JP2009027593A - 音声出力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、音声出力を行う機器を切り換える際に音量を変化させることなく切り換えを行うことができ、音量の再設定の必要がない音声出力システムを提供することを課題とする。
【解決手段】TV受信機10は、切り換え指示が操作部21から入力されると、スピーカ20からの音声出力を停止させると共に、特性補正テーブル22を参照することで、電子ボリューム17に設定されている音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値と出力指示とをサラウンドオーディオ装置30に出力し、サラウンドオーディオ装置30は、TV受信機10から基準レベル値と出力指示とが入力されると、特性補正テーブル37を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し、特定した音量ボリューム値を電子ボリューム32に設定して音声出力を開始させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スピーカをそれぞれ搭載している複数のスピーカ搭載機器からなる音声出力システムに関し、特に音声出力を行う機器を切り換える際に音量を変化させることなく切り換えを行う音声出力システムに関する。
近年、TV受信機やDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ機等に、臨場感のある再生音場の形成が可能なサラウンドオーディオ装置を接続したホームシアターシステムが用いられるようになってきている。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、各々機器における音量ボリューム設定は、互いの関連がなく、独立して設定するようになっており、音声出力する機器を切り替える毎に、音量の再設定が必要となって操作が煩わしく、特に、深夜の視聴時等に音量を絞って使用していたにも拘わらず、音声出力する機器を切り換えた途端、誤って大音量が出てしまうという問題点があった。
特開2005−217559号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音声出力を行う機器を切り換える際に音量を変化させることなく切り換えを行うことができ、音量の再設定の必要がなく、深夜の視聴時等に音量を絞って使用している場合に、音声出力する機器を切り換えても、誤って大音量が出てしまうことがない音声出力システムを提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の音声出力システムは、第1のスピーカを搭載している第1のスピーカ搭載機と第2のスピーカを搭載している第2のスピーカ搭載機とが接続されてなる音声出力システムであって、前記第1のスピーカ搭載機は、設定された第1の音量ボリューム値に基づく音量レベルで前記第1のスピーカから音声出力させる第1のボリューム手段と、該第1のボリューム手段に設定される前記第1の音量ボリューム値と当該第1の音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている第1の特性補正テーブルと、音声出力する機器の切り換え指示の入力を受け付ける操作手段と、前記第1のスピーカ搭載機から前記第2のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が前記操作手段から入力されると、前記第1のスピーカからの音声出力を停止させると共に、前記第1の特性補正テーブルを参照することで、前記第1のボリューム手段に設定されている前記第1の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値を特定し、特定した前記基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とを前記第2のスピーカ搭載機に出力する第1の音量制御手段とを具備し、前記第2のスピーカ搭載機は、設定された第2の音量ボリューム値に基づく音量レベルで前記第2のスピーカから音声出力させる第2のボリューム手段と、該第2のボリューム手段に設定される前記第2の音量ボリューム値と当該第2の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値とが設定されている第2の特性補正テーブルと、前記第1のスピーカ搭載機から前記基準レベル値と前記出力指示が入力されると、前記第2の特性補正テーブルを参照することで、前記基準レベル値に対応する前記第2の音量ボリューム値を特定し、特定した前記第2の音量ボリューム値を前記第2のボリューム手段に設定して音声出力を開始させる第2の音量制御手段を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の音声出力システムは、前記第1のスピーカ搭載機の前記第1の音量制御手段は、前記第2のスピーカ搭載機から前記第1のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が前記操作手段から入力されると、音声出力の停止を指示する出力停止指示を前記第2のスピーカ搭載機に出力すると共に、前記第2のスピーカ搭載機から前記基準レベル値が入力されると、前記第1の特性補正テーブルを参照することで、前記基準レベル値に対応する前記第1の音量ボリューム値を特定し、特定した前記第1の音量ボリューム値を前記第1のボリューム手段に設定して音声出力を開始させ、前記第2のスピーカ搭載機の前記第2の音量制御手段は、前記第1のスピーカ搭載機から前記出力停止指示が入力されると、前記第2のスピーカからの音声出力を停止させると共に、前記第2の特性補正テーブルを参照することで、前記第2のボリューム手段に設定されている前記第2の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値を特定し、特定した前記基準レベル値を前記第1のスピーカ搭載機に出力することを特徴とする。
