JP2009021239A - 自動車用ヘッドライトのための照明モジュール - Google Patents

自動車用ヘッドライトのための照明モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2009021239A
JP2009021239A JP2008165178A JP2008165178A JP2009021239A JP 2009021239 A JP2009021239 A JP 2009021239A JP 2008165178 A JP2008165178 A JP 2008165178A JP 2008165178 A JP2008165178 A JP 2008165178A JP 2009021239 A JP2009021239 A JP 2009021239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
illumination module
bender
light source
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008165178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5437599B2 (ja
Inventor
Pierre Albou
アルブー ピエール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Vision SAS
Original Assignee
Valeo Vision SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Vision SAS filed Critical Valeo Vision SAS
Publication of JP2009021239A publication Critical patent/JP2009021239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5437599B2 publication Critical patent/JP5437599B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0029Spatial arrangement
    • B60Q1/0035Spatial arrangement relative to the vehicle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/147Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/151Light emitting diodes [LED] arranged in one or more lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/321Optical layout thereof the reflector being a surface of revolution or a planar surface, e.g. truncated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/323Optical layout thereof the reflector having two perpendicular cross sections having regular geometrical curves of a distinct nature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/36Combinations of two or more separate reflectors
    • F21S41/365Combinations of two or more separate reflectors successively reflecting the light
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/40Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
    • F21S41/43Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof

Abstract

【課題】 カットオフを有する広角の光ビームを与える、自動車用ヘッドライトのための照明モジュールを提供する。
【解決手段】 この照明モジュールは、少なくとも1つの光源(S)と、集光ミラー(6)と、反射面およびカットオフ端を有するベンダー(7)と、前方に向かう、カットオフを有する放射光ビームを生成するためのリターンミラー(8)とを備え、集光ミラー(6)は、光源(S)の中心から出た球波面を、二次元曲線(C)を用いて表現することができる、前方に向かって凸状の波面に変換し、ベンダーのカットオフ端の形状は、二次元曲線(C)に合致し、リターンミラー(8)は、前方に向かって凸状の波面を、断面として曲線(C’)を有して、かつ、垂直軸を有する少なくとも1つのシリンドリカル波面に変換するように、集光ミラー(6)とベンダー(7)とリターンミラー(8)との表面は、共役な表面である。
【選択図】図5

Description

本発明は、カットオフビームを送るように設計された、自動車用ヘッドライトのための照明モジュールに関する。
例えば特許文献1に開示されているようなタイプの照明モジュールは、次の要素を備えている。
− 少なくとも1つの光源。
− 例えば楕円タイプの集光ミラーであって、その第1の焦点、またはその近傍に、該集光ミラーに向かって光を出射するための光源が配置されており、かつ、第2の焦点が照明モジュールの光軸上に位置している集光ミラー。
− 反射面と、集光ミラーの第2の焦点を通過しているカットオフ端とを有するベンダー。
− 前方に向かって進む、カットオフを有する出力ビームを生成するための、例えば放物タイプのリターンミラーであって、その焦点が、集光ミラーの第2の焦点に合致するか、または、その近傍に位置しており、それによって、ベンダーのカットオフ端が、そのリターンミラーの焦点、または、その近傍を通過しており、そして、照明モジュールが車両上に装備されているときに、大略、集光ミラーの上に位置しているリターンミラー。
