JP2009020035A - 角速度センサ - Google Patents

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耕一郎 中島
Hiroaki Mori
浩明 毛利
Shinjiro Ueda
真二郎 上田
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Abstract

【課題】本発明は、周波数の異なるノイズ信号を除去するためにICを取り替える場合でも、基板自体の設計変更をする必要はなく、これにより、部品点数の削減ができる角速度センサを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の角速度センサは、基板11における複数の表面配線13の各々に内側バンプ接合部14および外側バンプ接合部15を設けるようにしたものである。これにより、基板自体の設計変更をする必要はなくなるため、部品点数の削減ができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、特に、デジタルスチルカメラの手ぶれ防止システム等の電子機器や、自動車のナビゲーションシステム等の車両システムに利用可能な角速度センサに関するものである。
従来のこの種の角速度センサは、図9および図10に示すように構成されていた。
図9は従来の角速度センサの斜視図、図10は同角速度センサにおける振動子の上面図である。
図9、図10において、1は基板で、この基板1の上面には表面配線(図示せず)を設けている。2は一対の振動子で、この振動子2の上面には、基準電極層3と、この基準電極層3の上面に設けられた圧電薄膜層4と、この圧電薄膜層4の上面に設けられた駆動電極5および一対の検出電極6とが設けられている。7はICで、このIC7は前記振動子2における検出電極に発生する出力信号を処理して、角速度信号を出力するものである。また、前記IC7の下面にはバンプ電極(図示せず)を設けており、そしてこのバンプ電極(図示せず)は基板1における表面配線(図示せず)と電気的に接続している。そしてまた、このIC7は、例えば、動作時に振動子2の質量のアンバランス等により生じる大小さまざまな周波数のノイズ信号を除去するノイズ信号除去手段(図示せず)を有している。8はカバーで、このカバー8は前記基板1の上面を覆うように設けられるとともに、内側に、前記振動子2およびIC7を収納している。
上記のように構成された従来の角速度センサについて、次にその動作を説明する。
振動子2の駆動電極5に交流電圧が負荷されると、振動子2が駆動方向に駆動周波数で振動駆動する。そして、この状態において、振動子2の長手方向の軸回りに角速度が負荷されると、コリオリ力により、振動子2が検出方向に検出振動数で振動する。そして、この振動により、一対の検出電極6から発生する電荷からなる出力信号をIC7により信号処理して角速度を検出するものであった。
そして、角速度センサの出力信号の精度を安定させるためには、動作時に発生する周波数の異なるノイズ信号毎に、ノイズ信号除去手段(図示せず)の能力の異なるIC7を基板1に実装することにより、角速度センサの出力信号を安定させることができるものであった。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−284551号公報
しかしながら、上記した従来の構成においては、角速度センサの出力信号を安定させるためには、ノイズ信号除去能力の異なるIC7に取り替える必要があるため、IC7のバンプ電極(図示せず)の寸法に合わせた表面配線(図示せず)を基板1に設けなければならず、その結果、基板1自体を設計変更しなければならないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、周波数の異なるノイズ信号を除去するためにICを取り替える場合でも、基板自体の設計変更をする必要はなく、これにより、部品点数の削減ができる角速度センサを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、内底面に複数の表面配線を有する凹部を設けた基板と、この基板の上面に設けられ、かつ駆動電極および検出電極を有する振動子と、前記基板の凹部に位置して設けられるとともに下面にバンプ電極を設け、かつ前記振動子からの出力信号を処理して角速度信号を出力するICとを備え、前記基板における複数の表面配線の各々に少なくとも2つのバンプ接合部を設けたもので、この構成によれば、基板における複数の表面配線の各々に少なくとも2つのバンプ接合部を設けているため、角速度センサに使用される周囲のノイズ状況に合わせてICを取り替える場合でも、基板の表面配線に設けられた一方のバンプ接合部を選択して使用することができ、これにより、基板自体の設計変更をする必要はなくなるため、部品点数の削減ができるという作用効果を有するものである。
