JP2009028299A - 分割箸 - Google Patents

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Saburo Uenishi
三郎 上西
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Abstract

【課題】
構造は極めてシンプルで、寸法精度を細かく規制しない安価な使い捨て先端部を持ち、着脱操作は極めて単純容易で、確実に連結保持され、なおかつそれらは、実使用時に受ける熱や水分の悪影響にも耐える実用性の高い、先端部使い捨て型分割箸を提供することにある。
【解決手段】
先端部Aと持ち手部Bとからなり、これら両者が、着脱可能に連結される分割箸であって、持ち手部Bには先端部Aを挿入するために所定の深さで、先端部の外径よりも適切に大きめに明けた、円柱状の第一の孔Cと、先端部を固定保持するため奥側を狭くした円錐状の第二の孔Dとの2種類の孔を同軸上に連続して持たせ、持ち手部Bの、第二の孔Dの最深部に、箸の長手方向と直角に外部と通じる連通孔Eを持たせた分割箸である。
【選択図】 図1

Description

先端部使い捨て型の分割箸に関するものである。
現在、大量に消費されている割り箸の大半は木材製で、またその大半は一回限りの使用で箸全体が廃棄されている。その結果、森林破壊等により砂漠化を増長させ、さらに大量焼却により二酸化炭素の増加を引き起こし、地球温暖化が加速されている。一方使い捨ての割り箸は、安価で、便利で清潔な商材として広く一般に受け入れられているのも事実であり、割り箸が肝炎等の伝染病予防等、衛生面で果たしてきた役割も大きい。
そのため、分割箸とすることで捨てる部分を減らそうとする具体例が種々提案されている。例えば、特開2000−287810に示されたものでは、結合のためにステンレス製スリーブを用い、使い捨て部は従来の割り箸の約1/3の長さにした割り箸をスリーブに挿入できるよう少々細めに段つき加工した分割箸である。また、特開平11−253294に示されたものでは、箸先端と後部体からなる分割箸で、箸先端の後端部分に、凹状の第一の連結部を備え、後部体の前端部分に、第一の連結部に挿入される凸状の第二の連結部を備える。そして、第一の連結部には、雌ネジ部が設けられ、また、第二の連結部には、雌ネジ部にねじ込まれる雄ネジが設けられている箸先端と後部体からなる分割箸などがある。
特開2000−287810号公報 特開平11−253294号公報
しかしながら、特開2000−28781で示された、使い捨て部をスリーブに挿入するため少々細めに段付き加工する場合、単純な孔と軸の嵌め合い形状では、個々の部品の寸法精度のバラツキにより確実な結合は保証されない。従ってネジで分離結合するのが現在技術では最も確実で一般的方法である。使い捨てを目的にはしていないが、より確実な着脱方法の一例が、特開平11−253294に示されている。しかしこの提案は、箸先端の後端部に凹状の連結部を備え、さらにネジ加工を施すとあり、使い捨て部に採用するには構造が複雑で割高になり無駄がある。また連結時にネジをねじ込み、分離時にネジを緩める面倒な着脱操作が必要になる。また、前者は、使い捨て部を従来の割り箸の約1/3の長さ、つまり先端より約70mmの部分でスリーブに挿入される。その結合部は食事中常に、熱や、汁ものに触れたり、浸かったりする環境に曝される。その結合嵌め合い部は、熱の影響を受け、締まり嵌め状態になり、また木や竹等、天然素材を使用した場合は水分の影響で膨張し、分離が困難になることがある。実用上、結合嵌め合い部に、熱や水分によるこのような悪影響を受けるのは後者も同様である。
この発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、構造は極めてシンプルで、寸法精度を細かく規制しない安価な使い捨て先端部を持ち、着脱操作は極めて単純容易で、確実に連結保持され、なおかつそれらは、実使用時に受ける熱や水分の悪影響にも耐える実用性の高い、先端部使い捨て型分割箸を提供することにある。
この発明に係る分割箸は、前記目的を達成するために次の構成からなる。請求項1に記載の発明は、先端部と持ち手部とからなり、これら両者が、着脱可能に連結される分割箸であって、持ち手部には先端部を挿入するために所定の深さに明けられた円柱状の第一の孔と、先端部を固定保持するため奥側を狭くした円錐状の第二の孔との2種類の孔を同軸上に連続して持つことを特徴とした。
請求項2の発明は、持ち手部の、第二の孔の最深部に箸の長手方向と直角に外部と通じる連通孔を持つことを特徴とした。
発明項1に記載の発明の効果に関し、第一の孔は、先端部を挿入する入り口の円柱状の孔で、その内径を、先端部の外径よりも適切に大きくしてあるので、常識的な外径寸法のバラツキを許容した安価な先端部でも、容易に挿入が可能である。さらに、使用中の水分や熱による膨張の影響も吸収し、容易に分割が可能である。第二の孔は、円錐状にしてあるので、外径寸法にバラツキがある先端部でも、楔作用により、確実に持ち手部に固定保持される。さらに、着脱部の両者の構造は極めてシンプルなため、着脱操作はワンアクションで行え極めて簡単容易である。