出願人は、2005年4月6日に、フランス国特許出願第0603062号を出願している。この特許出願によれば、集光ミラーの下に位置しているリターンミラーを、大略、第2の集光ミラーの上に位置している第2のリターンミラーと組み合わせることができる。
米国特許第6966675号公報
大略、集光ミラーの上方に、放物タイプのリターンミラーを配置している従来技術の照明モジュールでは、現在のところ、満足のいく広い光ビームを得ることはできない。
本発明は、カットオフを有する、広い光ビームを得るための照明モジュールを提供することを目的とするものである。
特に湾曲しているヘッドライトにおいて、光源の平均出射方向は、車両の長手方向軸に対して傾斜している場合でも、光ビームのカットオフは、シャープでなければならない。
さらに、特に、光源が発光ダイオードすなわちLEDによって形成されている場合に、光源の電気接続を容易にするような、照明モジュールが設計されてあることが望まれている。
より具体的には、本発明は、カットオフを有する光ビーム、特にロービーム(ディップビームまたは走行ビームとも呼ばれる)を送るように設計された、自動車用ヘッドライトのための照明モジュールを得ることを目的とするものである。この照明モジュールは、次のものを備えている。
− 少なくとも1つの光源。
− 集光ミラー。
− 反射面およびカットオフ端を有するベンダーであって、集光ミラーに凸面を向けているシリンダーの一部分によって形成されているベンダー。
− 前方に向かう、カットオフを有する放射光ビームを生成するためのリターンミラー。
集光ミラーとベンダーとリターンミラーとの表面は、次のように共役な表面であると有利である。
− 集光ミラーは、光源の中心から出た球波面を、二次元曲線を用いて表現することができる、前方に向かって凸状の少なくとも1つの波面に変換し、
− ベンダーのカットオフ端の形状は、その二次元曲線に合致し、
− リターンミラーは、前記前方に向かって凸状の少なくとも1つの波面を断面として、放射光ビームの左右方向の広がりを可能にする曲線を有し、かつ、垂直軸を有する少なくとも1つのシリンドリカル波面に変換する。
ベンダーの凸状の反射面は、放射光ビームの幅を広くする。照明モジュール全体として、カットオフを有する広い放射光ビームが生成される。
カットオフラインのシャープさを改善するために、ベンダーは、その母線方向として、光源の垂直な左/右対称面と中央平面との交線の方向を有し、かつ、シリンダーのベンダーを形成している部分の母線は、カットオフ端にかかっていることが好ましい。
本発明による照明モジュールは、上のパラグラフに記述した主特性に加えて、次のような付加的特性の中の1つ以上を有することができる。
− 照明モジュールが車両に装備されているときに、リターンミラーは、大略、集光ミラーの上に位置している。したがって、照明モジュールによって放射される光ビームの上端の輪郭を定めるカットオフを生成することが可能になる。
− 水平面上への正射影において、光源は、車両の長手方向軸に対して傾斜しており、かつ、光源から車両の外側に遠ざかる平均出射方向を有する光ビームを出射するように配置されている(「車両の外側」とは、車両の長手方向軸から遠ざかる側を意味している)。
− 集光ミラーは、第1の焦点および第2の焦点を有する楕円形状に近い形状を備えており、第1の焦点またはその近傍に、光源が、集光ミラーに向かって光を出射するように配置されており、第2の焦点は、照明モジュールの光軸上に位置しており、好ましくは、ベンダーのカットオフ端は、集光ミラーの第2の焦点を通過している。
− リターンミラーは、前方に向かう、カットオフを有する放射光ビームを生成するために、放物形状に近い形状を有し、その焦点は、集光ミラーの第2の焦点に合致しているか、または、その近傍に位置しており、ベンダーのカットオフ端は、リターンミラーの焦点、または、その近傍を通過している。
− 集光ミラーは、光源の中心から出た球波面を、円形端を有するベンダーに対応して、トーリック波面に変換するように定められている。
− 放射光ビームを、水平線に対して真っすぐにするために、リターンミラーを、系の光軸のまわりに、ある角度まで回転させる。
− 共役の表面は、光源の平均出射方向の傾斜を補償し、照明モジュールの軸(以下の説明においては、ΔdおよびΔgで表わされる)よりもずっと傾斜していない軸を有する放射光ビームを送るように定められている。
− 共役の表面は、照明モジュールが車両に装備されているときに、光源の平均出射方向の傾斜を補償し、車両の幾何学的な軸に実質的に平行な軸を有する放射光ビームを送るように定められている。
− 光源は、少なくとも1つの平面状の出射部を有する1つの発光ダイオード、または、全ての平面状の出射部が同一の平面上に位置している、いくつかの発光ダイオードによって形成されている。
− 照明モジュールから放射される光ビームの角度的な開きは、その光ビームの軸の各側において、少なくとも30°(または、少なくとも40°)である。
本発明の対象である種々の実施形態において、付加特性が互いに相容れないものでない限り、全ての可能な組合せに応じて、これらの付加特性を互いに関連付けることができる。
光源が、平面状の出射部を有する、少なくとも1つの発光ダイオードによって形成されている場合には、光源の中央平面は、平面状の出射部の中央平面である。
本発明は、さらに、少なくとも1つの上述の照明モジュールを備えているロービームヘッドライトに関する。そのロービームヘッドライトは、光源として、平均出射方向が車両の幾何学的な軸に対して水平傾斜している、単一の平面上に位置している平面状の出射部を有する発光ダイオードを備えているのが有利である。出射部の平面は、車両の幾何学的な軸に直角な横方向軸に対して、好ましくは45°を超過しない、例えば2°〜40°の範囲の角度で、傾斜していることが好ましい。
