JP2009026349A - ビデオ記録再生方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生動作の高速化を図る上で有利なビデオ記録再生方法および装置を提供する。
【解決手段】1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる記録領域48の部分を1つの記録単位52とし、LBAが連続するM個の記録単位52をデジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位lumpとする。デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続された1以上の記録単位52をデジタルビデオ記録単位lumpに関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位post_infoとする。デジタルビデオデータ記録単位lumpとデジタルビデオ情報単位post_infoとから読み書き単位unitを構成する。デジタルビデオデータのハードディスク装置46への記録および/または再生を読み書き単位unitで行う。
【選択図】図2
【解決手段】1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる記録領域48の部分を1つの記録単位52とし、LBAが連続するM個の記録単位52をデジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位lumpとする。デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続された1以上の記録単位52をデジタルビデオ記録単位lumpに関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位post_infoとする。デジタルビデオデータ記録単位lumpとデジタルビデオ情報単位post_infoとから読み書き単位unitを構成する。デジタルビデオデータのハードディスク装置46への記録および/または再生を読み書き単位unitで行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録媒体にアクセスし、映像処理されたデータを記録媒体に記録または再生するビデオ記録再生方法および装置に関する。
図10は記録媒体としてハードディスク装置を用いた従来のビデオ記録再生装置の一例を示す機能ブロック図である。
ビデオ記録再生装置10は、ビデオ信号入力部12、ビデオ同期回路14、ストリームエンコーダ16、システムコントローラ18、ファイルシステム20、ストリームデコーダ22、ビデオ信号出力部24、ハードディスク装置26などを含んで構成されている。
ビデオ記録再生装置10は、ビデオ信号入力部12、ビデオ同期回路14、ストリームエンコーダ16、システムコントローラ18、ファイルシステム20、ストリームデコーダ22、ビデオ信号出力部24、ハードディスク装置26などを含んで構成されている。
ビデオ信号入力部12は、デジタル信号としてのビデオ信号を入力するための回路である。
ビデオ同期回路14は、入力されたビデオ信号に同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ16は、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行い、ビデオ信号の圧縮を行う回路である。
ハードディスク装置26は、ストリームエンコーダ16によって圧縮されたデジタルビデオデータを記録する。
システムコントローラ18はOS(Operating System)の管理下において各部の制御を行うものである。
ファイルシステム20は、システムコントローラ18(OS)の管理下で動作するものであり、ハードディスク装置26を管理下に置き、圧縮されたデジタルビデオデータをハードディスク装置26に記録する際のファイル管理を行う。
ストリームデコーダ22は、システムコントローラ18の制御下でハードディスク装置26から読み出された圧縮ビデオデータを伸長しデコードする回路である。
ビデオ信号出力部24は、デコードされたビデオ信号に同期信号などを付加しシステムに入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する回路ブロックである。
ビデオ同期回路14は、入力されたビデオ信号に同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ16は、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行い、ビデオ信号の圧縮を行う回路である。
ハードディスク装置26は、ストリームエンコーダ16によって圧縮されたデジタルビデオデータを記録する。
システムコントローラ18はOS(Operating System)の管理下において各部の制御を行うものである。
ファイルシステム20は、システムコントローラ18(OS)の管理下で動作するものであり、ハードディスク装置26を管理下に置き、圧縮されたデジタルビデオデータをハードディスク装置26に記録する際のファイル管理を行う。
ストリームデコーダ22は、システムコントローラ18の制御下でハードディスク装置26から読み出された圧縮ビデオデータを伸長しデコードする回路である。
ビデオ信号出力部24は、デコードされたビデオ信号に同期信号などを付加しシステムに入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する回路ブロックである。
次に動作について説明する。
ビデオ信号の記録時には、ビデオ信号がビデオ信号入力部12に入力される。そして、さらにビデオ同期回路14において、ビデオ信号入力部12に入力されたビデオ信号に同期をとることで次のブロックで必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する。
次のストリームエンコーダ16では、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行いビデオ信号の圧縮を行う。
OS管理下のファイルシステム20は、ストリームエンコーダ16で圧縮されたデジタルビデオデータをハードディスク装置26に記録する。
ビデオ信号の記録時には、ビデオ信号がビデオ信号入力部12に入力される。そして、さらにビデオ同期回路14において、ビデオ信号入力部12に入力されたビデオ信号に同期をとることで次のブロックで必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する。
次のストリームエンコーダ16では、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行いビデオ信号の圧縮を行う。
OS管理下のファイルシステム20は、ストリームエンコーダ16で圧縮されたデジタルビデオデータをハードディスク装置26に記録する。
ビデオ信号の再生時には、OS管理下のファイルシステム20が、記録されたビデオデータをハードディスク装置26から読み出す。読み出されたデータは、ストリームデコーダ22でデコードされ、ビデオ信号出力部24に送られる。ビデオ信号出力部24では、デコードされたビデオ信号にビデオ同期回路14において生成した同期信号等を付加しビデオ信号入力部12に入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する。
すなわち、上述したビデオデータのハードディスク装置26への記録や読み出しに関わる一連の動作はOS管理下のファイルシステム20が各部を制御することによってなされており、また、ファイルシステム20は、ハードディスク装置26に記録したビデオデータのファイルを管理している。
すなわち、上述したビデオデータのハードディスク装置26への記録や読み出しに関わる一連の動作はOS管理下のファイルシステム20が各部を制御することによってなされており、また、ファイルシステム20は、ハードディスク装置26に記録したビデオデータのファイルを管理している。
ところで、上述した従来装置のように、OSの管理下で動作するファイルシステムを用いてハードディスク装置でビデオデータファイルを取り扱う場合には、以下に説明するような不都合がある。
そもそも、OSの管理下で動作するファイルシステムは、文書データファイルを扱うことを目的として設計されているため、必ずしもデジタルビデオデータファイルを扱うのには必ずしも適してはいない。
すなわち、文書データファイルはビデオデータファイルと比較して、一般的にそのファイルサイズが小さい。その一方で、デジタルビデオデータファイルは文書データファイルに比べてそのサイズが非常に大きい。
また、一般的に、文書データファイルはハードディスク装置への高速な読み書きを行い、また異なるファイル間の高速なランダムデータアクセスが要求される。一方で、デジタルビデオデータの取り扱いにおいては、シーケンシャルな記録再生動作が要求されると共に、常に一定速度の記録再生が要求される。言い換えると、文書データファイルを扱う場合のようなランダムな(瞬間的な)高速動作が要求されるのではなく、ビデオデータファイルの記録再生を安定して行うために必要な最低速度を確保した連続動作が要求される。
したがって、従来装置のようにOS管理下のファイルシステムを用いた構成では、非常に大きなデータサイズのデジタルビデオデータを、最低速度を確保した連続動作でハードディスク装置に対して記録再生を行う上で不利があった。
更に、デジタルビデオデータとして、HD(高画質、大画面)更には、HFR(高フレームレート)を扱う場合には、より高速のデジタルビデオデータの連続的な記録再生が要求されることになるため、上述の問題点が一層顕在化することになる。
そもそも、OSの管理下で動作するファイルシステムは、文書データファイルを扱うことを目的として設計されているため、必ずしもデジタルビデオデータファイルを扱うのには必ずしも適してはいない。
すなわち、文書データファイルはビデオデータファイルと比較して、一般的にそのファイルサイズが小さい。その一方で、デジタルビデオデータファイルは文書データファイルに比べてそのサイズが非常に大きい。
また、一般的に、文書データファイルはハードディスク装置への高速な読み書きを行い、また異なるファイル間の高速なランダムデータアクセスが要求される。一方で、デジタルビデオデータの取り扱いにおいては、シーケンシャルな記録再生動作が要求されると共に、常に一定速度の記録再生が要求される。言い換えると、文書データファイルを扱う場合のようなランダムな(瞬間的な)高速動作が要求されるのではなく、ビデオデータファイルの記録再生を安定して行うために必要な最低速度を確保した連続動作が要求される。
したがって、従来装置のようにOS管理下のファイルシステムを用いた構成では、非常に大きなデータサイズのデジタルビデオデータを、最低速度を確保した連続動作でハードディスク装置に対して記録再生を行う上で不利があった。
更に、デジタルビデオデータとして、HD(高画質、大画面)更には、HFR(高フレームレート)を扱う場合には、より高速のデジタルビデオデータの連続的な記録再生が要求されることになるため、上述の問題点が一層顕在化することになる。
一方、OS管理下のファイルシステムを使用せずに、計測データのように連続するデータをハードディスク装置に記録する技術が提案されている(特許文献1参照)。
上記従来技術は、連続データをハードディスク装置に記録するにあたって、記録すべき連続データをハードディスク装置のセクタ順にシーケンシャルに書き込むものことで、磁気ヘッドを目的のセクタに動かすために要するシーク時間の短縮化を図るものである。
特開平10−134510
上記従来技術は、連続データをハードディスク装置に記録するにあたって、記録すべき連続データをハードディスク装置のセクタ順にシーケンシャルに書き込むものことで、磁気ヘッドを目的のセクタに動かすために要するシーク時間の短縮化を図るものである。
一方、ハードディスク装置は、磁性体を塗布したディスク(プラッタ)に内周から外周にわたって同心円状に複数のトラックが形成され、トラックが周方向に分割されることで複数のセクタが形成されている。
ディスクは一定の回転速度で回転駆動されているので、磁気ヘッドに対する線速度は、トラックが内周側に位置するほど遅く、外周側に位置するほど速くなり、したがって、磁気ヘッドによるセクタに対する記録再生速度は、外周から内周に至るにつれて次第に低速となる傾向にある。
そして、セクタはトラックの外周から内周に順番に割り当てられているため、上記従来技術のように、セクタ順にデータを記録する構成では、内周側に至るにつれてデータの記録再生速度が次第に低下するため、ハードディスク装置に対するデータの記録再生速度の高速化を図る上では限界がある。
またディスクへのファイルの記録再生においては、ファイルはデータをセクタにWrite/Readすることで機能する。このとき、ファイルが1セクタを越えるデータ量の場合には、複数のセクタに分けて処理する。この場合、使用する複数セクタが連続していれば、セクタが同一トラック内にある確立が高く、またそうでない場合でも隣接するトラックにある確立が高く、高速アクセスが可能である。しかし、使用する複数セクタが飛び飛びの場合には、シーク(磁気ヘッドのトラック間の移動)やレイテンシー(回転待ち)等の余分な時間が発生し、高速アクセスを阻害する。
さらに、ファイルの書き込みと削除を何度も繰り返すと、フラグメンテーション(使用できるセクタの連続が断片化されて飛び飛びになる。)が増大し、それに伴いシークやレイテンシーの発生確率も増加する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生動作の高速化を図る上で有利なビデオ記録再生方法および装置を提供することにある。
ディスクは一定の回転速度で回転駆動されているので、磁気ヘッドに対する線速度は、トラックが内周側に位置するほど遅く、外周側に位置するほど速くなり、したがって、磁気ヘッドによるセクタに対する記録再生速度は、外周から内周に至るにつれて次第に低速となる傾向にある。
そして、セクタはトラックの外周から内周に順番に割り当てられているため、上記従来技術のように、セクタ順にデータを記録する構成では、内周側に至るにつれてデータの記録再生速度が次第に低下するため、ハードディスク装置に対するデータの記録再生速度の高速化を図る上では限界がある。
またディスクへのファイルの記録再生においては、ファイルはデータをセクタにWrite/Readすることで機能する。このとき、ファイルが1セクタを越えるデータ量の場合には、複数のセクタに分けて処理する。この場合、使用する複数セクタが連続していれば、セクタが同一トラック内にある確立が高く、またそうでない場合でも隣接するトラックにある確立が高く、高速アクセスが可能である。しかし、使用する複数セクタが飛び飛びの場合には、シーク(磁気ヘッドのトラック間の移動)やレイテンシー(回転待ち)等の余分な時間が発生し、高速アクセスを阻害する。
さらに、ファイルの書き込みと削除を何度も繰り返すと、フラグメンテーション(使用できるセクタの連続が断片化されて飛び飛びになる。)が増大し、それに伴いシークやレイテンシーの発生確率も増加する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生動作の高速化を図る上で有利なビデオ記録再生方法および装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられる記録媒体へアクセスし、前記記録媒体に対しデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うビデオ記録再生装置であって、1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる前記記録領域の部分を1つの記録単位とし、ロジカルブロックアドレスが連続する複数の前記記録単位を前記デジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位に接続された1以上の前記記録単位を前記デジタルビデオ記録単位に関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位と前記デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成したとき、前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生を前記読み書き単位で行う記録再生制御手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられる記録媒体へアクセスし、前記記録媒体に対しデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うビデオ記録再生方法であって、1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる前記記録領域の部分を1つの記録単位とし、ロジカルブロックアドレスが連続する複数の前記記録単位を前記デジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位に接続された1以上の前記記録単位を前記デジタルビデオ記録単位に関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位と前記デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成し、前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生を前記読み書き単位で行うことを特徴とする。
