JP2009025181A - 厚み測定用光干渉測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】姿勢が変化し得る状態で保持されたシート状の被検体において、被検層の厚みや厚みムラを測定することが可能な厚み測定用光干渉測定装置を得る。
【解決手段】光源11からの出力光を、発散レンズ12およびコリメータレンズ14を介し平行光からなる測定光として被検体5に照射するとともに、被検体5を透過した光束を、収束レンズ16および撮像レンズ17を介し撮像カメラ18に取り込む。この撮像カメラ18は、被検体5の被検層を透過した光束のうち、該被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層の両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を撮像する。この干渉縞に基づき、被検層の厚みや厚みムラを測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート状の被検体において測定対象となる被検層(被検体が単層構造の場合は被検体自体)の厚みまたは厚みムラを測定するための光干渉測定装置に関し、特に、測定系に対する姿勢の変化が生じ易い被検体を測定する場合に好適な厚み測定用光干渉測定装置に関する。
従来、測定光束に対して不透明な平行平板の厚みムラを測定する手法として、被検体となる平行平板を挟んで互いに対向するように一対の干渉計を配置し、平行平板の一方の面と干渉計の基準面との形状差と、平行平板の他方の面と他方の干渉計の基準面との形状差とをそれぞれ測定し、測定された各形状差に基づき、平行平板の厚みムラを算定する手法が本願出願人より提案されている(下記特許文献1参照)。
また、測定光束に対して不透明な平行平板の厚み(絶対厚み)を測定する手法として、被検体となる平行平板を挟んで互いに対向するように一対の干渉計を配置するとともに、波長変調光源を用いる手法が本願出願人より提案されている(下記特許文献2参照)。この手法では、測定光を所定の波長ずつ変化させる毎に撮像された複数枚の干渉縞画像に基づき、平行平板の一方の面から一方の干渉計の基準面までの距離と、平行平板の他方の面から他方の干渉計の基準面までの距離と、一対の干渉計各々の基準面間の距離とをそれぞれ測定し、測定された各距離に基づき、平行平板の厚みを算定する。
特開2000−275022号公報 特開2003−269923号公報
近年、可撓性を有するフィルム等のシート状の被検体において、所定の被検層の厚みまたは厚みムラ、例えば、基材上に形成された蒸着膜の厚みや厚みムラを測定したいという要望が高まっている。このような被検体は、測定系に対して一定の姿勢を維持したまま保持し続けることが難しく、部分的に変形したり全体的に撓んだりするなど、姿勢の変化が起こり易い。
上述の従来手法では、被検体表面からの反射光を被検光とし、該被検光と干渉計の基準面からの基準光とにより形成される干渉縞を観察しているため、被検体の姿勢が変化すると被検光と基準光との光路長が大きく変化してしまい、正確な測定を行うことができなくなる。また、多層構造の被検体における所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定することも原理的に非常に困難である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、姿勢が変化し得る状態で保持されたシート状の被検体において、測定対象となる所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定することが可能な厚み測定用光干渉測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明では、被検体表面から反射された被検光と干渉計の基準面からの基準光とにより形成される干渉縞を観察するのではなく、被検層を透過した光束のうち、互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を観察するようにしている。
すなわち、本発明に係る厚み測定用光干渉測定装置は、姿勢が変化し得る状態で保持されたシート状の被検体において、測定対象となる所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定するものであって、
光源からの出力光を平行光からなる測定光として前記被検体に照射する測定光照射手段と、
