JP2009019371A - 地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法、地中壁 - Google Patents

地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法、地中壁 Download PDF

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Abstract

【課題】手間をかけずに、先打ちパネルを構築する際に、接合金物を保持する打ち継ぎ部形成具内にコンクリートが流入することを防止する。
【解決手段】地中連続壁の先打ちパネル及び後打ちパネル夫々にその両端が埋設されて、これら先打ちパネル及び後打ちパネルを互いに接合する接合金物を着脱自在に保持し、先打ちパネルに剥離可能に固着される打ち継ぎ部形成具100は、接合金物の一部を収容可能な溝151が形成され、この溝151の内面の少なくとも一部に露出するようにゴム材140が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、先打ちパネルに連続して後打ちパネルを構築することにより構築された地中壁における先打ちパネルと後打ちパネルとの打継ぎ部の施工方法及びこの方法で用いられる打ち継ぎ部形成具に関する。
従来より、先打ちパネルに連続して後打ちパネルを構築することにより地中壁を構築する方法が用いられている。このような方法では、先打ちパネルの端部のコンクリートを削ることにより凹凸面を形成し、この凹凸面を打ち継ぎ面として後打ちパネルを構築することにより、先打ちパネル及び後打ちパネルを構成するコンクリートを打ち継いでいた。ここで、コンクリートの打ち継ぎ面は、一体に構築したコンクリートに比べてせん断力に対する強度が低下する。このため、地中壁の打ち継ぎ面におけるせん断耐力を確保するべく、地中壁の厚さを厚くし、打ち継ぎ面の面積を大きくする方法が用いられていた。
しかしながら、地中壁の厚さを厚くするとコスト高となる。そこで、例えば、特許文献1には、先打ちパネルを構成するコンクリートを打設する際に、先打ちパネルと後打ちパネルとの打ち継ぎ面に当たる位置に、波形状の凹凸を備えた接合金物を取り付け可能な溝が形成された打ち継ぎ部形成具を配置し、接合金物の一端が埋設されるように先打ちパネルを構成するコンクリートを打設し、打設したコンクリートが硬化した後、先打ちパネルより打ち継ぎ部形成具を剥離させ、後打ちパネルを構成するコンクリートを打設する方法が記載されている。上記の方法により構築された地中壁は、接合金物が先打ちパネル及び後打ちパネルを跨ぐように埋設されることとなり、これにより、地中壁の厚さを厚くすることなく、打ち継ぎ部におけるせん断耐力を向上することができる。
特開2003−342950号公報
上記の施工方法では、先打ちパネルを構成するコンクリートを打設する際に、打ち継ぎ部形成具内にコンクリートが流入してしまうと、打ち継ぎ部形成具を剥離する際に抵抗となるため作業性が低下する。また、打ち継ぎ部形成具を再利用する際にノロの洗浄を行わなければならず、非常に手間がかかる。
そこで、特許文献1には、打ち継ぎ部形成具内にコンクリートが流入することを防止するため、接合金物の表裏面に帯板状に形成されたゴム製の止水部材を取り付けることが記載されている。しかしながら、この方法では、止水部材の取り付けに非常に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、手間をかけずに、先打ちパネルを構築する際に、接合金物を保持する打ち継ぎ部形成具内にコンクリートが流入することを防止することである。
本発明の打ち継ぎ部形成具は、地中壁の先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように埋設される接合金物を、前記先打ちパネルを構築するのに先立って、前記先打ちパネル側に突出するように着脱自在に保持するための打ち継ぎ部形成具であって、前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成され、前記収容溝の内面の少なくとも一部に露出するように止水材が設けられていることを特徴とする。
ここで、上記の打ち継ぎ部形成具において、一方の面に溝が形成された板材を備え、前記止水材は前記接合金物に対応する形状に形成されており、当該止水材が前記溝の側面に取り付けられることにより、前記収容溝が形成されてもよい。
また、前記板材は、帯状に形成されたベース板と、前記ベース板に、その側面が対向するように取り付けられた複数の条材と、からなり、前記溝は、前記ベース板の表面と、前記複数の条材の対向する面と、により形成されていてもよい。
前記接合金物は、前記地中壁の深さ方向に台形状の凹凸部が連続して設けられた波形鉄板であり、前記止水材は、前記波形鉄板の前記凹凸部の形状に合わせた台形状であり、前記溝の両側に交互に取り付けられることにより前記波形鉄板の形状に一致する形状の前記収容溝が形成されてもよい。
