JP2009018915A - 物品の仕分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送コンベヤで移送される物品を選別して仕分コンベヤに排出する際に、効率よく且つ物品を傷つけることなく確実に排出する。
【解決手段】搬送コンベヤ3と仕分コンベヤ6との間に、複数の収容室に区画されていて且つ搬送コンベヤ3から放出した物品を一時的に収容する中間ホッパー7が設けられ、収容室の下面を塞ぐ底部材は、実質的に水平方向にスライドして収容室毎に個別に下面を開放する。搬送コンベヤ3から、中間ホッパー7の複数の収容室のうちの1つに物品を放出して収容させ、収容した物品の数が所定数に達すると、他の収容室に搬送コンベヤ3から物品を放出させるように仕分部の放出切替手段を切り替えるとともに、所定数の物品が収容されている前記収容室の底部材を開放して、物品4を仕分コンベヤに載置されている集荷用コンテナ20に落下させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、物品を搬送コンベヤに沿って移送しながら、等級等に応じて選別して仕分ラインへ排出する物品の仕分装置に関するものである。
従来から、搬送コンベヤで移送される物品を、搬送コンベヤに沿って設けた複数の仕分部にて選別して排出する構成において、搬送コンベヤと仕分コンベヤとの中間にホッパーを介在させる仕分装置の構成が知られている(特許文献1等)。
特許文献1では、等級に基づいて選択された物品を、搬送コンベヤ(選別コンベヤ)から、固定ホッパーに1つずつ落下させ、同じ等級の物品が固定ホッパーに所定数溜まると、これら所定数の物品をまとめて、固定ホッパーから移動ホッパーを介して仕分コンベヤ(搬出コンベヤ)に落下させるようにしている。各ホッパーの底部はいずれも回動可能な1対の載置用部材で構成されており、底部の中央側から開くように1対の載置用部材が下方へ回動することで物品を落下させるように形成されている。
特開平11−347498号公報(図1参照)
しかしながら、特許文献1のように、各ホッパーから物品を落下放出する際に、ホッパーの底部を構成する1対の載置用部材を、下方に回動させて(下方から見て観音開き状に)開くと、ホッパーの下方に載置用部材の回動に必要なスペース(高さ寸法)を確保しなければならない。換言すれば、ホッパーと、その下方の仕分コンベヤとの間に十分に間隔をあけなければならないため、放出される物品の落差が大きくなり、物品が傷ついたり、多数の物品がばらついて落下し、次の作業に支障を来たしたりする虞があった。また、底部が、下方へ観音開き状に開くから、多数の物品を一度に落下させる際に、物品が載置用部材に引っ掛かって、ホッパーに残ってしまうこともあった。
本発明は、上記問題を解消するものであり、搬送コンベヤで移送される物品を選別して仕分コンベヤに排出する際に、効率よく且つ物品を傷つけることなく確実に排出することができる物品の仕分装置を実現することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明における物品の仕分装置は、所定の基準で等級が判定された物品を第1の方向に搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤに設けた1または複数の仕分部毎に前記搬送コンベヤに交差して配置された仕分コンベヤとを有し、選択した物品を前記搬送コンベヤから前記仕分コンベヤに放出させて仕分ける物品の仕分装置において、前記搬送コンベヤと前記仕分コンベヤとの間には、複数の収容室に区画されていて且つ前記搬送コンベヤから放出した物品を一時的に収容する中間ホッパーが設けられ、前記中間ホッパーには、各収容室の下面を塞ぐ底部材と、この底部材を実質的に水平方向にスライドさせて収容室毎に個別に下面を開放させる開閉手段とが設けられ、前記搬送コンベヤの各仕分部には、前記中間ホッパーの複数の収容室のうちの1つに前記搬送コンベヤから選択的に物品を放出させるための放出切替手段が設けられており、前記搬送コンベヤから、前記中間ホッパーの複数の前記収容室のうちの1つに物品を放出して収容させ、収容した物品の数が所定数に達すると、前記収容室とは異なる他の収容室に前記搬送コンベヤから物品を放出させるように前記仕分部の前記放出切替手段を切り替えるとともに、前記所定数の物品が収容されている前記収容室の底部材を開放して、物品を前記仕分コンベヤに載置されている集荷用コンテナに落下させるように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品の仕分装置において、前記中間ホッパーの内部は、その側壁のうち前記第1の方向側