前記被検層を透過した光束のうち、該被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を観察し得るように配された観察手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明において、前記光源は、白色光を出力する白色光源とされ、
前記観察手段において観察される前記干渉縞の色情報に基づき、前記被検層の厚みまたは厚みムラを解析する解析手段が設けられている、とすることができる。
一方、前記光源は、前記被検層の厚みの光学距離の2倍よりも短い可干渉距離を有する低可干渉光を出力する低可干渉光源とされ、
前記測定光照射手段は、前記低可干渉光源から出力された前記低可干渉光を2光束に分岐し、該2光束の一方を他方に対して所定の光路長分迂回させた後に1光束に再合波するパスマッチ経路部を有し、
前記所定の光路長は、該所定の光路長と前記被検層の厚みの光学距離の2倍との差が、前記低可干渉光の可干渉距離以下となるように設定されている、としてもよい。
この場合、前記パスマッチ経路部において、前記2光束の一方の光路長を他方に対して微小変化させるフリンジスキャン機構を設けることができる。
本発明において、前記観察手段は、前記被検体に対し前記測定光照射手段とは反対側に配することができる。
また、前記被検体を挟んで前記測定光照射手段と対向する位置に、該測定光照射手段から前記被検体に向けて照射され該被検体を透過した光を再帰反射する反射基準面を配し、前記観察手段を、前記被検体に対し前記測定光照射手段と同じ側に配することもできる。
なお、被検体の姿勢の変化とは、被検体が部分的に変形したり、全体的に撓んだりすることや、変形は伴わずに全体的な傾きが変化する場合等を意味する。
また、上記「白色光」とは、複数の波長成分を含んだ光を意味するものであり、視覚的に白色と認識される光に限定されるものではない。
さらに、上記「低可干渉光源」とは、白色光のように多数の波長成分を含んでいるために可干渉距離が短くなっている通常の低可干渉光源の他に、干渉縞の像を撮像素子で取り込んだ際に、通常の低可干渉光源が有する可干渉距離と等価の可干渉距離となるように調整された波長変調光源(特許第3621693号公報参照)を含む概念である。
また、上記「観察手段」とは、得られた干渉縞を投影し得るように、その結像面上に配されたスクリーンや、結像面上に配された撮像素子を有する撮像カメラ等を意味する。
本発明の厚み測定用光干渉測定装置によれば、平行光からなる測定光を被検体に照射し、該被検体の被検層を透過した光束のうち、該被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を観察するように構成されていることにより、以下のような効果を奏する。
すなわち、被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞は、測定中に被検体の姿勢が変化しても干渉する光束間の光路長差が殆ど変化しないので、被検体表面から反射された被検光と干渉計の基準面からの基準光とにより形成される干渉縞とは異なり、被検体の姿勢変化に影響を受けることなく観察することが可能である。
したがって、可撓性を有するフィルムのような被検体で、測定中に被検体の姿勢が変化するような場合であっても、所定の被検層の厚みや厚みムラを測定することが可能となる。また、このような特長を有しているので、振動等により被検体の姿勢が変化し易いインプロセス計測への適用が有効である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
〈第1実施形態〉
図1は本発明の第1実施形態に係る厚み測定用光干渉測定装置の概略構成図であり、図2および図3はその光干渉の原理を示す模式図(図2は被検体が単層構造の場合を示し、図3は被検体が2層構造の場合を示している)である。
図1に示す厚み測定用光干渉測定装置1(以下「第1実施形態装置1」と称することがある)は、姿勢が変化し得る状態で保持された、可撓性を有するフィルム等のシート状の被検体5において、測定対象となる所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定するものであり、測定系10および解析演算部20を備えてなる。なお、図1において1点鎖線で示すのは、測定系10の光軸Xである。