また、前記止水材の前記先行パネル側の表面に、前記止水材の剥離を防止する押さえ鉄板が取り付けられていてもよい。
また、本発明の地中壁の打ち継ぎ部施工方法は、先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように接合金物が埋設されて構成される地中壁の打ち継ぎ部の施工方法であって、前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成され、前記収容溝の内面の少なくとも一部に露出するように止水材が設けられた打ち継ぎ部形成具の前記収容溝に前記接合金物を嵌合させ、前記接合金物を前記先打ちパネル側表面より突出するように着脱自在に保持する第1ステップと、前記接合金物の一端が埋設されるように前記先打ちパネルを構築する第2ステップと、前記打ち継ぎ部形成具を前記接合金物から離脱させつつ前記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、前記接合金物の他端が埋設されるように前記後打ちパネルを構築する第4ステップと、を備えることを特徴とする。
ここで、前記第1ステップでは、前記溝に前記接合金物を嵌合させるとともに、経時的に固化する流動体を前記接合金物と前記溝の隙間に流し込んでもよく、前記流動体は、水ガラスであってもよい。
また、本発明の地中壁の打ち継ぎ部施工方法は、先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように接合金物が埋設されて構成される地中壁の打ち継ぎ部の施工方法であって、前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成された打ち継ぎ部形成具の前記収容溝に前記接合金物を嵌合させるとともに、経時的に固化する流動体を前記接合金物と前記収容溝の隙間に流し込み、前記接合金物を前記先打ちパネル側表面より突出するように着脱自在に保持する第1ステップと、前記接合金物の一端が埋設されるように前記先打ちパネルを構築する第2ステップと、前記打ち継ぎ部形成具を前記接合金物から離脱させつつ前記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、前記接合金物の他端が埋設されるように前記後打ちパネルを構築する第4ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の地中壁は、上記の方法により打ち継ぎ部を構築したことを特徴とする。
本発明によれば、打ち継ぎ部形成具の溝に接合金物を嵌合させた状態において、接合金物に止水材が密着するため、先打ちパネルを構成するコンクリートを打設する際に溝にコンクリートが流入することを防止できる。
以下、本発明の地中壁の打ち継ぎ部の施工方法の一実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の打ち継ぎ部の施工方法により構築された地中連続壁2の打ち継ぎ部10の構成を示す図であり、(A)は、内部の構造を示すべく、一部を除去して示す正面図であり、(B)は、(A)におけるI−I´断面図であり、(C)は、(B)におけるII部の拡大図である。同図に示すように、地中連続壁2は、コンクリート4A,4B内に鉄筋かご5A,5Bが埋設されてなる先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bが連続して構築されることにより構成されている。打ち継ぎ部10は、地中連続壁2の幅方向中央に打ち継ぎ面Fを縦断するように設けられ、先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bに両端が埋設された止水板30と、止水板30の幅方向両側に打ち継ぎ面Fを縦断するように設けられ、先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bに両端が埋設された波形鉄板20とを備える。
図2は、波形鉄板20の鉛直断面図である。同図に示すように、波形鉄板20は、縦方向に台形状の凹凸20Aが連続して形成された鋼板であり、地中連続壁2の深さ方向全長に亘るような長さを有する。先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bを構成するコンクリート4A,4Bは、波形鉄板20の表裏面の凹凸20Aに入り込んだ状態で硬化している。上記のように、波形鉄板20が先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bを構成するコンクリート4A,4Bの打ち継ぎ面Fを跨ぐように埋設されていることにより、打ち継ぎ面Fを通るような水平方向のせん断力が作用しても、波形鉄板20を介して先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bとの間で応力が伝達され、このようなせん断力に抵抗することが可能となる。さらに、地中連続壁2に水平方向にせん断力が作用した場合には、凹凸20Aが台形状に形成されているため、凹凸20Aにおいて支圧効果が生じ、より効率よく先打ちパネル3Aと後打ちパネル3Bとの間でせん断力の伝達が行われるため、打ち継ぎ面Fのせん断耐力が向上される。
