JPH10103319A - 拡開アンカー - Google Patents
拡開アンカーInfo
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- JPH10103319A JPH10103319A JP9221383A JP22138397A JPH10103319A JP H10103319 A JPH10103319 A JP H10103319A JP 9221383 A JP9221383 A JP 9221383A JP 22138397 A JP22138397 A JP 22138397A JP H10103319 A JPH10103319 A JP H10103319A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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-
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Abstract
安価に製造可能な拡開アンカーを提案し、拡開アンカー
の拡開力をその全長に亙って可能な限り均等に基盤に作
用させて十分な係止力を発現する。 【解決手段】 本発明による拡開アンカーは、軸線方向
への圧入によって半径方向に拡開可能な拡開スリーブ
(2,22)を具える。拡開スリーブ(2,22)には、そ
の軸線方向全長に亙って延在すると共に中心軸線(A)
に対して傾斜したスリット(5)を形成する。この拡開
スリーブ(2,22)は、未拡開状態でスリット(5)の
端縁(6,7)が拡開スリーブ(2,22)の端面(8,
9)からそれぞれ軸線方向に突出する。さらに、拡開ス
リーブ(2,22)を軸線方向に圧入する際に拡開スリー
ブ(2,22)を半径方向への拡開状態に維持する手段
(52, 53)が設けられている。
Description
方向に拡開可能な拡開スリーブを具える拡開アンカーに
関するものである。
ルトと、スリーブに向けてボルトのシャフト上にヘリカ
ルに巻き付けた金属ベルトとを有する拡開アンカーが記
載されている。スリーブには圧入方向前端でナット形状
のフランジが設けられ、このフランジにねじ付きボルト
を締結する。ねじ付きボルトが締結されるとフランジが
軸線方向に変位して、後端部で接続構造部材に接するス
リーブを圧入すると共に半径方向に拡開させる。この拡
開アンカーは、機能的に比較的複雑である。スリーブに
対する金属ベルトの巻き付け、及び、特にナット形状の
フランジの成形のために特殊工具が必要とされる。した
がって、この既知の拡開アンカーを製造するには多大な
労力とコストが不可欠である。
アンカーは、比較的幅広の長手方向スリットを設けた拡
開スリーブを具えている。長手方向スリットは、拡開ス
リーブの全長に亙って延在すると共にスリーブの長手方
向軸線に対して傾斜配置されている。スリーブは、受孔
に対して半径方向に過大サイズとされている。比較的幅
広い長手方向スリットにより、拡開スリーブを受孔に挿
入する際に半径方向に圧縮することができる。拡開スリ
ーブは固有のばね力により受孔内で拡開する。この拡開
アンカーは、もっぱら木製家具の製造用途に適するもの
である。この既知の拡開アンカーにおける拡開力は、軸
線方向の大きな引張荷重に対して不十分である。
簡潔であって容易かつ安価に製造可能な拡開アンカーを
提案し、拡開アンカーの拡開力をその全長に亙って可能
な限り均等に基盤に作用させて十分な係止力を発現する
ことにある。
による拡開アンカーは、軸線方向への圧入によって半径
方向に拡開可能な拡開スリーブを具える。本発明におい
て、拡開スリーブには、その軸線方向全長に亙って延在
すると共に中心軸線に対して傾斜したスリットを形成す
る。この拡開スリーブは、未拡開状態でスリットの端縁
が拡開スリーブの端面からそれぞれ軸線方向に突出する
よう延在する。さらに、拡開スリーブを軸線方向に圧入
する際に拡開スリーブを半径方向への拡開状態に維持す
る手段が設けられている。
は、軸線方向への伸長により拡開スリーブの外径が減少
する。拡開スリーブの伸長は、軸線に対して傾斜した長
手方向スリットによって容易となる。拡開スリーブの未
拡開状態で長手方向スリットの端縁は拡開スリーブの端
面から突出する。その状態で拡開スリーブを軸線方向に
圧入すると、長手方向スリットの端縁が拡開スリーブの
端面とほぼ同一面内まで軸線方向に変位し、その際に拡
開スリーブが半径方向に拡開する。拡開スリーブは、そ
の全長に亙り、受孔内壁に均等な拡開圧力を作用させ
る。本発明による拡開アンカーは、極めて容易かつ安価
に製造可能である。その使用法も簡単であり、容易に理
解することができる。受孔内で拡開した拡開スリーブ
は、独自の手段により、スリットの端縁が拡開面の端面
から突出する初期形態に復帰変位することが阻止され
る。
縁部の半径方向への相互変位を阻止するため、本発明の
好適な実施形態では、長手方向スリットの縁部に案内素
子を具え、該案内素子は軸線方向に相対摺動すると共に
縁部の半径方向への相対変位を阻止する構成とする。こ
の場合、案内素子は、長手方向スリットの一方の縁部に
設けた溝と、他方の縁部に設けた対応するばねとから構
成するのが有利である。
向スリットの中心軸線に対する傾斜角αは、動摩擦係数
をμGleit としたときに次式:α=arctan(μGleit )
により決定される、いわゆる「自己停止」を生じる限界
角以下、特に約2°〜約6°であり、このような角度関
係において拡開スリーブを軸線方向に圧入する際に拡開
スリーブを半径方向への拡開状態に維持する前記手段
は、相対摺動する長手方向スリットの縁部により構成さ
れる。長手方向スリットにおける相対摺動する縁部間の
摩擦力は自己停止が生じるに十分な大きさであり、拡開
スリーブが初期位置まで復元するのを確実に阻止する。
このような構成の拡開アンカーは、極めて容易に受孔内
に圧入することが可能であり、例えば、拡開スリーブの
後端面に対する軸線方向の衝撃力により半径方向に拡開
するものである。長手方向スリットにおける相対摺動す
る縁部に相互に係止可能なリブ又は鋸歯状突起を設ける
場合には、摩擦係数がさらに高まり、拡開スリーブが未
拡開の初期位置まで復元変位するのを形状結合によって
阻止することが可能である。
開スリーブにおける圧入羽方向後端部分には構造部材を
接続するための荷重係止手段を設けるのが有利である。
荷重係止手段は、固定ねじを締結するための内ねじとし
て構成することができる。また、接続構造部材の表面に
当接して、接続構造部材を固定するフランジとすること
もできる。特に、拡開スリーブは内ねじスリーブを包囲
する配置とするのが有利である。その際、拡開スリーブ
は、内ねじスリーブの前端に設けた環状肩部等のストッ
パーにおいて支持する。それにより、荷重係止手段とし
ての内ねじを確実に貫通させることが可能となる。
においては、長手方向スリットの中心軸線に対する傾斜
角αは、動摩擦係数をμGleit としたときに次式:α=
arctan(μGleit ) により決定される自己停止限界角よ
り大とされている。この実施形態においては、拡開スリ
ーブに作用する拡開力を維持するために、軸線方向の引
張力を作用させることが必要となる。この目的のため、
アンカーロッドに設けた軸線方向に離間する一対のスト
ッパーの間に拡開スリーブを配置する。これらのストッ
パーは軸線方向に相対変位可能であり、拡開スリーブは
軸線方向に圧入する際に半径方向に拡開する。同時に、
ストッパーは、軸線方向の引張力を維持することによ
り、軸線方向に圧入する際に半径方向に拡開する拡開ス
リーブの固定手段として機能する。この実施形態におい
ては、軸線方向の引張力を除去することにより拡開スリ
ーブを、スリットの端縁がスリーブの端面から突出し、
拡開スリーブの直径が減少する初期状態まで復元変位さ
せることができるので、拡開アンカーを完全に取り出す
ことが可能となる。
向前方におけるストッパーをボルトの頭部により、後方
のストッパーはボルトの後端部における外ねじに締結さ
れるナットによりそれぞれ形成するのが有利である。ナ
ットは、所要に応じて座金を介在させた状態で外ねじに
締結する。ナットは、同時に、接続構造部材の固定に供
する。
能であるが、拡開スリーブを金属プレス加工部材とすれ
ば比較的簡便な大量生産技術によって生産性をさらに向
上することが可能となる。
係数を向上する手段を設ける場合には、一層高い係止値
を達成することができる。突条、リブ等は、拡開スリー
ブの拡開時に受孔の内壁に食い込むことにより、拡開ア
ンカーの係止作用を強化する形状結合を達成する。
について一層具体的に詳述する。
る拡開アンカー1全体を示している。基盤Gの受孔B内
に挿入した拡開アンカー1を、図1は未拡開状態で、図
2は拡開状態でそれぞれ示すものである。拡開アンカー
1は拡開スリーブ2を具えている。拡開スリーブ2に
は、適宜の接続構造部材を固定するための荷重係止手段
として、フランジ状カラー3が後端部に設けられてい
る。拡開スリーブ2は軸線方向の貫通孔4を有する。貫