上記測定系10は、測定光照射手段を構成する光源11、ビーム径拡大用の発散レンズ12およびコリメータレンズ14と、被検体5に対し測定光照射手段とは反対側に配された観察手段を構成する収束レンズ16、撮像レンズ17および撮像カメラ18とを備えてなる。
一方、上記解析演算部20は、縞解析等のための各種演算を行う解析装置21と、解析結果等を表示する画像表示装置22と、解析装置21に対する各種入力を行うための入力装置23とを備えてなる。
この第1実施形態装置1において、光源11から出力された光束は、発散レンズ12およびコリメータレンズ14を介して平行光からなる測定光に変換され、光軸Xに沿って被検体5に照射される。照射された測定光のうち被検体5を透過した光束は、収束レンズ16および撮像レンズ17を介して撮像カメラ18に取り込まれる。
この撮像カメラ18は、CCD等の撮像素子を備え、被検体5を透過した光束のうち、上記被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を撮像するように構成されている。
この点について、図2および図3を用いてより詳細に説明する。図2に示すように、単層構造を有する被検体5Aを測定する場合、被検層は被検体5A自体となる。撮像カメラ18により撮像されるのは、被検体5Aの内部で1回も反射することなく被検体5Aを透過した光束Lと、被検体5Aの表面5Aaを透過した後、被検体5Aの裏面5Abおよび表面5Aaで1回ずつ内部反射された後、被検体5Aを透過した光束Lとの光干渉によって形成される干渉縞である。すなわち、光束Lと光束Lとは、互いの光路長が被検体5Aの厚みの光学距離の2倍だけ異なっており、被検体5Aの厚みが位置によって異なる(厚みムラがある)場合、その厚みムラの情報が担持された干渉縞が、撮像カメラ18により撮像されることになる。
撮像カメラ18により撮像された干渉縞は、解析装置21において解析され、これにより被検体5Aの厚みや厚みムラが計測される。
なお、原理的には、被検体5Aの内部で4回以上反射した後、被検体5Aを透過する光束も存在するが、このような光束は光量が大きく減衰するため、干渉縞の形成に影響しないとみなせる。また、光源11としては、単色レーザ光等の高可干渉光を出力する高可干渉光源や、被検体5Aの厚みによっては、LED、SLD、ハロゲンランプ等の可干渉距離の短い低可干渉光を出力する低可干渉光源を用いることが可能である。低可干渉光源を用いる場合は、出力する低可干渉光の可干渉距離が、光束Lと光束Lとの光路長差よりも長いことが条件となる。また、低可干渉光源として、前掲の特許第3621693号公報に記載された波長変調光源を用いることも可能である。
さらに、このような低可干渉光源として白色光源を用いた場合、形成される干渉縞には、干渉する光束間の光路長差に応じた色情報が担持されるので、この色情報に基づき被検体5Aの厚みや厚みムラを測定することが可能である。なお、色情報に基づき光路長差を解析する手法としては、例えば、特開平9−236404号公報に記載された手法を用いることができる。この手法は、2系の白色光の干渉により得られた白色干渉縞の色をスペクトル分析することによって、白色干渉縞の色と光路差との関係を示すスケール曲線を形成し、このスケール曲線に基づき、光路差未知の2系の白色光により生じるスペクトル分布から、該2系の光路差を求めるものである。
一方、図3に示すように、ベース層51の表面に被検層としての膜層52が形成されてなる2層構造を有する被検体5Bを測定する場合を考察する。この場合、撮像カメラ18により撮像されるのは、図示した光束L11と光束L12との光干渉や、光束L13と光束L14との光干渉によって形成される干渉縞である。すなわち、光束L11と光束L12、および光束L13と光束L14は、互いの光路長が膜層52の厚みの光学距離の2倍だけ異なっており、膜層52の厚みが位置によって異なる(厚みムラがある)場合、その厚みムラの情報が担持された干渉縞が、撮像カメラ18により撮像されることになる。なお、光束L13と光束L14との光干渉によって形成される干渉縞が有効となるのは、ベース層51が高精度な平行性を有しており、その厚みムラが無視し得る場合である。
ここで、光束L11は、被検体5Bの内部で1回も反射することなく被検体5Bを透過した光束であり、光束L12は、被検体5Bの表面5Baを透過した後、ベース層51と膜層52との境界面53と表面5Baで1回ずつ反射されて、被検体5Bを透過した光束である。また、光束L13は、膜層52を透過した後、被検体5Bの裏面5Bbで内部反射され、さらに境界面53で反射された後、ベース層51を透過した光束であり、光束L14は、膜層52を透過した後、被検体5Bの裏面5Bbで内部反射され、さらにベース層51を透過した後、表面5Baで反射されて被検体5Bを透過した光束である。