請求項2に記載の発明に関し、第二の孔の最深部に明けた連通孔は、第一の孔及び第二の孔が行き止まりにならないように明けられているので、熱湯消毒や洗浄後の洗浄液を容易に排出でき、衛生面の管理が容易になる。また、この連通孔は、着脱時の第二の孔の機密性を破壊し、先端部と持ち手部の密封や固着を防ぎ、軽い力で着脱操作が可能になる。
2本で一膳として使用する箸の片側一本について、図1〜3に示す実施例を参照して、この発明の分割箸の実施形態を説明する。この分割箸は、図1に示すように、先端部Aと,持ち手部Bの2部品から構成されていて、連結されている。先端部Aは、極めて単純な丸棒状の形状とするが、角棒状でもよく、その一端は食材を掴み易い、円錐状や角錐状に加工したものでも良い。持ち手部Bには、先端部Aを挿入して連結保持できる、円柱状の第一の孔Cと円錐状の第二の孔Dの2種類の孔を備えている。
第一の孔Cは先端部Aを容易に挿入でき、分離時に第一の孔Cと先端部Aが密着しないように先端部Aの外径よりもやや大きめな孔で、そのクリアランスにより発生するガタツキを最小にするため、軸方向に十分の長さを持たせた円柱状の孔とする。第二の孔Dは、先端部Aの外径寸法のバラツキを吸収するとともに、楔作用により小さな力で大きな保持力を得るために、奥に狭い円錐状に加工した孔である。
第二の孔Dは第一の孔Cと連続しており奥方向に漸次狭くする。このことにより、先端部Aは、持ち手部Bの第一の孔Cの奥までは容易に挿入されるが、第二の孔Dの途中に達した時点で先端部Aの端面が第二の孔Dの内壁面に接触し挿入は一旦止まる。その位置は先端部Aの外径と持ち手部Bの第二の孔Dの内径により決まる。先端部Aの外径が細めの場合は、第二の孔Dの深い位置で、太めの場合は浅い位置で止まる。この場合、先端部Aの外径寸法のバラツキは、実力値で0.1mm以下に加工することは極めて容易であり、仮に0.1mmの最大バラツキに対し、第二の孔Dの円錐状の勾配を1/10にした時、この分割箸を連結した時の全長のバラツキは、最大でも1mmに収まり実用上問題はない。
次に先端部Aの挿入が一旦止まった状態からさらに先端部Aを軽く押し込むことにより先端部Aの端面が、持ち手部Bの円錐状の第二の孔に楔作用により食い込み、先端部Aと持ち手部Bが確実に固定保持される。又、連結時の、クリアランスによる先端部Aのガタツキに関しては、例えば、直径で最大0.2mmのクリアランスがあっても、片側のクリアランスは0.1mmとなる。それに対し先端部Aの挿入代、すなわち円柱状の第一の孔Cの深さを30mmにしたとき0.1mmのクリアランスに対し軸方向に300倍もの挿入代が確保でき、実使用上問題になるガタツキにはならない。
第二の孔Dの最深部に箸の長手方向と直角に明けた連通孔Eは、熱湯消毒や、洗浄時の液体が第一および、第二の孔C,Dから容易に排出するために設けた。持ち手部Bに先端部Aを挿入した時、持ち手部Bの第二の孔Dは機密性の高い空間が形成されることがある。そのままの構造にしておくと、使用後放置し冷却されると、この空間は縮小され先端部Aが第二の孔Dに吸引密着され分離力が大きくなる。また入り口側より微小な隙間を通じて水分が吸引され更に機密性が増加し分離力が大きくなることがある。このため、第二の孔Dの機密を破壊し着脱時の作業性の悪化を防止するため外部に通じる連通孔Eを設ける。
使用時の連結手順は、先端部Aを、持ち手部Bの第一の孔Cから、第二の孔Dへと挿入する。Dの孔で一旦止まった時点でさらに軽く押し込むことで先端部Aと持ち手部Bは確実に固定保持され連結作業が完了する。使用後の分離手順は、先端部Aを引き抜くだけで完了する。このように、一連の着脱作業はワンアクションで行え、極めて簡単容易である。
連結時の正面図である。 持ち手部の左側面拡大図である。 図2におけるY−Y線断面図である。
符号の説明
A 先端部
B 持ち手部
C 円柱状の第一の孔
D 円錐状の第二の孔
E 連通孔

Claims (2)

  1. 先端部と持ち手部とからなり、これら両者が、着脱可能に連結される分割箸であって、持ち手部には、先端部を挿入するために所定の深さで、先端部の外径よりも適切に大きめに明けた、円柱状の第一の孔と、先端部を固定保持するため奥側を狭くした、円錐状の第二の孔との2種類の孔を、同軸上に連続して持つことを特徴とした分割箸。
  2. 持ち手部の、第二の孔の最深部に長手方向と直角に外部と通じる連通孔を持つことを特徴とした請求項1の分割箸。
JP2007195440A 2007-07-27 2007-07-27 分割箸 Pending JP2009028299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102743079A (zh) * 2012-07-30 2012-10-24 洪承伟 便携式旅游筷子
CN104116382A (zh) * 2014-07-30 2014-10-29 黄馨莹 一种防滑筷子
JP2015037464A (ja) * 2013-02-26 2015-02-26 しづ子 佐藤 箸及び箸収容装置

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