JP2009024477A - アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 - Google Patents
アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009024477A JP2009024477A JP2007295418A JP2007295418A JP2009024477A JP 2009024477 A JP2009024477 A JP 2009024477A JP 2007295418 A JP2007295418 A JP 2007295418A JP 2007295418 A JP2007295418 A JP 2007295418A JP 2009024477 A JP2009024477 A JP 2009024477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- bolt
- main body
- reduced diameter
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
【解決手段】 一端部に雄ネジ21が形成された本体部22、この本体部22の外径よりも縮径された縮径部23、この縮径部23から先端に向かってテーパ状に拡径されたテーパ部24を有するボルト本体2Aと、このボルト本体2Aの縮径部23に嵌合されテーパ部24に沿って先端側に摺動することで拡開される拡開ウェッジ3Aとを備えたアンカーボルト1Aであって、拡開ウェッジ3Aは縮径部23に嵌合された状態で本体部22の外径と略同径に形成された拡開片31を有し、この拡開片31をテーパ部24方向に付勢する付勢部材5を備えている。
【選択図】 図1
Description
1.アンカーボルト1Aを下穴Hに挿入する際、打ち込み工具を使用することなく、手で容易に差し込むことができ、しかも簡単に下穴Hの所望の深さで仮留めすることができ、正確に取り付けることができる。
2.打ち込み時の衝撃がないため、被取付物の破損や騒音の発生を防止することができる。
3.ナット4を締め付けるだけで簡単かつ迅速に取り付けることができる。
4.打ち込み工具による衝撃がないため、下穴H壁の破損が抑えられることから、高い引き抜き強度や剪断強度を維持することができる。
5.打ち込む必要がないため、低コストの材料でアンカーボルト1Aを製造することができる等の効果を奏する。
2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H ボルト本体
3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H,3I,3J,3K,3L 拡開ウェッジ
4 ナット
5 付勢部材(コイルバネ)
21 雄ネジ
22 本体部
23 縮径部
24 テーパ部
25 ウェッジ案内溝
26 収容溝
27 バネ取付用螺旋溝
28 支持凸部
31 拡開片
32 摺動フレーム
33 先端フレーム
34 分離スリット
34a 直線状分離スリット
34b 波状分離スリット
35 過拡開防止ストッパー凸部
35a 膨拡部
36 遊嵌凹部
37 連接部
38 共回り防止エッジ
39 均等拡開用スリット
H 下穴
X 構造物
Y 被締結物
Claims (10)
- 一端部に雄ネジが形成された本体部、この本体部の外径よりも縮径された縮径部、この縮径部から先端に向かってテーパ状に拡径されたテーパ部を有するボルト本体と、このボルト本体の前記縮径部に嵌合されており前記テーパ部に沿って先端側に摺動することによって拡開される拡開ウェッジとを備えたアンカーボルトであって、
前記拡開ウェッジは前記縮径部に嵌合された状態で前記本体部の外径と略同径に形成された拡開片を有し、この拡開片を前記テーパ部方向に付勢する付勢部材を備えていることを特徴とするアンカーボルト。 - 請求項1において、前記テーパ部には、軸線方向に沿って複数のウェッジ案内溝が形成されており、前記拡開ウェッジには、前記ウェッジ案内溝に嵌入される複数の摺動フレームが前記拡開片から先端方向に延出されているとともに、これらの各先端部が先端フレームとして一体的に構成されていることを特徴とするアンカーボルト。
- 請求項2において、前記ボルト本体には、前記縮径部および前記テーパ部が軸線方向に沿って交互に複数個形成されており、
前記拡開ウェッジは、前記各縮径部に対応して拡開片を備えており、これら各拡開片が前記摺動フレームによって互いに連結されていることを特徴とするアンカーボルト。 - 請求項1において、前記拡開ウェッジは、
略円筒形状に形成されているとともにその軸線方向に沿って分離する分離スリットが形成された拡開片と、
前記分離スリットによって分離された一端面に突出形成された膨拡部を有する過拡開防止ストッパー凸部と、
この過拡開防止ストッパー凸部に対向する他端面に形成され、前記膨拡部を遊嵌可能な開口部を有する過拡開防止ストッパー凹部と
を有していることを特徴とするアンカーボルト。 - 請求項4において、前記ボルト本体には、前記縮径部および前記テーパ部が軸線方向に沿って交互に複数個形成されており、これら各テーパ部のうち、先端のテーパ部以外のテーパ部には、軸線方向に沿って複数のウェッジ案内溝が形成されており、
前記拡開ウェッジは、前記各縮径部に対応する拡開片を備えており、これら各拡開片が前記ウェッジ案内溝に嵌入される複数の摺動フレームによって互いに連結されていることを特徴とするアンカーボルト。 - 請求項4または請求項5において、
前記付勢部材は、コイルバネから構成されており、
前記テーパ部には、前記コイルバネの螺旋方向と同じ螺旋方向に刻設された螺旋溝であって、かつ、この螺旋溝位置における前記テーパ部外径が前記コイルバネの内径と略同径になる溝深さを有するバネ取付用螺旋溝が形成されていることを特徴とするアンカーボルト。 - 一端部に雄ネジが形成された本体部、この本体部の外径よりも縮径された縮径部、この縮径部から先端に向かってテーパ状に拡径されたテーパ部を有するボルト本体と、このボルト本体の前記縮径部に嵌合されており前記テーパ部に沿って先端側に摺動することによって拡開される拡開ウェッジとを備えたアンカーボルトであって、
前記ボルト本体には、前記縮径部および前記テーパ部が軸線方向に沿って交互に複数個設けられており、これら各テーパ部のうち、先端のテーパ部以外のテーパ部には、軸線方向に沿って複数のウェッジ案内溝が形成されており、
前記拡開ウェッジは、前記縮径部に嵌合された状態で前記本体部の外径と略同径に形成された拡開片を有し、これら拡開片が前記各縮径部に対応して備えられているとともに、前記ウェッジ案内溝に嵌入される前記摺動フレームによって互いに連結されていることを特徴とするアンカーボルト。 - 請求項1から請求項7のいずれかにおいて、
前記拡開ウェッジの各拡開片は軸線方向に沿って形成された分離スリットによって分離されおり、このスリットのエッジ部には、当該エッジ部を外側に折り曲げてなる共回り防止エッジが形成されていることを特徴とするアンカーボルト。 - 一端部に雄ネジが形成された本体部、この本体部の外径よりも縮径された縮径部、この縮径部から先端に向かってテーパ状に拡径されたテーパ部を有するボルト本体と、このボルト本体の前記縮径部に嵌合されており前記テーパ部に沿って先端側に摺動することによって拡開される拡開ウェッジとを備え、