撮像カメラ18により撮像された干渉縞は、解析装置21において解析され、これにより膜層52の厚みや厚みムラが計測される。
なお、光源11として高可干渉光源を用いた場合は、光束L11と光束L13や光束L12と光束L14との光干渉(互いの光路長がベース層51の厚みの2倍だけ異なっている光束同士の光干渉)も生じることになるが、ベース層51が高精度な平行性を有している場合は、ベース層51自体の厚みが位置によって変化しない(ベース層51自体の厚みムラが無い)とみなせるので、このような他の光干渉は干渉縞の形成に影響しないとみなせる。一方、ベース層51の厚みムラが無視し得ない場合は、高可干渉光源を用いた測定は困難となる。このような場合は、可干渉距離が膜層52の厚みの光学距離の2倍よりは長く、かつベース層51の厚みの光学距離の2倍よりも短い低可干渉光を出力する低可干渉光源を光源11として用いることにより、光束L11と光束L13との光干渉や光束L12と光束L14との光干渉が生じないようにすることが可能となる。また、単層構造の被検体5Aの場合と同様に、白色光源を光源11として用いた測定解析も可能である。
〈第2実施形態〉
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る厚み測定用光干渉測定装置の概略構成図であり、図5および図6はその光干渉の原理を示す模式図(図5は被検体が単層構造の場合を示し、図6は被検体が2層構造の場合を示している)である。
図4に示す厚み測定用光干渉測定装置1A(以下「第2実施形態装置1A」と称することがある)は、被検体5の所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定するものであり、測定系10Aおよび解析演算部20Aを備えてなる。なお、図4において測定系10Aの光軸Xを1点鎖線で示す。
上記測定系10Aは、測定光照射手段を構成する光源11A、ビーム径拡大用の発散レンズ12A、ビームスプリッタ13Aおよびコリメータレンズ14Aと、被検体5に対し測定光照射手段と同じ側に配された観察手段を構成する撮像レンズ17Aおよび撮像カメラ18Aと、被検体5を挟んで測定光照射手段と対向する位置に配された反射基準板15Aとを備えてなる。なお、反射基準板15Aは、測定光照射手段から被検体5に向けて照射され該被検体5を透過した光を再帰反射する反射基準面15Aaを有してなり、該反射基準面15Aaが光軸Xと垂直となるように傾き調整ステージ19A上に載置保持されている。
一方、上記解析演算部20Aは、縞解析等のための各種演算を行う解析装置21Aと、解析結果等を表示する画像表示装置22Aと、解析装置21Aに対する各種入力を行うための入力装置23Aとを備えてなる。
この第2実施形態装置1Aにおいて、光源11Aから出力された光束は、発散レンズ12A、ビームスプリッタ13Aおよびコリメータレンズ14Aを介して平行光からなる測定光に変換され、光軸Xに沿って被検体5に照射される。照射された測定光のうち被検体5を透過した光束は、反射基準板15Aの反射基準面15Aaで再帰反射され、その一部が再び被検体5を透過してコリメータレンズ14Aに入射し、撮像レンズ17Aを介して撮像カメラ18Aに取り込まれる。
この撮像カメラ18Aは、上記撮像カメラ18と同様にCCD等の撮像素子を備え、被検体5を透過した光束のうち、上記被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を撮像するように構成されている。
この点について、図5および図6を用いてより詳細に説明する。図5に示すように、単層構造を有する被検体5Aを測定する場合、被検層は被検体5A自体となる。撮像カメラ18Aにより撮像されるのは、図示した光束L21と光束L22との光干渉および光束L21と光束L23との光干渉によって形成される干渉縞である。すなわち、光束L21と光束L22および光束L21と光束L23は、互いの光路長が被検体5Aの厚みの光学距離の2倍だけ異なっており、被検体5Aの厚みが位置によって異なる(厚みムラがある)場合、その厚みムラの情報が担持された干渉縞が、撮像カメラ18Aにより撮像されることになる。