通孔4には、ねじ付きロッド等を接続するための内ねじ
か設けられている。拡開スリーブ2は全長に亙って延在
する長手方向スリット5を具え、このスリット5は中心
軸線Aに対して傾斜配置されるものである。長手方向ス
リット5が加工された拡開スリーブ2は、スリット5の
後端縁6が後端面8から、前方端縁7が拡開スリーブ2
の前端面9からそれぞれ突出するように軸線方向に延在
する。その結果、未拡開状態の拡開スリーブ2の外径は
受孔Bの直径より小となる。
開状態を示している。拡開スリーブ2は、カラー3に対
して軸線方向に及ぼされる衝撃力によって拡開してい
る。その際、拡開スリーブ2の端面から突出する長手方
向スリット5の端縁は、拡開スリーブ2の端面と同一面
内に達するまで相対摺動変位する。図2は、端縁6が後
端面8と同一面内に位置する状態を示す。長手方向スリ
ット5が拡開スリーブ2の中心軸線Aに対してなす傾斜
角αがいわゆる「自己停止」を生じる限界角以下である
場合、長手方向スリット5において相互に対向する縁部
相互間に作用する摩擦力は拡開スリーブ2を拡開状態で
固定するに十分な大きさとなる。
の自己停止による固定力を向上するため、長手方向スリ
ットの縁部には拡開スリーブ2が初期伸長状態に復帰す
るのを阻止する手段を追加することができる。そのた
め、図2の部分III に対応する図3において拡大して例
示するように、鋸歯状突起51を長手方向スリット5の相
対摺動縁部52, 53に形成する。このような鋸歯状突起51
によれば、縁部52, 53が圧入方向Sで容易に相対摺動す
ると共に逆方向への復元変位は拘止される。なお、鋸歯
状突起51の代わりにリブ等の係止素子を対向縁部に設け
ることもできる。
2の外面には摩擦係数を向上するための手段10として突
条やリブ等を設けることができる。このような突条やリ
ブ等は、拡開スリーブ2が拡開する際に受孔Bの内壁に
食い込むことにより、拡開アンカー1の係止作用を強化
する形状結合を達成する。
アンカー21を示している。拡開アンカー21は拡開スリー
ブ22を具え、その軸線方向貫通孔4をアンカーロッド23
が通過する。拡開スリーブ22には、上述した実施形態に
おけると同様に、中心軸線に対して傾斜した長手方向ス
リットが形成されている。長手方向スリットを有する拡
開スリーブは、未拡開状態でスリットの前後端縁が拡開
スリーブ22の前後端面からそれぞれ突出するように軸線
方向に延在する。アンカーロッドにおける圧入方向の前
端部に頭部24を配置し、この頭部24により拡開スリーブ
22の前端面に対する第1のストッパーを形成する。アン
カーロッド23の後端部には、ナット26を締結するための
外ねじを設ける。ナット26は、 拡開スリーブの後端面に
直接接触した状態で、または図示のように座金25を介在
させた状態で拡開スリーブ22の後端面に対する第2のス
トッパーを形成する。それと同時に、座金25は接続構造
部材Cの固定に利用する。
じ付きロッド23に締結することにより、第1のストッパ
ー24に対して軸線方向に変位可能である。その際に、拡
開スリーブ22の端面から突出する長手方向スリットの端
縁が軸線方向に押圧され、拡開スリーブ22は半径方向に
拡がると共に基盤Gの受孔B内で拡開する。長手方向ス
リット5が拡開スリーブの中心軸線に対する傾斜角度が
自己停止角より大であれば、拡開スリーブ22は軸線方向
の引張力が維持される限りは拡開状態を維持する。ナッ
ト26を緩めて軸線方向の引張力を解除すると、拡開スリ
ーブ22は初期伸長位置まで復帰すると共に外径が減少す
る。その後、拡開アンカー21を受孔Bから完全に取り出
すことができる。本発明による拡開アンカーの変形形態
においては、外ねじを設けたアンカーロッドの代わりに
内ねじを設けたスリーブを使用し、このスリーブを拡開
スリーブにより包囲することも可能である。その際、拡
開スリーブは内ねじスリーブの前端部に設けた環状肩部
において支持する。
らかなように、長手方向スリット5の縁部に案内素子2
7, 28を設け、案内素子27, 28により縁部の半径方向へ
の相対変位を阻止すると共に軸線方向の自由な相互摺動
を許容する構成とすることが可能である。案内素子27,
28は互いに対をなす突条及び溝によって形成することが
でき、また、図示のように、中心軸線に対して傾斜した
長手方向スリット5の一方の縁部に形成された溝28と、
他方の縁部から溝28内に突出するばね27とにより構成す
ることが可能である。案内素子27,28は、軸線方向の張
力を保持するためのアンカーロッド23を具える実施形態
に関連して説明したが、図1及び図2に示した拡開アン
