JP2009125520A - 箸 - Google Patents

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JP2009125520A JP2007306736A JP2007306736A JP2009125520A JP 2009125520 A JP2009125520 A JP 2009125520A JP 2007306736 A JP2007306736 A JP 2007306736A JP 2007306736 A JP2007306736 A JP 2007306736A JP 2009125520 A JP2009125520 A JP 2009125520A
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貴晶 加藤
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Abstract

【課題】衛生的で、洗浄の手間がなく、資源の浪費が抑制され、携帯性に優れ、しかも使い勝手がよい箸2の提供。
【解決手段】箸2は、箸先4と柄6とからなる。柄6は、内筒8と外筒10とからなる。箸先4は、凹部14を備えている。内筒8は、主部16と前端部18とからなる。前端部18は、フランジ20を備えている。前端部18はさらに、2つのスリット22を備えている。これらのスリット22により、前端部18が分割されている。この分割により、2つの挟持片24が形成されている。外筒10は、主部28と前端部30とからなる。外筒10の主部28の内径は、内筒8の主部16の外径よりも若干大きい。外筒10の前端部30の内周面には、雌ネジが螺刻されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、食事に使用される箸に関する。
食堂、一般家庭等で、割り箸が用いられている。割り箸は、2本の箸が部分的に一体化されたものである。使用者は、割り箸を割って2本の箸とし、これを用いて食事をする。使用後の箸は、通常は廃棄される。割り箸が用いられることで、箸の洗浄の手間とコストとが削減される。使用者は常に新品の箸で食事をすることができるので、衛生的である。不特定多数の人が食事をする食堂において、割り箸は好んで用いられている。
割り箸は、木材又は竹材からなる。割り箸の多用は、森林資源の浪費を招来する。森林の過剰な伐採は、地球環境に悪影響を与える。
外食に出かけるとき、自分用の箸を持ち歩く者がいる。この箸は、「マイ箸」と呼ばれている。箸は長尺なので、携帯には不便である。箸を持ち歩く場合、衛生の観点から、食後に洗浄されることが好ましいが、この洗浄は手間である。食事の場所に洗浄する設備(流し台等)がないことも多い。
実用新案登録第3094541号公報には、ホルダー、木材からなる本体及びリングを備えた箸が開示されている。この箸では、本体がホルダーに装着された状態で、使用される。使用後にホルダーから本体がはずされ、この本体が廃棄される。本体のホルダーへの着脱は、リングのスライドによって達成される。この箸では、廃棄される部材が短いので、森林資源の浪費が抑制される。この箸では、本体は使い捨てされるので、衛生的であり、洗浄の必要もない。この箸は、ホルダーと本体とが分離された状態で携帯されうるので、嵩張らない。
実用新案登録第3094541号公報
実用新案登録第3094541号公報に開示された箸では、リングのスライドに力を要する。特に、使用中に水分を含んで膨張した本体をホルダーから取り外すとき、リングのスライドは困難である。この箸は、使い勝手が悪い。
本発明の目的は、衛生的で、洗浄の手間がなく、資源の浪費が抑制され、携帯性に優れ、しかも使い勝手がよい箸の提供にある。
本発明に係る箸は、箸先と柄とを備える。この柄は、箸先が挿入されうる内筒と、この内筒が挿入されうる外筒とを備える。この内筒は、その前端近傍に、軸方向に延びるスリットを有する。この内筒の前端近傍の外周面に、雄ネジが螺刻されている。外筒の前端近傍の内周面には、雌ネジが螺刻されている。この雄ネジと雌ネジとの螺合により、外筒が内筒に固定され、かつ内筒の先端が縮径してこの内筒が箸先を挟持する。