ここで、光束L21は、被検体5Aの内部で1回も反射することなく被検体5Aを透過した後、反射基準面15Aaで再帰反射され、再び被検体5Aの内部で1回も反射することなく被検体5Aを透過した光束であり、光束L22は、被検体5Aの表面5Aaを透過した後、被検体5Aの裏面5Abおよび表面5Aaで1回ずつ反射されて被検体5Aを透過し、さらに反射基準面15Aaで再帰反射されて被検体5Aを透過した光束である。また、光束L23は、被検体5Aの内部で1回も反射することなく被検体5Aを透過した後、反射基準面15Aaで再帰反射されて被検体5Aの裏面5Abを透過し、さらに被検体5Aの表面5Aaおよび裏面5Abで1回ずつ反射されて被検体5Aを透過した光束である。
撮像カメラ18Aにより撮像された干渉縞は、解析装置21Aにおいて解析され、これにより被検体5Aの厚みや厚みムラが計測される。
なお、原理的には、被検体5Aの内部で4回以上反射した後、測定光照射手段側に戻る光束も存在するが、このような光束は光量が大きく減衰するため、干渉縞の形成に影響しないとみなせる。また、光源11Aとしては、レーザ光等の高可干渉光を出力する高可干渉光源や、被検体5Aの厚みによっては、可干渉距離の短い低可干渉光を出力する低可干渉光源を用いることが可能である。低可干渉光源を用いる場合は、出力する低可干渉光の可干渉距離が、光束L21と光束L22および光束L21と光束L23との光路長差よりも長いことが条件となる。
さらに、上記第1実施形態と同様に、低可干渉光源として白色光源を用いることも可能である。また、高可干渉光源を用いる場合、図示のように反射基準面15Aaに対して検体5Aを傾けて保持し、被検体5Aの表裏面5Aa,5Abで外部反射された光束が上記撮像カメラ18Aに入射しないようにすることが好ましい。これにより、被検体5Aの表裏面5Aa,5Abで外部反射された光束が絡んだ不要な光干渉によるノイズの発生を大幅に抑制することが可能となる。
一方、図6に示すように、ベース層51の表面に被検層としての膜層52が形成されてなる2層構造を有する被検体5Bを測定する場合、撮像カメラ18Aにより撮像されるのは、図示した光束L31と、光束L32または光束L33との光干渉や、光束L34と光束L35との光干渉によって形成される干渉縞である。すなわち、光束L31と、光束L32または光束L33、および光束L34と光束L35とは、互いの光路長が膜層52の厚みの光学距離の2倍だけ異なっており、膜層52の厚みが位置によって異なる(厚みムラがある)場合、その厚みムラの情報が担持された干渉縞が、撮像カメラ18Aにより撮像されることになる。なお、光束L34と光束L35との光干渉によって形成される干渉縞が有効となるのは、ベース層51が高精度な平行性を有しており、その厚みムラが無視し得る場合である。
ここで、光束L31は、被検体5Bの内部で1回も反射することなく被検体5Bを透過した後、反射基準面15Aaで再帰反射され、再び被検体5Bの内部で1回も反射することなく被検体5Bを透過した光束であり、光束L32は、被検体5Bの表面5Baを透過した後、ベース層51と膜層52との境界面53および表面5Baで1回ずつ反射されて被検体5Bを透過し、さらに反射基準面15Aaで再帰反射されて被検体5Bを透過した光束である。また、光束L33は、被検体5Bの内部で1回も反射することなく被検体5Bを透過した後、反射基準面15Aaで再帰反射されてベース層51を透過し、さらに被検体5Bの表面5Baおよび境界面53で1回ずつ反射されて膜層52を透過した光束である。また、光束L34は、膜層52を透過した後、裏面5Bbおよび境界面53で1回ずつ反射されて被検体5Bを透過し、さらに反射基準面15Aaで再帰反射されて被検体5Bを透過した光束であり、光束L35は、膜層52を透過した後、裏面5Bbおよび表面5Baで1回ずつ内部反射されて被検体5Bを透過し、さらに反射基準面15Aaで再帰反射されて被検体5Bを透過した光束である。
撮像カメラ18Aにより撮像された干渉縞は、解析装置21Aにおいて解析され、これにより膜層52の厚みや厚みムラが計測される。
なお、光源11Aとして高可干渉光源を用いた場合は、光束L31と光束L34による光干渉や光束L32または光束L33と光束L35による光干渉も生じることになるが、ベース層51が高精度な平行性を有している場合は、このような他の光干渉は干渉縞の形成に影響しないとみなせる。一方、ベース層51の厚みムラが無視し得ない場合は、高可干渉光源を用いた測定は困難となる。このような場合は、可干渉距離が膜層52の厚みの光学距離の2倍よりは長く、かつベース層51の厚みの光学距離の2倍よりも短い低可干渉光を出力する低可干渉光源を光源11Aとして用いることにより、光束L31と光束L34による光干渉や光束L32または光束L33と光束L35による光干渉が生じないようにすることが可能となる。また、単層構造の被検体5Aの場合と同様に、白色光源を光源11Aとして用いた測定解析も可能である。