図3は、止水板30の水平断面図である。止水板30は、波形鉄板20に比べて剛性の低い、柔軟性有するゴム製の平板状の部材であり、地中連続壁2の深さ方向全長に亘るような長さを有する。図3に示すように、止水板30の表裏両面には凸部30Aが形成されており、先打ちパネル3A及び後打ちパネル3Bを構成するコンクリート4A、4Bは、この凸部30Aを取り囲んだ状態で硬化している。
上記のように止水板30が柔軟性を有することにより、地震動などにより打ち継ぎ面Fに相対変形が生じた場合であっても、これに追従して止水板30が変形することができる。さらに、止水板30の凸部30Aがコンクリート4A、4Bと係合することで、地中連続壁2に変形が生じても、止水板30の両端部が先打ちパネル3A及び後打ちパネル3B内部に埋設された状態が保たれ、打ち継ぎ部10の長期的な止水性を保つことができる。
また、止水板30の幅方向中央には、内部が空洞となった拡幅部30Bが設けられている。これにより、後述するように、止水板30を確実に打ち継ぎ部形成具100の溝に嵌合させることができ、さらに、この拡幅部30Bが打ち継ぎ部形成具100の第1の溝150に密着するため、後述するコンクリートを打設する際に、溝内部にコンクリートが流入することを防止できる。
図4は、本実施形態の地中連続壁2の打ち継ぎ部10の施工に用いられる打ち継ぎ部形成具100を示す図であり、(A)は鉛直方向正面図であり、(B)は(A)におけるI−I´断面図であり、(C)は(A)におけるII部の拡大図である。打ち継ぎ部形成具100は、地中連続壁2を構成する先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aを打設する際に、先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aに端部が埋設されるように、波形鉄板20及び止水板30を先行パネル3A側に突出するように保持するためのものである。同図に示すように、打ち継ぎ部形成具100は、地中連続壁2の断面形状に合わせて形成された鋼製の帯状のベース板110と、このベース板110の一方の面(先打ちパネル側の面)の幅方向両側に溶接により取り付けられた一対の第1の条材120及びこれら一対の第1の条材120の間に溶接により取り付けられた第2の条材130と、第1の条材120及び第2の条材130の対向する側の面に交互に取り付けられた平面視台形状のゴム材140と、ゴム材140に合致する形状の台形鉄板141と、から構成される。
一対の第2の条材130の互いに対向する面は平面状に形成されており、一対の第2の条材130間に直線状に延びる第1の溝150が形成されることとなる。
図5(A)は、第1の条材120及び第2の条材130の対向する側の側面にゴム材140及び台形鉄板141の取り付けられた様子を示す斜視図であり、(B)は分解図である。同図に示すように、第1の条材120と第2の条材130の互いに対向する面は平板状に形成されており、これら第1の条材120と第2の条材130の間に長さ方向に直線状に延びる溝が形成されることとなる。第1の条材120及び第2の条材130の互いに対向する側面には、正面視において、波形鉄板20の形状に合致した複数の台形状のゴム材140が例えば接着剤により交互に取り付けられている。さらに、台形鉄板141が、ゴム材140のベース板110と対向する側の面に当接するとともに、その表面が第1の条材120及び第2の条材130の表面と同一平面状になるように第1の条材120及び第2の条材130に溶接接続されている。
かかる構成により、打ち継ぎ部形成具100の先打ちパネル3A側の面には、正面視において幅方向中央付近に長さ方向に直線状に延びる第1の溝150が形成されるとともに、第1の溝150の壁幅方向両側には、正面視において波形鉄板20の形状に対応する波形状となり、側面の一部にゴム材140が露出した一対の第2の溝(特許請求の範囲における収容溝に相当)151が形成されることとなる。
以下、上記の打ち継ぎ部形成具100を用いた地中壁2の打ち継ぎ部10の施工方法を説明する。
図6〜図14は、本実施形態の施工方法を説明するための図である。
まず、図6に示すように、先打ちパネル3Aを形成するにあたり、揚重機200により揚重した掘削装置210により先打ちパネル3Aにあたる部分の地盤を掘削し、掘削孔6Aを形成する。次に、図7に示すように、揚重機200により先打ちパネル3Aに埋設される鉄筋かご5Aを揚重し、掘削孔6A内に鉄筋かご5Aを挿入する。