本発明の音声出力システムは、第1のスピーカ搭載機に、設定された第1の音量ボリューム値に基づく音量レベルで第1のスピーカから音声出力させる第1のボリューム手段と、第1のボリューム手段に設定される第1の音量ボリューム値と当該第1の音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている第1の特性補正テーブルと、音声出力する機器の切り換え指示の入力を受け付ける操作手段と、第1のスピーカ搭載機から第2のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が操作手段から入力されると、第1のスピーカからの音声出力を停止させると共に、第1の特性補正テーブルを参照することで、第1のボリューム手段に設定されている第1の音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とを第2のスピーカ搭載機に出力する第1の音量制御手段とを設け、第2のスピーカ搭載機に、設定された第2の音量ボリューム値に基づく音量レベルで第2のスピーカから音声出力させる第2のボリューム手段と、第2のボリューム手段に設定される第2の音量ボリューム値と当該第2の音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている第2の特性補正テーブルと、第1のスピーカ搭載機から基準レベル値と出力指示が入力されると、第2の特性補正テーブルを参照することで、基準レベル値に対応する第2の音量ボリューム値を特定し、特定した第2の音量ボリューム値を第2のボリューム手段に設定して音声出力を開始させる第2の音量制御手段とを設けるように構成することにより、第1のスピーカ搭載機を操作し、第1のスピーカ搭載機から第2のスピーカ搭載機に音声出力を切り換えるに際し、第1のスピーカ搭載機において設定されていた第1の音量ボリューム値が、第1のスピーカ搭載機における第1のスピーカと、第2のスピーカ搭載機における第2のスピーカとの音量特性に応じて補正されて、第2のスピーカ搭載機の音声出力に反映されることになるため、音声出力を行う機器を切り換える際に音量を変化させることなく切り換えを行うことができ、音量の再設定の必要がなく、深夜の視聴時等に音量を絞って使用している場合に、音声出力する機器を切り換えても、誤って大音量が出てしまうことがないという効果を奏する。
さらに、本発明の音声出力システムにおいては、第1のスピーカ搭載機の第1の音量制御手段は、第2のスピーカ搭載機から第1のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が操作手段から入力されると、音声出力の停止を指示する出力停止指示を第2のスピーカ搭載機に出力すると共に、第2のスピーカ搭載機から基準レベル値が入力されると、第1の特性補正テーブルを参照することで、基準レベル値に対応する第1の音量ボリューム値を特定し、特定した第1の音量ボリューム値を第1のボリューム手段に設定して音声出力を開始させ、第2のスピーカ搭載機の第2の音量制御手段は、第1のスピーカ搭載機から出力停止指示が入力されると、第2のスピーカからの音声出力を停止させると共に、第2の特性補正テーブルを参照することで、第2のボリューム手段に設定されている第2の音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値を第1のスピーカ搭載機に出力するように構成することにより、第1のスピーカ搭載機を操作し、第2のスピーカ搭載機から第1のスピーカ搭載機に音声出力を切り換えるに際し、第2のスピーカ搭載機において設定されていた第2の音量ボリューム値が、第2のスピーカ搭載機における第2のスピーカと、第1のスピーカ搭載機における第1のスピーカとの音量特性に応じて補正されて、第1のスピーカ搭載機の音声出力に反映されるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る音声出力システムの実施の形態の構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示す特性補正テーブル例を示す図であり、(a)は、TV受信機の特性補正テーブル例を、(b)は、サラウンドオーディオ装置の特性補正テーブル例をそれぞれ示している。
本実施の形態の音声出力システムは、図1を参照すると、TV受信機10と、TV受信機10にHDMI(High Definition Multimedia Interface)等のインターフェイス50を介して接続されたサラウンドオーディオ装置30とからなり、音声出力する機器をTV受信機10とサラウンドオーディオ装置30とで切り換えることができるように構成されている。
TV受信機10は、アンテナ11と、チューナ部12と、多重化復元部13と、映像復号部14と、音声復号部15と、表示部16と、電子ボリューム17と、ミュート回路18と、アンプ19と、スピーカ20と、操作部21と、特性補正テーブル22と、音量制御部23と、音声出力端子24と、音声情報入出力端子25とを備えている。