また本発明は、ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられる記録媒体へアクセスし、前記記録媒体に対しデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うビデオ記録再生方法であって、1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる前記記録領域の部分を1つの記録単位とし、ロジカルブロックアドレスが連続する複数の前記記録単位を前記デジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位に接続された1以上の前記記録単位を前記デジタルビデオ記録単位に関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位とし、前記デジタルビデオデータ記録単位と前記デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成し、前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生を前記読み書き単位で行うことを特徴とする。
このような本発明のビデオ記録再生方法および装置によれば、ロジカルブロックアドレスが連続する複数の記録単位からなるデジタルビデオデータ記録単位と、デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成し、デジタルビデオデータの記録媒体への記録および/または再生を読み書き単位で行うようにしたので、ロジカルブロックアドレスが連続した状態で記録媒体に対するデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うことができるので、連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生動作の高速化を図る上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態によるビデオ記録再生方法および装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるビデオ記録再生方法を実現するビデオ記録再生装置の機能ブロック図である。
次に、本発明の第1の実施の形態によるビデオ記録再生方法および装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるビデオ記録再生方法を実現するビデオ記録再生装置の機能ブロック図である。
ビデオ記録再生装置30は、ビデオ信号入力部32、ビデオ同期回路34、ストリームエンコーダ36、システムコントローラ38、ストリームデコーダ40、ビデオ信号出力部42、LBAコントーラ44、ハードディスク装置46などを含んで構成されている。
ビデオ信号入力部32は、デジタルビデオデータを入力するための回路である。
ビデオ信号入力部32は、アナログビデオ信号をデジタルビデオデータに変換する変換器を備えていてもよい。
ビデオ同期回路34は、入力されたデジタルビデオデータに同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ36は、入力されたデジタルビデオデータに対してコーデックを行い、デジタルビデオデータの圧縮を行う回路である。
ハードディスク装置46は、ストリームエンコーダ36によって圧縮されたデジタルビデオデータをLBAコントーラ44の制御に基づいて記録する。
システムコントローラ38は、ハードウェアとしてのコンピュータを含んで構成されるものであり、OS(Operating System)の管理下において各部の制御を行うものである。
より詳細には、システムコントローラ38は、所定のアプリケーションソフトがOSを介して各部を制御することで実現されるものであり、例えば、システムコントローラ38は、ビデオ同期回路34、ストリームエンコーダ36、ストリームデコーダ40の動作の開始や停止を指令したり、あるいは、後述するようにデジタルビデオデータファイルのファイル名を管理したり、あるいは、LBAコントローラ44の動作を制御するものである。
ビデオ信号入力部32は、アナログビデオ信号をデジタルビデオデータに変換する変換器を備えていてもよい。
ビデオ同期回路34は、入力されたデジタルビデオデータに同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ36は、入力されたデジタルビデオデータに対してコーデックを行い、デジタルビデオデータの圧縮を行う回路である。
ハードディスク装置46は、ストリームエンコーダ36によって圧縮されたデジタルビデオデータをLBAコントーラ44の制御に基づいて記録する。
システムコントローラ38は、ハードウェアとしてのコンピュータを含んで構成されるものであり、OS(Operating System)の管理下において各部の制御を行うものである。
より詳細には、システムコントローラ38は、所定のアプリケーションソフトがOSを介して各部を制御することで実現されるものであり、例えば、システムコントローラ38は、ビデオ同期回路34、ストリームエンコーダ36、ストリームデコーダ40の動作の開始や停止を指令したり、あるいは、後述するようにデジタルビデオデータファイルのファイル名を管理したり、あるいは、LBAコントローラ44の動作を制御するものである。
ストリームデコーダ40は、システムコントローラ38の制御下でハードディスク装置46からLBAコントローラ44を介して読み出された圧縮ビデオデータを伸長しデコードする回路である。
ビデオ信号出力部42は、デコードされたデジタルビデオデータに同期信号などを付加しビデオ信号入力部32に入力されたデジタルビデオデータと同様の波形にして出力する回路ブロックである。
ビデオ信号出力部42は、ストリームデコーダ40から供給されるデジタルビデオデータをアナログビデオ信号に変換する変換器を備えていてもよい。
ビデオ信号出力部42は、デコードされたデジタルビデオデータに同期信号などを付加しビデオ信号入力部32に入力されたデジタルビデオデータと同様の波形にして出力する回路ブロックである。
ビデオ信号出力部42は、ストリームデコーダ40から供給されるデジタルビデオデータをアナログビデオ信号に変換する変換器を備えていてもよい。
LBAコントローラ44は、システムコントローラ38の制御下においてハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録再生を行うものである。
すなわち、LBAコントローラ44はファイルシステムを介さずにシステムコントローラ38から直接与えられるコマンドに基づいて動作することでハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録再生を後述するロジカルブロックアドレスを用いて行う。
本実施の形態では、システムコントローラ38およびLBAコントローラ44によって特許請求の範囲の記録再生制御手段が構成されている。
すなわち、LBAコントローラ44はファイルシステムを介さずにシステムコントローラ38から直接与えられるコマンドに基づいて動作することでハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録再生を後述するロジカルブロックアドレスを用いて行う。
本実施の形態では、システムコントローラ38およびLBAコントローラ44によって特許請求の範囲の記録再生制御手段が構成されている。
次にビデオ記録再生装置30の動作について説明する。
ビデオ信号の記録時には、ビデオ信号がビデオ信号入力部32に入力される。そして、さらにビデオ同期回路34において、ビデオ信号入力部32に入力されたビデオ信号に同期をとることで次のブロックで必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する。
次のストリームエンコーダ36では、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行いビデオ信号の圧縮を行う。
ストリームエンコーダ36で圧縮されたデジタルビデオデータはシステムコントローラ38で制御されるLBAコントローラ44を介してハードディスク装置46に記録される。
ビデオ信号の記録時には、ビデオ信号がビデオ信号入力部32に入力される。そして、さらにビデオ同期回路34において、ビデオ信号入力部32に入力されたビデオ信号に同期をとることで次のブロックで必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する。
次のストリームエンコーダ36では、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行いビデオ信号の圧縮を行う。
ストリームエンコーダ36で圧縮されたデジタルビデオデータはシステムコントローラ38で制御されるLBAコントローラ44を介してハードディスク装置46に記録される。
ビデオ信号の再生時には、システムコントローラ38で制御されるLBAコントローラ44によってビデオデータをハードディスク装置46から読み出す。読み出されたデータは、ストリームデコーダ40でデコードされ、ビデオ信号出力部42に送られる。ビデオ信号出力部42では、デコードされたビデオ信号にビデオ同期回路34において生成した同期信号等を付加しビデオ信号入力部32に入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する。
ここで、ロジカルブロックアドレス(以下LBA(Logical Block Address)という)について説明する。
ロジカルブロックアドレスは、ハードディスク装置やCD−RWなどの記録媒体の記録領域におけるデータの位置を示すアドレスである。
一般的なハードディスク装置は、1セクタが512バイトで構成され、このサイズの一塊のデータを1つのLBAで特定し、各セクタはLBAナンバーと一対一の関係にある。
したがって、ハードディスク装置上の全ての記録領域(データ記録エリア)は、LBAで特定することができる。
すなわち、0番地のLBAから最大番地のLBAまで連続した通しLBA番号を用いることで、ハードディスク装置内のデータ記録領域を全て特定できる。
また、ハードディスク装置は標準的な外部とのインターフェース(IDE(Integrated Drive Electronics)で代表される)があり、この仕様に従いLBA番号を指示したセクタの読み書きを行うコマンドが、標準的に用意されている。
ハードディスク装置は、複数のディスクを有し、各ディスクの片面あるいは両面には、磁気ヘッドを用いてデータの記録再生を行う複数のトラックが同心円状に形成され、セクタは各トラックを円周方向に区画することで形成されている。
各ディスクは同一のスピンドルモータによって一定の回転速度で回転駆動されている。
したがって、ハードディスク装置は、内周側に位置するトラック(セクタ)よりも外周側に位置するトラックの線速度が高速であり、したがって、外周側のトラック(セクタ)ほど記録密度を上げることができ、データの記録再生速度が高速となる。
ロジカルブロックアドレスは、ハードディスク装置やCD−RWなどの記録媒体の記録領域におけるデータの位置を示すアドレスである。
一般的なハードディスク装置は、1セクタが512バイトで構成され、このサイズの一塊のデータを1つのLBAで特定し、各セクタはLBAナンバーと一対一の関係にある。
したがって、ハードディスク装置上の全ての記録領域(データ記録エリア)は、LBAで特定することができる。
すなわち、0番地のLBAから最大番地のLBAまで連続した通しLBA番号を用いることで、ハードディスク装置内のデータ記録領域を全て特定できる。
また、ハードディスク装置は標準的な外部とのインターフェース(IDE(Integrated Drive Electronics)で代表される)があり、この仕様に従いLBA番号を指示したセクタの読み書きを行うコマンドが、標準的に用意されている。
ハードディスク装置は、複数のディスクを有し、各ディスクの片面あるいは両面には、磁気ヘッドを用いてデータの記録再生を行う複数のトラックが同心円状に形成され、セクタは各トラックを円周方向に区画することで形成されている。
各ディスクは同一のスピンドルモータによって一定の回転速度で回転駆動されている。
したがって、ハードディスク装置は、内周側に位置するトラック(セクタ)よりも外周側に位置するトラックの線速度が高速であり、したがって、外周側のトラック(セクタ)ほど記録密度を上げることができ、データの記録再生速度が高速となる。
LBAは、次のような方法でセクタに割り当てられている。
例えば、第1のディスク乃至第NのディスクといったようにN枚のディスクを備えたハードディスク装置の場合を想定して説明する。
各ディスクのトラックを最外周から最内周まで複数のグループに分ける。
まず、第1のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対してセクタが連続する順番にLBAを0番地、1番地、2番地、3番地、……X番地といったように割り当てる。
第1のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対するLBAの割り当てが終わったならば、第2のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対して上記と同様に(X+1)番地、(X+2)番地、(X+3)番地、……Y番地といったように割り当てる。
第2のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対するLBAの割り当てが終わったならば、第3のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対して上記と同様に(Y+1)番地、(Y+2)番地、(Y+3)番地、……Z番地といったように割り当てる。
このような順番で第1乃至第Nのディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタ全てにLBAが割り当てられたならば、次に第1乃至第Nのディスクの最外周よりも1つ内周側に位置するグループのトラックのセクタに対して上述と同様の手順でLBAを割り当てる。
このような手順を第1乃至第Nのディスクの最内周のグループのトラックを構成するセクタ全てにLBAが割り当てられるまで繰り返して行うことで、ハードディスク装置の全セクタにLBAを割り当てる。
なお、トラックのグループをまたがるLBAの順番やディスク間をまたがるLBAの順番は、例えば、磁気ヘッドのシーク回数が最小となるように従来公知のさまざまな手法にしたがって配置されている。
したがって、ハードディスク装置は、LBAの番地が低いほど各セクタに対するデータアクセス速度が高く、LBAの番地が高いほど各セクタに対するデータアクセス速度が低くなるように割り当てられていることになる。
また、LBAの番地の順番(昇順)で連続的にアクセスすると、磁気ヘッドのシーク回数を減らしてデータアクセス速度の高速化が図られることになる。
そこで、本発明では、ハードディスク装置46の記録領域に対してデジタルビデオデータを記録再生するにあたって、LBAを用いてアクセスするとともに、連続したデジタルビデオデータをLBAの昇順にしたがって記録再生することで、記録再生速度の向上を図っている。
すなわち、従来装置では、ファイルシステムを使用してハードディスク装置にアクセスしているため、システムコントローラからはLBAが認識できず、したがって、LBAを管理することが不可能であったのに対し、本発明では、LBAコントローラ44を用いることでLBAを認識してハードディスク装置にセクタ単位でアクセスするようにしている。
本実施の形態では、LBAコントローラ44は、システムコントローラ38から供給されるコマンドによって指定されるLBAに基づいてハードディスク装置46に対してセクタ単位でアクセスしてデジタルビデオデータの記録再生を行うように構成されている。
例えば、第1のディスク乃至第NのディスクといったようにN枚のディスクを備えたハードディスク装置の場合を想定して説明する。
各ディスクのトラックを最外周から最内周まで複数のグループに分ける。
まず、第1のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対してセクタが連続する順番にLBAを0番地、1番地、2番地、3番地、……X番地といったように割り当てる。
第1のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対するLBAの割り当てが終わったならば、第2のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対して上記と同様に(X+1)番地、(X+2)番地、(X+3)番地、……Y番地といったように割り当てる。
第2のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対するLBAの割り当てが終わったならば、第3のディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタに対して上記と同様に(Y+1)番地、(Y+2)番地、(Y+3)番地、……Z番地といったように割り当てる。
このような順番で第1乃至第Nのディスクの最外周のグループのトラックを構成するセクタ全てにLBAが割り当てられたならば、次に第1乃至第Nのディスクの最外周よりも1つ内周側に位置するグループのトラックのセクタに対して上述と同様の手順でLBAを割り当てる。
このような手順を第1乃至第Nのディスクの最内周のグループのトラックを構成するセクタ全てにLBAが割り当てられるまで繰り返して行うことで、ハードディスク装置の全セクタにLBAを割り当てる。
なお、トラックのグループをまたがるLBAの順番やディスク間をまたがるLBAの順番は、例えば、磁気ヘッドのシーク回数が最小となるように従来公知のさまざまな手法にしたがって配置されている。
したがって、ハードディスク装置は、LBAの番地が低いほど各セクタに対するデータアクセス速度が高く、LBAの番地が高いほど各セクタに対するデータアクセス速度が低くなるように割り当てられていることになる。
また、LBAの番地の順番(昇順)で連続的にアクセスすると、磁気ヘッドのシーク回数を減らしてデータアクセス速度の高速化が図られることになる。
そこで、本発明では、ハードディスク装置46の記録領域に対してデジタルビデオデータを記録再生するにあたって、LBAを用いてアクセスするとともに、連続したデジタルビデオデータをLBAの昇順にしたがって記録再生することで、記録再生速度の向上を図っている。
すなわち、従来装置では、ファイルシステムを使用してハードディスク装置にアクセスしているため、システムコントローラからはLBAが認識できず、したがって、LBAを管理することが不可能であったのに対し、本発明では、LBAコントローラ44を用いることでLBAを認識してハードディスク装置にセクタ単位でアクセスするようにしている。