次に、地上において、打ち継ぎ部形成具100に波形鉄板20及び止水板30を取り付ける。図15は、打ち継ぎ部100に波形鉄板20及び止水板30を取り付ける様子を示す図である。まず、図15(A)に示すように、打ち継ぎ部形成具100の中央に形成された第1の溝150に止水板30を、その両脇に形成された第2の溝151に波形鉄板20を嵌め込む。
止水板30は、一方の端部から拡幅部30Bまでの部分が第1の溝150の内部に挿入されており、拡幅部30Bが条材130により挟みこまれた状態となることにより、打ち継ぎ部形成具100に保持される。なお、止水板30はゴム製の弾性を備えた部材であるため、例えば、上方から小槌などで叩くことなどにより、容易に打ち継ぎ部形成具100の第1の溝150に嵌め込むことができる。
このように、拡幅部30Bが条材130により挟み込まれた状態となることにより、拡幅部30Bの表面が第1の溝150の表面に密着するため、後述するように先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aを打設する際に、第1の溝150の内部にこの打設したコンクリートが流入することを防止できる。
また、波形鉄板20は、その幅方向の一方の端部から略中央付近までが第2の溝151に挿入された状態で保持されている。上記のように、第2の溝151は波形鉄板20の形状に合わせて形成されているため、波形鉄板20を嵌め込むことにより、打ち継ぎ部形成具100に保持させることが可能となる。また、第2の溝151に波形鉄板20を嵌め込むと、波形鉄板20はゴム材140と密着することとなる。これにより、後述するように、コンクリートを打設した際に、第2の溝151の内部にコンクリートが流入することを防止できる。
上記のように打ち継ぎ部形成具100に波形鉄板20及び止水板30を取り付けた状態で、図15(B)に示すように、第2の溝151と波形鉄板20との間の隙間に水ガラス160を充填する。水ガラス160は、珪酸ソーダに土質安定剤を加えることにより形成され、形成後所定の時間経過すると硬化する性質を有する流動性を有する物質である。また、硬化後の水ガラス160は、コンクリート4A,4Bに比べて、波形鉄板20に対する付着強度が低く、また、その強度もコンクリート4A,4Bに比べて低い。珪酸ソーダとしては、JIS3号に適合する珪酸ソーダを用いることができ、また、土質安定剤としては、例えば、東亞合成株式会社製のアロンSR−80M(商品名)を用いることができる。なお、水ガラス160が硬化するまでの時間は、珪酸ソーダと土質安定剤との混合比率を調整することにより調整可能であり、充填する作業に必要となる時間に応じて適宜調整すればよい。
水ガラス160を充填する際には、打ち継ぎ部形成具100を第2の溝151が上方に向くように支持し、所定の時間が経過する以前にじょうろ161などを用いて、第2の溝151に流し込む。第2の溝151に流しこまれた水ガラス160は、第2の溝151と波形鉄板100との隙間に流れこみ、その後、所定の時間が経過すると硬化する。これにより、第2の溝151と波形鉄板20との隙間を硬化した水ガラス160により閉塞することができる。
次に、図8に示すように、揚重機200を用いて、先打ちパネル3Aの両端部にあたる位置に波形鉄板20及び止水板30を取り付けた打ち継ぎ部形成具100を、波形鉄板20及び止水板30が先打ちパネル3Aの側に突出するように配置する。
次に、図9に示すように、掘削孔6Aに波形鉄板20及び止水板30の周囲に十分充填されるようにコンクリート4Aを打設する。この際、上記のように第2の溝151の側面にゴム材141が露出しているため、このゴム材141と波形鉄板20とが密着し、第2の溝151の内部にコンクリートが流入することを防止できる。さらに、第2の溝151と波形鉄板20との間に多少の隙間が生じるが、上記のようにこの隙間に水ガラス160が充填され、この隙間を閉塞した状態で硬化しているため、第2の溝151内にコンクリートが流入することを防止できる。
そして、この打設したコンクリート4Aが硬化することにより、波形鉄板20及び止水板30の一端が埋設された状態の先打ちパネル3Aの構築が完了するとともに、打ち継ぎ部形成具100の先打ちパネル3A側の面がコンクリート4Aに固着された状態となる。
次に、図10に示すように、先打ちパネル3Aの掘削孔6Aを形成した場合と同様にして、揚重機200により掘削装置210を揚重して、後打ちパネル3Bにあたる部分の地盤を掘削し、掘削孔6Bを形成する。
次に、図11に示すように、波形鉄板20及び止水板30を打ち継ぎ部形成具100より離脱させながら打ち継ぎ部形成具100を先打ちパネル3Aから剥離し、揚重機200により掘削孔6Bから撤去する。この際、打ち継ぎ部形成具100を先打ちパネル3Aより剥離する手段としては、図17に示すような、例えば、掘削装置210の側部に取り付け可能な剥離部材220を用いるとよい。
