JPH0623469A - ブラインドファスナおよびその締結方法 - Google Patents

ブラインドファスナおよびその締結方法

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JPH0623469A
JPH0623469A JP3063870A JP6387091A JPH0623469A JP H0623469 A JPH0623469 A JP H0623469A JP 3063870 A JP3063870 A JP 3063870A JP 6387091 A JP6387091 A JP 6387091A JP H0623469 A JPH0623469 A JP H0623469A
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sleeve
pin
lock
head
groove
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George Siebol
ジョージ、シーボル
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1045Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
    • F16B19/1054Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/05Bolts fastening by swaged-on collars

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のワークの一体的な締結を確実に行うと
ともに、ピンとスリーブとのロックを改善する。 【構成】 第1ロツク溝34はスリーブ12の縮径部分
に含まれる材料をピン14がスリーブ12内に引張られ
る。この結果ピンのロツク溝に変形する。第2ロツク溝
36はスリーブヘツドに形成されたロツククラウン46
を含み、スリーブヘツドは第2ロツク溝36でピン14
の運動が停止した後、ピン14にさらに引張力を加える
ことによつてピンの第2溝内に変形されるように構成さ
れる。ワークのクランプは、ワークの孔におけるスリー
ブの拡大が起こる前にまたスリーブに対するピンの二重
ロツクが設定される前に達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にファスナ、特に
スリーブとセットピンとこのセットピンをスリーブ内に
拘束する手段とを有するブラインドファスナに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ワークへの接近がワークの一側のみに存
在する場合、ワークを一緒に固定するためしばしばブラ
インドファスナが使用される。ワークのファスナが取付
けられる側は“アクセス側(表側)”とまた他の側は
“ブラインド側(裏側)”と称せられる。多くのブライ
ンドファスナは二つの基本的部分、すなわち管状スリー
ブおよびスリーブ内に挿入されるセットピンを有する。
スリーブは通常ワークの表側に押付けられる端部と一体
の半径方向拡大ヘッドを有する。またスリーブはピンが
通過するシャンクを有する。
【0003】ピンは一端にスリーブを比較的自由に通過
してワークの表側に突出する“後部”または引張部分を
有する。ピンはまたスリーブの内径より大きい外径を有
するヘッドを備えている。使用前スリーブおよびピンは
組合され、ピンの引張部分はスリーブのヘッド端から突
出しピンのヘッドはスリーブのシャンクまたは裏側端も
しくはその付近に位置する。
【0004】二つの基本的部分を嵌合すると、ファスナ
は通常一緒に固定されるワークの整合した孔にその表側
から挿入され、スリーブのヘッドを表側にそしてセット
ピンのヘッドを裏側に位置させる。ピンは表側から引張
られ一方拘束力がそれを所定位置に保持するためスリー
ブに加えられる。そこで、ピンのヘッドはスリーブシャ
ンク内に引張り込まれ、シャンクは裏側で半径方向に拡
大または“膨径されて”ワークをクランプする。またブ
ラインドファスナの設定においてはワークの孔内でスリ
ーブを拡大して壁に圧接し、得られた結合部の剪断強さ
を改善することが望ましい。
【0005】しばしば、一緒に固定されるワークは最初
互いに分離され、固定される間に一緒にクランプされな
ければならない。ワークをある種の別の手段によつて一
緒ににクランブすることなしにこの目的を達成するた
め、裏側のスリーブのシャンク突出部分は、孔内のシャ
ンク部分が孔の壁に向かつて拡大される前にワークをク
ランプするため十分に拡大することが望ましい。もしそ
れができなければ、すなわちもし孔内のシャンク部分の
拡大がクランプ前に起こるならば、各部分は一緒にクラ
ンプされない。このファスナの予備的拡大は分離位置に
おいて各部分に起こる。ワークを適切にクランプできな
いと、固定された組合わせにおいて所要の剪断もしくは