本実施の形態では、LBAコントローラ44は、システムコントローラ38から供給されるコマンドによって指定されるLBAに基づいてハードディスク装置46に対してセクタ単位でアクセスしてデジタルビデオデータの記録再生を行うように構成されている。
図2は第1の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
図2に示すように、ハードディスク装置46の記録領域48は、複数のセクタ50に区画されており、各セクタ50にはLBAが0番地から順番に割り当てられている。
なお、本実施の形態では、1セクタは512バイトで構成されている。
具体的には、ハードディスク装置46の記録領域48は、K個のセクタ50で構成されており、LBAは、0番地からK−1番地で構成されている。以下、説明の便宜上、LBAの0番地をLBA(0)、1番地をLBA(1)、K−1番地をLBA(K−1)といった形式で表す。
したがって、1つのLBAが割り当てられる記録領域48の部分を記録単位52とした場合、本実施の形態では、セクタ50が記録単位52に相当する。
図2に示すように、ハードディスク装置46の記録領域48は、複数のセクタ50に区画されており、各セクタ50にはLBAが0番地から順番に割り当てられている。
なお、本実施の形態では、1セクタは512バイトで構成されている。
具体的には、ハードディスク装置46の記録領域48は、K個のセクタ50で構成されており、LBAは、0番地からK−1番地で構成されている。以下、説明の便宜上、LBAの0番地をLBA(0)、1番地をLBA(1)、K−1番地をLBA(K−1)といった形式で表す。
したがって、1つのLBAが割り当てられる記録領域48の部分を記録単位52とした場合、本実施の形態では、セクタ50が記録単位52に相当する。
デジタルビデオデータを記録再生する場合には、連続する複数の記録単位52を1つの単位として扱うことが記録再生の効率化を図る上で有利となる。
本実施の形態では、LBAが連続するM個(Mは2以上の整数)のセクタ50をデジタルビデオデータ記録単位lumpとする。
具体的には、ハードディスク装置46に対して、デジタルビデオデータの数秒から数分の記録サイズになるLBAの数、Mを決める。
Mの値は、大きい程連続的に記録再生できて効率が良いが、M個未満のデジタルビデオデータを記録した場合には未使用部が発生してハードディスク装置46全体の記録容量が減る事になるので、適切なM値をシステム要求から選択する必要がある。
また、本実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpの最後の記録単位52のLBAのあとに、1つまたは2つ以上の記録単位52で構成され、このデジタルビデオデータ記録単位lumpに関係する付加情報を示すデジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続されることによって、デジタルビデオデータ記録単位lumpとデジタルビデオデータ情報単位post_infoとからなる読み書き単位unitを構成している。
本実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録される付加情報は、当該読み書き単位に連続する次の読み書き単位unitを特定するための情報、言い換えると、当該読み書き単位に連続してアクセスすべき次の読み書き単位unitを特定するための情報を含んでいる。
すなわち、本実施の形態では、付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位post_infoを有する読み書き単位unitの次にアクセスされるべき読み書き単位unitのLBAの先頭を特定するための後方接続情報を含んでいる。
前記後方接続情報は、N個の読み書き単位unitのそれぞれに対してLBAの昇順に付された連続番号T(n)、ただしn=1、2、3……、Nである。
そして、この読み書き単位unitでデジタルビデオデータのハードディスク装置46に対する記録再生を行うようにしている。
すなわち、本実施の形態では、デジタルビデオデータを記録再生する際に、連続する複数の記録単位52をひとまとまりのデータとして扱うにあたって、このひとまとまりのデータを上述した読み書き単位unitで構成している。
本実施の形態では、LBAが連続するM個(Mは2以上の整数)のセクタ50をデジタルビデオデータ記録単位lumpとする。
具体的には、ハードディスク装置46に対して、デジタルビデオデータの数秒から数分の記録サイズになるLBAの数、Mを決める。
Mの値は、大きい程連続的に記録再生できて効率が良いが、M個未満のデジタルビデオデータを記録した場合には未使用部が発生してハードディスク装置46全体の記録容量が減る事になるので、適切なM値をシステム要求から選択する必要がある。
また、本実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpの最後の記録単位52のLBAのあとに、1つまたは2つ以上の記録単位52で構成され、このデジタルビデオデータ記録単位lumpに関係する付加情報を示すデジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続されることによって、デジタルビデオデータ記録単位lumpとデジタルビデオデータ情報単位post_infoとからなる読み書き単位unitを構成している。
本実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録される付加情報は、当該読み書き単位に連続する次の読み書き単位unitを特定するための情報、言い換えると、当該読み書き単位に連続してアクセスすべき次の読み書き単位unitを特定するための情報を含んでいる。
すなわち、本実施の形態では、付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位post_infoを有する読み書き単位unitの次にアクセスされるべき読み書き単位unitのLBAの先頭を特定するための後方接続情報を含んでいる。
前記後方接続情報は、N個の読み書き単位unitのそれぞれに対してLBAの昇順に付された連続番号T(n)、ただしn=1、2、3……、Nである。
そして、この読み書き単位unitでデジタルビデオデータのハードディスク装置46に対する記録再生を行うようにしている。
すなわち、本実施の形態では、デジタルビデオデータを記録再生する際に、連続する複数の記録単位52をひとまとまりのデータとして扱うにあたって、このひとまとまりのデータを上述した読み書き単位unitで構成している。
したがって、
デジタルビデオデータ記録単位lump:連続するM個のLBA
デジタルビデオデータ情報単位post_info:上記連続するM個のLBAに連続する1個のLBA
読み書き単位unit:U=M+1個のLBA
とすると、K個のセクタで構成された記憶領域48に設けられる読み書き単位unitの数をN個とすると、N=K/Uとなる。
このN個の読み書き単位unitに番号T(1)からT(N)を割り当て、ハードディスク装置46内のN個の読み書き単位unitを指示する。
すると、読み書き単位unitの番号T(n)に対して、デジタルビデオデータ記録単位lumpのLBAと、このデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続されるデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAとは、以下のように算出される。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
(ただしn=1、2、..N)
デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*n−1
(ただしn=1、2、..N)
デジタルビデオデータ記録単位lump:連続するM個のLBA
デジタルビデオデータ情報単位post_info:上記連続するM個のLBAに連続する1個のLBA
読み書き単位unit:U=M+1個のLBA
とすると、K個のセクタで構成された記憶領域48に設けられる読み書き単位unitの数をN個とすると、N=K/Uとなる。
このN個の読み書き単位unitに番号T(1)からT(N)を割り当て、ハードディスク装置46内のN個の読み書き単位unitを指示する。
すると、読み書き単位unitの番号T(n)に対して、デジタルビデオデータ記録単位lumpのLBAと、このデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続されるデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAとは、以下のように算出される。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
(ただしn=1、2、..N)
デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*n−1
(ただしn=1、2、..N)
上記のようにハードディスク装置46へのデータ操作の単位(読み書き単位unit)を決めて、これに対するデジタルビデオデータを、ハードディスク装置46に書き込むシーケンスは以下となる。
図3はハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録動作のフローチャートである。
まず、システムコントローラ38は、デジタルビデオデータの記録開始の番号T(n)のnを決める(ステップS10)。ここでは、n=L1とする。
次いで、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L1−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録が開始される(ステップS12)。
これにより、デジタルビデオデータ記録単位lumpであるM個のLBA分、デジタルビデオデータが連続してハードディスク装置46に記録される(ステップS14)。
この場合、一般にハードディスク装置46に備わっている連続高速アクセスである、DMAを使用する。
システムコントローラ38は、記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によって、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*L1−1に、次に記録すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号を記録する(ステップS16)。
また、次に記録すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号の選び方は、記録するデジタルビデオデータのデータレートに合わせて、データレートの高い場合はディスク装置46のディスクの外周側に近いセクタを使用して記録速度の高速化を図り、データレートの低い場合はディスクの内周側に近いセクタを使用するなど、適応的にディスク内外周の記録速度の特性を考慮して決定する。
次に、システムコントローラ38は、ステップS12に移行して、新たな番号T(L2)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L2−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録が開始される。以下ステップS14、S16、S12の動作を記録すべきデジタルビデオデータが無くなるまで繰り返して実行する。
図3はハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録動作のフローチャートである。
まず、システムコントローラ38は、デジタルビデオデータの記録開始の番号T(n)のnを決める(ステップS10)。ここでは、n=L1とする。
次いで、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L1−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録が開始される(ステップS12)。
これにより、デジタルビデオデータ記録単位lumpであるM個のLBA分、デジタルビデオデータが連続してハードディスク装置46に記録される(ステップS14)。
この場合、一般にハードディスク装置46に備わっている連続高速アクセスである、DMAを使用する。
システムコントローラ38は、記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によって、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*L1−1に、次に記録すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号を記録する(ステップS16)。
また、次に記録すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号の選び方は、記録するデジタルビデオデータのデータレートに合わせて、データレートの高い場合はディスク装置46のディスクの外周側に近いセクタを使用して記録速度の高速化を図り、データレートの低い場合はディスクの内周側に近いセクタを使用するなど、適応的にディスク内外周の記録速度の特性を考慮して決定する。
次に、システムコントローラ38は、ステップS12に移行して、新たな番号T(L2)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L2−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録が開始される。以下ステップS14、S16、S12の動作を記録すべきデジタルビデオデータが無くなるまで繰り返して実行する。
以上は、記録時のシーケンスであるが、再生時のシーケンスは以下となる。
図4はハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの再生動作のフローチャートである。
まず、システムコントローラ38は、デジタルビデオデータの再生開始の番号T(n)のnを決める(ステップS20)。ここでは、n=L1とする。
次いで、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L1−1)を算出し、この先頭LBAを指定した再生コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46からデジタルビデオデータの再生が開始される(ステップS22)。
これにより、デジタルビデオデータ記録単位lumpであるM個のLBA分、デジタルビデオデータが連続してハードディスク装置46から再生される(ステップS24)。
この場合、一般にハードディスク装置46に備わっている連続高速アクセスである、DMAを使用する。
システムコントローラ38は、再生コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によって、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*L1−1から、次に再生すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号を読み取る(ステップS26)。
次に、システムコントローラ38は、ステップS22に移行して、新たな番号T(L2)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L2−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46からのデジタルビデオデータの再生が開始される。以下ステップS24、S26、S22の動作を再生すべきデジタルビデオデータが無くなるまで繰り返して実行する。
図4はハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの再生動作のフローチャートである。
まず、システムコントローラ38は、デジタルビデオデータの再生開始の番号T(n)のnを決める(ステップS20)。ここでは、n=L1とする。
次いで、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L1−1)を算出し、この先頭LBAを指定した再生コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46からデジタルビデオデータの再生が開始される(ステップS22)。
これにより、デジタルビデオデータ記録単位lumpであるM個のLBA分、デジタルビデオデータが連続してハードディスク装置46から再生される(ステップS24)。
この場合、一般にハードディスク装置46に備わっている連続高速アクセスである、DMAを使用する。
システムコントローラ38は、再生コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によって、番号T(L1)に相当する、デジタルビデオデータ情報単位post_infoの先頭LBA=(M+1)*L1−1から、次に再生すべき読み書き単位unitの番号T(L2)のL2なる番号を読み取る(ステップS26)。
次に、システムコントローラ38は、ステップS22に移行して、新たな番号T(L2)に相当する、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(L2−1)を算出し、この先頭LBAを指定した記録コマンドをLBAコントローラ44に与えることでLBAコントローラ44によってハードディスク装置46からのデジタルビデオデータの再生が開始される。以下ステップS24、S26、S22の動作を再生すべきデジタルビデオデータが無くなるまで繰り返して実行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、1つのLBAが割り当てられる記録領域48の部分を1つの記録単位52とし、LBAが連続するM個の記録単位52をデジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位lumpとし、デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続された1以上の記録単位52をデジタルビデオ記録単位lumpに関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位post_infoとし、デジタルビデオデータ記録単位lumpとデジタルビデオ情報単位post_infoとから読み書き単位unitを構成し、デジタルビデオデータのハードディスク装置46への記録および/または再生を読み書き単位unitで行うようにしたので、LBAが連続した状態でハードディスク装置46に対するデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うことができる。