図18は、剥離部材220の詳細な構成を示す図である。同図に示すように剥離部材220は、取り付け可能な部材をコの字型の部材であり、掘削装置210に着脱自在に取り付けられる取り付けフレーム221と、この取り付けフレーム221の両端に回動可能に取り付けられたL字型状の一対の剥離ピース222とから構成される。剥離ピース222のL字型に屈曲した部分222Aには、その下端に鋭利な爪部222Bが設けられている。
打ち継ぎ部形成具100を先打ちパネル3Aから剥離して撤去する場合には、図16(B)に示すように、剥離ピース222の屈曲した部分222Aが打ち継ぎ部形成具100のベース板110と先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aとの間に入り込むように、剥離ピース222が取り付けられた掘削装置210を揚重機200により移動する。
そして、図11に示すように、掘削装置210の重量により、爪部222Bがくさびを打つようにして、打ち継ぎ部形成具100と先打ちパネル3Aとの間に貫入され、図16(C)に示すように、打ち継ぎ部形成具100が先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aから剥離される。なお、この際、上記のように打ち継ぎ部形成具100の内部にコンクリートが流入することが防止されているため、スムーズに打ち継ぎ部形成具100を剥離させることが可能となる。
また、第2の溝151に充填され、硬化した水ガラス160は、上記のようにコンクリート4Aに比べて強度が低く、また、波形鉄板20に対する付着強度が低い。このため、波形鉄板20の周囲には硬化した水ガラス160存在することとなるが、打ち継ぎ部形成具100をコンクリート4Aから剥離する際に、波形鉄板20は水ガラス160を粉砕しながら、第2の溝151から引き抜かれることとなり、打ち継ぎ部形成具100を剥離する際の抵抗となることはない。
また、この際、図11に示すように、打ち継ぎ部形成具100を下端を中心に傾斜させることにより剥離させているため、先打ちパネル3Aに埋設された状態の波形鉄板20が第2の溝151を形成するゴム材140に干渉するが、ゴム材140の表面に当接するように台形鉄板141を設けられており、この台形鉄板141がゴム材140を押えるため、ゴム材140が剥がれ落ちることを防止できる。
上記のように打ち継ぎ部形成具100を先打ちパネル3Aより剥離すると、打ち継ぎ部形成具100が固着していた側の面には、後打ちパネル3Bの側に向けて止水板30及び波形鉄板20の他端が突出することとなる。なお、先打ちパネル3Aより剥離された打ち継ぎ部形成具100は、後に連続して地中連続壁2を構築していく場合には、これらの打ち継ぎ部10を形成する場合に再利用することができる。
次に、図12に示すように、後打ちパネル3Bにあたる位置に形成された掘削孔6B内に鉄筋かご5Bを建て込む。
次に、図13に示すように、揚重機200により、後打ちパネル3Bの端部にあたる位置に止水板30及び波形鉄板20を取り付けた打ち継ぎ部形成具100を設置する。そして、後打ちパネル3Bを構成するコンクリート4Bを掘削孔6B内に打設する。この打設したコンクリート4Bが硬化することにより、図14に示すように、後打ちパネル3Bが完成するとともに、止水板30及び波形鉄板20の他端は後打ちパネル3B内に埋設されることとなり、先打ちパネル3Aと後打ちパネル3Bの打ち継ぎ部10が形成される。
上記の工程を繰り返し行うことにより、連続してパネルを構築していくことができ、これにより所望の長さの地中連続壁2を構築することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、打ち継ぎ部形成具100の第2の溝151を、所定の間隔をあけて配置された第1の条材120及び第2の条材130の対向する面に、台形のゴム材140を取り付けることとしたため、波形鉄板20とゴム材140とが密着し、先打ちパネル3Aを構成するコンクリート4Aを打設する際に、このコンクリートが第2の溝151に入りこむことを防止できる。
さらに、波形鉄板20と第2の溝151の隙間に水ガラス160を充填することにより、より強固にコンクリートの入りこみを防止できる。また、水ガラス160は、コンクリート4Aに比べて、波形鉄板20に対する付着強度が低く、強度も低いため、打ち継ぎ部形成具100を剥離する際に、硬化した水ガラス160が破砕しながら容易に波形鉄板20を引き剥がすことが可能となる。
また、ゴム材140の上面に台形鉄板141を取り付けることにより、打ち継ぎ部形成具100を剥離する際に、波形鉄板20とゴム材140が干渉しても、ゴム材140が剥がれ落ちることを防止できる。
なお、本実施形態では、第2の溝151と波形鉄板20との隙間に水ガラス160を充填することとしたが、これに限らず、コンクリート4A、4Bに比べて、波形鉄板20に対する付着強度が低いとともに強度が低く、さらに、隙間に充填する際には、流動性を有し、所定の期間の経過後に硬化する物質であれば用いることができる。
また、本実施形態では、第2の溝151に波形鉄板20を嵌め込んだ後、水ガラス160を隙間に流しこむこととしたが、これに限らず、予め、第2の溝151に水ガラス160を充填しておき、水ガラス160が硬化する前に、第2の溝151に波形鉄板20を嵌め込むものとしてもよい。
また、本実施形態では、止水材としてゴム材140を用いる構成としたが、これに限らず、例えば、樹脂などの弾性を有し、波形鉄板20に密着する物質であれば用いることができる。
また、本実施形態では、第1の条材120及び第2の条材130の対向する面に、台形のゴム材140を取り付けることにより第2の溝151の内面にゴム材140を露出させる構成としたが、これに限らず、第2の溝151の側面にゴム材を接着するなど、溝の内面にゴム材が露出する構成であればよい。
また、本実施形態では、一対の波形鉄板30を地中連続壁2の幅方向両側に埋設する構成としたが、これに限らず、打ち継ぎ部に必要とされるせん断耐力に応じて波形鉄板30の枚数を増減させてもよい。この際、打ち継ぎ部形成具100には、波形鉄板30の埋設される位置に合わせて正面視波形状の溝を設けることとなる。
また、本実施形態では、止水板20を幅方向中央に埋設することとしたが、これに限らず、打ち継ぎ面を跨ぐように埋設されていればよい。
また、本実施形態では。打ち継ぎ部形成具100の第2の溝151の内部に露出するようにゴム材140を設ける構成としたが、これに限らず、波形状の溝が形成された打ち継ぎ部形成具100の前記溝に波形鉄板30を嵌め込み、波形鉄板30と溝の間に流動性を有し、経時的に硬化するゴム材を流しこむこととしてもよい。なお、この場合には、波形状の溝の内部にゴム材を露出させる必要はない。また、このゴム材に替えて水ガラスを用いることも可能である。このような場合には、上記の打ち継ぎ部形成具100に波形鉄板30及び止水板20を取り付ける工程において、ゴム材を流しこむこととなる。
地中連続壁の打ち継ぎ部の構成を示す図であり、(A)は、内部の構造を示すべく、一部を除去して示す正面図であり、(B)は、(A)におけるI−I´断面図であり、(C)は、(B)におけるII部の拡大図である。 波形鉄板の鉛直断面図である。 止水板の水平断面図である。 打ち継ぎ部形成具を示す図であり、(A)は、鉛直方向正面図であり、(B)は、(A)におけるI−I´断面図であり、(C)は、II部の拡大図である。 (A)は、第1の条材及び第2の条材の対向する側の側面にゴム材及び台形鉄板の取り付けられた様子を示す斜視図であり、(B)は分解図である。 先打ちパネルにあたる部分の地盤を掘削し、掘削孔を形成する様子を示す図である。 掘削孔内に先打ちパネルを構成する鉄筋かごを揚重する様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 波形鉄板及び止水板が取り付けられた打ち継ぎ部形成具を建て込む様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 先打ちパネルを構成するコンクリートを打設する様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 後打ちパネルにあたる部分の地盤を掘削し、掘削孔を形成する様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 打ち継ぎ部形成具を剥離する様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 後打ちパネルを構成する鉄筋かごを揚重する様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 後打ちパネルの両端部にあたる位置に打ち継ぎ部形成具を建て込む様子を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 後打ちパネルが完成した状態を示す図であり、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるI−I´断面図である。 打ち継ぎ部形成具に止水板及び波形鉄板を取り付ける様子を示す図である。 打ち継ぎ部形成具を剥離する様子を示す図である。 剥離部材が取り付けられた掘削装置を示す図である。 剥離部材を示す図である。
符号の説明
2 地中連続壁 3A 先打ちパネル 3B 後打ちパネル
4A、4B コンクリート 5A、5B 鉄筋かご 6A、6B 掘削孔
10 打ち継ぎ部 20 波形鉄板 20A 凹凸
30 止水板 30A 凸部 30B 拡幅部
100 打ち継ぎ部形成具 110 ベース板 120 第1の条材
130 第2の条材 140 ゴム材 141 台形鉄板
150 第1の溝 151 第2の溝 160 水ガラス
200 揚重機 210 掘削装置 220 剥離部材
