JP2009024469A - 建造物における柱体、梁及びその建造 - Google Patents
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Abstract
【目的】 本発明は、建造物において、その柱体及梁を提供することを目的とする。
【構成】 各取付孔口を有する底板3及天板4を固着した鋼材1の両側面部に、側壁体5を取付する孔口を設けるとともに、更に上辺部を各延長して、梁7を固着出来る取付板8を設けて固着して、該取付板8の空間部に木柱10を抱持する柱体を設け、尚2本の鋼材1aで角鋼材13を介して断面逆L字状に形成して固着して、各鋼材1aの両側面部に側壁体5を取付けできる取付板14を固着して、該取付板14の空間部に木柱10を抱着出来る様にして柱体を設ける。
【選択図】図1
【構成】 各取付孔口を有する底板3及天板4を固着した鋼材1の両側面部に、側壁体5を取付する孔口を設けるとともに、更に上辺部を各延長して、梁7を固着出来る取付板8を設けて固着して、該取付板8の空間部に木柱10を抱持する柱体を設け、尚2本の鋼材1aで角鋼材13を介して断面逆L字状に形成して固着して、各鋼材1aの両側面部に側壁体5を取付けできる取付板14を固着して、該取付板14の空間部に木柱10を抱着出来る様にして柱体を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、建造物における側壁体を柱に取付ける際の柱体及梁に関する
本発明は、本発明に係る、特許第3665824号の側壁体を柱に取付ける際に、木柱を支持する角形鋼の2本の柱の各側面部に取付けするのであるが、この3本の柱からなる構成及取付方法に無理するところがあった、又梁においても製作に無理難儀な点があった。
本発明は、この角形鋼の2本の柱を、一体のものとするとともに各側壁体を取付する部分を簡単な構造のものとして、側壁体及梁を容易に取付け出来る様にした柱体及梁の提供を目的とするものである。
本発明は、角形鋼の1本の鋼材の側面部に、側壁体及梁を取付け出来る孔口を設けてある各取付板を溶着して固着し、鋼柱を構成して、該鋼柱に側壁体及梁を容易に取付け出来る手段を講じたものである。
本発明は、上記の手段を講じたもので、これを縦設するときは、先ず鋼柱を基礎上に縦設するとともに台木を敷設して、この鋼柱に各側壁体を固着し連設して所定の外周面部を構成して、その外周上面部に平板を介して鋼柱及側壁体を各々固着し、梁を取付けて外装壁面部を完成する。
この際、玄関及出入口は鋼柱間を開口し設けて、窓部を設けるときは、窓口が開口されてある各側壁体或は数種類用意されてある窓口を生成してある2枚組の各側壁体を取付けて所望の窓部を確保する。
外周壁面部が構築出来れば、各鋼柱間に対向する該鋼柱の取付板に梁の各端部を各々挿入し横設して、その骨組を完成する。
以下図面に示す実施例ついて、更に詳細に説明する。
本発明は、先ず角形鋼の鋼材1の上下部の各切断されてある開口部の巾広面の各前面部に手の出し入れ出来る程度の切口2をして開口するとともに、上下部の開口端部に、共に係合出来る孔口を設けた底板3及天板4を各々固着して、この鋼材1の狭巾面の両側面部に、各1枚の大板で一端部寄りの縦中央線辺に、後述する側壁体5の枠体6の孔口に係合出来る孔口を穿設し設けるとともに、更に一部を延長するか或は小板を取付けて後述する梁7を取付けする孔口を各々設けた取付板8を形成して、該取付板8の他端部を取付けて鋼柱9を構成する。
この際、取付板8は、その各一端部が、各鋼材1の一内側面部とで断面コ字状の空間を生成して、この空間部に木柱10を抱持出来る様にして形成されるのである。
本発明の鋼柱9は、高さの寸法を側壁体5の高さと同長としたもの及台板11を取付けるための長さを加えたものとして、その他玄関、出入口用、更に役物として種々加工したもの等数種に設けられて構成する。
更に、台板11を取付け出来る鋼柱9は、底板3を少しく大板のものとして、基礎12上の図示してないが螺を取付けする孔口を数個設けて取付けする。