の側壁と対向して設けた仕切壁で、第1の方向に沿って2つの収容室が並ぶように区画されており、前記底部材には、第1の方向に直交する回転軸を有し、且つ前記開閉手段によって前記仕切壁に接近する位置と前記側壁に接近する位置との間で移動可能に設けられた第1の回転体と、前記収容室の下面を被覆可能な平面積を有する帯状であって、その一方の端部が前記側壁側に固定されて前記仕切壁側へ引き出され、前記第1の回転体に上方から下方に巻き付けられて、他方の端部が前記側壁側に固定されているベルト体とが備えられ、前記開閉手段は、前記第1の回転体を前記仕切壁に接近して位置させることによって、前記収容室の下面を覆うように前記ベルト体を張設し、前記第1の回転体を前記仕切壁に接近する位置から前記側壁に接近する位置へ移動させることによって、前記収容室の下面を開放するように前記ベルト体を前記第1の回転体に沿って前記側壁側へ移動させることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の物品の仕分装置において、前記底部材には、前記第1の方向に直交する回転軸を有し且つ前記側壁の外方に配置された第2の回転体が備えられ、前記第2の回転体は前記第1の回転体と連結されて一体的に第1の方向に沿って往復移動可能に設けられており、前記ベルト体の他方の端部は、前記第1の回転体から連続して前記第2の回転体に巻き掛けられてから、前記側壁の外方に固定されており、前記開閉手段は、前記第1の回転体を前記仕切壁側へ突出させることで、前記収容室の下面を閉塞し、前記第2の回転体を前記側壁の外方側へ突出させることで、前記収容室の下面を開放するように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の物品の仕分装置において、前記物品は長物物品であり、その軸線を第1の方向に直交する方向に沿わせて搬送コンベヤで搬送されることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の物品の仕分装置において、前記仕分コンベヤに載置されている前記集荷用コンテナは、前記物品を前記所定数またはその複数倍分受け入れると、前記中間ホッパーの下方に対応する箇所から前記仕分コンベヤにおける次の作業箇所へ移動するように設定されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によると、搬送コンベヤと仕分コンベヤとの間に、複数の収容室に区画された中間ホッパーを設け、搬送コンベヤから放出されて中間ホッパーに収容されている物品を、各収容室の下面を塞ぐ底部材を実質上水平方向にスライドさせて、仕分コンベヤの集荷用コンテナに落下させるようにしている。従って、中間ホッパーの底部材を上下回動式に開放して、物品を集荷用コンテナへ落下させる場合に比べて、中間ホッパーの下方に底部材の開閉のためのスペースを確保する必要がなく、中間ホッパーと仕分コンベヤとを接近させることができる。その結果、中間ホッパーから仕分コンベヤへの物品の落差が小さくなり、傷つきを抑制できる。
また、中間ホッパーの複数の収容室のうちの1つに搬送コンベヤから物品を放出し、前記収容室の物品が所定数に達すると、他の収容室へ搬送コンベヤから物品を放出するように、放出切替手段を切り替えている。つまり、先に所定数に達した収容室から、物品を仕分コンベヤの集荷用コンテナに落下させている間は、他の収容室で、搬送コンベヤからの物品を受け取っているから、搬送コンベヤから中間ホッパーへの物品の放出を、中間ホッパーから集荷用コンテナへ物品を落下させている間であっても、滞りなく行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、中間ホッパーの内部には、第1の方向に沿って収容室が2つ並んで設けられ、且つ、搬送体は第1の方向に沿って移送されているから、搬送体は、中間ホッパーの2つの収容室のうちのいずれか一方の収容室の上を通るときに物品を放出すると、所望の収容室に物品を放出することができる。
また、各収容室の下面を塞ぐ底部材は、下面を開放するときに、第1の回転体が仕切壁に接近する位置から側壁に接近する位置に移動することによって、第1の回転体に巻き付けられたベルト体が、第1の回転体に沿って側壁側に移動する。つまり、ベルト体は、単に平行状にスライドするのではなく、見掛け上、第1の回転体に巻き取られるようにしてスライドするので、収容室から落下する物品は、ベルト体に引き摺られずに速やかに落下することができ、物品が収容室に残ってしまう不都合を生じ難い。