〈第3実施形態〉
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は本発明の第3実施形態に係る厚み測定用光干渉測定装置の概略構成図である。なお、この第3実施形態を示す図7において、上記第2実施形態と概念的に共通する構成要素については、図4で用いた符号に付けた文字「A」を文字「B」に置き換えた符号を用いることとし、重複する部分については詳細な説明は省略する。
図7に示す厚み測定用光干渉測定装置1B(以下「第3実施形態装置1B」と称することがある)は、光源11Bと発散レンズ12Bとの間に、パスマッチ経路部30を備えている点において上記第2実施形態装置1Aと異なっており、測定系10Bおよび解析演算部20B等の他の構成は、第2実施形態装置1Aと同様である。
上記パスマッチ経路部30は、光源11Bから出力された光束を2光束に分岐するビームスプリッタ31と、分岐された2光束の一方を再帰反射させる第1反射ミラー32と、分岐された2光束の他方を再帰反射させる第2反射ミラー33と、第1および第2反射ミラー32,33から再帰反射され、ビームスプリッタ31において1光束に再合波された低可干渉光を、光軸Xに沿って測定系10Bに入射させるための第3および第4反射ミラー34,35とを備えてなる。
上記第1反射ミラー32は、ピエゾ素子等から構成される位置調整機構36によって保持されており、該位置調整機構36によってビームスプリッタ31までの距離が変化せしめられるようになっている。なお、この位置調整機構36は、フリンジスキャン測定を行う際に、上記2光束のうちの一方の光路長を他方に対して微小変化させるフリンジスキャン機構としても機能する。
このパスマッチ経路部30は、被検体5の被検層の厚みの光学距離の2倍よりも短い可干渉距離を有する低可干渉光を出力する低可干渉光源(白色光源を含む)が用いられる場合に有効となる。すなわち、パスマッチ経路部30において、第1反射ミラー32からビームスプリッタ31までの距離を調整することにより、ビームスプリッタ31において分岐された2光束のうち、第1反射ミラー32で反射される一方の光束を、他方の光束に対して所定の光路長分迂回させる。このとき、この所定の光路長と被検層の厚みの光学距離の2倍との差が、光源11Bから出力される低可干渉光の可干渉距離以下となるように設定することにより、被検層の厚み情報を担持した干渉縞を得ることが可能となる。
すなわち、図5に示す態様において、被検体5の厚みの光学距離の2倍よりも短い可干渉距離を有する低可干渉光を測定光として用い、かつパスマッチ経路部30を経由しないで測定光を被検体5Aに照射した場合には、光束L21と、光束L22または光束L23との光干渉は起きない。これに対し、パスマッチ経路部30を経由させて測定光を被検体5Aに照射した場合には、パスマッチ経路部30において長い方の経路を経由した後、光束L21と同じ光路を辿る光束と、パスマッチ経路部30において短い方の経路を経由した後、光束L22または光束L23と同じ光路を辿る光束との光干渉が生じるため、被検体5Aの厚み情報を担持した干渉縞を得ることが可能となる。
同様に、図6に示す態様において、膜層52の厚みの光学距離の2倍よりも短い可干渉距離を有する低可干渉光を測定光として用い、かつパスマッチ経路部30を経由しないで測定光を被検体5Bに照射した場合には、光束L31と、光束L32または光束L33との光干渉、および光束L34と光束L35との光干渉は起きない。これに対し、パスマッチ経路部30を経由させて測定光を被検体5Bに照射した場合には、パスマッチ経路部30において長い方の経路を経由した後、光束L31と同じ光路を辿る光束と、パスマッチ経路部30において短い方の経路を経由した後、光束L32または光束L33と同じ光路を辿る光束との光干渉、およびパスマッチ経路部30において長い方の経路を経由した後、光束L34と同じ光路を辿る光束と、パスマッチ経路部30において短い方の経路を経由した後、光束L35と同じ光路を辿る光束との光干渉が生じるため、膜層52の厚み情報を担持した干渉縞を得ることが可能となる。なお、このようなパスマッチ経路部の機能については、特開平9−21606号公報等において詳述されている。