本発明に係る箸の柄は、箸先が挿入されうる内筒と、この内筒が挿入されうる外筒とを備える。この内筒は、その前端近傍に、軸方向に延びるスリットを有する。この内筒の前端近傍の外周面に、雄ネジが螺刻されている。外筒の前端近傍の内周面には、雌ネジが螺刻されている。この雄ネジと雌ネジとの螺合により、外筒が内筒に固定され、かつ内筒の先端が縮径してこの内筒が箸先を挟持する。
本発明に係る折り箸は、長尺である。この折り箸には、その長手方向中央に折り目が形成されている。この折り目にて折り箸が分割されることにより、2本の箸先が形成されうる。
本発明では、箸の使用後に箸先が柄から取り外され、廃棄される。従って、衛生的であり、かつ箸の洗浄が不要である。柄は継続的に使用されるので、資源の浪費が抑制される。この箸は、箸先と柄とが分離された状態で持ち運びされうる。箸先が食堂に常備されている場合、使用者が柄のみを持ち運びすることも可能である。この箸は、携帯性に優れる。この箸では、箸先の柄への着脱が、ネジの回転で達成される。この着脱には大きな力は不要であり、使用中に箸先が水分を含んで膨張しても、柄から容易に取り外されうる。この箸は、使い勝手がよい。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る箸2が示された斜視図である。図2は、図1の箸2が示された分解図である。図3は、図1の箸2の一部が示された、軸方向に沿った拡大断面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。この箸2は、箸先4と柄6とからなる。柄6は、内筒8と外筒10とからなる。
箸先4は、木材からなる。後述されるように箸先4は使い捨てされるものなので、安価な木材が好ましい。箸先4に廃材が用いられてもよい。箸先4に竹材が用いられてもよい。箸先4の断面形状は略矩形であるが、面取りがなされている。図2に示されているように、箸先4の2つの側面12には、それぞれ凹部14が形成されている。凹部14は溝状であり、図2における紙面垂直方向に延在している。
内筒8は、金属又は硬質合成樹脂からなる。内筒8は、主部16と前端部18とからなる。前端部18は、フランジ20を備えている。前端部18はさらに、スリット22を備えている。図2から明らかなように、スリット22は軸方向に延在しており、前端24にまで至っている。スリット22は、前端24に向かって幅広がりである。図4に示されるように、スリット22の数は2である。これらのスリット22により、前端部18が分割されている。この分割により、2つの挟持片24が形成されている。それぞれの挟持片24の内周面の断面は、円弧状である。図2に示されるように、前端部18の外周面には雄ネジが螺刻されている。図3に示されるように、前端部18の内周面には、凸条26が形成されている。凸条26は、環状である。
外筒10は、金属又は硬質合成樹脂からなる。外筒10は、主部28と前端部30とからなる。外筒10の主部28の内径は、内筒8の主部16の外径よりも若干大きい。従って、内筒8の主部16は外筒10の主部28に挿入されうる。図3に示されるように、外筒10の前端部30の内周面には、雌ネジが螺刻されている。
図5は、本発明の一実施形態に係る折り箸32が示された斜視図である。折り箸32は、長尺である。この折り箸32の長さは、従来の割り箸と同程度である。折り箸32は、折り目34と凹部14とを備えている。折り目34は、折り箸32の長手方向ほぼ中央に位置している。折り目34は溝状であり、折り箸32の幅方向に延在している。この折り箸32は、木材等からなる。折り箸32は、折り目34において容易に分割されうる。分割により、2つの箸先4が形成される。換言すれば、折り箸32は、2つの箸先4が一体化されたものである。
この箸2の使用者は、内筒8に対して外筒10を逆回転させ、雄ネジと雌ネジとの螺合を解除する。解除により、内筒8の前端部18は外筒10から露出する。内筒8の主部16は、外筒10に挿入されたままである。この状態では、内筒8の前端部18は外筒10の拘束を受けない。従って、2つの挟持片24は、互いの間隔が広がるように弾性変形しうる。換言すれば、この前端部18は拡径しうる。使用者は、折り箸32を折り目34で分割して箸先4を作成する。使用者は、前端部18が拡径した状態で、この前端部18に箸先4を挿入する。挿入は、凹部14と凸条26とが嵌り合うまでなされる。