したがって、連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生を行うにあたって、ハードディスク装置46のシーク動作の発生を抑制できる。またハードディスク装置46のディスクの外周側に近いセクタを使用して記録再生速度の高速化を図ることや、それ程高速でないデジタルビデオデータの場合にはディスクの内周側に近いセクタを使用するなど、適応的にディスクの内周或いは外周の記録再生速度の高い或いは低い特性を使い分けることが出来ることで有利となる。
特に、デジタルビデオデータとして、HD(高画質、大画面)更には、HFR(高フレームレート)を扱う場合において、より高速のデジタルビデオデータの連続的な記録再生を行う際に記録再生速度の高速化を図る上で有利となる。
したがって、連続した大量のデジタルビデオデータの記録再生を行うにあたって、ハードディスク装置46のシーク動作の発生を抑制できる。またハードディスク装置46のディスクの外周側に近いセクタを使用して記録再生速度の高速化を図ることや、それ程高速でないデジタルビデオデータの場合にはディスクの内周側に近いセクタを使用するなど、適応的にディスクの内周或いは外周の記録再生速度の高い或いは低い特性を使い分けることが出来ることで有利となる。
特に、デジタルビデオデータとして、HD(高画質、大画面)更には、HFR(高フレームレート)を扱う場合において、より高速のデジタルビデオデータの連続的な記録再生を行う際に記録再生速度の高速化を図る上で有利となる。
また、ハードディスク装置46の読み書き(Read/Write)動作を繰り返して長く使用した場合にも、デジタルビデオデータ記録単位lump(読み書き単位unit)が連続する複数の記録単位52で構成されていることから、細かいフラグメンテーションが起こらないので、システムパフォーマンスが落ちない利点がある。
さらに、本実施の形態を、ファイルシステムを使用する従来の方法と比較して説明する。
ファイルシステム制御の具体例として、FATの例に示す。
FATシステムでは、ディスク上のセクタは、クラスタと呼ばれる単位にまとめられて管理される。
通常は1クラスタ内のセクタはディスク上では物理的に連続した場所に配置される。
ファイルはその大きさにより一つのクラスタ、あるいは複数のクラスタで構成される。
ファイル・アロケーション・テーブル(FAT)は一つのメディアの全クラスタ数と同じ大きさを持ち、ファイル・アロケーション・テーブルの1要素が1クラスタに対応する。
各要素に記録されるのは、あるクラスタのデータの続きがどのクラスタにあるか、という情報である。
ファイル・アロケーション・テーブルとは別にルートディレクトリテーブルとサブディレクトリテーブルがあり、そこにファイル名とファイルの属性、そのファイルを構成する最初のクラスタ番号が記録されている。
ディレクトリの情報に記録された先頭クラスタ番号と組み合わせることにより1つのファイルが複数のクラスタにまたがって存在する状況を記録している。
このようなファイルシステムでは、一般的にセクタ=512Byteとし、セクタを複数集めたクラスタ=4KByteとして、ファイルをクラスタサイズの一塊として扱い、HDDのデータの読み書きが行われている。
デジタルビデオデータは数百MByteから数百GByteもしくはそれ以上を扱う場合もあり、クラスタ=4KByte塊としての扱いでは、効率が悪い。
ファイルシステム制御の具体例として、FATの例に示す。
FATシステムでは、ディスク上のセクタは、クラスタと呼ばれる単位にまとめられて管理される。
通常は1クラスタ内のセクタはディスク上では物理的に連続した場所に配置される。
ファイルはその大きさにより一つのクラスタ、あるいは複数のクラスタで構成される。
ファイル・アロケーション・テーブル(FAT)は一つのメディアの全クラスタ数と同じ大きさを持ち、ファイル・アロケーション・テーブルの1要素が1クラスタに対応する。
各要素に記録されるのは、あるクラスタのデータの続きがどのクラスタにあるか、という情報である。
ファイル・アロケーション・テーブルとは別にルートディレクトリテーブルとサブディレクトリテーブルがあり、そこにファイル名とファイルの属性、そのファイルを構成する最初のクラスタ番号が記録されている。
ディレクトリの情報に記録された先頭クラスタ番号と組み合わせることにより1つのファイルが複数のクラスタにまたがって存在する状況を記録している。
このようなファイルシステムでは、一般的にセクタ=512Byteとし、セクタを複数集めたクラスタ=4KByteとして、ファイルをクラスタサイズの一塊として扱い、HDDのデータの読み書きが行われている。
デジタルビデオデータは数百MByteから数百GByteもしくはそれ以上を扱う場合もあり、クラスタ=4KByte塊としての扱いでは、効率が悪い。
また、ファイルの読み書きでフラグメンテーションが増えたときに、デジタルビデオデータの連続性も、最悪ではクラスタ=4KByteになるので、連続読み書きを基本とするデジタルビデオデータには向かない。
したがって、ファイルシステムを使用する構成では、デジタルビデオデータの連続記録再生を安定して行う上で不利があるばかりではなく、デジタルビデオデータの記録再生速度の高速化を図る上で不利がある。
また、一般的に、FATは2重に記録されており、傷害を受けても復旧することが可能である。しかし2重に記録された両方のFATが破損した場合には、ハードディスク装置全体のデータの修復が出来なくなる不利がある。
また、デジタルビデオデータのアクセスを行うにあたって、FATが格納されている記録領域を読み出す必要があるため、余分なシークが発生し、大量のデジタルビデオデータを連続して記録再生する場合に、アクセス速度の低下を招く不利がある。
したがって、ファイルシステムを使用する構成では、デジタルビデオデータの連続記録再生を安定して行う上で不利があるばかりではなく、デジタルビデオデータの記録再生速度の高速化を図る上で不利がある。
また、一般的に、FATは2重に記録されており、傷害を受けても復旧することが可能である。しかし2重に記録された両方のFATが破損した場合には、ハードディスク装置全体のデータの修復が出来なくなる不利がある。
また、デジタルビデオデータのアクセスを行うにあたって、FATが格納されている記録領域を読み出す必要があるため、余分なシークが発生し、大量のデジタルビデオデータを連続して記録再生する場合に、アクセス速度の低下を招く不利がある。
これに対して、本実施の形態では、ファイルシステムを用いることなく、LBAを直接管理することで、LBAが連続した状態で、デジタルビデオデータ記録単位lumpでデジタルビデオデータのハードディスク装置46に対する記録および/または再生を行うようにしているので、デジタルビデオデータの連続記録再生を安定して行う上で有利となり、デジタルビデオデータの記録再生速度の高速化を図る上でも有利となる。
また、本実施の形態では、ファイルシステムを使用していないので、ハードディスク装置46の記録領域48の一部が破損したとしても、破損していない残りの記憶領域48の部分に記録されているデジタルビデオデータを読み書き単位unitで読み出すことでデジタルビデオデータの一部を修復することができ、したがって、ファイルシステムの破損によってデジタルビデオデータの修復が全く不能となる場合に比較してデータの信頼性を確保する上で有利となる。
言い換えると、本実施の形態では、ハードディスク装置上のほとんど全てのデータが、LBA順に連続インクリメント記録されたデータであるため、障害時にLBA順にデータを読み込み、少しでも読めたデータはデータ修復に利用できる可能性が高く、障害時のデータの救い出しに有利なシステムが設計できる。
また、本実施の形態では、ハードディスク装置46が故障した場合に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、順方向からのデジタルビデオデータ記録単位の探索が可能であるため、データの復旧を効率よく行う上でより有利となる。
また、本実施の形態では、ファイルシステムを使用していないので、ハードディスク装置46の記録領域48の一部が破損したとしても、破損していない残りの記憶領域48の部分に記録されているデジタルビデオデータを読み書き単位unitで読み出すことでデジタルビデオデータの一部を修復することができ、したがって、ファイルシステムの破損によってデジタルビデオデータの修復が全く不能となる場合に比較してデータの信頼性を確保する上で有利となる。
言い換えると、本実施の形態では、ハードディスク装置上のほとんど全てのデータが、LBA順に連続インクリメント記録されたデータであるため、障害時にLBA順にデータを読み込み、少しでも読めたデータはデータ修復に利用できる可能性が高く、障害時のデータの救い出しに有利なシステムが設計できる。
また、本実施の形態では、ハードディスク装置46が故障した場合に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、順方向からのデジタルビデオデータ記録単位の探索が可能であるため、データの復旧を効率よく行う上でより有利となる。
具体的に説明すると、Linux Ex2などでは、ファイルシステムに相当するI-nodeスーパーブロックが壊れるとハードディスク装置の全てのデータが読めなくなる。
また、Windows(登録商標)では、ファイルシステムであるFATが壊れるとハードディスク装置の全てのデータが読めなくなる。
したがって、このようなOSの管理下にあるファイルシステムを用いてハードディスク装置にデジタルビデオデータを記録する場合には、ファイルシステムが壊れると、記録されたデジタルビデオデータが壊れていないにも拘わらず、デジタルビデオデータがどのようにハードディスク装置の記録領域上に記録されているかを知ることができないため、デジタルビデオデータの復旧が不可能となる。
これに対して本実施の形態では、LBAを用いてアクセスできるので、N番目の読み書き単位unitにおけるデジタルビデオデータ記録単位lumpを再生する際には次のようにして読み書き単位unitを特定してデジタルビデオデータを再生することができる。
N番目の読み書き単位unitの先頭LBA(デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA)が、次の式(1)で特定できる。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=N*(M+1) (1)
そして、このN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ記録単位lumpの最後のLBAが、次の式(2)で特定できる。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの最後のLBA=(N+1)*(M+1)−2 (2)
したがって、式(1)、式(2)で特定した先頭LBAから最後のLBAまでを連続して読み出すことでN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ記録単位lumpを再生することができる。
このような動作を各読み書き単位unitに対して行うことでデジタルビデオデータの復旧が可能となる。
さらにN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA(先頭LBA)は、式(3)によって特定できる。
デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA=(N+1)*(M+1)−1 (3)
したがって、このような動作を各デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して行うことで付加情報としての後方接続情報を読み出すことができ、次に接続される読み書き単位unitを読み出すことができデジタルビデオデータを復旧する上でより一層有利となる。
また、後述する第2乃至第11の実施の形態においても、式(3)によって特定したデジタルビデオデータ情報単位post_infoの付加情報を読み出すことで、付加情報に含まれる後述のさまざまな情報を復旧することができ、障害時の復旧を容易に行う上で有利となる。
また、Windows(登録商標)では、ファイルシステムであるFATが壊れるとハードディスク装置の全てのデータが読めなくなる。
したがって、このようなOSの管理下にあるファイルシステムを用いてハードディスク装置にデジタルビデオデータを記録する場合には、ファイルシステムが壊れると、記録されたデジタルビデオデータが壊れていないにも拘わらず、デジタルビデオデータがどのようにハードディスク装置の記録領域上に記録されているかを知ることができないため、デジタルビデオデータの復旧が不可能となる。
これに対して本実施の形態では、LBAを用いてアクセスできるので、N番目の読み書き単位unitにおけるデジタルビデオデータ記録単位lumpを再生する際には次のようにして読み書き単位unitを特定してデジタルビデオデータを再生することができる。
N番目の読み書き単位unitの先頭LBA(デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA)が、次の式(1)で特定できる。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=N*(M+1) (1)
そして、このN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ記録単位lumpの最後のLBAが、次の式(2)で特定できる。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの最後のLBA=(N+1)*(M+1)−2 (2)
したがって、式(1)、式(2)で特定した先頭LBAから最後のLBAまでを連続して読み出すことでN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ記録単位lumpを再生することができる。
このような動作を各読み書き単位unitに対して行うことでデジタルビデオデータの復旧が可能となる。
さらにN番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA(先頭LBA)は、式(3)によって特定できる。
デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA=(N+1)*(M+1)−1 (3)
したがって、このような動作を各デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して行うことで付加情報としての後方接続情報を読み出すことができ、次に接続される読み書き単位unitを読み出すことができデジタルビデオデータを復旧する上でより一層有利となる。
また、後述する第2乃至第11の実施の形態においても、式(3)によって特定したデジタルビデオデータ情報単位post_infoの付加情報を読み出すことで、付加情報に含まれる後述のさまざまな情報を復旧することができ、障害時の復旧を容易に行う上で有利となる。
また、本実施の形態では、ファイルシステムを使用していないので、デジタルビデオデータのアクセスを行うにあたって、ファイルシステムに対する余分なシークが不要となることから、大量のデジタルビデオデータを連続して記録再生する場合に、アクセス速度の高速化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoがデジタルビデオデータ記録単位lumpの後に接続されているので、いわゆるヘッダーのようにデジタルビデオデータ情報単位がデジタルビデオデータ記録単位の前に位置している場合に比較して、アクセスするLBAを前方に戻すことなくLBAの昇順に従って連続的にアクセスすればよいので、アクセス時間の短縮を図る上で有利となる。
また、ファイルシステム下でのデータの記録再生では、ファイルシステム操作によるオーバーヘッドが発生するが、本実施の形態では、OS下のファイルシステムの介在が無いので、オーバーヘッドが少なく、スピードが速い。
また、本実施の形態では、OS及びその下のファイルシステムの介在無しに、ハードディスク装置に記録再生するので、システムのオーバーヘッドが少なく高速データアクセスが可能である。
また本実施の形態では、OS下のファイルシステムを必要としないので、OSやファイルシステムを使用しないのでシステム規模を小さくでき、小規模なシステムで導入できる。
また本実施の形態では、OS下のファイルシステムを必要としないので、OSやファイルシステムを使用しないのでシステムのポータビリティーが良い。
また、本実施の形態では、OS及びその下のファイルシステムの介在無しに、ハードディスク装置に記録再生するので、システムのオーバーヘッドが少なく高速データアクセスが可能である。
また本実施の形態では、OS下のファイルシステムを必要としないので、OSやファイルシステムを使用しないのでシステム規模を小さくでき、小規模なシステムで導入できる。
また本実施の形態では、OS下のファイルシステムを必要としないので、OSやファイルシステムを使用しないのでシステムのポータビリティーが良い。
また、本実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位およびデジタルビデオデータ記録単位の大きさをLBAの単位で任意に設定することができる。
したがって、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対してデジタルビデオデータ記録単位lumpを大きく設定することで、ファイル管理のオーバーヘッドを小さくすることが出来る。