221 取り付けフレーム 222 剥離ピース

Claims (10)

  1. 地中壁の先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように埋設される接合金物を、前記先打ちパネルを構築するのに先立って、前記先打ちパネル側に突出するように着脱自在に保持するための打ち継ぎ部形成具であって、
    前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成され、
    前記収容溝の内面の少なくとも一部に露出するように止水材が設けられていることを特徴とする打ち継ぎ部形成具。
  2. 請求項1記載の打ち継ぎ部形成具であって、
    一方の面に溝が形成された板材を備え、
    前記止水材は前記接合金物に対応する形状に形成されており、当該止水材が前記溝の側面に取り付けられることにより、前記収容溝が形成されていることを特徴とする打ち継ぎ部形成具。
  3. 前記板材は、
    帯状に形成されたベース板と、
    前記ベース板に、その側面が対向するように取り付けられた複数の条材と、からなり、
    前記溝は、前記ベース板の表面と、前記複数の条材の対向する面と、により形成されていることを特徴とする請求項2記載の打ち継ぎ部形成具。
  4. 請求項2又は3記載の打ち継ぎ部形成具であって、
    前記接合金物は、前記地中壁の深さ方向に台形状の凹凸部が連続して設けられた波形鉄板であり、
    前記止水材は、前記波形鉄板の前記凹凸部の形状に合わせた台形状であり、前記溝の両側に交互に取り付けられることにより前記波形鉄板の形状に一致する形状の前記収容溝が形成されることを特徴とする打ち継ぎ部形成具。
  5. 請求項1から4のうち何れかに記載の打ち継ぎ部形成具であって、
    前記止水材の前記先行パネル側の表面に、前記止水材の剥離を防止する押さえ鉄板が取り付けられていることを特徴とする打ち継ぎ部形成具。
  6. 先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように接合金物が埋設されて構成される地中壁の打ち継ぎ部の施工方法であって、
    前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成され、前記収容溝の内面の少なくとも一部に露出するように止水材が設けられた打ち継ぎ部形成具の前記収容溝に前記接合金物を嵌合させ、前記接合金物を前記先打ちパネル側表面より突出するように着脱自在に保持する第1ステップと、
    前記接合金物の一端が埋設されるように前記先打ちパネルを構築する第2ステップと、
    前記打ち継ぎ部形成具を前記接合金物から離脱させつつ前記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、
    前記接合金物の他端が埋設されるように前記後打ちパネルを構築する第4ステップと、を備えることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
  7. 前記第1ステップでは、
    前記収容溝に前記接合金物を嵌合させるとともに、経時的に固化する流動体を前記接合金物と前記収容溝の隙間に流し込むことを特徴とする請求項6記載の地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
  8. 前記流動体は、水ガラスであることを特徴とする請求項7記載の地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
  9. 先打ちパネル及び後打ちパネルにそれらの接合面を通るように接合金物が埋設されて構成される地中壁の打ち継ぎ部の施工方法であって、
    前記接合金物の形状に対応した形状を有する、前記接合金物の前記後打ちパネル側の端部を収容可能である収容溝が形成された打ち継ぎ部形成具の前記収容溝に前記接合金物を嵌合させるとともに、経時的に固化する流動体を前記接合金物と前記収容溝の隙間に流し込み、前記接合金物を前記先打ちパネル側表面より突出するように着脱自在に保持する第1ステップと、
    前記接合金物の一端が埋設されるように前記先打ちパネルを構築する第2ステップと、
    前記打ち継ぎ部形成具を前記接合金物から離脱させつつ前記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、
    前記接合金物の他端が埋設されるように前記後打ちパネルを構築する第4ステップと、を備えることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
  10. 請求項6から9のうち何れかに記載の方法により打ち継ぎ部を構築したことを特徴とする地中壁。
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