JP2009028129A - 傘入れ - Google Patents

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順一 山永
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Abstract

【課題】従来の傘入れは、ドアを閉めるまでに室内に雨が吹き込んだり、傘入れを取り出すのに手間取り、その間に傘に付着した雨水が車内にたれ落ちる問題や、車種によって収納するところがないものがあった。
【解決手段】上端に傘の挿入口を有する伸縮自在の筒状部2の下方に、底部に錘4を設けた球状部3を連設した傘入れで、傘入れを車の助手席の床面上に置くようにしたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、主に自動車の車内に濡れた傘を収納するための、傘入れに関するものである。
従来の自動車用傘入れは、有底の筒状ジャバラか可撓性の樹脂シートで成形した袋状のもので、車内の適宜箇所に引掛けて置くようになっている。(例えば、特許文献1及び2参照)
特開平9−58362号公報 特開平11−301361公報
以上に述べた特許文献1及び2の傘入れは、一方の手で傘入れを持ち、他方の手に傘を持って傘入れに傘を入れるので、両手がふさがって、傘を傘入れに入れ終わるまでは直ぐにドアを閉めることが出来ず、その間に室内に雨が吹き込む問題があった。
また、車のエアー吹出口のルーバーや、座席の背もたれ等に引っ掛けて収納するようになっているが、車の種類によっては引っ掛け部の形状が合わず掛けられないものがあった。
また、傘入れを取り出すのに手間取り、その間に傘に付着した雨水が車内にたれ落ちる問題もあった。
さらに、上記文献の傘入れのように、構造が有底の筒状ジャバラのものや、可撓性の樹脂シートで成形された袋状のものは、腰がなくフニャフニャしていて、傘を入れるときに傘の先が袋の内面に引っ掛かって入れづらく、その間にも付着した雨水が車内にたれ落ちるなどいろいろな問題があった。
本発明は、以上のような欠点を解決し、車の種類の違いに関係なく車内に置くことができ、濡れた傘を素早く挿入することが可能な傘入れを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の傘入れは、上端に傘の挿入口を有する伸縮自在の筒状部の下方に、底部に錘を設けた球状部を連設したものである。
この傘入れは、筒状部を縮めた状態で車の助手席の床面などに置くと、球状部の底部に錘を設けているので、球状部が床面に接する点を支点として、筒状部を起き上がらせる復元力が作用し(起き上がり小法師の原理)、球状部が床面上を転動して筒状部が起き上がり、常に傘の挿入口が上を向いて起立している。
また、上記筒状部を伸縮自在にする方法として、固定筒と複数の可動筒で構成し、それぞれの可動筒を嵌め合わせてスライドするようにしてもよい。
また、上記可動筒は、下方の筒より上方の筒の径を小さくして、固定筒の内部に全て収納できるようにしてもよい。このような構造にすることにより、濡れた傘を入れたときに、可動筒の重なり部分から、傘に付いた水が筒の外に漏れることがない。
そして、球状部の下端に平坦部を設けてもよい。この平坦部を設けることにより、ふらつきがなく安定して傘入れを起立させることができる。
また、平坦部にゴムや布ヤスリなどの摩擦材を貼り付けるか、複数の環状や多数の角垂状などの突起部を付けてもよい。このような滑り止めを施すと、車が走行中に傘入れが移動するのを止めることができる。
また、筒状部を伸縮自在にする他の方法として、筒状部をジャバラ式にしてもよい。
本発明の自動車用傘入れは、以上説明したように構成されているので、下記に記載されるような効果がある。
傘に付着した雨水は、傘の先を伝わって車内にたれ落ちるが、常に傘入れの挿入口が上を向いて起立しているので、濡れた傘の先をさっと傘入れに入れることが出来、傘に付いた雨水が垂れるのを防ぐことが出来る。
また、傘を持たない片方の手でドアを直ぐに閉めることが出来るので、開けたドアからの雨の吹き込みを最小限にできる。また、傘入れの底にたまった雨水も、常に起立しているのでこぼれることがない。