以上のように本発明の角速度センサは、内底面に複数の表面配線を有する凹部を設けた基板と、この基板の上面に設けられ、かつ駆動電極および検出電極を有する振動子と、前記基板の凹部に位置して設けられるとともに下面にバンプ電極を設け、かつ前記振動子からの出力信号を処理して角速度信号を出力するICとを備え、前記基板における複数の表面配線の各々に少なくとも2つのバンプ接合部を設けているため、角速度センサを使用される周囲のノイズ状況に合わせてICを取り替える場合でも、表面配線に設けられた一方のバンプ接合部を選択して使用することができ、これにより、基板自体の設計変更をする必要はなくなるため、部品点数の削減ができる角速度センサを提供することができるという優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の一実施の形態における角速度センサについて、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における角速度センサの分解斜視図、図2は同角速度センサから上蓋を取り外した状態を示す斜視図、図3は同角速度センサの上面図、図4は同角速度センサの側断面図、図5は同角速度センサにおける上蓋および振動子を取り外した状態を示す上面図、図6は同角速度センサにおける振動子の上面図、図7は同角速度センサにおけるICの下面図である。
図1〜図7において、11はセラミックを積層して焼成することにより構成された基板で、この基板11は上面に凹部12を設けるとともに、この凹部12の内底面に、図5に示すように、複数の表面配線13を放射線状に設けている。また、前記基板11における複数の表面配線13には、内側バンプ接合部14および外側バンプ接合部15をそれぞれ設けており、そして複数の内側バンプ接合部14および外側バンプ接合部15は方形状に位置するように構成されている。そしてまた、前記基板11には、図4に示すように、積層状に上面から下面にわたってAgからなる配線パターン16を設けている。また、前記基板11の上面には図5に示すように、Agからなる振動子電極17と部品実装電極18を設けている。19は音叉形状のシリコン基板(図示せず)の上面にPZTからなる圧電薄膜(図示せず)を設けたX軸振動子で、このX軸振動子19は前記基板11の上面に設けられるとともに、図6に示すように、上面に駆動電極20および検出電極21を設けている。22はY軸振動子で、このY軸振動子22は前記基板11の上面に設けられるとともに、前記X軸振動子19と同様、上面に駆動電極20および検出電極21を設けている。
また、前記基板11の上面に設けた振動子電極17は、前記X軸振動子19とY軸振動子22における駆動電極20および検出電極21とワイヤー線23により電気的に接続されている。24はICで、このIC24は前記基板11の凹部12に設けられるとともに、図7に示すように、下面に、方形形状に整列するようにバンプ電極25を設けており、かつこのバンプ電極25は、基板11の表面配線13における外側バンプ接合部15と電気的に接続しているものである。また、IC24におけるバンプ電極25から表面配線13、配線パターン16、振動子電極17およびワイヤー線23を介して前記X軸振動子19およびY軸振動子22における駆動電極20に駆動電圧を供給している。また、前記IC24は、前記X軸振動子19およびY軸振動子22における検出電極21からの出力信号を、ワイヤー線23、振動子電極17、配線パターン16、表面配線13を介して入力するとともに、信号処理をして外部に出力しているものである。
26は前記基板11の上面に設けられたチップ部品で、このチップ部品26は前記IC24とともに信号処理をしている。27は上蓋で、この上蓋27は前記基板11の上面を覆うことによりX軸振動子19、Y軸振動子22およびチップ部品26を保護している。
以上のように構成された本発明の一実施の形態における角速度センサについて、次にその製造方法を説明する。