前記拡開ウェッジは前記縮径部に嵌合された状態で前記本体部の外径と略同径に形成された拡開片を有し、この拡開片を前記テーパ部方向に付勢するコイルバネを備え、前記テーパ部には、前記コイルバネの螺旋方向と同じ螺旋方向に刻設された螺旋溝であって、かつ、この螺旋溝位置における前記テーパ部外径が前記コイルバネの内径と略同径になる溝深さを有するバネ取付用螺旋溝が形成されているアンカーボルトの製造方法であって、
前記バネ取付用螺旋溝に沿って前記コイルバネを回転させ、当該コイルバネを前記縮径部へ取り付けるコイルバネ取付ステップと、
前記コイルバネと前記テーパ部との間で狭持されるように前記拡開ウェッジを前記縮径部に巻き付け、前記ボルト本体に装着する拡開ウェッジ装着ステップと
を有していることを特徴とするアンカーボルトの製造方法。 - 一端部に雄ネジが形成された本体部、この本体部の外径よりも縮径された縮径部、この縮径部から先端に向かってテーパ状に拡径されたテーパ部を有するボルト本体と、このボルト本体の前記縮径部に嵌合されており前記テーパ部に沿って先端側に摺動することによって拡開される拡開ウェッジとを備え、
前記拡開ウェッジは前記縮径部に嵌合された状態で前記本体部の外径と略同径に形成された拡開片を有し、この拡開片を前記テーパ部方向に付勢するコイルバネを備え、前記ボルト本体の本体部全体が雄ネジとして形成されているアンカーボルトの製造方法であって、
前記本体部の雄ネジに沿って前記コイルバネを回転させ、当該コイルバネを前記縮径部へ取り付けるコイルバネ取付ステップと、
前記コイルバネと前記テーパ部との間で狭持されるように前記拡開ウェッジを前記縮径部に巻き付け、前記ボルト本体に装着する拡開ウェッジ装着ステップと
を有していることを特徴とするアンカーボルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007295418A JP4150414B1 (ja) | 2007-06-19 | 2007-11-14 | アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007161487 | 2007-06-19 | ||
JP2007295418A JP4150414B1 (ja) | 2007-06-19 | 2007-11-14 | アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4150414B1 JP4150414B1 (ja) | 2008-09-17 |
JP2009024477A true JP2009024477A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=39846512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007295418A Expired - Fee Related JP4150414B1 (ja) | 2007-06-19 | 2007-11-14 | アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4150414B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5646184B2 (ja) * | 2009-10-20 | 2014-12-24 | 喜八郎 遊長 | 締結用アンカー部材 |
CN112459099B (zh) * | 2020-10-26 | 2022-04-01 | 湖南铂尚建设工程有限公司 | 一种抗震建筑用减震桩基 |
-
2007
- 2007-11-14 JP JP2007295418A patent/JP4150414B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4150414B1 (ja) | 2008-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220373012A1 (en) | Plastic anchor for drywall, plaster, brick and concrete | |
JP2002081423A (ja) | クリップ | |
CA2373476C (en) | Plug for fastening to hollow building materials and to solid building materials | |
JPH0650316A (ja) | 拡張アンカ | |
SK278204B6 (en) | Metal expanding anchor and manufacturing process thereof | |
AU759062B2 (en) | Anchor with an expansible sleeve for hard material | |
JP4150414B1 (ja) | アンカーボルトおよびアンカーボルトの製造方法 | |
EP1457689A3 (en) | Concrete anchor | |
JP2005105677A (ja) | あと施行アンカー工法 | |
JP4814059B2 (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
EP1243801A1 (en) | Wedge anchor | |
JP2978148B2 (ja) | 拡張栓 | |
JPS63312503A (ja) | 拡開アンカー | |
EP0518006A1 (de) | Schlagspreizdübel | |
AU2021202266A1 (en) | Plastic anchor for drywall, plaster, brick, concrete, etc | |
JP2021071147A (ja) | 拡開式アンカー | |
JP6231506B2 (ja) | アンカーボルト | |
JPH11190316A (ja) | 打ち込みアンカー | |
AU2012204725A1 (en) | A dowel for a crumbly supporting material | |
JPH10159185A (ja) | アンカー金具 | |
US11680598B2 (en) | Fixing device | |
JP2022144351A (ja) | あと施工アンカー及びその施工方法 | |
CZ9801217A3 (cs) | Tahová kotva | |
JPH10103319A (ja) | 拡開アンカー | |
JP2024085576A (ja) | 締付式アンカー及びその施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080604 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080627 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |