JP2015037464A

JP2015037464A - 箸及び箸収容装置

Info

Publication number: JP2015037464A
Application number: JP2013052374A
Authority: JP
Inventors: しづ子佐藤; Shizuko Sato; シヅ子佐藤; 耐子斉藤; Taeko Saito
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-02-26
Filing date: 2013-02-26
Publication date: 2015-02-26

Abstract

【課題】先端の食物つかみ部が一回だけの使い捨てであって衛生的であり、しかも割り箸に比べて材料の使用量が少なくて経済的な箸を提供する。
【解決手段】一端部に挿入口４が形成された箸本体３と、挿入口４に着脱自在に挿入される食物つかみ部３とからなり、食物つかみ部３は、中間部から両先端に向かって先細りの左右対称形状とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、主として飲食店で使用される箸及び箸収容装置に関するものである。

一般に、飲食店では割り箸が使用されてきたが、資源節減のため使い捨てではない通常の家庭用の箸も使用されつつある。

家庭用の箸は、洗って何度でも使用できる利点があるが、知らない他人の使用した箸は不潔であり、使いたくないという潔癖症の人も少なからず存在し、そのような人は自分の箸（マイ箸）としていつも所持し、飲食店でもそのマイ箸を使用するようにしている。このようなマイ箸は、ハンドバッグや衣服のポケット（男性の場合）に入れて持ち歩くのはかさばり、煩わしいという問題があるため、所持していないことも多く、その場合は割り箸を使用している飲食店を利用するしかなかった。

本発明は、先端の食物つかみ部が一回だけの使い捨てであって衛生的であり、しかも割り箸に比べて材料の使用量が少なくて経済的な箸を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、客が自分で食物つかみを交換できる箸収容装置を提供するにある。

請求項１記載の発明は、少なくとも一端部に挿入口が形成された箸本体と、前記挿入口に着脱自在に挿入される食物つかみ部とからなるものである。

請求項２記載の発明は、前記食物つかみ部は、中間部から両先端に向かって先細りの左右対称形状であるものである。

請求項３記載の発明は、前記食物つかみ部が複数本収容され、開口部が横向き又は上向きになるように設置されたケース体を備えた箸収容装置である。

本発明の箸は、食物つかみが一回だけの使い捨てであるので衛生的であり、しかも割り箸に比して材料の使用量が少なくてすむので経済的であり、省資源化に寄与することができる。
本発明の箸収容装置は、食物つかみ部を収容したケース体を客席に設置しておくことにより、客が自分で箸本体を食物つかみ部に差し込んで使用することが可能になり、客は新しい食物つかみ部であることが明確に判断できるとともに、店の従業員も食物つかみ部の交換に手間が省ける。

（ａ）は本発明の箸の側面図、（ｂ）は要部の拡大断面図である。分解状態の断面図である。図１のＡ−Ａ線断面図である。箸収容装置の断面図である。箸収容装置の正面図である。

図１（ａ）は本発明の箸の側面図、図２は箸の要部に拡大断面図である。

本発明の箸１は、箸本体２と、箸本体２の先端に着脱自在に取付けられた食物つかみ部３とからなるものである。箸本体２は、図３に示すように断面略４角形に形成されている。なお、箸本体２の断面形状は５角形又はそれ以上の多角形でも、あるいは断面円形であってもよい。箸本体２の一端又は両端には挿入口４が形成されている。挿入口４を箸本体２の両端に形成しておけば、食物つかみ部３の挿入操作に迷うことなく容易に行うことができる。なお、挿入口４内に水が溜まるのを防止するため、挿入口４の周囲に水抜きの小孔４ａが形成されている。

食物つかみ部３は中間に円柱部３ａが形成され、この円柱部３ａの両端に先細り部分３ｂが形成された、左右対称形状のものであるが。食物つかみ３の材質は、木材又は竹などの自然物が好ましいが、合成樹脂でもよい。この食物つかみ部３は、飲食店の厨房などの保管されており、店の従業員が新しい食物つかみ部３を箸本体２の挿入口４に差し込んで取付けて箸１を完成させ、店の客に提供する。客が使用し終わった食物つかみ部３は廃棄し、２度と使用することはない。

食物つかみ部３は木材又は竹を使用することにより、見た目で新品か否かが分かり、客は他人が使用していない新しい箸で安心して食事をすることができる。したがって、従来の家庭用の箸のように洗って何度を客に提供することがなくなり、潔癖症の客でも抵抗なく外食することができる。ただし、プラスチックで構成することも可能であり、材質は限定されない。食物つかみ部３は箸本体２の１／３以下の小片であるので、割り箸に比して材料の節減になり、省資源の効果がある。

食物つかみ部３は、図示の例のように左右対称形状にすると、どちらから挿入してもよいので、挿入作業が容易になる。ただし、箸本体２への挿入部分は先端のつかみ部分より短くてもよいので、左右対称形状でなくてもよい。

上記実施形態は、中実の箸本体２の一端又は両端に挿入口を形成した構成であるが、全体を中空の箸本体２とした構成でもよい。この中空部は、中央から両端に向かって内径が徐々に拡大するようなテーパを持った形状とすることにより、内部に入った水は自動的に開口部に流れ出て内部に溜まることが避けられる。なお、

図４及び図５は、箸収容装置６を示す。前部が開口したケース５に多数の食物つかみ３を収納し、このケース５を開口部５ａが斜め上向きになるように傾斜して、又は真上向きに設置しておく。箸本体２の挿入口４を食物つかみ部３に向けて押し込むことにより、食物つかみ部３を箸本体２に簡単に取付けることができる。この方法では、食物つかみ部３を収納したケース５を客席に設置しておけば、店に来た客が食物つかみ部３に触れることなく取付け操作することが可能となるので、客は食物つかみ部３が新品であることがより明確になり、安心感が得られる利点がある。

１箸
２箸本体
３食物つかみ部
４挿入口

Claims

少なくとも一端部に挿入口が形成された箸本体と、前記挿入口に着脱自在に挿入される食物つかみ部とからなる箸。
請求項１記載の箸であって、前記食物つかみ部は、中間部から両先端に向かって先細りの左右対称形状であるものである。
前記食物つかみ部が複数本収容され、開口部が横向き又は上向きになるように設置されたケース体を備えた箸収容装置。