チューナ部12は、アンテナ11によって受信された放送信号を所望の周波数で選局し、復調処理を行う。なお、アンテナ11によって受信される放送信号は、アナログ放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送等であり、チューナ部12によって復調される信号は、コンテンツの映像信号と音声信号および当該コンテンツに関する付加情報が時分割複合化された多重化信号として多重化復元部13に出力される。また、コンテンツとは、放送局からの放送信号によって供給される番組に限らず、インターネット等のネットワークを介して得られる番組、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体から得られる番組を含むものとし、この場合には、ネットワークおよび記録媒体の再生装置からコンテンツの映像信号と音声信号および当該コンテンツに関する付加情報が時分割複合化された多重化信号が多重化復元部13に出力される。
多重化復元部13は、チューナ部12(もしくはネットワーク、記録媒体の再生装置)から入力された多重化信号を映像信号と、音声信号と、付加情報とに分離し、分離した映像信号は、映像復号部14に、分離した音声信号は、音声復号部15にそれぞれ出力する。
映像復号部14は、多重化復元部13から入力された映像信号を復号化し、復号化された映像信号は、表示部16に表示される。表示部16としては、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT等の表示手段が用いられる。
音声復号部15は、多重化復元部13から入力された音声信号を復号化し、復号化された音声信号は、電子ボリューム17によって音量レベルが調整された後、アンプ19で増幅され、スピーカ20から音声出力されると共に、音声出力端子24から出力される。なお、図1には、スピーカ20が1台のみ示されているが、実際には、出力するチャンネル数分のスピーカが設けられている。
ミュート回路18は、音声信号を必要に応じて遮断する回路であり、ミュート回路18がONされると、スピーカ20からの音声出力が停止される。
操作部21は、TV受信機10における各種操作の実行を指示する入力手段であり、電源のON/OFF操作、チャンネルの選択指示、音量ボリューム値の調整指示、音声出力する機器の切り換え指示等の入力が行われる。なお、図示しないリモコンからの操作信号を赤外線等で受信するリモコン受光部を設け、リモコンを操作部21として用いるようにしても良い。
特性補正テーブル22は、スピーカ20の音量特性と、予め定められている音量の基準レベル値との対応関係を示しており、図2(a)に示すように、スピーカ20から出力される音量レベルを決定する音量ボリューム値と、当該音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている。
音量制御部23は、操作部21から音量ボリューム値の調整指示が入力されると、調整された音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム17の音量レベルを設定する。また、音量制御部23は、操作部21から切り換え指示として、音声出力する機器をTV受信機10からサラウンドオーディオ装置30に切り換える指示が入力されると、ミュート回路18をONさせてスピーカ20からの音声出力を停止させると共に、特性補正テーブル22を参照することで、電子ボリューム17に設定されている音量レベル、すなわち音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とを音声情報入出力端子25からサラウンドオーディオ装置30に出力する。さらに、音量制御部23は、操作部21から切り換え指示として、音声出力する機器をサラウンドオーディオ装置30からTV受信機10に切り換える指示が入力されると、音声出力の停止を指示する出力停止指示を音声情報入出力端子25からサラウンドオーディオ装置30に出力することで、基準レベル値を要求し、サラウンドオーディオ装置30からの基準レベル値が音声情報入出力端子25から入力されると、特性補正テーブル22を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し、特定した音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム17の音量レベルを設定すると共に、ミュート回路18をOFFさせてスピーカ20からの音声出力を開始させる。
サラウンドオーディオ装置30は、サラウンド処理部31と、電子ボリューム32と、ミュート回路33と、アンプ34と、スピーカ35と、操作部36と、特性補正テーブル37と、音量制御部38と、音声入力端子39と、音声情報入出力端子40とを備えている。
サラウンド処理部31は、TV受信機10から音声入力端子39を介して入力された音声信号のチャンネル数を変更する機能を有し、サラウンド処理として、例えば、5.1chの音声信号を3.1ch又は2.1chに変更するダウンミックス処理、5.1chの音声信号を3.1ch又は2chに変更するバーチャルサラウンド処理、2chの音声信号を5.1chに変更するマトリクスデコード処理、1chの音声信号を2chに変更するステレオ変換処理が行われる。サラウンド処理部31によってサラウンド処理された音声信号は、電子ボリューム32によって音量レベルが調整された後、アンプ34で増幅され、スピーカ35から音声出力される。なお、図1には、スピーカ35が1台のみ示されているが、実際には、出力するチャンネル数分のスピーカが設けられている。