例えば、デジタルビデオデータ情報単位post_infoを1つの記録単位52で構成し、デジタルビデオデータ記録単位lumpを9999(M=9999)の記録単位52で構成した場合には、記録領域48上に記録されたデータのうち、実質的に映像データを表すデジタルビデオデータ以外の管理情報(デジタルビデオデータ情報単位post_info)が占有する割合(オーバーヘッド)を0.01%と非常に小さくできる。
ゆえに同じ容量のハードディスク装置でもより多くのビデオを録画でき、大容量記録を行う上で有利となる。
したがって、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対してデジタルビデオデータ記録単位lumpを大きく設定することで、ファイル管理のオーバーヘッドを小さくすることが出来る。
例えば、デジタルビデオデータ情報単位post_infoを1つの記録単位52で構成し、デジタルビデオデータ記録単位lumpを9999(M=9999)の記録単位52で構成した場合には、記録領域48上に記録されたデータのうち、実質的に映像データを表すデジタルビデオデータ以外の管理情報(デジタルビデオデータ情報単位post_info)が占有する割合(オーバーヘッド)を0.01%と非常に小さくできる。
ゆえに同じ容量のハードディスク装置でもより多くのビデオを録画でき、大容量記録を行う上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、1以上の連続する複数の読み書き単位unitにファイル名を割り当てることで、1以上の連続する複数の読み書き単位unitをファイル名を用いて管理して記録再生できるようにしたものである。
図5は第2の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。なお、以下の実施の形態において第1の実施の形態と同様の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、1以上の連続する複数の読み書き単位unitにファイル名を割り当てることで、1以上の連続する複数の読み書き単位unitをファイル名を用いて管理して記録再生できるようにしたものである。
図5は第2の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。なお、以下の実施の形態において第1の実施の形態と同様の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態では、連続する複数の読み書き単位unitに共通のファイル名が割り当てられている。
ファイル名は、例えば、同じシーンのデジタルビデオデータを構成する連続する複数の読み書き単位unitに共通に割り当てられるものである。
例えば、風景を表したひとまとまりのデジタルビデオデータを含む連続する複数の読み書き単位unitのファイル名Fileとして、「風景1」、「風景2」といったような名称を用いる。
図5に示すように、1つのファイル名Fileが割り当てられた連続する複数の読み書き単位unitのうち、先頭に位置する読み書き単位unitの先頭の記録単位52のLBAを開始アドレスStart LBA Noとする。
そして、ファイル名Fileと開始アドレスStart LBA Noとを関連付けたファイル名/先頭LBA番号対応データ54を、記録領域48の所定の部分に確保したファイル名/先頭LBA番号領域56に格納する。
第2の実施の形態では、ファイル名/先頭LBA番号領域56はLBAの0番地から1つの読み書き単位unit分確保されている。
また、第2の実施の形態では、1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納する。したがって、ファイル名/先頭LBA番号対応データ54毎に1つのLBAが対応することになる。
ファイル名は、例えば、同じシーンのデジタルビデオデータを構成する連続する複数の読み書き単位unitに共通に割り当てられるものである。
例えば、風景を表したひとまとまりのデジタルビデオデータを含む連続する複数の読み書き単位unitのファイル名Fileとして、「風景1」、「風景2」といったような名称を用いる。
図5に示すように、1つのファイル名Fileが割り当てられた連続する複数の読み書き単位unitのうち、先頭に位置する読み書き単位unitの先頭の記録単位52のLBAを開始アドレスStart LBA Noとする。
そして、ファイル名Fileと開始アドレスStart LBA Noとを関連付けたファイル名/先頭LBA番号対応データ54を、記録領域48の所定の部分に確保したファイル名/先頭LBA番号領域56に格納する。
第2の実施の形態では、ファイル名/先頭LBA番号領域56はLBAの0番地から1つの読み書き単位unit分確保されている。
また、第2の実施の形態では、1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納する。したがって、ファイル名/先頭LBA番号対応データ54毎に1つのLBAが対応することになる。
ファイル名の記録動作は次のようになされる。
まず、ファイル名を付けるべき書き込み単位unitの番号T(n)のnを決める。
次に、第1の実施の形態と同様に、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(n−1)を算出する。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAは、すなわち、ファイル名を付けるべき書き込み単位unitの先頭LBAであり、上述した開始アドレスStart LBA Noである。
このように算出した開始アドレスStart LBA Noとファイル名Fileとを組み合わせることでファイル名/先頭LBA番号対応データ54を構成し、このファイル名/先頭LBA番号対応データ54をファイル名/先頭LBA番号領域56に格納する。
このような手順をファイル名を記録するごとに繰り返す。
まず、ファイル名を付けるべき書き込み単位unitの番号T(n)のnを決める。
次に、第1の実施の形態と同様に、デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBA=(M+1)*(n−1)を算出する。
デジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAは、すなわち、ファイル名を付けるべき書き込み単位unitの先頭LBAであり、上述した開始アドレスStart LBA Noである。
このように算出した開始アドレスStart LBA Noとファイル名Fileとを組み合わせることでファイル名/先頭LBA番号対応データ54を構成し、このファイル名/先頭LBA番号対応データ54をファイル名/先頭LBA番号領域56に格納する。
このような手順をファイル名を記録するごとに繰り返す。
ファイル名を用いた再生動作は次のようになされる。
ファイル名Fileが指定されたならば、ファイル名/先頭LBA番号領域56を検索して指定されたファイル名Fileを含むファイル名/先頭LBA番号対応データ54を特定し、このファイル名/先頭LBA番号対応データ54に含まれる開始アドレスStart LBA Noに基づいてデジタルビデオデータの再生を行う。
ファイル名Fileが指定されたならば、ファイル名/先頭LBA番号領域56を検索して指定されたファイル名Fileを含むファイル名/先頭LBA番号対応データ54を特定し、このファイル名/先頭LBA番号対応データ54に含まれる開始アドレスStart LBA Noに基づいてデジタルビデオデータの再生を行う。
したがって、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、ファイル名Fileを用いてデジタルビデオデータの管理を行うことができるため、デジタルビデオデータの記録、再生動作を簡単かつ効率的に行う上で有利となる。
また第2の実施の形態では、ファイル名/先頭LBA番号領域56を記録領域48の先頭(LBAの0番地)から確保した場合について説明したが、ファイル名/先頭LBA番号領域56を記録領域48のどの位置に設けるかは任意である。
しかしながら、第2の実施の形態のように、ファイル名/先頭LBA番号領域56を記録領域48の先頭(LBAの0番地)から確保すれば、ハードディスク装置46におけるファイル名/先頭LBA番号領域56に対するアクセス速度を確保する上で有利となる。
もちろん、ハードディスク装置46の機能上の理由などによって記録領域48の先頭以外の箇所をファイル名/先頭LBA番号領域56に割り当てることが好ましい場合、あるいは、記録領域48の先頭箇所が読み書きで信頼性を欠くような場合は、記録領域48の先頭以外の適宜箇所にファイル名/先頭LBA番号領域56に割り当てればよいことはいうまでもない。
しかしながら、第2の実施の形態のように、ファイル名/先頭LBA番号領域56を記録領域48の先頭(LBAの0番地)から確保すれば、ハードディスク装置46におけるファイル名/先頭LBA番号領域56に対するアクセス速度を確保する上で有利となる。
もちろん、ハードディスク装置46の機能上の理由などによって記録領域48の先頭以外の箇所をファイル名/先頭LBA番号領域56に割り当てることが好ましい場合、あるいは、記録領域48の先頭箇所が読み書きで信頼性を欠くような場合は、記録領域48の先頭以外の適宜箇所にファイル名/先頭LBA番号領域56に割り当てればよいことはいうまでもない。
また、第2の実施の形態では、1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納し、かつ、ファイル名/先頭LBA番号領域56を1つの読み書き単位unit分確保した。
そのため、読み書き単位unitが(M+1)個の記録単位52で構成されていることから、(M+1)個分のファイル名を管理することができることになる。
しかしながら、ファイル名/先頭LBA番号領域56の大きさは1つの読み書き単位unit分に限定されるものではなく、ファイル名/先頭LBA番号領域56の大きさを2つ以上の読み書き単位unit分確保してもよく、そのようにすればさらに多くのファイル名を管理することができる。
そのため、読み書き単位unitが(M+1)個の記録単位52で構成されていることから、(M+1)個分のファイル名を管理することができることになる。
しかしながら、ファイル名/先頭LBA番号領域56の大きさは1つの読み書き単位unit分に限定されるものではなく、ファイル名/先頭LBA番号領域56の大きさを2つ以上の読み書き単位unit分確保してもよく、そのようにすればさらに多くのファイル名を管理することができる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は第2の実施の形態の変形例である。
図6は第3の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
第2の実施の形態では、1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納した場合について説明したが、第3の実施の形態では、複数のファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納したものである。
具体的に説明すると、
ファイル名Fileのバイト数:FNバイト
開始アドレスStart LBA Noのバイト数:FLバイトとすると、
1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54のバイト数:(FN+FL)バイト
となる。
また、1つの記録単位52のバイト数:RLバイトとすると、
1つの読み書き単位unitのバイト数:RL*(M+1)バイト
となる。
したがって、1つの読み書き単位unitに記録可能なファイル名/先頭LBA番号対応データ54の数は、
RL*(M+1)/(FN+FL)個
となる。
具体的には、1つの記録単位52が1セクタ=512バイトである場合には、
1つの読み書き単位unitに記録可能なファイル名/先頭LBA番号対応データ54の数は、
512*(M+1)/(FN+FL)個
となる。
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は第2の実施の形態の変形例である。
図6は第3の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
第2の実施の形態では、1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納した場合について説明したが、第3の実施の形態では、複数のファイル名/先頭LBA番号対応データ54を1つの記録単位52に格納したものである。
具体的に説明すると、
ファイル名Fileのバイト数:FNバイト
開始アドレスStart LBA Noのバイト数:FLバイトとすると、
1つのファイル名/先頭LBA番号対応データ54のバイト数:(FN+FL)バイト
となる。
また、1つの記録単位52のバイト数:RLバイトとすると、
1つの読み書き単位unitのバイト数:RL*(M+1)バイト
となる。
したがって、1つの読み書き単位unitに記録可能なファイル名/先頭LBA番号対応データ54の数は、
RL*(M+1)/(FN+FL)個
となる。
具体的には、1つの記録単位52が1セクタ=512バイトである場合には、
1つの読み書き単位unitに記録可能なファイル名/先頭LBA番号対応データ54の数は、
512*(M+1)/(FN+FL)個
となる。
したがって、第3の実施の形態では第2の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、第2の実施の形態に比較して、ファイル名/先頭LBA番号領域56により多くのファイル名/先頭LBA番号対応データ54を格納することができるので、記録領域48に占めるファイル名/先頭LBA番号領域56の領域を減らすことができ、あるいは、限られたファイル名/先頭LBA番号領域56でより多くのファイルを管理することができ、記録領域48を効率的に使用する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
第2、第3の実施の形態では、ファイル名を用いて1以上の連続する複数の読み書き単位unitでデータを扱っていたが、第4の実施の形態では、ファイル番号を用いて1以上の連続する複数の読み書き単位unitでデータを扱う点が第2、第3の実施の形態と相違している。
図7は第4の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
連続する複数の読み書き単位unitからなるひとまとまりのデータをファイルとする。
ハードディスク装置46の記録領域48に記録されるファイルの数をF(Fは2以上の整数)とする。すなわち、ハードディスク装置46を使用するに先立ってファイルの数は予め定めておく。
各ファイルに対して1からFまでの昇順の番号で付した番号をファイル番号とする。
そして、記録領域48に、ファイル番号1からファイル番号Fのそれぞれに対応する読み書き単位unitを1つずつ確保する。
第4の実施の形態では、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitは、記録領域48のLBAの先頭アドレスから確保される。
それら確保した読み書き単位unitのそれぞれを先頭ファイル読み書き単位file_unitとすることによって記録領域48にLBAが連続するF個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを確保する。
記録領域48のうち、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを除く残りの記録領域48が先頭ファイル読み書き単位file_unitのあとに接続される読み書き単位unitを格納する記録領域として確保されることになる。
次に第4の実施の形態について説明する。
第2、第3の実施の形態では、ファイル名を用いて1以上の連続する複数の読み書き単位unitでデータを扱っていたが、第4の実施の形態では、ファイル番号を用いて1以上の連続する複数の読み書き単位unitでデータを扱う点が第2、第3の実施の形態と相違している。
図7は第4の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
連続する複数の読み書き単位unitからなるひとまとまりのデータをファイルとする。
ハードディスク装置46の記録領域48に記録されるファイルの数をF(Fは2以上の整数)とする。すなわち、ハードディスク装置46を使用するに先立ってファイルの数は予め定めておく。
各ファイルに対して1からFまでの昇順の番号で付した番号をファイル番号とする。
そして、記録領域48に、ファイル番号1からファイル番号Fのそれぞれに対応する読み書き単位unitを1つずつ確保する。
第4の実施の形態では、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitは、記録領域48のLBAの先頭アドレスから確保される。
それら確保した読み書き単位unitのそれぞれを先頭ファイル読み書き単位file_unitとすることによって記録領域48にLBAが連続するF個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを確保する。
記録領域48のうち、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを除く残りの記録領域48が先頭ファイル読み書き単位file_unitのあとに接続される読み書き単位unitを格納する記録領域として確保されることになる。
各ファイルの記録は、次のようになされる。
すなわち、記録を行うべきファイルに割り当てられたファイル番号を特定する。
特定されたファイル番号に対応する先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭アドレスを算出する。
すなわち、先頭ファイル読み書き単位file_unitが読み書き単位unitと同じ数(M+1)個の記録単位52で構成されていることから、番号をnとすると、
先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
となる。