請求項3に記載の発明によれば、底部材には、第1の回転体に加えて、第1の方向に直交する回転軸を有し且つ側壁の外方に配置された第2の回転体が備えられており、第1及び第2の回転体にベルト体が巻き掛けられている。従って、開閉手段が、第1の回転体を仕切壁側に突出させる動作と、第2の回転体を側壁よりも外方に突出させる動作とを切り替えて行う動作、つまり第2の回転体を第1の回転体と反対側に突出させるという簡単な動作で、見掛け上、ベルト体を第1の回転体に巻き付けるように移動させて、収容室の下面を開放することができる。
請求項4に記載の発明によれば、長物物品が、その軸線を第1の方向に直交する方向に沿った向きのままで搬送コンベヤから中間ホッパーの収容室に収容されると、収容室の底部材が第1の方向に沿ってスライドするから、スライド方向と直交する向きに収容されることになる。従って、長物である物品は、底部材がスライドして開くと同時に、順次落下し、スライドする底部材に引き摺られ難く、速やかに収容室から排出される。
請求項5に記載の発明によれば、中間ホッパーの1つの収容室に所定数の物品が溜まると集荷用コンテナに物品を落下させる動作を行う、または前記動作を数回繰り返し、集荷用コンテナに前記所定数またはその複数倍分の物品が入ると、これらを次の作業箇所に移動させるようにしている。
本発明の具体的な形態を、図1〜図9を用いて説明する。図1は、物品の仕分装置1の概略平面図であり、長物野菜(きゅうりや大根、にんじん等)等の、長物の物品4をその等級等に応じて仕分けするように構成されている。ここでは、きゅうりを例示している。
仕分装置1には、図1に示すように、第1の方向(X軸方向)に長く延びる搬送コンベヤ3が、物品4を載置する複数の搬送体2を列状に並べて移送方向Aへ移送するように設けられている。搬送コンベヤ3の物品4の供給箇所(始端)3a寄りの位置には、各物品4の等級を決定するための判定手段51が設けられている。搬送コンベヤ3の途中には、仕分部5が、等級の数に応じて1または複数設けられており、仕分部5では、第1の方向に直交する第2の方向(Y軸方向)に沿って仕分コンベヤ6が延びている。
仕分部5では、図2に示すように、搬送コンベヤ3の搬送体2から物品4が排出されて中間ホッパー7に一時的に収容され、その数が所定数Mに達すると中間ホッパー7から、仕分コンベヤ6に載置されている集荷用コンテナ20に排出される。集荷用コンテナ20は、図1に示すように、仕分コンベヤ6によってその移送方向Bの下流側に設けられた作業箇所60に移送されて、収容されている物品4が作業者Pにより一括して箱材61に移し変えられるように構成されている。
搬送コンベヤ3には、図示していないが、その長手方向の両端部に設けられた駆動スプロケットと従動スプロケットとに、無端チェーンが巻き掛けられており、この無端チェーンに複数の搬送体2が所定のピッチで取り付けられている。駆動スプロケットに駆動された無端チェーンにより、搬送体2は第1の方向(移送方向A)に移動した後、物品4を載置する供給箇所(始端)3a側に循環して戻る。各搬送体2の位置は、駆動スプロケットの移動量をエンコーダ52(図9参照)でカウントすることで検知できるように構成されている。
物品4の等級を決定するための判定手段51は、仕分装置1の制御部50に電気的に接続されている(図9参照)。判定手段51は、選別の目的や物品4の種類に応じて異なるが、例えば、サイズ(長さ、直径)や形状によって選別する場合には、光学センサや画像処理装置等が用いられ、品質によって選別する場合には、糖度計などが用いられる。
各搬送体2における物品4を載置する部分は、図2及び図3に示すように、第1の方向(X軸方向)に隣接して配置された1対の平面視長方形状の載せ板12,12で構成されており、1対の載せ板12は、互いに離間する辺側が、第2の方向に平行な回動軸13によって上下回動可能に軸支されている。加えて、各搬送体2には、載せ板12を上方に回動させる方向に付勢する付勢手段(図示せず)と、各回動軸13の長手方向の一方の端部に突設した突片部15と、突片部15と接触可能な位置に設けたストッパー部16とを有している(図3及び図4(a)参照)。突片部15は、Y軸方向からの側面視で、載せ板12が回動軸13から延びる方向と逆向きで且つ僅かに下向きに突出しており、突片部15の下面側とストッパー部16とが当接するように設けられている。この突片部15がストッパー部16に当接することで、載せ板12が付勢力によって上方に回動し過ぎるのを阻止し、載せ板12の板面を略水平方向に延びる姿勢に保持している。載せ板12は、仕分部5で放出手段11(後述する)が動作する場合を除いて、物品4の載置の有無に拘らず、前述した略水平方向に延びる姿勢で搬送される(図4(a)参照)。
さらに、各回動軸13の長手方向の他方の端部には、仕分部5に設けられている放出手段11(後述する)と当接するための作用片部18が設けられている(図3及び図4(b)参照)。作用片部18は、Y軸方向からの側面視で、載せ板12が回動軸13から略水平方向に延びるときに、回動軸13から載せ板12と同じ方向で且つ斜め上方に突出するように傾斜して設けられている。
物品4は、図3に示すように、その長手方向を第2の方向(Y軸方向)に沿わせて各搬送体2の中央に載置されるので、2つの載せ板12の回動の先端側に跨るように物品4が載置される。従って、各載せ板12には、物品4の移送中は、常に下方側へ押し付ける力が作用するが、上方に回動させる方向に付勢力が作用し、且つ載せ板12が上方に回動し過ぎないように突片部15がストッパー部16に当接しているから、上述したように、載せ板12の板面が略水平方向に延びる姿勢を維持して物品4を移送する。
各仕分部5には、搬送体2に載置された物品4を中間ホッパー7に落下放出させるための放出手段11が、搬送体2の2つ分に対応して、搬送コンベヤ2の上方に第1の方向(X軸方向)に並んで2つ設けられている。後述するように、中間ホッパー7には、第1の方向(X軸方向)に沿って2つの収容室10a、10bが設けられている。搬送体2の物品4を下流側の収容室10aに落下させたい場合には、図2(a)及び図2(c)に示すように、下流側に配置された放出手段11の下方に搬送体2が達したときにこの下流側の放出手段11を動作させる。また、搬送体2の物品4を上流側の収容室10bに落下させたい場合には、図2(b)に示すように、上流側に配置された放出手段11の下方に搬送体2が達したときにこの上流側の放出手段11を動作させる。つまり、2つの収容室10a、10bのうちのいずれの収容室に物品4を落下させるかに応じて、2つの放出手段11のいずれかを選択して動作させている。2つの放出手段11の動作を切り替えるための放出切替手段は制御部50(図9参照)に設けている。また、制御部50には、各収容室に放出した物品4の数が、所定数M本に達したことを検出するセンサ(カウンタでもよい)53も接続されている。
1つの放出手段11として、ここでは、図4(b)に示すように、ピストン11aを上下方向に伸縮動可能に備えた1対のエアシリンダを用いており、各エアシリンダを搬送体2の作用片部18の先端に当接可能に配置している。従って、仕分部5では、搬送コンベヤ3の上方に2対のエアシリンダが、第1の方向(X軸方向)に沿って並んでいる。放出手段11であるエアシリンダのピストン11aが下方に伸長すると、搬送体2に設けられた作用片部18を付勢力に抗して下方に押し下げ、1対の載せ板12を同時に下方へ回動させる。これにより、1対の載せ板12に跨って載置されていた物品4が搬送体2の中央から下方に落下する。なお、放出手段11の構成は、上記構成に限定するものではなく、各放出手段11に1つずつのエアシリンダを設け、この1つのエアシリンダの動作を同時に2つの作用片部18に伝えるような機構を付加してもよい。
中間ホッパー7は、図2、図4、及び図5に示すように、搬送コンベヤ3と仕分コンベヤ6との高さ方向の中間に設けられており、全体として上面が開口した略箱状である。中間ホッパー7の4つの側壁のうち第1の方向(X軸方向)に沿って離間した2つの側壁8、8に対向して、内部に仕切壁9が設けられており、仕切壁9によって2つの収容室10a、10bに区画されている。すなわち、仕切壁9を挟んで第1の方向(X軸方向)に沿って、搬送方向下流側に位置する下流側収容室10aと、搬送方向上流側に位置する上流側収容室10bとが設けられている。
収容室10a、10bの各底面は、それぞれ実質上水平方向にスライド可能な底部材30で覆われている。各底部材30は独立して動作するので、各収容室10a、10bの下面は個別に開閉することができる。各底部材30は、図5に示すように、第1の方向(X軸方向)に離間して配置され且つ開閉手段31で連結された第1の回転体32及び第2の回転体33に、ベルト体34を巻き掛けて構成されている。底部材30は、仕切壁9から側壁8側にスライドすることで下面を開放するので、2つの収容室10a、10bでは、底部材30はY軸方向からの側面視で左右対称的に動作することになる。
開閉手段31は、いずれか一方の収容室10a(10b)に、所定数M本の物品4が収容されたことをセンサ53(またはカウンタ)によって検出すると、制御部50が、該当する収容室10a(10b)の開閉手段31を動作させ、その下面を開口するように底部材30をスライドさせる。