ミュート回路33は、音声信号を必要に応じて遮断する回路であり、ミュート回路33がONされると、スピーカ35からの音声出力が停止される。
操作部36は、サラウンドオーディオ装置30における各種操作の実行を指示する入力手段であり、電源のON/OFF操作、音量ボリューム値の調整指示等の入力が行われる。なお、図示しないリモコンからの操作信号を赤外線等で受信するリモコン受光部を設け、リモコンを操作部36として用いるようにしても良い。
特性補正テーブル37は、スピーカ35の音量特性と、予め定められている音量の基準レベル値との対応関係を示しており、図2(b)に示すように、スピーカ35から出力される音量レベルを決定する音量ボリューム値と、当該音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている。
音量制御部38は、操作部36から音量ボリューム値の調整指示が入力されると、調整された音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム32の音量レベルを設定する。また、音量制御部38は、TV受信機10から音声情報入出力端子40を介して基準レベル値と出力指示とが入力されると、特性補正テーブル37を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し、特定した音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム32の音量レベルを設定すると共に、ミュート回路33をOFFさせてスピーカ35からの音声出力を開始させる。さらに、音量制御部23は、TV受信機10から音声情報入出力端子40を介して出力停止指示が入力されると、ミュート回路18をONさせてスピーカ35からの音声出力を停止させると共に、特性補正テーブル37を参照することで、電子ボリューム32に設定されている音量レベル、すなわち音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値を音声情報入出力端子40からTV受信機10に出力する。
次に、本実施の形態の動作について図3および図4を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係る音声出力システムの実施の形態におけるTV受信機からサラウンドオーディオ装置への音声出力切り換え動作を説明するシーケンス図であり、図4は、本発明に係る音声出力システムの実施の形態におけるサラウンドオーディオ装置からTV受信機への音声出力切り換え動作を説明するシーケンス図である。
まず、TV受信機10からサラウンドオーディオ装置30への音声出力切り換え動作について図3を参照して詳細に説明する。
TV受信機10のスピーカ20から音声出力され、サラウンドオーディオ装置30のミュート回路33がONされてスピーカ35からの音声出力が停止されている状態で、操作部21から切り換え指示として、音声出力する機器をTV受信機10からサラウンドオーディオ装置30に切り換える指示が入力されると(ステップA1)、音量制御部23は、ミュート回路18をONさせてスピーカ20からの音声出力を停止させると共に(ステップA2)、特性補正テーブル22を参照することで、電子ボリューム17に設定されている音量レベル、すなわち音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し(ステップA3)、特定した基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とを音声情報入出力端子25からサラウンドオーディオ装置30に出力する(ステップA4)。なお。ステップA3の基準レベル値の特定に際し、図2(a)に示すように、1つの音量ボリューム値に複数の基準レベル値が対応している場合、すなわち音量ボリューム値よりも基準レベル値の段階数の方が多い場合には、予め設定されているルールに従って、例えば最も大きい基準レベル値等が特定される。
サラウンドオーディオ装置30の音量制御部38は、TV受信機10から音声情報入出力端子40を介して基準レベル値と出力指示とが入力されると(ステップA4)、特性補正テーブル37を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し(ステップA5)、特定した音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム32の音量レベルを設定すると共に(ステップA6)、ミュート回路33をOFFさせてスピーカ35からの音声出力を開始させる(ステップA7)。これにより、サラウンドオーディオ装置30において設定されていた音量ボリューム値が、サラウンドオーディオ装置30のスピーカ35とTV受信機10のスピーカ20との音量特性に応じて補正されて、TV受信機10の音声出力に反映されることになる。
次に、サラウンドオーディオ装置30からTV受信機10への音声出力切り換え動作について図4を参照して詳細に説明する。