より具体的には、このロービームヘッドライトは、DBL(動的ベンディングライト)タイプであり、かつ、V字形状のカットオフを有する、光ビームの中心ゾーンを生成するように方向付け可能な照明モジュール、および水平カットオフラインと、極端な進行方向転換姿勢において光ビームの中心ゾーンを形成するのに十分な光ビーム幅とを有する、固定型の照明モジュールを備えている。このロービームヘッドライトは、車両の外側に、少なくとも2つの方向付け可能な照明モジュールと、車両の内側に、3つの固定型の広角ビーム照明モジュールを有することができる。方向付け可能な照明モジュールは、道路のカーブにしたがうように、例えば、実質的に垂直な軸のまわりに回動することができる。
本発明は、さらに、上述の照明モジュールであるが、照明モジュールが車両に装備されているときに、リターンミラーが、大略、集光ミラーの下に位置している照明モジュールを有するメインビームヘッドライトに関する。したがって、メインビームタイプのこの照明モジュールは、照明モジュールによって放射される光ビームの底部の境界を定めるカットオフを生成することを可能にする。これにより、すぐ近くの道路上に余分な光を照射することを避け、かつ、遠方にさらなる光を加えることを通じて、メインビームの品質は改善される。メインビームタイプのこの照明モジュールを、本発明によるものであろうとなかろうと、任意のロービームタイプの照明モジュールと組み合わせることができる。
本発明は、上述の事項のほかに、添付図面を参照して、限定することを目的とするものではない実施形態に関して、以下に明確に説明するいくつかの他の事項を有している。
図1および図2は、ヘッドライトから、ある距離をおいて、光ビーム軸に直角に置かれたスクリーン上の光ビームのトレースを示す。
図1は、V字形状のカットオフ2によって境界を画定されている、照射強度のより高い中央部分1を有するロービームに対応しており、左側に位置しているアームは、実質的に水平であり、右側に位置しているアームは、水平線に対して15°の角度で右上がりに上昇している。この角度値は、何ら限定を目的とする角度値ではなく、より一般的には、10〜60°の範囲であるのがよい。
光ビームは、さらに、中央部分1を超えて左右に突き出ている、より広い広角部分3を有している。広角部分3は、V字形状のカットオフ2のうちの左側の水平なアームと同じ高さに位置する、平坦な水平カットオフ4を有している。広角部分3の照射強度は、中央部分1の照射強度より低いが、側部ゾーンの照射強度としては十分である。
DBL(動的ベンディングライト)ヘッドライトの場合には、少なくとも中央部分1は、車輪の進行方向転換に従うように、実質的に垂直な軸のまわりに回動することができる。
図2は、図1の図を再記しているが、この場合には、前輪の左側への進行方向転換に、したがって、中央部分1が、左側に最大限に移動している。本発明によれば、広角な光ビームを与える1つ以上の固定照明モジュールを用いて、光ビームの広角部分3を得ることができるから、広角部分3は角度移動していない。
中央部分1が、一方の側に最大限に移動したときに、広角部分3は、中央部分1から、少なくとも最小限の距離dだけ突き出ているように、光ビームの幅は、十分に広くなければならない。
車両の長手方向軸に対する、広角部分3の角度範囲は、長手方向軸のそれぞれの側において、車両の外側に向かって少なくとも30°である。範囲Aは、光ビームの平均放射方向と臨界光線の方向との間の角度に対応している。さらに、水平カットオフ4は、シャープでなければならない。
図3および図4に概略的に示すように、ヘッドライトWが、車両の前隅に斜めに据え付けられている場合には、シャープな水平カットオフを有する、広角な光ビームを生成するという、この問題は複雑になる。光源S(1つ以上の)のハウジングの深さを浅くし、また、ヘッドライトの外観を美的にするために、それらの光源Sは、ヘッドライトの平均傾斜方向に、実質的に平行に位置していることが望ましい。
光源は、車両の左側に平面状の出射部E1g、E2g、E3g、車両の右側に平面状の出射部E1d、E2d、E3dを有する、いくつかの発光ダイオード(「LED」と略される)で形成するのが有利である。車両の同じ側に配置されている出射部は、同一の平面支持体BgまたはBd上に位置していることが好ましい。この構成は、製造、特に、それらの出射部の端子の接続操作、およびはんだ付け操作を容易にする。
平面支持体Bg、Bdの、水平面上のトレースは、図3および図4に示すように、車両の長手方向軸Lに直角な横方向軸Tに対して、角度αだけ傾斜している。このために、各出射部から出射される光ビームの平均出射方向Δg、Δdは、車両の長手方向軸Lに対して、角度αをなしている。
図3に示す、ヘッドライトWの全体平均傾斜を維持しながら、各出射部の光ビームの平均出射方向を、長手方向軸Lに平行に保ちたい場合には、階段K状の出射部の配置を採用しなければならない。それは、製造を複雑にし、また、出射部が、湾曲しているヘッドライトの平均輪郭線にしたがうことを不可能にする。
図5は、車両の横方向軸Tに対して、角度α(図3を参照のこと)だけ、また、垂直方向軸に対して、角度βだけ傾斜している平面支持体Bg上に配置されている、少なくとも1つの平面状の出射部E2gを有する少なくとも1つのLEDによって形成されている光源Sを備える、本発明による照明モジュールQを示している。角度βは、ほぼ40°であるのがよい。
光源Sは、前方に向かって、かつ上向きに光を出射するように配置されている。用語「前方」および「後方」は、照明モジュールを装備している車両の通常の前進方向を基準としている。
LEDを、単一の平面支持体Bg上に配置することにより、全LEDに対して、平面支持体Bgの、LEDと反対の側に単一の放熱体5を配置することが可能になる。
楕円タイプの集光ミラー6が、光源Sの前方に配置されており、かつ後方に向いている。この集光ミラー6は、第1の焦点F1と第2の焦点F2とを有する。第1の焦点F1、または、その近傍には、集光ミラー6に向かって光を照射する光源Sの中心が配されている。第2の焦点F2は、照明モジュールの光軸X−X上に位置している。
照明モジュールは、前方に向かって、すなわち、図5においては、左側に向かって凸状の反射性のシリンダー壁の一部分から成るベンダー7を備えている。ベンダー7の母線は、光源Sの、垂直な左/右対称面と、平面支持体Bgの中央平面との交線Jに平行である。したがって、垂直方向軸に対する、ベンダーの母線の傾斜は、平面支持体Bgの傾斜に等しい。前方に向かって凸状に突き出ているベンダーの上端7aは、光ビームのカットオフ端を画定し、また、集光ミラー6の第2の焦点F2、またはその近傍を通過している。
放物タイプのリターンミラー8が、大略、集光ミラー6の上に位置している。リターンミラー8の反射面は、カットオフを有する出力ビームを生成するために、前方を向いている。リターンミラー8の焦点は、集光ミラー6の第2の焦点F2に合致しているか、または、その近傍に位置している。
前方を向かって凸面鏡を形成しているベンダー7は、広角な光ビームを生成するのに好都合である。
透明材料、すなわちガラスまたはプラスチック材料で作られたレンズ9が、照明モジュールの諸要素の前方に配置されている。
図10〜図12は、図5の図形の照明モジュールの一変形実施形態を示す図で、ベンダーと集光ミラー、リターンミラーとの相対的な配置がわずかに異なっている。ベンダー7は、図5の場合よりも集光ミラー6に、より接近しており、また、リターンミラー8の下端は、集光ミラー6およびベンダー7の上端と同一平面をなす水平面内に位置している。
図11に示すように、水平面上への正射影において、照明モジュールが車両に装備されているときに、光源Sは、車両の幾何学的な軸、すなわち長手方向軸Lの方向に対して角度αだけ傾斜している平均出射方向Δdを有する光ビームを出射する。
ベンダー7は、母線の方向として交線Jを有するシリンダーの一部分によって形成されている。このタイプの表面は、大部分、車両の外側に向かう光ビーム部分を生成する一二の照明モジュールで用いることができる。
しかしながら、図3におけるような斜めのヘッドライトWの場合には、このことだけでは、光ビームを真っすぐ前方に向かわせることができず、したがって、全てのLEDを同一平面上に配置することができない。理論的には、(ベンダー+リターンミラー)アセンブリを、垂直軸のまわりに回転させることが可能であるが、そのような照明モジュールは、視野全体に良好なカットオフを維持する、広角の光ビームを生成するのには不適当である。
本発明によれば、図3のように、傾斜した光源Sを有するヘッドライトWにおいて、集光ミラー6、ベンダー7、およびリターンミラー8の表面は、以下に開示されるように、共役な表面であることが好ましい。
集光ミラー6は、光源Sの中心から出てくる球波面を、ベンダー7の上端を定めている二次元曲線Cを用いて表現することができる任意の波面に変換するように設計されている。実際には、任意の波面として、トーリック波面が選ばれて、したがって、二次元曲線Cは円弧である。最も単純なこの解決法は、解析計算を可能にして、トーラスの外半径に対応する、左右方向の広がりを容易にするパラメータを提示する。ヘッドライトの外側から見て凸状であって、かつ、光源Sの出射部と共通の対称面を有するベンダー上端が選択される。
リターンミラー8は、このトーリック波面を、断面が任意の曲線C’(図6を参照のこと)である、垂直軸を有するシリンドリカル波面に変換するように定められている。
照明モジュールから放射される波面を特徴づける曲線C’は、車両の長手方向軸Lに対する、LED(単数または複数の)の出射面の水平傾斜の角度αを、少なくとも部分的に補償するように選ばれる。この曲線C’は、光ビームの左右方向の広がりを調整する働きをする。
このコンセプトにしたがえば、図11の、平均出射方向Δdの水平面内のトレースで示されている、出射部の出射面に垂直な方向に対して、角度的にずれた(ここで問題にしている例においては30°だけ)光軸X−X(図11を参照のこと)方向の出力ビームが得られる。
このアセンブリによって、光源Sが、水平傾斜しているにもかかわらず、シャープなカットオフラインを有する、広角に放射される光ビームを生成することが可能になる。
図10に示すように、集光ミラー6およびベンダー7の垂直中心面上への正射影におけるリターンミラー8の外形輪郭は、短い長さの下側水平線分と、より長い長さの上側水平線分と、後方に向かって凸状の、湾曲した後端8aと、頂部よりも底部において、水平線に対してより傾斜している、正面に向かって凹状の、湾曲した前端8bとによって定められている。
図11に示すように、水平面投影におけるリターンミラー8の外形輪郭は、前方に向かっては、光軸X−Xに直交する端8cによって、後方に向かっては、後方に対して凹状の端8dにより、側辺においては、後方に向かって収束していく2本の実質的に真っすぐな線分によって定められている。
正面図である図12おいて、リターンミラー8は、実質的に平行四辺形の形状の輪郭を有し、その底辺および上辺は水平であり、その他の2つの側辺は、それぞれ、左側に対して凸状、右側に対して凹状である。
図8には、種々の可能な光路の例が示されている。
集光ミラー6の第1の焦点F1の上方に位置する点から出た光線i1は、集光ミラー6によって反射され、ベンダー7の上端より下側で、したがって、第2の焦点F2より下側でベンダー7に衝突する光線r1になる。光線r1は、ベンダー7により反射されて光線t1になり、光線t1は、リターンミラー8により反射されて、下向きの光線u1になる。
この例は、図5にも示されている。
第1の焦点F1(光源の中心に位置している)から出射された光線i2は、集光ミラー6によって反射されて光線r2になる。光線r2は、ベンダーの上端に接して、方向転換することなく直進し、リターンミラー8により反射されて、光ビームのカットオフ端に対応する水平な光線u2になる。
光源の中心より下方、したがって第1の焦点F1より下方に位置している点から出た光線i3は、集光ミラー6によって反射され、ベンダー7の上端の上方を通過する光線r3になる。この光線r3は、リターンミラー8によって反射され、下向きの光線u3になる。
したがって、放射光ビームは、光線u2を含む水平面に対応するカットオフ端で上限を定められる。
カットオフ端はシャープであり、また、光ビームは広がっている。その広がり角度範囲は、車両の左右外側方向に、それぞれ、少なくとも30°であるのが好ましい。
図9は、光線i2が反射されて光線r2になり、次いで、光線u2になる光路を平面図で示している。
1つ以上のLEDによって形成されている光源は、大きくはないが、ある広さを有している。これは、1つの平面状の出射部が、5.4mm×1mmの矩形形状であり得るからである。したがって、ベンダー7の上方を真っすぐに通過することができる光線もあるし、ベンダー7上で反射される光線もある。これらの光線は、必ずしも、水平線の下に反射されるわけではなくて、実際には、図13に示すように、点11で水平線と交差する傾斜直線10より下に反射される。この点11は、系の水平傾斜の角度αに対応している。水平軸の目盛は、水平傾斜角の正接値(%で表わした)である。30°の傾斜の場合には、tan30°=0.57、すなわち57%が、実質的に、図13の点11の位置に対応している。
図13の一連の等照度曲線は、水平線に対して傾斜していることを示しており、左側で、等照度曲線のいくつかが、水平カットオフ線の上方に位置している。
リターンミラー8を、系の光軸γのまわりに回転させる(図16を参照のこと)ことによって、光ビームを、水平カットオフ線に対して「真っすぐにする」のが有利である。この光軸は、図16の斜視図に示されているように、ベンダー7の上端の中心を通っており、かつ、LEDの出射面と同じ角度αだけ、車両の長手方向軸に対して水平傾斜している。
回転後のリターンミラー8が、実線で示されており、一方、回転前のリターンミラー8が、一点鎖線で示されている。図14に示されている一連の等照度曲線は、回転後において得られたものであり、それらは、水平カットオフ線で上限を定められている。車両の長手方向軸上に光ビームの中心がくるようにすると、図15の一連の等照度曲線が得られる。その原理は、次のとおりである。平均出射方向Δdに一致する軸を有する基準座標系において、計算がなされて、シミュレーションが実行される。車両基準座標系において、光ビームが実質的に中央にくるように、光ビームが、この基準座標系において、左側にずらされる。
最後に、そのような照明モジュールを用いたヘッドライトにおいて、系の軸よりも内側にほとんど完全に位置する光ビームであって、かつ、車両の内側に向かう、すなわち、図15に示されているように、右側のヘッドライトにおいて、左側に向かう最低限の光を得ることを可能にする光ビームが得られる。30°に対して計算された前述の例を、15°の実際の水平傾斜を有するヘッドライトにおいて用いると、図15に示すように、車両の内側に向かう幅を35°(tan35°=0.69、すなわち69%)に維持しながら、集光スポットおよび最大光強度スポットを縦軸に戻すことができる。
図17は、本発明による左側のDBLヘッドライトを示している。このヘッドライトは、車両の内側の方に、すなわち、車両の長手方向の幾何学的な軸に近い側に、前述の照明モジュールQと同様の3つの固定型の照明モジュールQ1、Q2、Q3を有する。車両の横方向軸Tに対して30°ないし40°傾斜した、これらの3つの固定型の照明モジュールQ1、Q2、Q3は、図1の光ビームの広角部分3を形成するのに寄与する。ヘッドライトの外側の部分には、車両の前輪の進行方向転換角度に応じて垂直軸のまわりに回動する2つの照明モジュールN1、N2が存在する。これらの照明モジュールN1、N2は、V字形状のカットオフおよび集光スポットを有する、図1の光ビームの中央部分1を生成する。集光ミラー6によって形成されるニュートラルゾーンの前面に位置しているバンド12は、別の機能、例えば市街地用照明のために用いることができる。
曲線C’の断面のシリンドリカル波面を得ることを可能にする、ミラー表面の計算、特にリターンミラー8の表面の計算は、図6および図7を参照して、次のように行われる。
図6の三次元表示において、垂直軸がηによって表わされ、車両の長手方向軸Lに平行な軸がζで表わされ、横方向軸に平行な軸がxで表わされている。三直交三面体の原点は、リターンミラー8の焦点でもある、集光ミラー6の第2の焦点F2に合わせられている。点Mは、曲線C’上の点である。
図7は、x軸およびζ軸で形成される水平面上への正射影図である。二次元曲線Cは、半径Rの円弧であり、その中心はζ軸上、(−R)の位置にある。垂直距離ηPの任意の点Pは、水平面上、座標(xP、ζP)の点に投影される。
ミラー表面の計算
放出波面:
η軸を含み、断面がζO(x)=ζC(x)+xtanφで表わされるシリンダー。
ここで、φ=傾斜角度である。
点Mにおける接線は、数1となる。
Figure 2009021239
数2を、点Mにおける、η−o内の放出波面のトレース(曲線C’)に直交する平面の配向ベクトルとすると、次式(数3)が得られる。
Figure 2009021239
Figure 2009021239
(M、M’)がη軸に平行であるような、放出波面に属する任意の点M’に対して、点M’における放出波面に垂直な光線は、配向ベクトルとして数4を有する。
Figure 2009021239
ベンダーの上端における波面:
この波面は、トーリック波面になるように、任意に選ばれる(図7を参照のこと)。
任意の点P(xP、ζP、ηP)における、この波面の光路:
Figure 2009021239
光学方程式:
したがって、数6がリターンミラー上の点である場合には、λ+d=kと置くと、次の式(数7〜数10)が得られる。
Figure 2009021239
Figure 2009021239
Figure 2009021239
Figure 2009021239
Figure 2009021239
これらの式から、次の式(数11〜数13)が、順次に得られる。
Figure 2009021239
Figure 2009021239
Figure 2009021239
したがって、λと点Pとの関係が得られる。
数14が成立する場合には、k=2fである。
Figure 2009021239
fの計算:光源から集光ミラー6に向かって出射された光線の全てが、照明モジュールの外部に反射されるように、ベンダーによって反射された全ての光線が遮断されない高さHを求めるために、この計算(上述の仮定ではx=0における、したがって放物弧に対する計算)がなされる。
したがって、本発明による照明モジュールは、欧州規定および米国規定にしたがうロービームまたはロービームの一部を得ることを可能にする。
前述した照明モジュールを有するメインビームヘッドライトを製造することも可能である。この場合には、照明モジュールが車両上に装備されているときに、リターンミラーは、大略、集光ミラーの下に位置している。このような照明モジュールは、図5に示されている照明モジュールと一致するが、それと対称になるように、照明モジュールの光軸X−Xを含む水平面に関して反転している。したがって、メインビームタイプのこの照明モジュールは、それによって、放射される光ビームの底部を画定するカットオフを生成することを可能にする。メインビームタイプのこの照明モジュールを、本発明によるものであろうとなかろうと、任意のロービームタイプの照明モジュールと組み合わせることができる。