そして、算出された先頭アドレスから先頭ファイル読み書き単位file_unitの記録を開始する。
それ以降は、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを除く残りの記録領域48に読み書き単位unitで記録を行う。
この際、先頭ファイル読み書き単位file_unitの付加情報として、該先頭ファイル読み書き単位file_unitの次にアクセスされるべき読み書き単位unitのLBAの先頭を特定するための後方接続情報が記録される。
また、先頭ファイル読み書き単位file_unitのあとに接続される読み書き単位unitの付加情報にも上記と同様の後方接続情報が記録されることは第1の実施の形態と同様である。
すなわち、記録を行うべきファイルに割り当てられたファイル番号を特定する。
特定されたファイル番号に対応する先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭アドレスを算出する。
すなわち、先頭ファイル読み書き単位file_unitが読み書き単位unitと同じ数(M+1)個の記録単位52で構成されていることから、番号をnとすると、
先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
となる。
そして、算出された先頭アドレスから先頭ファイル読み書き単位file_unitの記録を開始する。
それ以降は、F個の先頭ファイル読み書き単位file_unitを除く残りの記録領域48に読み書き単位unitで記録を行う。
この際、先頭ファイル読み書き単位file_unitの付加情報として、該先頭ファイル読み書き単位file_unitの次にアクセスされるべき読み書き単位unitのLBAの先頭を特定するための後方接続情報が記録される。
また、先頭ファイル読み書き単位file_unitのあとに接続される読み書き単位unitの付加情報にも上記と同様の後方接続情報が記録されることは第1の実施の形態と同様である。
各ファイルの再生は、次のようになされる。
すなわち、再生を行うべきファイルに割り当てられたファイル番号を特定する。
特定されたファイル番号に対応する先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭アドレスを記録時と同様に算出する。
先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
となる。
そして、算出された先頭アドレスから先頭ファイル読み書き単位file_unitの再生を開始する。
そして、先頭ファイル読み書き単位file_unitの後方接続情報に基づいて次の読み書き単位unitの再生を行い、それ以降は、読み書き単位unitの後方接続情報に基づいて次の読み書き単位unitの再生を第1の実施の形態と同様に行う。
すなわち、再生を行うべきファイルに割り当てられたファイル番号を特定する。
特定されたファイル番号に対応する先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭アドレスを記録時と同様に算出する。
先頭ファイル読み書き単位file_unitの先頭LBA=(M+1)*(n−1)
となる。
そして、算出された先頭アドレスから先頭ファイル読み書き単位file_unitの再生を開始する。
そして、先頭ファイル読み書き単位file_unitの後方接続情報に基づいて次の読み書き単位unitの再生を行い、それ以降は、読み書き単位unitの後方接続情報に基づいて次の読み書き単位unitの再生を第1の実施の形態と同様に行う。
言い換えると、ハードディスク装置46内に記録再生する複数のファイル数をF(1、2、3、……、F)とするとき、先頭LBAからF個のハードディスク装置46への読み書き単位unitに関しては、F個の複数ファイルの開始読み書き単位unit専用とする。
ファイルを記録する場合には、ハードディスク装置46の先頭LBAの1からF個目までのハードディスク装置46への読み書き単位unitに、ファイルの記録を開始し、継続するファイルを記録するハードディスク装置46への読み書き単位unitは、F個より後方のハードディスク装置46への読み書き単位unitを使用する。
これにより、ファイルの読み込みは、ハードディスク装置46の1からF個目までのハードディスク装置46への読み書き単位unitから、読み込みを開始すれば、ファイル先頭からの読み込みが可能となる。
ファイルを記録する場合には、ハードディスク装置46の先頭LBAの1からF個目までのハードディスク装置46への読み書き単位unitに、ファイルの記録を開始し、継続するファイルを記録するハードディスク装置46への読み書き単位unitは、F個より後方のハードディスク装置46への読み書き単位unitを使用する。
これにより、ファイルの読み込みは、ハードディスク装置46の1からF個目までのハードディスク装置46への読み書き単位unitから、読み込みを開始すれば、ファイル先頭からの読み込みが可能となる。
第4の実施の形態によれば、各ファイルを1からFまでのファイル番号で管理することができ、ファイル名を使用しないので、ハードディスク装置46へのアクセス処理の簡素化、高速化を図る上で有利となる。
また、ファイル名などの管理データをハードディスク装置46の記録領域48に格納しないので、デジタルビデオデータを格納するための記録領域をより大きく確保する上で有利となる。
また、ファイル名を用いてファイルを管理する場合には、システムコントローラ38上で動作するアプリケーション側で、ファイル番号とファイル名とを対応させたデータベースを作成すればよいことはもちろんである。
また、ファイル名などの管理データをハードディスク装置46の記録領域48に格納しないので、デジタルビデオデータを格納するための記録領域をより大きく確保する上で有利となる。
また、ファイル名を用いてファイルを管理する場合には、システムコントローラ38上で動作するアプリケーション側で、ファイル番号とファイル名とを対応させたデータベースを作成すればよいことはもちろんである。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
なお、第5乃至第10の実施の形態は第3の実施の形態の変形例であり、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録される付加情報の種々の変形例を示す。
図8は第5乃至第10の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
第5の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを付加情報(後方接続情報)として記録するとともに、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAも付加情報(前方接続情報)として記録するものである。
第5の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、時間的に遡ってデジタルビデオデータを読み出す特殊再生(リバース再生)を行うことができる効果が奏される。
また、ハードディスク装置46が故障しデジタルビデオデータを読み出すことが困難となった場合のデータの復旧に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、順方向からのデジタルビデオデータ記録単位を探索でき、さらに、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、逆方向からのデジタルビデオデータ記録単位lumpの探索を行うことも可能となり、データの復旧を効率よく行う上でより一層有利となる。
なお、第5の実施の形態において、前方接続情報および後方接続情報を、第1の実施の形態の後方接続情報と同様に、N個の読み書き単位unitのそれぞれに対してLBAの昇順に付された連続番号T(n)、ただしn=1、2、3……、Nとしてもよいことは無論である。
次に第5の実施の形態について説明する。
なお、第5乃至第10の実施の形態は第3の実施の形態の変形例であり、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録される付加情報の種々の変形例を示す。
図8は第5乃至第10の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。
第5の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを付加情報(後方接続情報)として記録するとともに、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAも付加情報(前方接続情報)として記録するものである。
第5の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、時間的に遡ってデジタルビデオデータを読み出す特殊再生(リバース再生)を行うことができる効果が奏される。
また、ハードディスク装置46が故障しデジタルビデオデータを読み出すことが困難となった場合のデータの復旧に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのあとに接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、順方向からのデジタルビデオデータ記録単位を探索でき、さらに、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに記録された当該デジタルビデオデータ記録単位lumpの前に接続されるデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭LBAを読み出すことにより、逆方向からのデジタルビデオデータ記録単位lumpの探索を行うことも可能となり、データの復旧を効率よく行う上でより一層有利となる。
なお、第5の実施の形態において、前方接続情報および後方接続情報を、第1の実施の形態の後方接続情報と同様に、N個の読み書き単位unitのそれぞれに対してLBAの昇順に付された連続番号T(n)、ただしn=1、2、3……、Nとしてもよいことは無論である。
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに、当該デジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続されたデジタルビデオデータ記録単位lumpに割り当てられたファイル名Fileを付加情報として記録するものである。
第6の実施の形態によれば、ハードディスク装置46が故障しデジタルビデオデータを読み出すことが困難となった場合のデータの復旧に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに含まれるファイル名Fileを利用することで、同一のファイル名が割り当てられたデジタルビデオデータ情報単位lumpを選択して拾い上げ、デジタルビデオデータの復旧を図る上で有利となる。
具体的に説明すると、第1の実施の形態で説明したように、N番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA(先頭LBA)は、式(3)によって特定できる。
デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA=(N+1)*(M+1)−1 (3)
したがって、このような動作を各デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して行うことで付加情報としてのファイル名Fileを読み出すことができ、障害時の復旧を容易とすることができる。
次に第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態では、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに、当該デジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続されたデジタルビデオデータ記録単位lumpに割り当てられたファイル名Fileを付加情報として記録するものである。
第6の実施の形態によれば、ハードディスク装置46が故障しデジタルビデオデータを読み出すことが困難となった場合のデータの復旧に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoに含まれるファイル名Fileを利用することで、同一のファイル名が割り当てられたデジタルビデオデータ情報単位lumpを選択して拾い上げ、デジタルビデオデータの復旧を図る上で有利となる。
具体的に説明すると、第1の実施の形態で説明したように、N番目の読み書き単位unitのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA(先頭LBA)は、式(3)によって特定できる。
デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBA=(N+1)*(M+1)−1 (3)
したがって、このような動作を各デジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して行うことで付加情報としてのファイル名Fileを読み出すことができ、障害時の復旧を容易とすることができる。
(第7の実施の形態)
次に第7の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態では、同一のファイル名が割り当てられたデジタルビデオデータ記録単位lumpに時間順でシリアル番号を付し、そのシリアル番号をデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付加情報として記録するものである。
このシリアル番号を読み出すことで、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpが当該ファイル名Fileの何番目のデジタルビデオデータ記録単位lumpであるかを特定することができる。
すなわち、前記シリアル番号は、ハードディスク装置が故障しデジタルビデオデータが読み難くなった場合に、ファイルに属するデータの拾い上げ後に、デジタルビデオデータ記録単位を順番に並べる復旧に使用することができる。
したがって、ハードディスク装置46が故障してファイル名/先頭LBA番号領域56の部分が消失した場合に、ファイル名/先頭LBA番号対応データ54を復旧(再作成)する上で有利となる。
次に第7の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態では、同一のファイル名が割り当てられたデジタルビデオデータ記録単位lumpに時間順でシリアル番号を付し、そのシリアル番号をデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付加情報として記録するものである。
このシリアル番号を読み出すことで、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpが当該ファイル名Fileの何番目のデジタルビデオデータ記録単位lumpであるかを特定することができる。
すなわち、前記シリアル番号は、ハードディスク装置が故障しデジタルビデオデータが読み難くなった場合に、ファイルに属するデータの拾い上げ後に、デジタルビデオデータ記録単位を順番に並べる復旧に使用することができる。
したがって、ハードディスク装置46が故障してファイル名/先頭LBA番号領域56の部分が消失した場合に、ファイル名/先頭LBA番号対応データ54を復旧(再作成)する上で有利となる。
(第8の実施の形態)
次に第8の実施の形態について説明する。
第8の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録するにあたって、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録するデジタルビデオデータのチェックサムおよびデータ量を算出し、それらチェックサムおよびデータ量を当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第8の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録されたデジタルビデオデータの読み出し時に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoから読み出したチェックサムおよびデータ量に基づいて、読み出したデジタルビデオデータのエラーおよびデータ量のチェックを行うことで、データ読み出しの信頼性を向上させる上で有利となる。
言い換えると、デジタルビデオデータの破損の有無を判定することができるので、デジタルビデオデータのデータが破損していると判定されたときには、破損したデジタルビデオデータのデコードを行うことなく、例えば、前のデジタルビデオデータを再度使用するなどして、意図しない映像のビデオ信号が出力されることを防止する上で有利となる。言い換えると、デジタルビデオデータ記録単位lumpの信頼性を高めることができ、ひいては、ビデオ信号の品質およびビデオ記録再生装置30の信頼性を向上させる上で有利となる。
次に第8の実施の形態について説明する。
第8の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録するにあたって、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録するデジタルビデオデータのチェックサムおよびデータ量を算出し、それらチェックサムおよびデータ量を当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第8の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録されたデジタルビデオデータの読み出し時に、デジタルビデオデータ情報単位post_infoから読み出したチェックサムおよびデータ量に基づいて、読み出したデジタルビデオデータのエラーおよびデータ量のチェックを行うことで、データ読み出しの信頼性を向上させる上で有利となる。
