御成分として、IFS_ACT指令角θifs*を演算する(IFS制御演算)。そして、このIFS制御演算によって、ステア特性がアンダーステア(US)である場合には、転舵輪6の切れ角を小さくするための、またステア特性がオーバーステア(OS)である場合には、転舵輪6にヨーモーメントの方向と逆方向の舵角(カウンタステア)を与えるためのIFS_ACT指令角θifs*が演算される構成となっている。
尚、本実施形態では、上記IFS制御演算により演算されたOS/US特性値Val_st、及びIFS_ACT指令角θifs*は、車内ネットワーク23を介してEPSECU18にも入力される(図1参照)。そして、EPSECU18は、これらOS/US特性値Val_st、及びIFS_ACT指令角θifs*に基づいて、そのステア特性に応じた、及びギヤ比可変アクチュエータ7の作動と協調したパワーアシスト制御を実行する構成となっている。
一方、ギヤ比可変制御演算部36には、操舵角θs、転舵角θt及び車速Vが入力される。そして、ギヤ比可変制御演算部36は、これらの車両状態量(及び制御信号)に基づいて、車速Vに応じてギヤ比を可変させるための制御成分としてギヤ比可変ACT指令角θgr*を演算する。
図5に示すように、本実施形態のギヤ比可変制御演算部36は、低・中速領域では、その入力される車速Vが低いほど、従来のステアリングギヤ比と比較して、よりクイックな(小さな操舵角θsで大きな転舵角θtが発生するような)ステアリングギヤ比となるように、ギヤ比可変ACT指令角θgr*を演算する。そして、高車速領域では、その入力される車速Vが高いほど、従来のステアリングギヤ比と比較して、よりスローな(大きな操舵角θsで小さな転舵角θtが発生するような)ステアリングギヤ比となるように、ギヤ比可変ACT指令角θgr*を演算する構成となっている。尚、図5において、破線は、伝達比可変装置のない通常型のステアリング装置のステアリングギヤ比を示している。
LeadSteer制御演算部37には、車速V及び操舵速度ωsが入力される。尚、操舵速度ωsは、操舵角θsを微分することにより演算される(以下同様)。そして、LeadSteer制御演算部37は、これら車速V及び操舵速度ωsに基づいて操舵速度に応じて、車両の応答性を向上させるための制御成分としてLS_ACT指令角θls*を演算する(LeadSteer制御演算)。
また、本実施形態のマイコン33は、転舵輪6の最大舵角、即ち所謂ステアリングエンドに対応する値として予め設定されたエンド角θendを記憶するエンド角管理部38を備えている。そして、本実施形態のIFSECU8(マイコン33)は、このエンド角管理部38に記憶されたエンド角θendに基づいて、ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御を実行する構成となっている。
具体的には、上記IFS制御演算部35におけるIFS制御演算、及びギヤ比可変制御演算部36におけるギヤ比可変制御演算は、それぞれ、該各制御の実行により発生するACT角θtaによって、その転舵角θt(の絶対値)が上記ステアリングエンドに対応するエンド角θend(同じく絶対値)を超えない範囲内において行われる。
上記IFS制御演算部35、ギヤ比可変制御演算部36、及びLeadSteer制御演算部37は、その対応する各制御演算により算出された各制御目標成分、即ちIFS_ACT指令角θifs*、ギヤ比可変ACT指令角θgr*、及びLS_ACT指令角θls*を加算器39に出力する。そして、本実施形態のマイコン33では、この加算器39において、これらIFS_ACT指令角θifs*、ギヤ比可変ACT指令角θgr*、及びLS_ACT指令角θls*が重畳されることによりACT角θtaの制御目標であるACT指令角θta*が演算される構成となっている。
加算器39において演算されたACT指令角θta*は、F/F制御演算部40及びF/B制御演算部41に入力される。また、F/B制御演算部41には、モータ12に設けられた回転角センサ42により検出されるACT角θtaが入力される。そして、F/F制御演算部40は、入力されたACT指令角θta*に基づくフィードフォワード演算により制御量εffを演算し、F/B制御演算部41は、ACT指令角θta*及びACT角θtaに基づくフィードバック演算により制御量εfbを演算する。