車両の前輪が直進方向に向けられているときに、本発明によるDBLタイプのロービームヘッドライトによって照射される、光ビーム軸に直角なスクリーン上の光ビームのトレースを示す図である。 車両の前輪が左側に最大限方向転換しているときに、図1のロービームヘッドライトによって照射される光ビームのトレースを示す図である。 車両の横方向軸に対して傾斜している光源を有するヘッドライトを備えた車両の前部の平面略図である。 図3の左側のヘッドライトの拡大図である。 本発明による照明モジュールの、図4のV−V線に沿った縦断面略図である。 波面曲線を有する三直交三面体の斜視図である。 ベンダー上端における波面を計算するために用いられる図である。 本発明による照明モジュールの、図9のVIII−VIII線に沿った縦断面に、光路を加えた略図である。 照明モジュールの構成要素の、断面部分を有する上面略図である。 図11の矢印Xの方向から見た照明モジュールの側面略図である。 照明モジュールの平面図である。 図11の矢印XIIの方向から見た照明モジュールの正面図である。 リターンミラーの補正前の、傾斜光源を有する照明モジュールで得られる一連の等照度曲線を示す図である。 リターンミラーの補正後の、図13と同様の一連の等照度曲線を示す図である。 リターンミラーの補正後に中央に寄せられた一連の等照度曲線を示す図である。 リターンミラーの回転を説明するための、本発明による照明モジュールの正面から側面側に、実質的に1/4ずれた斜視図である。 3つの固定照明モジュールおよび2つの回転照明モジュールを有する、左側のDBLタイプのヘッドライトの略図である。
符号の説明
1 中央部分
2 V字形状のカットオフ
3 広角部分
4 水平カットオフ
5 放熱体
6 集光ミラー
7 ベンダー
7a ベンダーの上端
8 リターンミラー
8a 後端
8b 前端
8c、8d 端
9 レンズ
10 傾斜直線
11 点
12 バンド
A 範囲
Bd、Bg 平面支持体
C 二次元曲線
C’ 曲線
d 距離
E1d〜E3d、E1g〜E3g 出射部
F1 第1の焦点
F2 第2の焦点
i1〜i3、r1〜r3、t1、u1〜u3 光線
J 交線
K 階段
L 長手方向軸
M、P 点
N1、N2、Q、Q1〜Q3 照明モジュール
R 半径
S 光源
T 横方向軸
W ヘッドライト
X−X、γ 光軸
α、β 角度
Δd、Δg 平均出射方向

Claims (15)

  1. カットオフを有する放射光ビーム、特にロービームを送るように設計されている、自動車用ヘッドライトのための照明モジュールであって、
    − 少なくとも1つの光源(S)と、
    − 集光ミラー(6)と、
    − 反射面およびカットオフ端を有し、前記集光ミラー(6)に凸面を向けているシリンダーの一部分によって形成されているベンダー(7)と、
    − 前方に向かう、前記カットオフを有する放射光ビームを生成するためのリターンミラー(8)とを備えている照明モジュールにおいて、
    − 前記集光ミラー(6)は、前記光源(S)の中心から出た球波面を、二次元曲線(C)を用いて表現することができる、前方に向かって凸状の少なくとも1つの波面に変換し、
    − 前記ベンダーのカットオフ端の形状は、前記二次元曲線(C)と合致し、
    − 前記リターンミラー(8)は、前記前方に向かって凸状の少なくとも1つの波面を断面として、前記放射光ビームの左右方向の広がりを可能にする曲線(C’)を有し、かつ、垂直軸を有する少なくとも1つのシリンドリカル波面に変換するように、
    前記集光ミラー(6)とベンダー(7)とリターンミラー(8)との表面は、共役な表面である照明モジュール。
  2. 前記ベンダーは、その母線方向として、前記光源の垂直な左/右対称面と中央平面との交線(J)の方向を有すること、および、前記シリンダーの、ベンダーを形成している部分の母線は、前記カットオフ端にかかることを特徴とする、請求項1に記載の照明モジュール。
  3. 前記照明モジュールが車両に装備されているときに、前記リターンミラー(8)は、大略、前記集光ミラー(6)の上に位置していることを特徴とする、請求項1または2に記載の照明モジュール。
  4. 水平面上への正射影において、前記光源(S)は、前記車両の長手方向軸(L)に対して傾斜しており、かつ、前記光源(S)から前記車両の外側に遠ざかる平均出射方向(Δg、Δd)を有する光ビームを出射するように配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の照明モジュール。
  5. 前記集光ミラー(6)は、第1の焦点(F1)および第2の焦点(F2)を有する、楕円形状に近い形状を備えており、前記第1の焦点(F1)またはその近傍に、前記光源は、前記集光ミラーに向かって光を出射するように配置されており、かつ前記第2の焦点(F2)は、前記照明モジュールの光軸上に位置しており、前記ベンダー(7)のカットオフ端は、前記第2の焦点(F2)を通過していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載の照明モジュール。
  6. 前記リターンミラー(8)は、前方に向かい、前記カットオフを有する放射光ビームを生成するために、放物形状に近い形状を有し、その焦点は、前記集光ミラーの第2の焦点(F2)に合致しているか、または、その近傍に位置しており、前記ベンダーのカットオフ端は、前記リターンミラーの焦点、または、その近傍を通過していることを特徴とする、請求項5に記載の照明モジュール。
  7. 前記集光ミラー(6)は、前記光源の中心から出た球波面を、円形端を有する前記ベンダーに対応して、トーリック波面に変換するように定められていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載の照明モジュール。
  8. 前記放射光ビームを、水平線に対して真っすぐにするために、前記リターンミラー(8)を、系の光軸(γ)のまわりに、ある角度(φ)まで回転させられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載の照明モジュール。
  9. 前記共役な表面は、前記照明モジュールが車両に装備されているときに、前記光源の平均出射方向の傾斜を補償して、該車両の幾何学的な軸に実質的に平行な軸を有する放射光ビームを与えるように定められていることを特徴とする、請求項4に記載の照明モジュール。