引張強さの改善は阻害される。しかして満足なファスナ
はまずワークをクランプするように、ついで孔内で拡大
してそれらを諸定位置に固定するように作用しなければ
ならない。
【0006】従来のファスナにおいて、ピンの大きい外
径のヘッドは小さい内径のヘッドと係合して膨脹した球
形のヘッドをスリーブの裏側に形成した。セットピンが
スリーブを通つて引張られるとき、拡大したスリーブは
まずワークのクランプを生じさせ、ついでワーク孔内の
スリーブを膨脹させる。固定を成功させるため、ワーク
の孔はファスナが容易に挿入しうるが間隙を最少にしな
ければならない。
【0007】あるファスナにおいては、たとえばピンが
スリーブ内にある程度引張り込まれた後のピンのそれ以
上の運動を停止してその位置にロックする手段が設けら
れている。ある種のロック装置なしでは、ピンおよびス
リーブは高水準の振動をうけるときのように引離され
る。スリーブ自体が所要の剪断強さを生ずることができ
ずまたスリーブ内のピンの付加的強度が要求されるが係
合しないため利用できない場合、ワークの不完全固定が
生ずる。ある装置においては、摩擦だけがピンとスリー
ブを一緒に保持するため使用されている。このロック方
法はある場合には適当でないことが知られている。適当
な強さの欠乏に関連する要因は、ピンがスリーブに引張
込まれるとき、ピンおよびスリーブが接合面において補
完的テーパを備えていることである。えられるテーパは
接合面の径が裏側端に向かつて増加し、スリーブからの
ピンの後退を促進する。この後退運動は高振動環境にお
いて装置を使用するとき促進される。さらに、ピンの弾
性金属は設定中いくぶん歪みを生じ、引張力が頸部破断
溝におけるピンの破断により迅速に釈放されるとき、ピ
ンは僅かにはね戻る傾向がある。したがつて、ワークの
クランプ力はいくぶん釈放され接合はいくぶん緩む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ピンおよびスリーブを
一緒にロックする種々の技術が開発された。しかしなか
ら、多くのものは単一のロックしか備えず、用途に従つ
てスリーブに対するピンの一層強いロックが必要であ
る。たとえば、高応力または高振動環境において使用す
るワークは、その要素がそのような振動に遭遇するとき
分離する傾向に抵抗するのに十分な強さでロックされな
ければならない 前記から、組合わされるときスリーブに対するピンのロ
ックを改善するように構成された引張り型ブラインドフ
ァスナを提供することが望ましい。また、ピンおよびス
リーブが二つのロック構造によつて機械的に一緒にロッ
クされる二部分ブラインドファスナおよび、さらに、ピ
ンおよびファスナがスリーブからの材料によつて一緒に
機械的にロックされるブラインドファスナを提供するこ
とが望ましい。
【0009】本発明は、スリーブおよびスリーブ内に挿
入されるピンを有し、複数のワークを一緒に固定するの
に役立つ手段を有するファスナを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のファスナはピン
およびスリーブを一緒に固定する二つのロック構造を有
する。一方のロック構造はスリーブヘッド付近のスリー
ブ部分の縮径部分に含まれる材料を有する。ピンに加え
られる引張力は材料のある部分をピンの第1ロック溝内
に変形する。
【0011】第2ロック構造はスリーブヘッドにロック
クラウンを有し、ロッククラウンはピンの第2のロック
溝内に軸方向圧縮力を加えるように形成されている。第
1ロック構造の作動によりピンの運動が停止した後、続
いてピンに引張力が加えられるとスリーブのロッククラ
ウンはピンのロック溝内に圧縮される。さらに続いて引
張力を加えると破断頚部溝は破壊する。
【0012】ピンの構造はそのヘッドがスリーブの内径
より大きく、この不一致はピンがスリーブを通して引張
られるときスリーブを拡大させてワークを一緒に固定さ
せる。続いて引張るとスリーブは拡大しワークの孔に充
滿させ疲労および剪断強度を一層大きくする。
【0013】
【実施例】以下の記載において、同様の参照符号は異な
つた図面における同様のまたは対応する要素を指示する
のに使用される。さらに詳細に図面を参照するには図
1、スリーブ12および挿入運動用のかつ複数のワーク
16および18を一緒に固定するのに役立つセットピン
14とを備えたファスナ10が示されている。図1に示
された位置において、ワーク16の左側はワークのアク
セス側(表側)であり、ワーク18の右側はワークのブ
ラインド側(裏側)である。
【0014】スリーブ12およびピン14は一体に組合
わされワーク16および18に形成された整合孔を通つ
て挿入されている。整合孔はスリーブおよびピンが迅速
にかつ容易に挿入されるような、しかし自由間隙が最小
になるような大きさである。
【0015】スリーブ12はワークの表側に設けられた
半径方向拡大したヘッド20を有する。拡大ヘッド20
はこの実施例においては、下記に一層詳細に説明される