言い換えると、デジタルビデオデータの破損の有無を判定することができるので、デジタルビデオデータのデータが破損していると判定されたときには、破損したデジタルビデオデータのデコードを行うことなく、例えば、前のデジタルビデオデータを再度使用するなどして、意図しない映像のビデオ信号が出力されることを防止する上で有利となる。言い換えると、デジタルビデオデータ記録単位lumpの信頼性を高めることができ、ひいては、ビデオ信号の品質およびビデオ記録再生装置30の信頼性を向上させる上で有利となる。
(第9の実施の形態)
次に第9の実施の形態について説明する。
第9の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録するにあたって、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録するデジタルビデオデータのCRC(Cyclic Redundancy Check)のECC(Error Correcting Code)を算出し、このECCを当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第9の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録されたデジタルビデオデータの読み出し時に、データにエラーが発生したときに、デジタルビデオデータ情報単位post_infoから読み出したCRCのECCデータを用いて、そのデータのエラー訂正をすることができ、デジタルビデオデータ記録単位lumpの信頼性を高めることができ、ひいては、ビデオ信号の品質およびビデオ記録再生装置30の信頼性を向上させる上で有利となる。
次に第9の実施の形態について説明する。
第9の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録するにあたって、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録するデジタルビデオデータのCRC(Cyclic Redundancy Check)のECC(Error Correcting Code)を算出し、このECCを当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第9の実施の形態では、デジタルビデオデータ記録単位lumpに記録されたデジタルビデオデータの読み出し時に、データにエラーが発生したときに、デジタルビデオデータ情報単位post_infoから読み出したCRCのECCデータを用いて、そのデータのエラー訂正をすることができ、デジタルビデオデータ記録単位lumpの信頼性を高めることができ、ひいては、ビデオ信号の品質およびビデオ記録再生装置30の信頼性を向上させる上で有利となる。
(第10の実施の形態)
次に第10の実施の形態について説明する。
第10の実施の形態では、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータが記録されているか、記録されていないか(未使用であるか)を示すユーズフラグを当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第10の実施の形態では、ハードディスク装置46の記録領域48の全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpが未使用である場合に、全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpに対応するデジタルビデオデータ記録単位lumpのユーズフラグに未使用であることを示す“0”を設定しておく。
そして、デジタルビデオデータをデジタルビデオデータ記録単位lumpに記録する毎に、当該デジタルビデオデータ情報単位lumpに接続するデジタルビデオデータ記録単位lumpのユーズフラグに、使用中の表示である“1”を設定する。
また、デジタルビデオデータ記録単位lumpのデータを消去する代わりに当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグに未使用を示す“0”を設定すればよい。言い換えると、デジタルビデオデータを消去する際にはユーズフラグをクリアすることでデジタルビデオデータ自体を消去しなくてもよいことになる。
そして、ユーズフラグがクリアされたデジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続するデジタルビデオデータ記録単位lumpを再利用(オーバーライト)可能とすることができる。
次に第10の実施の形態について説明する。
第10の実施の形態では、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータが記録されているか、記録されていないか(未使用であるか)を示すユーズフラグを当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに付属情報として記録するものである。
第10の実施の形態では、ハードディスク装置46の記録領域48の全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpが未使用である場合に、全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpに対応するデジタルビデオデータ記録単位lumpのユーズフラグに未使用であることを示す“0”を設定しておく。
そして、デジタルビデオデータをデジタルビデオデータ記録単位lumpに記録する毎に、当該デジタルビデオデータ情報単位lumpに接続するデジタルビデオデータ記録単位lumpのユーズフラグに、使用中の表示である“1”を設定する。
また、デジタルビデオデータ記録単位lumpのデータを消去する代わりに当該デジタルビデオデータ記録単位lumpのデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグに未使用を示す“0”を設定すればよい。言い換えると、デジタルビデオデータを消去する際にはユーズフラグをクリアすることでデジタルビデオデータ自体を消去しなくてもよいことになる。
そして、ユーズフラグがクリアされたデジタルビデオデータ情報単位post_infoが接続するデジタルビデオデータ記録単位lumpを再利用(オーバーライト)可能とすることができる。
また、ファイル全体を一括して消去する場合には、ファル名Fileからデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAが分かるので、そのデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを未使用中の表示である“0”に設定する。
次にそのデジタルビデオデータ情報単位post_infoに含まれる後続するデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAを読み出し、後続するデジタルビデオデータ情報単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを未使用中の表示である“0”に設定する。
以上の処理を同一のファイル名Fileが割り当てられた全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して繰り返して実行することにより、芋ずる式に使用しているデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを未使用中の表示である“0”に設定して、容易に全ファイル記録エリアを消去でき、空きエリアとして再利用可能とする。
第10の実施の形態によれば、未使用のデジタルビデオデータ記録単位lumpを容易に特定することができ、記録動作の高速化を図る上で有利となり、また、デジタルビデオデータの消去処理を効率的に行う上で有利となる。
言い換えると、ファイル消去は、デジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグで管理するので、容易にファイル消去ができる。
また、ファイルフォーマットは、デジタルビデオデータ情報単位post_info内のユーズフラグを未使用に書き換えるだけなので、ハードディスク装置30のフォーマットが容易に行える。
次にそのデジタルビデオデータ情報単位post_infoに含まれる後続するデジタルビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAを読み出し、後続するデジタルビデオデータ情報単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを未使用中の表示である“0”に設定する。
以上の処理を同一のファイル名Fileが割り当てられた全てのデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoに対して繰り返して実行することにより、芋ずる式に使用しているデジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを未使用中の表示である“0”に設定して、容易に全ファイル記録エリアを消去でき、空きエリアとして再利用可能とする。
第10の実施の形態によれば、未使用のデジタルビデオデータ記録単位lumpを容易に特定することができ、記録動作の高速化を図る上で有利となり、また、デジタルビデオデータの消去処理を効率的に行う上で有利となる。
言い換えると、ファイル消去は、デジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグで管理するので、容易にファイル消去ができる。
また、ファイルフォーマットは、デジタルビデオデータ情報単位post_info内のユーズフラグを未使用に書き換えるだけなので、ハードディスク装置30のフォーマットが容易に行える。
(第11の実施の形態)
次に第11の実施の形態について説明する。
第11の実施の形態は第10の実施の形態の変形例であり、ユーズフラグを一括管理するユーズフラグ管理領域を設けた点が相違している。
図9は第11の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。なお、図9においては図面の簡略化を図るためにファイル名/先頭LBA番号領域56の図示を省いている。
図9に示すように、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoには、第10の実施の形態と同様のユーズフラグUF(UF1、 UF2 、UF3、……UFn-1、UFn、UFn+1、UFn+2、UFn+3……)が設けられている。
ハードディスク装置46の記録領域48の所定領域にユーズフラグ管理領域58を設定する。
したがって、第11の実施の形態では、記録領域48は、ファイル名/先頭LBA番号領域56と、ユーズフラグ管理領域58と、複数の読み書き単位unitとで構成されることになる。
ユーズフラグ管理領域58は、ビデオデータを記録するために使用されるのではなく、ハードディスク装置46の記録領域48全体のデジタルビデオデータ情報単位post_infoのそれぞれに記録した各ユーズフラグUFのマップとして使用されるものであり、ユーズフラグ管理領域58には、各ユーズフラグUFと同じデータが記録される。
次に第11の実施の形態について説明する。
第11の実施の形態は第10の実施の形態の変形例であり、ユーズフラグを一括管理するユーズフラグ管理領域を設けた点が相違している。
図9は第11の実施の形態におけるハードディスク装置46の記録領域の構成を示す説明図である。なお、図9においては図面の簡略化を図るためにファイル名/先頭LBA番号領域56の図示を省いている。
図9に示すように、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoには、第10の実施の形態と同様のユーズフラグUF(UF1、 UF2 、UF3、……UFn-1、UFn、UFn+1、UFn+2、UFn+3……)が設けられている。
ハードディスク装置46の記録領域48の所定領域にユーズフラグ管理領域58を設定する。
したがって、第11の実施の形態では、記録領域48は、ファイル名/先頭LBA番号領域56と、ユーズフラグ管理領域58と、複数の読み書き単位unitとで構成されることになる。
ユーズフラグ管理領域58は、ビデオデータを記録するために使用されるのではなく、ハードディスク装置46の記録領域48全体のデジタルビデオデータ情報単位post_infoのそれぞれに記録した各ユーズフラグUFのマップとして使用されるものであり、ユーズフラグ管理領域58には、各ユーズフラグUFと同じデータが記録される。
詳細に説明すると、ユーズフラグ管理領域58の記録ビットbit1、bit2、bi3、……、bitn、bitn+1、bitn+2、bitn+3、……と、ユーズフラグUF(UF1、 UF2 、UF3、……UFn-1、UFn、UFn+1、UFn+2、UFn+3……)とが1対1に対応している。
実際にユーズフラグ管理領域58に記録されているデータは、ユーズフラグUFのみであり、記録ビットbit1、bit2、bi3、……、bitn、bitn+1、bitn+2、bitn+3、……は、ユーズフラグ管理領域58における各ユーズフラグUFのビット位置を示している。
そして、ユーズフラグ管理領域58における各ユーズフラグUFのビット位置は、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAの昇順に対応している。
すなわち、ユーズフラグ管理領域58において、各ユーズフラグUFは、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAの昇順に対応したビット位置に位置するように順番に配置されている。
したがって、ユーズフラグ管理領域58におけるビット位置を特定してユーズフラグUFを読み出すことで、読み出したユーズフラグUFに対応するビデオデータ記録単位lumpが、記録領域48内において何番目に位置しているか(読み書き単位unitの番号Tがいくつか)を特定でき、したがって、読み出したユーズフラグUFに対応するビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAを特定できることになる。
実際にユーズフラグ管理領域58に記録されているデータは、ユーズフラグUFのみであり、記録ビットbit1、bit2、bi3、……、bitn、bitn+1、bitn+2、bitn+3、……は、ユーズフラグ管理領域58における各ユーズフラグUFのビット位置を示している。
そして、ユーズフラグ管理領域58における各ユーズフラグUFのビット位置は、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAの昇順に対応している。
すなわち、ユーズフラグ管理領域58において、各ユーズフラグUFは、各デジタルビデオデータ情報単位post_infoのLBAの昇順に対応したビット位置に位置するように順番に配置されている。
したがって、ユーズフラグ管理領域58におけるビット位置を特定してユーズフラグUFを読み出すことで、読み出したユーズフラグUFに対応するビデオデータ記録単位lumpが、記録領域48内において何番目に位置しているか(読み書き単位unitの番号Tがいくつか)を特定でき、したがって、読み出したユーズフラグUFに対応するビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAを特定できることになる。
なお、ユーズフラグ管理領域58においても、記録がない(未使用の)デジタルビデオデータ記録単位lumpに対応するユーズフラグUFには“0”が設定され、記録されている(使用中の)デジタルビデオデータ記録単位lumpに対応するユーズフラグUFには“1”が設定される。
また、ユーズフラグ管理領域58の大きさは任意であり、読み書き単位unitと同じ大きさ、あるいは、読み書き単位unitのn倍(nは1以上の整数)でもよい。
また、ユーズフラグ管理領域58はLBAの低い番地の箇所に設けることがアクセス速度を向上する上で有利である。
また、第11の実施の形態では、ユーズフラグ管理領域58の内容がコピーされるユーズフラグ用記録媒体がハードディスク装置46の記録領域48と別に設けられている。
前記ユーズフラグ用記録媒体はハードディスク装置46よりもアクセス速度が高速であることが処理速度の高速化を図る上で有利であり、本実施の形態では、前記ユーズフラグ用記録媒体としてハードディスク装置46よりもアクセス速度が高速な半導体メモリを用いており、このような半導体メモリとしてシステムコントローラ38に含まれる既存のシステムメモリ(RAMなどの半導体メモリ)を用いている。
また、ユーズフラグ管理領域58の大きさは任意であり、読み書き単位unitと同じ大きさ、あるいは、読み書き単位unitのn倍(nは1以上の整数)でもよい。
また、ユーズフラグ管理領域58はLBAの低い番地の箇所に設けることがアクセス速度を向上する上で有利である。
また、第11の実施の形態では、ユーズフラグ管理領域58の内容がコピーされるユーズフラグ用記録媒体がハードディスク装置46の記録領域48と別に設けられている。
前記ユーズフラグ用記録媒体はハードディスク装置46よりもアクセス速度が高速であることが処理速度の高速化を図る上で有利であり、本実施の形態では、前記ユーズフラグ用記録媒体としてハードディスク装置46よりもアクセス速度が高速な半導体メモリを用いており、このような半導体メモリとしてシステムコントローラ38に含まれる既存のシステムメモリ(RAMなどの半導体メモリ)を用いている。
第11の実施の形態の使用方法について説明する。
まず、ビデオ記録再生装置30による記録動作が開始されると、システムコントローラ38は、ユーズフラグ管理領域58の内容を前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーする。
デジタルビデオデータの記録動作に伴い、第10の実施の形態と同様に、ハードディスク装置46の記録領域48内の全てのデジタルビデオデータ情報単位post_infoに設けたユーズフラグUFを操作する毎に、前記ユーズフラグ用記録媒体内の対応したビットをユーズフラグUFと同じデータとする。