上述した側壁体5は、特許第3665824号である。
本発明は、次に2本の角形鋼の鋼材1の上下部を各切断した開口部の前面部に手の出し入れ出来る程度の巾に切り欠2して開口し、更に上下部の開口端部に孔口を設けた天板4を固着して、この各鋼材1の一端角部に当接してその各両面部で断面L字状に生成された空間部に小形の角形鋼の鋼材13を臨ませて溶着して、各鋼材1で断面L字状に形成して、この各鋼材1の他端側面部に、側壁体5の枠体6に係合する孔口を設けた取付板14を各々固着して、更にこの取付板14より両鋼材1下面部にかけて底板15を固着して鋼柱16を構成する。
本発明の鋼柱16は、該鋼柱16の背高寸法を、側壁体5の高さと同長のものと台板11を取付けするための高さを加えたもの等に形成して、側壁体5の同長寸法の鋼柱16は、その底板15を各天板4の孔口と係合する各孔口を設けて、各鋼材1の下部端面部に固着して、各鋼柱16は各鋼材1の側面部と各取付板14とで生成された空間部に木柱10を抱持出来る様にして構成する。
尚、抱持された各木柱10は、その柱10の約半柱が、内装を施された側壁体5の側壁面部より突出される様に設けられる。
次に本発明の梁7は、先ず最初に、従来より知られている形状と同じ様に、2個のC形鋼の鋼材17を所定の間隔で平行に並設して、その対向した各開口部に、同形で小径のC形鋼26を所定の長短に切断し用意したもので、山形形状に差込み連接し固着して、所定の公知である梁18を形成して、次に本発明は、この梁18の対向してある各鋼材17の左右側面部に、先ず補強杆19を第4図の如く適当に湾曲して設けて、この補強杆19の2本で×字状に交叉させて、交叉した2本の各一端部を平行する鋼材17の各前部側面部に各々固着するとともに、交叉した2本の各端部を平行する鋼材17の各後部側面部に各々固着する。この様にして続いて次々と補強杆19を各々固着して、梁7を構成する。
この際梁7は、建造物に応じて先ず公知の如き梁18を作成して、この梁18に合致させて、丸或は角筒パイプの直径及長さのものなど任意のものにして、任意の固所の各所定のものに湾曲に各々形成して、所定するところの梁7を構成する事が出来る。
更に、梁7の両端部には、鋼柱9の取付板8に係合する孔口を穿設して設けてある。
尚、図中、20は鋼柱10の下部に取付けた台木を取付ける支持板、21は鋼材1、17に貼布した発泡コンクリート板、22は螺、23は平板、24は孔口、25は台木、26はC型鋼である。
こうして本発明は、例えば各鋼柱9及鋼柱16を基礎12上に縦設するとともに、各支持板20に台板11を取付けて、各鋼柱9及鋼柱16の各側面部に所定数の側壁体5を各々当接してその取付板8、及取付板14と枠体6の各係合した孔口に螺を挿し通して固着するとともに、図示してないが各側壁体5の下枠体6を台板11に螺着するなどして固定して、各鋼柱9の取付板8に梁7を挿込んで各係合した孔口に螺を挿通して固着して所定の外周面部を構成する。
この際、玄関及出入口は各々各鋼柱9間で開口するとともに、各窓口は種々の窓口を形成してある側壁体5を用いて設けられる。
外周部が、側壁体5の外周側壁面体で構成されて、更に上段を設けるときは、各鋼柱9、鋼柱16、及各側壁体5の上面部に平板23を敷設して、該平板23の上面部に同種の各鋼柱9、鋼柱16及各側壁体5を載置して、各係合した孔口に螺を挿し通して螺着し固着して、更に各鋼柱9の取付板8に梁7を挿し込んで螺着をして、外周壁面部で一応の建方を完了する。
こうして本発明は、外周側壁面部が各種用意されてある鋼柱9、鋼柱16及各側壁体5を使用して任意所望するところのものを取付けて構築するのであるが、その設けられである各鋼柱9及鋼柱16の前面部に各生成されてある空間部に、木柱10を挿通して、図示してないがその上下端部を用意されてある器具などで固着されて抱持される。