まず、基板11の上面に設けた凹部12に、エポキシ系の熱硬化性樹脂を塗布した後、凹部12にIC24を搭載し、さらに高温雰囲気中で熱硬化性樹脂を硬化させることにより、基板11にIC24を固着し、そしてこのIC24におけるバンプ電極25を基板11の表面配線13における外側バンプ接合部15に電気的に接続する。
次に、基板11におけるX軸振動子19およびY軸振動子22を載置する位置に、エポキシ系の熱硬化性樹脂を塗布した後、部品実装電極18に、Agと樹脂とをペースト状にした導電性熱硬化性樹脂を塗布する。
次に、基板11の上面にX軸振動子19、Y軸振動子22およびチップ部品26を載置した後、基板11を約150℃の高温槽(図示せず)に約90分投入して、基板11の上面にX軸振動子19、Y軸振動子22およびチップ部品26を固着する。
次に、X軸振動子19およびY軸振動子22と基板11における振動子電極17とを、ワイヤー線23のワイヤーボンディングにより電気的に接続する。
最後に、基板11の上面に上蓋27を取り付ける。
以上のようにして構成され、かつ組み立てられた本発明の一実施の形態における角速度センサについて、次にその動作を説明する。
IC24から基板11における配線パターン16、振動子電極17、ワイヤー線23を介してX軸振動子19およびY軸振動子22の駆動電極20に交流電圧が負荷されると、X軸振動子19およびY軸振動子22は、各々の振動方向に所定の周波数で振動駆動する。この状態において、X軸振動子19にX軸方向を中心軸として角速度が負荷されると、コリオリ力によりX軸振動子19における検出電極21に出力信号が発生する。また、これと同様に、Y軸振動子22にY軸方向を中心軸として角速度が負荷されると、コリオリ力によりY軸振動子22における検出電極21に出力信号が発生する。
そして、これらの出力信号をワイヤー線23、振動子電極17、配線パターン16を介してIC24に入力して信号処理することにより、X軸方向およびY軸方向の角速度を検出するものである。
ここで、X軸振動子19およびY軸振動子22の質量バランスの変動により、異なる周波数のノイズ信号が発生する場合を考えると、図5に示すように、本発明の一実施の形態における角速度センサにおいては、複数の表面配線13の各々に内側バンプ接合部14および外側バンプ接合部15を設けているため、X軸振動子19およびY軸振動子22から発生するノイズ信号に合わせてIC24を取り替え、そして図8に示すように小型のIC24を基板11に実装することができるものである。この場合、基板11の表面配線13に設けられた内側バンプ接合部14を選択して使用することができるため、基板11自体の設計変更をする必要はなくなり、これにより、部品点数の削減ができるという効果が得られるものである。
本発明に係る角速度センサは、周波数の異なるノイズ信号を除去するためにICを取り替える場合でも、基板自体の設計変更をする必要はなくなって、部品点数の削減ができる角速度センサを提供することができるという効果を有するものであり、特にデジタルスチルカメラの手ぶれ防止システム等の電子機器や、自動車のナビゲーションシステム等の車両システムに利用可能な角速度センサ等として有用なものである。
本発明の一実施の形態における角速度センサの分解斜視図 同角速度センサから上蓋を取り外した状態を示す斜視図 同角速度センサの上面図 同角速度センサの側断面図 同角速度センサにおける上蓋および振動子を取り外した状態を示す上面図 同角速度センサにおける振動子の上面図 同角速度センサにおけるICを下側から見た状態を示す斜視図 同角速度センサから上蓋を取り外すとともに、ICを取り替えた状態を示す上面図 従来の角速度センサの斜視図 同角速度センサにおける振動子の上面図
符号の説明
11 基板
12 凹部
13 表面配線
14 内側バンプ接合部
15 外側バンプ接合部
19 X軸振動子
20 駆動電極
21 検出電極
22 Y軸振動子
24 IC

Claims (1)

  1. 内底面に複数の表面配線を有する凹部を設けた基板と、この基板の上面に設けられ、かつ駆動電極および検出電極を有する振動子と、前記基板の凹部に位置して設けられるとともに下面にバンプ電極を設け、かつ前記振動子からの出力信号を処理して角速度信号を出力するICとを備え、前記基板における複数の表面配線の各々に少なくとも2つのバンプ接合部を設けた角速度センサ。
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