  10. 前記光源(S)は、少なくとも1つの平面状の出射部(E1g、E2g、E3g;E1d、E2d、E3d)を有する1つの発光ダイオード、または、全ての平面状の出射部(E1g、E2g、E3g;E1d、E2d、E3d)が同一の平面(Bg;Bd)上に位置している、いくつかの発光ダイオードによって形成されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の照明モジュール。
  11. 前記照明モジュールの放射光ビームの角度の開き(A)は、前記車両の外側に向かう方向において、少なくとも30°であることを特徴とする、請求項3〜10のいずれか1つに記載の照明モジュール。
  12. 請求項1〜11のいずれか1つに記載の照明モジュールを少なくとも1つ備えていることを特徴とするロービームヘッドライト。
  13. 光源(S)として、平均出射方向が車両の幾何学的な軸に対して水平傾斜している、単一の平面(Bg;Bd)上に位置している平面状の出射部(E1g、E2g、E3g;E1d、E2d、E3d)を有する発光ダイオードを備えていることを特徴とする、請求項12に記載のロービームヘッドライト。
  14. 前記平面(Bg;Bd)は、前記車両の幾何学的な軸に直角な横方向軸(T)に対して、2°〜40°の範囲の角度(α)、水平傾斜していることを特徴とする、請求項13に記載のロービームヘッドライト。
  15. V字形状のカットオフを有する、光ビームの中央ゾーン(1)を生成するために方向付け可能な照明モジュール(N1、N2)を備えており、水平カットオフラインと、極端な進行方向転換姿勢において、光ビームの中心ゾーンを形成するのに十分な光ビーム幅とを有する、請求項1〜11のいずれか1つに記載の固定型の照明モジュール(Q1、Q2、Q3)を備えていることを特徴とする、請求項12〜14のいずれか1つに記載のDBLタイプのロービームヘッドライト。
JP2008165178A 2007-06-25 2008-06-25 自動車用ヘッドライトのための照明モジュール Expired - Fee Related JP5437599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0704559A FR2917811B1 (fr) 2007-06-25 2007-06-25 Module d'eclairage pour projecteur de vehicule automobile
FR0704559 2007-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009021239A true JP2009021239A (ja) 2009-01-29
JP5437599B2 JP5437599B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=38511745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008165178A Expired - Fee Related JP5437599B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-25 自動車用ヘッドライトのための照明モジュール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7918595B2 (ja)
EP (1) EP2009346B1 (ja)
JP (1) JP5437599B2 (ja)
ES (1) ES2483895T3 (ja)
FR (1) FR2917811B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014997A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010079397A1 (en) * 2009-01-06 2010-07-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Led-based lamp
GB2468118A (en) * 2009-02-23 2010-09-01 Christopher Peter Devereux Light emitting diode lighting device employing multiple reflectors
FR2955914B1 (fr) 2010-02-04 2015-10-30 Valeo Vision Dispositif optique, notamment pour vehicule automobile
JP5471596B2 (ja) * 2010-03-01 2014-04-16 市光工業株式会社 車両用灯具
EP2547552B1 (en) 2010-03-19 2019-08-28 Lumileds Holding B.V. Lighting assembly for vehicle
FR2960497B1 (fr) 2010-05-31 2012-07-13 Valeo Vision Module d'eclairage pour projecteur de vehicule automobile
FR2966221B1 (fr) * 2010-08-04 2015-09-18 Valeo Vision Module d'eclairage a coupure avec reflecteur parabolique dispose sur un reflecteur elliptique
DE102010033707A1 (de) * 2010-08-06 2012-02-09 Hella Kgaa Hueck & Co. Optikanordnung für einen Scheinwerfer eines Fahrzeugs
TWI565605B (zh) * 2012-02-20 2017-01-11 鴻海精密工業股份有限公司 車前燈燈具模組
FR2992050A1 (fr) * 2012-06-14 2013-12-20 Ece Dispositif d'eclairage de piste a del et optique specifique dediee.