さらに、助手席の床面はどのような種類の車にも共通してあるので、置き場所に困ることがなく、傘入れを取り出す手間もかからない。また、伸縮自在の構造になっているので場所もとらない。
以下、本発明の一実施例を図1〜図12に基づいて説明する。
本発明による自動車用傘入れは、図1〜図4に示すように、上端に傘の挿入口1を有する伸縮自在の筒状部2と、筒状部2の下方に表面が球面で形成された球状部3を連設し、球状部3の底部に錘4を埋設して、その上部を筒の中底板5で覆ったものである。
錘4は外底部に接着剤で接合して取り付けてもよく、図4に示すように、鍔が付いた錘にして、球状部3の外底部に嵌め込んで取り付けてもよい。
球状部3の表面を球面で形成しているのは、球状部が床面53を転動して起き上がるようにするためである。その原理(起き上がり小法師の原理)を図5で説明する
図5において、球状部3が床面53に接する接点をP0とし、接点P0から錘4の重心位置P1までの水平距離をL1とし、接点P0と筒状部2を縮めた状態での重心位置P2までの水平距離をL2とすると、筒状部2を起こそうとする復元力は、錘4の重量W1×L1になり、この復元力が筒状部2を倒そうとする力、すなわち筒状部2の重量W2×L2より大きいと、接点P0を支点として筒状部2を起き上がらせる力が働き、床面53上を球状部3の接点P0が転動して行き筒状部2が起き上る。
この傘入れは、以上の原理で成り立っているので、筒上部2の重量をさらに軽くし、錘4の重量をいっそう重くすることにより、筒上部2を伸ばしたままでも起き上がらせることができる。
また、球状部3の下端を平坦にして平坦部6を設ける。
また、筒状部2は、球状部3に連設した固定筒2Aと、複数の可動筒2B、2C、2Dとで伸縮自在に構成し、下方の筒より上方の筒の径を小さくして、固定筒2Aの内部に可動筒2B、2C、2Dが全て収納されるようにしている。
本実施例では可動筒の数は3本になっているが、それ以上でもよく、伸長したときの長さを変えない条件のもとでは、本数を増やした方が1本の長さが短くなって重心が下がり、復元力が増えて安定性を増すが、コストとの兼ね合いがある。
また、固定筒2Aの内周面2Aaを球状部3内に向かって中底板5に当たるところまで掘り込んだ方が、可動筒を収納したときの重心が下がり、復元力が増えて安定性が増すと同時に、可動筒2Bを出し入れするときのガイドを長くできスムースに出し入れできる。
また、図6の実施例のように固定筒2Aをなくして、球状部3内の内周面2Aaのみにする構造も考えられるが、可動筒の本数が多数必要になりコストとの兼ね合いがあり、また、挿入口の内径を小さくするか、球面部の外形を大きくする必要もある。
また、可動筒2B、2C、2Dをそれぞれ嵌め合わせてスライドするようにするために、固定筒2Aの上方開口部の内側に内縁取り2Abを設け、可動筒2B、2Cの上方開口部の内周に内縁取り2Bb、2Cbを設け、可動筒2B、2C、2Dの下方開口部の外周に外縁取り2Bc、2Cc、2Dcを設ける。
そして、固定筒2Aの内部に可動筒2Bを、可動筒2Bの内部に可動筒2Cを、可動筒2Cの内部に可動筒2Dを順次嵌め込み、それぞれの可動筒を縮めた時は固定筒2A内に収まり、伸ばした時には内縁取り2Bb、2Cbと外縁取り2Bc、2Cc、2Dcで規制されて一定寸法以上伸びないようにする。
また、最上段の可動筒2Dは、上方の開口部が傘の挿入口1を形成し、内側の縁取りは不用である。また、挿入口1の周囲に断面が円弧状の鍔7を付けてもよく、これを付けると図15、図16に示すように、可動筒2B、2C、2Dを伸ばして傘54に被せるときに、挿入口1の角が傘54の表面をよく滑り、また、この鍔7を掴んで可動筒2B、2C、2Dを伸ばしやすい。
さらに、それぞれの、上方の可動筒の上端を下方の可動筒の上端より少し出すようにすると、可動筒2B、2C、2Dを伸ばすときに顎7を掴みやすい。
また、筒状部2と球状部3は合成樹脂或いはステンレス材等の適宜素材にて成形され、錘4は鉄等の比重が高い金属が適当である。
図7〜図12は球状部3の平坦部6に滑り止めを付けたもので、図7、図8のように平坦部6にゴムや布ヤスリなどの摩擦材8を貼り付けたものや、図9、図10のように平坦部6に複数の環状の突起9を付けたものや、図11.図12のように多数の角錐状の突起10を付けたものがある。この突起の形状は円錐状の突起でもよく、先端が尖った突起であればよい。また、粒状の摩擦材を平坦部6に塗布してもよい。
他の実施例として図13に示すように、筒状部22を伸縮させるのにジャバラ式にしてもよい。この例では、球状部23、錘24、中底板25、平坦部26は上記実施例と共通であるが、その上方の筒状部22をジャバラ式のジャバラ式筒22Aにし、ジャバラ式筒22Aの上方の開口部の周囲に鍔27を付け、傘の挿入口21を形成する。
本発明は、以上のような構造になっているので、傘入れ51を使用しない時は、図14に示すように筒状部2、22を縮めて助手席52の床面53の置くと、走行中車が揺れて傘入51が倒れそうになっても錘4、24の力で復元し起立して常に立っている。
濡れた傘54を収納する時は、図15に示すように、素早く傘54の先端部を傘入れ51の挿入口1、21に差し入れた後すぐにドアを閉め、図16に示すように筒状部2、22を伸ばして傘54を覆って助手席52に寄掛けて置く。
本発明の一実施例を示す傘入れの、収縮状態を左半分に伸長状態を右半分に示した側断面図である。 同傘入れの、収縮状態を左半分に伸長状態を右半分に示した側面図である。 同傘入の平面図である。 同傘入れの、錘を球状部の外底部に取り付けた状態を示す部分側断面図である。 同傘入れの、筒状部を縮めた状態で、筒状部が起き上がる原理の説明図である。 同傘入れの、固定筒をなくした事例の、収縮状態を左半分に伸長状態を右半分に一部示した側断面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの摩擦材を貼り付けた球状部の外底部を示す部分側断面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの摩擦材を貼り付けた球状部の外底部を示す部分平面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの環状の突起を付けた球状部の外底部を示す部分側断面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの環状の突起を付けた球状部の外底部を示す部分平面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの角錐状の突起を付けた球状部の外底部を示す部分側断面図である。 同傘入の、平坦部に滑り止めの角錐状の突起を付けた球状部の外底部を示す部分平面図である。 本発明の他の実施例を示す傘入れの、収縮状態を左半分に伸長状態を右半分に示した側断面図である。 本発明の一実施例を示す同傘入の使用状態を示す図面で、車の助手席の床面に置いた収縮状態を示す斜視図である。 同傘入の使用状態を示す図面で、傘の先端部を傘入れに差し入れた収縮状態を示す斜視図である。 同傘入の使用状態を示す図面で、可動筒を伸ばして傘を収納し、助手席に寄掛けて置いた伸長状態を示す斜視図である。
符号の説明
1、21 挿入口
2、22 筒状部
2A 固定筒
2Aa 内周面
2B、2C、2D 可動筒
2Bb、2Cb、2Db 内縁取り
2Bc、2Cc、2Dc 外縁取り
3、23 球面部
4、24 錘
5、25 中底板
6、26 平坦部
7、27 鍔
8 摩擦材
9、10 突起
22A ジャバラ式筒
51 傘入れ
52 助手席
53 床面
54 傘

Claims (6)

  1. 上端に傘の挿入口を有する伸縮自在の筒状部と、前記筒状部の下方に、底部に錘を設けた球状部が連設され、前記球状部が床面に接する点を支点として、少なくとも前記傘の挿入口から傘を挿入しない状態では、前記筒状部が起立することを特徴とした傘入れ。
  2. 前記筒状部が、固定筒と複数の可動筒を嵌め合わせてスライド可能である請求項1記載の傘入れ。
  3. 前記複数の可動筒が、下方の筒より上方の筒の径を小さくして、固定筒の内部に収納可能である請求項1又は2記載の傘入れ。
  4. 前記球状部の下端に平坦部を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の傘入れ。
  5. 前記球状部の平坦部に、滑り止めを施した請求項1〜4のいずれか1項に記載の傘入れ。
  6. 前記筒状部が、伸縮自在のジャバラ式であることを特徴とする請求項1又は4又は5項記載の傘入れ。




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