すなわち、あるデジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録すると、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを“1”に設定するとともに、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内の対応したビットを“1”に設定する。
あるいは、あるデジタルビデオデータ記録単位lumpを消去する際には、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを“0”に設定するとともに、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内の対応したビットを“0”に設定する。
ビデオ記録再生装置30による記録動作が終了する際には、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内のデータを、そのコピー元であるハードディスク装置46のユーズフラグ管理領域58に書き戻す。
まず、ビデオ記録再生装置30による記録動作が開始されると、システムコントローラ38は、ユーズフラグ管理領域58の内容を前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーする。
デジタルビデオデータの記録動作に伴い、第10の実施の形態と同様に、ハードディスク装置46の記録領域48内の全てのデジタルビデオデータ情報単位post_infoに設けたユーズフラグUFを操作する毎に、前記ユーズフラグ用記録媒体内の対応したビットをユーズフラグUFと同じデータとする。
すなわち、あるデジタルビデオデータ記録単位lumpにデジタルビデオデータを記録すると、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを“1”に設定するとともに、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内の対応したビットを“1”に設定する。
あるいは、あるデジタルビデオデータ記録単位lumpを消去する際には、当該デジタルビデオデータ記録単位lumpに接続するデジタルビデオデータ情報単位post_infoのユーズフラグを“0”に設定するとともに、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内の対応したビットを“0”に設定する。
ビデオ記録再生装置30による記録動作が終了する際には、前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーしたユーズフラグ管理領域58内のデータを、そのコピー元であるハードディスク装置46のユーズフラグ管理領域58に書き戻す。
第11の実施の形態によれば、第10の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、ハードディスク装置46のユーズフラグ管理領域58にハードディスク装置46全体に分散しているユーズフラグUFと同じデータを一括で記録しておくことにより、“0”が設定されているユーズフラグUFを見出すことにより、その見出したユーズフラグUFに対応する未使用のビデオデータ記録単位lumpの先頭のLBAを特定することができる。
したがって、ユーズフラグ管理領域58内のユーズフラグUFを読み出すことで、ハードディスク装置46の記録領域48における未使用のビデオデータ記録単位lump(読み書き単位unit)を効率よく特定することができ、第10の実施の形態に比較して、記録時のハードディスク装置46への読み書き単位の切り替え動作の高速化、言い換えると、記録動作の高速化を図る上で有利となる。
言い換えると、ハードディスク装置30全体に分散しているユーズフラグを、このユーズフラグ専用に用意した、ユーズフラグ管理領域58の記録ビット(bit1、bit2、bit3……)と1対1に対応させ、利用時はユーズフラグ管理領域58のデータを前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーして使用することにより、未使用のデジタルビデオデータ記録単位lumpを見つけるのが容易となり、記録時のハードディスク装置30への読み書き単位unitの切り替えが高速になる。
したがって、ユーズフラグ管理領域58内のユーズフラグUFを読み出すことで、ハードディスク装置46の記録領域48における未使用のビデオデータ記録単位lump(読み書き単位unit)を効率よく特定することができ、第10の実施の形態に比較して、記録時のハードディスク装置46への読み書き単位の切り替え動作の高速化、言い換えると、記録動作の高速化を図る上で有利となる。
言い換えると、ハードディスク装置30全体に分散しているユーズフラグを、このユーズフラグ専用に用意した、ユーズフラグ管理領域58の記録ビット(bit1、bit2、bit3……)と1対1に対応させ、利用時はユーズフラグ管理領域58のデータを前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーして使用することにより、未使用のデジタルビデオデータ記録単位lumpを見つけるのが容易となり、記録時のハードディスク装置30への読み書き単位unitの切り替えが高速になる。
なお、実施の形態では、記録媒体としてハードディスク装置を用いた場合について説明したが、本発明は、ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられ、データの記録再生に際してシーク時間が発生するようなディスク状記録媒体、例えば、CD−RW、DVD−RWなどの記録媒体にビデオデータを記録および/または再生するビデオ記録再生方法およびビデオ記録再生装置に広く適用可能である。
30……ビデオ記録再生装置、46……ハードディスク装置、48……記録領域、52……記録単位、lump……ビデオデータ記録単位、post_info……デジタルビデオ情報単位、unit……読み書き単位。
Claims (29)
- ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられる記録媒体へアクセスし、前記記録媒体に対しデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うビデオ記録再生装置であって、
1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる前記記録領域の部分を1つの記録単位とし、
ロジカルブロックアドレスが連続する複数の前記記録単位を前記デジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位とし、
前記デジタルビデオデータ記録単位に接続された1以上の前記記録単位を前記デジタルビデオ記録単位に関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位とし、
前記デジタルビデオデータ記録単位と前記デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成したとき、
前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生を前記読み書き単位で行う記録再生制御手段を備える、
ことを特徴とするビデオ記録再生装置。 - 前記デジタルビデオデータ情報単位の前記デジタルビデオデータ記録単位への接続は、前記デジタルビデオデータ情報単位が前記デジタルビデオデータ記録単位の最後の前記記録単位のあとのロジカルブロックアドレスに配置されることでなされている、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記デジタルビデオデータ記録単位内における前記デジタルビデオデータの記録および/または再生は、ロジカルアドレスの昇順でなされる、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 複数の前記デジタルビデオデータ記録単位にわたる前記デジタルビデオデータの記録および/または再生は、ロジカルアドレスの昇順でなされる、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位の次にアクセスされるべき読み書き単位のロジカルブロックアドレスの先頭を特定するための後方接続情報を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位の次にアクセスされるべき読み書き単位のロジカルブロックアドレスの先頭を特定するための後方接続情報を含み、
前記後方接続情報は、前記各読み書き単位に対して各読み書き単位のロジカルブロックアドレスの昇順に付された連続番号である、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生をDMAで行う、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 連続する複数の読み書き単位に同一のファイル名が割り当てられ、
前記連続する複数の読み書き単位のうち先頭に位置する読み書き単位の先頭の記録単位のロジカルブロックアドレスを開始アドレスとしたときに、
前記ファイル名と前記開始アドレスとを関連付けたファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号対応データを、前記記録媒体の記録領域の所定箇所に設けたファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号領域に格納した、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 1つの前記記録単位に1つの前記ファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号対応データが格納されている、
ことを特徴とする請求項8記載のビデオ記録再生装置。 - 1つの前記記録単位に複数の前記ファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号対応データが格納されている、
ことを特徴とする請求項8記載のビデオ記録再生装置。 - 前記ファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号領域は前記記録領域のロジカルブロックアドレスの先頭アドレスから確保されている、
ことを特徴とする請求項8記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位の次にアクセスされるべき読み書き単位のロジカルブロックアドレスの先頭を特定するための後方接続情報を含み、
連続する複数の読み書き単位からなるひとまとまりのデータをファイルとし、
前記記録媒体の記録領域に記録されるファイル数をF(Fは2以上の整数)とし、
前記各ファイルに対して1からFまでの昇順の番号で付した番号をファイル番号とし、
前記記録領域に、ファイル番号1からファイル番号Fのそれぞれに対応する読み書き単位を1つずつ確保し、それら確保した前記読み書き単位のそれぞれを先頭ファイル読み書き単位とすることによって前記記録領域にロジカルブロックアドレスが連続するF個の前記先頭ファイル読み書き単位を確保し、
前記記録領域のうち、前記F個の先頭ファイル読み書き単位を除く残りの記録領域が前記先頭ファイル読み書き単位のあとに接続される読み書き単位を格納する記録領域として確保される、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記ファイルは、該ファイルに割り当てられた前記ファイル番号に対応する前記先頭ファイル読み書き単位の先頭から記録され、
前記先頭ファイル読み書き単位の付加情報に含まれる前記後方接続情報に基づいて該先頭ファイル読み書き単位のあとに接続される読み書き単位が特定され該特定された読み書き単位の再生がなされる、
ことを特徴とする請求項12記載のビデオ記録再生装置。 - 前記F個の先頭ファイル読み書き単位は、前記記録領域のロジカルブロックアドレスの先頭アドレスから確保される、
ことを特徴とする請求項12記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位の前にアクセスされるべき読み書き単位のロジカルブロックアドレスの先頭を特定するための前方接続情報を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位の前にアクセスされるべき読み書き単位のロジカルブロックアドレスの先頭を特定するための前方接続情報を含み、
前記前方接続情報は、前記各読み書き単位に対して各読み書き単位のロジカルブロックアドレスの昇順に付された連続番号である、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位に割り当てられたファイル名を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 連続する複数の読み書き単位に同一のファイル名が割り当てられ、
前記連続する複数の読み書き単位のうち先頭に位置する読み書き単位の先頭の記録単位のロジカルブロックアドレスを開始アドレスとしたときに、
前記ファイル名と前記開始アドレスとを関連付けたファイル名/先頭ロジカルブロックアドレス番号対応データを、前記記録媒体の所定の記録領域に設け、
前記同一のファイル名が割り当てられた複数の読み書き単位に時間順でシリアル番号を付し、
前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位を有する読み書き単位に付された前記シリアル番号を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位が接続する前記デジタルビデオデータ記録単位のチェックサムおよびデータ量の少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位が接続する前記デジタルビデオデータ記録単位のCRC(Cyclic Redundancy Check)のECC(Error Correcting Code)を含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位が接続する前記デジタルビデオデータ記録単位にデジタルビデオデータが記録されているか、記録されていないかを示すユーズフラグを含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記付加情報は、該付加情報を含むデジタルビデオデータ情報単位が接続する前記デジタルビデオデータ記録単位にデジタルビデオデータが記録されているか、記録されていないかを示すユーズフラグを含み、
前記記録媒体の所定の記録領域にユーズフラグ管理領域を設け、
前記ユーズフラグ管理領域の記録ビットと前記ユーズフラグとを1対1に対応して格納し、
前記ユーズフラグ管理領域において、前記ユーズフラグは、該ユーズフラグが含まれるデジタルビデオデータ情報単位のロジカルブロックアドレスの昇順に対応したビット位置に位置するように順番に配置されている、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記ユーズフラグ管理領域の内容がコピーされるユーズフラグ用記録媒体が前記記録媒体と別に設けられ、
前記記録再生制御手段は、前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録に先立って、前記ユーズフラグ管理領域の内容を前記ユーズフラグ用記録媒体にコピーし、該コピーされた前記ユーズフラグ管理領域の内容に含まれる前記ユーズフラグに基づいて前記デジタルビデオデータ記録単位にデジタルビデオデータが記録されているか、記録されていないかを判定し、前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録が終了したのち、前記ユーズフラグ用記録媒体の内容を前記記録媒体の前記ユーズフラグ管理領域に書き戻す、
ことを特徴とする請求項21または22記載のビデオ記録再生装置。 - 前記ユーズフラグ用記録媒体は前記記録媒体よりもアクセス速度が高速である、
ことを特徴とする請求項23記載のビデオ記録再生装置。 - 前記ユーズフラグ用記録媒体は前記記録媒体よりもアクセス速度が高速な半導体メモリである、
ことを特徴とする請求項23記載のビデオ記録再生装置。 - 前記記録再生制御手段は、ロジカルブロックアドレスを指定して前記記録媒体に直接アクセスするロジカルブロックアドレスコントローラを含む、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記記録媒体はディスク状記録媒体である、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - 前記記録媒体はハードディスク装置である、
ことを特徴とする請求項1記載のビデオ記録再生装置。 - ロジカルブロックアドレッシングによって記録領域にアドレスが割り当てられる記録媒体へアクセスし、前記記録媒体に対しデジタルビデオデータの記録および/または再生を行うビデオ記録再生方法であって、
1つのロジカルブロックアドレスが割り当てられる前記記録領域の部分を1つの記録単位とし、
ロジカルブロックアドレスが連続する複数の前記記録単位を前記デジタルビデオデータを記録するためのデジタルビデオデータ記録単位とし、
前記デジタルビデオデータ記録単位に接続された1以上の前記記録単位を前記デジタルビデオ記録単位に関係する付加情報を記録するためのデジタルビデオデータ情報単位とし、
前記デジタルビデオデータ記録単位と前記デジタルビデオ情報単位とから読み書き単位を構成し、
前記デジタルビデオデータの前記記録媒体への記録および/または再生を前記読み書き単位で行う、
ことを特徴とするビデオ記録再生方法。
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2007
- 2007-07-17 JP JP2007185946A patent/JP2009026349A/ja active Pending
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