JP2009023326A - 振動型イレイサー - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、マーカーによるインキが消し難い筆記面を有する電子黒板装置やホワイトボードなどにおいて、消去性の向上したイレイサーを提供することを目的としている。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、筆記面にマーカーによって筆記された画像を拭き取るイレイサーにおいて、本体ケースと、圧電素子が配置された内部ケース体と、この内部ケース体に収納される拭き取り部材と、前記本体ケースと前記内部ケース体とを接続する弾性体とを有することを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、筆記面にマーカーによって筆記された画像を拭き取るイレイサーにおいて、本体ケースと、圧電素子が配置された内部ケース体と、この内部ケース体に収納される拭き取り部材と、前記本体ケースと前記内部ケース体とを接続する弾性体とを有することを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は、会議などで用いられる電子黒板装置やホワイトボードに使用するイレイサーに関するものである。
電子黒板装置は、白色の書込みシートに、マーカーで文字や図形を記入すると共に、この記入した表面を光学センサーにて画像情報として読み取り、読み取った画像情報を縮小して紙に印刷し、或いは記録する機能を有することを特徴としている。また、ホワイトボードは、マーカーによって筆記する白色の筆記面を有しているが、読取装置を有さない装置である。
これらの装置は、会議など用いられるものであり、マーカーによる筆記と消去が即座に行えるように、書き込みシートや筆記ボードは、マーカーによる筆記が確実に行えると共に、筆記面のインキがイレイサーによって容易に除去できるように、UV硬化型ハードコート加工が施され、光沢のある表面とされている。
電子黒板装置を用いて議事録を作成しながら行う会議において、プロジェクタ装置が併用して用いられることがある。
例えば、パソコンで作成した書面の画像を、拡大して投影し参照すると共に、会議の議事録を電子黒板に筆記しながら会議を進行するような利用がされる。
このような会議の場合、従来は、プロジェクタ装置は専用の投影スクリーンに画像を投影し、議事録などの筆記は、マーカーを用いて電子黒板或いはホワイトボードに行われている。
例えば、パソコンで作成した書面の画像を、拡大して投影し参照すると共に、会議の議事録を電子黒板に筆記しながら会議を進行するような利用がされる。
このような会議の場合、従来は、プロジェクタ装置は専用の投影スクリーンに画像を投影し、議事録などの筆記は、マーカーを用いて電子黒板或いはホワイトボードに行われている。
これに対して、電子黒板装置の筆記面に、プロジェクタ画像を投影し、プロジェクタ画像と筆記画像を合成して保存、或いは印刷する技術が古くから検討されている。
しかしながら、従来の電子黒板装置の筆記面は、先に説明したとおり、筆記性、消去性を優先させるため、光沢のある面で構成されており、プロジェクタ装置からの投影光が志向性を持って強く反射され、投影画像が見にくいという問題があった。
しかしながら、従来の電子黒板装置の筆記面は、先に説明したとおり、筆記性、消去性を優先させるため、光沢のある面で構成されており、プロジェクタ装置からの投影光が志向性を持って強く反射され、投影画像が見にくいという問題があった。
この問題を解決する手段として、電子黒板装置の筆記シートを光沢を持たないマット調のものとすることが考えられている。
しかしながら、このようなスクリーンでは、マーカーによる筆記が、イレイサーによって消し難いという問題があった。
しかしながら、このようなスクリーンでは、マーカーによる筆記が、イレイサーによって消し難いという問題があった。
尚、上記特許文献1には、払拭ブラシを電動機によって回転駆動するイレイサーが示されている。
しかしながら、このような電動機を用いるものでは構造が複雑となり、またイレイサー本体が大型化してしまう。
しかしながら、このような電動機を用いるものでは構造が複雑となり、またイレイサー本体が大型化してしまう。
上記課題を解決するため、本発明は、筆記面にマーカーによって筆記された画像を拭き取るイレイサーにおいて、本体ケースと、圧電素子が配置された内部ケース体と、この内部ケース体に収納されるふき取り部材と、前記本体ケースと前記内部ケース体とを接続する弾性体とを有することを特徴としている。