而して本発明は、初回の建方で、外周壁面部と主体の梁の取付けまで完了してしまうので、次に内部の造作は、外周側壁面部に縦設されてある、各鋼柱9の木柱10より図示してないが、一般的に使用されてある様に木柱、敷居、桁等の各諸部材を用いて、先ず内部の骨格を形成して、各間仕切り等は例えば内装用の側壁体5を用いるか、或はコンクリートを抜いてある内装下地材を有する側壁体を使用するなどして所望するところの各部屋を容易に設ける事が出来るのである。
この際、内部の造作は、従来の工法で施行してもよい。
以上述べたように本発明は、各鋼柱9及鋼柱16を縦設するとともに、各側壁体5を容易に螺着し固着出来て、速に先ず外周面部の構成が出来れば、続いて平板23を介して更に幾段でも外周上面部に同数の各鋼柱9、鋼柱16及各側壁体5を載置して連接して固着し、該各鋼柱9及鋼柱16に木柱10を抱持するとともに、梁7を取付け固着して、所定の外周壁面部を構築すれば、その内面部が木柱と木製の内装下地材が露われてあるので、内部の造作を、木柱と例えばコンクリート板を取付けてない木製の内装下地材を有する側壁体を用いて、出来得る限りの木製品で内装を施行すれば、真に外装は強固な暖冷房に強い鋼材で枠材のコンクリート造で、内部は優しい木造作りで総てにおいて効率の良い住宅となって、更に容易である平屋根等にすれば、植物や野菜等の栽培も可能で、緑化の効果も有して、経済的にも健康的にも著しい効果が得られる、秀れた建造物が提供出来る特徴を有するものである。
1、17・・鋼材
4・・・天板
5・・・側壁体
7・・・梁
8、14・・・取付板
9、16・・・鋼柱
10・・・木柱
19・・・補強杆
21・・・コンクリート板
4・・・天板
5・・・側壁体
7・・・梁
8、14・・・取付板
9、16・・・鋼柱
10・・・木柱
19・・・補強杆
21・・・コンクリート板
Claims (3)
- 角形鋼の鋼材(1)が、その上下開口部の各前面部を手の出入出来る程度に切欠(2)をして、更に上下開口端部に各孔口を設けた底板(3)及天板(4)を固着して、この鋼材(1)の両側面部に、大板でその1側面部に側壁体(5)を取付け出来る孔口を設けるとともに、更に上辺部分を延長して梁(7)を固着出来る孔口を設けた取付板(8)を設けて各固着して、該取付板(8)で生成した空間部に木柱(10)を抱持出来る様に成したことを特徴とする柱体。
- 2本の角形鋼の鋼材(1a)が、その上下開口部の各前面部を手が出入出来る程度に切欠(2)をして、更に上開口部に孔口を設けた天板(4)を固着して、この各鋼材(1a)の一端等部を当接して、その側面部で生成した空間部に角形鋼(13)を固着して断面逆L字状に形成して、この鋼材(1a)の両他側面部に、大板でその各端部に側壁体(5)を取付出来る孔口を設けた取付板(14)の他端部を各々固着して、各取付板(14)の一端部で生成した空間下部より鋼材(1a)の各下部開口部にかけて底板(15)を固着するとともに、同種のもので空間下部を開口した2種のものを構成して、この各取付板(14)で生成された空間部及開口部に木柱(10)を抱持出来る様に成したことを特徴とする柱体。
- 梁(7)が、2本のC形鋼の対向開口部に、小形のC形鋼を山状に差込み連結して形成した公知の梁(18)に、並設する各C形鋼の両側面部に適当に湾曲して設けた補強杆(19)を一定間隔にして並行する各両鋼材(17)間部に×状にして横長なる様にして設けた特許請求第1項記載の梁。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007211140A JP2009024469A (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | 建造物における柱体、梁及びその建造 |
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JP2007211140A Withdrawn JP2009024469A (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | 建造物における柱体、梁及びその建造 |
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