また、図6に示す態様のように、ベース層51の厚みの光学距離が膜層52の厚みの光学距離よりもかなり大きいような場合、パスマッチ経路部30を有する第3実施形態装置1Bによれば、光束L31と光束L34との光干渉や光束L32と光束L35との光干渉は生じない。このため、ベース層51の厚みムラが無視し得ない場合においても、膜層52の厚みや厚みムラを高精度に測定することが可能となる。
なお、上述した各実施形態においては、被検体5(5A,5B)として、可撓性を有するフィルムを例示しているが、本発明は、液晶パネル等の可撓性を有しない板状の被検体に対しても適用し得る。
また、上述した各実施形態においては、単層構造の被検体5Aおよび2層構造の被検体5Bを例示しているが、本発明は、3層以上の多層構造の被検体に対しても適用し得る。
第1実施形態装置の概略構成図 第1実施形態の光干渉の原理を示す模式図(被検体が単層構造) 第1実施形態の光干渉の原理を示す模式図(被検体が2層構造) 第2実施形態装置の概略構成図 第2、第3実施形態の光干渉の原理を示す模式図(被検体が単層構造) 第2、第3実施形態の光干渉の原理を示す模式図(被検体が2層構造) 第3実施形態装置の概略構成図
符号の説明
1,1A,1B 厚み測定用光干渉測定装置
5,5A,5B 被検体
5Aa,5Ba 表面
5Ab,5Bb 裏面
10,10A,10B 測定系
11,11A,11B 光源
12,12A,12B 発散レンズ
13A,13B,31 ビームスプリッタ
14,14A,14B コリメータレンズ
15A,15B 反射基準板
15Aa,15Ba 反射基準面
16 収束レンズ
17,17A,17B 撮像レンズ
18 撮像カメラ
19 傾き調整ステージ
20,20A,20B 解析演算部
21,21A,21B 解析装置
22,22A,22B 画像表示装置
23,23A,23B 入力装置
30 パスマッチ経路部
32〜35 第1〜第4反射ミラー
36 位置調整機構(フリンジスキャン機構)
51 ベース層
52 膜層
〜L,L11〜L14,L21〜L23,L31〜L35 光束
X,X,X 光軸

Claims (6)

  1. 姿勢が変化し得る状態で保持されたシート状の被検体において、測定対象となる所定の被検層の厚みまたは厚みムラを測定する厚み測定用光干渉測定装置であって、
    光源からの出力光を平行光からなる測定光として前記被検体に照射する測定光照射手段と、
    前記被検層を透過した光束のうち、該被検層に対し互いに略同一の位置を通過しつつ、該被検層両面での反射回数の違いにより互いの光路長が該被検層の厚みの光学距離の2倍だけ異なる光束同士の光干渉によって得られる干渉縞を観察し得るように配された観察手段と、を備えてなることを特徴とする厚み測定用光干渉測定装置。
  2. 前記光源は、白色光を出力する白色光源とされ、
    前記観察手段において観察される前記干渉縞の色情報に基づき、前記被検層の厚みまたは厚みムラを解析する解析手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の厚み測定用光干渉測定装置。
  3. 前記光源は、前記被検層の厚みの光学距離の2倍よりも短い可干渉距離を有する低可干渉光を出力する低可干渉光源とされ、
    前記測定光照射手段は、前記低可干渉光源から出力された前記低可干渉光を2光束に分岐し、該2光束の一方を他方に対して所定の光路長分迂回させた後に1光束に再合波するパスマッチ経路部を有し、
    前記所定の光路長は、該所定の光路長と前記被検層の厚みの光学距離の2倍との差が、前記低可干渉光の可干渉距離以下となるように設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の厚み測定用光干渉測定装置。
  4. 前記パスマッチ経路部において、前記2光束の一方の光路長を他方に対して微小変化させるフリンジスキャン機構が設けられていることを特徴とする請求項3記載の厚み測定用光干渉測定装置。
  5. 前記観察手段は、前記被検体に対し前記測定光照射手段とは反対側に配されていることを特徴とする請求項1〜4までのうちいずれか1項記載の厚み測定用光干渉測定装置。
  6. 前記被検体を挟んで前記測定光照射手段と対向する位置に、該測定光照射手段から前記被検体に向けて照射され該被検体を透過した光を再帰反射する反射基準面が配され、
    前記観察手段は、前記被検体に対し前記測定光照射手段と同じ側に配されていることを特徴とする請求項1〜4までのうちいずれか1項記載の厚み測定用光干渉測定装置。
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