F/F制御演算部40及びF/B制御演算部41において演算された制御量εff及び制御量εfbは、加算器43に入力される。そして、同加算器43において、これら制御量εff及び制御量εfbが重畳されることにより電流指令が演算され、当該電流指令は、モータ制御信号出力部44へと出力される。そして、モータ制御信号出力部44は、その入力された電流指令に基づいてモータ制御信号を生成し駆動回路34に出力する。
即ち、図6のフローチャートに示すように、マイコン33は、車両状態量として上記各センサからセンサ値を取り込むと(ステップ101)、先ずIFS制御演算を行い(ステップ102)、続いてギヤ比可変制御演算(ステップ103)、及びLeadSteer制御演算(ステップ104)を実行する。そして、上記ステップ102〜ステップ104の各演算処理を実行することにより演算されたIFS_ACT指令角θifs*、ギヤ比可変ACT指令角θgr*、及びLS_ACT指令角θls*を重畳し、これにより制御目標であるACT指令角θta*を演算する。
次に、マイコン33は、上記のように演算されたACT指令角θta*に基づいてフィードフォワード演算(ステップ105)及びフィードバック演算(ステップ106)を実行する。そして、これら各制御演算により演算される電流指令に基づいてモータ制御信号の出力を実行する(ステップ107)。
(エンド角学習制御)
次に、本実施形態におけるエンド角学習制御の態様について説明する。
上述のように、従来、転舵輪の最大舵角として予め記憶する値は、各車輌毎のバラツキを考慮して、本来のステアリングエンドよりもかなり内側に設定せざるを得ず、これが、ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御の精度、ひいては更なる操舵フィーリングの向上を妨げる一因になっていた。
この点を踏まえ、本実施形態のIFSECU8(マイコン33)は、予め記憶されたエンド角θendを超える転舵角θtが検出された場合には、当該転舵角θtを新たなエンド角θendとして記憶(更新)する学習機能を有している。そして、これにより、正確なステアリングエンドを認識させて、当該ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御の精度向上を図る構成となっている。
詳述すると、図4に示すように、本実施形態では、マイコン33に設けられたエンド角管理部38には、操舵角θs、操舵速度ωs、ACT角θta、及び当該ACT角θtaを微分することにより求められるACT角速度ωta、並びにアクティブステア制御の制御目標値であるIFS_ACT指令角θifs*が入力されるようになっている。そして、エンド角管理部38は、これらの各状態量に基づいて、上記のような新たなエンド角θendの学習制御を実行する。
具体的には、エンド角管理部38は、先ず、操舵角θs及びACT角θtaに基づいて、転舵輪6の実舵角である転舵角θtを演算する。尚、転舵角θtは、上述のように、操舵角θsにラック&ピニオン機構4のベースギヤ比を乗じた値、即ちステア転舵角θts(図2及び図3参照)にACT角θtaを加算することにより求められる(θt=θts+θta)。また、エンド角管理部38は、上記記憶されたエンド角θendを超える転舵角θtが検出された場合に、その転舵角θtが実際のステアリングエンドに対応するものであるか否かを判定する。そして、実際のステアリングエンドに対応するものであると判定される場合には、その検出された転舵角θtを新たなエンド角θendとして学習する。
さらに詳述すると、図7のフローチャートに示すように、エンド角管理部38は、先ず、転舵角θt(の絶対値)がエンド角θendを超えるか否かを判定し(ステップ201)、エンド角θend(+マージン)を超えると判定した場合(|θt|>θend+α、ステップ201:YES)には、以下に示す3つの条件の全てを満たすか否かを判定する(ステップ202)。
− 非アクティブ制御中
− 操舵角θs(ステア転舵角θts)の方向とACT角θtaの方向が同一
− 操舵速度ωsの方向とACT角速度ωtaの方向が相違
尚、上記ステップ201における「α」はマージンであり、その値は、例えば車種毎等、適宜設定するとよい(「0」を含む)。また、本実施形態では、非アクティブ制御中であるか否かの判定は、アクティブステア制御の制御目標値として入力されるIFS_ACT指令角θifs*に基づいて行われる。