また、本体ケースと内部ケース体とを分離して内部ケース体に振動素子を配置したため、振動が直接操作者の手に伝わらず、振動の不快感が低減されることを特徴としている。
本発明によれば、例えば、マーカーで消し難い筆記面でも、容易にマーカの筆記を消去できるという効果を有する。
更に、メラミンフォームシートを内部ケース体に確実に保持することが可能となるため、メラミンフォームシートの交換作業が容易となる。
更に、メラミンフォームシートを内部ケース体に確実に保持することが可能となるため、メラミンフォームシートの交換作業が容易となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例の構造を示す正面断面図である。
1は本体ケース、2は本体ケースに着脱可能に収納されるバッテリ、3はバッテリ2の電力を後述の圧電振動素子に供給するための接触スイッチ、4は内部ケース体、5は内部ケース体に固定される圧電振動素子、6は内部ケース体に着脱可能に収納される拭き取り部材としてのメラミンフォーム、7は本体ケース1と内部ケース4とを接続する弾性体である。
尚、この弾性体はバネ材で構成され、装置中央から均等に離間した4点に配置される。
図1は本発明の一実施例の構造を示す正面断面図である。
1は本体ケース、2は本体ケースに着脱可能に収納されるバッテリ、3はバッテリ2の電力を後述の圧電振動素子に供給するための接触スイッチ、4は内部ケース体、5は内部ケース体に固定される圧電振動素子、6は内部ケース体に着脱可能に収納される拭き取り部材としてのメラミンフォーム、7は本体ケース1と内部ケース4とを接続する弾性体である。
尚、この弾性体はバネ材で構成され、装置中央から均等に離間した4点に配置される。
本体ケース1を手で保持し、拭き取り部材6を図示しない筆記面上で移動させることにより、マーカーのインキが除去される。
尚、メラミンフォームは伸縮性のある発砲体である。
尚、メラミンフォームは伸縮性のある発砲体である。
本体ケース1と内部ケース体4は樹脂材により成型されており、内部ケース体4のメラミンフォーム6を収納する空間は、直方体状のメラミンフォームの大きさより若干小さく形成され、メラミンフォーム6は、この空間に多少圧縮された状態で収納される。
以上の構造の本実施例装置の振動イレイサーを、図示しない筆記シートの消去したい部分に所定以上の力で押し付けると、内部ケース体4が本体ケース内に押し込まれ、接触スイッチ3が接触され、圧電振動素子5によって、内部ケース体4は振動する。
この振動によって、メラミンフォーム6は、図示しない筆記シート面の筆記画像を擦り取る。
本体ケース1を押す力を弱めると、弾性体7によって、内部ケース体4は本体ケース1より離され、接触スイッチ3は開放されて振動が止まる。
この振動によって、メラミンフォーム6は、図示しない筆記シート面の筆記画像を擦り取る。
本体ケース1を押す力を弱めると、弾性体7によって、内部ケース体4は本体ケース1より離され、接触スイッチ3は開放されて振動が止まる。
図2に、第2の実施例を示す。
先の実施例装置では、本体ケース1を押し付ける力によって、スイッチ3を自動的にオンするような構造であるが、本実施例装置は、本体ケース1の表面にプッシュボタン式スイッチ3を配置して、このスイッチ3を手動でオンとすることによって、振動動作を開始するものである。
先の実施例装置では、本体ケース1を押し付ける力によって、スイッチ3を自動的にオンするような構造であるが、本実施例装置は、本体ケース1の表面にプッシュボタン式スイッチ3を配置して、このスイッチ3を手動でオンとすることによって、振動動作を開始するものである。
尚、図2では、電力供給用の配線の一部として、弾性体7であるバネを用いている。
しかしながら、弾性体7を用いず、別に配線を施してもよい。
しかしながら、弾性体7を用いず、別に配線を施してもよい。
図3に、第3の実施例を示す。
この実施例装置では、内部ケース体4は、本体ケース1に設けられた樹脂製の弾性体7に、ねじで止める構造となっている。
この弾性体7には、配線用の開口が中央に設けられており、またネジ穴が周辺部に2つ設けられている。
この実施例では、圧電振動素子の振動が、先の2つの実施例よりも強く伝わるが、手による払拭する動作がより直接に拭き取り部材に伝わるため、手で拭き取る動作の操作性は向上する。
この実施例装置では、内部ケース体4は、本体ケース1に設けられた樹脂製の弾性体7に、ねじで止める構造となっている。
この弾性体7には、配線用の開口が中央に設けられており、またネジ穴が周辺部に2つ設けられている。
この実施例では、圧電振動素子の振動が、先の2つの実施例よりも強く伝わるが、手による払拭する動作がより直接に拭き取り部材に伝わるため、手で拭き取る動作の操作性は向上する。