TV受信機10のミュート回路18がONされてスピーカ20からの音声出力が停止され、サラウンドオーディオ装置30のスピーカ35から音声出力されている状態で、操作部21から切り換え指示として、音声出力する機器をサラウンドオーディオ装置30からTV受信機10に切り換える指示が入力されると(ステップB1)、音量制御部23は、音声出力の停止を指示する出力停止指示を音声情報入出力端子25からサラウンドオーディオ装置30に出力する(ステップB2)。
サラウンドオーディオ装置30の音量制御部38は、TV受信機10から音声情報入出力端子40を介して出力停止指示が入力されると(ステップB3)、ミュート回路33をONさせてスピーカ35からの音声出力を停止させると共に(ステップB4)、特性補正テーブル37を参照することで、電子ボリューム32に設定されている音量レベル、すなわち音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し(ステップB5)、特定した基準レベル値を音声情報入出力端子40からTV受信機10に出力する(ステップB6)。なお。ステップB5の基準レベル値の特定に際し、図2(b)に示すように、1つの音量ボリューム値に複数の基準レベル値が対応している場合、すなわち音量ボリューム値よりも基準レベル値の段階数の方が多い場合には、予め設定されているルールに従って、例えば最も大きい基準レベル値等が特定される。
TV受信機10の音量制御部23は、サラウンドオーディオ装置30からの基準レベル値が音声情報入出力端子25から入力されると(ステップB7)、特性補正テーブル22を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し(ステップB8)、特定した音量ボリューム値に基づいて電子ボリューム17の音量レベルを設定すると共に(ステップB9)、ミュート回路18をOFFさせてスピーカ20からの音声出力を開始させる(ステップB10)。これにより、TV受信機10において設定されていた音量ボリューム値が、TV受信機10のスピーカ20とサラウンドオーディオ装置30のスピーカ35との音量特性に応じて補正されて、サラウンドオーディオ装置30の音声出力に反映されることになる。
なお、本実施の形態では、TV受信機10の操作部21によって切り換え指示の入力を受け付けるように構成したが、サラウンドオーディオ装置30の操作部36によって切り換え指示の入力を受け付けるようにしても良く、この場合の動作は、図3および図4に示すシーケンス図において、TV受信機10とサラウンドオーディオ装置30とを入れ換えることで説明することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、TV受信機10に、設定された音量ボリューム値に基づく音量レベルでスピーカ20から音声出力させる電子ボリューム17と、電子ボリューム17に設定される音量ボリューム値と当該音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている特性補正テーブル22と、音声出力する機器の切り換え指示の入力を受け付ける操作部21と、TV受信機10からサラウンドオーディオ装置30への音声出力の切り換え指示が操作部21から入力されると、スピーカ20からの音声出力を停止させると共に、特性補正テーブル22を参照することで、電子ボリューム17に設定されている音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とをサラウンドオーディオ装置30に出力する音量制御部23とを設け、サラウンドオーディオ装置30に、設定された音量ボリューム値に基づく音量レベルでスピーカ35から音声出力させる電子ボリューム32と、電子ボリューム32に設定される音量ボリューム値と当該音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている特性補正テーブル37と、TV受信機10から基準レベル値と出力指示が入力されると、特性補正テーブル37を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し、特定した音量ボリューム値を電子ボリューム32に設定して音声出力を開始させる音量制御部38とを設けるように構成することにより、TV受信機10を操作し、TV受信機10からサラウンドオーディオ装置30に音声出力を切り換えるに際し、TV受信機10において設定されていた音量ボリューム値が、TV受信機10におけるスピーカ20と、サラウンドオーディオ装置30におけるスピーカ35との音量特性に応じて補正されて、サラウンドオーディオ装置30の音声出力に反映されることになるため、音声出力を行う機器を切り換える際に音量を変化させることなく切り換えを行うことができ、音量の再設定の必要がなく、深夜の視聴時等に音量を絞って使用している場合に、音声出力する機器を切り換えても、誤って大音量が出てしまうことがないという効果を奏する。