第1及び第2の回転体32、33は、いずれも第2の方向(Y軸方向)に長く延びる回転軸を有しており、2つの回転体32,33は側壁8を挟んで、第1の回転体32が収容室10a(10b)の内部側に、第2の回転体33が収容室10a(10b)の外部側に配置されている。ベルト体34は、収容室10a(10b)の下面を覆う平面積を有しており、ベルト体34の長手方向を、第1の方向(X軸方向)に沿わせて2つの回転体32,33に巻き掛けている。詳細には、ベルト体34は、その一方の端部が側壁8の内面に固定されて仕切壁9側に引き出され、第1の回転体32に対して上方から下方に巻き付けられて側壁8側に引き出され、さらに第2の回転体33の下方か上方に巻き付けられて、他方の端部が側壁8の外方に配置されたフレーム体35に固定されている。
第1及び第2の回転体32、33を連結する開閉手段31としてエアシリンダが適用されており、エアシリンダのピストン31aの一方(中間ホッパー7の内側)の端部に第1の回転体32が、他方(中間ホッパーの外側)の端部に第2の回転体33が取り付けられて、ピストン31aが第1の方向(X軸方向)に沿って略水平に往復動するように構成されている。
従って、ピストン31aが、中間ホッパー7の仕切壁9側に突出すると、第1の回転体32が仕切壁9に接近し、ベルト体34が収容室10a(10b)の下面を覆う。ピストン31aが側壁8よりも外方側に突出すると、第2の回転体33が外方に突出する。換言すれば、第1の回転体32が仕切壁9に接近する位置から側壁8に接近する位置に移動するから、ベルト体34が、第2の回転体33側に引き寄せられて、見掛け上、第1の回転体32に巻き付けられるようになって、第1の回転体32とともに、収容室10a(10b)の底面を開放する方向へ移動する。
このように構成すると、底部材30が収容室10a(10b)の下面を開放するときに、見掛け上、第1の回転体32に巻き取られるベルト体34上を物品4が転動しながら落下することになるので、物品4がベルト体34に引き摺られずに、速やかに落下する。その結果、収容室10a(10b)に物品4が残ってしまうという不都合が生じ難くなるという効果を奏する。
集荷用コンテナ20は、図6に示すように、上面が開口した箱状に形成されており、長物の物品4が載置される平面視矩形状の底板21と、4つの側板とを有している。集荷用コンテナ20の上面の開口は、中間ホッパー7から落下する物品4をもれなく受け取るために、中間ホッパー7の下面の面積と同じかそれ以上に形成されている。集荷用コンテナ20は、4つの側板のうち、対向する第1及び第2の側板22、23が第2の方向(Y軸方向)に平行状となるように仕分コンテナ6に載置される。
ここでは、集荷用コンテナ20は、2M本(1つの収容室に収容される数の2倍)の物品4を収容できる容量に形成されている。なお、集荷用コンテナ20に収容される物品4の数は、2M本に限定するものではなく、Mの倍数であればよい。すなわち、集荷用コンテナ20の収容数がM本であれば、いずれかの収容室10a(10b)から物品4が一回放出されれば、集荷用コンテナ20は作業箇所60に移送され、4M本であれば、各収容室10a(10b)から2回ずつ放出されれば、集荷用コンテナ20は作業箇所60に移送される。
底板21の上面の中央には、第1及び第2の側板22,23を連通させるように溝状部24が凹設されており、第1及び第2の側板22,23における溝状部24に隣接する部分には、その上端から溝状部24の底面に至る切欠部25が設けられている。集荷用コンテナ20が仕分コンベヤ6に載置された状態では、溝状部24は第1の方向(X軸方向)に沿って延び、切欠部25も第1の方向(X軸方向)に離間している。第1及び第2の側板22,23に平行な方向の溝状部24の幅寸法及び切欠部25の下端側の幅寸法は、いずれも人の手指が入る程度かそれより大きく設定されている。切欠部25の上端側の幅寸法は、下端側よりも広幅に形成されている。第1及び第2の側板22,23の、仕分コンベヤ6を移動するときに前側の下寄りとなる位置には、外方に向かって略水平状に突出する薄板状の被案内部27が設けられており、この被案内部27を後述する仕分ライン6の案内部45に沿わせることで、集荷用コンテナ20の移送方向Bに直交する方向へのずれをなくすようにしている。
集荷用コンテナ20の側板のうち、移送方向Bの反対側に位置する側板には、移送方向Bに直交する方向に間隔をあけて2つの貫通穴29が穿設されている。これは、集荷用コンテナ20を、仕分コンベヤ6の始端から中間ホッパー7の下方の位置に、前記始端に設けた送り出し機構(後述する)によって送り出すときに、前記送り出し機構の突出部分を挿入させるために設けたものである。前記突出部分が2箇所の貫通穴29に挿入されることにより、移送方向Bに直交する方向へずれない正しい姿勢で、集荷用コンテナ20を送り出すようにしている。