圧電素子は、内部ケース体4の弾性体7のネジ止めされる部分付近に固定されている。
また、図示しないが、スイッチが本体ケースの上面に設けられている。尚、スイッチがオンのとき弾性体が弾性変形し、スイッチがオフのとき弾性体を固定するような構造としてもよい。
また、図示しないが、スイッチが本体ケースの上面に設けられている。尚、スイッチがオンのとき弾性体が弾性変形し、スイッチがオフのとき弾性体を固定するような構造としてもよい。
本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、例えば、本体ケース、及び内部ケース体、及び弾性体の形状は異なるものであってもよい。
また、本体ケースや内部ケース体は、木材或いは金属で構成してもよい。
更に、拭き取り部材は、メラミンフォームに限定されるものではなく、例えば不織布などであってもよい。
また、本体ケースや内部ケース体は、木材或いは金属で構成してもよい。
更に、拭き取り部材は、メラミンフォームに限定されるものではなく、例えば不織布などであってもよい。
本発明は、マーカーインクが消し難い筆記面を有する、電子黒板装置やホワイトボード或いは筆記ボード文具のイレイサーとして用いることが可能である。
1:本体ケース
4:内部ケース体
5:圧電素子
6:拭き取り部材
7:弾性体
4:内部ケース体
5:圧電素子
6:拭き取り部材
7:弾性体
Claims (4)
- 筆記面にマーカーによって筆記された画像を拭き取るイレイサーにおいて、本体ケースと、圧電素子が配置固定された内部ケース体と、この内部ケース体に収納される拭き取り部材と、前記本体ケースと前記内部ケース体とを接続する弾性体とを有することを特徴とする振動型イレイサー。
- 前記弾性体は、複数の位置に配置されるバネ材で構成されることを特徴とする請求項1項記載の振動型イレイサー。
- 前記弾性体は、本体ケース及び内部ケース体の中央部に配置される樹脂材で構成されることを特徴とする請求項1項記載の振動型イレイサー。
- 前記拭き取り部材は、メラミンフォーム材で構成されていることを特徴とする請求項1項記載の振動型イレイサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007211957A JP2009023326A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 振動型イレイサー |
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JP2007211957A JP2009023326A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 振動型イレイサー |
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JP2007211957A Pending JP2009023326A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 振動型イレイサー |
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JP (1) | JP2009023326A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011178111A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Funada Kyoikukai | 黒板拭き |
CN105015232A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-11-04 | 杨柳青 | 一种可控时间的环保黑板刷装置 |
CN106079984A (zh) * | 2016-06-26 | 2016-11-09 | 钱煜琴 | 一种防尘粉笔擦 |
CN110217025A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-09-10 | 深圳市恒开源电子有限公司 | 一种智能板擦 |
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2007
- 2007-07-20 JP JP2007211957A patent/JP2009023326A/ja active Pending
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