ように、ロッククラウン形成を容易にする。環状溝22
を有する拡大ヘッドはそれと接触するワーク16との間
に凹所を備えた突出ヘッド型のものである。さらに、ス
リーブ12はそのヘッド20に設けられた縮径部分26
を備えた軸方向貫通孔24を有する。この実施例で裏側
におけるスリーブ貫通孔の開口はセットピンの挿入を容
易にするため丸くされている。他の形のヘッド、たとえ
ば平らなヘッドを有するスリーブを使用することもでき
る。
【0016】セットピン14はワークの裏側に設けられ
たブラインドヘッド28を有する。ピン14は引張溝を
備えた引張部分30、シャンク32およびヘッド28を
有する。図2に一層明瞭に示されたように、ピンはまた
第1ロック溝34、第2ロック溝36および頸部破断溝
38を有する。頸部破断溝はピンのもつとも弱い部分で
以下に一層詳細に述べるように一定の力で破断するよう
に設計されている。図1に示されたように、第1ロック
溝34とヘッド28との接続部にはテーパ付き環状肩部
40が設けられている。ピン14はまたある点に達した
ときスリーブ内へのピンの運動を停止する停止肩部48
を有する。
【0017】スリーブ12の寸法に対するピン14の寸
法に関して、引張部分30およびシャンク32の径は、
縮径部分26を含む、スリーブの貫通孔24の最小内径
より僅かに小さい。これらの相対的寸法によつて、引張
部分およびシャンクはスリーブを通つて自由に移動する
ことができる。しかしながら、別の実施例においては、
環状突部または他の構造をピンの引張部分またはシャン
クにおけるように、しまり嵌めで、ファスナに設けるこ
とができ、スリーブおよびピンは貯蔵またはワークの孔
への挿入の間組立状態に保持される。
【0018】ピンヘッド28の外径はそれがうけ入れら
れる貫通孔24の径より大きく、多くの場合スリーブ1
2の外径よりほんの僅か小さい。そこでスリーブ12は
ワークを一緒にクランプするとともにピン14がスリー
ブ12に引張り込まれるときワークの孔を充満するよう
に膨脹する。
【0019】ロック溝の径はピンのシャンク32の径よ
り小さく、それらはスリーブ12の縮径部分26内に設
置することができる。図2および図5を参照すると、第
1ロック溝34は両面から 150°の角度( 150°を含
む)離れている。この角度はピンの縦軸線50に垂直の
線から測つたものである。この第2ロック溝36は引張
部分に近いその面から15°(15°の角度を含む)離れて
いる。第1環状テーパ部48の角度は 150°の角度を含
む。上記角度は一つの特殊な実施例において有効である
ことが分かつたが、他の角度も別の実施例において使用
することができる。 頚部破断溝38は一定量の引張り
力が加えられるとき破壊するように形成されている。そ
れはファスナがワークの所定位置にあるときスリーブ1
2のヘッド内20内のピンを破壊するようなピン上の点
にに設けられている。この溝の適当な位置を決定するこ
とは停止肩部48、スリーブの縮径部分26の位置およ
び第2ロックを形成する際のロッククラウン46の運動
を考慮する必要がある。
【0020】スリーブ12およびピン14の構造に関す
る上記記載を念頭において、設定作業の説明を始める。
図1に示すように、ファスナ10は現在は互いに離され
ているワーク14、16の整合した孔を通して挿入され
ている。ピンはスリーブに部分的に挿入される。引張力
がピン14の引張部分30に加えられそれを図3に示さ
れたようにスリーブ12の貫通孔24に引張り込む。図
3にはスリーブヘッド20のロッククラウン46に接触
する引張ヘッド挿入体44が図示されている。図示され
ていない設定工具がピンをスリーブ内に引張り込むのに
通常使用される。図面には設定工具の一部とすることが
できかつピン14がスリーブ12に引張り込まれるとき
スリーブヘッド20を移動しないように拘束するため使
用される引張ヘッド挿入体44が図示されている。設定
工具の詳細はこの技術に通じた人々には公知であり、こ
こではこれ以上説明しない。
【0021】ピン14が各図に力F1によつて示された
ようにスリーブに引張り込まれるとき、スリーブの裏側
端は引張りに対抗する。続けて引張るとスリーブの裏側
端は拡張して図3に示されたように力F3を生ずる。引
張ヘッド挿入体44がロッククラウンに対して力F2を
加えて力F3に対抗し、それによりピンがスリーブに引
張り込まれるときスリーブを所定位置に保持する。
【0022】図3に示されたように、ピンを裏側端から
スリーブ内に引張り込むことによつて生ずるスリーブ1
2の膨脹はワークを移動して一緒にしそれらを裏側端拡
張部とスリーブヘッド20との間にクランプする。続け
て引張るとピンヘッド28はそれがワーク18の裏側の
孔に入るとき引張り込まれ、径を縮小する。ピンのテー
パ付き環状肩部40は変位して裏側に残る。一実施例に
おいて、テーパ付き環状肩部はテーパの表側に図2に示
されたスリーブ貫通孔24の径より僅かに小さい径を有
する。また図2に示されたように、スリーブ12は拡張
してワーク18の孔に充満する。
【0023】図2、4および5を参照すると、ピンがス
リーブ内に続けて引張り込まれるとき、停止肩部48は
スリーブ12の縮径部26に当接する。ピン14をこの
点からスリーブ12内にさらに移動すると抵抗は急激に
増加する。しかしながら、続けて引張ると図4および5
に示されたように、ピン14の第1のロック溝34内に
形成される縮径部分の材料のある部分が変形する。第1
ロック溝34の面から15°離れる角度は縮径部分26
に接触し、材料を溝内にそれが充満するまで変形する。
そのとき、スリーブ12のヘッド20に向かうピンのそ
れ以上の運動は起こらない。
【0024】図6を参照すると、ピン14に続けて引張
力を加えるとロッククラウン46は圧縮され、その材料
のある部分はピンの第2ロック溝36内に変形される。
ロッククラウンは圧縮し材料をヘッドの環状溝ならびに
第2ロック溝内に変形する。圧縮後、ロッククラウンは
図6に示されたようにスリーブのヘッド20の曲線をこ
えて伸長することはない。第2ロック溝36を充滿した
後、ピン14を続けて引張ると一層大きい抵抗に遭遇す
る。この点において、続けて引張ることは図示のように
頸部破断溝38を破壊させる。本発明の原理によつて構
成されたファスナの特徴の一つは、ロック溝が頸部破断
溝の破壊後、ピンのいかなるはね戻りわも本質的に阻止
することである。ピンのはね戻りをうける唯一の部分
は、第2ロック溝36と頸部破断溝38との間に位置し
ている。しかして、ピンに対するスリーブの機械的ロッ
クを緩めさせるいかなるはね戻りも存在しない。
【0025】しかして、拡張したスリーブおよび裏側の
ピンの引出されない部分はスリーブ12他端の一体のヘ
ッドに対抗してワークを一緒にクランプする。さらに、
ワークの孔に位置する拡張したスリーブは固定されたワ
ークの疲労および剪断強度を増加する。スリーブ内のピ
ンの二重ロック特性は組立後スリーブからのピンの抜出
しに抵抗する。本発明によつて得られる強いロックのた
め、本発明によつて作られるファスナは大きい振動およ
び他の好ましくない環境において使用することができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、従来のロック構造に加えて、
二つのロック構造すなわち、スリーブヘッド付近のスリ
ーブ部分の縮径部分に含まれる材料による、第1ロック
溝内に変形する第1ロック構造、およびスリーブヘッド
にロッククラウンがロッククラウンはピンの第2のロッ
ク溝内に軸方向圧縮力を加えるように形成され、ピンの
運動停止後ピンにさらに引張力を加えることにより第2
ロック溝に圧縮される第2ロックを備えることにより、
スリーブに対するピンのロックを改善した引張り型ブラ
インドファスナをえることができる。
【0027】以上、本発明の一実施例が詳細に記載され
たが、構造および配置の詳細における種々の変更が特許
請求の範囲の各請求項の精神および範囲から離れること
なくなしうることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定される一対のワークの整合した孔を通つて
挿入された本発明の原理によるファスナの部分破断側面
図。
【図2】スリーブにしまり嵌めしたピンを示す図1のピ
ンの拡大図。
【図3】スリーブに一部引張り込まれたピンおよび一緒
にクランプされたワークを示す本発明の原理によるファ
スナの部分破断側面図。
【図4】スリーブのヘッドとスリーブの拡張した裏側端
との間で一緒に固定されたワークおよびスリーブに係合
したピンの第1ロックを示すファスナの部分破断側面
図。
【図5】ピンロック溝の詳細および第1ロックの係合を
示すピンと係合したときのスリーブヘッドの拡大図。
【図6】係合した第1および第2ピンロックおよび破壊
した破断溝を示すファスナ装置の部分破断側面図。
【符号の説明】
12 スリーブ 14 ピン 16 ワーク 18 ワーク 20 ヘッド 24 貫通孔 26 縮径部分 28 ヘッド 30 引張部分 32 シャンク 34 第1ロック溝 36 第2ロック溝 38 頸部破断溝 40 環状肩部 44 挿入体 46 ロッククラウン 48 停止肩部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャンクおよび一端における拡大ヘッドお
    よび一端から他端まで延びる軸方向貫通孔を有する中空
    スリーブと、 ロッククラウンと引張部分および一端における拡大部分
    を有し、前記スリーブの孔を通つて挿入されそこを通し
    て引張られるように構成されまたさらに第1ロック溝を
    有し、その一方は他方より高く、前記高い側は前記スリ
    ーブの縮径部分に係合する停止肩部を形成しまた前記縮
    径部分の材料を第1ロック溝内に変形させて第1ピンロ
    ックを形成しまたロッククラウンをうけ入れて第2ピン
    ロックを形成する第2ロック溝を有するピンと、 スリーブシャンクに係合して前記スリーブシャンクを外
    方に拡張させピンが前記スリーブを通つて引張られると
    きブラインドヘッドを形成するように構成された拡大ピ
    ンヘッドとを有することを特徴とするブラインドファス
    ナ。
  2. 【請求項2】前記ロッククラウンは第1ピンロックの係
    合後、第2ロック溝に係合するように構成されたことを
    特徴とする請求項1記載のブラインドファスナ。
  3. 【請求項3】前記ロッククラウンは前記スリーブヘッド
    の一体部分であることを特徴とする請求項1または請求
    項の2いずれに記載のブラインドファスナ。
  4. 【請求項4】前記ロッククラウンは第2ロック溝に係合
    して第1ピンロックの係合後、前記第2ピンロックを形
    成し、前記ロッククラウンは第2ロック溝との係合後、
    前記スリーブヘッドの一体部分のままであることを特徴
    とする請求項3記載のブラインドファスナ。
  5. 【請求項5】前記停止肩部は180°以下の角度をな
    し、前記角度は前記スリーブの前記縮径部分の材料を前
    記ピンの前記停止肩部が前記スリーブの前記縮径部分に
    接触した後前記ピンに圧力を加えるとき前記第1ロック
    溝内に変形するように構成されたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載のブラインドファス
    ナ。
  6. 【請求項6】前記頸部破断溝は前記第1ロック装置およ
    び第2ロック装置とが係合した後前記頸部破断溝が破壊
    するように選択された直径を有するピン内に形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    のブラインドファスナ。
  7. 【請求項7】前記停止肩部の角度は前記スリーブの縮径
    部に係合した際に前記縮径部の材料の一部が前記ピンの
    第1ロック溝内に押し出されるように選択されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のいずれか1
    項に記載のブラインドファスナ。
  8. 【請求項8】前記停止肩部はほぼ150°の角度を含む
    ように設定されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項7記載のいずれか1項に記載のブラインドファス
    ナ。
  9. 【請求項9】シャンクおよび一端における拡大ヘッドお
    よび一端から他端まで延びる軸方向貫通孔を有する中空
    スリーブと、 引張部分および一端における拡大部分を有し、前記スリ
    ーブの孔を通つて挿入されそこを通して引張られるよう
    に構成されまたさらに第1ロック溝を有し、その一方は
    他方より高く、前記高い側は前記スリーブの前記縮径部
    分に係合する停止肩部を形成しまた前記縮径部分の材料
    を第1ロック溝に変形させて第1ピンロックを形成し前
    記ピンは第2ピンロックを形成する第2ロック溝を有す
    るピンと、 スリーブシャンクに係合してスリーブシャ
    ンクを外方に拡張させ前記ピンが前記スリーブを通つて
    引張られるときブラインドヘッドを形成するように構成
    された拡大ヘッドと、 前記ピンの前記第2ロック内に溝材料を変形させて前記
    ピンを前記スリーブに対して所定位置にロックする第2
    ロック装置とを有するブラインドファスナ。
  10. 【請求項10】シャンクおよび一端の拡大ヘッドおよび
    端から端まで延びる軸方向貫通孔を有し、前記貫通孔が
    縮径部分を有する中空スリーブを設ける工程と、 一端に引張部分を他端に拡大ヘッドを有し、前記スリー
    ブの前記貫通孔に挿入されそこを通つて引張るように構
    成されまた一方が他方より高く、前記高い側がスリーブ
    の前記縮径部に係合する停止肩部を形成する第1ロック
    溝を有するピンを設ける工程と、 このピンを引張り前記スリーブを通して拡大ピンヘッド
    がスリーブシャンクに係合してスリーブシャンクを外方
    に拡大させブラインドヘッドを形成する工程と、 引張力をピンに加えて第2ロックに係合させピンをスリ
    ーブに対して所定位置にさらにロックする工程を含むこ
    とを特徴とするブラインドファスナの締結方法。
JP3063870A 1990-03-05 1991-03-05 ブラインドファスナおよびその締結方法 Expired - Lifetime JP2781284B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US488646 1990-03-05
US07/488,646 US5006024A (en) 1990-03-05 1990-03-05 Dual-lock blind fastener

Publications (2)

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