底板21の溝状部24を除く部分の上面には、第1及び第2の側板22,23に平行な突条部(断面形状は、半円状でも三角状でもよい)28が適宜間隔をあけて複数本形成されており、底板21に落下してきた物品4の向きを平行状に揃え易くしている。また、底板21の溝状部24を除く部分の上面と、4つの側板の内面には、低反発材などによる緩衝シート26が貼着され、落下してくる物品4への衝撃を緩和させている。
この実施形態では、箱状の集荷用コンテナ20の内側に、前記溝状部24となる部分を除いて、緩衝シート26を貼着している。すなわち、溝状部24は板材が露出し、溝状部24を除く部分の底板21及び4つの側板は、緩衝シート26と板材とを重ねることで構成されている。突条部28も緩衝シート26の表面を畝状にすることで形成されている。
上記構成の集荷用コンテナ20では、底板21の中央に形成された溝状部24に対して、物品4がその長手方向を直交させて収容されるから、底板21の上面(緩衝シート26)上に載置された物品4の長手方向の中央と溝状部24の底面との間には、隙間ΔH(図7(a)参照)が形成されることになる。溝状部24は、第1及び第2の側板22,23に形成された切欠部25と繋がっているので、作業者Pが集荷用コンテナ20から物品4を取り出すときに、切欠部25から集荷用コンテナ20の内側へ手を入れると、そのまま物品4の長手方向に中央部分の下方に指を差し込めるので、多数本の物品4を長手方向の両側から一まとめにして容易に掴み出すことができるのである。加えて、切欠部25の上端側が広幅に形成されているので、作業者Pが上方から切欠部25に手を入れたり、物品4を一まとめにして取り出したりするときの作業が行い易くなっている。
仕分コンベヤ6は、各仕分部5において第2の方向(Y軸方向)に沿って、集荷用コンテナ20を搬送コンベヤ3から離れる移送方向Bに移送するように構成されている。仕分コンベヤ6の下方には、移送方向Bの終端部に達した集荷用コンテナ20を、仕分コンベヤ6の始端部へ戻すための戻し用コンベヤ6aが設けられている。仕分コンベヤ6と戻し用コンベヤ6aは、いずれも、第1の方向(X軸方向)に平行な回転軸を有する多数のローラ40が備えられ、ローラ40に集荷用コンテナ20を載置される。多数のローラ40には、チェーン等の動力伝達手段を介して駆動源からの駆動力が伝達されている。また、仕分コンベヤ6と戻し用コンベヤ6aの延びる方向の両側には、それぞれ集荷用コンテナ20の被案内部27を沿わせるレール状の案内部45が設けられている。
仕分コンベヤ6の終端と戻し用コンベヤ6aの始端とは、集荷用コンテナ20を下降させる下降手段41で接続され、戻し用コンベヤ6aの終端と仕分コンベヤ6の始端とは、集荷用コンテナ20を上昇させる上昇手段42で接続されている。
下降手段41及び上昇手段42は、いずれも平行リンク機構を利用したものであり、集荷用コンテナ20を載置可能なフレーム状の昇降台44と、この昇降台44の左右前後の4箇所にて上下方向に延びるように取り付けられた4本のリンク43とをそれぞれ有している。各リンク43は、仕分コンベヤ6と戻し用コンベヤ6aの高さ方向の中間に設けられた支点を中心に回転可能に設けられており、リンク43が回転することで、昇降台44が仕分コンベヤ6の高さ位置と戻し用コンベヤ6aの高さ位置との間で変位できるようになっている。
なお、下降手段41には、昇降台44が1つ備えられ、仕分コンベヤ6の終端にて昇降台44に集荷用コンテナ20が乗ると、下降手段41が下降して、戻し用コンベヤ6aの補助ローラ40aに乗り移り、その後すぐに、昇降台44は上方に戻るように構成している。
上昇手段42では、昇降台44が上下2つ備えられており、戻し用コンベヤ6aの終端にて下側に位置している昇降台44に集荷用コンテナ20が載ると、上昇手段42のリンク43が回転して、上下の昇降台44が入れ替わり、集荷用コンテナ20が仕分コンベヤ6の始端に上昇する。先の集荷用コンテナ20が、中間ホッパー7から2M本の物品4を受け取って移送方向Bに移送されると、仕分コンベヤ6の始端にて待機していた次の集荷用コンテナ20が、仕分コンベヤ6に設けられた送り出し機構(図示せず)により、中間ホッパー7の下方へ送り出される。送り出し機構(図示せず)は、その突出部分を集荷用コンテナ20の貫通穴29に差し込みながら押し出すので、集荷用コンテナ20を移送方向Bに対して正しい姿勢(左右方向のずれなく)で送り出すことができる。
上記構成の仕分装置1の全体の動作について説明する。長物の物品4は、搬送コンベヤ3の供給箇所3aにて、長手方向を第2の方向(Y軸方向)に沿わせて搬送体2に1個ずつ載置されて移送方向Aに移送され、判定手段51の設けられている箇所を通過することで、各物品4にはそれぞれ等級が決定される。仕分部5は、例えばA級、B級、C級等の物品のランクに対応させて、複数個所設けられている。判定手段51でA級と決定された物品4は、A級に対応する仕分部5にて、中間ホッパー7に放出される。
ここでは、下流側収容室10a側から先に物品4を収容するように設定しているので、制御部50は、A級に決定された物品4を載置した搬送体2が、下流側収容室10bの上方の位置に移送されてきたときに、物品4を下流側収容室10bに落下させるように、2つ設けた放出手段11のうち、下流側収容室10bに対応して設けた放出手段11を動作させる。これにより、放出手段11のピストン11aが前記物品4の載置された搬送体2の作用片部18に当接するように下降し、物品4を載置していた1対の載せ板12、12が同時に下方へ回動し、物品4が、底部材40で下面が塞がれた状態の下流側収容室10aに落下する。物品4が、下流側収容室10aに所定数であるM本溜まるまで、搬送体2は、A級の物品4に対応する中間ホッパー7のうち、A級の物品4を下流側収容室10aに落下させる。
搬送体2から収容室10a(10b)への物品4の落下は、センサ53で検出されており、下流側収容室10aに落下した物品4が所定数M本に達すると、次からはA級の物品4を、中間ホッパー7の上流側収容室10bに落下させるようにする。すなわち、制御部50は、A級の物品4を載置した搬送体2が、上流側収容室10bの上方の位置に移送されてきたときに、これに対応して設けた放出手段11が動作するように、動作させるべき放出手段11を切り替えるのである。
この放出手段11の切り替えと同時に、制御部50は、下流側収容室10aの下面を開放させるように底部材30を開閉手段31によってスライドさせ、下流側収容室10aに収容されていたM本の物品4は、下方に配置された集荷用コンテナ20にまとめて落下する。続けて、上流側収容室10bに収容された物品4がM本に達すると、今度は上流側収容室10の底部材30が開閉手段31によってスライドさせ、集荷用コンテナ20に落下させる。これと同時に、制御部50は、再びA級の物品4を搬送体2から下流側収容室10aに放出させるように、放出手段11を切り替える。
下流側収容室10a及び上流側収容室10bから、それぞれ1回ずつ物品4が放出されて、集荷用コンテナ20が、合計2M本の物品4を受け取ると、仕分コンベヤ6によって移送方向Bへ移送され、仕分コンベヤ6の始端に待機していた次の集荷用コンテナ20が、中間ホッパー7の下方の位置へ移動してくる。一方、中間ホッパー7の下方の位置から作業箇所60に移動した集荷用コンテナ20からは、作業者Pが物品4を一まとめに掴んで箱材61に移し変える。
作業者Pによって物品4が取り出されて空になった集荷用コンテナ20は、下降手段41、戻し用コンベヤ6a、及び上昇手段42によって、再び仕分コンベヤ6の始端に戻され、先行の集荷用コンテナ20が中間ホッパー7の下方から移送方向Bに移送を開始するまで待機する。
上記構成では、例えば、A級の物品4を選別する仕分部5では、一方の収容室10a(または10b)から中間ホッパー7に物品4を落下排出させている間は、搬送体2で移送されてきたA級の物品4は他方の収容室10b(または10a)に落下する。換言すれば、中間ホッパー7から集荷用コンテナ20に物品4を落下させている間でも、搬送体2から中間ホッパー7に物品4を受け入れることができるから、搬送体2からの物品4の放出を滞りなく行うことができる。
また、開閉手段31が底部材30をスライドさせるとき、物品4は、ベルト体44上を転動するから、ベルト体44に引っ掛からずに速やかに落下する。加えて、底部材が下方に回動して物品を落下させる場合に比べて、中間ホッパー7と集荷用コンテナ20とを上下に接近して配置でき、物品4の落差を少なくできるので、落下時に物品4が傷つくことを大幅に抑制できる。
なお、底部材30の構成は、長手方向の両端を固定して第1及び第2の回転体32,33に巻き掛ける上記実施形態に限定するものではなく、開閉時にベルト体34が第1の回転体32に沿って移動することができれば同様の効果が得られるため、第2の回転体33側は適宜変更してもよい。
また、中間ホッパー7の収容室も3つ以上設ける構成にすることも可能であるが、そのときには、底部材30のスライドする方向を変更する必要がある。
物品の仕分装置の概略平面図である。 (a)〜(c)は中間ホッパーの2つの収容室の動作を説明する側面図である。 搬送体の平面図である。 (a)は搬送体の概略側面図、(b)は搬送体の放出動作を説明する側面図である。 中間ホッパーの底部材の動作を説明する概略側面図である。 集荷用コンテナの斜視図である。 (a)は図6のVIIa−VIIa線矢視断面図、(b)は集荷用コンテナの平面図である。 仕分コンベヤの側面図である。 搬送コンベヤの制御のブロック図である。
符号の説明
1 仕分装置
2 搬送体
3 搬送コンベヤ
4 物品
5 仕分部
6 仕分コンベヤ
7 中間ホッパー
10a 下流側収容室
10b 上流側収容室
11 放出手段
12 載せ板
20 集荷用コンテナ
24 溝状部
25 切欠部
26 緩衝シート
27 被案内部
28 突条部
30 底部材
31 開閉手段
34 ベルト体
41 下降手段
42 上昇手段
44 昇降台
P 作業者

Claims (5)

  1. 所定の基準で等級が判定された物品を第1の方向に搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤに設けた1または複数の仕分部毎に前記搬送コンベヤに交差して配置された仕分コンベヤとを有し、選択した物品を前記搬送コンベヤから前記仕分コンベヤに放出させて仕分ける物品の仕分装置において、
    前記搬送コンベヤと前記仕分コンベヤとの間には、複数の収容室に区画されていて且つ前記搬送コンベヤから放出した物品を一時的に収容する中間ホッパーが設けられ、
    前記中間ホッパーには、各収容室の下面を塞ぐ底部材と、この底部材を実質的に水平方向にスライドさせて収容室毎に個別に下面を開放させる開閉手段とが設けられ、
    前記搬送コンベヤの各仕分部には、前記中間ホッパーの複数の収容室のうちの1つに前記搬送コンベヤから選択的に物品を放出させるための放出切替手段が設けられており、
    前記搬送コンベヤから、前記中間ホッパーの複数の前記収容室のうちの1つに物品を放出して収容させ、収容した物品の数が所定数に達すると、前記収容室とは異なる他の収容室に前記搬送コンベヤから物品を放出させるように前記仕分部の前記放出切替手段を切り替えるとともに、前記所定数の物品が収容されている前記収容室の底部材を開放して、物品を前記仕分コンベヤに載置されている集荷用コンテナに落下させるように構成したことを特徴とする物品の仕分装置。
  2. 前記中間ホッパーの内部は、その側壁のうち前記第1の方向側の側壁と対向して設けた仕切壁で、第1の方向に沿って2つの収容室が並ぶように区画されており、
    前記底部材には、
    第1の方向に直交する回転軸を有し、且つ前記開閉手段によって前記仕切壁に接近する位置と前記側壁に接近する位置との間で移動可能に設けられた第1の回転体と、
    前記収容室の下面を被覆可能な平面積を有する帯状であって、その一方の端部が前記側壁側に固定されて前記仕切壁側へ引き出され、前記第1の回転体に上方から下方に巻き付けられて、他方の端部が前記側壁側に固定されているベルト体とが備えられ、
    前記開閉手段は、
    前記第1の回転体を前記仕切壁に接近して位置させることによって、前記収容室の下面を覆うように前記ベルト体を張設し、
    前記第1の回転体を前記仕切壁に接近する位置から前記側壁に接近する位置へ移動させることによって、前記収容室の下面を開放するように前記ベルト体を前記第1の回転体に沿って前記側壁側へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の物品の仕分装置。
  3. 前記底部材には、前記第1の方向に直交する回転軸を有し且つ前記側壁の外方に配置された第2の回転体が備えられ、前記第2の回転体は前記第1の回転体と連結されて一体的に第1の方向に沿って往復移動可能に設けられており、
    前記ベルト体の他方の端部は、前記第1の回転体から連続して前記第2の回転体に巻き掛けられてから、前記側壁の外方に固定されており、
    前記開閉手段は、前記第1の回転体を前記仕切壁側へ突出させることで、前記収容室の下面を閉塞し、前記第2の回転体を前記側壁の外方側へ突出させることで、前記収容室の下面を開放するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の物品の仕分装置。
  4. 前記物品は長物物品であり、その軸線を第1の方向に直交する方向に沿わせて搬送コンベヤで搬送されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の物品の仕分装置。
  5. 前記仕分コンベヤに載置されている前記集荷用コンテナは、前記物品を前記所定数またはその複数倍分受け入れると、前記中間ホッパーの下方に対応する箇所から前記仕分コンベヤにおける次の作業箇所へ移動するように設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の物品の仕分装置。
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