使用者は、内筒8に対して外筒10を正回転させる。正回転は、外筒10がフランジ20に当接するまで継続される。正回転により、雄ネジと雌ネジとが螺合し、外筒10が内筒8に固定される。正回転の進行により、内筒8の前端部18が徐々に外筒10に収容される。収容により、前端部18は外筒10からの力を受ける。2つの挟持片24は、互いの間隔が狭まるように弾性変形する。換言すれば、この前端部18が縮径する。縮径により前端部18が箸先4を押圧する。この押圧により、内筒8が箸先4を挟持する。箸先4は、内筒8から容易には抜けない。
使用者は、この箸2を用いて食事を行う。食事の後に使用者は、内筒8に対して外筒10を逆回転させる。逆回転により、前端部18の箸先4への押圧が解除される。箸先4は、柄6から脱落する。この箸先4は、廃棄される。
本発明に係る箸2では、使用後に箸先4が廃棄されるので、衛生的である。しかも、箸先4の洗浄の手間がない。廃棄されるのは箸先4のみであり、柄6は継続的に使用されうる。従来の割り箸に比べ、廃棄される木材の量は1/3以下である。この箸2では、従来の割り箸に比べて、使用される森林資源の量が少ない。この箸2は、地球環境に優しい。
この箸2は、箸先4と柄6とが分離された状態で持ち運びされうるので、持ち運び時にかさばらない。この箸2は、携帯性に優れる。箸先4が食堂に常備されている場合、使用者が柄6のみを持ち運びすることも可能である。食堂に折り箸32が常備される場合、使用者はこの折り箸32を折って箸先4を作る。折り箸32が折られていないことは、この折り箸32が未使用であることの証である。使用者は、安心して折り箸32を用いることができる。予め折り箸32が折られて箸先4が形成され、使用者がこの箸先4を携帯してもよい。
この箸2では、箸先4の柄6への着脱が、ネジの回転で達成される。この着脱には大きな力は不要である。この箸2は、使い勝手がよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る箸が示された斜視図である。 図2は、図1の箸が示された分解図である。 図3は、図1の箸の一部が示された、軸方向に沿った拡大断面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る折り箸が示された斜視図である。
符号の説明
2・・・箸
4・・・箸先
6・・・柄
8・・・内筒
10・・・外筒
14・・・凹部
16・・・主部
18・・・前端部
20・・・フランジ
22・・・スリット
26・・・凸条
32・・・折り箸
34・・・折り目

Claims (3)

  1. 箸先と柄とを備えており、
    上記柄が、箸先が挿入されうる内筒と、この内筒が挿入されうる外筒とを備えており、
    上記内筒が、その前端近傍に、軸方向に延びるスリットを有しており、
    上記内筒の前端近傍の外周面に、雄ネジが螺刻されており、
    上記外筒の前端近傍の内周面に、雌ネジが螺刻されており、
    上記雄ネジと雌ネジとの螺合により、外筒が内筒に固定され、かつ内筒の先端が縮径してこの内筒が箸先を挟持する箸。
  2. 箸先が挿入されうる内筒と、この内筒が挿入されうる外筒とを備えており、
    上記内筒が、その前端近傍に、軸方向に延びるスリットを有しており、
    上記内筒の前端近傍の外周面に、雄ネジが螺刻されており、
    上記外筒の前端近傍の内周面に、雌ネジが螺刻されており、
    上記雄ネジと雌ネジとの螺合により、外筒が内筒に固定され、かつ内筒の先端が縮径してこの内筒が箸先を挟持する箸の柄。
  3. 長尺であり、長手方向中央に折り目が形成されており、この折り目にて分割されることによって2本の箸先が形成されうる折り箸。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104939611A (zh) * 2015-06-17 2015-09-30 广西大学 一种方便筷
CN105877383A (zh) * 2016-05-17 2016-08-24 台山市合利生物质科技有限公司 一种环保筷子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104939611A (zh) * 2015-06-17 2015-09-30 广西大学 一种方便筷
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