カーの拡開スリーブで同様の案内素子を縁部に設けるこ
とも可能である。
ーを受孔内での未拡開状態で示す斜視図である。
斜視図である。
の細部を示す部分図である。
カーを示す全体図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 軸線方向への圧入によって半径方向に拡
開可能な拡開スリーブ(2,22)を具える拡開アンカー
において、拡開スリーブ(2,22)に、その軸線方向全
長に亙って延在すると共に中心軸線(A)に対して傾斜
したスリット(5)を形成し、該拡開スリーブ(2,2
2)は未拡開状態でスリット(5)の端縁(6,7)が
拡開スリーブ(2,22)の端面(8,9)からそれぞれ
突出するよう軸線方向に延在し、さらに、拡開スリーブ
(2,22)を軸線方向に圧入する際に拡開スリーブ
(2,22)を半径方向への拡開状態に維持する手段
(α, 23,24, 25, 26, 51,52, 53)を具えることを特
徴とする拡開アンカー。 - 【請求項2】 請求項1記載の拡開アンカーにおいて、
長手方向スリット(5)の縁部(52, 53)に案内素子
(27, 28)を具え、該案内素子は軸線方向に相対摺動す
ると共に縁部の半径方向への相対変位を阻止することを
特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の拡開アンカーに
おいて、案内素子は長手方向スリット(5)の一方の縁
部に設けた溝(28)と、他方の縁部に設けた対応するば
ね(27)とを具えることを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の拡
開アンカーにおいて、長手方向スリット(5)の中心軸
線(A)に対する傾斜角(α)は、動摩擦係数をμ
Gleit としたときに次式:α=arctan(μGleit ) によ
り決定される自己停止限界角以下であり、拡開スリーブ
(2,22)を軸線方向に圧入する際に拡開スリーブ
(2,22)を半径方向への拡開状態に維持する前記手段
は、相対摺動する長手方向スリット(5)の縁部(52,
53)により構成されることを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の拡
開アンカーにおいて、相対摺動する長手方向スリット
(5)の縁部(52, 53)には相互に係止可能なリブ又は
鋸歯状突起(51)が設けられていることを特徴とする拡
開アンカー。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の拡
開アンカーにおいて、拡開スリーブ(2,22)は内ねじ
スリーブを包囲する配置とし、かつ、当該内ねじスリー
ブの前端に設けた環状肩部において支持することを特徴
とする拡開アンカー。 - 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の拡
開アンカーにおいて、長手方向スリット(5)の中心軸
線(A)に対する傾斜角(α)は、動摩擦係数をμ
Gleit としたときに次式:α=arctan(μGleit ) によ
り決定される自己停止限界角より大であり、軸線方向に
離間した一対のストッパー(24, 25, 26)の間に拡開ス
リーブ(22)を配置し、前記ストッパーをアンカーロッ
ド(23)に設けると共に拡開スリーブ(22)を圧入する
際に軸線方向に相対変位させて半径方向に拡開させるこ
とを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項8】 請求項7記載の拡開アンカーにおいて、
アンカーロッドを有頭ボルト(23)とし、圧入方向前方
におけるストッパーをボルト(23)の頭部(24)によ
り、後方のストッパーはボルト(23)の後端部における
外ねじに締結されるナット(26)によりそれぞれ形成し
たことを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の拡
開アンカーにおいて、拡開スリーブ(2,22)は金属プ
レス加工部材から構成されることを特徴とする拡開アン
カー。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
拡開アンカーにおいて、拡開スリーブ(2,22)の外面
は摩擦係数を向上する手段(10)を有することを特徴と
する拡開アンカー。
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