即ち、ギヤ比可変アクチュエータ7の作動により発生したACT角θtaは、そのモータトルク(保持トルク)により保持され、当該保持トルク以上の外力の入力があった場合には、そのACT角θtaを保持できなくなる。そのため、ステアリングエンド到達した状態から更に切り込み方向のステアリング操作が行われた場合には、ACT角θtaは次第に中立方向へと押し込まれることになる。つまり、操舵速度ωsの方向と反対方向のACT角速度ωtaが発生することになる。そして、ステアリングエンドに到達するような大きな転舵角θtの発生する車速領域では、アクティブ制御時ではない限り、ACT角θta及びACT角速度ωtaの方向は、操舵角θs及び操舵速度ωsの方向と等しくなる。従って、上記ステップ202の各判定条件を全て満たす場合、即ち非アクティブ制御中であり、且つ操舵角θs(ステア転舵角θts)の方向とACT角θtaの方向が同一であるにも関わらず、操舵速度ωsの方向とACT角速度ωtaの方向とが相違する場合(ステップ202:YES)には、確実にステアリングエンドに到達したものと判定することができる。
本実施形態のエンド角管理部38は、上記ステップ202に示される各判定条件を全て満たすと判定した場合(ステップ202:YES)、計測カウンタをインクリメントする(t=t+1、ステップ203)。そして、その計測時間tが所定時間t0を超えたか否かを判定し(ステップ204)、所定時間t0を超えた場合(t>t0、ステップ204:YES)に、その転舵角θtの値(絶対値)を新たなエンド角として検出する(ステップ205)。
尚、上記ステップ204において、計測時間tが所定時間t0に達していないと判定した場合(t≦t0、ステップ204:NO)には、ステップ205の処理は実行されない。また、上記ステップ201において、転舵角θt(の絶対値)がエンド角θend(+マージン)以下である場合(|θt|≦θend+α、ステップ201:NO)、上記ステップ202の各判定条件の何れかが不成立である場合(ステップ202:NO)には、上記計測カウンタはクリアされる(t=0、ステップ206)。
本実施形態のエンド角管理部38は、このように、上記ステップ201〜ステップ207の処理を所定の演算周期で繰り返し実行することにより、上記のような新たなエンド角の検出判定を実行する。つまり、非アクティブ制御中であり、且つ操舵角θs(ステア転舵角θts)の方向とACT角θtaの方向が同一であるにも関わらず、操舵速度ωsの方向とACT角速度ωtaの方向とが相違する状態が所定時間継続した場合に、その状態における転舵角θt(の絶対値)を新たなエンド角として検出する。そして、これにより、当該新たなエンド角の高い検出精度を確保する構成となっている。
ここで、本実施形態のエンド角管理部38は、このようなエンド角検出判定において検出された新たなエンド角に相当する転舵角θt(の絶対値)を暫定最大舵角としての暫定エンド角θend_tmp、即ち新たにエンド角θendとして記憶する候補として位置付ける(θend_tmp=|θt|、図7参照ステップ205)。そして、このような暫定エンド角θend_tmpが複数回検出された場合に、その暫定エンド角θend_tmpにより上記記憶されたエンド角θendを更新、即ち当該暫定エンド角θend_tmpを新たなエンド角θendとして記憶する構成となっている。
具体的には、図8のフローチャートに示すように、新たな暫定エンド角θend_tmpが検出されると(ステップ301:YES)、エンド角管理部38は、その今回検出された暫定エンド角θend_tmpが前回検出された暫定エンド角θend_tmp_bと略等しい値であるか否かを判定する。詳しくは、今回検出された暫定エンド角θend_tmpと前回検出された暫定エンド角θend_tmp_bとの差分値(絶対値)が所定の閾値β以下であるか否かを判定する(ステップ302)。次に、その差分値が所定の閾値β以下である場合(|θend_tmp−θend_tmp_b|≦β、ステップ302:YES)には、更新カウンタをインクリメントする(n=n+1、ステップ303)。そして、そのカウンタ値nが所定回数n0以上となったか否かを判定し(ステップ304)、カウンタ値nが所定回数n0以上となった場合(n≧n0、ステップ304:YES)には、その暫定エンド角θend_tmpによって、上記記憶されたエンド角θendを更新する(ステップ305)。
尚、上記ステップ301において、新たな暫定エンド角θend_tmpの検出がない場合(ステップ301:NO)には、ステップ302以降の処理は実行されない。また、上記ステップ302において、今回検出された暫定エンド角θend_tmpと前回検出された暫定エンド角θend_tmp_bとの差分値(絶対値)が所定の閾値βを超える場合(θend_tmp−θend_tmp_b|>β、ステップ302:NO)には、更新カウンタはクリアされる(n=0、ステップ306)。そして、上記ステップ304において、カウンタ値nが所定回数n0に満たない場合(n<n0、ステップ304:NO)には、上記ステップ305の処理、即ちエンド角の更新は行われない。
このように、本実施形態のエンド角管理部38は、上述のエンド角検出判定(図7参照)によって、新たな暫定エンド角θend_tmpが検出されると(ステップ301)、その都度、上記ステップ302以降の処理を実行する。そして、その値が所定回数以上、連続して略等しい値を示すことを確認した後に、新たなエンド角θendとして記憶、即ち更新することにより、より正確なステアリングエンドの認識を可能とする構成になっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)IFSECU8(マイコン33)は、転舵輪6の最大舵角、即ち所謂ステアリングエンドに対応する値として予め設定されたエンド角θendを記憶するエンド角管理部38を備えており、このエンド角管理部38に記憶されたエンド角θendに基づいて、ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御を実行する。そして、マイコン33(エンド角管理部38)は、その予め記憶されたエンド角θendを超える転舵角θtが検出された場合には、当該転舵角θtを新たなエンド角θendとして記憶(更新)する。
上記構成よれば、構成簡素、且つ煩雑な設定作業を行うことなく、容易に、正確なステアリングエンドを認識させることができる。これにより、当該ステアリングエンド近傍領域における伝達比可変制御の精度を向上させることができ、ひいては、より良好な操舵フィーリングを実現することができるようになる。
(2)エンド角管理部38は、そのエンド角検出判定において検出された新たなエンド角に相当する転舵角θt(の絶対値)を暫定エンド角θend_tmp、即ち新たにエンド角θendとして記憶する候補として位置付ける(θend_tmp=|θt|、図7参照ステップ205)。そして、このような暫定エンド角θend_tmpが複数回検出された場合に、その暫定エンド角θend_tmpにより上記記憶されたエンド角θendを更新する。
上記構成よれば、誤検出の発生を回避して、より正確なステアリングエンドを認識させることができる。
(3)エンド角管理部38は、非アクティブ制御中であり、且つ操舵角θs(ステア転舵角θts)の方向とACT角θtaの方向が同一であるにも関わらず、操舵速度ωsの方向とACT角速度ωtaの方向とが相違する場合に、その転舵角θtの値(絶対値)を新たなエンド角として検出する。
即ち、ギヤ比可変アクチュエータ7の作動により発生したACT角θtaは、そのモータトルク(保持トルク)により保持され、当該保持トルク以上の外力の入力があった場合には、そのACT角θtaを保持できなくなる。そのため、ステアリングエンドに到達した状態から更に切り込み方向のステアリング操作が行われた場合に、ACT角θtaは次第に中立方向へと押し込まれることになる。つまり、操舵速度ωsの方向と反対方向のACT角速度ωtaが発生することになる。そして、ステアリングエンドに到達するような大きな転舵角θtの発生する車速領域では、アクティブ制御時ではない限り、ACT角θta及びACT角速度ωtaの方向は、操舵角θs及び操舵速度ωsの方向と等しくなる。
従って、上記構成によれば、ステアリングエンドへの到達判定を確実なものとして、そのエンド角検出判定の精度を向上させることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、エンド角検出判定において検出された新たなエンド角に相当する転舵角θt(の絶対値)を暫定エンド角θend_tmpとする。つまり、新たにエンド角θendとして記憶する候補として位置付ける。そして、このような暫定エンド角θend_tmpが複数回検出された場合に、その暫定エンド角θend_tmpによって、上記記憶されたエンド角θendを更新することとした。しかし、これに限らず、エンド角検出判定において新たなエンド角が検出された場合には、その新たなエンド角によって、随時、エンド角θendを更新する構成としてもよい。
・本実施形態の車両用操舵装置1は、アクティブステア機能を有することとしたが、本発明は、アクティブステア機能を有しないものに具体化してもよい。尚、この場合、ステアリングエンドへの到達判定(図7参照、ステップ202)における「非アクティブ制御条件」は廃するとよいことはいうまでもない。
・また、エンド角検出判定には、車速条件(例えば、停止又は極低速状態であることを条件とする)等、その他の判定条件を付加してもよい。
・本実施形態では、非アクティブ制御中であり、且つ操舵角θs(ステア転舵角θts)の方向とACT角θtaの方向が同一であるにも関わらず、操舵速度ωsの方向とACT角速度ωtaの方向とが相違することにより、ステアリングエンドへの到達判定を行うこととした。しかし、これに限らず、モータ電流(電流指令値)、或いはそのDutyが所定の閾値を超えるか否かにより行う構成としてもよい。
・本実施形態では、検出される新たな暫定エンド角θend_tmpが、所定回数以上、連続して前回検出された暫定エンド角θend_tmp_bと略等しい値を示すことを確認した後に、その暫定エンド角θend_tmpを新たなエンド角θendとして記憶(更新)することとした。しかし、これに限らず、例えば、検出された複数の暫定エンド角θend_tmpの平均値を演算し、その平均値を新たなエンド角θendとして記憶(更新)する構成としてもよい。
・本実施形態では特に言及しなかったが、左右のエンド角について、それぞれ個別に管理する構成としてもよい。
・更に、エンド角学習を行う専用の制御モード(エンド角学習モード)を設定し、このエンド角学習モードにおいて、上記のようなエンド角検出判定及びエンド角更新処理を実行する構成としてもよい。尚、こうしたエンド角学習モードへの切替は、切替スイッチによるものであっても、或いは自動的判定により行われるものであってもよい。
車両用操舵装置の概略構成図。 ギヤ比可変制御の説明図。 ギヤ比可変制御の説明図。 車両用操舵装置の制御ブロック図。 ギヤ比可変制御の態様を示す説明図。 IFSECUにおける演算処理の処理手順を示すフローチャート。 エンド角検出判定の処理手順を示すフローチャート。 エンド角更新の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…車両用操舵装置、2…ステアリング、6…転舵輪、7…ギヤ比可変アクチュエータ、8…IFSECU、33…マイコン、36…ギヤ比可変制御演算部、37…IFS制御演算部、38…エンド角管理部、θs…操舵角、ωs…操舵速度、θt…転舵角、θts…ステア転舵角、θta…ACT角、ωta…ACT角速度、θend…エンド角、θend_tmp,θend_tmp_b…暫定エンド角、β…閾値、t…計測時間、t0…所定時間、n…カウンタ値、n0…所定回数。

Claims (3)

  1. ステアリングと転舵輪との間の操舵伝達系の途中に設けられてステアリング操作に基づく前記転舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記転舵輪の第2の舵角を上乗せすることにより前記ステアリングと前記転舵輪との間の伝達比を可変させる伝達比可変装置と、前記伝達比可変装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、記憶された前記転舵輪の最大舵角に基づいて、前記伝達比可変装置の作動を制御する車両用操舵装置であって、
    前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角の発生を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記記憶された最大舵角を超える舵角の発生が検出された場合には、該検出された舵角を新たな前記最大舵角として前記記憶すること、
    を特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記制御手段は、前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角が検出された場合には、該検出された舵角を暫定最大舵角とし、当該暫定最大舵角が複数回検出された場合に、前記記憶された最大舵角の更新を行うこと、を特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記検出手段は、前記第1の舵角の方向と前記第2の舵角の方向とが同一であるにも関わらず、前記第2の舵角の変化方向と前記第1の舵角の変化方向とが相違する場合に、前記記憶された最大舵角を超える前記転舵輪の舵角が発生したものと判定すること、
    を特徴とする車両用操舵装置。
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