さらに、本発明の音声出力システムにおいては、TV受信機10の音量制御部23は、サラウンドオーディオ装置30からTV受信機10への音声出力の切り換え指示が操作部21から入力されると、音声出力の停止を指示する出力停止指示をサラウンドオーディオ装置30に出力すると共に、サラウンドオーディオ装置30から基準レベル値が入力されると、特性補正テーブル22を参照することで、基準レベル値に対応する音量ボリューム値を特定し、特定した音量ボリューム値を電子ボリューム17に設定して音声出力を開始させ、サラウンドオーディオ装置30の音量制御部38は、スピーカ35からの音声出力を停止させると共に、特性補正テーブル37を参照することで、電子ボリューム32に設定されている音量ボリューム値に対応する基準レベル値を特定し、特定した基準レベル値をTV受信機10に出力するように構成することにより、TV受信機10を操作し、サラウンドオーディオ装置30からTV受信機10に音声出力を切り換えるに際し、サラウンドオーディオ装置30において設定されていた音量ボリューム値が、サラウンドオーディオ装置30におけるスピーカ35と、TV受信機10におけるスピーカ20との音量特性に応じて補正されて、TV受信機10の音声出力に反映されるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る音声出力システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す特性補正テーブル例を示す図であり、(a)は、TV受信機の特性補正テーブル例を、(b)は、サラウンドオーディオ装置の特性補正テーブル例をそれぞれ示している。 本発明に係る音声出力システムの実施の形態におけるTV受信機からサラウンドオーディオ装置への音声出力切り換え動作を説明するシーケンス図である。 本発明に係る音声出力システムの実施の形態におけるサラウンドオーディオ装置からTV受信機への音声出力切り換え動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
10 TV受信機
11 アンテナ
12 チューナ部
13 多重化復元部
14 映像復号部
15 音声復号部
16 表示部
17 電子ボリューム
18 ミュート回路
19 アンプ
20 スピーカ
21 操作部
22 特性補正テーブル
23 音量制御部
24 音声出力端子
25 音声情報入出力端子
30 サラウンドオーディオ装置
31 サラウンド処理部
32 電子ボリューム
33 ミュート回路
34 アンプ
35 スピーカ
36 操作部
37 特性補正テーブル
38 音量制御部
39 音声入力端子
40 音声情報入出力端子
50 インターフェイス

Claims (2)

  1. 第1のスピーカを搭載している第1のスピーカ搭載機と第2のスピーカを搭載している第2のスピーカ搭載機とが接続されてなる音声出力システムであって、
    前記第1のスピーカ搭載機は、設定された第1の音量ボリューム値に基づく音量レベルで前記第1のスピーカから音声出力させる第1のボリューム手段と、
    該第1のボリューム手段に設定される前記第1の音量ボリューム値と当該第1の音量ボリューム値に対応する基準レベル値とが設定されている第1の特性補正テーブルと、
    音声出力する機器の切り換え指示の入力を受け付ける操作手段と、
    前記第1のスピーカ搭載機から前記第2のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が前記操作手段から入力されると、前記第1のスピーカからの音声出力を停止させると共に、前記第1の特性補正テーブルを参照することで、前記第1のボリューム手段に設定されている前記第1の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値を特定し、特定した前記基準レベル値と音声出力を指示する出力指示とを前記第2のスピーカ搭載機に出力する第1の音量制御手段とを具備し、
    前記第2のスピーカ搭載機は、設定された第2の音量ボリューム値に基づく音量レベルで前記第2のスピーカから音声出力させる第2のボリューム手段と、
    該第2のボリューム手段に設定される前記第2の音量ボリューム値と当該第2の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値とが設定されている第2の特性補正テーブルと、
    前記第1のスピーカ搭載機から前記基準レベル値と前記出力指示が入力されると、前記第2の特性補正テーブルを参照することで、前記基準レベル値に対応する前記第2の音量ボリューム値を特定し、特定した前記第2の音量ボリューム値を前記第2のボリューム手段に設定して音声出力を開始させる第2の音量制御手段を具備することを特徴とする音声出力システム。
  2. 前記第1のスピーカ搭載機の前記第1の音量制御手段は、前記第2のスピーカ搭載機から前記第1のスピーカ搭載機への音声出力の切り換え指示が前記操作手段から入力されると、音声出力の停止を指示する出力停止指示を前記第2のスピーカ搭載機に出力すると共に、前記第2のスピーカ搭載機から前記基準レベル値が入力されると、前記第1の特性補正テーブルを参照することで、前記基準レベル値に対応する前記第1の音量ボリューム値を特定し、特定した前記第1の音量ボリューム値を前記第1のボリューム手段に設定して音声出力を開始させ、
    前記第2のスピーカ搭載機の前記第2の音量制御手段は、前記第1のスピーカ搭載機から前記出力停止指示が入力されると、前記第2のスピーカからの音声出力を停止させると共に、前記第2の特性補正テーブルを参照することで、前記第2のボリューム手段に設定されている前記第2の音量ボリューム値に対応する前記基準レベル値を特定し、特定した前記基準レベル値を前記第1のスピーカ搭載機に出力することを特徴とする請求項1記載の音声出力システム。
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JP2013176122A (ja) * 2013-04-16 2013-09-05 Yamaha Corp 音響処理装置

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