DE102013206489A1 (de) * 2013-04-11 2014-10-30 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Lichtmodul einer Kraftfahrzeugbeleuchtungseinrichtung
KR101529166B1 (ko) * 2013-08-06 2015-06-16 현대모비스 주식회사 차량용 램프
FR3051537B1 (fr) 2016-05-18 2018-06-29 Valeo Vision Dioptre redresseur de coupure
CN108302450B (zh) * 2016-09-07 2019-12-27 堤维西交通工业股份有限公司 投射式头灯
TWI770437B (zh) * 2018-11-16 2022-07-11 誠益光電科技股份有限公司 車燈裝置及其彎道照明車燈模組
FR3118120B1 (fr) * 2020-12-18 2023-05-05 Valeo Vison Service Ip Projecteur automobile avec plusieurs modules d’éclairage sur une platine commune inclinée.
EP4357666A1 (en) * 2022-10-21 2024-04-24 Hella Autotechnik Nova, s.r.o. Automobile lamp

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196501A (ja) * 1983-03-04 1984-11-07 スタンレー電気株式会社 自動二輪車用前照灯
JPH01220301A (ja) * 1988-02-26 1989-09-04 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JPH0350540A (ja) * 1989-07-19 1991-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2光源照明装置
JPH10255525A (ja) * 1997-03-10 1998-09-25 Nikon Corp 照明装置
JP2001351408A (ja) * 2000-06-02 2001-12-21 Stanley Electric Co Ltd 車両用照明灯具
JP2004207235A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Valeo Vision 車両前照灯用の照明モジュール
JP2005135919A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Valeo Vision 車両ヘッドライト用の照明モジュール
JP2006019052A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2006172829A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2006190579A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2007087843A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2854225B1 (fr) * 2003-04-25 2005-06-17 Valeo Vision Module d'eclairage pour projecteur de vehicule
US7410282B2 (en) * 2005-10-25 2008-08-12 Visteon Global Technologies, Inc. Bi-functional headlight module
FR2899668B1 (fr) 2006-04-06 2009-11-20 Valeo Vision Module d'eclairage pour projecteur lumineux de vehicule automobile, et projecteur comportant un tel module.

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196501A (ja) * 1983-03-04 1984-11-07 スタンレー電気株式会社 自動二輪車用前照灯
JPH01220301A (ja) * 1988-02-26 1989-09-04 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JPH0350540A (ja) * 1989-07-19 1991-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2光源照明装置
JPH10255525A (ja) * 1997-03-10 1998-09-25 Nikon Corp 照明装置
JP2001351408A (ja) * 2000-06-02 2001-12-21 Stanley Electric Co Ltd 車両用照明灯具
JP2004207235A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Valeo Vision 車両前照灯用の照明モジュール
JP2005135919A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Valeo Vision 車両ヘッドライト用の照明モジュール
JP2006019052A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2006172829A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2006190579A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2007087843A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014997A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
FR2917811A1 (fr) 2008-12-26
US20080316763A1 (en) 2008-12-25
ES2483895T3 (es) 2014-08-08
JP5437599B2 (ja) 2014-03-12
EP2009346B1 (fr) 2014-04-23
US7918595B2 (en) 2011-04-05
FR2917811B1 (fr) 2009-10-02
EP2009346A1 (fr) 2008-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5437599B2 (ja) 自動車用ヘッドライトのための照明モジュール
JP4391870B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4926771B2 (ja) 車両用灯具ユニット
US8858050B2 (en) Vehicular lamp with plurality of light source and complex lens
US7128453B2 (en) Vehicular headlamp
JP5160130B2 (ja) 自動車のライトのヘッドランプのための照明モジュール、およびこのタイプのモジュールを備えたヘッドランプ
EP1447617B1 (en) Vehicular headlamp
JP5881887B2 (ja) 自動車用の投射モジュール
JP2007109493A (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP2010170836A (ja) プロジェクタ型車両用前照灯
JP2008060021A (ja) 車両用前照灯
JP4926642B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2011040247A (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP6774817B2 (ja) 車両用灯具
JP5839677B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4574573B2 (ja) 車両用灯具ユニット
JP6840606B2 (ja) レンズ体および車両用灯具
EP2172694B1 (en) Vehicular lamp
JP6688153B2 (ja) レンズ体および車両用灯具
US10576871B2 (en) Vehicle lamp
JP5586172B2 (ja) 自動車の前照灯用照明モジュール
JP5444051B2 (ja) 車両用灯具
JP2006344599A (ja) 自動車用ヘッドライト
JP2013030429A (ja) 車両用灯具ユニット
JP5418758B2 (ja) 二輪車用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130311

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130314

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130410

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130415

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130510

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5437599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees